JPS61217509A - 銑滓の処理方法とその装置 - Google Patents
銑滓の処理方法とその装置Info
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- JPS61217509A JPS61217509A JP5787885A JP5787885A JPS61217509A JP S61217509 A JPS61217509 A JP S61217509A JP 5787885 A JP5787885 A JP 5787885A JP 5787885 A JP5787885 A JP 5787885A JP S61217509 A JPS61217509 A JP S61217509A
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- gutter
- spout
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- hot metal
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C1/00—Refining of pig-iron; Cast iron
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
- Blast Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、高炉の出銑樋などにおいて溶銑とスラグとを
確実に分離しながら処理する方法およびその装置に関す
る。
確実に分離しながら処理する方法およびその装置に関す
る。
高炉の出銑樋では、溶銑とスラグとを分離するために、
第4図および第5図のように、通常主樋1にスキンマー
20を設け、このスキンマー20にて浮上したスラグS
を堰止め、溶銑Mは潜流させることによってスラグSと
の分離を図り、分離したスラグSは滓排出路30から排
出している。
第4図および第5図のように、通常主樋1にスキンマー
20を設け、このスキンマー20にて浮上したスラグS
を堰止め、溶銑Mは潜流させることによってスラグSと
の分離を図り、分離したスラグSは滓排出路30から排
出している。
また、1段のスキンマーだけではスラグを確実に分離で
きないために、一般的にはスキンマーを直線上に間隔を
置いて何段か設置し、各段の手前でスラグの排出を図っ
ている。
きないために、一般的にはスキンマーを直線上に間隔を
置いて何段か設置し、各段の手前でスラグの排出を図っ
ている。
しかし、上記の銑滓分離樋では、その長さが長くなシ設
置スペースの点で問題が残る。また、出銑時から比較的
短時間後、樋精錬を行うことができ難い。しかも、スラ
グ分離の分離効率もよくない。
置スペースの点で問題が残る。また、出銑時から比較的
短時間後、樋精錬を行うことができ難い。しかも、スラ
グ分離の分離効率もよくない。
そこで、本発明の主たる目的は、主樋長を短くでき、し
かも樋精錬を適確に行うことができる銑滓の処理方法と
その装置を提供することにある。
かも樋精錬を適確に行うことができる銑滓の処理方法と
その装置を提供することにある。
上記問題点を解決するための本発明法は、溶銑主樋のス
キンマー上流側位置から分岐して滓排出路に連なる枝状
機を設け、この枝状機の終端部に滓排出路ヘスラグのみ
を溢流させる溶銑分離堰を配設し、この溶銑分離堰の底
面は前記主樋側に下り勾配をもって傾斜させ、前記スキ
ンマーの下流側近傍において精錬剤を投入して精錬を行
うものである。
キンマー上流側位置から分岐して滓排出路に連なる枝状
機を設け、この枝状機の終端部に滓排出路ヘスラグのみ
を溢流させる溶銑分離堰を配設し、この溶銑分離堰の底
面は前記主樋側に下り勾配をもって傾斜させ、前記スキ
ンマーの下流側近傍において精錬剤を投入して精錬を行
うものである。
また本発明装置においては、溶銑主樋のスキンマー上流
側位置から分岐して滓排出路に連なる枝状機を設け、こ
の枝状機の終端部に滓排出路ヘスラグのみを溢流させる
溶銑分離堰を配設し、この溶銑分離堰の底面は前記主樋
側に下り勾配をもって傾斜している構成としたものであ
る。
側位置から分岐して滓排出路に連なる枝状機を設け、こ
の枝状機の終端部に滓排出路ヘスラグのみを溢流させる
溶銑分離堰を配設し、この溶銑分離堰の底面は前記主樋
側に下り勾配をもって傾斜している構成としたものであ
る。
本発明では、主樋のスキンマー上流位置から分岐して枝
状機が滓排出路に連って設置される。また、枝状機の終
端部には溶銑分離堰が設けられ、かつ枝状機の底面は主
樋側に下り傾斜している。
状機が滓排出路に連って設置される。また、枝状機の終
端部には溶銑分離堰が設けられ、かつ枝状機の底面は主
