JPS6121920B2 - - Google Patents

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JPS6121920B2
JPS6121920B2 JP51083059A JP8305976A JPS6121920B2 JP S6121920 B2 JPS6121920 B2 JP S6121920B2 JP 51083059 A JP51083059 A JP 51083059A JP 8305976 A JP8305976 A JP 8305976A JP S6121920 B2 JPS6121920 B2 JP S6121920B2
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JP
Japan
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legs
gantry
struts
pair
leg
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JP51083059A
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English (en)
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JPS5225352A (en
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Ii Uooresu Baanaado
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BII II UOORESU PURODAKUTSU CORP
Original Assignee
BII II UOORESU PURODAKUTSU CORP
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Filing date
Publication date
Application filed by BII II UOORESU PURODAKUTSU CORP filed Critical BII II UOORESU PURODAKUTSU CORP
Publication of JPS5225352A publication Critical patent/JPS5225352A/ja
Publication of JPS6121920B2 publication Critical patent/JPS6121920B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C19/00Cranes comprising trolleys or crabs running on fixed or movable bridges or gantries
    • B66C19/02Cranes comprising trolleys or crabs running on fixed or movable bridges or gantries collapsible

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)
  • Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
  • Warping, Beaming, Or Leasing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、長手方向に間隔を置いた位置にて、
広がりが変化し得る、ささえられた脚の対によつ
て支持されている、Iビームの如き負荷支持部材
を有する型の負荷処理ガントリに関する。脚と支
柱はIビームの上部フランジに連結され、そして
Iビームの下部フランジはトロリーを支持し、負
荷は、このトロリーから移動可能に懸架されると
共に巻上機等によつて昇降せしめられるようにな
つている。
公知のガントリは、例えば、夫々1961年7月4
日、1961年8月5日、1970年1月20日、1974年7
月30日に特許された米国特許第2990778号、第
2995094号、第3490385号、第3826196号に開示さ
