JPS61216977A - 内部鉄骨構造物を有する大型格納容器の建設工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 本発明は原子炉格納容器等の如き、内部鉄骨構造物を有
する大型格納容器に係るものである。

（従来の技術〕 従来原子炉格納容器を建設する場合、基盤（α）上に仮
支柱（ｂ）を立設したのち、同仮支柱（ｂ）　Ｋ支持さ
れた底部皿形部（Ｃ）を建付け、次いで同皿形部（Ｃ）
上に円筒部（ｄ）を建付けたのち内部鉄骨（ｅ）を建付
け、次いで半球部び）を建付けている。

（発明が解決しようとする問題点） 前記従来の工法においては、現地作業をできるだけ少な
くするため、円筒部（ｃｔ）のブロックを取扱い可能な
範囲でできる限り大ブロックとしているが、種々の制約
により第３図の斜線に示す大きさ程のブロックとなり、
また還付時の転倒防止に多大の仮設治具を必要とする。

第４図及び第５図は同仮設治具の取付状態を示し、建方
時に最も厳しい条件にある円筒部（ｄ）の最下部ブロッ
ク（ｄｌ）の還付時、仮支柱（ｂ）上において前記ブロ
ック（ｄｌ）を支承する転倒防止治具（ｙ）を取付ける
ととも忙、前記ブロック（ｄｌ）の頂部より内外に転倒
防止索（Ａ）を張設していた。

しかも前記各仮設治具を取除く際、溶接された母材の健
全性を確認するため多くの検査、工数がかかるという問
題点があった。

（問題点を解決するための手段） 本発明はこのような問題点を解決するために提案された
もので、基盤上に仮支柱を立設し、次いで同仮支柱に支
持された格納容器の底部皿形部を組立て、次いで同皿形
部胴板上圧内部鉄骨構造物を還付は自立せしめ、次いで
同内部鉄骨構造物によって格納容器円筒部を支持して同
円筒部を前記皿形部耐洗組立てたのち、前記円筒部上に
格納容器のド−ム部を組立てることを特徴とする内部鉄
骨構造物を有する大型格納容器の建設工法忙係るもので
ある。

（作：用） 本発明においては前記したように基盤上に仮支柱を立設
し、同仮支柱に支持された格納容器の底部皿形部を組立
てたのち、従来工法のように同皿形部上に格納容器円筒
部を組立てることなく、皿形部内上部に内部鉄骨構造物
を還付は自立せしめ、同内部鉄骨構造物を利用してこれ
によって格納容器円筒部を支持し、その転倒を防止しな
がら同円筒部を前記皿形部上圧組立て、しかるのち同円
筒部上に格納容器のドーム部を組立てるものである。

（発明の効果） 本発明処おいては前記したように、基盤耐洗仮支柱を立
設された格納容器の底部皿形部上に内部鉄骨構造物を還
付は自立させ、同内部鉄骨構造物を利用して格納容器の
円筒部の転倒を防止しながら、同円筒部を前記皿形部上
に組立【るようにしたので、前記円筒部の転倒防止のた
めの治具使用量が著しく軽減される。

また前記内部鉄骨構造物に予め前記円筒部における胴板
内面溶接作業用足場を設けることによって、円筒部胴板
吊込連行時の工程を減少し、作業性を向上し、作業の安
全性を確保することができ、また前記円筒部据付精度を
向上しうるものである。

（実施例） 以下本廃明を原子炉格納容器の建設に適用した図示の実
施例について説明する。

第１図に示すように基盤（図示せず）上に立設された仮
支柱（１）に、格納容器の皿形部（２）の胴板な組立て
たのち、同皿形部（２）上に内部鉄骨構造物（３）を還
付け、自立せしめる。

次いで同内部鉄骨構造物（３）の円柱側の柱（３すに転
倒防止治具（４）を溶接、若しくはボルトナツトで取付
け、同治具（４）によって格納容器円筒部の胴板ブロッ
ク（５）を支持し、その転倒を防止しながら同円筒部の
還付を行なう。

しかるのち同円筒部に格納容器の頂端ドーム部を組立て
、原子炉格納容器を建設する。

図示の実施例によれば前記したように、格納容器の円筒
部の組立てに先行して格納容器の底部皿形部に内部鉄骨
構造物（３）を組立て、同構造物（３）に取付けられた
転倒防止治具（４）釦よって円筒部の胴板ブロック（５
）の風圧、地震力、偏心された自重及び接方向外力によ
る転倒を効果的に防止しうるものである。また前記転倒
防止治具（４）は内部鉄骨構造物（３）の円周側の柱（
３α）Ｋ固定されるものであり、取付が簡単で転倒防止
治具（４）の数を軽減できる。

更にまた前記内部鉄骨構造物（３）に円筒部胴板内面の
溶接作業足場を予め配設することによって、同胴板ブロ
ックの吊込建方時の工程を節減し、作業性を向上し、据
付精度を向上し、作業の安全性を確保しうるものである
。

以上本発明を実施例について説明したが、本発明は勿論
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範圧内で種々の設計の改変を施し
うるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る内部鉄骨構造物を有する大型格納
容器の建設工法の一実施例の実施状況を示す要部縦断面
図、第２図はその横断平面図、第３図は従来工法によっ
て建設された大型格納容器の左半部縦断正面図、第４図
及び第５図は夫々従来工法における格納容器円筒部の転
倒防止装置を示す縦断面図、並に横断平面図である。 （１）・・・仮支柱、（２）・・・皿形部、（３）・・
・内部鉄骨構造物、（４）・・・転倒防止治具、（５）
・・・円筒部の胴板ブロック復代理人　弁理士　岡　本
　重　文 外２名 第１図 第３記 第４０　　　　　　筆口口

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 基盤上に仮支柱を立設し、次いで同仮支柱に支持された
   格納容器の底部皿形部を組立て、次いで同皿形部胴板上
   に内部鉄骨構造物を建材け自立せしめ、次いで同内部鉄
   骨構造物によつて格納容器円筒部を支持して同円筒部を
   前記皿形部上に組立てたのち、前記円筒部上に格納容器
   のドーム部を組立てることを特徴とする内部鉄骨構造物
   を有する大型格納容器の建設工法。