JPS61213231A - 帯電防止重合体組成物 - Google Patents
帯電防止重合体組成物Info
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- JPS61213231A JPS61213231A JP5550785A JP5550785A JPS61213231A JP S61213231 A JPS61213231 A JP S61213231A JP 5550785 A JP5550785 A JP 5550785A JP 5550785 A JP5550785 A JP 5550785A JP S61213231 A JPS61213231 A JP S61213231A
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- Japan
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- antistatic
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
11」Jど1星主!
本発明は、帯電防止剤組成物に関し、更に詳しくは、重
合体製品に優れた帯電防止性を付与し得る帯電防止剤組
成物に関する〇 の その問題点 近年急速に発展しつつある半導体産業においては、IC
生産工場の壁材、床材等の建築用部材、半導体ウニへ−
保存用容器、電子・電機部材等として使用される重合体
(本発明において重合体とは、熱可塑性樹脂、熱硬化性
樹脂及びコムをいう)に高度の帯電防止性を付与する必
要がある。従来行なわれている帯電防止方法の1例とし
て、重合体にカーポジブラック微粉末を混入する方法が
ある。しかしながら、カーボンブラックを含有す°る重
合体は、色調が黒色となるため、IC製品との識別が困
難であったシ、視覚的及び心理的に作業環境上好ましく
なかったシする。又、重合体に対するカーボンブラック
微粉末の混合時に該微粉が飛散して作業条件を悪化させ
るという問題点も存在する。
合体製品に優れた帯電防止性を付与し得る帯電防止剤組
成物に関する〇 の その問題点 近年急速に発展しつつある半導体産業においては、IC
生産工場の壁材、床材等の建築用部材、半導体ウニへ−
保存用容器、電子・電機部材等として使用される重合体
(本発明において重合体とは、熱可塑性樹脂、熱硬化性
樹脂及びコムをいう)に高度の帯電防止性を付与する必
要がある。従来行なわれている帯電防止方法の1例とし
て、重合体にカーポジブラック微粉末を混入する方法が
ある。しかしながら、カーボンブラックを含有す°る重
合体は、色調が黒色となるため、IC製品との識別が困
難であったシ、視覚的及び心理的に作業環境上好ましく
なかったシする。又、重合体に対するカーボンブラック
微粉末の混合時に該微粉が飛散して作業条件を悪化させ
るという問題点も存在する。
重合体に明るい色調を与えるとともに帯電防止性を付与
する方法としては、重合体に有機帯電防止剤を練シ込む
方法及び重合体製品の表面に有機帯電防止剤を塗布する
方法が知られている。しかしながら、これ等の方法にお
いて社、水洗、摩擦等によシ重合体製品表面の帯電防止
剤が容易に除去されて、帯電防止効果が実質的に失われ
るという欠点がある。また、帯電防止効果の持続を目的
として多量の有機帯電防止剤を重合体に練り込む場合に
は、時間の経過とともに過剰の帯電防止剤が重合体製品
の表面にブリードしてきてλ製品表面のベトつきやjミ
付着という新たな問題を生ずる。
する方法としては、重合体に有機帯電防止剤を練シ込む
方法及び重合体製品の表面に有機帯電防止剤を塗布する
方法が知られている。しかしながら、これ等の方法にお
いて社、水洗、摩擦等によシ重合体製品表面の帯電防止
剤が容易に除去されて、帯電防止効果が実質的に失われ
るという欠点がある。また、帯電防止効果の持続を目的
として多量の有機帯電防止剤を重合体に練り込む場合に
