JP3005745B2 - 外部電源ジャックおよびその組立方法 - Google Patents
外部電源ジャックおよびその組立方法Info
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- JP3005745B2 JP3005745B2 JP7336122A JP33612295A JP3005745B2 JP 3005745 B2 JP3005745 B2 JP 3005745B2 JP 7336122 A JP7336122 A JP 7336122A JP 33612295 A JP33612295 A JP 33612295A JP 3005745 B2 JP3005745 B2 JP 3005745B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンターその他の電子
機器に外部から直流電源を供給する為に使用される外部
電源ジャックとその組立方法に関する。
機器に外部から直流電源を供給する為に使用される外部
電源ジャックとその組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、前記の如くの外部電源ジャック
は、ハウジングと、ハウジングのプラグ挿入孔に沿って
配された導電ターミナルと、前記プラグ挿入孔の一側に
コンタクト部を臨ませた接地ターミナルとを備えて構成
されていた(例えば、実開平6−36256号公報参
照)。前記導電ターミナルおよび接地ターミナルは、通
常、ハウジングに対して圧入工具によって圧入して組み
立てられていた。従って、導電ターミナルおよび接地タ
ーミナルと、これらに接続される導電線とは、半田付け
によって接続する様にしていた。
は、ハウジングと、ハウジングのプラグ挿入孔に沿って
配された導電ターミナルと、前記プラグ挿入孔の一側に
コンタクト部を臨ませた接地ターミナルとを備えて構成
されていた(例えば、実開平6−36256号公報参
照)。前記導電ターミナルおよび接地ターミナルは、通
常、ハウジングに対して圧入工具によって圧入して組み
立てられていた。従って、導電ターミナルおよび接地タ
ーミナルと、これらに接続される導電線とは、半田付け
によって接続する様にしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の様に、従来の外
部電源ジャックは、ハウジングに対して導電ターミナル
および接地ターミナルを夫々、圧入によって組み立てて
いたので、組立作業に、圧入工具並びに圧入工程を必要
とし、能率良く、簡単に作業ができない問題点があっ
た。又、導電線と導電ターミナルおよび接地ターミナル
との接続も、各ターミナルがハウジングに圧入されて固
定状態となっている為に、半田付け作業によらざるを得
ず、しかも、半田付け部分を覆うスミチューブの被冠も
必要とし、この半田付け作業の点でも、能率良く、簡単
に作業ができない問題点があった。
部電源ジャックは、ハウジングに対して導電ターミナル
および接地ターミナルを夫々、圧入によって組み立てて
いたので、組立作業に、圧入工具並びに圧入工程を必要
とし、能率良く、簡単に作業ができない問題点があっ
た。又、導電線と導電ターミナルおよび接地ターミナル
との接続も、各ターミナルがハウジングに圧入されて固
定状態となっている為に、半田付け作業によらざるを得
ず、しかも、半田付け部分を覆うスミチューブの被冠も
必要とし、この半田付け作業の点でも、能率良く、簡単
に作業ができない問題点があった。
【0004】本発明は斯かる問題点に鑑みてなされたも
ので、組立および導電線の接続が、夫々、能率良く、簡
単にできる様にした外部電源ジャックおよびその組立方
法を提供することを目的としている。
ので、組立および導電線の接続が、夫々、能率良く、簡
単にできる様にした外部電源ジャックおよびその組立方
法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的のもとになさ
れた本発明の外部電源ジャックは、ハウジングに対して
導電ターミナルおよび接地ターミナルを、圧入によるこ
となく挿入し、各ターミナルに設けたランスをハウジン
グに係合させて組み立てるようにしたものである。又、
各ターミナルの基部には、導電線を圧着によって接続す
