JPS6121902A - 使用触媒上に堆積している金属化合物の回収方法 - Google Patents
使用触媒上に堆積している金属化合物の回収方法Info
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- JPS6121902A JPS6121902A JP59098454A JP9845484A JPS6121902A JP S6121902 A JPS6121902 A JP S6121902A JP 59098454 A JP59098454 A JP 59098454A JP 9845484 A JP9845484 A JP 9845484A JP S6121902 A JPS6121902 A JP S6121902A
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- C01G53/00—Compounds of nickel
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- C22B—PRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
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- C22B23/04—Obtaining nickel or cobalt by wet processes
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- C22B23/043—Sulfurated acids or salts thereof
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は使用触媒上に堆積している有価金属化合物の回
収方法、特に炭化水素の接触水素化処理からの使用触媒
を処理して堆積しているニッケルおよびバナジウムの化
合物を前記触媒から金属酸化物として回収する方法に関
するものである。゛(背景技術) 石油、シエール油、およびタールサントビチューメンの
ような炭化水素原料油の接触水素化処理から得た使用触
媒は望ましくないニッケルおよびバナジウムの化合物を
触媒上に金属汚染物質として含有する。かかる金属汚染
物質の除去は使用済み触媒の再生の不可欠部分である。
収方法、特に炭化水素の接触水素化処理からの使用触媒
を処理して堆積しているニッケルおよびバナジウムの化
合物を前記触媒から金属酸化物として回収する方法に関
するものである。゛(背景技術) 石油、シエール油、およびタールサントビチューメンの
ような炭化水素原料油の接触水素化処理から得た使用触
媒は望ましくないニッケルおよびバナジウムの化合物を
触媒上に金属汚染物質として含有する。かかる金属汚染
物質の除去は使用済み触媒の再生の不可欠部分である。
使用済み触媒を微細な粒度まで粉砕し、次いで触媒をさ
らに使用できるという有用性を損わずに化学的処理によ
って金属を回収することによって使用済み触媒からかか
る堆積金属を回収することは従来既知である。
らに使用できるという有用性を損わずに化学的処理によ
って金属を回収することによって使用済み触媒からかか
る堆積金属を回収することは従来既知である。
本願人の出願した特許出願(第317,216号)には
、使用済み触媒を希硫酸溶液で酸処理することにより、
触媒の活性元素に悪影響を及ぼすことなくバナジウムお
よびニッケルの化合物の大部分を除去して、有用な再生
触媒物質を得ることができることが開示されている。使
用済み酸溶液はバナジウムを硫酸塩またはオキシ硫酸塩
の形態で含有し、ニッケルを硫酸塩の形態で含有してい
る。
、使用済み触媒を希硫酸溶液で酸処理することにより、
触媒の活性元素に悪影響を及ぼすことなくバナジウムお
よびニッケルの化合物の大部分を除去して、有用な再生
触媒物質を得ることができることが開示されている。使
用済み酸溶液はバナジウムを硫酸塩またはオキシ硫酸塩
の形態で含有し、ニッケルを硫酸塩の形態で含有してい
る。
しかし、この特許出願は使用済み酸溶液からバナジウム
および特にニッケルのような有価金属を回収する方法を
全く開示していない。 。
および特にニッケルのような有価金属を回収する方法を
全く開示していない。 。
(発明の概訳)