は、時間の経過とともに過剰の帯電防止剤が重合体製品
の表面にブリードしてきてλ製品表面のベトつきやjミ
付着という新たな問題を生ずる。
問題点を解決するための手段
本発明者は、明るい色調を備えた重合体製品に長期にわ
たシ持続する帯電防止効果を付与すべく種々研究を重ね
た結果、有機帯電防止剤に特定の加工粘土を併用するこ
とKより、その目的を達成し得ることを見出し、本発明
を完成するにいたった。即ち、本発明は、有機帯電防止
剤と有機変性粘土とからなる帯電防止剤組成物に係る。
たシ持続する帯電防止効果を付与すべく種々研究を重ね
た結果、有機帯電防止剤に特定の加工粘土を併用するこ
とKより、その目的を達成し得ることを見出し、本発明
を完成するにいたった。即ち、本発明は、有機帯電防止
剤と有機変性粘土とからなる帯電防止剤組成物に係る。
本発明において使用する有機帯電防止剤としては、公知
のアニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性
界面活性剤、非イオン性界面活性剤、高分子電解質等が
あシ、これ等は、単独で或いは必要に応じて2種以上混
合して使用することが可能である0これ等については、
丸茂秀雄著“帯電防止剤−高分子の表面改質”、幸書房
発行に詳述されているが、若干の具体例を示せば、以下
の通シである。
のアニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性
界面活性剤、非イオン性界面活性剤、高分子電解質等が
あシ、これ等は、単独で或いは必要に応じて2種以上混
合して使用することが可能である0これ等については、
丸茂秀雄著“帯電防止剤−高分子の表面改質”、幸書房
発行に詳述されているが、若干の具体例を示せば、以下
の通シである。
アニオン性界面活性剤・・・・脂肪酸塩、高級ア〃コー
〃硫酸エスデ〃塩、液体脂肪油硫酸エステμ塩、脂肪族
アミン及び脂肪族アマイドの硫酸塩、脂肪族アμコーμ
リン酸エステル塩、二塩基性脂肪酸エステルのスルホン
酸塩、脂肪族アミドスルホシ酸塩、アル牛μアリμλ〃
ホン酸塩、ホ〃マリシ縮合のナフタリシスpホン酸塩等
。
〃硫酸エスデ〃塩、液体脂肪油硫酸エステμ塩、脂肪族
アミン及び脂肪族アマイドの硫酸塩、脂肪族アμコーμ
リン酸エステル塩、二塩基性脂肪酸エステルのスルホン
酸塩、脂肪族アミドスルホシ酸塩、アル牛μアリμλ〃
ホン酸塩、ホ〃マリシ縮合のナフタリシスpホン酸塩等
。
カチオン性界面活性剤・・・・脂肪族アミン及びその誘
導体、第4級アン℃ニウム化合物、じリジシ誘導体、ペ
シズヘイミダリー〃誘導体、1脂肪酸アミド誘導体等。
導体、第4級アン℃ニウム化合物、じリジシ誘導体、ペ
シズヘイミダリー〃誘導体、1脂肪酸アミド誘導体等。
両性界面活性剤・・・・ベタイン型、アラニン型、イミ
ダリリン型等。
ダリリン型等。
非イオン性界面活性剤・・・・多価ア〃コーμの部分的
脂肪酸エステ〃、高級アルコ−〃のエチレンオ牛サイド
付加物、脂肪酸のエチレンオ牛サイド付加物、脂肪酸ア
ミンのエチレンオ牛サイド付加物、脂肪酸アミドのエチ
レシオ士サイド付加物、アμ牛μフェノールのエチレン
オ牛サイド付加物、アμ十μナフト−μのエチレンオ牛
すイド付加物九多価アμコー〃の部分的脂肪酸エステμ
のエチレシオ士サイド付加物、ポリエチレングリコ−μ
等。
脂肪酸エステ〃、高級アルコ−〃のエチレンオ牛サイド
付加物、脂肪酸のエチレンオ牛サイド付加物、脂肪酸ア
ミンのエチレンオ牛サイド付加物、脂肪酸アミドのエチ
レシオ士サイド付加物、アμ牛μフェノールのエチレン
オ牛サイド付加物、アμ十μナフト−μのエチレンオ牛
すイド付加物九多価アμコー〃の部分的脂肪酸エステμ
のエチレシオ士サイド付加物、ポリエチレングリコ−μ
等。
高分子電解質・・・・ポリじ二〃ベシジμトリメチμア
ン七ニウムク0ライド飄ボリスチレンスμホシ酸ナトリ
ウム等。
ン七ニウムク0ライド飄ボリスチレンスμホシ酸ナトリ
