JPS61215003A - セメント系組成物の成形方法 - Google Patents
セメント系組成物の成形方法Info
- Publication number
- JPS61215003A JPS61215003A JP5667485A JP5667485A JPS61215003A JP S61215003 A JPS61215003 A JP S61215003A JP 5667485 A JP5667485 A JP 5667485A JP 5667485 A JP5667485 A JP 5667485A JP S61215003 A JPS61215003 A JP S61215003A
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- JP
- Japan
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- cement
- mixture
- mold
- molding
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、排水溝等に用いる資材及び建築物特にかわら
やコンクリート板に使用する無機セメント系材料で製造
する継手類などの成形方法に関するものである。
やコンクリート板に使用する無機セメント系材料で製造
する継手類などの成形方法に関するものである。
［従来技術１
従来、形状が単純なセメント系組成物は押出成形によっ
て板状で押出したり、場合によってはこれを切断して接
着剤を用いて所定の構造に組み合わせたり、金型等に鋳
込んで製造していた。
て板状で押出したり、場合によってはこれを切断して接
着剤を用いて所定の構造に組み合わせたり、金型等に鋳
込んで製造していた。
［発明が解決しようとする問題点１
しかし、セメント混合物は粘着性があり、型材に粘着し
て鋳込み成形しても形くずれなしに取り出すことが困難
であり、ある程度硬化しくあるいは固化）反応を起こし
た後離型するなどの方法をとっていたが、生産に人手が
かかるうえ、時間を要し、量産に耐える方法ではなかっ
た。また、板状押出物を硬化反応させた後、接着剤で所
定の構造に接合する方法は製造できる形に限界があるば
かりでなく、接着操作の信頼性に問題があり、使用中に
はがれるなどのトラブルが多発している。
て鋳込み成形しても形くずれなしに取り出すことが困難
であり、ある程度硬化しくあるいは固化）反応を起こし
た後離型するなどの方法をとっていたが、生産に人手が
かかるうえ、時間を要し、量産に耐える方法ではなかっ
た。また、板状押出物を硬化反応させた後、接着剤で所
定の構造に接合する方法は製造できる形に限界があるば
かりでなく、接着操作の信頼性に問題があり、使用中に
はがれるなどのトラブルが多発している。
また、この方法も人手を要し、量産に向く方法ではなか
った。
った。
本発明は上記のような欠点を解決し、プラスチックス等
で使われている射出成形法を利用して複雑形状のセメン
ト系組成物を量産する方法を提供することを目的とする
。
で使われている射出成形法を利用して複雑形状のセメン
ト系組成物を量産する方法を提供することを目的とする
。
［問題点を解決するための手段１
即ち本発明は、無機系セメントおよび補強剤と水系バイ
ンダーとの混合物を射出成形法により複雑形状の組成物
としで製造する方法において、前記混合物を多孔質型内
に充填し、これに射出圧力をかけて前記多孔質型から水
系バインダーを絞り出し、セメント混合物を圧縮固形化
して成形品を得るセメント系組成物の成形方法に存する
。
ンダーとの混合物を射出成形法により複雑形状の組成物
としで製造する方法において、前記混合物を多孔質型内
に充填し、これに射出圧力をかけて前記多孔質型から水
系バインダーを絞り出し、セメント混合物を圧縮固形化
して成形品を得るセメント系組成物の成形方法に存する
。
［作 用］
通常の射出成形法を本材料に適用すると、型内に充填さ
れてもセメント混合物は軟らかなため離型することがで
きなく、また型にプラスチックフィルムなどを貼って離
型させても成形品は形がくずれやすく実用に供すること
は不可能であった。そこで、本発明では多孔質型内にセ
メント混合物を充填するときの射出圧力（保圧力も含む
）を利用してセメント混合物から水系バインダーを絞り
出し、セメント混合物が簡単に離型し、かつ成形品を人
手あるいはロボット等で取り扱えるようにした。
れてもセメント混合物は軟らかなため離型することがで
きなく、また型にプラスチックフィルムなどを貼って離
型させても成形品は形がくずれやすく実用に供すること
は不可能であった。そこで、本発明では多孔質型内にセ
メント混合物を充填するときの射出圧力（保圧力も含む
）を利用してセメント混合物から水系バインダーを絞り
出し、セメント混合物が簡単に離型し、かつ成形品を人
手あるいはロボット等で取り扱えるようにした。
セメント混合物から水系バインダーを絞り出すためには
、成型粉末焼結金属、セラミック粉末などで作った多孔
質の型とする必要がある。
、成型粉末焼結金属、セラミック粉末などで作った多孔
質の型とする必要がある。
本発明方法の実施は次のようにしで行う。まず、無機系
セメントにケイ砂及びガラス繊維などの補強剤を所定量
配合し、界面活性剤あるいはポリビニルアルコールなど
を含む水とよく混合したのち、射出成形方法によって流
動できる程度の流れ性を有したセメント混合物を作成す
る。次にこれをスクリュ一式あるいはプランジャ式の射
出成形力機に供給して、計量した後、多孔質の型内に充
填させる。このときの成形機及び型の温度は通常常温で
あるが、場合によっては４０〜７０℃程度まで加熱する
こともある。
セメントにケイ砂及びガラス繊維などの補強剤を所定量
配合し、界面活性剤あるいはポリビニルアルコールなど
を含む水とよく混合したのち、射出成形方法によって流
動できる程度の流れ性を有したセメント混合物を作成す