本発明は炭化水素原料油の接触水素化処理からの使用触
媒上に堆積している金属化合物の回収方法を提供する。
媒上に堆積している金属化合物の回収方法を提供する。
′本発明方法は、ニッケルおよびバナジウムのような金
属の堆積物を含有する使用触媒をこれに新鮮な希酸溶液
を添加することにより処理して前記金属堆積物を抽出除
去し、次いで前記酸処理工程から得た使用済み酸溶液を
、この使用済み酸を約1〜12のtlHまで中和するの
に充分な水酸化物溶液例えば、アンモニア、水酸化アン
モニウム、水酸化ナトリウムの溶液またはこれらの混合
物と混合して、金属塩沈澱物、例えば、水酸化ニッケル
および三酸化バナジウム水和物を生成することからなる
。次いで沈澱物を中和酸溶液から、例えば、濾過工程に
より分離して有用な金属塩および濾液を回収する。この
濾液は廃棄することができる。金属塩はこれを約300
℃に加熱することにより金属酸化物中間生成物に転化さ
せる。
属の堆積物を含有する使用触媒をこれに新鮮な希酸溶液
を添加することにより処理して前記金属堆積物を抽出除
去し、次いで前記酸処理工程から得た使用済み酸溶液を
、この使用済み酸を約1〜12のtlHまで中和するの
に充分な水酸化物溶液例えば、アンモニア、水酸化アン
モニウム、水酸化ナトリウムの溶液またはこれらの混合
物と混合して、金属塩沈澱物、例えば、水酸化ニッケル
および三酸化バナジウム水和物を生成することからなる
。次いで沈澱物を中和酸溶液から、例えば、濾過工程に
より分離して有用な金属塩および濾液を回収する。この
濾液は廃棄することができる。金属塩はこれを約300
℃に加熱することにより金属酸化物中間生成物に転化さ
せる。
所望に応じて、金属塩を粒状炭素と混合し、各金属塩の
金属の融点まで順次さらに加熱して金属酸化物を還元し
、溶融金属をほぼ純粋な形態で回収することができる。
金属の融点まで順次さらに加熱して金属酸化物を還元し
、溶融金属をほぼ純粋な形態で回収することができる。
あるいはまた、中和使用済み酸溶液のpHを順次上昇づ
ることにより、ニッケルおよびバナジウムの塩をプロセ
スから別個に有利に分離することができる。先ず使用済
み酸溶液にpHを約3.5〜6.0にするのに十分であ
る分量のみの水酸化物溶液を添加することにより、水酸
化ニッケルを沈澱させ、例えば濾過によって除去する。
ることにより、ニッケルおよびバナジウムの塩をプロセ
スから別個に有利に分離することができる。先ず使用済
み酸溶液にpHを約3.5〜6.0にするのに十分であ
る分量のみの水酸化物溶液を添加することにより、水酸
化ニッケルを沈澱させ、例えば濾過によって除去する。
水酸化ニッケルは約230℃に加熱すると酸化ニッケル
を生成りる。生成した濾液にpHを約9〜12にするの
に充分な水酸化物溶液をさらに添加すると、三酸化バナ
ジウム水和物および存在する他の金属塩が沈澱する。こ
の沈澱も例えば濾過により除去することができる。三酸
化バナジウム水和物は約300℃に加熱すると有用な酸
化バナジウムを生成する。
を生成りる。生成した濾液にpHを約9〜12にするの
に充分な水酸化物溶液をさらに添加すると、三酸化バナ
ジウム水和物および存在する他の金属塩が沈澱する。こ
の沈澱も例えば濾過により除去することができる。三酸
化バナジウム水和物は約300℃に加熱すると有用な酸
化バナジウムを生成する。
接触水素化処理中に使用触媒上に堆積したニッケルおよ
びバナジウム化合物のような有価金属を、触媒に損傷を
与えずに回収し、かくして処理した触媒物質を再使用で
きるほか有価堆積金属を使用済み酸溶液から比較的純粋
な形態で回収できることが、本発明の重要な利点である
。
びバナジウム化合物のような有価金属を、触媒に損傷を
与えずに回収し、かくして処理した触媒物質を再使用で
きるほか有価堆積金属を使用済み酸溶液から比較的純粋
な形態で回収できることが、本発明の重要な利点である
。
(発明の詳説)
次に本発明を図面を参照して例について説明する。
第1図に示すように、金属化合物を含有している炭化水
素原料油10、例えば、石炭、石油またはタールサント
ビチューメンを、粒状触媒12aを入れた反応器12内
で、高温高圧において接触的に水素化処理して、反応し
た流出物流11を生成する。
素原料油10、例えば、石炭、石油またはタールサント
ビチューメンを、粒状触媒12aを入れた反応器12内
