JPS6122059A - 2,4,6−トリフルオロベンゾニトリルおよびその製法 - Google Patents
2,4,6−トリフルオロベンゾニトリルおよびその製法Info
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- JPS6122059A JPS6122059A JP59141312A JP14131284A JPS6122059A JP S6122059 A JPS6122059 A JP S6122059A JP 59141312 A JP59141312 A JP 59141312A JP 14131284 A JP14131284 A JP 14131284A JP S6122059 A JPS6122059 A JP S6122059A
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- dichloro
- present
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、感光材料、医薬、農薬などの原料として有用
な新規な物質である、2,4.6−ドリフルオ[〕ベン
ゾニトリルおよびその製法に関りる。とくに本発明は3
.5−ジクロロ−2,4゜6−1〜リフルオロベンゾニ
トリルと水素との反応による、いわゆる脱ハロゲン化反
応により合成される2、 4.6− トリノルAロベン
ゾニトリルおよびその製造方法に関する。
な新規な物質である、2,4.6−ドリフルオ[〕ベン
ゾニトリルおよびその製法に関りる。とくに本発明は3
.5−ジクロロ−2,4゜6−1〜リフルオロベンゾニ
トリルと水素との反応による、いわゆる脱ハロゲン化反
応により合成される2、 4.6− トリノルAロベン
ゾニトリルおよびその製造方法に関する。
ベンゼン核に結合した塩素原子を還元反応により脱離さ
せる、脱ハロゲン化反応は、一般的に知られており、た
とえば部分クロル化のフッ素化ベンゾニトリルを脱クロ
ル化してフッ素化ベンゾニトリルを合成する例が特開昭
58−189152号に記載されている。ここでは、3
−クロロあるいは3,5−ジクロロ−2,6−シフルオ
ロベンゾニトリルの塩素原子をパラジウムまたは酸化白
金触媒の存在下に水素還元して、2.6−シフルオロベ
ンゾニトリルを製造する方法として提案されている。
せる、脱ハロゲン化反応は、一般的に知られており、た
とえば部分クロル化のフッ素化ベンゾニトリルを脱クロ
ル化してフッ素化ベンゾニトリルを合成する例が特開昭
58−189152号に記載されている。ここでは、3
−クロロあるいは3,5−ジクロロ−2,6−シフルオ
ロベンゾニトリルの塩素原子をパラジウムまたは酸化白
金触媒の存在下に水素還元して、2.6−シフルオロベ
ンゾニトリルを製造する方法として提案されている。
しかしながらここに記載されている方法は、水溶液中で
反応を行っており、発生する塩化水素により装置などの
腐蝕性が激しく工業的実施において不利な点のあること
が指摘される。
反応を行っており、発生する塩化水素により装置などの
腐蝕性が激しく工業的実施において不利な点のあること
が指摘される。
本発明者らは、新規な2,4□6−トリフルオロベンゾ
ニトリルを上記の如き欠点を有することなく工業的実施
可能な方法で製造する方法を鋭意検討した結果、3,5
−ジクロロ−2,4,6−t−リフルオ[1ベンゾニト
リルを非水系、とくに反応に対し不活性な有機溶媒中で
、パラジウム触媒存在下脱ハロゲン化の還元反応をさせ
て、容易に新規化合物である2、4.6−トリフルオロ
ベンゾニトリルを製造できることを見い出し本発明を完
成させた。
ニトリルを上記の如き欠点を有することなく工業的実施
可能な方法で製造する方法を鋭意検討した結果、3,5
−ジクロロ−2,4,6−t−リフルオ[1ベンゾニト
リルを非水系、とくに反応に対し不活性な有機溶媒中で
、パラジウム触媒存在下脱ハロゲン化の還元反応をさせ
て、容易に新規化合物である2、4.6−トリフルオロ
ベンゾニトリルを製造できることを見い出し本発明を完
成させた。
かくして、本発明にかかる新規物質、2,4.6−ドリ
フルオ[1ベンゾニトリルは以下の如く特定された方法
により製造される−8 (1) 3.5−ツク110−2.4.’6−1−リフ
ルオロベ°ンゾニトリルを有機溶媒中で、水素化触媒お
よび脱塩化水素剤の存在下水素により還元させることを
特徴とする2、4.6−トリフルオロベンゾニトリルの
製造方法。
フルオ[1ベンゾニトリルは以下の如く特定された方法
により製造される−8 (1) 3.5−ツク110−2.4.’6−1−リフ
ルオロベ°ンゾニトリルを有機溶媒中で、水素化触媒お
よび脱塩化水素剤の存在下水素により還元させることを
