JPS61212727A - 光学式変位検出装置 - Google Patents

光学式変位検出装置

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JPS61212727A
JPS61212727A JP5402285A JP5402285A JPS61212727A JP S61212727 A JPS61212727 A JP S61212727A JP 5402285 A JP5402285 A JP 5402285A JP 5402285 A JP5402285 A JP 5402285A JP S61212727 A JPS61212727 A JP S61212727A
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optical
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optical grating
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JP5402285A
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Soji Ichikawa
宗次 市川
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Mitsutoyo Manufacturing Co Ltd
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Mitsutoyo Manufacturing Co Ltd
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
    • G01D5/26Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light
    • G01D5/32Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light
    • G01D5/34Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light the beams of light being detected by photocells
    • G01D5/36Forming the light into pulses
    • G01D5/366Particular pulse shapes

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、光学式変位検出装置に係り、特に、直線型変
色測定機に用いるのに好適な、検出対象物の固定側に取
付けられた変位検出用固定光学格子と、検出対象物の可
動側に取付けられた変位検出用可動光学格子とを相対移
動させた時に生ずる変位検出用光信号を捉えて、検出対
象物間の相対移動変位量を検出する光学式変位検出装置
の改良に関する。
【従来の技術】
一般に、物体の長さ等を測定する変位測定源において、
その本体に対する測定子の移ilI量、コラムに対づる
スライダの移動量等のように、相対移11J vるもの
の移!1J IIを測定する場合、一方にメインスケー
ル、他方に少なくとも一つのインデックススケールを含
む検出器を固定し、メインスケールと検出器の相対変位
量を光電的に読取る光学式変位測定機が知られており、
工作機械や光学機械及び端子測定機器等の泣置決め装置
として広く用いられている。 この光学式変位測定機においては、通常、透過型あるい
は反射型の光学式変位検出装置が用いられており、この
うち透過型の光学式変位検出装置は、例えば第6図に示
す如く、ランプ等の光源10と、該光源10から照OJ
された光線を平行光線とするためのコリメータレンズ1
2と、光の透過部(明線)16A及び遮断部(暗線)1
6Bからなる変位検出用可動光学格子16が形成された
、例えばガラス製のインデックススケール14と、同じ
く光の透過部(明線)2OA及び遮蔽部(暗1り20B
からなる変位検出用固定光学格子20が形成された、例
えばガラス製のメインスケール18と、前記インデック
ススケール14及びメインスケール18を透過した光を
集光する集光レンズ22と、該集光レンズ22によって
集められた光を受光づる受光素子24とを有してなる。 前記光tl!10、コリメータレンズ12、インデック
ススケール14、集光レンズ22及び受光素子24は、
例えば、略密閉構造のケースに固定されて、検出対象物