で、高温高圧において接触的に水素化処理して、反応し
た流出物流11を生成する。
炭化水素の水素化反応プロセスからのニッケルおよびバ
ナジウムのよな金属堆積物を含有する使用触媒粒子13
を反応器12から取出し、溶媒洗浄工程14に通して使
用触媒からほとんどすべての重質油を除去する。溶媒洗
浄工程14ではナフサまたはトルエンのような適当な溶
媒を使用する。次いで油の存在していない生成触媒15
を普通バッチとして触媒処理タンク16に通す。触媒か
ら金属堆積物を抽出除去する作用をする新鮮な酸溶液1
7、例えば、好ましくは10〜25%硫酸溶液をタンク
16に添加して金属堆積物を除去し、gのようにして使
用触媒を再生する。触媒を処理してこれから堆積金属を
抽出するのに使用できる他の希酸としてはクエン酸、塩
化水素酸および硝酸またはこれらの混合物があるが、こ
れらに限定される訳ではない。再生触媒を取出し、これ
を反応器12で際使用する前に酸を除去するための洗浄
工程および炭素燃焼除去工程のような次の処理工程に通
1ことができる。
ナジウムのよな金属堆積物を含有する使用触媒粒子13
を反応器12から取出し、溶媒洗浄工程14に通して使
用触媒からほとんどすべての重質油を除去する。溶媒洗
浄工程14ではナフサまたはトルエンのような適当な溶
媒を使用する。次いで油の存在していない生成触媒15
を普通バッチとして触媒処理タンク16に通す。触媒か
ら金属堆積物を抽出除去する作用をする新鮮な酸溶液1
7、例えば、好ましくは10〜25%硫酸溶液をタンク
16に添加して金属堆積物を除去し、gのようにして使
用触媒を再生する。触媒を処理してこれから堆積金属を
抽出するのに使用できる他の希酸としてはクエン酸、塩
化水素酸および硝酸またはこれらの混合物があるが、こ
れらに限定される訳ではない。再生触媒を取出し、これ
を反応器12で際使用する前に酸を除去するための洗浄
工程および炭素燃焼除去工程のような次の処理工程に通
1ことができる。
触媒酸処理タンク16から、使用済み酸溶液19を取出
し、酸中和容器20に通す。使用済み酸溶液は使用済み
希酸のほかに硫酸ニッケルおよび硫酸バナジウムの化合
物を包含する金属塩を含有する。
し、酸中和容器20に通す。使用済み酸溶液は使用済み
希酸のほかに硫酸ニッケルおよび硫酸バナジウムの化合
物を包含する金属塩を含有する。
アンモニアガス、水酸化アンモニウム、水酸化ナトリウ
ムまたはこれらの混合物のような塩基性物質21を充分
な分量処理容器20に添加し、混合手段22を使用して
使用済み酸溶液と混合してこの容器内の酸溶液を5〜3
0分の滞留時間において約3.5〜12のI) Hまで
中和し、これによりニッケルおよびバナジウムの塩を含
有する沈澱物を生成する。
ムまたはこれらの混合物のような塩基性物質21を充分
な分量処理容器20に添加し、混合手段22を使用して
使用済み酸溶液と混合してこの容器内の酸溶液を5〜3
0分の滞留時間において約3.5〜12のI) Hまで
中和し、これによりニッケルおよびバナジウムの塩を含
有する沈澱物を生成する。
使用済み酸溶液を中和するために添加される好適な塩基
性物質21はアンモニアガスである。この理由はこの場
合には後で除去する必要がある水が溶液に添加されない
からである。水酸化アンモニウムは酸の中和に右利に使
用できる。これは水酸化アンモニウムが安価でありかつ
プロセスにとうて便利であり、例えば、石油フィードス
トックの接触水素化のためのH−オイル法からの副生物
であるからである。また、水酸化アンモニウムの添加に
よっても硫酸アンモニウム沈澱が生成し、この沈澱は硫
酸ナトリウムより望ましい副生物である。
性物質21はアンモニアガスである。この理由はこの場
合には後で除去する必要がある水が溶液に添加されない
からである。水酸化アンモニウムは酸の中和に右利に使
用できる。これは水酸化アンモニウムが安価でありかつ
プロセスにとうて便利であり、例えば、石油フィードス
トックの接触水素化のためのH−オイル法からの副生物
であるからである。また、水酸化アンモニウムの添加に
よっても硫酸アンモニウム沈澱が生成し、この沈澱は硫
酸ナトリウムより望ましい副生物である。
あるいはまた、水酸化ナトリウム、並びに水酸化物の混
合物も使用できる。
合物も使用できる。
酸中和容器20から、生成した中和された液および沈澱
物24を取出し、沈澱した水酸化物との塩を硫酸塩溶液
