JPS61218608A - 反応性重合体 - Google Patents
反応性重合体Info
- Publication number
- JPS61218608A JPS61218608A JP5955585A JP5955585A JPS61218608A JP S61218608 A JPS61218608 A JP S61218608A JP 5955585 A JP5955585 A JP 5955585A JP 5955585 A JP5955585 A JP 5955585A JP S61218608 A JPS61218608 A JP S61218608A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polymer
- monomer units
- divinylbenzene
- chloroform
- product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は紫外線、X線、γ線などの照射によって架橋反
応し不溶化する反応性の重合体に関する。
応し不溶化する反応性の重合体に関する。
レジストなどの用途に反応性の重合体が用いられており
、例えば、アクリル酸素の重合体、メタアクリル酸素の
重合体、フェノール系の重合体、スチレン系の重合体な
どが知られている。これらの重合体は、必要に応じ適当
な増感剤を組み合せることで、広く半導体ディバイス製
造などの用途に用いられている。
、例えば、アクリル酸素の重合体、メタアクリル酸素の
重合体、フェノール系の重合体、スチレン系の重合体な
どが知られている。これらの重合体は、必要に応じ適当
な増感剤を組み合せることで、広く半導体ディバイス製
造などの用途に用いられている。
半導体ディバイスの高集積化などにより反応性重合体に
対して高感度化、高解像力化などの改良が望まれている
。
対して高感度化、高解像力化などの改良が望まれている
。
本発明者は、上記課題特に高感度化について鋭意検討し
、特定の重合体が極めて反応性が高いことを見い出し、
本発明を完成した。
、特定の重合体が極めて反応性が高いことを見い出し、
本発明を完成した。
すなわち1本発明は、ジビニルベンゼンと他の重合性芳
香族ビニル化合物との共重合体であって、ビニル基含有
単量体単位の全重合体中の単量体単位に対する比率と3
0℃トルエン溶液で測定した極限粘度数の積が0.00
5以上である反応性重合体である。
香族ビニル化合物との共重合体であって、ビニル基含有
単量体単位の全重合体中の単量体単位に対する比率と3
0℃トルエン溶液で測定した極限粘度数の積が0.00
5以上である反応性重合体である。
本発明の重合体中のジビニルベンゼン以外の重合性芳香
族ビニル化合物としては、具体的にはスチレン、α−メ
チルスチレンおよびそれらの置換体が好ましい化合物と
して挙げられる。それらの置換体としてはベンゼン環の
水素の1つ又ハソれ以上がアルキル基、アルコキシ基、
シアノ基あるいはハロゲン原子で置換したものが例示で
きる。
族ビニル化合物としては、具体的にはスチレン、α−メ
チルスチレンおよびそれらの置換体が好ましい化合物と
して挙げられる。それらの置換体としてはベンゼン環の
水素の1つ又ハソれ以上がアルキル基、アルコキシ基、
シアノ基あるいはハロゲン原子で置換したものが例示で
きる。
全重合体中の単量体単位に対するビニル基含有単量体単
位の割合としては、好ましくは0.02以上、特に好ま
しくは0.05以上である。また、重合体の30℃トル
エン溶液で測定した極限粘度数としては、重合体の塗膜
性など使用上の取り扱いやすさから考えて、0.10以
上であるのが好ましい。
位の割合としては、好ましくは0.02以上、特に好ま
しくは0.05以上である。また、重合体の30℃トル
エン溶液で測定した極限粘度数としては、重合体の塗膜
性など使用上の取り扱いやすさから考えて、0.10以
上であるのが好ましい。
本発明において重要なのは、上述のビニル基含有単量体
単位の全重合体中の単量体単位に対する比率と30℃ト
ルエン溶液で測定した極限粘度数の積(以後、単に積の
値という。)が0.005以上であることである。好ま
しい積の値としては0.01以上である。0.005よ
り小さいと適当な反応増感剤を用いてもほとんど反応せ
ず、特に、ネガタイプのレジストなどの用途に用いた時
、架橋反応が充分に進行せず好ましくない。
単位の全重合体中の単量体単位に対する比率と30℃ト
ルエン溶液で測定した極限粘度数の積(以後、単に積の
値という。)が0.005以上であることである。好ま
しい積の値としては0.01以上である。0.005よ
り小さいと適当な反応増感剤を用いてもほとんど反応せ
ず、特に、ネガタイプのレジストなどの用途に用いた時
、架橋反応が充分に進行せず好ましくない。
本発明の重合体の製造法としては、通常のスチレンまた
はその誘導体を重合するのに用いる重合法、例えばラジ
カル重合法、カチオン重合法、アニオン重合法が採用で
きる。好ましくは、比較的低温でのラジカル重合が可能
なアゾビスイソブチロニトリルあるいは過酸化物と電子
供与性化合物を組み合せたレドックス系の開始剤を用い
るラジカル重合法およびブチルリチウム、ナトリウムナ
フタレンなどのアニオン重合開始剤を用いるアニオン重
合法を採用することである。上記重合反応を比較的単量
体濃度の薄い条件下で行うことで、実質的に溶剤に不溶
な重合体を生成することなく本発明の重合体を得ること
ができる。
はその誘導体を重合するのに用いる重合法、例えばラジ
カル重合法、カチオン重合法、アニオン重合法が採用で
きる。好ましくは、比較的低温でのラジカル重合が可能
なアゾビスイソブチロニトリルあるいは過酸化物と電子
供与性化合物を組み合せたレドックス系の開始剤を用い