ウム等。
型粘土鉱物の層間に有機化学種を挿入することによシ得
られる有機無機複合層間化合物である◇スメクタイト型
粘土鉱物としては、例えば℃ン七り0ナイトを主成分と
するベントナイト、ヘクトライト等が挙けられる。層間
に挿入される有機化学種としては、カチオン性界面活性
剤が用いられる。
られる有機無機複合層間化合物である◇スメクタイト型
粘土鉱物としては、例えば℃ン七り0ナイトを主成分と
するベントナイト、ヘクトライト等が挙けられる。層間
に挿入される有機化学種としては、カチオン性界面活性
剤が用いられる。
カチオン性界面活性剤としては、アン七ニウム塩型、ホ
スホニウム塩型、スμホニウム塩型のものが挙げられ、
より具体的には、ア!十μトリメチ〃アンモニウム塩、
シアv+tvジメチμアンモニウム塩1アμ牛μジメチ
μベンジ〃アン℃ニウム塩1ポリオ士シエチしンアル+
lv℃ノメチμアン℃ニウム塩、ア〃十躯じリジウム塩
、ア!十μアミン塩、アμ十〜トリー8−ブチ〃ホスホ
ニウム塩、アμ牛lv、;メチμスμホニウム塩が代表
的なものとして挙げられる。ここでアル牛ρ基の炭素数
としては8以上のものが好ましい。層間に挿入される有
機化学種の量は、粘土鉱物のカチオン交換容量〔単位:
m1llizquivaltp*tx (以下mal
l とする)/100F粘土〕の30%以上に相当す
る量とすることが好ましい。この値が30%未満の場合
には、帯電防止効果を長期に持続させることが難しい場
合がある。有機変性粘土は、例えば、特許第21120
5号明細書、特許第244306号明細書等に記載され
た方法によシ製造することができる。
スホニウム塩型、スμホニウム塩型のものが挙げられ、
より具体的には、ア!十μトリメチ〃アンモニウム塩、
シアv+tvジメチμアンモニウム塩1アμ牛μジメチ
μベンジ〃アン℃ニウム塩1ポリオ士シエチしンアル+
lv℃ノメチμアン℃ニウム塩、ア〃十躯じリジウム塩
、ア!十μアミン塩、アμ十〜トリー8−ブチ〃ホスホ
ニウム塩、アμ牛lv、;メチμスμホニウム塩が代表
的なものとして挙げられる。ここでアル牛ρ基の炭素数
としては8以上のものが好ましい。層間に挿入される有
機化学種の量は、粘土鉱物のカチオン交換容量〔単位:
m1llizquivaltp*tx (以下mal
l とする)/100F粘土〕の30%以上に相当す
る量とすることが好ましい。この値が30%未満の場合
には、帯電防止効果を長期に持続させることが難しい場
合がある。有機変性粘土は、例えば、特許第21120
5号明細書、特許第244306号明細書等に記載され
た方法によシ製造することができる。
本発明においては、粘土鉱物の層間に予め有機化学種を
挿入しておく必要があシ、若し粘土鉱物と有機化学種と
を単に併用する場合には、所期の効果は達成出来ない。
挿入しておく必要があシ、若し粘土鉱物と有機化学種と
を単に併用する場合には、所期の効果は達成出来ない。
尚、有機変性粘土の調製に際し、粘土鉱物のカチオン交
換容量を上回る過剰量の有機化学種を使用する場合には
、余剰の有機化字種は、有機帯電防止剤そのものとして
の作用を発揮する。
換容量を上回る過剰量の有機化学種を使用する場合には
、余剰の有機化字種は、有機帯電防止剤そのものとして
の作用を発揮する。
本発明組成物の使用によシ帯電防止効果が奏される重合
体としては、以下の如きものが例示される。
体としては、以下の如きものが例示される。
熱可塑性樹脂・・・・高密度ポリエチレン、中低密度ポ
リエチレン、直鎖状低密度ポリエチレンAボリプ0じレ
ジ、エチレンープ0じレンプロック共重合体等のポリオ
レフィン、ポリ塩化ご二μ、ポリ塩化じニリデン、ポリ
スする共重合体、エチレン−酢酸じ二μ共重合体島ポリ
アミド、ボリア上ター〃、線状ポリエステル・ポリウレ
タン、ABS樹脂、ポリカーボネート、ノリy樹脂、ポ
リフェニレン+j/I/ファイド、ボリエーテIV+j
lVホシ、ポリメチμペシテン等。