特徴とする2、4.6−トリフルオロベンゾニトリルの
製造方法。
(2)反応が20〜110℃の範囲の温度で行なわれる
ことを特徴とする上記(1)記載の方法。
ことを特徴とする上記(1)記載の方法。
(3)水素化触媒がパラジウム触媒であることを特徴と
する上記(1)または(2)記載の方法。−(4)脱塩
化水素剤が、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸カル
シウム、酸化カルシウムおよびモレキュラーシーブより
なる群から選ばれた少なくとも一種であることを特徴と
する上記(1)、(2)または(3)記載の方法。
する上記(1)または(2)記載の方法。−(4)脱塩
化水素剤が、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸カル
シウム、酸化カルシウムおよびモレキュラーシーブより
なる群から選ばれた少なくとも一種であることを特徴と
する上記(1)、(2)または(3)記載の方法。
(5)有機溶媒が、ジオキサン、メチルセロソルブ、ア
セトニトリルあるい゛はベンゾニトリルであることを特
徴とする上記(1) 、(2) 、(3)または(4)
記載の方法。
セトニトリルあるい゛はベンゾニトリルであることを特
徴とする上記(1) 、(2) 、(3)または(4)
記載の方法。
以下本発明の具体的態様を説明する。
本発明が原料として用いる3、5−ジクロロ−2,4゜
6−トリフルオロベンゾニトリルは、通常の方法、たと
えば以下の如き方法によって調製されうる。
6−トリフルオロベンゾニトリルは、通常の方法、たと
えば以下の如き方法によって調製されうる。
すなわち、スルボランの如ぎ溶隅中ペンタクロロベンゾ
ニトリルおよびフッ化カリウムを120・〜180℃の
反応温度でハロゲン交換反応せしめ、ついで反応生成物
を蒸留することにより取得される。
ニトリルおよびフッ化カリウムを120・〜180℃の
反応温度でハロゲン交換反応せしめ、ついで反応生成物
を蒸留することにより取得される。
あるいは、特願昭58−202590号記載の方法(た
とえば実施例1)によっても合成されうる。
とえば実施例1)によっても合成されうる。
本発明では、還元水素化触媒としてパラジウムの使用が
好ましいが、脱ハロゲン化反応に一般的に使用される他
の水素化触媒、たとえば、ニッケル、白金、ロジウム、
ルテニウム、コバルト等の金属触媒も使用できる。又ぞ
れらとパラジウムと混合して用いることもできる。パラ
ジウム触媒は、そのまま用いることができるが通常は活
性炭、シリカゲル、アルミナ、硫酸バリウム、塩化アル
ミニウム等の担体に担持させて用いる。使用する触WN
社は、原料の3,5−ジクロロ−2,4,6−)−リノ
ルオロベンゾニトリルに対して、触媒成分として0.0
05〜5重量%の範囲で使用するのが良い。ざらに好ま
しくは0.05〜1重ω%使用するのが良い。
好ましいが、脱ハロゲン化反応に一般的に使用される他
の水素化触媒、たとえば、ニッケル、白金、ロジウム、
ルテニウム、コバルト等の金属触媒も使用できる。又ぞ
れらとパラジウムと混合して用いることもできる。パラ
ジウム触媒は、そのまま用いることができるが通常は活
性炭、シリカゲル、アルミナ、硫酸バリウム、塩化アル
ミニウム等の担体に担持させて用いる。使用する触WN
社は、原料の3,5−ジクロロ−2,4,6−)−リノ
ルオロベンゾニトリルに対して、触媒成分として0.0
05〜5重量%の範囲で使用するのが良い。ざらに好ま
しくは0.05〜1重ω%使用するのが良い。
また本発明では、脱塩化水素剤としては、一般的に使用
されるアルカリ金属またはアルカリ土類金属の酸化物、
水酸化物、炭酸塩あるいはアンモニアまたは1−リエヂ
ルアミン、トリブチルアミン、ピリジン、コリジン等の
ような有機塩基類等を使用できるが、その中で特に有効
なのは炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸カルシウム
、酸化カルシウムおにびモレキュラーシーブなどであり
、これらから選ばれた少なくとも一種を使用するのが良
い。脱塩化水素剤は原料3.5−ジクロロ−2,4,6
−トリフルオロベンゾニトリルに対して少なくとも2倍
当量以上、好ましくは3〜7倍当量存在すれば良い。た
とえば酸化カルシウムの場合、3,5−ジクロロ−2,
4,6−トリフルオロベンゾニトリル1.0モルに対し
て1.0モル倍以上、好ましくは1.5〜3.5モル倍
使用するのが良い。また脱塩化水素剤中でモレキュラー
シーブは2A〜4Aのものを使うのが好ましい。その使
用量は3.5−ツク0ロー2゜4、6− トリフルオロ
ベンゾニトリル1グラムに対して0.5グラムから3.