から濾過工程あるいは遠心分離のような適当な分離手段
26により分離除去し、しかる後に濾液である硫酸塩溶
液27を所要に応じて棄廃することができる。
物24を取出し、沈澱した水酸化物との塩を硫酸塩溶液
から濾過工程あるいは遠心分離のような適当な分離手段
26により分離除去し、しかる後に濾液である硫酸塩溶
液27を所要に応じて棄廃することができる。
濾過手段26から、濾別された固体沈澱28を取出し、
残留硫酸塩29bを除去する。次いで洗浄した固体物質
をタンク30内で、例えば、高温ガス32をこの固体物
質に上向きに通して固体物質を加熱することにより、約
230℃の温度に加熱して水蒸気31を放出させる。有
用な加熱用ガス32としては空気、二酸化炭素および窒
素を使用することができる。生成する金属酸化物34を
生成物として回収する。回収されたこれらの金属酸化物
34は新鮮な触媒の製造にあるいは他の適当な用途ζ有
利に再使用できる。
残留硫酸塩29bを除去する。次いで洗浄した固体物質
をタンク30内で、例えば、高温ガス32をこの固体物
質に上向きに通して固体物質を加熱することにより、約
230℃の温度に加熱して水蒸気31を放出させる。有
用な加熱用ガス32としては空気、二酸化炭素および窒
素を使用することができる。生成する金属酸化物34を
生成物として回収する。回収されたこれらの金属酸化物
34は新鮮な触媒の製造にあるいは他の適当な用途ζ有
利に再使用できる。
あるいはまた、使用済み酸溶液から酸化ニッケルおよび
酸化バナジウムを別個に回収するのが望ましい場合には
、濾塊として取出される金属塩沈澱28を第2図に示す
ように混合容器50で粒状炭素51と混合する。普通湿
った濾塊と活性炭粉末とを2/1〜4/1の範囲の金属
塩対炭素の比においてミキサ53により機械的に混合す
る。次いで生成する濾塊と炭素との混合物52を類54
内に導入する。
酸化バナジウムを別個に回収するのが望ましい場合には
、濾塊として取出される金属塩沈澱28を第2図に示す
ように混合容器50で粒状炭素51と混合する。普通湿
った濾塊と活性炭粉末とを2/1〜4/1の範囲の金属
塩対炭素の比においてミキサ53により機械的に混合す
る。次いで生成する濾塊と炭素との混合物52を類54
内に導入する。
類54内には例えば窒素またはCO2によって適当な不
活性ガス雰囲気を維持する。炉54は抵抗線コイル55
によって加熱するのが普通である。次いで、ここで濾塊
−炭素混合物を加熱して先ず水蒸気および水和水を放出
させ、次いでざらに濾塊中に含まれている種々゛の金属
の溶融温度まで順次加熱する。このように金属塩を炭素
と共に加熱し、はぼ次の主反応式: %式% に従って、金属塩を酸化物に転化し、金属酸化物をその
それぞれの金属に還元し、COおよびCO2のガス57
を放出させる。濾塊をそれぞれの金属の溶融温度に相当
する温度に加熱し、各温度に充分な時間保持して各溶融
金属58がほぼ純粋な金属の財態で炉から排出されるよ
うにする。濾塊中の種々の金属に対する適当な炉温度は
次の通りである: 創」 溶融温度℃ アルミニウム 660 ニッケル j、455 鉄 1530 ゛バ
ナジウム 1710 モリブデン 2620 ニッケルおよびバナジウムを別個に比較的純粋な形態で
取出すための本発明の他の例では、処理容器20内の使
用済み酸を中和してpHを約3.5〜5.0にするのに
充分である分団のみの水酸化物溶液21を添加する。か
かる条件下では、水酸化ニッケルが沈澱し、これをフィ
ルタ26で分離し、沈澱28を取出す。水酸化ニッケル
を水洗手段29で水洗して残留硫酸jM29bを取出し
、タンク30内で上向きに流れる高温ガス32により2
30〜300℃に加熱し、酸化ニッケル生成物34に転
化する。さらに、追加の水酸化物溶液35を混合タンク
36内の第1濾液27に添加し、混合手段37を使用し
てそのpHを少くとも約9.0、好ましくは9.5〜1
2.0とし、次いでバナジウムおよび他の金属、例えば
、アルミニウム、鉄およびモリブデンの塩を沈澱させ、
この金属塩38を取出す。固体沈澱を先に説明した濾過
のような適当な分離手段40により分離して第2濾液流
41を生成する。濾別された固体沈澱42を取出し、水
洗手段43で水洗して残留硫酸塩43bを除去する。次
いで、この洗浄された物質を、この物質の床を上向きに
通る空気のような高温ガス46によって約115.6〜