樋側に下り傾斜している。
したがって、主樋で浮上分離したスラグはスキンマーで
遮られるので、枝状機を通って溶銑分離堰を溢流して排
出される。他方で、溶銑は大部分がスキンマーをそのま
ま潜流するが、一部は枝状樋側ヘスラグと共に流入する
が、溶銑分離堰の存在によってそこを越えることはなく
、また枝状機の底面は主樋側へ下シ傾斜しているため、
主樋側への流れが形成され主樋へと戻る。
遮られるので、枝状機を通って溶銑分離堰を溢流して排
出される。他方で、溶銑は大部分がスキンマーをそのま
ま潜流するが、一部は枝状樋側ヘスラグと共に流入する
が、溶銑分離堰の存在によってそこを越えることはなく
、また枝状機の底面は主樋側へ下シ傾斜しているため、
主樋側への流れが形成され主樋へと戻る。
一般に、スラグの分離にはある時間、換言すればある樋
長さが必要であるが、上記のように、枝状機でスラグの
分離の一部を行っているので、主樋長を短くできる。ま
た、当該スキンマーの直後では、スラグの大部分が除去
され、裸湯面であるので、主樋において脱硫剤、脱硫剤
、脱燐剤等の精錬剤を投入して精錬を行うことができる
。したがって、出銑後、短い時間内で精錬を行うことが
できる。
長さが必要であるが、上記のように、枝状機でスラグの
分離の一部を行っているので、主樋長を短くできる。ま
た、当該スキンマーの直後では、スラグの大部分が除去
され、裸湯面であるので、主樋において脱硫剤、脱硫剤
、脱燐剤等の精錬剤を投入して精錬を行うことができる
。したがって、出銑後、短い時間内で精錬を行うことが
できる。
以下本発明を第1図〜第3図に示す具体例によってさら
に詳説する。
に詳説する。
1は主樋で、第1および第2スキンマー2A。
2Bが設けられている。第2スキンマー2Aの上流側に
は滓排路3が分岐している。また、第1スキンマー2人
の上流側位置から枝状機4が分岐し、前記の滓排出路3
に連っている。
は滓排路3が分岐している。また、第1スキンマー2人
の上流側位置から枝状機4が分岐し、前記の滓排出路3
に連っている。
第2スキンマー2Bが既設(従来)のスキンマー20で
あるとしたとき、その上流に第1スキンマー2人が設け
られ、その深さは従来のスキンマー20(または2B)
よシ深くされる。深さの程度は、スラグ溶銑混入部S。
あるとしたとき、その上流に第1スキンマー2人が設け
られ、その深さは従来のスキンマー20(または2B)
よシ深くされる。深さの程度は、スラグ溶銑混入部S。
の下面よシ下とされる・一方、枝状機4の終端部には溶
銑分離堰5が設けられ、スラグSのみが滓排出路3へ溢
流するようになっている。また枝状機4の底面4aは主
樋1側へ下り勾配をもって傾斜している。
銑分離堰5が設けられ、スラグSのみが滓排出路3へ溢
流するようになっている。また枝状機4の底面4aは主
樋1側へ下り勾配をもって傾斜している。
かかる銑滓の処理装置においては、第1スキンマー2A
で混入スラグS。の大部分が堰止めされているので、こ
れらは枝状機4へ流入し、そこでスラグSの分離が図ら
れる。スラグSの分離が図られだ溶銑Mは、枝状機4の
底面の傾斜によって主樋1側へ流れる傾向があシ、やが
て主樋1へ戻り、主樋1本流の溶銑流となる。他方、第
1スキンマー2Aを通った溶銑Mに対しては、第2スキ
ンマーとの間でスラグSの分離が図られ、スラグSは滓
排出路3から排出される。
で混入スラグS。の大部分が堰止めされているので、こ
れらは枝状機4へ流入し、そこでスラグSの分離が図ら
れる。スラグSの分離が図られだ溶銑Mは、枝状機4の
底面の傾斜によって主樋1側へ流れる傾向があシ、やが
て主樋1へ戻り、主樋1本流の溶銑流となる。他方、第
1スキンマー2Aを通った溶銑Mに対しては、第2スキ
ンマーとの間でスラグSの分離が図られ、スラグSは滓
排出路3から排出される。
この説明から直に推測がつくように、上記装置は、第1
図に示す位置をP、Q、R点としたとき、スラグの分離
能力は、(PQ+PR)長さの直線主樋とほぼ同じであ
る。したがって、主樋長としては約1/2とすることが
できる。
図に示す位置をP、Q、R点としたとき、スラグの分離
能力は、(PQ+PR)長さの直線主樋とほぼ同じであ
る。したがって、主樋長としては約1/2とすることが
できる。
ところで、第1スキンマー2Aの直後位置ではほぼ溶銑
の裸湯面である。したがって、そこに精錬剤6を投入し
て精錬を好適に行うことができる。
の裸湯面である。したがって、そこに精錬剤6を投入し
て精錬を好適に行うことができる。
ところで、上記例において、第1図の領域Fは鋳床とし
たが、第6図および第7図のように、主樋1と枝状樋4
とを耐火物により一体物としてもよい。まだ、それらの
間に連絡路7を形成し、溶銑Mが自由に流通するように
してもよい。
