JPS6121814Y2 - - Google Patents
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- JPS6121814Y2 JPS6121814Y2 JP1981014476U JP1447681U JPS6121814Y2 JP S6121814 Y2 JPS6121814 Y2 JP S6121814Y2 JP 1981014476 U JP1981014476 U JP 1981014476U JP 1447681 U JP1447681 U JP 1447681U JP S6121814 Y2 JPS6121814 Y2 JP S6121814Y2
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 33
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 33
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 11
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はスイツチ付ジヤツクに関し、さらに
詳しくは、プラグの挿脱操作に対応して、内装し
たスイツチ回路の切換え作動を行ない得るように
したスイツチ付ジヤツクの改良に係るものであ
る。
詳しくは、プラグの挿脱操作に対応して、内装し
たスイツチ回路の切換え作動を行ない得るように
したスイツチ付ジヤツクの改良に係るものであ
る。
従来例によるこの種のスイツチ付ジヤツクとし
ては、例えば第1図に示すように、ジヤツク本体
1に形成されるプラグ挿入部1aのプラグ挿入路
3内にあつて、挿入前端部内側の一部に一端部2
aを揺動自在に枢支させ、かつ背面一部に形成さ
れるカム面2cを同挿入路3に臨ませたほゞ
“く”の字形の作動レバー2を配設すると共に、
この作動レバー2の他端部2bを、スイツチバネ
5により常時一方向に押圧されたスライドスイツ
チ6に対応させ、プラグ挿入路3内へのプラグ本
体4のプラグピン4aの挿入によつて、作動レバ
ー2のカム面2cをスイツチバネ5の押圧力に抗
して変位作動させることにより、スライドスイツ
チ6を切換え得るようにしている。なお図中、7
はスライドスイツチ6の端子である。
ては、例えば第1図に示すように、ジヤツク本体
1に形成されるプラグ挿入部1aのプラグ挿入路
3内にあつて、挿入前端部内側の一部に一端部2
aを揺動自在に枢支させ、かつ背面一部に形成さ
れるカム面2cを同挿入路3に臨ませたほゞ
“く”の字形の作動レバー2を配設すると共に、
この作動レバー2の他端部2bを、スイツチバネ
5により常時一方向に押圧されたスライドスイツ
チ6に対応させ、プラグ挿入路3内へのプラグ本
体4のプラグピン4aの挿入によつて、作動レバ
ー2のカム面2cをスイツチバネ5の押圧力に抗
して変位作動させることにより、スライドスイツ
チ6を切換え得るようにしている。なお図中、7
はスライドスイツチ6の端子である。
しかしながら、このような機構々成による従来
例でのスイツチ付ジヤツクの場合には、スイツチ
切換え用の作動レバー2がプラグ挿入路3内にあ
つて、挿入方向に直交して作動変位されるように
なつているため、スライドスイツチ6の切換えに
必要な作動距離を、少なくとも直交方向の変位量
として与えなければならず、従つてプラグ挿入路
3の内径を一定以下には小さくできず、こゝでの
ジヤツクおよびプラグの超小型化構成を妨げてお
り、特に昨今盛んに要請される電気機器の超小型
化に適応し得ないものであつた。
例でのスイツチ付ジヤツクの場合には、スイツチ
切換え用の作動レバー2がプラグ挿入路3内にあ
つて、挿入方向に直交して作動変位されるように
なつているため、スライドスイツチ6の切換えに
必要な作動距離を、少なくとも直交方向の変位量
として与えなければならず、従つてプラグ挿入路
3の内径を一定以下には小さくできず、こゝでの
ジヤツクおよびプラグの超小型化構成を妨げてお
り、特に昨今盛んに要請される電気機器の超小型
化に適応し得ないものであつた。
この考案は従来のこのような実情に鑑み、超小
型化の可能なスイツチ付ジヤツクを提供しようと
