JPH0440246Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0440246Y2 JPH0440246Y2 JP1987134038U JP13403887U JPH0440246Y2 JP H0440246 Y2 JPH0440246 Y2 JP H0440246Y2 JP 1987134038 U JP1987134038 U JP 1987134038U JP 13403887 U JP13403887 U JP 13403887U JP H0440246 Y2 JPH0440246 Y2 JP H0440246Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- hole
- magnet piece
- magnet
- yoke
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 16
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 16
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- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 claims description 11
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 3
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Sheet Holders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、磁石装着具に関するもので、磁石片
をヨークやこれらを抱持するリホルダに固定する
構造の改良に係り、磁石体をホルダに組付けるの
にきわめて簡単な構造と操作によつて行えるよう
にし、且つ磁石体本来の磁力を弱めることなく組
立てられるようにしたことと、磁石吸引部と対向
する反対側に各種被支持物を取付けて支持できる
ようにしたことを目的とする。
をヨークやこれらを抱持するリホルダに固定する
構造の改良に係り、磁石体をホルダに組付けるの
にきわめて簡単な構造と操作によつて行えるよう
にし、且つ磁石体本来の磁力を弱めることなく組
立てられるようにしたことと、磁石吸引部と対向
する反対側に各種被支持物を取付けて支持できる
ようにしたことを目的とする。
一般に普及している在来公知の磁石掛止具は、
例えば第6図に示すように板状の磁石片1とヨー
ク2とに小孔3,4をあけ、これに細筒軸60を
通し、前記軸の両端をカシメて磁石片1をヨーク
2に結合固着している。
例えば第6図に示すように板状の磁石片1とヨー
ク2とに小孔3,4をあけ、これに細筒軸60を
通し、前記軸の両端をカシメて磁石片1をヨーク
2に結合固着している。
そして、前記の細筒軸5は、銅又は真鍮等の非
磁性金属材料で製作されている。
磁性金属材料で製作されている。
ところが前記従来の磁石装着具は、細筒軸の両
端をカシメて固定するとなると、カシメ道具を必
要とすると共に、その作業が面倒である。
端をカシメて固定するとなると、カシメ道具を必
要とすると共に、その作業が面倒である。
また、前記の細筒軸を直接磁石片とヨークの孔
に直接通すので、非磁性といつてもその金属製細
筒軸にたとえ微小でも磁気を帯びると、磁石片1
及びヨーク2とから成る磁石片の磁力が低下する
欠点がある。
に直接通すので、非磁性といつてもその金属製細
筒軸にたとえ微小でも磁気を帯びると、磁石片1
及びヨーク2とから成る磁石片の磁力が低下する
欠点がある。
そこで、従来の問題点を解決すると共に考案の
目的を達成するために本考案は、磁石装着具にお
いて、板厚端面が吸引部となる磁石片と、前記磁
石片を挟持するヨークと、磁石片の一角を挟んで
隣接する板厚端面が2面一対の吸引部となるよう
に開放部を成形して抱持した二つ割りの合成樹脂
製ホルダとから成り、前記二つ割りホルダの一方
には、その内面に小孔付き又は貫通孔付き合成樹
脂製結合軸を一体に設け、且つホルダの他方には
結合軸の先端面に対峙する孔をあけ、前記ホルダ
の吸引部側開放部と対向する各反対側に孔付きの
突起形掛止部を一体成形し、前記磁石片とヨーク
