JPS61212504A - イネの発根および健苗育成用組成物 - Google Patents
イネの発根および健苗育成用組成物Info
- Publication number
- JPS61212504A JPS61212504A JP5204885A JP5204885A JPS61212504A JP S61212504 A JPS61212504 A JP S61212504A JP 5204885 A JP5204885 A JP 5204885A JP 5204885 A JP5204885 A JP 5204885A JP S61212504 A JPS61212504 A JP S61212504A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- choline
- hydroxyisoxazole
- rooting
- rice
- seedling
- Prior art date
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- Granted
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は新規なイネの発根および健苗育成用組成物に関
する発明である。
する発明である。
更に詳しくは、コリン、ホスホリルコリンおよびこれら
の塩の一種または二種以上の化合物（以下これらの化合
物をコリン類という）とヒドロキシイソオキサゾールを
含有することを特徴とするイネの発根および健苗育成用
組成物に関する発明である。
の塩の一種または二種以上の化合物（以下これらの化合
物をコリン類という）とヒドロキシイソオキサゾールを
含有することを特徴とするイネの発根および健苗育成用
組成物に関する発明である。
従来、ヒドロキシイソオキサゾール（タチガレン、三共
株式会社の農薬の商品名）はイネの発根促進および健苗
育成剤として広く利用されているが、その効果は必ずし
も充分なものではなかった。
株式会社の農薬の商品名）はイネの発根促進および健苗
育成剤として広く利用されているが、その効果は必ずし
も充分なものではなかった。
イネの品種改良、栽培技術の向上により、寒冷地でのイ
ネの栽培が可能になって来た。
ネの栽培が可能になって来た。
しかし寒冷地におけるイネの栽培の問題点の一つはイネ
の苗を本田に移植した場合に低温のために苗が活着しに
くいことである。
の苗を本田に移植した場合に低温のために苗が活着しに
くいことである。
例えば低温が続く場合には、移植後−ケガ間も殆ど生長
が停止する場合がある。この様な事態を避けるために苗
の移植時期を遅らせる方法が採られる場合があるが、こ
の場合には収穫前に降雪にみまわれる危険性がある。ま
た現在、イネの苗は一般にはビニールトンネル内で育苗
されるがこの場合、管理が不充分な場合には日中の高温
、夜間の低温等によりムレ苗が発生することがあるが、
このムレ苗は機械移植を著しく困難にするものである。
が停止する場合がある。この様な事態を避けるために苗
の移植時期を遅らせる方法が採られる場合があるが、こ
の場合には収穫前に降雪にみまわれる危険性がある。ま
た現在、イネの苗は一般にはビニールトンネル内で育苗
されるがこの場合、管理が不充分な場合には日中の高温
、夜間の低温等によりムレ苗が発生することがあるが、
このムレ苗は機械移植を著しく困難にするものである。
これらの問題を解決する薬剤として、ヒドロキジイソオ
キサゾール等が使用されているが、しかしその効果は充
分なものとはいえなかった。
キサゾール等が使用されているが、しかしその効果は充
分なものとはいえなかった。
本発明はこれらの問題を解決する薬剤を提供するもので
ある。
ある。
即ち、移植前のイネの苗にコリン類とヒドロキシイソオ
キサゾールとからなる本発明剤の溶液を処理することに
依って、根の発根促進やムレ苗発生防止に対して、コリ
ン類またはヒドロキ賃イソキサゾールをそれぞれ単独で
別々に使用する場合には見られない相剰的な高い効果を
示し、がっ本田移植後のイネの発根、活着が促進され、
また分けつも良くなる等の効果を有する。
キサゾールとからなる本発明剤の溶液を処理することに
依って、根の発根促進やムレ苗発生防止に対して、コリ
ン類またはヒドロキ賃イソキサゾールをそれぞれ単独で
別々に使用する場合には見られない相剰的な高い効果を
示し、がっ本田移植後のイネの発根、活着が促進され、
また分けつも良くなる等の効果を有する。
本発明に於いて有効成分であるコリン類としては次の様
な化合物を示す。
な化合物を示す。
コリン、またはその塩酸塩、リン酸塩、ポリリン酸塩、
硫酸塩、硝酸塩、ケイ酸塩、炭酸塩等の無機塩及び酢酸
塩、クエン酸塩、乳酸塩、Ｌ（＋）酒石酸塩等の有機酸
塩等、及びホスホリルコリン、塩化コリン、塩化ホスホ
リルコリンソーダ塩、塩化ホスホリルコリンカルシウム
塩等を示す。
硫酸塩、硝酸塩、ケイ酸塩、炭酸塩等の無機塩及び酢酸
塩、クエン酸塩、乳酸塩、Ｌ（＋）酒石酸塩等の有機酸
塩等、及びホスホリルコリン、塩化コリン、塩化ホスホ
リルコリンソーダ塩、塩化ホスホリルコリンカルシウム
塩等を示す。
これらのコリン類とヒドロキシイソオキサゾールとを含
む本発明組成物は例えば、粉末、水溶液、水性又は油性
懸濁液の様な通常の公知の任意の剤形に製剤したものが
使用される。
む本発明組成物は例えば、粉末、水溶液、水性又は油性
懸濁液の様な通常の公知の任意の剤形に製剤したものが
使用される。
本発明剤の使用量はイネの品種、イネの成育ステージ、
使用方法または使用時期等によって異なるが、一般的に
は移植前、好ましくは移植１５日前までに、イネの苗の
根際に水溶液で潅水する方法が採られる。
使用方法または使用時期等によって異なるが、一般的に
は移植前、好ましくは移植１５日前までに、イネの苗の
根際に水溶液で潅水する方法が採られる。
この場合のコリン類とヒドロキシイソオキサゾールとの
比率は有効成分比で１＝２から１＝１００であり、好ま
しくは１：５から１：５０である。
比率は有効成分比で１＝２から１＝１００であり、好ま
しくは１：５から１：５０である。
また使用量は６０ｘ３０ｘ３ｃｍの育苗鞘当たりの薬量
で示すと、コリン類は５〜１００ｍｇ、ヒドロキシイソ
オキサゾールは２００〜５００ｍｇが好ましい。
で示すと、コリン類は５〜１００ｍｇ、ヒドロキシイソ