するもので、以下、この考案に係るスイツチ付ジ
ヤツクの一実施例につき、第2図ないし第5図を
参照して詳細に説明する。
型化の可能なスイツチ付ジヤツクを提供しようと
するもので、以下、この考案に係るスイツチ付ジ
ヤツクの一実施例につき、第2図ないし第5図を
参照して詳細に説明する。
これらの各図において、ジヤツク本体11は、
絶縁材製のベース基板12と、このベース基板1
2の前面側中央部から一体的に突設されて、かつ
内部に横断面矩形々状のプラグ挿入路13aを形
成した絶縁スリーブ13とを有しており、絶縁ス
リーブ13の外周囲には、プラグ挿入路13aの
挿入端側に環状絶縁部材14を介してカツプ状電
極15を被嵌させ、その舌片部15aおよび端子
部15bを、前記ベース基板12の角穴12a,
12a(一方のみを図示)に通して後面側に突出
させ、かつこの舌片部15aをカシメ付け固定さ
せて、外部にプラグ挿入部11aを形成させ、か
つ前記プラグ挿入路13a内には、後述するプラ
グ挿入を円滑かつ容易にするため、前端部側をそ
れぞれ内側に曲げ込み成形した弾性材料からなる
断面コ字状の電極片17を内接装着させて、その
端子部17aを同様にベース基板12の角穴12
dに通して後面側に突出させてある。
絶縁材製のベース基板12と、このベース基板1
2の前面側中央部から一体的に突設されて、かつ
内部に横断面矩形々状のプラグ挿入路13aを形
成した絶縁スリーブ13とを有しており、絶縁ス
リーブ13の外周囲には、プラグ挿入路13aの
挿入端側に環状絶縁部材14を介してカツプ状電
極15を被嵌させ、その舌片部15aおよび端子
部15bを、前記ベース基板12の角穴12a,
12a(一方のみを図示)に通して後面側に突出
させ、かつこの舌片部15aをカシメ付け固定さ
せて、外部にプラグ挿入部11aを形成させ、か
つ前記プラグ挿入路13a内には、後述するプラ
グ挿入を円滑かつ容易にするため、前端部側をそ
れぞれ内側に曲げ込み成形した弾性材料からなる
断面コ字状の電極片17を内接装着させて、その
端子部17aを同様にベース基板12の角穴12
dに通して後面側に突出させてある。
また後部側に棒状部16a,16aを突設させ
たカバー体16には、内部に上下各面を平面16
d状とし、かつ数個の凸条16eを有するガイド
溝16bを形成してあつて、このガイド溝16b
に前記絶縁スリーブ13を受け入れて、前記ベー
ス基板12の前面側に装着させ、各棒状部16
a,16aをこのベース基板12の丸穴12b,
12bに通し、かつこれを後面側で溶着カシメ付
け固定させてあり、この状態でプラグ本体18の
プラグ電極18aを前記カツプ状電極15に、ピ
ン電極18bを前記電極片17にそれぞれ挿脱し
得るようにしてある。
たカバー体16には、内部に上下各面を平面16
d状とし、かつ数個の凸条16eを有するガイド
溝16bを形成してあつて、このガイド溝16b
に前記絶縁スリーブ13を受け入れて、前記ベー
ス基板12の前面側に装着させ、各棒状部16
a,16aをこのベース基板12の丸穴12b,
12bに通し、かつこれを後面側で溶着カシメ付
け固定させてあり、この状態でプラグ本体18の
プラグ電極18aを前記カツプ状電極15に、ピ
ン電極18bを前記電極片17にそれぞれ挿脱し
得るようにしてある。
そして前記カバー体16に対しては、同カバー
体16の内部ガイド溝16bの横断面に対応し
て、同様外面的に上下各面を平面19a状とし、
かつ数個の凹条19bを形成した内鍔付き円筒状
のスイツチ作動体19を、前記絶縁スリーブ13
に嵌め込んだ状態で後側から摺動自在に係合嵌装
させると共に、前記ベース基板12上での絶縁ス
リーブ13の基部に近付けて凹設した環状溝12
cと円筒内鍔部との間に介装させたコイルバネ2
0の押圧力により、上下各平面19a,19aに
それぞれに突設したカム突片19c,19cを、
カバー体16の裏段部16c,16cへ突き当
てゝあり、このように組み込むことによつて、前
記プラグ本体18を前記カツプ状電極15、つま
りこゝではプラグ挿入部11aに、コイルバネ2
0の押圧力に抗して挿入操作(プラグイン)させ
たとき、第3図に示ように、このスイツチ作動体
19を実線図示の非作動位置から、鎖線図示の作