の板厚方向に挿通孔をあけると共に、その孔に前
記の結合軸を挿通し、且つタツピングネジを他方
のホルダの孔から一方のホルダの小孔に向けて挿
入して締付け、又はボルトを一方のホルダの貫通
孔から他方のホルダの孔に向けて挿通しナツトを
介してホルダに固着した構造にする。
目的を達成するために本考案は、磁石装着具にお
いて、板厚端面が吸引部となる磁石片と、前記磁
石片を挟持するヨークと、磁石片の一角を挟んで
隣接する板厚端面が2面一対の吸引部となるよう
に開放部を成形して抱持した二つ割りの合成樹脂
製ホルダとから成り、前記二つ割りホルダの一方
には、その内面に小孔付き又は貫通孔付き合成樹
脂製結合軸を一体に設け、且つホルダの他方には
結合軸の先端面に対峙する孔をあけ、前記ホルダ
の吸引部側開放部と対向する各反対側に孔付きの
突起形掛止部を一体成形し、前記磁石片とヨーク
の板厚方向に挿通孔をあけると共に、その孔に前
記の結合軸を挿通し、且つタツピングネジを他方
のホルダの孔から一方のホルダの小孔に向けて挿
入して締付け、又はボルトを一方のホルダの貫通
孔から他方のホルダの孔に向けて挿通しナツトを
介してホルダに固着した構造にする。
さらにまた、前記の磁石装着具において、磁石
片とヨークとを浅底の箱形ホルダに納め、磁石片
側から非磁性の合成樹脂製結合軸を挿入し、ホル
ダ側からビス又はタツピングネジをねじ込んで磁
石片とヨークをホルダに固着させる。
片とヨークとを浅底の箱形ホルダに納め、磁石片
側から非磁性の合成樹脂製結合軸を挿入し、ホル
ダ側からビス又はタツピングネジをねじ込んで磁
石片とヨークをホルダに固着させる。
上記の手段に基づく作用ないし組立要領を説明
する。
する。
まず、板状磁石片にヨークを重ねて磁石体を構
成し、その両者の板厚方向に小径孔をあけ、これ
に非磁性の合成樹脂結合軸を挿通し、これを前記
磁石片及びヨークとを抱持するためのホルダにタ
ツピングネジ又はボルトで取付けて磁石片とヨー
クとを前記ホルダに固着する。そして、前記磁石
体の板厚端面の一つの角を挟んで隣り合う二辺を
吸引部とし、又は磁石体の対向二辺を吸引部と
し、若しくは磁石体の平板の片面側を吸引部とす
る。
成し、その両者の板厚方向に小径孔をあけ、これ
に非磁性の合成樹脂結合軸を挿通し、これを前記
磁石片及びヨークとを抱持するためのホルダにタ
ツピングネジ又はボルトで取付けて磁石片とヨー
クとを前記ホルダに固着する。そして、前記磁石
体の板厚端面の一つの角を挟んで隣り合う二辺を
吸引部とし、又は磁石体の対向二辺を吸引部と
し、若しくは磁石体の平板の片面側を吸引部とす
る。
以下本考案の実施例を説明すると、第1図は第
1実施例の分解斜視図、第2図は第1図の分解部
品を組立てた状態の正面図、第3図は第2図の3
−3線に沿う断面図、第4図は第2図の4−4線
に沿う断面図、第5図は第2実施例の一部破断平
面図、第6図は従来公知の磁性体の縦断側面図で
ある。
1実施例の分解斜視図、第2図は第1図の分解部
品を組立てた状態の正面図、第3図は第2図の3
−3線に沿う断面図、第4図は第2図の4−4線
に沿う断面図、第5図は第2実施例の一部破断平
面図、第6図は従来公知の磁性体の縦断側面図で
ある。
前記の第1〜4図において、1は平板状の四角
形を成す磁石片、2,2は磁石片の平板面の両側
に重ねた板状のヨークであり、前記の磁石片とヨ
ークとで磁石体Aを構成し、その板厚端面の少な
くとも二辺の面に吸引部Bが形成されている。
形を成す磁石片、2,2は磁石片の平板面の両側
に重ねた板状のヨークであり、前記の磁石片とヨ
ークとで磁石体Aを構成し、その板厚端面の少な
くとも二辺の面に吸引部Bが形成されている。
3,4は前記磁石片とヨークとの板厚方向にあ
けた小径の挿通孔、5は前記磁石片1とヨーク
2,2とを抱持するための二つ割り型を成す非磁
性の合成樹脂ホルダであつて、一つの角cを挟ん
で隣接する二辺を開放し、その開放部における磁
石体の二辺を吸引部Bとしている。
けた小径の挿通孔、5は前記磁石片1とヨーク
2,2とを抱持するための二つ割り型を成す非磁
性の合成樹脂ホルダであつて、一つの角cを挟ん
で隣接する二辺を開放し、その開放部における磁
石体の二辺を吸引部Bとしている。
6は前記ホルダの一方51の内面に一体成形し
た非磁性の合成樹脂から成る結合軸であつて、そ
の軸線に沿つて小孔61又はネジ孔をあけてあ
