JPS6121306A - 紙巻煙草小包み機械における紙巻煙草の不完全グループを形成する方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、紙巻煙草を小さな包みにする機械において、
各−包みの中身を構成する紙巻煙草の、不完全なグルー
ｆ−を形成するための方法に関するものである。

〔従来の技術〕　　　” 小さな包みにする機械（以下小包み機械という）によっ
て生産される各−包みは、通常、３つの近接して重ねた
層に分配された２０個の紙巻煙草からなっている。しか
し、前記小包み機械は、通常２０個と２５個の間で変化
する多数の紙巻煙草を包含しかつ少なくとも２つの重ね
られた層に分配された、異った形の包みを生産するため
に、調整可能となっている。

紙巻煙草の販売価格が絶えず変化することと自動紙巻煙
草販売機の使用範囲の増加により、同じ形式を有しそれ
に伴い同じ包装機械と同じ型の販売機械を用いるにもか
かわらず、紙巻煙草の販売価格を比較的長期間にわたっ
て実質的に変えないように及び／又は自動的な変更を避
けるため現在のある定められた大きさに対して前記価格
を調整するように、変化し得る数の紙巻煙草を包含する
ことのできる、紙巻煙草の包みを生産することがますま
す一層必要となっている。

以下の説明における、′不完全”という語句は、少なく
とも紙巻煙草の１つを欠いた。紙巻煙草の−包み、−包
みの中身を構成する紙巻煙草の１グループ、又は前記グ
ループの紙巻煙草の１つの層を指すために用いられる。

前記の問題に関し、１不完全”なる語はしたがって、こ
れらの包み、グループ及び／又は紙巻煙草の層を定義づ
けるために用いられ、これらの紙゛巻煙草のグループ層
は、得・られた不完全な−包みが、これに対応する完全
な−包みの全体の寸法したがってまたその包装を維持し
しかも１つ又はそれ以上の数が不足している紙巻煙草を
包含するように、その形成段階において少なくとも１つ
の紙巻煙草を除くことにより得られるものである。

公知の小包み機械において、紙巻煙草の不完全な小包み
の形成は通常、このような機械が完全な小包みを形成す
るよう構成されまたその全ての機械的及び安全上の特徴
がこの目的のために考えられているという明らかな理由
のために、一定の困難性を必然的に伴うものである。

前記のことは、包装されて小包みが形成されるための紙
巻煙草のグループを形成するよう用いられる、前記公知
の小包み機械のグループ形成部分に特に当てはまること
である。この点について、前記グループは通常複数の並
んだホラｐ４−からスタートして形成され、このホッパ
ーの数は各小包み内に包含される紙巻煙草の重ねられる
層の数に等しいものである。

前記層の各々は各ホッパーの底面上に形成されそしてグ
ループ形成及び運搬ポケットの中に供給され、このグル
ープ形成及び運搬ポケットは前記ホッパ４−の各々に対
面する位置で引続いてそれが停止するように段階的な運
動によって移動することができる。これらのホッパーの
底面は順次その高さが増加するように配置されそれによ
り１つのホッパーから引き出された紙巻煙草を、その前
のホッパーから引き出された紙巻煙草の上に置くように
する。

各ホッパ４−から紙巻煙草が引き出される間、これらの
紙巻煙草は１つの押出し器によって前記ホッパｆ−の外
に軸方向に押され関係するポケットの中に入シ、このポ
ケットの前進運動は紙巻煙草の軸線に対し横方向に生じ
る。関係ポケット内への紙巻煙草の挿入とポケットの内
部にすでに配置されているその直下の層の上での紙巻煙
草の摺動とは、前記下の層上に延びてその紙巻煙草の先
端部分を覆いかつ全ての干渉をなくすようにする１つの
案内板の存在によって、得られる。

挿入されると、１つの層の紙巻煙草はその下の層の紙巻
煙草の上に正確に位置するように停止壁に当って停止し
、そして横方向の停止部材によってこれらの下層の紙巻
煙草に当って停止するがこの横方向の停止部材は紙巻煙
草の上に下降されこれを下層の紙巻煙草に対して正しい
位置にかつ関係ポケットがさらに次の前進をする時にこ
のポケット内に保持するものである。

