JPS61217775A

JPS61217775A - 物品配列装置

Info

Publication number: JPS61217775A
Application number: JP60058336A
Authority: JP
Inventors: Haruo Otani; 大谷　晴夫; Kinya Saito; 欣哉斉藤
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1985-03-25
Filing date: 1985-03-25
Publication date: 1986-09-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔技術分野〕本発明は物品配列装置、たとえば、電子部品をエージン
グ用基板の主面に配した各ソケット上に配列するととも
に、各電子部品をソケットに押し付けて挿し込む配列装
置に関する。

〔背景技術〕

電子部品を始め多くの製品は所望の機能を発揮するかあ
るいは外観形状に異常がないか等を検査するために、各
種の検査が行われ、良品と判定されたもののみがユーザ
ーに提供される。

ＥＰＲＯＭ等の電子部品にあっては、信頼度の高いもの
をユーザーに提供する必要性から全数がエージングテス
トされる。この場合、エージングに先立って、第５図に
示されるマガジン１内に一列となって収容される電子部
品（ＥＦＲＯＭ）２は、第６図に示されるエージング用
の基板３の主面に整列固定されたソケット４に装填され
る。この場合、前記ソケット４間の基板３の主面上に図
示しないダイオード等が配列されているため、各ソケッ
ト４間には隙間Ｊ１２が存在する。このため、ソケット
４に対する電子部品（ＥＰＲＯＭ）２の装着は手動ある
いはたとえば、工業調査会発行「電子材料Ｊ　１９７９
年３月号、昭和５４年３月１日発行Ｐ４８〜Ｐ５３に記
載されているような電子部品自動挿入機を用いて１個ず
つ装填せざるを得ない。

〔発明の目的〕

本発明の目的は基板上に一度に多数の物品を所定間隔離
して整列配置できる物品配列装置を提供することにある
。

本発明の他の目的は基板上に一度に多数の物品を所定間
隔離して整列配置するとともに、全物品を基板面に押し
付けることができる物品配列装置を提供することにある
。

本発明の他の目的はエージング用基板の主面に所定間隔
隔れて整列配設されたソケットに同時に多数の電子部品
を挿入することができる物品配列装置を提供することに
ある。

本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、
本明細書の記述および添付図面からあきらかになるであ
ろう。

本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記のとおりである。

すなわち、本発明の物品配列装置は、エージング用基板
の主面に所定間隔離れて配設された各ソケットに、この
基板に対して所望角度傾斜した物品供給台から所望数の
電子部品を滑動落下させるとともに、物品供給台に対し
て前記基板を水平に移動させ、先にソケットに載った電
子部品の後端に後続の電子部品の先端上縁が傾斜して当
接するようにするとともに、この状態で後続の電子部品
のリードが、後方のソケット上面に接触させるようにし
、前記基板の移動に伴う後続の電子部品の傾斜状態から
、正立動作によって正確にソケット上に載置するように
させ、その後、押え板によって全電子部品を基板に押し
付けて、電子部品のリードをソケットの測定端子に挿入
接触させることから、一度に多数の電子部品をソケット
に装着でき、電子部品装着作業の作業工数の低減が達成
できる。

〔実施例〕

第１図は本発明の一実施例による物品配列装置を示す斜
視図、第２図は同じく電子部品のソケットへの供給状態
を示す模式図、第３図は同じくソケットに電子部品が正
確に供給される状態を示す模式図、第４図は同じく物品
供給台の傾斜角度調整機構を示す一部の断面図、第５図
は電子部品とこの電子部品を収容するマガジンの一部を
示す斜視図、第６図はエージング用基板とソケット等を
示す一部の斜視図である。

この実施例の物品配列装置は第１図に示されるように、
平坦なベースプレート５上に、エージング用の基板３を
載置するスライドプレート６、このスライドプレート６
上の基板３上に電子部品（ＥＰＲＯＭ）２を多列状態で
供給する物品供給台７、前記基板３の主面に所定間隔離
れて配設されたソケット４上に位置決め供給された電子
部品２を電子部品２のリード８がソケット４の図示しな
い測定端子に接触するように押し下げる押し板９がそれ
ぞれ配設されている。

前記スライドプレート６は下面にそれぞれリニアベアリ
ング１０が設けられている。このリニアベアリング１０
は前記ベースプレート５の主面の両端部分に固定された
一対の固定台１１にそれぞれ両端が固定された平行に延
在する２本のシャフト１２にスライド自在に嵌合されて
いる。したがって、前記スライドプレート６に取り付け
られた握り１３を引っ張り、あるいは押すことによって
、スライドプレート６は一対の固定台１１間を前後進す
るようになっている。なお、このスライドプレート６の
前後進する方向に沿って、前記ソケット４は基ｖｉ３上
に５列、７個ずつ並んでいる。