る。
た非磁性の合成樹脂から成る結合軸であつて、そ
の軸線に沿つて小孔61又はネジ孔をあけてあ
る。
7はホルダの他方52に結合軸6の先端面に対
峙してあけた孔、8はその孔を通して結合軸の小
孔61にねじ込む非磁性の金属から成るタツピン
グネジ、9はホルダ5の開放面と対向する側に設
けた掛止部である。
峙してあけた孔、8はその孔を通して結合軸の小
孔61にねじ込む非磁性の金属から成るタツピン
グネジ、9はホルダ5の開放面と対向する側に設
けた掛止部である。
なお、前記のタツピングネジ8の代わりにボル
トを用い、結合軸6にねじ孔を設けることによつ
てねじ込み固定することもできる。
トを用い、結合軸6にねじ孔を設けることによつ
てねじ込み固定することもできる。
次に第5図示例は、結合軸6に貫通孔62をあ
け、これに非磁性のボルト10を通してナツト1
1で締付けてホルダ5内に納めた磁石片1とヨー
ク2,2とを抱持してある。
け、これに非磁性のボルト10を通してナツト1
1で締付けてホルダ5内に納めた磁石片1とヨー
ク2,2とを抱持してある。
上記の実施例に基づく本考案の組立工程例及び
使用例を説明する。
使用例を説明する。
第1〜4図において、磁石片1の板厚方向の両
面に板状のヨーク2,2を重ね、ホルダ5の一方
のホルダ片51の結合軸6をヨークの孔3と、磁
石片の孔4に挿通すると共に、他方のホルダ片5
2の孔7に対峙させ、前記磁石片1とヨーク2,
2とをホルダ5内に納め、タツピングネジ8を結
合軸の小孔61にねじ込んで抱持固定する。
面に板状のヨーク2,2を重ね、ホルダ5の一方
のホルダ片51の結合軸6をヨークの孔3と、磁
石片の孔4に挿通すると共に、他方のホルダ片5
2の孔7に対峙させ、前記磁石片1とヨーク2,
2とをホルダ5内に納め、タツピングネジ8を結
合軸の小孔61にねじ込んで抱持固定する。
第5図示においては、磁石片の孔3とヨークの
孔4とに挿通した結合軸6の先端を他のホルダ片
52の内面に当接し、ボルト10を結合軸6の小
孔62に貫通してナツト11で締付けて前記ホル
ダ内に納めた磁石片1とヨーク2,2とを抱持固
着させる。
孔4とに挿通した結合軸6の先端を他のホルダ片
52の内面に当接し、ボルト10を結合軸6の小
孔62に貫通してナツト11で締付けて前記ホル
ダ内に納めた磁石片1とヨーク2,2とを抱持固
着させる。
本考案は上記の構成であるから、磁石片とヨー
クとから成る磁石体を非磁性体の合成樹脂製ホル
ダに納め、さらに非磁性体の合成樹脂製結合軸を
前記磁石片とヨークとの孔に挿通してホルダに結
合し、さらにタツピングネジ又はボルトによつて
固着される。
クとから成る磁石体を非磁性体の合成樹脂製ホル
ダに納め、さらに非磁性体の合成樹脂製結合軸を
前記磁石片とヨークとの孔に挿通してホルダに結
合し、さらにタツピングネジ又はボルトによつて
固着される。
従つて、タツピングネジ又はボルトでの磁石体
をホルダに固着するのは、ドライバ1本で簡単に
取付け又は分解ができるから作業がきわめて能率
的である。
をホルダに固着するのは、ドライバ1本で簡単に
取付け又は分解ができるから作業がきわめて能率
的である。
さらに、磁石片とヨークとの孔には全くと言つ
て良い程非磁性の合成樹脂製の軸で結合している
から、その結合軸に非磁性のタツピングネジ又は
ビス類を通しても磁石体の磁力が減じることがな
く、磁石体本来の吸引力が確保できる。
て良い程非磁性の合成樹脂製の軸で結合している
から、その結合軸に非磁性のタツピングネジ又は
ビス類を通しても磁石体の磁力が減じることがな
く、磁石体本来の吸引力が確保できる。
そして、ホルダには吸引部と対向する向かい側
に各種被支持物を連結するための掛止部が設けら
れているので、磁性板に紙類を挟圧して支持する
ほか、各種非支持物を吊り下げ支持することもで
き、用途の拡大が図れこの種の磁石装着具として
きわめて実用的である。
に各種被支持物を連結するための掛止部が設けら
れているので、磁性板に紙類を挟圧して支持する
ほか、各種非支持物を吊り下げ支持することもで
き、用途の拡大が図れこの種の磁石装着具として
きわめて実用的である。
第1図は本考案に係る磁石装着具の第1実施例
を示す分解斜視図、第2図は第1図の組立てた状
態の正面図、第3図は第2図の3−3線に沿う断
面図、第4図は第2図の4−4線に沿う断面図、
第5図は本考案の第2実施例の一部破断平面図、