各ホッノクーの下側の固定された位置に取付けられてい
る前記案内板は、供給されたばかシの層とその直下の膚
との間に残っているので、前記板と接触している前記２
つの層の紙巻煙草の終端部分は前記ポケットが１つの段
階を介して前進する時滑らされる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

これは、完全な層が形成される時は欠点とはならないが
、不完全な層が形成される場合には、前記板に対する摩
擦力が無視できるような大きさであっても１つの層の紙
巻煙草が空間（紙巻煙草の欠けた部分）を有する時はこ
の紙巻煙草を横方向に移動させるに十分な力となるため
、完全に支障を来たすものとなる。

本発明の目的は、前記の欠点を除去する、紙巻煙草の不
完全なグループを形成するための方法を提供することで
ある。

Ｖ、下余白 〔問題点を解決するための手段〕 本発明によれば、上記の目的は、紙巻煙草小包み機械に
おいて、各小包みの中身を構成しそれが他の層の上に配
列されて込る少なくとも２つの並んだ層を有しそのうち
の少なくとも１つの層が少なくとも１つの中間の紙巻煙
草を欠いている不完全な層であるような、不完全な紙巻
煙草のグループを形成する方法であって、この方法が、
前記層を前記紙巻煙草に平行に連続して、関係する前記
グループのための１つの形成及び運＠　ポケットの中に
供給することを含み、前記ポケットが前記紙巻煙草に対
し横方向に段階的に移動することができ、前記各層が前
記運搬ポケットが停止している間に挿入されるような方
法において、前記不完全な層が完全な層の下側に配置さ
れこの完全な層の紙巻煙草が前記不完全な層の紙巻煙草
に対して５の目形に配列され、さらに以下の各段階を含
むことｔ特徴とする紙巻煙草の不完全なグループを形成
する方法によって達成される。

一前記不完全な層の紙巻煙草を、前記ポケットが第１の
供給位置における第１の停止中にこれらの紙巻煙草が第
１の停止手段に接触するようになるまで、このポケット
内に軸方向に供給すること。

−前記ポケットを、第２の供給位置において第２の停止
をさせ、それにより前記不完全な層の紙巻煙草が前記上
側の完全な層の挿入のため案内手段の下側にその終端部
分を置いて停止させること。

−前記上側の完全な層の紙巻煙草を前記案内手段の上方
にかつ前記ポケットの中に、これらの紙巻煙草が、第２
の軸方向停止手段と接触するよう軸方向に持って来られ
るまで、軸方向に供給すること、そしてこれらの第２の
軸方向停止手段が、前記ポケットの前進方向に対し横方
向に、前記案内手段によって覆われている前記終端部分
の長さに少なくとも等しい距離だけ、前記第１の軸方向
の停止手段の後方に配置されていること。

−前記不完全な層の紙巻煙草の前記終端部分の覆いをは
ずすこと。および 一前記完全及び不完全な層の紙巻煙草を、その一方の層
が他方の層の上に実質的に重なるよう軸方向に相対移動
させること。

〔実施例〕

本発明は、限定されない実施態様を示す添付図面を参照
して、以下に説明される。

第１図及び第２図は紙巻煙草３の２つの不完全なグルー
プ１及び２を示し、これらの紙巻煙草３は各グループ１
及び２の中で３つの層４，５及び６に分配されている。

特に、両グルー７”ｌ、２において、上層６と下層４と
は完全であシ、これに対し中間層５は不完全でグループ
１に２つの空間７を、またグループ２には１つの空間７
を有し−これらの空間はそれぞれ欠けている紙巻煙草に
一致している。

グループｌ及び２は、不完全層（すなわち図示の特定例
における中間層５〕及びその直上の完全層（す々わち図
示例の層６）の紙巻煙草３が５の目形に配列される共通
な性質を有している。

第一３図は、例えば第１図に示す型式の紙巻煙草の不完
全グループの形成ユニット９を備えた小包み機械８を示
している。

第３図及び第４図に示すように、このユニット９はその
下方に３つの搬出ホッパー１１．１２及び１３が設けら
れた搬入容器１０を備え、これらホッパーの各々は各層
４，５及び６の形成の役目を果たすものである。これら
のホッパ４１１＊１２及び１３はフレーム１４上に配設
古れ、このフレームの上端に、前記ホッパー１１　、、
１２及び１３の下端をそれぞれ構成する３つの板１５゜
１６及び１７が連結されている。

