JPS6121846Y2 - - Google Patents

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JPS6121846Y2
JPS6121846Y2 JP5054480U JP5054480U JPS6121846Y2 JP S6121846 Y2 JPS6121846 Y2 JP S6121846Y2 JP 5054480 U JP5054480 U JP 5054480U JP 5054480 U JP5054480 U JP 5054480U JP S6121846 Y2 JPS6121846 Y2 JP S6121846Y2
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JP
Japan
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antenna element
rod
groove
receiving
attached
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JP5054480U
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JPS56152404U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はアンテナ素子取付具の考案に係り、単
一部材によつてトラツプや給電部の如きを有する
アンテナ素子をその被着杆に対し簡易に止着せし
め、しかも安定且つ的確な取付状態を形成し得る
ようにしたものである。
アンテナ素子は第1図に示すように主杆15の
頂部に取付けられた被着杆12に対して複数本が
直交状に取付けられるのが一般である。ところで
斯かるアンテナ素子の被着杆に対する取付けは一
般に被着杆にして挾着金具を緊締して止着し、該
挾着金具に対してアンテナ素子を更に挾着又は緊
締して取付けるような方法によつており、この場
合の挾着金具の構造は相当に複雑なものとなり、
又夫々に螺杆及びナツトを使用した緊締をなすこ
とが必要であつてそれら必要部材の点数が多く、
その製作は固より、それらの組立てに多くの工数
を必要とする。特にトラツプや給電部を形成する
アンテナ素子においては上記のような被着杆に対
する取付部にコイルを用い、即ちコイルの両側に
夫々アンテナ素子を対設して取付けることとなる
のでその取付具自体が相当の大きさを有するケー
ス状とされ、このケースに対して上記のような各
アンテナ素子及びコイルを取付け且つ電気的に連
結することとなるので一般的なアンテナ素子取付
部より充分に大きくなり且つ複雑な構成と組立て
操作を必要とする不利がある。
本考案は上記したような従来のものの不利、欠
点を解消するように研究して考案されたものであ
つて、その具体的な実施態様を添附図面に示すも
のについて説明すると、第3〜5図にその成形状
態が示されているように装着すべきアンテナ素子
11の中間部をその半周面に亘つて受入れるため
の凹溝6を形成した素子受入部1,1をヒンジ的
に作用する可曲部2を介して平行に連結して形成
し、しかもこれら素子受入部1,1の開披側に上
記凹溝6と軸方向を交叉させて部分的な被着杆嵌
合溝7を有する被着杆受入部3を夫々連設し、こ
れらの被着杆受入部3,3における中央部には被
着杆12に第4図において示すように穿設された
挿通孔12aに挿嵌される係突部4を2つ割り状
として夫々対設し、又上記アンテナ素子11の中
間部に絶縁性の補強杆5を内装すると共に一定ピ
ツチのスパイラル状切取部8を形成してコイル部
9を形成したものとなし、更に前記凹溝6におい
て上記したようなコイル部9に相当した中間部を
適当に大径として形成し、しかもその内面に前記
コイル部9を挾持するためのスパイラル状の突条
19を一体として突設したものである。
上記したようにヒンジ的に作用する可曲部2は
本考案によるものが合成樹脂又はゴム質その他で
形成された場合において該可曲部2を薄層とする
ことにより自由に屈曲し得る状態として得られる
ことは明かであつて、第5図において示すように
受入部1や3の厚みに比して充分に薄く形成すれ
ば第3図又はこの第5図に仮想線で示すように自
在に屈曲して接合させ得るものとして得られる。
なおこの図示のものにおいては前記したような
素子受入部1と被着杆受入部3との境界部および
被着杆受入部3の両側において、一方の部体部分
に位置決め突部13,14を形成し、他方の部分
にはその受入穴13a,14aを形成して第3図
又は第5図に夫々仮想線で示すように双方の部体
部分を前記したように可曲部2で屈曲させ抱き合
わせ状に接合させた場合にそれらの部体部分が的
確な関係を採つて対向結合されるようになつてい
る。この対向接合状態において被着杆受入部3は
開口部15を前記係突部4の突端側に形成するこ
とは明かであり、素子受入部1はアンテナ素子1
1を完全状態に包容して取付ける。