リエチレン、直鎖状低密度ポリエチレンAボリプ0じレ
ジ、エチレンープ0じレンプロック共重合体等のポリオ
レフィン、ポリ塩化ご二μ、ポリ塩化じニリデン、ポリ
スする共重合体、エチレン−酢酸じ二μ共重合体島ポリ
アミド、ボリア上ター〃、線状ポリエステル・ポリウレ
タン、ABS樹脂、ポリカーボネート、ノリy樹脂、ポ
リフェニレン+j/I/ファイド、ボリエーテIV+j
lVホシ、ポリメチμペシテン等。
熱硬化性樹脂・・・・不飽和ポリエステル樹脂、エイ十
シ樹脂、メラミン樹脂、フェノ−〃樹脂、シアリルフタ
レート樹脂等O コム・・・・天然コム、イソプレンコム、アクリ〇ニト
リルーブタジェンjム1スチレシーブタジエシjム)り
OOプレシjム1エチしンープ0じレンjムAスチレン
ーブタジェンjロック共重合体、エヒクQ/L’しトリ
ジコム、90ロスルフオシ化ホリ工チレンjム等O 尚、上記の重合体は、必要に応じ2m以上を混合したブ
レンド物として使用可能なことは、言うまでもない。
シ樹脂、メラミン樹脂、フェノ−〃樹脂、シアリルフタ
レート樹脂等O コム・・・・天然コム、イソプレンコム、アクリ〇ニト
リルーブタジェンjム1スチレシーブタジエシjム)り
OOプレシjム1エチしンープ0じレンjムAスチレン
ーブタジェンjロック共重合体、エヒクQ/L’しトリ
ジコム、90ロスルフオシ化ホリ工チレンjム等O 尚、上記の重合体は、必要に応じ2m以上を混合したブ
レンド物として使用可能なことは、言うまでもない。
重合体に対する本発明帯電防止剤組成物の配合割合は、
重合体の種類、有機帯電防止剤の種類等によシ異なるが
、通常重合体100重量部に対し2 有機帯電防止剤0
.5〜100重量部程重量上程好ましくは5〜50重量
部)及び有機変性粘土0.5〜100重量部程重量上程
好ましくは5〜50重量部)である。両者の配合量が上
記の量を下回る場合には、所望の帯電防止効果が得られ
ず、−万両者の配合量が過剰となる場合には、重合体製
品の物性強度が著るしく低下する。尚、有機帯電防止剤
と有機変性粘土との割合(重量比)は、前者lに対し後
者0.1〜10程度とすることが好ましいO 尚、重合体に対する本発明帯電防止剤組成物の添加方法
は、特に限定されず、重合体中に有機帯電防止剤と有機
変性粘土とを、併存させれば良い。
重合体の種類、有機帯電防止剤の種類等によシ異なるが
、通常重合体100重量部に対し2 有機帯電防止剤0
.5〜100重量部程重量上程好ましくは5〜50重量
部)及び有機変性粘土0.5〜100重量部程重量上程
好ましくは5〜50重量部)である。両者の配合量が上
記の量を下回る場合には、所望の帯電防止効果が得られ
ず、−万両者の配合量が過剰となる場合には、重合体製
品の物性強度が著るしく低下する。尚、有機帯電防止剤
と有機変性粘土との割合(重量比)は、前者lに対し後
者0.1〜10程度とすることが好ましいO 尚、重合体に対する本発明帯電防止剤組成物の添加方法
は、特に限定されず、重合体中に有機帯電防止剤と有機
変性粘土とを、併存させれば良い。
即ち、有機帯電防止剤と有機変性粘土とを別個に重合体
に添加混合する方法、両者を予め混合した状態で重合体
に添加混合する方法、有機変性粘土の製造時に粘土鉱物
の層間に挿入すべき有機カチオン性化合物と有機帯電防
止剤とを粘土鉱物に添加し、有機変性粘土と有機帯電防
止剤との混合物として、重合体に添加混合する方法等の
任意の方法が採用され得る。又、帯電防止剤組成物と重
合 一体の混合は、公知の重合体に対する各種添
加物の混合と同様の手段により行なうことが出来、例え
ば、重合体が熱可塑性樹脂の場合には、押出機、ニータ
ー、インテンシプミ十す−、三十シシジ〇−y等の一般
的混和機を使用して、加熱下に混線すれば良い。
に添加混合する方法、両者を予め混合した状態で重合体
に添加混合する方法、有機変性粘土の製造時に粘土鉱物
の層間に挿入すべき有機カチオン性化合物と有機帯電防
止剤とを粘土鉱物に添加し、有機変性粘土と有機帯電防