る為のクリンプ片が設けられ、夫々のターミナルは導電
線を接続してから、ハウジングに挿入して組み立てるよ
うにした。
れた本発明の外部電源ジャックは、ハウジングに対して
導電ターミナルおよび接地ターミナルを、圧入によるこ
となく挿入し、各ターミナルに設けたランスをハウジン
グに係合させて組み立てるようにしたものである。又、
各ターミナルの基部には、導電線を圧着によって接続す
る為のクリンプ片が設けられ、夫々のターミナルは導電
線を接続してから、ハウジングに挿入して組み立てるよ
うにした。
【0006】即ち本発明の外部電源ジャックは、ハウジ
ングと、ハウジングのプラグ挿入孔に沿って配された導
電ターミナルと、前記プラグ挿入孔の一側にコンタクト
部を臨ませた接地ターミナルとを備えた外部電源ジャッ
クにおいて、前記導電ターミナルおよび接地ターミナル
が、ハウジングに挿入されて、各ターミナルに設けたラ
ンスを介してハウジングと係合していると共に、導電タ
ーミナルのコンタクト片の先端が、ハウジングのプラグ
挿入孔内に設けた保持用突部と係合しており、かつ、各
ターミナルの基部に、導電線を圧着により接続する為の
クリンプ片が設けてあることを特徴とする外部電源ジャ
ックである。
ングと、ハウジングのプラグ挿入孔に沿って配された導
電ターミナルと、前記プラグ挿入孔の一側にコンタクト
部を臨ませた接地ターミナルとを備えた外部電源ジャッ
クにおいて、前記導電ターミナルおよび接地ターミナル
が、ハウジングに挿入されて、各ターミナルに設けたラ
ンスを介してハウジングと係合していると共に、導電タ
ーミナルのコンタクト片の先端が、ハウジングのプラグ
挿入孔内に設けた保持用突部と係合しており、かつ、各
ターミナルの基部に、導電線を圧着により接続する為の
クリンプ片が設けてあることを特徴とする外部電源ジャ
ックである。
【0007】又、前記の如くの外部電源ジャックであっ
て、導電ターミナルは、金属板を打ち抜いて成形された
ものであり、2本のコンタクト片を並列させた音叉型と
してあり、各コンタクト片の先端部に、ハウジングのプ
ラグ挿入孔内に設けた保持用突部の外側に係合する為の
係合突片が形成され、この係合突片より基部寄の内側
に、コンタクト部を突出させて形成してあることを特徴
とする外部電源ジャックである。
て、導電ターミナルは、金属板を打ち抜いて成形された
ものであり、2本のコンタクト片を並列させた音叉型と
してあり、各コンタクト片の先端部に、ハウジングのプ
ラグ挿入孔内に設けた保持用突部の外側に係合する為の
係合突片が形成され、この係合突片より基部寄の内側
に、コンタクト部を突出させて形成してあることを特徴
とする外部電源ジャックである。
【0008】次に本発明の外部電源ジャックの組立方法
は、前記の如くの外部電源ジャックの組立方法であっ
て、導電ターミナルおよび接地ターミナルに対し、導電
線を、基部に設けたクリンプ片を介して圧着接続し、次
いで、導電ターミナルのコンタクト片側をハウジングの
プラグ挿入孔へ向けて挿入し、コンタクト片の先端をプ
ラグ挿入孔内の保持用突部と係合させ、導電ターミナル
に設けたランスをハウジングに係合させると共に、接地
ターミナルのコンタクト片側をハウジングのプラグ挿入
孔の一側に挿入し、接地ターミナルに設けたランスをハ
ウジングに係合させることを特徴とする外部電源ジャッ
クの組立方法である。
は、前記の如くの外部電源ジャックの組立方法であっ
て、導電ターミナルおよび接地ターミナルに対し、導電
線を、基部に設けたクリンプ片を介して圧着接続し、次
いで、導電ターミナルのコンタクト片側をハウジングの
プラグ挿入孔へ向けて挿入し、コンタクト片の先端をプ
ラグ挿入孔内の保持用突部と係合させ、導電ターミナル
に設けたランスをハウジングに係合させると共に、接地
ターミナルのコンタクト片側をハウジングのプラグ挿入
孔の一側に挿入し、接地ターミナルに設けたランスをハ
ウジングに係合させることを特徴とする外部電源ジャッ
クの組立方法である。
【0009】
【作用】本発明の外部電源ジャックによれば、導電ター
ミナルおよび接地ターミナルがハウジングに挿入して、
夫々のランスをハウジングに係合させて組み立てられる
構成なので、組立作業に圧入工具並びに圧入工程を必要
としなくできる。導電ターミナルを圧入によらず、挿入
してハウジングに組み立てた場合、導電ターミナルのコ
ンタクト片は一般にガタつく傾向にあるが、コンタクト