第6図は従来公知の磁石体の縦断側面図である。 1……板状の磁石片、2……ヨーク、3……磁
石片にあけた孔、4……ヨークにあけた孔、5,
5′,5″……非磁性の合成樹脂製ホルダ、6,
6′,6″……非磁性の合成樹脂製結合軸、7……
ホルダにあけた孔、8……タツピングネジ、9…
…ホルダの掛止部。
を示す分解斜視図、第2図は第1図の組立てた状
態の正面図、第3図は第2図の3−3線に沿う断
面図、第4図は第2図の4−4線に沿う断面図、
第5図は本考案の第2実施例の一部破断平面図、
第6図は従来公知の磁石体の縦断側面図である。 1……板状の磁石片、2……ヨーク、3……磁
石片にあけた孔、4……ヨークにあけた孔、5,
5′,5″……非磁性の合成樹脂製ホルダ、6,
6′,6″……非磁性の合成樹脂製結合軸、7……
ホルダにあけた孔、8……タツピングネジ、9…
…ホルダの掛止部。
Claims (1)
- 板厚端面が吸引部Bとなる磁石片1と、前記磁
石片を挟持するヨーク2と、磁石片1の一角Cを
挟んで隣接する板厚端面が2面一対の吸引部B,
Bとなるように開放部を成形して抱持した二つ割
りの合成樹脂製ホルダ5とから成り、前記二つ割
りホルダの一方51には、その内面に小孔付き又
は貫通孔付き合成樹脂製結合軸6を一体に設け、
且つホルダの他方52には結合軸6の先端面に対
峙する孔7をあけ、前記ホルダ5の吸引部側開放
部と対向する各反対側に孔付きの突起形掛止部
9,9を一体成形し、前記磁石片とヨークの板厚
方向に挿通孔3,4をあけると共に、その孔に前
記の結合軸6を挿通し、且つタツピングネジ8を
他方のホルダの孔7から一方のホルダの小孔61
に向けて挿入して締付け、又はボルト10を一方
のホルダの貫通孔62から他方のホルダの孔7に
向けて挿通しナツト11を介してホルダ5に固着
したことを特徴とする磁石装着具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987134038U JPH0440246Y2 (ja) | 1987-09-01 | 1987-09-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987134038U JPH0440246Y2 (ja) | 1987-09-01 | 1987-09-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6439608U JPS6439608U (ja) | 1989-03-09 |
JPH0440246Y2 true JPH0440246Y2 (ja) | 1992-09-21 |
Family
ID=31392442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987134038U Expired JPH0440246Y2 (ja) | 1987-09-01 | 1987-09-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0440246Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5936881U (ja) * | 1982-08-27 | 1984-03-08 | 日立造船株式会社 | クリ−ナ付サイトグラス装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60133605U (ja) * | 1984-02-15 | 1985-09-06 | ニチレイマグネツト株式会社 | 磁石吸着スライドホルダ− |
-
1987
- 1987-09-01 JP JP1987134038U patent/JPH0440246Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5936881U (ja) * | 1982-08-27 | 1984-03-08 | 日立造船株式会社 | クリ−ナ付サイトグラス装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6439608U (ja) | 1989-03-09 |
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