の可動側に取付けられ、一方、メインスケール18は、
検出対象物の固定側に取付けられる。 このような光学式変位検出装置を備えた光学式変位測定
機によれば、インデックススケール14とメインスケー
ル18が相対変位すると、受光素子24における受光信
号即ち変位検出用光信号が周期的に変化づるため、この
変位検出用光信号の変化からメインスケール18とイン
デックススケール14の相対移動変位量を検出できるも
のであリ、舶記変位検出用光信号を必要に応じて分割し
て、1μm前後の分解能で変位を検出できるという特徴
を有する。 ところで、このような光学式変位検出装置においては、
使用する光学格子や光源の特性等に照して、一定の精度
を保証するためには、両光学格子間の間隔Gを5〜数十
μmに維持する必要がある。 しかしながら、これを確実とするためには、両スケール
の支持や摺動案内構造等を精巧なものとしなければなら
ず、又、運転中にもその変動を所定値以下に制限しなけ
ればならないので、本体のみならず取付機械等の振動モ
ードにも影響されないようにする等、極めて多くの技術
的事項を解決しなければならなかった。更に、使用環境
によって塵埃の進入による検出不能等を回避するための
付加的手段を講する必要もあり、全体として経済的な負
担が過大となっていた。 このような問題点を解決し、両光学格子間の間隔Gが龍
オーダと比較的大きく取゛れ、且つ、間隔Gの変動が検
出精度に及ぼす影響の少ないものとして、例えば、米国
特許第3812352号で開示されているような回折型
の変位検出装置が提案されている。 ところが、この種のインクリメント型の変位検出装置に
おいては、いずれにしても、誘発される変位検出用光信
号が、例えば正弦波状の周期信号となっているため、−
周期以上の寸法を測定する際に絶対変位を求めるために
は、メインスケール上の1以上の点を原点としなければ
ならず、絶対原点検出機構を備える必要がある。 従って、前出第6図に示したような従来の光学式変位検
出装置の絶対原点検出機構としては、例えば特開昭57
−192822で、第7図(A)、(B)に示すように
、前記インデックススケール14及びメインスケール1
8に、それぞれ変位検出用可動光学格子16や変位検出
用固定光学格子20とは別個の、例えば正確性を期する
ために同一のランダムパターンとされた原点検出用可動
光学格子26及び原点検出用固定光学格子28を形成し
、該原点検出用可動光学格子26及び固定光学格子28
で変調された原点検出用光信号のピークによって、絶対
原点を特定するものを出願人が提案している。 即ち、このような絶対原点検出機構によって得られる原
点検出用光信号の波形は、例えば第8図に示す如くとな
り、原点検出用可動光学格子26と固定光学格子28が
完全に重ったaAで立上りが急なピーク波形が得られる
ため、該ピーク波形が基準電圧v1・e[を超えた立上
りの8点を検出して絶対原点を特定づるものである。 このような絶対原点検出機構によれば、絶対原点を精度
よく且つ経済的に特定することが可能となる。
【発明が解決しようとする問題点1 しかしながら、特開昭57−192822で提案したよ
うな絶対原点検出機構は、前記米国特許第381235
2号で提案されているような、両光学格子間の間隔が比
較的大きな変位検出装置にはそのまま採用することがで
きないという問題点を有していた。 即ち、絶対原点の検出幅(tli度)Wは、2つの光学
格子の明線の幅により決定されるが、光源からの光線は
一般に完全な平行光線ではなく、拡散光となるため、間
隔Gを増大させていくと、光の回折効果によりコントラ
ストが失われ、前出第8図に示したピーク波形が他の部
分に埋もれてしまい、絶対原点の検出が極めて難しくな
ったり、甚しい場合には不可能となってしまう。従って
、この種の高精度な絶対原点検出機構は、間隔Gが0゜
51以下で実用化されているのがほとんどである。 −万、検出可能な間隔Gを大とするべく、前記明線の幅
を大きくしてコントラストを強めることも考えられるが
、この場合には、検出幅Wが大きくなるため、絶対原点
の検出精度が低くなってしまう。 このような問題は、透過型のメインスケールの代りに反
射型のメインスケールを用いた場合も同様であり、又、
光路中にコリメータレンズを挿入しても、程度の差はあ
るものの同様な問題が生じる。 [発明の目的1 本発明は、前記従来の問題点を解消するべくなされたも
ので、光学格子間の間隔が大きな光学式変位検出装置に
おいても、絶対原点を精度よく検出することが可能な絶
対原点検出機構を備えた光学式変位検出装置を提供する
ことを目的とする。 [問題点を解決するための手段] 本発明は、検出対象物の固定側に取付けられた変位検出
用固定光学格子と、検出対象物の可動側に取付けられた