るラジカル重合法およびブチルリチウム、ナトリウムナ
フタレンなどのアニオン重合開始剤を用いるアニオン重
合法を採用することである。上記重合反応を比較的単量
体濃度の薄い条件下で行うことで、実質的に溶剤に不溶
な重合体を生成することなく本発明の重合体を得ること
ができる。
本発明の重合体は、紫外線、X線、γ線などを照射する
ことで高感度で架橋反応を起し、レジスト用の樹脂とし
て工業的に極めて価値のあるものである。
ことで高感度で架橋反応を起し、レジスト用の樹脂とし
て工業的に極めて価値のあるものである。
以下、実施例を挙げ本発明をさらに・説明する。
実施例1
500dの丸底フラスコに、トルエン600ゴ、スチレ
ン72m1!、ジビニルベンゼン(市販(1) m 一
体、p一体の混合物で、ジビニルベンゼン55チとエチ
ルビニルベンゼン45%よすする。ノ16M1アゾビス
イソブチロニトリル1.5gk入れ、60℃で3時間重
合し、室温でろ過した後、ろ液をメタノール中に投じ、
重合体を析出分離した。
ン72m1!、ジビニルベンゼン(市販(1) m 一
体、p一体の混合物で、ジビニルベンゼン55チとエチ
ルビニルベンゼン45%よすする。ノ16M1アゾビス
イソブチロニトリル1.5gk入れ、60℃で3時間重
合し、室温でろ過した後、ろ液をメタノール中に投じ、
重合体を析出分離した。
乾燥秤量したところ196Iの重合体が得られた。
ビニル基含有単量体単位が全重合体中の単量体単位の0
.09であり(プロトンNMRによる。)、30℃トル
エン溶液で測定した極限粘度数は0.92であった。従
って積の値は0.083である。
.09であり(プロトンNMRによる。)、30℃トル
エン溶液で測定した極限粘度数は0.92であった。従
って積の値は0.083である。
この重合体のクロロホルム溶液をガラス板上に塗布し、
クロロホルムを蒸発除去することで厚み約10μmの重
合体膜を作った。1 tnm間隔のスリット状のアルミ
板を置き、300W高圧水銀灯を2゜cmの距離から照
射した。1時間後クロロホルムで処理したところ、光照
射した部分はクロロホルムに不溶であった。
クロロホルムを蒸発除去することで厚み約10μmの重
合体膜を作った。1 tnm間隔のスリット状のアルミ
板を置き、300W高圧水銀灯を2゜cmの距離から照
射した。1時間後クロロホルムで処理したところ、光照
射した部分はクロロホルムに不溶であった。
実施例2〜4.比較例1〜2
重合反応の際にジビニルベンゼン及びアゾビスイソブチ
ロニトリルの仕込み量を変更することで表−1に示すビ
ニル基含有単量体単位の比及び極限粘度数の異る重合体
を得、同様にガラス板上に塗膜を形成した。
ロニトリルの仕込み量を変更することで表−1に示すビ
ニル基含有単量体単位の比及び極限粘度数の異る重合体
を得、同様にガラス板上に塗膜を形成した。
これらの塗膜の上に実施例1と同様に実施例1で用いた
のと同一のアルミ板を置き、水銀灯で照射した。2時間
後に、クロロホルムで処理して評価を行った。結果を表
−1に示す。
のと同一のアルミ板を置き、水銀灯で照射した。2時間
後に、クロロホルムで処理して評価を行った。結果を表
−1に示す。
表−1
実施例5
20011の丸底フラスコに、α−メチルスチレン10
07d、ジビニルベンゼン(実施例1と同シもの)8m
l、アゾビスイソブチロニトリルo、s!jを入れ、6
0℃で6時間重合し、室温でろ過した後ろ液をメタノー
ル中に投じ、重合体を析出分離した。乾燥秤量したとこ
ろ5.8gの重合体が得られ、プロトンNMRによれば
ビニル基単量体単位が全重合体中の単量体単位の0.1
6であり、30℃トルエン溶液の極限粘度数は0.38
であった。従って積の値は0.061である。
07d、ジビニルベンゼン(実施例1と同シもの)8m
l、アゾビスイソブチロニトリルo、s!jを入れ、6
0℃で6時間重合し、室温でろ過した後ろ液をメタノー
ル中に投じ、重合体を析出分離した。乾燥秤量したとこ
ろ5.8gの重合体が得られ、プロトンNMRによれば
ビニル基単量体単位が全重合体中の単量体単位の0.1
6であり、30℃トルエン溶液の極限粘度数は0.38
であった。従って積の値は0.061である。
この重合体を実施例1と同様にガラス板に塗布し、同様
の光照射を行ったところ、2時間の光照射で光照射部は
不溶化した(対クロロホルム〕。
の光照射を行ったところ、2時間の光照射で光照射部は
不溶化した(対クロロホルム〕。
又、増感剤としてアゾビスイソブチロニトリルを対重合
体2wt%添加し、同様の反応を行ったところ、20分
の光照射で不溶化した(対クロロホルム)。
体2wt%添加し、同様の反応を行ったところ、20分
の光照射で不溶化した(対クロロホルム)。
Claims (1)
- 1、ジビニルベンゼンと他の重合性芳香族ビニル化合物
との共重合体であつて、ビニル基含有単量体単位の全重
合体中の単量体単位に対する比率と30℃トルエン溶液
で測定した極限粘度数の積が0.005以上である反応
性重合体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5955585A JPS61218608A (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 | 反応性重合体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5955585A JPS61218608A (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 | 反応性重合体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61218608A true JPS61218608A (ja) | 1986-09-29 |