る。次にこれをスクリュ一式あるいはプランジャ式の射
出成形力機に供給して、計量した後、多孔質の型内に充
填させる。このときの成形機及び型の温度は通常常温で
あるが、場合によっては４０〜７０℃程度まで加熱する
こともある。
水系バインダーの配合量は重量で３０〜６０％であるが
、型内に充填した際に、射出圧力（保圧力を含む）をか
けて水を絞り出し、１０〜２５％程度にまで含水率を低
減する。このようにすると、セメント混合物はｍ密な固
形物となり、型からエジェクタービンなどを介して取り
出すことができるようになる。多孔質型であるので、空
気圧を利用して取り出すようにすれば、孔の詰まり防止
を行うこともできる。
、型内に充填した際に、射出圧力（保圧力を含む）をか
けて水を絞り出し、１０〜２５％程度にまで含水率を低
減する。このようにすると、セメント混合物はｍ密な固
形物となり、型からエジェクタービンなどを介して取り
出すことができるようになる。多孔質型であるので、空
気圧を利用して取り出すようにすれば、孔の詰まり防止
を行うこともできる。
［実施例］
以下実施例に基づき本発明を説明する。
型締力１５０トンのスクリュ一式の射出成形機により家
屋用継手（幅１．００ｍＩｎＸ長さ１５０ ＋ｎ＋ｎＸ
厚さ９＋ａｍ）を成形した。即ち、ポルトランドセメン
ト１００重量部、ケイ砂 ６０重量部、水系バインダー
１２０重量部からなるセメント混合物を常温で粉末焼結
金属からなる多孔質型内に充填させ、射出圧カフ ００
ＫＨ／ｃｍ２で１０秒間係圧をかけて水分率１５％の
固形化したセメント組成物を成形した。（その時の射出
成形に要したサイクルは２５秒であった。）成形品の離
型は円滑に行えたので、次に蒸気養生室で硬化反応処理
を行って製品化した。
屋用継手（幅１．００ｍＩｎＸ長さ１５０ ＋ｎ＋ｎＸ
厚さ９＋ａｍ）を成形した。即ち、ポルトランドセメン
ト１００重量部、ケイ砂 ６０重量部、水系バインダー
１２０重量部からなるセメント混合物を常温で粉末焼結
金属からなる多孔質型内に充填させ、射出圧カフ ００
ＫＨ／ｃｍ２で１０秒間係圧をかけて水分率１５％の
固形化したセメント組成物を成形した。（その時の射出
成形に要したサイクルは２５秒であった。）成形品の離
型は円滑に行えたので、次に蒸気養生室で硬化反応処理
を行って製品化した。
［発明の効果１
従来人手で鋳込み成形すると１製品当たり約５分以上要
し、且つかなりの熟練を要する作業であったものが、成
形サイクル２５秒程度で、且つ自動的に成形でき、その
生産性向上に対する本発明の効果は着しいものがある。
し、且つかなりの熟練を要する作業であったものが、成
形サイクル２５秒程度で、且つ自動的に成形でき、その
生産性向上に対する本発明の効果は着しいものがある。
また、成形品は手で取り扱える程度の強さをもつもので
、硬化反応に要する時間、即ち養生時間が短縮できる。
、硬化反応に要する時間、即ち養生時間が短縮できる。
Claims (1)
- 無機系セメントおよび補強剤と水系バインダーとの混合
物を射出成形法により複雑形状の組成物として製造する
方法において、前記混合物を多孔質型内に充填し、これ
に射出圧力をかけて前記多孔質型から水系バインダーを
絞り出し、セメント混合物を圧縮固形化して成形品を得
ることを特徴とするセメント系組成物の成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5667485A JPS61215003A (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 | セメント系組成物の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5667485A JPS61215003A (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 | セメント系組成物の成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61215003A true JPS61215003A (ja) | 1986-09-24 |
Family
ID=13033964
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5667485A Pending JPS61215003A (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 | セメント系組成物の成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61215003A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49103910A (ja) * | 1972-12-23 | 1974-10-02 | ||
| JPS59124802A (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-19 | 日本硬質陶器株式会社 | 無機材料等の湿式射出成形方法並びにその装置 |
-
1985
- 1985-03-20 JP JP5667485A patent/JPS61215003A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49103910A (ja) * | 1972-12-23 | 1974-10-02 | ||
| JPS59124802A (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-19 | 日本硬質陶器株式会社 | 無機材料等の湿式射出成形方法並びにその装置 |
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