(1グラム使用するのが好ましく9、とくに0.8〜1
.5グラムが好ましい。
されるアルカリ金属またはアルカリ土類金属の酸化物、
水酸化物、炭酸塩あるいはアンモニアまたは1−リエヂ
ルアミン、トリブチルアミン、ピリジン、コリジン等の
ような有機塩基類等を使用できるが、その中で特に有効
なのは炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸カルシウム
、酸化カルシウムおにびモレキュラーシーブなどであり
、これらから選ばれた少なくとも一種を使用するのが良
い。脱塩化水素剤は原料3.5−ジクロロ−2,4,6
−トリフルオロベンゾニトリルに対して少なくとも2倍
当量以上、好ましくは3〜7倍当量存在すれば良い。た
とえば酸化カルシウムの場合、3,5−ジクロロ−2,
4,6−トリフルオロベンゾニトリル1.0モルに対し
て1.0モル倍以上、好ましくは1.5〜3.5モル倍
使用するのが良い。また脱塩化水素剤中でモレキュラー
シーブは2A〜4Aのものを使うのが好ましい。その使
用量は3.5−ツク0ロー2゜4、6− トリフルオロ
ベンゾニトリル1グラムに対して0.5グラムから3.
(1グラム使用するのが好ましく9、とくに0.8〜1
.5グラムが好ましい。
本発明では有機溶媒中で反応させるのが良く、とくに反
応に不活性な好ましい有機溶媒としては、メタノール、
エタノール等のアルコール類、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール等のグリコール類、ジオキサン、テ
トラヒドロフラン、メチルセロソルブ等のエーテル類お
よびアセトニトリル、ベンゾニトリル等のニトリル類が
あげられる。この中で選択性良くまた収串良<2.4.
6−トリフルオロベンゾニトリルを製造できる溶媒とし
て、ジオキサン、メチルセロソルブ、アセトニトリルあ
るいはベンゾニトリルを挙げることができる。
応に不活性な好ましい有機溶媒としては、メタノール、
エタノール等のアルコール類、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール等のグリコール類、ジオキサン、テ
トラヒドロフラン、メチルセロソルブ等のエーテル類お
よびアセトニトリル、ベンゾニトリル等のニトリル類が
あげられる。この中で選択性良くまた収串良<2.4.
6−トリフルオロベンゾニトリルを製造できる溶媒とし
て、ジオキサン、メチルセロソルブ、アセトニトリルあ
るいはベンゾニトリルを挙げることができる。
なお、アルコール類を使用した場合、特にメタノール等
は、ハロゲンと置換反応しゃすく、反応温度が高くなる
と副生物が生成し易くなるので場合によっては使用しな
い方が好ましい。
は、ハロゲンと置換反応しゃすく、反応温度が高くなる
と副生物が生成し易くなるので場合によっては使用しな
い方が好ましい。
また、本発明の反応は、水の共存下では好ましくない。
Jなわち、本発明で有効な有機消弧のひとつであるジオ
キサンに25%の割合で水を加え、その媒体中で3.5
−ジクt]ロー2.4.6−トリフルオロベンゾニトリ
ルの脱ハロゲン化反応を行ってみたところ、ジオキザン
単独媒体中での反応と異なり多量の高沸点物が生成し易
くなることが本発明者らによって確認されたためである
。
キサンに25%の割合で水を加え、その媒体中で3.5
−ジクt]ロー2.4.6−トリフルオロベンゾニトリ
ルの脱ハロゲン化反応を行ってみたところ、ジオキザン
単独媒体中での反応と異なり多量の高沸点物が生成し易
くなることが本発明者らによって確認されたためである
。
よって本発明では水の使用は溶媒として不適当だと云え
る。
る。
本発明で使用する有機溶媒量は、原料の3,5−ジクロ
ロ−2,4,6−t−リフルオロベンゾニトリルに対し
て1〜20重量倍が望ましい。
ロ−2,4,6−t−リフルオロベンゾニトリルに対し
て1〜20重量倍が望ましい。