止剤との混合物として、重合体に添加混合する方法等の
任意の方法が採用され得る。又、帯電防止剤組成物と重
合 一体の混合は、公知の重合体に対する各種添
加物の混合と同様の手段により行なうことが出来、例え
ば、重合体が熱可塑性樹脂の場合には、押出機、ニータ
ー、インテンシプミ十す−、三十シシジ〇−y等の一般
的混和機を使用して、加熱下に混線すれば良い。
本発明帯電防止剤組成物を含有する重合体を使用して所
望の製品を製造する際には、この種重合体に通常配合さ
れる紫外線吸収剤、酸化防止剤、滑剤、結晶核剤、着色
剤、離形剤、カラス繊維等の補強剤、炭酸力μシウム、
夕μり、クレー、ホワイトカーボン等の充填剤、難燃剤
等を配合しても良い。さらに、金属粉、金属繊維、カー
ボン繊維、カーポジブラック微粉末等の導電性充填剤の
配合も可能である。
望の製品を製造する際には、この種重合体に通常配合さ
れる紫外線吸収剤、酸化防止剤、滑剤、結晶核剤、着色
剤、離形剤、カラス繊維等の補強剤、炭酸力μシウム、
夕μり、クレー、ホワイトカーボン等の充填剤、難燃剤
等を配合しても良い。さらに、金属粉、金属繊維、カー
ボン繊維、カーポジブラック微粉末等の導電性充填剤の
配合も可能である。
の
本発明帯電防止組成物を使用する重合体製品においては
、体積抵抗が著るしく低く、また水洗、摩擦等によって
帯電防止効果が損われることが少ない為、長期にわたシ
優れた帯電防止効果が持続される。
、体積抵抗が著るしく低く、また水洗、摩擦等によって
帯電防止効果が損われることが少ない為、長期にわたシ
優れた帯電防止効果が持続される。
本発明帯電防止組成物を含有せしめた重合体製品の体積
抵抗が著るしく低くなるのは、重合体への有機帯電防止
剤と有機変性粘土との添加混合方法の如何に関係なく、
重合体製品中でストラクチセーを形成している有機変性
粘土の表面に帯電防止剤が吸着され、帯電防止剤による
導電層が重合体中に連続的に形成されるためと考えられ
る。
抵抗が著るしく低くなるのは、重合体への有機帯電防止
剤と有機変性粘土との添加混合方法の如何に関係なく、
重合体製品中でストラクチセーを形成している有機変性
粘土の表面に帯電防止剤が吸着され、帯電防止剤による
導電層が重合体中に連続的に形成されるためと考えられ
る。
遺−一1−一見
以下に示す実施例及び比較例によシ、本発明の特徴とす
るところをよシ一層間らかにする。
るところをよシ一層間らかにする。
実施例 鳳
一精製ベントナイト(カチオシ交換容量ioo碓榊#り
、/10(1)100fにl OOmet当量のジオク
タデシ/I/ジメチμアンモニウムク0ライドをカチオ
シ交換反応させて、有機変性粘土(イ)を得た。
、/10(1)100fにl OOmet当量のジオク
タデシ/I/ジメチμアンモニウムク0ライドをカチオ
シ交換反応させて、有機変性粘土(イ)を得た。
得られた有機変性粘土(イ)及び有機帯電防止剤として
のり〃ピタン℃ノラウレートをそれぞれ第1表に示す配
合割合でポリプOじレジ(メルトインデックス9.0、
密度0.91 )に加え、加熱混合〇−μによシ樹脂
温度220℃で5分間溶融混線した後、ペレタイザーに
てベレット化した。次いで、該ペレットを射出成形機に
よシ230℃で射出成形し、白色の重合体試験片を得た
後、成形5日後のもの及び成形5日後に水洗及び乾燥し
たものKついて、JIS K 6911に準拠して
体積抵抗率及び表面抵抗率を測定するとともに、有機帯
電防止剤のブリードの有無を観察した。結果は、比較例
1〜5の結果とともに第2表に示す。
のり〃ピタン℃ノラウレートをそれぞれ第1表に示す配
合割合でポリプOじレジ(メルトインデックス9.0、
密度0.91 )に加え、加熱混合〇−μによシ樹脂
温度220℃で5分間溶融混線した後、ペレタイザーに
てベレット化した。次いで、該ペレットを射出成形機に
よシ230℃で射出成形し、白色の重合体試験片を得た
後、成形5日後のもの及び成形5日後に水洗及び乾燥し
