JPS61221350A - 強度および加工性に優れたラミネ−ト型熱交換器用a1合金 - Google Patents
強度および加工性に優れたラミネ−ト型熱交換器用a1合金Info
- Publication number
- JPS61221350A JPS61221350A JP5944185A JP5944185A JPS61221350A JP S61221350 A JPS61221350 A JP S61221350A JP 5944185 A JP5944185 A JP 5944185A JP 5944185 A JP5944185 A JP 5944185A JP S61221350 A JPS61221350 A JP S61221350A
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- JP
- Japan
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- alloy
- strength
- workability
- laminate
- excelling
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、熱交換器用Al合金、特にラミネート型熱
交換器の芯材として用いられる強度および加工性に浸れ
た合金に関する。
交換器の芯材として用いられる強度および加工性に浸れ
た合金に関する。
IL悲1L
従来からラミネート型熱交換器用のプレージングシート
の芯材には3003合金が用いられている。しかし、こ
の合金を用いた材料、例えばJ IS BA 8PC
,3003−4004両面クラツド材では、真空ろう付
の強度が12k(1/m1に達しないので、軽層化のた
めの薄肉化が困難である。
の芯材には3003合金が用いられている。しかし、こ
の合金を用いた材料、例えばJ IS BA 8PC
,3003−4004両面クラツド材では、真空ろう付
の強度が12k(1/m1に達しないので、軽層化のた
めの薄肉化が困難である。
一方、上記3003合金より強度の大きい熱交換器用材
料としては、例えば3004.3005.6951など
があるが、これらの合金はろう付性、加工性、耐食性な
どの性質について一長一短があり、熱交!!に器用材料
として目的を充分達成できなかった。
料としては、例えば3004.3005.6951など
があるが、これらの合金はろう付性、加工性、耐食性な
どの性質について一長一短があり、熱交!!に器用材料
として目的を充分達成できなかった。
発明が解決しようとする問題点
この発明は、従来の材料の上記問題点を解決し、強度が
大で、かつ、成形加工性に優れたアルミニウム合金を提
供しようとするものである。
大で、かつ、成形加工性に優れたアルミニウム合金を提
供しようとするものである。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するためにこの発明の構成は、その組
成を下記のように限定した熱交換器用Al合金およびそ
れを用いたプレージングシートである。
成を下記のように限定した熱交換器用Al合金およびそ
れを用いたプレージングシートである。
すなわち、F c : 0,81〜1.3%、Mn:0
.6〜1.5%、Cu:0.1〜0.5%、Mg:0.
1〜1.0%、Si:0,05〜0.5%を含むAl合
金または、上記成分の外に更に、zr:0.05〜0.
25%、T i : 0,01〜0.25%、Cr:
0.05〜0.25%、V : 0.O2N2.25%
(7) ウチ17) 1種以上を含有するAl合金で
ある。
.6〜1.5%、Cu:0.1〜0.5%、Mg:0.
1〜1.0%、Si:0,05〜0.5%を含むAl合
金または、上記成分の外に更に、zr:0.05〜0.
25%、T i : 0,01〜0.25%、Cr:
0.05〜0.25%、V : 0.O2N2.25%
(7) ウチ17) 1種以上を含有するAl合金で
ある。
上記各合金成分の作用および含有量の限定理由を説明す
ると、 Fe:成形性を高める。含有量が0.81%未満ではこ
の作用が不充分であり、1.3%を越えると巨大化合物
を形成し、板の製造が回能になるだけでなく、耐食性も
劣化する。
ると、 Fe:成形性を高める。含有量が0.81%未満ではこ
の作用が不充分であり、1.3%を越えると巨大化合物
を形成し、板の製造が回能になるだけでなく、耐食性も
劣化する。
Mn:強度と耐食性を与え、ろう付性を向上させる。含
有量が0.6%未満ではこの作用が少なく、1.5%を
越えると巨大なAl−Mn系化合物が形成され、加工性
と耐食性が低下する。
有量が0.6%未満ではこの作用が少なく、1.5%を
越えると巨大なAl−Mn系化合物が形成され、加工性
と耐食性が低下する。
Cu:強度を向上させる。その含有量が1%未満ではこ
の作用が不充分であり、0.5%を越えると成形性と耐
食性が低下する。
の作用が不充分であり、0.5%を越えると成形性と耐
食性が低下する。
Mg:強度を向上させる。その含有量が0.1%未満で
はこの作用がない。1.0%を越えると成形性、耐食性
、ろう付性が悪くなる。
はこの作用がない。1.0%を越えると成形性、耐食性
、ろう付性が悪くなる。
3i:Feと組合さって成形性を高め、耳率を低下させ
る。下限未満ではこの作用がなく、上限を越えると成形
性、耐食性が悪くなる。
る。下限未満ではこの作用がなく、上限を越えると成形
性、耐食性が悪くなる。
Zr、Cr、V:何れも強度向上に有効である。各成分
とも下限未満ではこの作用はなく、上限を越えると巨大
化合物を形成し、欠陥素材になる。
とも下限未満ではこの作用はなく、上限を越えると巨大
化合物を形成し、欠陥素材になる。
Ti :鋳塊組織の微細化および強度向上に有効である
。0.01%未満ではこの作用がなく、0.25%を越
えると素材に表面欠陥が生じる。