れたいる。これらのガントリは、その脚の長さ及
び広がりの変化を含む調節可能特性を有し、一具
体例にては、一対の補助Iビーム部分を備えた主
Iビームを使用しているが故に、内側ささえ状
態、外側ささえ状態及び組合せささえ状態と称さ
れる状態を含む種々の形態にて使用し得るように
なつている。更に、この具体例は、その三重Iビ
ームの存在によつて、ガントリの幅の調節が可能
であると共にビームを片持状態にせしめ得るよう
になつている。
要約して説明すれば、公知のガントリは、夫々
個々に、種々の調節可能特性と種々の形態にての
使用可能性とを有している。しかしながら、これ
らを達成するには多数の欠点を伴う。主たるもの
としては、大幅な調節可能特性を実現するために
は、3つの部分から成るビーム構造にする必要が
あり、そしてまた可動設置ボルトを実現するため
には、ウエブとフランジの双方に孔を設けること
が必要である。
更に、2重Iビームを使用することによつてヘ
ツドルームが失なわれると言う欠点がある。ま
た、余分のIビーム部材の付加重量に起因する不
利益がある。更に、余分にIビーム及びこれに関
連する器材に起因して、コストが20%〜30%増加
する場合がある。
本発明の主目的は、公知のガントリにて達成で
きた種々の形態の全てにての使用可能性を含む種
種の調節特性の全てを達成し得るようになすこと
である。
この目的を達成するために、本発明者等は、ど
の部分にもボルト孔がない単一の一体ビームを利
用する。
本発明に従う装置は、一つの形態から他の形態
への調節が極めて容易に遂行されること、所定の
定格負荷に対して重量が小さく、コストが低く且
つ大きな移動性を有することを特徴とする。
本発明に従う改良されたガントリは、高さ、広
がり、ビームスパン及び移動性に関する完全な調
節可能性並びに種々のささえ状態にて使用可能性
を提供するのみならず、所望の範囲の横方向への
柔軟性と、負荷がない時のビームのウエブの鉛直
方向中心への位置付けと、脚の望ましい角度の傾
斜、例えば鉛直に対して約1.5゜の傾斜とを提供
する。脚の傾斜は、種々のささえ状態にての脚の
調節の際に容易に所望の大きさに維持される。
より詳細に説明すれば、本発明のガントリは、
ビームに沿つた任意の所定の位置に脚組立体を設
置することを可能にするように、ビームとその支
持脚及び支柱との間に間隔を形成し、単一の一体
ビームを使用して上記の特性を達成することを可
能にしている。
次に、添付図面を参照して、本発明の好適具体
例について詳細に説明する。
第1図乃至第6図を参照して説明すると、ガン
トリは、単一の一体無孔負荷部材、即ちビーム1
0を具備している。このビーム10は、図示の如
く、使用のためにガントリが直立にせしめられた
時に略垂直に配置されるウエブ11と、上部及び
下部の水平フランジ12及び13とを有する鋼製
Iビーム(特に第9図及び第10図参照)から構
成されているのが好ましい。同様に鋼製であるの
が好ましい脚14は、ビームの幅に渡つて広げて
対として配置され、第7図及び第9図に明確に図
示されているように、各脚は、ビームから外方に
且つ横方向に広がつて下方に延びている。脚の対
の各々、並びにその個個の脚のささえ部材又は支
柱15を含むその設置及び結合装置は、ささえら
れたビーム支持手段を具備し、2対の脚が設けら
れているこの支持手段の各各は所定の場所に配置
されている。ビームに沿つて間隔を置いて配置さ
れた場所の各々にある上記の支持手段又は装置は
同等であるので、一方の支持手段についてのみ説
明する。各対の各脚は、2つの入れ子式部分を有
する。これら部分は、ガントリの使用時に上部と
下部を形成し、第1図、第6図、第19図及び第
20図にて14aと14bとで示すものである。
管16a及び16bの入れ子式タイロツド16
は、1対の下部脚部14bを調節可能に相互に連
結する。各脚の下側には(図示していない手段に
よつて)ロツクされ得るのが望ましい脚車17が
配置されており、この脚車17の各々は、直立軸
線の回りを自在に回転し得るようにブラケツト1
6c内に設置されている。この脚車17はガント
リを容易に移動され得るものにしてガントリを機
動性あるものにせしめる。
第19図及び第20図に示すように、ガントリ
は高さと広がりが調節可能であり、上部脚部14
aに固定されたカラー49に固定されたピン18
が開口19と協働して入れ子式脚部を種々の所望