特に、板１５．１６及び１７は同じ高さには配列されず
、順次減少した高さに配列されておシ、その各々は先行
する板の高さから少なくとも紙巻煙草３の直径に等しい
距離だけ異なった高さとなっている。

ホッパー１１と１２は実質的に垂直な後壁１８と実質的
に垂直な前壁１９とを備え、これらの壁は各底板１５及
び１６から短い距離をもって終っておりかつそれにより
後方溝２０と前方溝２１とを区画形成している。特に、
各層２０は紙巻煙草３の直径よルも普通に小さｂ高さを
有し、一方、各前方溝２１は少なくとも紙巻煙草３の直
径と等しい高さを有している。図示の特定例において、
各前方壁１９は前方に向って、下方の横断リブ２２を備
えておシ、このリブ２２の下側表面は溝２１の上面を画
成しかつ引込み面２３を画成するよう外側及び下方に向
って傾斜している。

第５図及び第６図に示すように、壁１８及び１９は、少
なくとも紙巻煙草３の長さに等しい一定の距離を相互の
間において配置された内面２４と２５とを有し、しかも
これらの内面はその下方部分が平坦でなく第１の内面は
凹部２６を、第２の内面は突出部２７を有し、これらは
ホッパー１１と１２に沿って摺動する紙巻煙草３ｆ：あ
る定められた距離だけ後方に移動させるため接合しかつ
配置されている。この後方への移動の範囲とその目的と
は後述する。

第７図に示すように、ホッパー１３は後方壁２８と前方
壁２９とを有し、これらの壁は壁１８と１９の上方部分
とそれぞれ整列しかつ完全に平坦な内面を備えている。

壁１８と１９に類似して、この壁２８と２９もまた関係
する板エフと共に後方溝３０と前方溝３１とを画成し、
この前方溝３１は、前記リブ２２と類似しかつ壁２９の
下端に固定している横断リプ３３の下面を構成する傾斜
した引込み面３２によって上方が区画されている。

特に第３図に示されているように、ホラｉｅ〜１１１１
２及び１３は、ホッパー１１と１２の壁１８と１９及び
ホノノ母−１３の壁２８と２９に実質的に直角の複数の
横断壁３５によって、複数の下降チャンネル３４に、内
部が分割されている。

ホッパ々−１２において、２つの中間チャンネル３４ｉ
ｔぞの上方が各プラグ３６によって閉鎖され、その下方
が、板１６と一体でかつ前記ホッノヤ−１２の溝２１を
通ってその外側に延びている２つのリブ３７によって閉
鎖されている。

第５，６及び７図に示すように、板１５，１６及び１７
は平坦な同一平面上の各垂直面３８によって前方が区画
されている。この板１６と１７の面３８はその上部に、
面２３と３２の下方にそれぞれ配置された水平板３９に
よって構成される各案内手段が設けられている。

ホッパー１１．１２及び１３の後方に押出し装置４０が
取付けられ、この押出し装置４０は、図示しない往復駆
動手段によって駆動されかつ横断部材４２によってその
前端が共に接合されている２つの押出しロッド４１を備
え、この横断部材４２から前方に３つの実質的に水平の
押出し器４３．４４及び４５が延出しておシ、これらの
押出し器のうちの最初の２つの押出し器が各層２０に整
列し、第３の押出し器が溝３０に整列している。押出し
器４４は２つの縦方向の隙間４６を備え、この隙間４６
が、押出し器４４がこれと関係する溝２０とホッパー１
２を通って前進する時各リプ３７に摺動自在に係合する
。

第４図に示すように、押出し器４５は、押出し器４３と
４４よシも、壁１８と１９が凹部２６と突出部２７で後
方に移動しているのと等しい距離だけ、大きい長さを有
している。このようにして、押出し装置４０が第４図に
示す引込められた休止位置にある時、押出し器４３，４
４及び４５の自由端は、これにそれぞれ対面している紙
巻煙草の端部から全て同じ距離にある。

その前端において、フレーム１４は壁４７を備え、この
壁４７は板１５，１６及び１７の前端の前方に配置され
かつコンベア４８の支持部と案内部とを構成し、このコ
ンベア４８は前記ホッパーに収容されている紙巻煙草の
軸線とロッド４１及−び押出し器４３，４４及び４５の
軸線とに対して横方向に、ホラ／＃−１１，１２及び１
３の前方に延在している。