Family
ID=13116612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5955585A Pending JPS61218608A (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 | 反応性重合体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61218608A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0460225A1 (en) * | 1989-12-19 | 1991-12-11 | MITSUI TOATSU CHEMICALS, Inc. | Electrophotographic toner composition |
-
1985
- 1985-03-26 JP JP5955585A patent/JPS61218608A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0460225A1 (en) * | 1989-12-19 | 1991-12-11 | MITSUI TOATSU CHEMICALS, Inc. | Electrophotographic toner composition |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4256782A (en) | Treating method for giving hydrophilic property to the surface of hydrophobic polymer substrate | |
Wulff et al. | Chirality of polyvinyl compounds. 2. An asymmetric copolymerization | |
Veen et al. | Photoregulation of polymer conformation by photochromic moieties–II. Cationic and neutral moieties on an anionic polymer | |
US4048146A (en) | Radiation sensitive polymers of oxygen-substituted maleimides and elements containing same | |
JP2002121231A (ja) | インデン系重合体の製造法並びにこの重合体を用いた成形材、フィルム、添加剤及び光学用部品 | |
US4052367A (en) | Radiation sensitive polymers of oxygen-substituted maleimides and elements containing same | |
JPS61218608A (ja) | 反応性重合体 | |
JP2868844B2 (ja) | ビニルフェニル化合物及びその製造方法 | |
JP2537174B2 (ja) | 架橋方法 | |
GB2131034A (en) | Radiation-sensitive copolmers | |
US4758640A (en) | Vinylsilyl group-containing monodisperse polymeric compound and a method for the preparation thereof | |
Kita et al. | Functional monomers and polymers. XCV. Photochemical reactions on synthetic polymers having pendant thymine bases in polymethyl methacrylate film | |
US3847871A (en) | Polymers and copolymers of 1-ferrocenyl-1,3-butadiene | |
JPH01155336A (ja) | 放射線感応性樹脂 | |
US7714084B2 (en) | Catalysts for catalytic chain transfer | |
US3716467A (en) | Process for the radiation insolubilization of n-(vinyl) phenylacrylamide | |
JPS6253303A (ja) | アルアルキル化ボリ−p−ビニルフエノ−ルおよびその製造方法 | |
JPS6166707A (ja) | 新規アクリルアミド系共重合体及びその製造方法 | |
JPH0641547B2 (ja) | 反応性重合体組成物 | |
JPS61211355A (ja) | 架橋方法 | |
Guo et al. | Radical/cation transformation polymerization and its application to the preparation of block copolymers | |
EP0026059A1 (en) | UV light resistant para-methylstyrene copolymer | |
JPH01284510A (ja) | 重合体の製造方法 | |
JPS61218604A (ja) | 反応性重合体およびその製造法 | |
JPS6310634A (ja) | 二酸化硫黄、アセチレン化合物およびビニル化合物の共重合体 |