本発明において還元反応は水素によって行うが、反応は
、その水素雰囲気上常圧で反応させても良く、またオー
トクレーブを使って水素圧力50J9/ci以下に保持
しながら行っても良い。
、その水素雰囲気上常圧で反応させても良く、またオー
トクレーブを使って水素圧力50J9/ci以下に保持
しながら行っても良い。
本発明におGプる反応は、室温から200℃までの温度
範囲で行なうことが可能であるが、反応温度が高い場合
、高沸点物質などの副生物が生成し易くなり、また反応
温度が低い場合、反応速度が低下し、生産性が落ちるの
で、本発明では有利には20〜110℃の温度範囲で行
うのが良い。
範囲で行なうことが可能であるが、反応温度が高い場合
、高沸点物質などの副生物が生成し易くなり、また反応
温度が低い場合、反応速度が低下し、生産性が落ちるの
で、本発明では有利には20〜110℃の温度範囲で行
うのが良い。
反応時間はとくに限定しないが、一般的には1〜48時
間の範囲で行うのが良い。
間の範囲で行うのが良い。
反応終了後の生成物は、通常か過によって触媒等の固形
物を分離し、その固形物を洗浄後目的物質である2、4
.6−トリフルオロベンゾニトリルは、その母液から蒸
留によって回収できる。
物を分離し、その固形物を洗浄後目的物質である2、4
.6−トリフルオロベンゾニトリルは、その母液から蒸
留によって回収できる。
以下本発明を実施例によりさらに具体的に説明するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例 1
100d3つロフラスコにアセトニトリル60q中に溶
解させた3、5−ジクロロ−2,4,6−1−リフルオ
ロベンゾニトリル9.0 G (0,0398モル)を
仕込み、さらに脱塩化水素剤として炭酸ナトリウム12
、6 g(0,119モル)および還元触媒としてパラ
ジウム−炭素(元素重量比;’Pd/C=・5/1oo
) o、 s aを仕込み、系内にガスを1分間に1i
ceの割合で吹きこみながら82℃で35時間加熱撹拌
した。反応終了後、空調まで冷却し、触媒などの固形物
をか過て除去した。母液をガスクロマトグラフィ(充填
剤;5E52.3m)を用いて分析したところ、仕込み
の3.5−ジクロロ−2゜4.6−i−リフルオロベン
ゾニトリルに対して2,4.6−トリフルオロベンゾニ
トリル79.4モル%、3−クロロ−2,4,6−ドリ
フルAロペンゾニトリル3.9モル%かえられた。なお
未反応の3,5−ジクロロ−2゜4.6−1−リフルオ
ロベンゾニトリルのピークはほとんど認められなかった
。
解させた3、5−ジクロロ−2,4,6−1−リフルオ
ロベンゾニトリル9.0 G (0,0398モル)を
仕込み、さらに脱塩化水素剤として炭酸ナトリウム12
、6 g(0,119モル)および還元触媒としてパラ
ジウム−炭素(元素重量比;’Pd/C=・5/1oo
) o、 s aを仕込み、系内にガスを1分間に1i
ceの割合で吹きこみながら82℃で35時間加熱撹拌
した。反応終了後、空調まで冷却し、触媒などの固形物
をか過て除去した。母液をガスクロマトグラフィ(充填
剤;5E52.3m)を用いて分析したところ、仕込み
の3.5−ジクロロ−2゜4.6−i−リフルオロベン
ゾニトリルに対して2,4.6−トリフルオロベンゾニ
トリル79.4モル%、3−クロロ−2,4,6−ドリ
フルAロペンゾニトリル3.9モル%かえられた。なお
未反応の3,5−ジクロロ−2゜4.6−1−リフルオ
ロベンゾニトリルのピークはほとんど認められなかった
。
ついで精密蒸留装置を用−いて、母液を蒸留し、目的生
成物2.4.6− )リフルオロベンゾニトリル4.8
o(常圧沸点177〜178℃)を回収できた。
成物2.4.6− )リフルオロベンゾニトリル4.8
o(常圧沸点177〜178℃)を回収できた。
この留分をガスクロマトグラフィで分析したところ2.