このコンベア４８は、グルーｆ１のための複数の形成及
び運搬ポケット５０が連結されたベルト４９′ｆｒ、備
え、これらのポケットはベルト４９に沿って均等に分配
されかつホラ）４−１１ｔ１２及び１３の底端部の間の
距離の約数に等しい距離をあけて配置されている。

各ポケット５０はベルト４９に固定されかつ板１５と同
一平面上にある下壁５１を備えている。

各種５１は、この壁の上方に曲げられた上方端部５４を
有する２つの側壁５２及び５３に連結し、そして壁１８
，１９．２８及び２９に直角に配置されている。特に第
５，６及び７図に示されるように、ポケット５０の前方
及び後方の軸方向端部は開放されてお）、そして紙巻煙
草３が各ポケット５０の後端を通って導入された時これ
らの紙巻煙草は、ポケット５０の前端に対面しかつ壁１
９と２９に平行なベルト４９に沿って延在する停止壁５
５によって、これらのポケットの内側の正しい軸方向の
位置に停止させられる。

コンベア４８に対面するその側面上に、壁５５は平坦な
面５６を有し、この面５６は以下に明らかにされるよう
に、層４と５の紙巻煙草３のための軸方向の停止手段を
構成し、ホッパー１１と１２の前方に延在し、ホラＡ−
１３と一致する位置で上方に、凹部５７を備え、この凹
部５７が板１７の前面の高さから上方に延びかつ押出し
器４５と押出し器４３．４４との間の長さの差に等しい
深さを有している。以下の説明から明らかなように、凹
部５７は層６の部分を形成する紙巻煙草３のための軸方
向停止手段を構成する。ホッパー１３の下流側で、壁５
５の表面はコンベア４８に対面する側で凹部５７の後面
と同一平面上にあシ、また壁６０のカム面５９に対面し
、この壁６０は、ホラｄ’−１３の下流側の、壁５５に
対面する位置でかつこれに対してコンベア４８の反対側
でコンベア４８の進行方向に、配置されている。

カム面５９は面５８に対してこれに向う方向に傾斜して
おシ、そして平坦な面６１に接合し、この平坦面６１の
面５８からの距離は実質的に紙巻煙草３の長さに等しい
。

コンベア４８のホッパー１１、１２及ヒ１３に対面する
側と反対側には、その全体が６２で示される移動可能の
錠止め（ロック）装置によって構成されかつアクチェー
タ６３を備えたロック手段が配置されこのアクチェータ
６３は、軸方向の往復運動と往復回転運動とを、コンベ
ア４８に平行に延出している搬出ロッド６４に、与える
。

ロッド６４の対向両端部に、ロッド６４に実質的に直角
でかつその他端が羽根（グレード）６６によりー緒に連
結された２つの腕６５の各端部が、キーで止められてい
る。このブレードはホッパー１１．１２及び１３に対面
する位置でコンベア４８の上方に延び、その下方端縁は
３つの段部６７．６８及び６９を画成している。

ロッド６４を適当に位相を異ならせて直線運動及び回転
運動させることにより、このブレード６６を最初に、各
段部６７．６８及び６９がそれぞれ連続するポケット層
４．５及び６と接触して配置される第３図に示す下方位
置へとコンベア４８に向って動かし、次に１つの段階を
通して前進する間にこれにつれそうようコンベア４８と
平行に動かし、さらにその最初の上昇していた位置に向
けて上方及び後方に動かすことができる。

２つのロッド７０が腕６５に平行にグレード６６の中央
部分から延出しかつ板７１を支持し、この板７１は、ブ
レード６６と平行となるようロッド７０の自由端に連結
され、またとのロッドはグレード６６が段部６８によっ
て占められている部分を越えて実質的に延びている。

板７１は段部６８の縁と同一平面の下縁を有しかつ複数
の付加部７２が設けられこの付加部の各科がそれぞれの
空間７に係合する。

実際上、このユニット９は３つの連続するポケット５０
上に同時に作用するように構成されている。しかし、明
瞭にするために、このユニット９の作動は、関係する１
つのポケット５０がコンベア４８の前進段階の終端にお
いてホラ／ｆ−１１に対面する位置に配置されるように
なる瞬間からスタートする、このポケット５ｏの内Ｇ１
１ｌの１つのグループ１の形成を参照して以下に説明さ
れる。