たものKついて、JIS K 6911に準拠して
体積抵抗率及び表面抵抗率を測定するとともに、有機帯
電防止剤のブリードの有無を観察した。結果は、比較例
1〜5の結果とともに第2表に示す。
比較例 1
有機変性粘土(イ)に代えて炭酸力μシウム粉(商標“
ホワイトンP−30”、白石工業(株)製)を使用する
以外は実施例1と同様にしてボリプ0とレジ試験片を得
た。
ホワイトンP−30”、白石工業(株)製)を使用する
以外は実施例1と同様にしてボリプ0とレジ試験片を得
た。
比較例 2
有機変性粘土(イ)を使用しない以外は実施例1と同様
にしてポリづOじレジ試験片を得た。
にしてポリづOじレジ試験片を得た。
比較例 3
帯電防止剤を使用しない以外は実施例1と同様にしてポ
リプOeレン試験片を得た。
リプOeレン試験片を得た。
比較例 4
実施例1のポリプ0じレジを使用して、添加剤を一切加
えることなく、試験片を調製した。
えることなく、試験片を調製した。
比較例 5
有機変性粘土44に″代えて精製ペシトナイトを使用す
る以外は実施例璽と同様にしてポリプ0じレジ試験片を
得た。
る以外は実施例璽と同様にしてポリプ0じレジ試験片を
得た。
第 1 表
実施例2〜4
精製ベントナイト(カチオン交換容量100m1v/1
00F)100Fに100 mtqのオクタダシ!トリ
メチμアンモニウムク0ライドをカチオン交換容量させ
た有機変性粘土@〔商標“才〃ベシ”、白石工業株式会
社製〕と有機帯電防止剤としてのラウリン酸ジエタノー
〃アミドを軟質ポーり塩化と二μ組成物に配合し、加熱
混合0−/vによシ樹脂温度150°Cで5分間混練し
死後、150℃でプレス成形して試験片を作成した。使
用した軟質ポリ塩化じ二μは組成物は、ポリ塩化じ二μ
m00重量部、ジオクチルフタレート50重量部・三塩
基性硫酸船5重量部及びステアリン酸鉛1重量部からな
っておシ、第3表にはそれ以外の成分の配合量のみを示
す。実施例1と同様にして測定及び観察した結果を第4
表に示す。
00F)100Fに100 mtqのオクタダシ!トリ
メチμアンモニウムク0ライドをカチオン交換容量させ
た有機変性粘土@〔商標“才〃ベシ”、白石工業株式会
社製〕と有機帯電防止剤としてのラウリン酸ジエタノー
〃アミドを軟質ポーり塩化と二μ組成物に配合し、加熱
混合0−/vによシ樹脂温度150°Cで5分間混練し
死後、150℃でプレス成形して試験片を作成した。使
用した軟質ポリ塩化じ二μは組成物は、ポリ塩化じ二μ
m00重量部、ジオクチルフタレート50重量部・三塩
基性硫酸船5重量部及びステアリン酸鉛1重量部からな
っておシ、第3表にはそれ以外の成分の配合量のみを示
す。実施例1と同様にして測定及び観察した結果を第4
表に示す。
比較例 6
有機変性粘土のに代えてカオリンを使用する以外は実施
例2と同様にして軟質ポリ塩化ご二μ試験片を得た。
例2と同様にして軟質ポリ塩化ご二μ試験片を得た。
比較例 7
有機変性粘土のを使用しない以外は実施例2と同様にし
て軟質ポリ塩化じ二μ試験片を得九〇比較例 8 ラウリシ酸ジエタノーμアニドを使用しない以外は実施
例2と同様にして軟質ポリ塩化ビニル試験片を得た。
て軟質ポリ塩化じ二μ試験片を得九〇比較例 8 ラウリシ酸ジエタノーμアニドを使用しない以外は実施
例2と同様にして軟質ポリ塩化ビニル試験片を得た。
比較例 9
実施例2で使用した軟質ポリ塩化じ二μのみから試験片
を作成した。
を作成した。
第 3 表
実施例 5
ベントナイト層間に挿入すべきカチオン性化合物として
のトリメチμオクタデシμアン℃ニウムク0ライド0.
1 E〜と有機帯電防止剤としてのポリオ牛ジエチレン
〔付加数6七μ〕ソμピタン七ノラウレート0.11=
/L’を水11に分散させて複合エマ/%/ジョシと
した後、これを水51に精製ベン−トナイト(カチオン
交換容量100 mtq / I O0F)100fを
含むベントナイト分散液に添加し、生成物を吸引濾過し
、乾燥及び粉砕することによシ、有機変性粘土と有機帯