148.9℃(240〜30i!l’F)の温度に加熱
して水蒸気45をすべて放出させ、バナジウムおよび他
の金属の酸化物を□生成し、この金属酸化物48を回収
する。
活性ガス雰囲気を維持する。炉54は抵抗線コイル55
によって加熱するのが普通である。次いで、ここで濾塊
−炭素混合物を加熱して先ず水蒸気および水和水を放出
させ、次いでざらに濾塊中に含まれている種々゛の金属
の溶融温度まで順次加熱する。このように金属塩を炭素
と共に加熱し、はぼ次の主反応式: %式% に従って、金属塩を酸化物に転化し、金属酸化物をその
それぞれの金属に還元し、COおよびCO2のガス57
を放出させる。濾塊をそれぞれの金属の溶融温度に相当
する温度に加熱し、各温度に充分な時間保持して各溶融
金属58がほぼ純粋な金属の財態で炉から排出されるよ
うにする。濾塊中の種々の金属に対する適当な炉温度は
次の通りである: 創」 溶融温度℃ アルミニウム 660 ニッケル j、455 鉄 1530 ゛バ
ナジウム 1710 モリブデン 2620 ニッケルおよびバナジウムを別個に比較的純粋な形態で
取出すための本発明の他の例では、処理容器20内の使
用済み酸を中和してpHを約3.5〜5.0にするのに
充分である分団のみの水酸化物溶液21を添加する。か
かる条件下では、水酸化ニッケルが沈澱し、これをフィ
ルタ26で分離し、沈澱28を取出す。水酸化ニッケル
を水洗手段29で水洗して残留硫酸jM29bを取出し
、タンク30内で上向きに流れる高温ガス32により2
30〜300℃に加熱し、酸化ニッケル生成物34に転
化する。さらに、追加の水酸化物溶液35を混合タンク
36内の第1濾液27に添加し、混合手段37を使用し
てそのpHを少くとも約9.0、好ましくは9.5〜1
2.0とし、次いでバナジウムおよび他の金属、例えば
、アルミニウム、鉄およびモリブデンの塩を沈澱させ、
この金属塩38を取出す。固体沈澱を先に説明した濾過
のような適当な分離手段40により分離して第2濾液流
41を生成する。濾別された固体沈澱42を取出し、水
洗手段43で水洗して残留硫酸塩43bを除去する。次
いで、この洗浄された物質を、この物質の床を上向きに
通る空気のような高温ガス46によって約115.6〜
148.9℃(240〜30i!l’F)の温度に加熱
して水蒸気45をすべて放出させ、バナジウムおよび他
の金属の酸化物を□生成し、この金属酸化物48を回収
する。
本発明の次の実施例について説明する。
実施例1
石油の接触水素化プロセスから取出され、ニッケルおよ
びバナジウムを包含する金属体積物を含有1−る粒状の
使用触媒を15%硫酸溶液で82.2℃(180°F)
において10分間処理して硫酸塩およびオキシl+1l
tl!塩の形態のニッケルおよびバナジウムを包含する
金属堆積物を抽出除去した。生成した使用済み酸溶液を
混合タンク内においてアンモニアガス、水酸化アンモニ
ウムおよび水酸化ナトリウムで滞留時間を10分間とし
て処理して酸を1) H9,0とし、金属塩沈澱物を生
成させた。液体および沈澱物を濾別し、生成した濾塊を
水洗し、300℃(572’ F)に加熱してニッケル
およびバナジウムの酸化物を生成した。この結果をM1
表に要約した。
びバナジウムを包含する金属体積物を含有1−る粒状の
使用触媒を15%硫酸溶液で82.2℃(180°F)
において10分間処理して硫酸塩およびオキシl+1l
tl!塩の形態のニッケルおよびバナジウムを包含する
金属堆積物を抽出除去した。生成した使用済み酸溶液を
混合タンク内においてアンモニアガス、水酸化アンモニ
ウムおよび水酸化ナトリウムで滞留時間を10分間とし
て処理して酸を1) H9,0とし、金属塩沈澱物を生
成させた。液体および沈澱物を濾別し、生成した濾塊を
水洗し、300℃(572’ F)に加熱してニッケル
およびバナジウムの酸化物を生成した。この結果をM1
表に要約した。
第1表
金属塩を含有する使用済み酸溶液からの金属化合物の回
収バナジウム 0,01 0.
01 0.01上述の結果から、使用済み酸溶
液中に含有されているニッケルおよびバナジウムを包含
する金属塩はほとんどすべて金属塩または酸化物の形態
で沈澱から回収され、酸溶液中には無視できる量の金属
が残留しているにすぎないことが分かる。これらの金属
塩は金属酸化物生成物を加熱することにより高い回収率
で得ることができる。
収バナジウム 0,01 0.