。0.01%未満ではこの作用がなく、0.25%を越
えると素材に表面欠陥が生じる。
この発明の合金はそれだけで熱交換器の材料として用い
ることができるが、この発明の合金を芯材に用い、皮材
としてAl−8t系、またはAI −81−M0系ろう
合金を片面または両面にクラッドしたプレージングシー
トとして用いるのが適当である。
ることができるが、この発明の合金を芯材に用い、皮材
としてAl−8t系、またはAI −81−M0系ろう
合金を片面または両面にクラッドしたプレージングシー
トとして用いるのが適当である。
以下、実施例によって、この発明の合金の性質を具体的
に説明する。
に説明する。
LL
下記の第1表に示す組成の合金鋳塊を540℃、3時間
均熱(S Oaking)後、熱間および冷間圧延によ
り、厚さ0.5+++a+tの板をつくった。
均熱(S Oaking)後、熱間および冷間圧延によ
り、厚さ0.5+++a+tの板をつくった。
第1表 合金組成(重量%)
この板材を2x 10’ T orrの真空中テロ00
℃に10分間加熱後、急冷した場合の引張り強さを下記
第2表に示す。
℃に10分間加熱後、急冷した場合の引張り強さを下記
第2表に示す。
第2表 真空加熱後の引張強さ
また、この板材を380℃に 1時間軟化処理し、軟質
材とした後、限界絞り比とエリクセン値を測定した結果
を第3表に示す。
材とした後、限界絞り比とエリクセン値を測定した結果
を第3表に示す。
第3表 成形性試験結果
第3表つづき
塞 限界絞り比 し、D、R−D/d
ただし、d:ポンチ径
り二絞り得る最大ブランク径、
上記第3表の純粋深絞りの試験をした円筒の寸法は添付
図面第1図に示したとおりであり、張出し絞りの試験を
した円筒の寸法は第2図に示したとおりである。
図面第1図に示したとおりであり、張出し絞りの試験を
した円筒の寸法は第2図に示したとおりである。
発明の詳細
な説明したように、この発明の合金は、従来芯材として
用いられていた△1合金に比較して、強度は同等である
が成形加工性が向上していることが明らかである。
用いられていた△1合金に比較して、強度は同等である
が成形加工性が向上していることが明らかである。
第1図は、純粋深絞りの試験をした円筒の寸法の説明図
、第2図は、張出しの試験をした円筒の寸法の説明図で
ある。
、第2図は、張出しの試験をした円筒の寸法の説明図で
ある。
Claims (2)
- (1) Fe:0.81〜1.3%、Mn:0.6〜1
.5%、CU:0.1〜0.5%、Mg:0.1〜1.
0%、Si:0.05〜1.5%を含有することを特徴
とする熱交換器用Al合金。 - (2) Fe:0.81〜1.3%、Mn:0.6〜1
.5%、Cu:0.1〜0.5%、Mg:0.1〜1.
0%、Si:0.05〜0.5%を含有し、更に、Zr
:0.05〜0.25%、Ti:0.01〜0.25%
、Cr:0.05〜0.25%、V:0.01〜0.2
5%のうちの一種以上を含有することを特徴とする熱交
換器用Al合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5944185A JPS61221350A (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 | 強度および加工性に優れたラミネ−ト型熱交換器用a1合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5944185A JPS61221350A (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 | 強度および加工性に優れたラミネ−ト型熱交換器用a1合金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61221350A true JPS61221350A (ja) | 1986-10-01 |
Family
ID=13113372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5944185A Pending JPS61221350A (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 | 強度および加工性に優れたラミネ−ト型熱交換器用a1合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61221350A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0250934A (ja) * | 1988-08-12 | 1990-02-20 | Furukawa Alum Co Ltd | 熱交換器部材用アルミニウム製ブレージングシート |
EP1158063A1 (en) * | 2000-05-22 | 2001-11-28 | Norsk Hydro A/S | Corrosion resistant aluminium alloy |
-
1985
- 1985-03-26 JP JP5944185A patent/JPS61221350A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0250934A (ja) * | 1988-08-12 | 1990-02-20 | Furukawa Alum Co Ltd | 熱交換器部材用アルミニウム製ブレージングシート |
EP1158063A1 (en) * | 2000-05-22 | 2001-11-28 | Norsk Hydro A/S | Corrosion resistant aluminium alloy |
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