動位置に摺動変位させ得るようにし、かつ抜脱操
作(プラグアウト)させたとき、コイルバネ20
の押圧力により再度復帰させ得るようにしてあ
る。
体16の内部ガイド溝16bの横断面に対応し
て、同様外面的に上下各面を平面19a状とし、
かつ数個の凹条19bを形成した内鍔付き円筒状
のスイツチ作動体19を、前記絶縁スリーブ13
に嵌め込んだ状態で後側から摺動自在に係合嵌装
させると共に、前記ベース基板12上での絶縁ス
リーブ13の基部に近付けて凹設した環状溝12
cと円筒内鍔部との間に介装させたコイルバネ2
0の押圧力により、上下各平面19a,19aに
それぞれに突設したカム突片19c,19cを、
カバー体16の裏段部16c,16cへ突き当
てゝあり、このように組み込むことによつて、前
記プラグ本体18を前記カツプ状電極15、つま
りこゝではプラグ挿入部11aに、コイルバネ2
0の押圧力に抗して挿入操作(プラグイン)させ
たとき、第3図に示ように、このスイツチ作動体
19を実線図示の非作動位置から、鎖線図示の作
動位置に摺動変位させ得るようにし、かつ抜脱操
作(プラグアウト)させたとき、コイルバネ20
の押圧力により再度復帰させ得るようにしてあ
る。
さらに前記カバー体16のプラグ挿入部11
a、ひいてはスイツチ作動体19を挾んだ上下の
空間部内には、それぞれに上部および下部のスラ
イドスイツチ機構21,21を介装させてある。
これらの各スライドスイツチ機構21,21は共
に同一構成であつて相互に逆方向に作動し得るよ
うになつており、前記スイツチ作動体19の摺動
方向に対して直交する方向に摺動自在に嵌装され
た断面コ字状の絶縁クリツプホルダ22と、この
クリツプホルダ22内に移動不能に内装させた導
電クリツプ23とを有している。
a、ひいてはスイツチ作動体19を挾んだ上下の
空間部内には、それぞれに上部および下部のスラ
イドスイツチ機構21,21を介装させてある。
これらの各スライドスイツチ機構21,21は共
に同一構成であつて相互に逆方向に作動し得るよ
うになつており、前記スイツチ作動体19の摺動
方向に対して直交する方向に摺動自在に嵌装され
た断面コ字状の絶縁クリツプホルダ22と、この
クリツプホルダ22内に移動不能に内装させた導
電クリツプ23とを有している。
しかして前記導電クリツプ23については、前
記ベース基板12上に所定方向に沿つて所定間隔
で植設させた3個の切換え端子24,25,26
の列のうち、相互に隣接する2個1組づゝの端子
24,25または25,26の先端部をクリツプ
することで接続し、その摺動に伴なつて上部側で
は端子24,25間から端子25,26間へ、下
部側では端子25,26間から端子24,25間
へ、それぞれ各組相互間の切換えをなし得るよう
にしており、また前記クリツプホルダ22には、
その摺動方向に対し傾斜されて前記スイツチ作動
体19のカム突片19cを受け入れる直線状のカ
ム溝22aを形成させると共に、摺動方向両側部
に両端部の各切換え端子24,26の通過を許容
する切り欠き溝22bを切り欠いたものである。
記ベース基板12上に所定方向に沿つて所定間隔
で植設させた3個の切換え端子24,25,26
の列のうち、相互に隣接する2個1組づゝの端子
24,25または25,26の先端部をクリツプ
することで接続し、その摺動に伴なつて上部側で
は端子24,25間から端子25,26間へ、下
部側では端子25,26間から端子24,25間
へ、それぞれ各組相互間の切換えをなし得るよう
にしており、また前記クリツプホルダ22には、
その摺動方向に対し傾斜されて前記スイツチ作動
体19のカム突片19cを受け入れる直線状のカ
ム溝22aを形成させると共に、摺動方向両側部
に両端部の各切換え端子24,26の通過を許容
する切り欠き溝22bを切り欠いたものである。
またこゝで前記コイルバネ20の押圧力につい
ては、前記スイツチ作動体19、ひいては上部側
および下部側スライドスイツチ機構21の各クリ
ツプホルダ22を付勢しておくのに充分で、しか
も前記プラグ本体18をプラグ挿入部11aに接
続装入させたとき、これが不測に抜脱されること
のない程度に設定させておくのである。
ては、前記スイツチ作動体19、ひいては上部側
および下部側スライドスイツチ機構21の各クリ