の位置に固定することができ、同様のピン18が
同様の開口19と協働してタイロツドの部分16
aと16bとを種々の調節位置に固定することが
できるようになつている。この組立体に含まれて
いる他の部分については、後に説明する。
上述したようにガントリは広範囲に渡つて種種
の形態と種々のスパンにて使用し得るものであ
り、その基本的なものの幾つかを第1図乃至第5
図に示す。ガントリの可能な種々の調節を極めて
簡潔に遂行し得るようになす、設置組立体及び結
合手段が設けられている。これらの組立体と手段
は、後に詳細に説明するが、脚14とその支柱1
5がビーム10に沿つて種々の場所へ自由に移動
し得るように、全体として20及び20′で示された
左側と右側の設置組立体の一方に連結され、そし
てまた脚14と支柱15とが、ビームの長手方向
に対して横方向に延びる平面内にて自由に旋回運
動し得るように夫々の設置組立体に旋回可能に連
結されていることを指摘して置く。
高さが広がりの変化並びに脚を不均一に延ばし
た状態にてのガントリの使用等以外の幾つかの基
本的使用形態は、第1図乃至第5図並びに第19
図及び第20図から容易に理解されよう。
簡略側面図である第1図に図示されたガントリ
にては、その脚14と支柱15とが、内側ささえ
状態として周知の状態、即ち支柱がビームに沿つ
て脚の内側に配置された状態に配置された状態、
になるように調節されている。この状態は、最大
の脚間隔を提供する。
第2図は、その脚が幾分ビームの中央に近づけ
られ、支柱15が外側ささえ状態になるように配
置されたガントリを示している。
第3図は、ささえられた脚14の間隔が最小と
なつた形態のガントリを示している。脚14が接
近し過ぎて不安定になる可能性を除去するため
に、この状態にては通常内側ささえ状態が使用さ
れる。第2図及び第3図に示す形態は、脚のため
の隙間がビームの長手方向に制限されている場合
に有用なものであることに注目されたい。
第4図は、脚の対の一方がビームの中央に向け
て移動され、その結果ビームが片持状態にせしめ
られている、内側ささえ状態の変形を示してい
る。この形態は、例えば堀削の際或いは凹状地域
にて坑等を上昇又は下降せしめるのにガントリを
使用する時等の多くの状況にて有用なものであ
る。
第5図は、本発明のガントリのみ多様性を示す
ものであり、組合せささえ状態(即ち、一方の脚
が内側ささえ状態で他方の脚が外側ささえ状態)
にあるガントリを示している。
上記の基本形態の全ては、各々の量的変化と共
に、脚と支柱がビームに対して横方向に適切なる
間隔を有するところの単一のビームを使用して容
易に達成たれることが重要である。
各形態にては、図面にては鉛直線Vに対する各
脚のビームの長手方向外方への若干の角度(図示
の装置では約1.5゜)で示されているところの、
望ましい小さなそり又は外方への角度傾斜が存在
する。かくの通りのそりは、本質的なものではな
いが、米国特許第3490385号に説明されているよ
うに、望ましい安定化効果を有する。上記の傾斜
角度は、鉛直面と1対の脚14によつて規定され
る平面との間の角度である。従来は、上記の角度
を維持するためには、同様の支柱を使用していな
がら、支柱が外側ささえ状態に配置されている時
には、支柱旋回点をその通常の旋回位置から離れ
た別個の位置へ再配置するか、或いは異なつた長
さの支柱に交換する必要があつた。本発明に従え
ば、支柱の有効長さの必要な変化が、後に説明す
る極めて簡潔な支柱結合手段の使用によつて達成
される。
全ての形態に於いて、幾つかの適当な方法の任
意の方法にて、ビーム10から負荷を懸架するこ
とが可能である。しかしながら、通常は、その車
輪23がIビームの下部フランジ13の上面上に
配置されているトロリー22に取付けられた巻上
機21に掛けられたケーブル又はチエーン21a
につて負荷が懸架される。第9図から容易に理解
される方法にてボルト25によつてフランジに調
節可能に固定される1対のストツプ24,24
が、ビームに沿つて間隔を置いて配置されている
ことを指摘すれば、更に詳細に説明する必要はな
いだろう。簡潔に図示するために、第1図乃至第
5図の各形態にては、負荷がかかつているガント
リの安全性の保証及び/又は得ることができる移
動工程範囲の利点の実現のために、所望の位置に
配置されたストツプが図示されている。
1対の同等の設置組立体20及び20′は、I