片の先端をハウジングに設けた保持用突部に係合させた
ので、コンタクト片がガタつくことを避けることができ
る。又、導電ターミナルおよび接地ターミナルと導電線
は、半田付けによらず、圧着によって接続することがで
きる。
ミナルおよび接地ターミナルがハウジングに挿入して、
夫々のランスをハウジングに係合させて組み立てられる
構成なので、組立作業に圧入工具並びに圧入工程を必要
としなくできる。導電ターミナルを圧入によらず、挿入
してハウジングに組み立てた場合、導電ターミナルのコ
ンタクト片は一般にガタつく傾向にあるが、コンタクト
片の先端をハウジングに設けた保持用突部に係合させた
ので、コンタクト片がガタつくことを避けることができ
る。又、導電ターミナルおよび接地ターミナルと導電線
は、半田付けによらず、圧着によって接続することがで
きる。
【0010】又、本発明の外部電源ジャックの組立方法
によれば、導電ターミナルおよび接地ターミナルに対し
て導電線を圧着によって接続する作業と、これらのター
ミナルをハウジングに挿入する作業によって組立を完了
することができる。
によれば、導電ターミナルおよび接地ターミナルに対し
て導電線を圧着によって接続する作業と、これらのター
ミナルをハウジングに挿入する作業によって組立を完了
することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付の図を参照して
説明する。
説明する。
【0012】図1乃至図4に示したのが実施例の外部電
源ジャック1である。外部電源ジャック1は、絶縁樹脂
を成形したハウジング2と、導電ターミナル3および接
地ターミナル4を備えている。ハウジング2は図5乃至
図11に示したように筒状に成形されたもので、後端5
から前端6に向かって、導電ターミナル3の挿入孔7と
接地ターミナル4の挿入孔8が上下に並設してあると共
に、前端6側には、前記挿入孔7に対向するようにプラ
グ挿入孔9が設けてある。
源ジャック1である。外部電源ジャック1は、絶縁樹脂
を成形したハウジング2と、導電ターミナル3および接
地ターミナル4を備えている。ハウジング2は図5乃至
図11に示したように筒状に成形されたもので、後端5
から前端6に向かって、導電ターミナル3の挿入孔7と
接地ターミナル4の挿入孔8が上下に並設してあると共
に、前端6側には、前記挿入孔7に対向するようにプラ
グ挿入孔9が設けてある。
【0013】前記導電ターミナル3の挿入孔7の内部に
は、後端5寄りの上壁に一対の係合突部10を互いに対
向させて形成してあると共に、プラグ挿入孔9の中心軸
に沿う方向で、ターミナルガイド溝11が、プラグ挿入
孔9の中心に設けた筒状の絶縁突起12の先端部まで、
互いに対向させて延びている。前記接地ターミナル4の
挿入孔8は、先端側でプラグ挿入孔9に連通するように
形成してあり、そして、下部には、ハウジング2の底壁
2aを貫通するようにして係止孔13が形成してある。
前記ターミナルガイド溝11の先端には、溝内に突出す
るようにして保持用突部14が形成してあり、導電ター
ミナル3の先端が係合できるようになっている。
は、後端5寄りの上壁に一対の係合突部10を互いに対
向させて形成してあると共に、プラグ挿入孔9の中心軸
に沿う方向で、ターミナルガイド溝11が、プラグ挿入
孔9の中心に設けた筒状の絶縁突起12の先端部まで、
互いに対向させて延びている。前記接地ターミナル4の
挿入孔8は、先端側でプラグ挿入孔9に連通するように
形成してあり、そして、下部には、ハウジング2の底壁
2aを貫通するようにして係止孔13が形成してある。
前記ターミナルガイド溝11の先端には、溝内に突出す
るようにして保持用突部14が形成してあり、導電ター
ミナル3の先端が係合できるようになっている。
【0014】導電ターミナル3は、図12乃至図14に
示したように、金属板を打ち抜いて成形され、基部15
にクリンプ片16およびクリンプ片17が、夫々断面U
字状となるように設けてある。一方のクリンプ片16は
導電線18の導体に圧着して電気的な接続をする為のも
のであり、他方のクリンプ片17は導電線18の絶縁被
覆上に圧接して導電線18を保持する為のものである。
前記保持用突部14と係合する導電ターミナル3の先端
部19は、2本のコンタクト片20を並列させた音叉型