電防止剤との混合物(以下混合物Aという)を得た。
のトリメチμオクタデシμアン℃ニウムク0ライド0.
1 E〜と有機帯電防止剤としてのポリオ牛ジエチレン
〔付加数6七μ〕ソμピタン七ノラウレート0.11=
/L’を水11に分散させて複合エマ/%/ジョシと
した後、これを水51に精製ベン−トナイト(カチオン
交換容量100 mtq / I O0F)100fを
含むベントナイト分散液に添加し、生成物を吸引濾過し
、乾燥及び粉砕することによシ、有機変性粘土と有機帯
電防止剤との混合物(以下混合物Aという)を得た。
次いで1アクリ0ニトリ〜−ブタジェンコム(商標”
Hytar l Q 42″、日本ゼオシ(株)製)イ
ド1.5重量部、促進剤としてのテトラメチルチウラム
ジスルフイド0.2重量部、硫黄2重量部及びジオクチ
ルフタレート15重量部に混合物A40重量部を加え、
混合Q −/L’で混練後1.148°Cで20分間プ
レス加硫して、試験片を調製した。
Hytar l Q 42″、日本ゼオシ(株)製)イ
ド1.5重量部、促進剤としてのテトラメチルチウラム
ジスルフイド0.2重量部、硫黄2重量部及びジオクチ
ルフタレート15重量部に混合物A40重量部を加え、
混合Q −/L’で混練後1.148°Cで20分間プ
レス加硫して、試験片を調製した。
第5表に有機変性粘土と有機帯電防止剤の使用量を示し
、第6表に実施例1と同様にして測定及び観察した結果
を示す。
、第6表に実施例1と同様にして測定及び観察した結果
を示す。
比較例IO
混合物Aに代えてポリオ十ジエチレン〔付加数6r:l
v〕ツルじタン七ノラウレートのみを使用する以外は実
施例5と同様にして試験片を作成した。
v〕ツルじタン七ノラウレートのみを使用する以外は実
施例5と同様にして試験片を作成した。
比較例!1
トリメチμオクタデシ〜アン℃ニウムク0ライドO,1
七〜を水11に分散させたエマ/Vジョンを使用する以
外は実施例5と同様にして精製ベントナイトを処理し、
有機変性粘土(以下有機変性粘土(C)という)を得た
後、これを実施例5と同様にしてアクリ0ニトリμmブ
タジエシjムに配合し、試験片を製造した。
七〜を水11に分散させたエマ/Vジョンを使用する以
外は実施例5と同様にして精製ベントナイトを処理し、
有機変性粘土(以下有機変性粘土(C)という)を得た
後、これを実施例5と同様にしてアクリ0ニトリμmブ
タジエシjムに配合し、試験片を製造した。
比較例12
実施例5で使用したアクリ0=トリル−ブタ゛ジエンj
ム配合物のみからなる試験片を製造した。
ム配合物のみからなる試験片を製造した。
第 5 表
注:1)と2)は、混合物Aに含まれている。
第2表、第4表及び第6表に示す如く、本発明帯電防止
組成物は、優れた帯電防止効果を発揮する。
組成物は、優れた帯電防止効果を発揮する。
(昼 上)
Claims (1)
- (1)有機帯電防止剤と有機変性粘土とからなる帯電防
止剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5550785A JPS61213231A (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 | 帯電防止重合体組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5550785A JPS61213231A (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 | 帯電防止重合体組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61213231A true JPS61213231A (ja) | 1986-09-22 |
JPH0312577B2 JPH0312577B2 (ja) | 1991-02-20 |
Family