オキサゾールは２００〜５００ｍｇが好ましい。
また本発明剤の使用方法は一般的には水溶液にて使用す
るが、液肥、殺虫剤、殺菌剤等と混合して使用すること
も可能である。
るが、液肥、殺虫剤、殺菌剤等と混合して使用すること
も可能である。
次にコリン類の物性を示す。
化合物 物 性
〔発明の作用及び効果〕
本発明剤の水溶液を移植前のイネの苗に処理することに
より、本田移植後のイネの苗の発根が増加し活着が促進
され分けつも良好となり、特に低温の際には優れた効果
を発揮することが可能である。
より、本田移植後のイネの苗の発根が増加し活着が促進
され分けつも良好となり、特に低温の際には優れた効果
を発揮することが可能である。
更にムレ苗の発生防止効果をも著しく増加することが可
能である。
能である。
次に実施例により、本発明を更に詳しく説明する。
実施例１゜
ベンレー１− Ｔ （２００倍液）で消毒した水稲の種
子（コシヒカリ）を３２℃の恒温器で催芽した。
子（コシヒカリ）を３２℃の恒温器で催芽した。
２日後に人工床上を詰めた育苗箱（３０ｘ ６０ ｘ３
ｃｍ）に播種して２日間放置した、出芽後、ダコニー
ル（１０００倍液）を５００ｍ ｌ投与し、ビニールハ
ウス内で管理した。
ｃｍ）に播種して２日間放置した、出芽後、ダコニー
ル（１０００倍液）を５００ｍ ｌ投与し、ビニールハ
ウス内で管理した。
移植５日前に、各薬剤を５０抛ｌの水で希釈し、各々−
箱に潅水処理した。播種３５日後に苗を採り根を切断し
、１００ｍ１のビーカーで水耕栽培し、２２日後に調査
を行った。結果を表１に示した。
箱に潅水処理した。播種３５日後に苗を採り根を切断し
、１００ｍ１のビーカーで水耕栽培し、２２日後に調査
を行った。結果を表１に示した。
実施例２゜
ベンレートＴ’ （２００倍液）で消毒した水稲の種子
（コシヒカリ）を３２℃の恒温器で催芽した。
（コシヒカリ）を３２℃の恒温器で催芽した。
前年度に水田より採取して風乾状態に置いた土壌（ＰＨ
５，９）を詰めた育苗箱（３０ｘ６０ｘ３ｃｍ）に乾燥
籾として１００ｇ／箱を播種し、温室内で管理した。
５，９）を詰めた育苗箱（３０ｘ６０ｘ３ｃｍ）に乾燥
籾として１００ｇ／箱を播種し、温室内で管理した。
播種後、２５日後に各薬剤を潅注処理し、翌日より夜間
は温室の窓を開け、昼の最高温度を３０℃〜３５℃、夜
間の最低温度を４〜５℃とし、強制的にムレ苗を発生さ
せた、播種後３４日後にムレ苗の発生率を調査した。結
果を表２に示した。
は温室の窓を開け、昼の最高温度を３０℃〜３５℃、夜
間の最低温度を４〜５℃とし、強制的にムレ苗を発生さ
せた、播種後３４日後にムレ苗の発生率を調査した。結
果を表２に示した。
Claims (1)
- コリン、ホスホリルコリンおよびこれらの塩の一種また
は二種以上の化合物とヒドロキシイソオキサゾールを含
有することを特徴とするイネの発根および健苗育成用組
成物
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5204885A JPS61212504A (ja) | 1985-03-15 | 1985-03-15 | イネの発根および健苗育成用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5204885A JPS61212504A (ja) | 1985-03-15 | 1985-03-15 | イネの発根および健苗育成用組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61212504A true JPS61212504A (ja) | 1986-09-20 |
| JPH0462283B2 JPH0462283B2 (ja) | 1992-10-05 |
Family
ID=12903930
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5204885A Granted JPS61212504A (ja) | 1985-03-15 | 1985-03-15 | イネの発根および健苗育成用組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61212504A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014038185A1 (ja) | 2012-09-06 | 2014-03-13 | 日本曹達株式会社 | 植物成長促進剤 |
| US8889594B2 (en) | 2008-05-13 | 2014-11-18 | Cosmo Oil Co., Ltd. | Agent for improving good rice seedling growth |
| US10435394B2 (en) | 2014-10-08 | 2019-10-08 | Riken | Plant growth-promotion agent and method for promoting plant growth |
-
1985
- 1985-03-15 JP JP5204885A patent/JPS61212504A/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8889594B2 (en) | 2008-05-13 | 2014-11-18 | Cosmo Oil Co., Ltd. | Agent for improving good rice seedling growth |
| WO2014038185A1 (ja) | 2012-09-06 | 2014-03-13 | 日本曹達株式会社 | 植物成長促進剤 |
| US10435394B2 (en) | 2014-10-08 | 2019-10-08 | Riken | Plant growth-promotion agent and method for promoting plant growth |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0462283B2 (ja) | 1992-10-05 |
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