に形成され、各コンタクト片20の先端を保持用突部1
4と係合する係合突片21としてあり、この係合突片2
1より基部15寄りの内側にコンタクト部22が突出さ
せて形成してある。又、この導電ターミナル3の中間部
23は、両側縁に立上り壁24が設けられ、この立上り
壁24の上部から、基部15の方向にランス25が片持
状態で形成してある。
示したように、金属板を打ち抜いて成形され、基部15
にクリンプ片16およびクリンプ片17が、夫々断面U
字状となるように設けてある。一方のクリンプ片16は
導電線18の導体に圧着して電気的な接続をする為のも
のであり、他方のクリンプ片17は導電線18の絶縁被
覆上に圧接して導電線18を保持する為のものである。
前記保持用突部14と係合する導電ターミナル3の先端
部19は、2本のコンタクト片20を並列させた音叉型
に形成され、各コンタクト片20の先端を保持用突部1
4と係合する係合突片21としてあり、この係合突片2
1より基部15寄りの内側にコンタクト部22が突出さ
せて形成してある。又、この導電ターミナル3の中間部
23は、両側縁に立上り壁24が設けられ、この立上り
壁24の上部から、基部15の方向にランス25が片持
状態で形成してある。
【0015】接地ターミナル4も、図15および図16
に示したように、金属板を打ち抜いて成形されたもので
ある。基部26に、導電ターミナル3と同様に、クリン
プ片27およびクリンプ片28が設けてあると共に、先
端部29は折り返すように湾曲されて、コンタクト片3
0が形成されている。このコンタクト片30は、中間部
を山形に突出させてコンタクト部31としてあると共
に、先端寄りには、コンタクト片30から切り起こして
形成した補助コンタクト片32が設けられている。又、
中間部33の中央部が、下側に向かって切り起こされ
て、先端を基部26の方向へ向けたランス34が形成さ
れている。尚。図12、13、15、16において、3
5はキャリアストリップである。
に示したように、金属板を打ち抜いて成形されたもので
ある。基部26に、導電ターミナル3と同様に、クリン
プ片27およびクリンプ片28が設けてあると共に、先
端部29は折り返すように湾曲されて、コンタクト片3
0が形成されている。このコンタクト片30は、中間部
を山形に突出させてコンタクト部31としてあると共
に、先端寄りには、コンタクト片30から切り起こして
形成した補助コンタクト片32が設けられている。又、
中間部33の中央部が、下側に向かって切り起こされ
て、先端を基部26の方向へ向けたランス34が形成さ
れている。尚。図12、13、15、16において、3
5はキャリアストリップである。
【0016】前記において、導電ターミナル3のランス
25はハウジング2の挿入孔7に設けた係合突部10と
対向するようにされ、又、接地ターミナル4のランス3
4はハウジング2の挿入孔8に設けた係止孔13と対向
するようにされているものである。
25はハウジング2の挿入孔7に設けた係合突部10と
対向するようにされ、又、接地ターミナル4のランス3
4はハウジング2の挿入孔8に設けた係止孔13と対向
するようにされているものである。
【0017】上記の構成の外部電源ジャック1を組み立
てるには次のようにして行う。即ち、先ず、導電ターミ
ナル3および接地ターミナル4に導電線18を夫々接続
する。クリンプ片16、27を夫々導体に圧着接続し、
クリンプ片17、28を夫々、導電線18の被覆上に圧
接する。次に、導電ターミナル3を、先端部19のコン
タクト片20をプラグ挿入孔9に向け、ハウジングの後
端5側から、挿入孔7内にターミナルガイド溝11に沿
うようにして挿入し、先端部19に形成したコンタクト
片20の係合突片21をハウジング2側の保持用突部1
4に、図2、3に示したように係合させる。この時、導
電ターミナル3の中間部23に設けたランス25は、挿
入孔7の上壁に設けた係合突部10と対向するようにな
っており、ランス25が係合突部10に図2、4に示し
たように係合し、導電ターミナル3はハウジング2内に
保持される。
てるには次のようにして行う。即ち、先ず、導電ターミ
ナル3および接地ターミナル4に導電線18を夫々接続
する。クリンプ片16、27を夫々導体に圧着接続し、
クリンプ片17、28を夫々、導電線18の被覆上に圧
接する。次に、導電ターミナル3を、先端部19のコン