前記ポケット５０が１つのグループ１の形成をもたらす
サイクルのための前記２タ一ト位置に停止している時、
ブレード６６はその段部６７がポケット５０の上方にあ
るその上昇位置にあり、紙巻煙草の層４は板１５と接触
してホッパー１１の底部に配置されしかも関係する溝２
ｏと２１に整列される。

この時、押出し器４３が前進して前記溝２ｏと係合しそ
して軸方向に層４の紙巻煙草を、これが第５図に示す位
置にある板５５の停止面５６に接触するようになるまで
、溝２１を通ってポケット５０の中に押し出す。グレー
ド６６は、その段部６７がポケット５０の内部に配置さ
れている前記層４の紙巻煙草３と接触するようになるま
で下けられ、そして押出し器４３は第４図に示すその引
込み位置に戻される。

コンベア４８は次に、ポケット５０がホッノｆ　−１２
に対面する位置に持って来られるまで段階的に前進させ
られる。各前進段階の間、ブレード６６は下降されて層
４の紙巻煙草３をポケット５０の底壁５１に接触するよ
う保持し、特に、Ｉケラト５０が前進して前記ホッパー
１２の前に停止するとき紙巻煙草３の終端部分がホッパ
ー１２の板３９の下側に挿入されるようになることを保
証する。

この時、ブレード６６は上昇されそして引込められその
結果その段部６８と板７１とがポケット５０の上方の上
昇位置に配置されるようになる。

その後の押出し器４４の作動によ９不完全な層５の紙巻
煙草３はホッパー１２から出て、これらの紙巻煙草が第
６図に示す位置の停止面５６に当って停止するまで、ポ
ケット５０の中に入る。

前記の位置は前記板３９があるために得られるのであシ
、この板３９はこの層５の紙巻煙草がポケット５０の中
にはいシ込む時に層４０紙巻煙草と層５の紙巻煙草との
間のいかなる妨害をもなくする。

）８５の紙巻煙草が完全に挿入された時、これらの紙巻
煙草はブレード６６と板７１とを下降させることにより
その位置にロックされ、板７１の付加部が前記層５の空
間７′ｌＦ−占有する。この結果、層４と５の紙巻煙草
３の後部終端部分は、コンベア４８が再び前進する時で
も前記板３９によって相互に離れた状態を保持し、そし
てこれらの紙巻煙草は、グレード６６と板７１及びその
付加部７２とがあるため、その横方向の位置を変えるこ
となく板３９に接触した状態で摺動する。

ブレード６６と板７１とは層４と５の紙巻煙草を、Ｉケ
ラ）５０がホッパー１３の前で停止するまで、その正し
い位置に保持する。この時、ブレード６６は上昇し引っ
込められ、それによりその段部６９はポケット５０の上
方の上昇位置に配置されるようになシ、一方、層５の紙
巻煙草３の端部分はホッパー１３の板３９の下側に係合
した状態を保つ。

その後の押出し器４５の作動により層６の紙巻煙草３が
ホッパー１３から出て、これらの前端が第７図に示す位
置の凹部５７の後面に接触して停止するまで、ポケット
５０の中に入る。

板３９と凹所５７とは実質的に等しい横方向の大きさを
有しているので、上層６の紙巻煙草の前端が凹部５７の
後面に到達した時、この紙巻煙草の後端は板３９から離
れる。この結果、層６の紙巻煙草は層５の紙巻煙草と完
全に接触して停止し、第１図に示すように層５の紙巻煙
草に５の目形に配置されることによりこの層５の紙巻煙
草３を横方向にロックすることができるようになる。

この結果、コンベア４８が板６６の下降に続いて再び前
進する時、層５の紙巻煙草は、板３９に対する摩擦と空
間７があるにもかかわらず横方向に移動しない。

その後のポケット５０の前進運動によ）層４と５の紙巻
煙草はカム面５９とその後尾が接触するようになシ、こ
のカム面５９がこの紙巻煙草を軸方向に前進させこれを
上層６の紙巻煙草と垂直方向に完全に整列させる。ユニ
ット９一つｂて、その説明された構造上の特徴のうちの
ある部分は、前記のようにまた図面から明らかなように
、その押出し器４３．４４及び４５が同時に作動しホッ
パー１１．１２及び１３の前で３つのグルーｆ１が同時
に形成されるという事実に由来するものである。