変位検出用可動光学格子とを相対移動させた時に生ずる
変位検出用光信号を捉えて、検出対象物間の相対移動変
位量を検出する光学式変位検出装置において、前記変位
検出用固定光学格子と別個且つ相対変位不能とされた原
点検出用固定光学格子を含み、前記変位検出用光信号の
周波数より大きな周波数の原点検出用第1光信号を発生
させる第1光信号発生手段と、前記原点検出用固定光学
格子と相対変位不能とされた、光透過又は反射特性を有
する参照マークを含み、前記第1光信号の1/2周期以
上に渡り略直線的に変化する原点検出用第2光信号を発
生させる第2光信号発生手段と、前記第1光信号を変換
した第1電気信号を第1!!準電気信号と比較して、そ
の交点である第1交点を検出する第1交点検出手段と、
前記第2光信号を変換した第2N気信号を第1基準電気
信号と比較して、その交点である第2交点を検出づる第
2交点検出手段と、該第2交点から数えて設定数番目の
前記第1交点を、絶対原点と特定づる絶対原点特定手段
とから構成される絶対原点検出機構を具W4することに
より、前記目的を達成したものである。 又、本発明の実施態様は、前記第1光信号発生手段を、
光源と、前記変位検出用固定光学格子に沿って一体的に
形成された前記原点検出用固定光学格子と、前記変位検
出用可動光学格子に沿って一体的に形成された原点検出
用可動光学格子と、前記原点検出用固定光学格子及び可
動光学格子で変調された光を受光する受光素子とを含む
ものとして、前記第1光信号発生手段を簡単な構成で具
体化したものである。 又、本発明の他の実施態様は、前記第2光信号発生手段
を、光源と、前記変位検出用固定光学格子に沿って一体
的に形成された前記参照マークと、前記変位検出用可動
光学格子に沿って一体的に形成された原点検出窓と、前
記参照マーク及び原点検出窓を通った光を受光する受光
素子とを含むものとして、前記第2光信号発生手段を簡
単な構成で具体化したものである。 又、本発明の他の実m態憧は、前記参照マークを、前記
原点検出用固定光学格子上に形成して、スケールの幅方
向η法を節約したちのである。 叉、本発明の他の実施態様は、前記第1交点検出手段を
、光源と、前記変位検出用又は原点検出用固定光学格子
と、前記変位検出用可動光学格子の延長線上又は該可動
光学格子に沿って一体的に形成された基準光検出窓と、
前記変位検出用又は原点検出用固定光学格子及び基準光
検出窓を通った光を受光する受光素子とを含み、該受光
素子によって得られた電気信号を前記第1基準電気信号
とするものとして、光源や受光素子の温度特性、スケー
ル表面の汚れ、電源電圧の変動等に拘らず適切な第1基
準電気信号が得られるようにしたものである。 又、本発明の他の実施態様は、前記第2交点検出手段を
、光源と、前記変位検出用又は原点検出用固定光学格子
と、前記変位検出用可動光学格子 ′の延長線上又は該
可動光学格子に沿って一体的に形成された基準光検出窓
と、前記変位検出用又は原点検出用固定光学格子及び基
準光検出窓を通った光を受光づる受光素子とを含み、該
受光素子によって得られた電気信号をシフトして前記第
2基準電気信号とするものとして、光源や受光素子の温
度特性、スケール表面の汚れ、電源電圧の変動等に拘ら
ず適切な第2基準電気信号が得られるようにしたもので
ある。 又、本発明の他の実施態様は、前記第1及び第2基準電
気信号を、共通の受光素子によって1坪られた電気信号
から作成するようにして、前記第1及び第2交点検出手
段の構成を簡略化したものである。 【作用1 本発明においては、検出対象物の固定側に取付けられた
変位検出用固定光学格子と、検出対象物の可動側に取付
けられた変位検出用可動光学格子とを相対移動させたと
きに生ずる変位検出用光信号を捉えて、検出対象物間の
相対移動変位量を検出するに際して、前記変位検出用光
信号の周波数より大きな周波数の原点検出用第1光信号
と、該第1光信号の1 、/′2周期以上に渡り略直線
的に変化づる原点検出用第2光信号を発生させ、航記第
2光信号を変換した第2電気信号と第2基準電気信号の
交点から数えて設定数番目の、前記第1光信号を変換し
た第1電気信号と第1基準信号の交点を、絶対原点と特
定するようにしている。従って、光学格子間の間隔が比
較的大きな場合であっても、絶対原点を精度よく検出す
ることが可能となる。 【実施例】 以下図面を参照して、本発明が採用された、反射型のメ
インスケールを有する2スケール型の直線型光学式変位
検出装置の実施例を詳細に説明する。 本発明が適用される直線型光学式変位検出装置には、第
1図に示す如く、従来と同様の光源10A、10Bと、
検出対象物の同定側に取付けられる、変位検出用固定光
学格子20が表面に形成された反射型のメインスケール