ビームの上部フランジ12に支持されている。幾
つかの図面にての部品の位置付けの容易性のため
に、以下の説明にては、右側の組立体20′の好
適形態について図示し説明する。
組立体の各々は、対に配置された設置サドル又
は締付サドルを含んでいる。サドル26及び2
6′は、右側対を構成し、サドル27及び27′は
左側対を構成する(第7図及び第8図)。これら
の対で形成される2つのサドルは、脚14が結合
されるサドル26及び26′が支柱15が結合さ
れるサドル27及び27′よりも幾分大きいこと
以外は同一の構造である。上記の差違は、第7図
及び第8図に明確に図示されている。サドルの
各々は、サドル26及び26′にては28及び2
8′の所に、サドル27及び27′にては29及び
29′の所に、内側に向いた締付け端を有してい
る(第9図及び第10図)。サドルの各々のこの
締付け端の間は、Iビームの水上部ランジ12が
滑入されている。間隔を置いて配置されたサドル
は、Iビームに沿つて種々の位置(例えば第1図
乃至第5図に示された位置)に滑動され得るよう
になつており、そしてサドル26及び26′の
各々のための止めねじ30及びサドル27及び2
7′の各々のための同様の止めねじ31でよい適
当な手段によつて任意の選定された位置に固定さ
れる。
平面図(第8図)に示されているように、各対
のサドルは、後に詳細に説明するピン支持ブロツ
クを収容するに充分な距離だけ間隔を置いて配置
されている。サドルの各々は、一対のペーサーロ
ツド37の各々の両端に設けられ、サドルの平面
図にて外側の部分を通つて延びる小径延長部35
及び36を収容することができるように穿孔され
ている。部品が組立てられると、ロツド37は、
ビームの上部フランジ12上に位置し、脚結合サ
ドル対26及び26′と支柱結合サドル対27及
び27′との間に必要な間隔を維持する。全組立
体は、ビームに沿つて容易に再配置され得る。勿
論、止めねじ30及び31を緩めることが必要で
ある。第7図乃至第10図に示されているように
部品が組立られると、内側ささえ状態に対しては
更になすべき必要な行為はない。第7図及び第8
図の右側に示されているビーム端にて外側ささえ
状態が必要ならば、ビーム上のサドル対の位置を
換える必要がある。
支柱と脚の上端を夫々のサドル構造体に結合
し、各支柱の下端をそれがささえるべき脚に結合
するための手段が設けられている。先ず、設置組
立体のサドルの結合を、第7図乃至第10図に図
示した組立体20′について説明すると、サドル
対の各々は両者間に上述したピン支持ブロツクを
有している。ブロツクの各々は、対応するペーサ
ーロツド37の端部の延長部上に回転可能に設置
されている。従つて、サドル27と27′との間
には1対のブロツク38があり、このブロツク3
8の各々は、支柱15を受入れるために所定の角
度位置にまでブロツクと共に旋回し得る旋回ピン
39を支持している。同様に、サドル26と2
6′との間には、旋回可能なブロツク40があ
り、このブロツク40の各々は、関連したガント
リ脚14を設置するための旋回ピン41を有して
いる。脚14の各々は、その上端に、脚の頂部に
固定されたフエルール42を有し、そしてこのフ
エルール42は、直径方向に対向した位置に、ピ
ン41が貫通する対向開口を有している(特に第
8図及び第9図参照)。第9図に最も良く図示さ
れているように、旋回ピンの各々は、公知の固定
具の短いロツキングピン43が通る横方向の孔を
有する。固定具は、ピン43に旋回可能に取付け
られ、旋回ピン41の回りを囲む位置へ旋回され
てロツキングピン43の偶発的な脱れを防止する
ワイヤループ44を具備している。ピン41に結
合された脚は、第19図と第20図に示された限
界の間にて、所望な横方向の広がりになるまで、
ブロツク40上に延長部35によつて規定される
軸線の回りを旋回され得る。ブロツク40にての
軸線35の回りの脚14のこの運動(即ち調節)
を達成するために、脚の下端は、クロスタイ16
が固定されているブラケツト16cに14cの所
にて旋回可能に連結されている。また、脚車17
は、夫々のブラケツト16c内の鉛直な旋回軸線
を有する。これらの軸線は、脚が如何なる状態に
調節されても平行に維持される。
第1図乃至第5図に簡略に図示されると共に、
第7図乃至第10図に詳細に図示された具体例に
ては、その特徴として、支柱の各々が内側ささえ