特に、相互に固定されている押出し器４３゜４４及び４
５と凹部２６と突出部２７とは、押出し器４３及び４４
とそれぞれの層４及び５との間の距離を減少するため、
またこの距離を押出し器４５とそれに関連する層６との
間の距離に等しくするために、設けられている。このよ
うにして、押出し器４３．４４及び４５の押出し端部の
紙巻煙草の端部に対する各衝撃力は最小の値で均一にさ
れる。

実例で示したユニット９は、定められた数の紙巻煙草３
をそれぞれが有する３つの層のグループ１を形成するよ
う構成されているが、全ての専門家にとって自明である
ように、それぞれの層が異った数の紙巻煙草を含む２つ
の層又は３つの層よシ多い層からなるグループを形成す
るために変更することは容易なことであシ、わずかに必
要とされる対策は、常に不完全な層の上に完全な層を、
その下側の不完全な層に５の目形に配置された紙巻煙草
を有するように重ね、そして完全な層の紙巻煙草を第７
図に示すようにグループ形成及び前進コンベアのポケッ
トの中に導入することだけである。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は紙巻煙草の不完全なグループの２つ
の例を示すそれぞれの端圃図、第３図はその一部を断面
にしまた一部を明瞭のために取除いて示す、本発明の方
法による紙巻煙草の不完全グループを形成する部署の設
けられた、紙巻煙草小包み機械の簡略側面図、 第４図は第３図に示すグループ形成部署の平面図、 第５，６及び７図は各作動時におけ゛る第３図の部署の
３つの分離された部分の側面図である。 １．２・・・紙巻煙草グループ、４，５．６・・・紙巻
煙草層、７・・・空間、８・・・小包み機械、９・・・
紙巻煙草層形成りニラ）、１１．１２，１３・・・ホッ
パー、３９・・・案内板、４０・・・押出し装置、４３
，４４゜４５・・・押出し器、４８・・・コンベア、５
０・・・ポケット、５５・・・壁、５６・・・平坦停止
部、５７・・・凹部停止部、６２・・・ロック手段、６
６・・・ブレード、６７゜６８．６９・・・段部、７１
・・・板、７２・・・付加部。 以下余白