18と、検出対象物の可動側に取付けられる、変位検出
用可動光学格子16A、16Bが形成されたインデック
ススケール14と、前記変位検出用固定光学格子2o及
び第1司勤先学格子16Aで変調された変位検出用第1
光信号を受光して変位検出用第1電気信号VXIに変換
するための受光素子24Aと、前記変位検出用固定光学
格子2o及び第2可動光学格子16Bで変調された変位
検出用第2光信号を受光して変位検出用第2電気信号V
X2に変換するための受光素子24Bとが備えられてい
る。 舶記変位検出用固定光学格子2oは、例えば明線と暗線
の幅が略等しく、格子ピッチが8μmの反射格子とされ
ている。 前記変位検出用可動光学格子16A、16Bは、前記変
位検出用固定光学格子20と同じピッチの透過格子とさ
れると共に、両者は互いに位相が90°異なるように形
成されている。 従って、前記受光素子24A出力の変位検出用第1電気
信号VX1と変位検出用第2電気信号VX2の波形は、
例えば第2図に示す如く、電気信号のピッチが81−4
μlで位相が互いに90゜異なる正弦波に近い信号とな
っている。 本実施例においては、更に、前記メインスケール18上
に、前記変位検出用固定光学格子20と沿って一体的に
、原点検出用固定光学格子30が形成されている。この
原点検出用固定光学格子30は、例えば明線と暗線の幅
が略等しく、格子ピッチが40μmの反射格子とされて
いる。 前記原点検出用固定光学格子30上には、更に、光反射
特性を有する参照マーク32が、検出する原点位置や個
数に対応して少なくとも一つ一体的に形成されている。 一方、前記インデックススケール14には、前記変位検
出用可動光学格子16A、16Bに)台って一体的に形
成された原点検出用可動光学格子34と、同じく前記変
位検出用可動光学格子16A、16Bに沿って一体的に
形成された原点検出窓36と、前記変位検出用可動光学
格子16A、16Bの延長線上に一体的に形成された基
準光検出窓38とが設けられている。 前記原点検出用可動光学格子34は、前記原点検出用固
定光学格子30と同じピッチの透過格子とされている。 従って、対応する位置に設けられた光ill 40と受
光索子42によって、インデックススケール14に対し
てメインスケール18を矢印C方向又は反対方向に変位
させたとき、対応する前記2枚の格子により誘起される
原点検出用第1光信号を変換した、第3図に示すような
、電気信号のピッチ82−20μmの原点検出用第1電
気信号Vo+を発生できるようになっている。 又、前記原点検出窓36は、光を一様に透過できる窓と
されている。従って、対応する位置に設けられた光it
!44と受光素子46によって、インデックススケール
14に対してメインスケール18を矢印C方向又は反対
方向に変位させたとき、対応する光学格子30による光
学的変調をほとんど受けず、参照マーク32による光学
的変調を受けた原点検出用第2光信号を変換した、第3
図に示すような原点検出用第2電気信号VO2を発生で
きるようになっている。ここで、光を一様に透過できる
とは、例えば透明でも半透明でもよく、あるいは、光学
格子3oに対して垂直な明暗の光学格子でもよい。 又、前記基準光検出窓38も、光を一様に透過できる窓
とされている。従って、対応する位置に設けられた光源
48と受光素子50によって、インデックススケール1
4に対してメインスケール18を矢印C方向又は反対方
向に変位させたとき、対応する光学格子20による光学
的変調をほとんど受けない第1基準電圧■re「1を発
生できるようになっている。 前記光源10A110B、40.44.48は、拡散光
源が望ましいが、ある程度の拡散性を有する光源であれ
ばよい。又、一つの光源より発光された光を分配して供
給してもよい。 前記光源10A、IOB、40.44.48及び受光素
子24A、24B、42.46.50は、特性が均一な
ものが望ましい。 前記受光素子24A、24Bは、第4図に示す如く、エ
ンコーダ60に接続されている。該エンコーダ6oは、
カウンタ62に接続され、該カウンタ62は、測定変位
量を表示するための表示器64に接続されている。又、
前記受光素子42は、アンプ66を介して、第1交点を
検出するための第1コンパレータ68に接続されている
。更に、前記受光素子46は、アンプ70を介して、第
2交点を検出するための第2コンパレータ72に接続さ
れている。前記受光素子48は、前記第1及び第2基準
電圧信号Vref 1 、Vref 2を作成するため
の基準信号発生器74に接続されている。 前記第1及び第2コンパレータ68.72は、絶対原点
を特定するための絶対原点特定回路76に接続されてい
る。該絶対原点特定回路76は、前記カウンタ62の計