01 0.01上述の結果から、使用済み酸溶
液中に含有されているニッケルおよびバナジウムを包含
する金属塩はほとんどすべて金属塩または酸化物の形態
で沈澱から回収され、酸溶液中には無視できる量の金属
が残留しているにすぎないことが分かる。これらの金属
塩は金属酸化物生成物を加熱することにより高い回収率
で得ることができる。
第1図は本発明方法の一例の70−シート、第2図は本
発明方法で得た金属塩沈澱からほぼ純粋な形態の溶融金
属を製造する方法の一例のフローシートである。 10・・・炭化水素原料油 11・・・反応した流出物
流12・・・反応器 12a・・・触媒13・
・・使用触媒粒子 14・・・溶媒洗浄1稈15・・
・油の存在していない触媒 16・・・触媒処理タンク 17・・・新鮮な希酸溶液
18・・・再生触媒 19・・・使用済み酸溶液
20・・・酸中和容器(処理容器) 21・・・塩基性物質(水酸化物溶液)22・・・混合
手段 24・・・中和された液体および沈澱 26・・・分離手段(if!過手投手段ィルタ)27・
・・ta酸塩溶液の濾液(第1&1液)28・・・固体
沈澱(金属塩沈澱) 29・・・水洗手段 29b・・・残留硫酸塩3
0・・・タンク 31・・・水蒸気32・・・
加熱用ガス(高温ガス) 34・・・金属酸化物(酸化ニッケル生成物ン35・・
・追加の水酸化物溶液 36・・・混合タンク 37・・・混合手段38・
・・金属塩 40・・・分離手段41・・・第
2i11液流 42・・・固体沈澱43・・・水洗
手段 43b・・・残留硫酸塩44・・・タンク
45・・・水蒸気46・・・高温ガス
48・・・金属酸化物50・・・混合容器 5
1・・・粒状炭素52・・・濾塊と炭素との混合物 53・・・ミキサ 54・・・炉55・・・抵
抗線コイル 57・・・COおよびCO2のガス 58・・・溶融金属。 特許出願人 エイチアールアイ・ インコーポレイテッド
発明方法で得た金属塩沈澱からほぼ純粋な形態の溶融金
属を製造する方法の一例のフローシートである。 10・・・炭化水素原料油 11・・・反応した流出物
流12・・・反応器 12a・・・触媒13・
・・使用触媒粒子 14・・・溶媒洗浄1稈15・・
・油の存在していない触媒 16・・・触媒処理タンク 17・・・新鮮な希酸溶液
18・・・再生触媒 19・・・使用済み酸溶液
20・・・酸中和容器(処理容器) 21・・・塩基性物質(水酸化物溶液)22・・・混合
手段 24・・・中和された液体および沈澱 26・・・分離手段(if!過手投手段ィルタ)27・
・・ta酸塩溶液の濾液(第1&1液)28・・・固体
沈澱(金属塩沈澱) 29・・・水洗手段 29b・・・残留硫酸塩3
0・・・タンク 31・・・水蒸気32・・・
加熱用ガス(高温ガス) 34・・・金属酸化物(酸化ニッケル生成物ン35・・
・追加の水酸化物溶液 36・・・混合タンク 37・・・混合手段38・
・・金属塩 40・・・分離手段41・・・第
2i11液流 42・・・固体沈澱43・・・水洗
手段 43b・・・残留硫酸塩44・・・タンク
45・・・水蒸気46・・・高温ガス
48・・・金属酸化物50・・・混合容器 5
1・・・粒状炭素52・・・濾塊と炭素との混合物 53・・・ミキサ 54・・・炉55・・・抵
抗線コイル 57・・・COおよびCO2のガス 58・・・溶融金属。 特許出願人 エイチアールアイ・ インコーポレイテッド
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、金属含有炭化水素原料油の接触水素化処理からの使
用触媒上に堆積している金属化合物を回収するに当り、 (a)金属堆積物を含有する使用触媒を新鮮な希酸溶液
で処理して前記触媒から前記金属堆積物を除去し、金属
塩を含有する使用済み酸溶液を生成し; (b)前記使用済み酸溶液を、この酸を約7〜12のp
Hに中和するのに充分な水酸化物溶液と混合し、金属塩
沈澱物を生成し; (c)前記沈澱物を前記中和使用済み酸液体溶液から分
離し、この溶液から前記金属塩を除去し;次いで (d)前記金属塩を加熱して水分を除去し、金属酸化物
生成物を生成する ことを特徴とする使用触媒上に堆積している金属化合物
の回収方法。 2、前記使用触媒上の前記金属堆積物が主としてニッケ
ルおよびバナジウムの化合物である特許請求の範囲第1
項記載の方法。 3、前記使用触媒を接触水素化処理反応から取出し、前
記酸処理工程前において溶媒で洗浄して重質油を除去す
る特許請求の範囲第1項記載の方法。 4、前記使用触媒を65.6〜121.1℃(150〜
250°F)の温度で新鮮な希硫酸溶液で処理して金属
の硫酸塩およびオキシ硫酸塩を含有する溶液を生成する
特許請求の範囲第1項記載の方法。 5、前記使用済み酸溶液をアンモニアガスと混合してこ
の酸を中和する特許請求の範囲第1項記載の方法。 6、前記使用済み酸溶液を水酸化アンモニウム溶液と混
合してこの酸を中和する特許請求の範囲第1項記載の方
法。 7、前記使用済み酸溶液を水酸化ナトリウムと混合して