一方、前記スライドプレート６の後退側（第１図では奥
側）の固定台１１側には、前述のような物品供給台７が
傾斜して配設されている。この物品供給台７の傾斜角度
（θ）は、第４図に示すように、角度調整機構１４によ
って調整できる。角度調整機構１４は前記ベースプレー
ト５に垂直に配設されかつ上端部にネジ部１５を有する
固定軸１６と、前記物品供給台７の下面に固定されたマ
ウンティングプレート１７にピン１８を介して回動自在
に取り付けられた下端にネジ部１９を有する昇降軸２０
と、前記固定軸１６のネジ部１５と昇降軸２０のネジ部
１９にそれぞれ噛み合う調整体２１とからなっている。

前記固定軸１６のネジ部１５および昇降軸２０のネジ部
１９は相互に逆ネジとなっていることから、前記調整体
２１の正逆回転によって容易に物品供給台７の傾斜角度
θを自由に調整できるようになっている。

また、物品供給台７は５本のマガジン１を平行に整列載
置できるマガジン台部２２と、このマガジン台部２２の
マガジン１から自重によって滑動落下する電子部品２を
、第２図に示すようなレール２３上に載せて物品供給台
７の下方の出口端に案内するガイド部２４とからなって
いる。また、前記ガイド部２４はカバー２５が取り付け
られている。また、前記ガイド部２４の上部のカバー２
５部分には、第２図に示すようなストッパ２６が各レー
ル２３に対応して取り付けられている。このストッパ２
６は、バネ２７によって各レール２３上の電子部品２を
常時弾力的に押し付けるようになっている。また、この
ストッパ２６は支持枠２８によって昇降可能になってい
る。また、この支持枠２８は物品供給台７の一側に配設
されたレバー２９の正転によって下降し、逆転によって
上昇するようになっている。したがって、前記レバー２
９を正転側に切り換えると、レール２３上の電子部品２
はストッパ２６によって弾力的にレール２３に押し付け
られて、レール２３上に停止し、レバー２９の逆転操作
によって、レール２３上に押し付けられて停止していた
電子部品２はレール２３上を滑り降りる状態となる。

他方、前記物品供給台７の下端の出口側には回動可能な
位置決めプレー）３０が配設されている。

この位置決めプレート３０は第２図で示すように、ガイ
ド部２４内の電子部品２がソケット４上に載置供給され
るまでは物品供給台７の出口を塞ぐ。

また、位置決めプレート３０が９０度左回動すると、物
品供給台７の出口は開かれ、ガイド部２４内に５列にな
って並んでいる電子部品２は基板３上に移行するように
なっている。また、前記ベースプレート５が奥側に移動
して奥の固定台１１に接触した状態では、スライドプレ
ート６上の基板３の手前（前側）のソケット列に物品供
給台７の出口部分が対応するようになっている。また、
前記ガイド部２４には１列に７個の電子部品２が並び、
−回の電子部品２の払い出し供給時には３５個の電子部
品２が基板３上に送り出されるようになっている。した
がって、ガイド部２４内にあっては、前記位置決めプレ
ート３０が右回動して物品供給台７の出口を塞ぐと、下
から８個目の電子部品２がストッパ２６によって停止さ
れる。なお、前記レール２３から基板３のソケット４上
に電子部品２が供給される際は、第２図および第３図に
示されるように、最下段の電子部品２は位置決めプレー
ト３０の左回動によって物品供給台７の出口から跳び出
し、スライドプレート６の最前列（第１図中左側）のソ
ケット４上に載る。また、下から２段目の電子部品２は
先にソケット４上に載った電子部品２の後端上部に先端
上線が当接しかつ傾斜した状態（第３図参照）となる。

そこで、作業者は握り１３を握ってスライドプレート６
を手前側に引っ張れば、最前列のソケット４に載った電
子部品２に先端上縁を接触させていた後Ｖｔ＜２番目）
の電子部品２は電子部品２の前方のり一ド８が２番目の
ソケット４のリード挿入位置にあるため、傾斜状態から
正立状態に移行する際、前方のり−ド８の先端（下端）
を中心にして右回動する。この結果、２番目の電子部品
２は先行する第１番目の電子部品２からＬだけ離れた間
隔を維持して２番目のソケット４上に載る。また、電子
部品２のリード８の先端部分はソケット４の図示しない
挿入孔内に入る。このようにして、後続の電子部品２は
スライドプレート６の前進に伴なって順次対応するソケ
ット４上に正確確実に載置されることになる。

なお、供給される電子部品２の間隙りは次式で与えられ
る。

Ｌ＝旦ｒ　　＋Ｊｈ　十旦。

＝ｌ（ｔａｎθ ここで、Ｈ：電子部品の高さＪＬＩ、　　ｆｉｘ　　：ソケットの側壁の肉厚ＪＪｚ
　　：ソケット間の隙間 θ；物品供給台の傾斜角度である。

さらに、前記スライドプレート６が手前に引っ張られて
手前側の固定台１１に当接した際には、前記押し板９が
スライドプレート６上に押し下げられるようになってい
る。押し板９はスライドプレート６全域を被う大きさと
なっているとともに、スライドプレート６の一例に固定
された支持台３１に蝶番３２によって上下に回動可能に
取り付けられている。また、この蝶番３２には一対のハ
ンドル３３が取り付けられている。したがって、ソケッ
ト４上にそれぞれ電子部品２が載った状態で、前記ハン
ドル３３を持って下方に押し下げれば、押し板９は各ソ
ケット４の各電子部品２を同時に押し下げることになる
ので、すべての電子部品２のリード８はソケット４内に
さらに確実に挿入され、各リード８は図示しない測定端
子に確実に接触することになる。