数値を補正づるべく、該カウンタ62に接続されている
。 以下、実施例の作用を説明づる。 前記受光素子24A、24Bの出力は、第4図に示づ如
く、エンコーダ60に入力され、波形成形された後、カ
ウンタ62で計数されて変位信号となり、表示器64に
表示される。又、前記受光素子42の出力は、アンプ6
6に入力された後、第1電気信号Vo+とじて第1コン
パレータ68に入力される。又、前記受光素子46出力
は、アンプ70に入力された後、第2電気信号VO2と
して第2コンパレータ72に入力される。 第3図において、Vo2+は、受光素子46が光学格子
30のみの光信号を読取っているときの第2電気信号V
ozの電圧であり、VO22は、同じく光学格子30と
参照マーク32の両方の光信号を読取っているときの第
2電気信号VO2の電圧であり、VO23は、同じく、
参照マーク32のみの光信号を読取っているときの第2
電気信号VO2の電圧である。 一方、前記受光素子50出力は、アンプ74で増幅及び
必要に応じてシフトされ、前記第1及び第2コンパレー
タ68.72の基準電圧Vrer+。 Vrefzとして出力される。 即ち、第2基準電圧Vrefzは、メインスケール18
を矢印C方向に変位させたとき、第2′R気信号VO2
のPo点が第1′R気信号Vo+の22点と一致するよ
う、電気回路の定数を調整することによって、前記第1
1準電圧Vref+をシフトして作成したものである。 しかしながら温度変化や電圧変動や素子類のばらつき又
は素子の劣化等により繰返して位置決めすると、初期に
Po点に設定したものが、Po’点のような位置に変動
することが充分考えられる。この変動の範囲をW。 とづると、次式の関係が成立づれば、変動後の80点は
81点と23点の範囲に常に入る。 W o / 2 < W + −(1)ここで、Wlは
第1電気信号■o1の1/2周期である。 発明者らの実験では、W o / 2は、±5μ信以内
には充分大ることが確認されている。従って、本実施例
では設計的に充分安全なように、W+=10μm(第1
1!気信号Vo+のピッチ$2=20μm )で設計し
ている。 このようにすることにより、まず、第2電気信号VO2
が第2基準電圧Vref 2と等しくなる第2交点Po
を前記第2コンパレータ72で検出し、次に、第1電気
信号■o1が第1J!!準電圧Vrer1と等しくなる
所定数(N)番目、例えば1番目の第1交点P3を前記
第1コンパレータ68で検出し、前記絶対原点特定回路
76で該1番目の第1交点P3を原点位置と定めれば、
高精度で原点位置を決定づることか可能となる。 即ち、前記コンパレータ68及び72の出力は絶対原点
特定回路76に入力され、該絶対原点特定回路7.6に
外部から入力されている設定数N番目、例えば1番目の
第1交点P3の位置を絶対原点と特定して、前記カウン
タ62に補正信号を出力する。 この際、第1電気信号vo1は、前述のように2枚の光
学格子30.34により誘起された光学的変調15号を
電気信号に変換したものであり、略正弦波に近い。この
信号は、格子ピッチにより略決定されるので、繰返して
位置決めしても、23点はほとんど変動することがない
。 発明者らの実験によると、本実施例における絶対原点の
繰返し位置決め精度は、±1μm以内に充分大ることが
確認されている。 本実施例においては、拡散性の光源を使用し、メインス
ケール18に形成した光学格子20.30を回折格子と
して作用させているので、光学格子20及び30とそれ
ぞれ対応する、インデックススケール14の光学格子1
6A、16B及び34の間隔Gをある程度大きくしても
充分読取り可能であり、本実施例においては、間隔Gが
2〜5I1mの範囲で実用上問題がないことが確認でき
た。 本実施例においては、第1光信号発生手段を、光源40
と、格子ピッチが8μmである前記変位検出用固定光学
格子20に沿って一体的に形成された、格子ピッチが4
0μ鋼の原点検出用固定光学格子30と、同じく格子ピ
ッチが8μIである前記変位検出用可動光学格子16A
、16Bに沿って一体的に形成された、同じく格子ピッ
チが40μmの原点検出用可動光学格子34と、前記原
点検出用固定光学格子30及び可動光学格子34で変調
された光を受光する受光素子42とを含むものとしてい
るので、第1光信号発生手段の構成が比較的簡略であり
、且つ、設計的な安全率も充分高い。なお、第1光信号
発生手段の構成はこれに限定されない。 例えば、原点検出用可動光学格子34と固定光学格子3
0の格子ピッチを前記実施例のそれぞれ17′2とする
ことによって、設計的な安全率は減少するものの、位置
決め精度を約2倍程度に向上でることも可能である。 又、第5図に示す池の変形例の如く、第1電気信号Vo