この酸を中和する特許請求の範囲第1項記載の方法。 8、前記金属塩沈澱物を前記中和使用済み酸溶液から濾
別する特許請求の範囲第1項記載の方法。 9、除去した前記金属塩沈澱物を水洗して残留硫酸塩を
除去する特許請求の範囲第1項記載の方法。 10、除去した前記金属塩を炭素と混合し、順次高い温
度に炉で加熱して先ず金属酸化物を生成し、次いでこの
金属酸化物を還元してほぼ純粋な金属を生成する特許請
求の範囲第1項記載の方法。 11、前記使用済み酸溶液をこの酸を約3.5〜3.7
のpHに中和するのに充分な水酸化物溶液と混合して先
ずニッケル塩を沈澱除去し、次いで残留する前記使用済
み酸溶液をそのpHを約7〜12に上昇するのに充分な
追加の水酸化物溶液と混合してバナジウムおよび他の金
属塩を沈澱除去する特許請求の範囲第2項記載の方法。 12、前記ニッケル塩を250〜300℃に加熱して水
蒸気および水和水を除去し、酸化ニッケル生成物を生成
する特許請求の範囲第11項記載の方法。 13、前記バナジウムおよび他の金属塩を250〜30
0℃に加熱して水蒸気および水和水を除去し、主として
酸化バナジウム生成物を生成する特許請求の範囲第11
項記載の方法。 14、金属含有炭化水素原料油の接触水素化処理からの
使用触媒上に堆積している金属化合物を回収するに当り
、 (a)ニッケルおよびバナジウムの堆積物を含有してい
て油の存在していない使用触媒を新鮮な希硫酸溶液で処
理して前記触媒に損傷を与えずに前記触媒から前記金属
堆積物を抽出除去し、金属塩を含有する使用済み酸溶液
を生成し; (b)前記使用済み酸溶液をこの酸を中和し、pHを約
7.0〜12とするのに充分な水酸化アンモニウム溶液
と混合し、ニッケルおよびバナジウムの塩を含有する沈
澱物を生成し; (c)前記中和使用済み酸溶液を濾過してこの溶液から
前記金属塩沈澱物を除去し、濾液流を取出し;次いで (d)得られた前記金属塩を加熱して水蒸気および水和
水を除去し、ニッケルおよびバナジウムの酸化生成物を
生成する ことを特徴とする使用触媒上に堆積している金属化合物
の回収方法。 15、金属含有炭化水素原料油の接触水素化処理からの
使用触媒上に堆積している金属化合物を回収するに当り
、 (a)金属堆積物を含有する使用触媒を新鮮な希硫酸溶
液で処理して、前記触媒から前記金属堆積物を除去し、
金属塩を含有する使用済み酸溶液を生成し; (b)前記使用済み酸溶液を、この酸を約7〜12のp
Hに中和するのに充分な水酸化物溶液と混合し、金属塩
沈澱物を生成し; (c)前記沈澱物を前記中和使用済み酸液体溶液から分
離し、この溶液から前記金属塩を除去し; (d)前記金属塩を粒状炭素と混合し;次いで (e)前記金属塩を炉で加熱して水分を除去し、先ず金
属酸化物を生成し、次いでこの金属酸化物を還元してほ
ぼ純粋な金属を生成する ことを特徴とする使用触媒上に堆積している金属化合物
の回収方法。 16、前記金属塩対炭素の比が約2/1〜約4/1であ
る特許請求の範囲第15項記載の方法。 17、前記除去された金属塩が主としてニッケルおよび
バナジウムの塩であって、かかる金属塩と炭素との混合
物を先ず約760.0〜815.6℃(1400〜15
00°F)に加熱して炉から溶融ニッケルを排出し、次
いで926.7〜943.4℃(1700〜1730℃
)に加熱して炉から溶融バナジウムを排出する特許請求
の範囲第15項記載の方法。 18、金属化合物含有炭化水素原料油の接触水素化処理
からの使用触媒上に堆積している金属化合物を回収する
に当り、 (a)ニッケルおよびバナジウムの堆積物を含有してい
て油の存在していない使用触媒を新鮮な希硫酸溶液で処
理して前記触媒に損傷を与えずに前記触媒から前記金属
堆積物を抽出除去し、金属塩を含有する使用済み酸溶液
を生成し; (b)前記使用済み酸溶液をこの酸を中和し、pHを約
3.5〜7.0とするのに充分な水酸化アンモニウム溶
液と混合し、硫酸ニッケル塩を含有する沈澱物を生成し
; (c)前記中和使用済み酸溶液を濾過してこの溶液から
前記ニッケル塩沈澱物を除去し、第1濾液流を取出し; (d)前記第1濾液流を、この酸を約7〜12のpHま
でさらに中和するのに充分な追加の水酸化アンモニウム
溶液と混合して、バナジウムおよび他の金属の塩を沈澱
させ; (e)前記さらに中和した酸溶液を濾過してこの溶液か
らバナジウム塩を除去し、第2濾液流を取出し;次いで (f)得られた前記ニッケルおよびバナジウムの塩を別
個に加熱して水蒸気および水和水を除去し、ニッケルお
よびバナジウムの別個の酸化生成物を生成する ことを特徴とする使用触媒上に堆積している金属化合物
の回収方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US49521883A | 1983-05-16 | 1983-05-16 | |
US495218 | 1983-05-16 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6121902A true JPS6121902A (ja) | 1986-01-30 |