たが、第6図および第7図のように、主樋1と枝状樋4
とを耐火物により一体物としてもよい。まだ、それらの
間に連絡路7を形成し、溶銑Mが自由に流通するように
してもよい。
次に実施例を示す。
長さ20m(高炉の出銑口からQ点まで)、スキンマー
深さ150mmの従来単−直線樋を第1図〜第3図のよ
うに改造し、主樋長:13m、枝状樋ニアmとし、第1
スキンマー深さ:底面より150門、第2スキンマー深
さ:底面より150チであったのに対して、やや優れて
0.60%であった。また主樋長を従来長の65チと短
縮できた。
深さ150mmの従来単−直線樋を第1図〜第3図のよ
うに改造し、主樋長:13m、枝状樋ニアmとし、第1
スキンマー深さ:底面より150門、第2スキンマー深
さ:底面より150チであったのに対して、やや優れて
0.60%であった。また主樋長を従来長の65チと短
縮できた。
以上の通り、本発明によれば、主樋長を短くでき、設備
スに一スの点で有利であるばかりでなく、出銑後難時間
で樋精錬を行うことができるなどの利点がもたらされる
。
スに一スの点で有利であるばかりでなく、出銑後難時間
で樋精錬を行うことができるなどの利点がもたらされる
。
第1図は本発明装置の平面図、第2図はその■−■線矢
視図親図3図はl−11[線矢親図、第4図は従来例の
平面図、第5図はその縦断面図、第6図は他の装置例の
平面図、第7図はその■−■線矢視断面図である。 1・・・主樋 2A、2B・・・スキンマー 3・・・
滓排出路 4・・・枝状樋 4a・・・底面 5・・・
溶銑分離堰6・・・精錬剤 7・・・連絡路 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図
視図親図3図はl−11[線矢親図、第4図は従来例の
平面図、第5図はその縦断面図、第6図は他の装置例の
平面図、第7図はその■−■線矢視断面図である。 1・・・主樋 2A、2B・・・スキンマー 3・・・
滓排出路 4・・・枝状樋 4a・・・底面 5・・・
溶銑分離堰6・・・精錬剤 7・・・連絡路 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図
Claims (4)
- (1)溶銑主樋のスキンマー上流側位置から分岐して滓
排出路に連なる枝状樋を設け、この枝状樋の終端部に滓
排出路へスラグのみを溢流させる溶銑分離堰を配設し、
この溶銑分離堰の底面は前記主樋側に下り勾配をもって
傾斜させ、前記スキンマーの下流側近傍において精錬剤
を投入して精錬を行うことを特徴とする銑滓の処理方法
。 - (2)溶銑主樋のスキンマー上流側位置から分岐して滓
排出路に連なる枝状樋を設け、この枝状樋の終端部に滓
排出路へスラグのみを溢流させる溶銑分離堰を配設し、
この溶銑分離堰の底面は前記主樋側に下り勾配をもって
傾斜していることを特徴とする銑滓の処理装置。 - (3)前記樋に於て主樋と枝状樋が耐火物により一体と
なった特許請求の範囲第2項記載の銑滓の処理装置。 - (4)枝状樋と主樋の仕切り耐火物に溶銑の連絡管を設
けた特許請求の範囲第3項記載の銑滓の分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5787885A JPS61217509A (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | 銑滓の処理方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5787885A JPS61217509A (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | 銑滓の処理方法とその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61217509A true JPS61217509A (ja) | 1986-09-27 |
Family
ID=13068238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5787885A Pending JPS61217509A (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | 銑滓の処理方法とその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61217509A (ja) |
-
1985
- 1985-03-22 JP JP5787885A patent/JPS61217509A/ja active Pending
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