上記したような本考案によるときは第3図又は
第5図に仮想線で示すように一方の部体部分を可
曲部2で屈曲し他方の部体部分に対向接合させる
ことにより両部体部分の受入部1,1内にアンテ
ナ素子11を抱持し得ることとなり、コイル部9
をばスパイラル状突条19で抱持して安定状態に
支持し得ることは明かであり、又係突部4,4が
接合して一体的な杆状部を形成することとなるか
らこのようにして接合した係突部4,4を被着杆
12に形成された挿通孔12aに挿嵌せしめてガ
イドとなし被着杆12に対して第4図に示した矢
印のように受入部3,3を圧入すると該受入部が
その弾性によつて若干開披し嵌合溝7内に被着杆
12を受入れると共に係突部4,4が完全に挿通
孔12aに挿入されてその取付関係を完成し、第
2図に示すように取付けられるものである。
即ち上記したような本考案によれば単一部体に
よつて被着杆12に対するアンテナ素子11の取
付けをなし得て螺杆やナツトなどによる緊締操作
を全く必要としないで取付け目的を達し得ること
となり、即ち第4図又は第5図に示すような状態
で一半部にアンテナ素子11を受入れてから他半
部を折返した抱持状態を形成し、次いで被着杆1
2に嵌着すればよいわけで、それらの操作が頗る
簡易且つ迅速であり、しかも第4図に示したよう
な開披状態でアンテナ素子11を一方の受入部1
に嵌装するに当つてそのコイル部9を突条19に
合わせて接合させておくことにより挿着されたア
ンテナ素子11のコイル部9は一連のスバイラル
状をなす突条19で的確に接合支持されて関係位
置を適正に採らしめ、殊にアンテナ素子11の挿
着状態において凹溝6の内面との間において好ま
しい絶縁空間を確保することができ、勿論このよ
うなコイル部を有するトラツプつきアンテナであ
つても従来のような複雑な構造を全く必要とせ
ず、コイル部のないアンテナ素子の場合と同様に
コンパクトな状態に形成することができるもので
あり、当然にその製作コスト、組立コストの大幅
な低減を図り、又強度的にも優れた機構となし得
るなどの作用効果を有していて実用上製作上その
効果の大きい考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を示すものであつて、
第1図は本考案による取付具を用いて形成される
アンテナ全体の斜面図、第2図はその本考案取付
具部分の斜面図、第3図は本案品展開状態の縦側
面図、第4図はその内面側から見た平面図、第5
図はその横側面図であつて、これら第3,5図に
おいては折曲抱合状態をも併せて仮想線を以て示
すものである。 然してこれらの図面において、1は素子受入
部、2は可曲部、3は被着杆受入部、4は係突
部、6は凹溝、7は被着杆嵌合溝、9はコイル
部、11はアンテナ素子、12は被着杆、19は
スパイラル状突条を夫々示すものである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アンテナ素子の中間部を受入れるために凹溝を
    形成した素子受入部をヒンジ的に作用する可曲部
    を介して平行に連結形成し、しかもこれら素子受
    入部の開披側に上記凹溝と軸方向を交叉させて被
    着杆嵌合溝を有する被着杆受入部を夫々連設し、
    前記凹溝の中間部を適当に大径として形成すると
    共にアンテナ素子の中間部に形成されたコイル部
    を挾持するための突条をスライバル状に突設し、
    前記被着杆受入部における中央部に係突部を設け
    たことを特徴とするアンテナ素子取付具。
JP5054480U 1980-04-16 1980-04-16 Expired JPS6121846Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5054480U JPS6121846Y2 (ja) 1980-04-16 1980-04-16

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5054480U JPS6121846Y2 (ja) 1980-04-16 1980-04-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56152404U JPS56152404U (ja) 1981-11-14
JPS6121846Y2 true JPS6121846Y2 (ja) 1986-07-01

Family

ID=29645477

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JP5054480U Expired JPS6121846Y2 (ja) 1980-04-16 1980-04-16

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JPS56152404U (ja) 1981-11-14

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