ID=13000584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5550785A Granted JPS61213231A (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 | 帯電防止重合体組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61213231A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63105061A (ja) * | 1986-10-14 | 1988-05-10 | ダブリユー・アール・グレイス・アンド・カンパニー−コネチカツト | 熱可塑性重合体組成物 |
EP0787767A1 (en) | 1996-01-31 | 1997-08-06 | Kao Corporation | Process for antistatic treatment of resin and antistatic resin composition |
JP2000345056A (ja) * | 1999-06-07 | 2000-12-12 | Riken Vinyl Industry Co Ltd | 導電性樹脂組成物 |
JP2003105201A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-09 | Sekisui Chem Co Ltd | 帯電防止樹脂組成物 |
JP2005060683A (ja) * | 2003-07-31 | 2005-03-10 | Dainippon Ink & Chem Inc | ポリウレタン樹脂成形体及びその製造方法 |
JP2012102299A (ja) * | 2010-11-12 | 2012-05-31 | Tosoh Corp | 帯電防止性フィルム |
JP2012102300A (ja) * | 2010-11-12 | 2012-05-31 | Tosoh Corp | エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂組成物及びそれからなる帯電防止性フィルム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51106147A (en) * | 1975-03-14 | 1976-09-20 | Unitika Ltd | Purasuchitsukusuno taidenboshososeibutsu |
JPS52111945A (en) * | 1976-03-16 | 1977-09-20 | Adachishin Sangiyou Kk | Fillers |
-
1985
- 1985-03-18 JP JP5550785A patent/JPS61213231A/ja active Granted
Patent Citations (2)
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JP2012102299A (ja) * | 2010-11-12 | 2012-05-31 | Tosoh Corp | 帯電防止性フィルム |
JP2012102300A (ja) * | 2010-11-12 | 2012-05-31 | Tosoh Corp | エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂組成物及びそれからなる帯電防止性フィルム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0312577B2 (ja) | 1991-02-20 |
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