4.6− トリフルオロベンゾニトリル以外の他の成分
のピークはほとんど認められなかった。
4.6− トリフルオロベンゾニトリル以外の他の成分
のピークはほとんど認められなかった。
・元素分析値
C(%)■(%)F(%) N(%)理論値 53
.5 1.27 36.3 8.92分析値 53.7
1.4 35.9 8.8・質量スペクトル EI m/e=157(M”) ・赤外吸収スペクトル 2250 cm (νc=N) 3070 cm (シC−H) ・ H(溶媒: DMSO,内部標準物質:HR DMSO) δ==7.65ppm (t ) ・ F (溶媒:’DMSO1外部標準物質:HR CF3COOH) δ−−−20.1101)p (t、J=10.5H
z 。
.5 1.27 36.3 8.92分析値 53.7
1.4 35.9 8.8・質量スペクトル EI m/e=157(M”) ・赤外吸収スペクトル 2250 cm (νc=N) 3070 cm (シC−H) ・ H(溶媒: DMSO,内部標準物質:HR DMSO) δ==7.65ppm (t ) ・ F (溶媒:’DMSO1外部標準物質:HR CF3COOH) δ−−−20.1101)p (t、J=10.5H
z 。
1F)
δ−−2°7.45ppm(t、J=10.5Hz。
2F)
実施例 2〜7
ハステロイーC製のオートクレーブ100Id、を用い
、有機溶媒、脱塩化水素剤、触媒量、反応湿度、反応時
間および水素圧力を変えた以外は実施例1と同じように
行って表1の結果をえた。
、有機溶媒、脱塩化水素剤、触媒量、反応湿度、反応時
間および水素圧力を変えた以外は実施例1と同じように
行って表1の結果をえた。
表 1
Claims (6)
- (1)2,4,6−トリフルオロベンゾニトリル。
- (2)3,5−ジクロロ−2,4,6−トリフルオロベ
ンゾニトリルを有機溶媒中で、水素化触媒および脱塩化
水素剤の存在下水素により還元することを特徴とする2
,4,6−トリフルオロベンゾニトリルの製造方法。 - (3)反応が20〜110℃の範囲の温度で行なわれる
ことを特徴とする特許請求の範囲(2)記載の方法。 - (4)水素化触媒がパラジウム触媒であることを特徴と
する特許請求の範囲(2)または(3)記載の方法。 - (5)脱塩化水素剤が、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム
、炭酸カルシウム、酸化カルシウム、およびモレキュラ
ーシーブよりなる群から選ばれた少なくとも一種である
ことを特徴とする特許請求の範囲(2)、(3)または
(4)記載の方法。 - (6)有機溶媒が、ジオキサン、メチルセロソルブ、ア
セトニトリルあるいはベンゾニトリルであることを特徴
とする特許請求の範囲(2)、(3)、(4)または(
5)記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59141312A JPS6122059A (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | 2,4,6−トリフルオロベンゾニトリルおよびその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59141312A JPS6122059A (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | 2,4,6−トリフルオロベンゾニトリルおよびその製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6122059A true JPS6122059A (ja) | 1986-01-30 |
Family
ID=15288967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59141312A Pending JPS6122059A (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | 2,4,6−トリフルオロベンゾニトリルおよびその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6122059A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6049184U (ja) * | 1983-09-09 | 1985-04-06 | 篠崎 田鶴子 | 装飾基板 |
CN107778183A (zh) * | 2016-08-24 | 2018-03-09 | 杭州澳赛诺生物科技有限公司 | 2,4,6‑三氟苄胺的制备方法 |
CN112457197A (zh) * | 2020-11-26 | 2021-03-09 | 浙江丽晶化学有限公司 | 一种化合物2,4,6-三氟苄胺的制备方法 |
-
1984
- 1984-07-10 JP JP59141312A patent/JPS6122059A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6049184U (ja) * | 1983-09-09 | 1985-04-06 | 篠崎 田鶴子 | 装飾基板 |
CN107778183A (zh) * | 2016-08-24 | 2018-03-09 | 杭州澳赛诺生物科技有限公司 | 2,4,6‑三氟苄胺的制备方法 |
CN112457197A (zh) * | 2020-11-26 | 2021-03-09 | 浙江丽晶化学有限公司 | 一种化合物2,4,6-三氟苄胺的制备方法 |
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