ツプホルダ22を付勢しておくのに充分で、しか
も前記プラグ本体18をプラグ挿入部11aに接
続装入させたとき、これが不測に抜脱されること
のない程度に設定させておくのである。
従つてこの実施例構成の場合には、プラグ本体
18をベース基板12上のプラグ挿入部11aに
挿入させてない状態では、スイツチ作動体19が
コイルバネ20の押圧力によつて非作動位置(第
3図実線図示位置)に付勢保持され、上部側スラ
イドスイツチ機構21の各切換え端子のうち、端
子24,25間が導電クリツプ23により短絡接
続(第4,5図A)され、かつ同様に下部側では
端子25,26間が短絡接続されている。
18をベース基板12上のプラグ挿入部11aに
挿入させてない状態では、スイツチ作動体19が
コイルバネ20の押圧力によつて非作動位置(第
3図実線図示位置)に付勢保持され、上部側スラ
イドスイツチ機構21の各切換え端子のうち、端
子24,25間が導電クリツプ23により短絡接
続(第4,5図A)され、かつ同様に下部側では
端子25,26間が短絡接続されている。
またこの非作動状態にあつて、前記操作プラグ
本体18をプラグ挿入部11aに、コイルバネ2
0の押圧力に抗して挿入操作(プラグイン)させ
ると、同操作プラグ本体18のプラグ電極18a
がカツプ状電極15、ひいてはその端子部15b
に、かつピン電極18bが電極片17、ひいては
その端子部17aにそれぞれ接続されると共に、
前記スイツチ作動体19が非作動位置から作動位
置(第3図鎖線図示位置)に摺動変位、つまりス
ライド操作され、このスライド操作に伴なつて、
スイツチ作動体19のカム突片19cが、クリツ
プホルダ22のカム溝22aをカム作動させるこ
とにより、このクリツプホルダ22を挿入方向に
直交する方向にスライド作動させて、結果的に今
度は、上部側のスライドスイツチ機構21におい
ては、導電クリツプ23により短絡接続されてい
た切換え端子24,25間が端子25,26間側
に切換え接続(第4,5図B)され、かつ同様に
下部側では、切換え端子25,26間が端子2
4,25間側に切換え接続される。
本体18をプラグ挿入部11aに、コイルバネ2
0の押圧力に抗して挿入操作(プラグイン)させ
ると、同操作プラグ本体18のプラグ電極18a
がカツプ状電極15、ひいてはその端子部15b
に、かつピン電極18bが電極片17、ひいては
その端子部17aにそれぞれ接続されると共に、
前記スイツチ作動体19が非作動位置から作動位
置(第3図鎖線図示位置)に摺動変位、つまりス
ライド操作され、このスライド操作に伴なつて、
スイツチ作動体19のカム突片19cが、クリツ
プホルダ22のカム溝22aをカム作動させるこ
とにより、このクリツプホルダ22を挿入方向に
直交する方向にスライド作動させて、結果的に今
度は、上部側のスライドスイツチ機構21におい
ては、導電クリツプ23により短絡接続されてい
た切換え端子24,25間が端子25,26間側
に切換え接続(第4,5図B)され、かつ同様に
下部側では、切換え端子25,26間が端子2
4,25間側に切換え接続される。
さらに、この切換え作動状態で、前記操作プラ
グ本体18をプラグ挿入部11aから抜脱操作
(プラグアウト)させると、コイルバネ20によ
る押圧力に基づいて前記とは逆の作動がなされ、
スイツチ作動体19、上部側および下部側スライ
ドスイツチ機構21の各クリツプホルダ22が、
それぞれ元の非作動位置に復帰されるのである。
グ本体18をプラグ挿入部11aから抜脱操作
(プラグアウト)させると、コイルバネ20によ
る押圧力に基づいて前記とは逆の作動がなされ、
スイツチ作動体19、上部側および下部側スライ
ドスイツチ機構21の各クリツプホルダ22が、
それぞれ元の非作動位置に復帰されるのである。
すなわち、このようにしてベース基板12上の
プラグ挿入部11aに対し、プラグ本体18を挿
脱操作させることによつて、プラグ電極18aと
カツプ状電極15、およびピン電極18bと電極
片17の接、断作用は勿論のこと、上部側、下部
側スライドスイツチ機構21での各切換え端子2
4,25および25,26とのそれぞれの切換え
作用、つまりスイツチ回路の切換え作用を良好か
つ効果的に行ない得るのである。
プラグ挿入部11aに対し、プラグ本体18を挿