状態から外側ささえ状態に変えられる時に支柱の
各々の有効長さを自由に調節して支柱15が設置
組立体に結合されるようになつている。第7図、
第10図、第14図及び第16図に明確に図示さ
れているように、この具体例にては、支柱の各々
の頂部は、支柱15に滑動可能に設置されたフエ
ノール又はキヤツプ45を有している。キヤツプ
45の各々は、支柱旋回ピン39を受入れるため
に穿孔されている。支柱旋回ピン39は、脚14
の結合に関して既に説明した型のロツキングピン
によつて固定されるのが好ましい。キヤツプ45
の各々には、更に、内側ささえ状態が望まれる時
に支柱の上方の孔を通つて延びるクロスピン46
を受入れるための孔が穿孔されている(第10図
及び第14図)。また、支柱の各々は、外側ささ
え状態にて所定の傾斜角度を維持するために支柱
の有効長さを短かくしなければならない時にクロ
スピン46が通る(16図)下方の孔47を有し
ている。クロスピン46を支柱の選定されたクロ
ス孔内に解除自在に保持するために、任意の適当
な手段が使用される。支柱15の下端は、上部入
れ子式脚部14aの下端に固定されたカラー又は
リング49にピン止めされた平担な部分48を有
する。
上記の通りの支柱結合装置に機能は、第13図
及び第14図に示す内側ささえ状態のための調節
を、第15図及び第16図に示す外側ささえ状態
にての各部品の配置と比較することによつて明確
に理解されよう。
次に、支柱の有効長さを調節するための2つの
変形例について説明する。これらの変形例の各々
では、支柱の頂部にキヤツプが固定され、支柱の
調節はその底部にて行なわれる。
例えば第11図に示す変形例にては、支柱の平
坦な部分50に上方開口50aと下方開口50b
が設けられていて、これらの開口がリング52か
ら横方向に突出しているピン51と協働するよう
になつている。第1の具体例(リング49を有す
る)の場合と同様に、リング52は上部入れ子式
脚部14aの下端に固定されている。第11図に
示されている内側ささえ状態にては、ピン51は
下方開口50b内に配置されている。外側ささえ
状態にては、所定の傾斜角度を維持するために支
柱の有効長さを短かくしなければならないので、
外側ささえ状態が望まれる時には上方開口50a
が使用される。
第17図及び第18図は、内側ささえ状態と外
側ささえ状態のいずれが望まれるかに従つて支柱
の有効長さを制御し得るように、支柱の下端をガ
ントリの脚に結合するための更に他の変形例を図
示している。この具体例にては、上部入れ子式脚
部の下端に固定されたリング53が、鉛直方向に
間隔を置いて相互に反対方向にリングから横方向
に延びている一対のピンを有している。第17図
に示されている内側ささえ状態にては、上方のピ
ン54が支柱の平坦な部分55の単一の開口を通
つて延び、第18図に示されている外側ささえ状
態にては、下方のピン56が平坦部分の単一の開
口と協働する。いずれの場合にても、先の具体例
の場合と同様に、所望の小さな傾斜角度が維持さ
れる。
通常、第9図に図示する如く、負荷のない状態
にてビームが支持脚の間の中央に位置し、ビーム
のウエブが実質上鉛直に延びて脚の軸線に対して
等しい角をなすことが望ましい。このために、第
7図及び第8図の左端部36に図示されているよ
うに、スペーサーロツドの各々の一方の小径端部
には、ビームを脚の間の中央に位置せしめるため
の、端部36を囲み、ビームとスペーサーロツド
の各々との間で作用してスペーサーロツドの各々
に同等のトルクを加える特定の捩りバネが設けら
れている。この装置は、第7図、第8図及び第1
0図に最も良く図示されているように、小径延長
部36の回りに巻かれた中央部57と、次に説明
するようにしてスペーサーロツドに連結された外
側端部58と、下方に延びるIビームの上部フラ
ンジ12の隣接縁部の下側に巻き付いてこれに係
合している内側端部59(第10図)とを有する
コイルばねから構成されている。外側端部58
は、ピン60の回りに巻き付けられ、スペーサー
ロツドの小径部36に固定されている(第7図と
第8図)。2つの同様なばねが脚を支持するロツ
ドとビーム自体との間に実質上等しい捩り力を及
ぼすことが明らかであろう。この力は、ビームに
負荷がかかつていない時にビームを所望の通りに
中央に位置せしめるのに充分なものである。スペ
ーサーロツドの反対側の端部、即ち小径延長部3