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、紙巻煙草小包み機械（８）において、各小包みの中
   身を構成しかつ一方が他方の上に配列された並列する紙
   巻煙草（３）の少なくとも２つの層（４、５、６）を有
   し、これらの層（４、５、６）のうちの少なくとも１つ
   の層（５）が少なくとも１つの中間の紙巻煙草（３）を
   欠くことによる不完全なものである、紙巻煙草（３）の
   不完全なグループを形成する方法であって、前記方法が
   、前記層（４、５、６）を前記紙巻煙草（３）に平行に
   連続して、関係する前記グループのための１つの形成及
   び運搬ポケット（５０）の中に供給することを含み、前
   記ポケット（５０）が前記紙巻煙草（３）に対して横方
   向に段階的に移動し、前記各層（４、５、６）が前記運
   搬ポケット（５０）が停止中に挿入される方法において
   、前記不完全な層（５）が完全な層（６）の下側に配置
   され、この層（６）の紙巻煙草（３）が前記不完全な層
   （５）の紙巻煙草に対して５つ目形に配列され、さらに
   以下の段階を含むことを特徴とする紙巻煙草の不完全な
   グループを形成する方法。 −前記不完全な層（５）の紙巻煙草（３）を、前記ポケ
   ット（５０）の第１の供給位置での第１の停止中にこれ
   ら紙巻煙草が第１の軸方向停止手段（５６）と接触する
   ようになるまで前記ポケット（５０）の中に軸方向に供
   給すること。 −前記ポケット（５０）に、前記不完全な層（５）の紙
   巻煙草（３）が前記上側の完全な層（６）の挿入のため
   案内手段（３９）の下側にこれら紙巻煙草の終端部分を
   置いて停止するよう、第２の供給位置での第２の停止を
   させること。 −前記上側の完全な層（６）の紙巻煙草（３）を、前記
   ポケット（５０）の前進方向に対し横方向に前記案内手
   段（３９）により覆われた前記終端部分の長さに少なく
   とも等しい距離をもって前記第１の軸方向停止手段（５
   ６）の後方に配置されている、第２の軸方向停止手段（
   ５７）と接触するよう、これら紙巻煙草が持って来られ
   るまで、前記案内手段（３９）の上方にかつ前記ポケッ
   ト（５０）の中に、軸方向に供給すること。 −前記不完全な層（５）の紙巻煙草（３）の前記終端部
   分の覆いをはずすこと。 −前記完全な層（４、６）と不完全な層（５）の紙巻煙
   草を、一方の層が他方の層の上に実質的に完全に重なる
   よう軸方向に相対移動させること。 ２、横方向のロック手段（６２）によって、前記第１及
   び第２の停止の間の前記ポケット（５０）の移動中に前
   記不完全な層（５）の紙巻煙草をその相互の位置に保持
   することからなるもう１つの段階を含むことを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載の方法。 ３、前記ロック手段（６２）が前記前進運動中に前記ポ
   ケット（５０）と共に移動することを特徴とする特許請
   求の範囲第２項記載の方法。 ４、前記ロック手段（６２）が少なくとも１つの板（７
   １）を備え、この板の側縁が前記ポケット（５０）の前
   記前進運動中に前記不完全な層（５）の紙巻煙草と横方
   向に協同するよう配設され、前記板が、前記不完全な層
   （５）の除かれた各紙巻煙草のために、前記縁に沿って
   、前記除かれた紙巻煙草に一致する各空間（７）に係合
   するよう配設された付加部（７２）を備えていることを
   特徴とする特許請求の範囲第３項記載の方法。 ５、前記層（４、５、６）が、前記各供給位置に一致す
   る位置において前記ポケット（５０）の前進軌道に沿い
   かつこれに対し横方向に連続して配置された各ホッパー
   （１１、１２、１３）の内部に、形成され、前記軸方向
   停止手段（５６、５７）が前記ポケット（５０）に対し
   横方向に前記軌道に沿ってかつこのポケットの前記ホッ
   パー（１１、１２、１３）とは反対側に配置されている
   ことを特徴とする前記特許請求の範囲各項中の１項に記
   載の方法。 ６、前記第１及び第２の軸方向停止手段（５６、５７）
   が、前記紙巻煙草に対し横方向に前記軌道に沿って配置
   された１つの固定壁（５５）によって画成され、前記壁
   （５５）が前記不完全な層（５）の紙巻煙草の一端に接
   触するように配設された横方向の面（５６）を有し、ま
   た前記上側の完全な層（６）の紙巻煙草の一端と接触す
   るよう配設された凹部（５７）が設けられていることを
   特徴とする特許請求の範囲第５項記載の方法。 ７、前記案内手段が、前記供給位置に一致する位置に配
   設されかつ前記ポケット（５０）が前記第２の停止をさ
   せられる時に前記不完全な層（５）の紙巻煙草の終端部
   分の上方にこれと接触して延出する、１つの固定板（３
   ９）を備えていることを特徴とする特許請求の範囲第５
   項又は第６項記載の方法。 ８、前記ポケット（５０）が複数の前記ポケット（５０
   ）を備えたコンベア（４８）の一部を構成し、前記各供
   給位置が前記コンベア（４８）の各停止で前記各ポケッ
   ト（５０）により占められ、前記各ポケット（５０）が
   前記供給位置の全てを連続して占め、前記層（４、５、
   ６）が前記各停止時に前記各ポケット（５０）に同時に
   供給されることを特徴とする特許請求の範囲第５項から
   第７項中の１項に記載の方法。 ９、前記層（４、５、６）が、前記ホッパー（１１、１
   ２、１３）の数に等しい数の、前記紙巻煙草に対して軸
   方向にかつ前記コンベア（４８）に対して横方向に前記
   各ホッパー（１１、１２、１３）を通してそれぞれが移
   動する、相互に固定された押出し器（４３、４４、４５
   ）を備えた１つの押出し器（４０）によって、前記各ポ
   ケット（５０）に同時に供給され、前記上側の層（６）
   のための形成ホッパー（１３）とこれに関連する前記押
   出し器（４５）とが、前記第２の軸方向停止手段（５７
   ）に対面しかつ前記第１の軸方向停止手段（５６）と前
   記他の各ホッパー（１１、１２）と前記他の各押出し器
   （４３、４４）との間の距離に等しい距離をもって前記
   第２の軸方向停止手段（５７）から離れて、配置されて
   いることを特徴とする特許請求の範囲第８項記載の方法
   。