脱操作させることによつて、プラグ電極18aと
カツプ状電極15、およびピン電極18bと電極
片17の接、断作用は勿論のこと、上部側、下部
側スライドスイツチ機構21での各切換え端子2
4,25および25,26とのそれぞれの切換え
作用、つまりスイツチ回路の切換え作用を良好か
つ効果的に行ない得るのである。
なお、前記実施例構成においては、上部側、下
部側1対のスライドスイツチ機構の切換え作用を
行なわせるようにしているが、スライドスイツチ
機構の配置については、その何れか一方のみにし
ても、あるいはさらに左右両側にも配置して同様
に作用させるようにしても良く、またスイツチ作
動体を付勢するバネについても、その他任意の形
式を採用して差し支えないが、実施例形式ではス
ペース利用の上で有利である。
部側1対のスライドスイツチ機構の切換え作用を
行なわせるようにしているが、スライドスイツチ
機構の配置については、その何れか一方のみにし
ても、あるいはさらに左右両側にも配置して同様
に作用させるようにしても良く、またスイツチ作
動体を付勢するバネについても、その他任意の形
式を採用して差し支えないが、実施例形式ではス
ペース利用の上で有利である。
以上詳述したように、この考案のスイツチ付ジ
ヤツクによるときは、スイツチ切換え操作のため
のスイツチ作動体を、プラグ挿入部の外周に嵌装
させてあることから、このプラグ挿入部を可及的
に小径化させることができ、かつまたこのように
スイツチ作動体を、プラグ挿入部の外周に嵌装さ
せた構成では、従来例でのようにプラグ挿入部の
内部を利用する場合とは全く異なつて、同外周の
全域、つまり周囲360の全角度範囲を充分に活
用して、より多くのスライドスイツチ機構を配設
でき、切換え対象スイツチ回路数を増加し得ると
共に、スイツチ作動体にカム突片を設け、このカ
ム突片をクリツプホルダに傾斜状に形成したカム
溝に係合させ、スイツチ作動体、ひいてはプラグ
本体の摺動方向に直交して、クリツプホルダを切
換えスライド作動させるようにしたから、プラグ
本体の僅かな摺動距離による挿脱操作によるのみ
で、各スイツチの切換え作用を果すことが可能に
なり、結果的にジヤツクおよびプラグの超小型化
を達成できるなど、その実用的価値が極めて大き
い。
ヤツクによるときは、スイツチ切換え操作のため
のスイツチ作動体を、プラグ挿入部の外周に嵌装
させてあることから、このプラグ挿入部を可及的
に小径化させることができ、かつまたこのように
スイツチ作動体を、プラグ挿入部の外周に嵌装さ
せた構成では、従来例でのようにプラグ挿入部の
内部を利用する場合とは全く異なつて、同外周の
全域、つまり周囲360の全角度範囲を充分に活
用して、より多くのスライドスイツチ機構を配設
でき、切換え対象スイツチ回路数を増加し得ると
共に、スイツチ作動体にカム突片を設け、このカ
ム突片をクリツプホルダに傾斜状に形成したカム
溝に係合させ、スイツチ作動体、ひいてはプラグ
本体の摺動方向に直交して、クリツプホルダを切
換えスライド作動させるようにしたから、プラグ
本体の僅かな摺動距離による挿脱操作によるのみ
で、各スイツチの切換え作用を果すことが可能に
なり、結果的にジヤツクおよびプラグの超小型化
を達成できるなど、その実用的価値が極めて大き
い。
第1図は従来例によるスイツチ付ジヤツクの概
要構成を示す縦断側面図、第2図ないし第5図は
この考案に係るスイツチ付ジヤツクの一実施例に
よる概要構成を示し、第2図は分解斜視図、第3
図は縦断側面図(断面は第4図Aの−線部に
沿う)、第4図A,Bはそれぞれ異なつた作用状
態を示す第3図の−線部断面図、第5図A,
Bはそれぞれ第4図A,Bに対応する作用状態を
示す第3図の−線部断面図である。 11……ジヤツク本体、11a……プラグ挿入
部、13……絶縁スリーブ、13a……プラグ挿
入路、15……カツプ状電極、16……カバー
体、16b……ガイド溝、17……電極片、18
……プラグ本体、19……スイツチ作動体、19
c……カム突片、20……コイルバネ、21……
スライドスイツチ機構、22……絶縁クリツプホ
ルダ、22a……カム溝、23……導電クリツ
プ、24〜26……切換え端子。
要構成を示す縦断側面図、第2図ないし第5図は