+の慟小値や吻大値も検出するようにして、該第1電気
信号Vo+の交点の読取りピッチを1./2とし、位置
決め精度を約2(8程度に向上することも可能である。 更に、原点検出用固定光学格子30と可動光学格子34
の格子ピッチを変えて、例えば、2:1とづることも可
能である。この場合には、幾何光学的な結像が得られる
ので、前記実施例と同様な考え方で応用できることにな
る。 又、本実施例においては、第2光信号発生手段を、光源
44と、航記変位検出用固定光学格子20に沿って一体
的に形成された光反射特性を有する参照マーク32と、
前記変位検出用可動光学格子16A、16Bに沿って一
体的に形成された原点検出窓36と、前記参照マーク3
2及び原点検出窓36を通った光を受光する受光素子4
6とを含むものとしているので、第2光信号発生手段の
構成が比較的簡略である。なお第2光信号光生手段の構
成はこれに限定されず、例えば、前記参照マーク32を
光透過特性を有するものとすることも可能である。この
場合には、前記第2電気信号VO2の変化状態が第3図
に破11VO2’で示ず如く、前記実施例とは逆になる
が、同様な原理で原点位置が検出できることは説明する
までもない。 なおこの場合には、第1基準電圧vref、に対づる第
2基準電圧Vref2のシフト方向も当然逆になる。 更に、本実施例においては、前記参照マーク32を、前
記原点検出用固定光学格子30上に形成しているので、
メインスケール18及びインデックススケール14の幅
方向寸法を節約することが可能である。 又、本実施例においては、前記第1及び第2交点検出手
段を、光源48と、前記変位検出用固定光学格子20と
、航記変位検出用可動光学格子16A、16Bの延長線
上に一体的に形成された基準光検出窓38と、前記変位
検出用固定光学格子20及び基準光検出窓38を通った
光を受光する受光素子50とを含み、該受光素子50に
よって得られた電気信号をそのまま又はシフトして前記
第1及び第2基tsN圧Vrer j 、 Vrer 
2とするものとしているので、光源や受光素子の温度特
性、スケール表面の汚れ、電源電圧の変動等による信号
の変動があっても、適切な基準電圧Vref+、vre
rzを得ることができる。なお、第1及び第2交点検出
手段の構成はこれに限定されず、例えば、前記基準光検
出窓38を原点検出用固定光学格子3oと対向する位置
に設けて、該原点検出用固定光学格子30及び基準光検
出窓38を通った光から基準電圧Vre4 + 、 V
rer 2を得るようにすることも可能である。又、光
学格子を用いることなく、電源から直接能の手段で作り
出すことも可能である。 更に、本実施例においては、前記第1及び第2基準電圧
Vref j 、 Vrer 2を、共通の受光素子5
0によって得られた電気信号から作成づるようにしてい
るので、第1及び第2交点検出手段の光学系を共用でき
、1成が簡略である。なお、両者を別個に設けることも
可能である。 なお前記実施例においては、本発明が、反射型のメイン
スケールを有する2スケール型の直線型光学式変位検出
装置に適用されていたが、本発明の適用範囲はこれに限
定されず、透過型のメインスケールと1個のインデック
ススケールを備えた2スケール型の直線型光学式変位検
出装置や、同じく透過型のメインスケールと2個のイン
デックススケールを備えた3スケール型の直線型光学式
変位検出装置にも同様に適用できることは明らかである
。又、ロータリエンコーダにも同様に適用できることは
明らかである。 本発明は、例えば米国特許第3812352号で提案さ
れているような、光学格子間の間隔が大きな変位検出装
置に適用するのに好適なものであるが、本発明の適用範
囲はこれに限定されず、光学格子間の間隔が狭い従来の
変位検出装置にも同様に適用できることは明らかである
。 [発明の効果] 以上説明した通り、本発明によれば、光学格子の間隔が
ある程度大きくても、精度よく原点位置を検出すること
かできるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る光学式変位検出装置の実施例の
光学系の構成を示づ斜視図、第2図及び第3図は、前記
光学系の受光素子で得られる受光波形の関係の例を示す
線図、第4図は、前記実施例の回路構成を示1ブロック
線図、第5図は、前記実lll1!例の変形例における
受光波形の例を示す線図、第6図は、従来の透過型光学
式変位検出装置の原理を示す断面図、第7図(A)、(
B)は、従来の透過型光学式変位検出V&置で用いられ
ている絶対原点検出機構を示す、スケールの平面図、第
8図は、前記絶対原点検出機構の受光波形の例を示す縮