5の近傍には、延長部35に設けられた開口を通
るピン61が用いられていて、装置の分解が防止
されている。
以上の説明から、本発明に従う改良されたガン
トリは、脚の間のスパンの変化及び脚の長さと広
がりの変化を含む調節可能特性、内側ささえ状態
と外側ささえ状態の双方を含む種々の形態にての
使用可能性、並びにガントリの移動特性を有する
ことが明白であろう。ガントリの高度の調節可能
性が単一の一体ビームの使用によつて達成される
こと、調節が極めて容易に達成されること、重量
が相当小さく、従つてコストが低い(30%にも及
ぶ倹約になり得る)こと、そしてこれに対応して
大幅な可動性を有することが重要である。
尚、上記の説明及び特許請求の範囲の記載に
て、上部又は下部、右側又は左側等の語句によつ
て特定の要素を引用したが、空間的関係を表わす
これらの語句は単に便宜上のものであり、ガント
リの通常の使用にての各要素の位置を示すに過ぎ
ないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、脚と支柱が標準的な内側ささえ状態
と称する状態に調節されている、本発明に従うガ
ントリの具体例の簡略側面図。第2図は、脚と支
柱が外側ささえ状態にある、第1図と同様の側面
図。第3図は脚組立体間の間隔が最小になるよう
に脚と控え部材が調節されている状態の側面図。
第4図は、ビームが片持状態である場合を示す側
面図。第5図は、内側ささえ状態と外側ささえ状
態とが組合されている場合を示す側面図。第6図
は、ガントリ全体の簡略斜面図。第7図は、第1
図の右側の脚と支柱の上部の拡大正面図。第9図
は、第7図の右から見た、第7図に示す部分の端
面図。第10図は、第7図の線10−10に於ける断
面図。第11図は、支柱の有効長さを変えるため
に、支柱の下端に間隔を置いて設けられた、脚部
に固定されたカラーのピンと協働する孔の変形例
を示す部分図。第12図は、支柱をIビームに固
定するためのサドル装置の平面図。第13図は、
第1図の右側の脚と内側支柱の拡大組立図。第1
4図は、第13図の装置に使用されている調節可
能なスリーブ装置の拡大図。第15図は、第13
図と同一の縮尺度で作成した、第2図の右側の脚
と外側支柱の組立図。第16図は、第15図の装
置に使用されている調節可能なスリーブ装置の拡
大図。第17図は、支柱の有効長さを変えるため
に、支柱の底部に設けられ、相互にずれたピン止
め点を有するカラーを用いた、内側支柱の変形例
を示す図。第18図は、外側ささえ状態に調節さ
れた支柱を示す、第17図を同様の図。第19図
は、最高の高さと最小の幅に調節されたガントリ
を示す、第1図乃至第6図と同様の簡略図。第2
0図は、最低の高さと最大の幅に調節されたガン
トリを示す、第19図と同様の図。 10……ビーム、14……脚、15……支柱、
20及び20′……設置組立体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ビームを支持するための脚、支柱及び設置部
    材が組合わされる、単一の一体ビームを具備し、
    ガントリスパン、高さ及び広がりが調節可能であ
    ると共に、脚及び支柱の多数の状態にての使用が
    可能である負荷処理ガントリにして:対に配置さ
    れた脚であつて、各対の脚がビームから下方に横
    方向に広がつて延びビームを支持するところの脚
    と;脚の各々に組合わされて脚をささえるように
    配置された支柱と;一対の設置組立体であつて、
    その各々はビーム上に直接支持され、該組立体間
    の間隔を変化せしめるためにビームに沿つて選択
    された位置に移動可能であり、更にその各々が、
    ビーム上に位置してこれに滑動可能で摩擦的に係
    合し且つ組立体を選択された位置に摩擦的に固定
    する締付け手段を含む間隔を置いて配置されたサ
    ドル構造体と、該サドル構造体を貫通し且つこれ
    に解除自在に固定され、サドル構造体間で実質的
    に固定された距離を確立する一対のロツドとから
    構成されている一対の設置組立体と;各対の脚の
    上部と該脚のための支柱の上部とをサドル構造体
    の対応する1つに、脚対の双方のための支柱が脚
    の内側又は外側に配置された状態或いは脚対の片
    方のための支柱が脚の内側に配置され脚対の他方