Family
ID=23967752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59098454A Pending JPS6121902A (ja) | 1983-05-16 | 1984-05-16 | 使用触媒上に堆積している金属化合物の回収方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6121902A (ja) |
CA (1) | CA1210746A (ja) |
DE (1) | DE3413801A1 (ja) |
MX (1) | MX174038B (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002255515A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-09-11 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 金属酸化物微粒子の製造方法 |
JP2013112530A (ja) * | 2011-11-24 | 2013-06-10 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 高純度硫酸ニッケルの製造方法 |
CN116144950A (zh) * | 2023-04-21 | 2023-05-23 | 国能龙源环保有限公司 | 一种浸出废弃脱硝催化剂中钒的方法 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DD239348A5 (de) * | 1985-07-19 | 1986-09-24 | ��������@�����������@�@������������@���������@����@����������@���k�� | Verfahren zur verarbeitung von vanadinhaltigen altkatalysatoren |
DE4205980C2 (de) * | 1992-02-27 | 1999-02-11 | Huels Silicone Gmbh | Verfahren zur Aufarbeitung fester, metallhaltiger Rückstände der Direkten Synthese von Organochlor - und/oder Chlorsilanen |
NL1034329C2 (nl) * | 2007-09-04 | 2009-03-27 | Greenshores Patent B V | Het geïntegreerde proces om vanadium en nikkel uit vliegas en vergelijkbare bijproducten van olie te winnen. |
-
1984
- 1984-04-09 CA CA000451557A patent/CA1210746A/en not_active Expired
- 1984-04-12 DE DE19843413801 patent/DE3413801A1/de not_active Withdrawn
- 1984-05-15 MX MX20134584A patent/MX174038B/es unknown
- 1984-05-16 JP JP59098454A patent/JPS6121902A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002255515A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-09-11 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 金属酸化物微粒子の製造方法 |
JP2013112530A (ja) * | 2011-11-24 | 2013-06-10 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 高純度硫酸ニッケルの製造方法 |
CN116144950A (zh) * | 2023-04-21 | 2023-05-23 | 国能龙源环保有限公司 | 一种浸出废弃脱硝催化剂中钒的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
MX174038B (es) | 1994-04-15 |
CA1210746A (en) | 1986-09-02 |
DE3413801A1 (de) | 1984-11-22 |
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