この考案に係るスイツチ付ジヤツクの一実施例に
よる概要構成を示し、第2図は分解斜視図、第3
図は縦断側面図(断面は第4図Aの−線部に
沿う)、第4図A,Bはそれぞれ異なつた作用状
態を示す第3図の−線部断面図、第5図A,
Bはそれぞれ第4図A,Bに対応する作用状態を
示す第3図の−線部断面図である。 11……ジヤツク本体、11a……プラグ挿入
部、13……絶縁スリーブ、13a……プラグ挿
入路、15……カツプ状電極、16……カバー
体、16b……ガイド溝、17……電極片、18
……プラグ本体、19……スイツチ作動体、19
c……カム突片、20……コイルバネ、21……
スライドスイツチ機構、22……絶縁クリツプホ
ルダ、22a……カム溝、23……導電クリツ
プ、24〜26……切換え端子。
Claims (1)
- 前面中央部に突出されて、外周面にプラグ挿入
部、内部にプラグ挿入路をそれぞれ形成した絶縁
スリーブ、および前面に所定方向に沿い植設され
て、少なくとも隣接する1組づつの切換え端子を
有するジヤツク本体と、前記プラグ挿入部にバネ
を介して摺動のみ自在に嵌装され、かつ前記切換
え端子列に対応した外面にカム突片を突設したス
イツチ作動体と、前記一方の組の切換え端子相互
を接続するクリツプを有し、前記スイツチ作動体
の摺動方向に対し傾斜されて、前記カム突片を受
け入れるカム溝を形成したクリツプホルダと、前
記スイツチ作動体を押止すると共に、前記クリツ
プホルダを切換え端子列方向に案内するカバー体
とを備え、前記プラグ挿入部へのプラグ本体の挿
入に伴なつて摺動作動される前記スイツチ作動体
により、前記クリツプホルダをスライド作動させ
て、前記各切換え端子相互のクリツプによる接続
を、一方の組から他方の組に切換え得るように構
成したことを特徴とするスイツチ付ジヤツク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981014476U JPS6121814Y2 (ja) | 1981-02-02 | 1981-02-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981014476U JPS6121814Y2 (ja) | 1981-02-02 | 1981-02-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57127488U JPS57127488U (ja) | 1982-08-09 |
JPS6121814Y2 true JPS6121814Y2 (ja) | 1986-06-30 |
Family
ID=29812522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981014476U Expired JPS6121814Y2 (ja) | 1981-02-02 | 1981-02-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6121814Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9255620B2 (en) | 2009-06-05 | 2016-02-09 | Fox Factory, Inc. | Apparatus and methods for a vehicle shock absorber |
-
1981
- 1981-02-02 JP JP1981014476U patent/JPS6121814Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9255620B2 (en) | 2009-06-05 | 2016-02-09 | Fox Factory, Inc. | Apparatus and methods for a vehicle shock absorber |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57127488U (ja) | 1982-08-09 |
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