このようにして、ソケット４に電子部品２が装着された
基板３は押し板９の押し上げ後、スライドプレート６上
から取り外されてエージングテストに供される。

〔効果〕

（１）本発明によれば基板３の各ソケット４に電子部品
２が供給される際、１番目の電子部品２はソケット４に
対して位置決めプレート３０で位置決めされるとともに
、２番目以降の後続の電子部品２は傾斜状態で先行する
電子部品２の後端およびソケット４に当接しかつ、この
電子部品２のソケット４に対する相対的移動に伴う右回
動によってソケット４に自動的に位置決めされるため、
ソケット４が取り付けられた基板３が載るスライドプレ
ート６の連続移動によって基板３上のすべてのソケット
４上に正確かつ確実に電子部品２が配列されるという効
果が得られる。

（２）本発明によれば、上記（１）のように、基板３の
ソケット４上に基板３が正確確実に配列された後、押し
板９で各電子部品２はソケット４に押し付けられるため
、確実に電子部品２はソケット４に装着できるという効
果が得られる。

（３）上記（２）から、本発明によれば、電子部品２の
エージング基板３への供給作業は、スライドプレート６
の連続移動による配列供給およびこれに続く、押し板９
の押し下げ作業によって行われるため、作業時間が極め
て短くなり、工数の低減が達成できるという効果が得ら
れる。

（４）上記（１）〜（３）により、本発明によれば、電
子部品の装着工数の低減および装着ミスの低減から装着
コストの軽減が達成できるという相乗効果が得られる。

以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない、たとえば、前記押し板９
はばねを用いて常時直立状態になるようにすれば使い易
くなる。また、物品供給台７を多段に設置すれば、さら
に処理能力が増大するという効果が得られる。

〔利用分野〕

以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野である電子部品の挿入技術
に適用した場合について説明したが、それに限定される
ものではない。

本発明は少なくとも所定間隔離れて物品を配列供給する
技術に適用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による物品配列装置を示す斜
視図、第２図は同じく電子部品のソケットへの供給状態を示す
模式図、第３図は同じくソケットに電子部品が正確に供給される
状態を示す模式図、第４図は同じく物品供給台の傾斜角度調整機構を示す一
部の断面図、第５図は電子部品とこの電子部品を収容するマガジンの
一部を示す斜視図、第６図はエージング用基板とソケット等を示す一部の斜
視図である。１・・・マガジン、２・・・電子部品（ＥＰＲＯＭ）、
３・・・基板、４・・・ソケット、５・・・ベースプレ
ート、６・・・スライドプレート、７・・・物品供給台
、８・・・リード、９・・・押し板、１０・・・リニア
ベアリング、１１・・・固定台、１２・・・シャフト、
１３・・・握り、１４・・・角度調整機構、１５・・・
ネジ部、１６・・・固定軸、１７・・・マウンティング
プレート、１８・・・ビン、１９・・・ネジ部、２０・
・・昇降軸、２１・・・調整体、２２・・・マガジン台
部、２３・・・レール、２４・・・ガイド部、２５・・
・カバー、２６・・・ストッパ、２７・・・バネ、２′
８・・・支持枠、２９・・・レバー、３０・・・位置決
めプレート、３１・・第　　１　　図第　　２　　図第　　３　　図

Claims

【特許請求の範囲】１、基板上に物品を所定間隔離して整列させる物品配列
装置であって、前記基板に対して所望の傾斜角を有して
傾斜しかつ少なくとも一列状態で物品を収容しさらに前
記基板に対して相対的に基板面に沿って移動する物品供
給台と、前記物品供給台の下端出口に臨み最下位物品を
必要に応じて停止させる位置決めプレートと、を有する
ことを特徴とする物品配列装置。２、前記物品供給台内の物品は前記位置決めプレートの
開動作による滑動落下によって前記基板上に載る際、先
に基板に載る物品の端面に所望角度傾斜した状態で当接
した後に基板上に配列されたソケット上に載るように物
品供給台の下端高さが設定されていることを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載の物品配列装置。３、基板上に物品を所定間隔離して整列させる物品配列
装置であって、前記基板に対して所望の傾斜角を有して
傾斜しかつ少なくとも一列状態で物品を収容しさらに前
記基板に対して相対的に基板面に沿って移動する物品供
給台と、前記物品供給台の下端出口に臨み最下位物品を
必要に応じて停止させる位置決めプレートと、前記基板
に配列された物品を基板面に押し付ける押し板と、を有
することを特徴とする物品配列装置。４、前記物品供給台内の物品は前記位置決めプレートの
開動作による滑動落下によって前記基板上に載る際、先
に基板に載る物品の端面に所望角度傾斜した状態で当接
した後に基板上に配列されたソケット上に載るように物
品供給台の下端高さが設定されていることを特徴とする
特許請求の範囲第３項記載の物品配列装置。