図である。 10A、10B、40.44.48・・・光源、14・
・・インデックススケール、 16A、16B・・・変位検出用可動光学格子、18・
・・メインスケール、 20・・・変位検出用固定光学格子、 24A、24B、42.46.50・・・受光素子、3
0・・・原点検出用固定光学格子、 32・・・参照マーク、 34・・・原点検出用可動光学格子、 36・・・原点検出窓、 38・・・基準光検出窓、 VXI、VX2・・・変位検出用電気信号、Vo+・・
・原点検出用第1電気信号、VO2・・・原点検出用第
2電気信号、Vref 、 ・・・第1M準電圧、 V rer 2−、第21111圧、 6Q・・・エンコーダ、 62・・・カウンタ、 68.72・・・コンパレータ、 76・・・絶対原点特定回路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)検出対象物の固定側に取付けられた変位検出用固
    定光学格子と、検出対象物の可動側に取付けられた変位
    検出用可動光学格子とを相対移動させた時に生ずる変位
    検出用光信号を捉えて、検出対象物間の相対移動変位量
    を検出する光学式変位検出装置において、 前記変位検出用固定光学格子と別個且つ相対変位不能と
    された原点検出用固定光学格子を含み、前記変位検出用
    光信号の周波数より大きな周波数の原点検出用第1光信
    号を発生させる第1光信号発生手段と、 前記原点検出用固定光学格子と相対変位不能とされた、
    光透過又は反射特性を有する参照マークを含み、前記第
    1光信号の1/2周期以上に渡り略直線的に変化する原
    点検出用第2光信号を発生させる第2光信号発生手段と
    、 前記第1光信号を変換した第1電気信号を第1基準電気
    信号と比較して、その交点である第1交点を検出する第
    1交点検出手段と、 前記第2光信号を変換した第2電気信号を第2基準電気
    信号と比較して、その交点である第2交点を検出する第
    2交点検出手段と、 該第2交点から数えて設定数番目の前記第1交点を、絶
    対原点と特定する絶対原点特定手段と、から構成される
    絶対原点検出機構を具備したことを特徴とする光学式変
    位検出装置。
  2. (2)前記第1光信号発生手段が、光源と、前記変位検
    出用固定光学格子に沿つて一体的に形成された前記原点
    検出用固定光学格子と、前記変位検出用可動光学格子に
    沿つて一体的に形成された原点検出用可動光学格子と、
    前記原点検出用固定光学格子及び可動光学格子で変調さ
    れた光を受光する受光素子とを含むものである特許請求
    の範囲第1項記載の光学式変位検出装置。
  3. (3)前記第2光信号発生手段が、光源と、前記変位検
    出用固定光学格子に沿つて一体的に形成された前記参照
    マークと、前記変位検出用可動光学格子に沿つて一体的
    に形成された原点検出窓と、前記参照マーク及び原点検
    出窓を通つた光を受光する受光素子とを含むものである
    特許請求の範囲第1項記載の光学式変位検出装置。
  4. (4)前記参照マークが、前記原点検出用固定光学格子
    上に形成されている特許請求の範囲第1項記載の光学式
    変位検出装置。
  5. (5)前記第1交点検出手段が、光源と、前記変位検出
    用又は原点検出用固定光学格子と、前記変位検出用可動
    光学格子の延長線上又は該可動光学格子に沿つて一体的
    に形成された基準光検出窓と、前記変位検出用又は原点
    検出用固定光学格子及び基準光検出窓を通つた光を受光
    する受光素子とを含み、該受光素子によつて得られた電
    気信号を前記第1基準電気信号とするものである特許請
    求の範囲第1項記載の光学式変位検出装置。
  6. (6)前記第2交点検出手段が、光源と、前記変位検出
    用又は原点検出用固定光学格子と、前記変位検出用可動
    光学格子の延長線上又は該可動光学格子に沿つて一体的
    に形成された基準光検出窓と、前記変位検出用又は原点
    検出用固定光学格子及び基準光検出窓を通つた光を受光
    する受光素子とを含み、該受光素子によつて得られた電
    気信号をシフトして前記第2基準電気信号とするもので
    ある特許請求の範囲第1項記載の光学式変位検出装置。
  7. (7)前記第1及び第2基準電気信号が、共通の受光素
    子によつて得られた電気信号から作成されたものである
    特許請求の範囲第1項記載の光学式変位検出装置。
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