    のための支柱が脚の外側に配置された状態にせし
    め得るように、結合するための第1の結合手段
    と;支柱の各々の下部を対応する脚の中間部に、
    支柱の各々が脚から離れて上方に延びるように結
    合するための第2の結合手段とを具備することを
    特徴とするガントリ。 2 ビームが、少なくともその上縁に沿つて略水
    平に横方向に延びるフランジを有する略鉛直なウ
    エブを具備し、そしてサドル構造体の各々が、該
    フランジ上に位置してこれに滑動可能で且つ摩擦
    的に係合している特許請求の範囲第1項記載のガ
    ントリ。 3 第1の結合手段が、脚の各々と支柱の各々に
    対して1個ずつ設けられた複数個の回転可能部材
    を具備し、該部材の各々が、サドル構造体の1つ
    に隣接してロツドの1つに回転可能に設置され、
    脚と支柱の各々の対応する結合手段に解除自在に
    係合するように配置されたピン手段を支持してい
    る特許請求の範囲第2項記載のガントリ。 4 該対応する結合手段が、支柱の上端に、ピン
    手段の1つを受入れるために穿孔され2つの位置
    のいずれかに支柱を固定することができるスリー
    ブを具備し、該位置の一方は、該位置の他方にて
    の支柱の長さよりも支柱の有効長さが短かくなる
    ようになつている特許請求の範囲第3項記載のガ
    ントリ。 5 ビームとロツドの各々との間にて作用し、負
    荷がない時にビームを広がつている対になつた脚
    の略中央の位置に強制するためのばね手段を備え
    ている特許請求の範囲第2項記載のガントリ。 6 一方の対の脚が他方の対の脚に対してビーム
    の長手方向に所定の小さな角度だけ傾斜してお
    り、そして結合手段が内側ささえ状態に結合され
    た時の支柱の有効長さに比べて外側ささえ状態に
    結合された時の支柱の長さを変化せしめ、これに
    よつて前記固定された距離を維持しながらささえ
    状態のいずれにても前記傾斜角度を維持せしめる
    ように調節可能な器具を含んでいる特許請求の範
    囲第1項記載のガントリ。 7 前記器具が、支柱の上端部に支持され、支柱
    の長手方向に調節可能であるスリーブから構成さ
    れている特許請求の範囲第6項記載のガントリ。 8 前記器具が、支柱の下端に配置され、対応す
    る脚に支柱の下端を結合するために支柱に沿つた
    異なつた領域に設けられた2つの開口を形成して
    おり、該2つの開口の一方は、支柱が外側ささえ
    状態に結合される時に有用であつて、支柱の有効
    長さを短かくするように作用する特許請求の範囲
    第6項記載のガントリ。 9 前記器具が、ささえられるべき対応した脚に
    支持されていて、2つの高さのいずれかにて支柱
    の下端を対応する脚に固定するようになつている
    特許請求の範囲第6項記載のガントリ。 10 ビームが直立ウエブとその長手方向に延び
    る横方向フランジとを有し、前記サドル構造体
    は、フランジの幅にまたがつて滑動可能に係合
    し、フランジをだき込んで摩擦係合によつて種々
    の選定された位置にてフランジ上に外部から前記
    締付け手段によつて締付けられるように形成さ
    れ、且つビームを支持するようになつており、前
    記第1の結合手段は、脚の上端をサドル構造体に
    旋回可能に組合わせ且つ脚とビームとの間に横方
    向の間隙を有する状態で脚の広がりを変化せしめ
    得るようにするためにビームの長手方向に延びる
    第1の旋回軸線と、ビームの幅の方向に延びて該
    ビームの長さに対する脚の角度を調整可能にする
    第2の旋回軸線とを規定する手段を具備する特許
    請求の範囲第1項記載のガントリ。 11 支柱がその上端にサドル構造体によつて支
    持された旋回手段を有する特許請求の範囲第10
    項記載のガントリ。
JP51083059A 1975-08-14 1976-07-14 Adjustable sigle beam gantry Granted JPS5225352A (en)

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