タクト片20をプラグ挿入孔9に向け、ハウジングの後
端5側から、挿入孔7内にターミナルガイド溝11に沿
うようにして挿入し、先端部19に形成したコンタクト
片20の係合突片21をハウジング2側の保持用突部1
4に、図2、3に示したように係合させる。この時、導
電ターミナル3の中間部23に設けたランス25は、挿
入孔7の上壁に設けた係合突部10と対向するようにな
っており、ランス25が係合突部10に図2、4に示し
たように係合し、導電ターミナル3はハウジング2内に
保持される。
【0018】上記の導電ターミナル3の挿入と同様にし
て、接地ターミナル4もハウジング2の挿入孔8に挿入
する。接地ターミナル4の先端部29に形成したコンタ
クト片30を前方にして、後端5から挿入する。接地タ
ーミナル4のコンタクト片30は図1に示したようにプ
ラグ挿入孔9の一側に臨むようになる。又この時、中間
部33に形成したランス34がハウジング2の係止孔1
3と対向するようになっており、ランス34が係止孔1
3に図2に示したように係合し、接地ターミナル4もハ
ウジング2内に保持される。尚、導電ターミナル3を挿
入する前に接地ターミナル4を挿入するようにして組み
立てることもできる。
て、接地ターミナル4もハウジング2の挿入孔8に挿入
する。接地ターミナル4の先端部29に形成したコンタ
クト片30を前方にして、後端5から挿入する。接地タ
ーミナル4のコンタクト片30は図1に示したようにプ
ラグ挿入孔9の一側に臨むようになる。又この時、中間
部33に形成したランス34がハウジング2の係止孔1
3と対向するようになっており、ランス34が係止孔1
3に図2に示したように係合し、接地ターミナル4もハ
ウジング2内に保持される。尚、導電ターミナル3を挿
入する前に接地ターミナル4を挿入するようにして組み
立てることもできる。
【0019】上記のようにして組み立てられた外部電源
ジャック1に対して、接続プラグ(図示していない)は
ハウジング2の前端6に形成したプラグ挿入孔9に挿入
して接続することができる。接続プラグの中心軸上のコ
ンタクトピンが導電ターミナル3のコンタクト片20の
間に進入してコンタクト部22と当接すると共に、コン
タクトピンの外周に同軸上に設けられる導電筒に接地タ
ーミナル4のコンタクト片30および補助コンタクト片
32が夫々当接して、夫々電気的導通が図られる。前記
コンタクトピンのコンタクト片20間への進入に際し、
コンタクト片20の先端が、保持用突部14と係合突片
21の係合によって、ガタ付が制限され、略一定の位置
に保持されている為に、コンタクトピンの進入を円滑に
することができる。従って、接続プラグの接続が、導電
ターミナル3や接地ターミナル4と衝突することなく、
円滑にできるものである。
ジャック1に対して、接続プラグ(図示していない)は
ハウジング2の前端6に形成したプラグ挿入孔9に挿入
して接続することができる。接続プラグの中心軸上のコ
ンタクトピンが導電ターミナル3のコンタクト片20の
間に進入してコンタクト部22と当接すると共に、コン
タクトピンの外周に同軸上に設けられる導電筒に接地タ
ーミナル4のコンタクト片30および補助コンタクト片
32が夫々当接して、夫々電気的導通が図られる。前記
コンタクトピンのコンタクト片20間への進入に際し、
コンタクト片20の先端が、保持用突部14と係合突片
21の係合によって、ガタ付が制限され、略一定の位置
に保持されている為に、コンタクトピンの進入を円滑に
することができる。従って、接続プラグの接続が、導電
ターミナル3や接地ターミナル4と衝突することなく、
円滑にできるものである。
【0020】
【発明の効果】以上に説明の通り、本発明によれば、導
電ターミナルおよび接地ターミナルを、導電線と圧着に
より接続できるようにし、又ハウジングに挿入して所定
の位置で係合により保持されるように構成したので、半
田付けや圧入の作業を不要とし、きわめて能率良く、し
かも簡単に接続および組立ができる効果がある。
電ターミナルおよび接地ターミナルを、導電線と圧着に
より接続できるようにし、又ハウジングに挿入して所定
の位置で係合により保持されるように構成したので、半
田付けや圧入の作業を不要とし、きわめて能率良く、し
かも簡単に接続および組立ができる効果がある。
【図1】 本発明の実施例の断面図である。
【図2】 図1のA−A線における拡大断面図であ
る。
る。
【図3】 図2のB部の拡大図である。
【図4】 図2のC部の拡大図である。
【図5】 実施例のハウジングの正面図である。
【図6】 同じくハウジングの側面図である。
【図7】 同じくハウジングの背面図である。
【図8】 同じくハウジングの中央縦断面図である。
【図9】 図8のD−D線における断面図である。
【図10】 図8のE−E線における断面図である。
【図11】 図7のF−F線における断面図である。
【図12】 実施例の導電ターミナルの平面図である。
【図13】 同じく導電ターミナルの側面図である。
【図14】 同じく導電ターミナルのコンタクト片の先
端部の拡大図である。
端部の拡大図である。
【図15】 実施例の接地ターミナルの平面図である。
【図16】 同じく接地ターミナルの側面図である。
1 外部電源ジャック 2 ハウジング 3 導電ターミナル 4 接地ターミナル 5 ハウジングの後端 6 ハウジングの前端 7 導電ターミナルの挿入孔 8 接地ターミナルの挿入孔 9 プラグ挿入孔 10 係合突部 11 ターミナルガイド溝 12 絶縁突起 13 係止孔 14 保持用突部 15 導電ターミナルの基部 16 クリンプ片 17 クリンプ片 18 導電線 19 導電ターミナルの先端部 20 コンタクト片 21 係合突片 22 コンタクト部 23 導電ターミナルの中間部 24 立上り壁 25 ランス 26 接地ターミナルの基部 27 クリンプ片 28 クリンプ片 29 接地ターミナルの先端部 30 コンタクト片 31 コンタクト部 32 補助コンタクト片 33 接地ターミナルの中間部 34 ランス 35 キャリアストリップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 17/04
Claims (3)
- 【請求項1】 ハウジングと、ハウジングのプラグ挿
入孔に沿って配された導電ターミナルと、前記プラグ挿
入孔の一側にコンタクト部を臨ませた接地ターミナルと
を備えた外部電源ジャックにおいて、前記導電ターミナ
ルおよび接地ターミナルが、ハウジングに挿入されて、
各ターミナルに設けたランスを介してハウジングと係合
していると共に、導電ターミナルのコンタクト片の先端
が、ハウジングのプラグ挿入孔内に設けた保持用突部と
係合しており、かつ、各ターミナルの基部に、導電線を
圧着により接続する為のクリンプ片が設けてあることを
特徴とする外部電源ジャック。 - 【請求項2】 導電ターミナルは、金属板を打ち抜い
て成形されたものであり、2本のコンタクト片を並列さ
せた音叉型としてあり、各コンタクト片の先端部に、ハ
ウジングのプラグ挿入孔内に設けた保持用突部の外側に
係合する為の係合突片が形成され、この係合突片より基
部寄の内側に、コンタクト部を突出させて形成してある
請求項1記載の外部電源ジャック。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の外部電源ジャッ
クの組立方法であって、導電ターミナルおよび接地ター
ミナルに対し、導電線を、基部に設けたクリンプ片を介
して圧着接続し、次いで、導電ターミナルのコンタクト
片側をハウジングのプラグ挿入孔へ向けて挿入し、コン
タクト片の先端をプラグ挿入孔内の保持用突部と係合さ
せ、導電ターミナルに設けたランスをハウジングに係合
させると共に、接地ターミナルのコンタクト片側をハウ
ジングのプラグ挿入孔の一側に挿入し、接地ターミナル
に設けたランスをハウジングに係合させることを特徴と
する外部電源ジャックの組立方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7336122A JP3005745B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 外部電源ジャックおよびその組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7336122A JP3005745B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 外部電源ジャックおよびその組立方法 |
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