JPS6121248B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6121248B2
JPS6121248B2 JP9624278A JP9624278A JPS6121248B2 JP S6121248 B2 JPS6121248 B2 JP S6121248B2 JP 9624278 A JP9624278 A JP 9624278A JP 9624278 A JP9624278 A JP 9624278A JP S6121248 B2 JPS6121248 B2 JP S6121248B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
cooling
cooled
water
resol type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9624278A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5523154A (en
Inventor
Denzo Arita
Yoshishige Maruoka
Shinichi Sekine
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gun Ei Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Gun Ei Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Gun Ei Chemical Industry Co Ltd filed Critical Gun Ei Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP9624278A priority Critical patent/JPS5523154A/ja
Publication of JPS5523154A publication Critical patent/JPS5523154A/ja
Publication of JPS6121248B2 publication Critical patent/JPS6121248B2/ja
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  • Phenolic Resins Or Amino Resins (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は有機質又は無機質基材に分散、混合、
含浸、定着および被覆するレゾール型フエノール
樹脂で特に結合剤として好適な固形レゾール型フ
エノール樹脂の製造方法に関し、特に樹脂を所定
の分子量及び融点に止めるように急冷固化する製
造方法に係る。
固形レゾール型フエノール樹脂の製造工程にお
いて、反応終了後のレゾール型樹脂を固形状とす
るに当り、所定の分子量および融点に達したなら
ば、数分間以内に反応釜よりただちに排出し、融
点以下に急冷却し縮合反応を停止させることが必
要である。もしも冷却が遅延すると急激に自己縮
合反応が促進され不均一な樹脂となり、又はさら
に自己縮合が進行しゲル化するため、工業的に大
量生産は不可能である。
かかる理由により、反応容器内で所定の分子量
および融点に達した樹脂に溶媒を加え、溶解した
樹脂液を加熱された雰囲気中に噴霧し液体粒子を
形成させ、脱溶媒して固形状の樹脂を得る方法が
ある。たしかにこの方法は溶媒に溶解することに
より一時的には、自己縮合反応を停止できる程
度、時間的に猶予をもつて処理出来る利点はあ
る。しかし、樹脂溶液中の脱溶媒装置に膨大な設
備を要する他に噴霧乾燥中、小球状の樹脂は、再
加熱され、外周部に硬化層を形成し熱溶融性が悪
くなり、加熱硬化時間が遅延する欠点を生ずる。
また、一方所定の分子量および融点に達した樹脂
を短時間に急冷するため、直接冷水と接触させる
方法も提案されている。たしかに冷却効果は顕著
であるが、水と接触した樹脂の脱水処理が必要と
なり、フエノール樹脂の分子構造中には、原料石
炭酸の水酸基があり、この水酸基は親水性である
ため、一度吸水した樹脂中の水分は放れ難くブロ
ツキング等の欠陥を生じやすくする。この欠点に
より実用に供し難い。
本発明の目的は固形レゾール型フエノール樹脂
を工業的に大量生産を可能とするため、前記のよ
うな種々欠点を排除し、きわめて短時間に樹脂を
排出し急冷固化し、しかも品質のバラツキが少な
く、特に前記用途に好適な固形レゾール型フエノ
ール樹脂の製造方法を提供するにある。
本発明は、レゾール型フエノール樹脂の製造工
程において、所定の分子量および軟化点に達した
樹脂を反応容器1より排するに当り、一対の冷却
ロール4を底部に具備した冷却ホツパー3に排出
し、前記冷却ロールで冷却しながら、前記樹脂の
厚さを調整して帯状にし水冷ベルトコンベヤー5
上に流下し急冷固化することを特徴とする固形レ
ゾール型フエノール樹脂の製造方法、である。
反応容器1において、所定の分子量および軟化
点に達した樹脂は反応容器1の底に設けられた排
出用バルブ2を開いて、反応容器1の下に設置さ
れている冷却ホツパー3内に数分間以内に排出さ
れる。前記ホツパー内における樹脂の縮合自己発
熱による温度上昇は冷却によりおさえられなが
ら、ホツパー3の底部に具備された一対の水冷ロ
ール4のロール間隔と回転速度により排出流量が
調整され、所定の厚さの帯状樹脂として水冷スチ
ールベルトコンベヤー5に連続的、急速に排出さ
れる。排出された帯状樹脂は前記コンベヤー上で
冷却されながら移動される。必要に応じて樹脂表
面に冷却風を吹きつけて急速に冷却し固化され
る。
本発明によつて固化された樹脂は冷却固化時間
が短かく、ホツパー内で冷却され縮合自己発熱が
おさえられ急速に冷却されながら冷却ロールで連
続的に排出されるので品質が均一で、大量生産に
適する。
実施例 フエノール800Kg、42%ホルマリン911Kg、25%
アンモニア水50gを還流冷却器を備えた反応容器
に仕込み60℃、25時間反応せしめ、ついで減圧
下、未反応フエノールおよび反応物中の含有水分
を除去しながら90℃まで徐々に温度を上昇し95℃
に達したとき、ただちに反応容器排出口のバルブ
を開いて、冷却ホツパー内に樹脂を5分間以内に
排出する。排出開始から数秒で1対の水冷ロール
に達した樹脂はロール回転速度8.0m/min、ロー
ル間隔10mm、より帯状に調整され、この時の樹脂
温度は75℃まで冷却されて連続的に水冷スチール
ベルトコンベヤー上に流出され、さらに急冷され
た水冷スチールベルトコンベヤー末端では樹脂の
融点以下の35℃に冷却されて固形状の樹脂1100Kg
を得た。
生成樹脂の特性値 軟化点(水銀法):80℃ JIS−K−2421 ゲル化時間 :75秒 JIS−K−6910 流 れ :70mm JIS−K−6910
【図面の簡単な説明】
第1図:本発明の製造方法の実施例を示す系統
図。 1……反応容器、2……樹脂排出口バルブ、3
……冷却ホツパー、4……冷却ロール、5……水
冷スチールベルトコンベヤ、6……扇風機、7…
…冷却水、8……樹脂。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 レゾール型フエノール樹脂の製造工程におい
    て、所定の分子量および軟化点に達した樹脂を反
    応容器1より排するに当り、一対の冷却ロール4
    を底部に具備した冷却ホツパー3に排出し、前記
    冷却ロールで冷却しながら、前記樹脂の厚さを調
    整して帯状にし水冷ベルトコンベヤー5上に流下
    し急冷固化することを特徴とする固形レゾール型
    フエノール樹脂の製造方法。
JP9624278A 1978-08-09 1978-08-09 Production of solid resol-type phenolic resin Granted JPS5523154A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9624278A JPS5523154A (en) 1978-08-09 1978-08-09 Production of solid resol-type phenolic resin

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9624278A JPS5523154A (en) 1978-08-09 1978-08-09 Production of solid resol-type phenolic resin

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5523154A JPS5523154A (en) 1980-02-19
JPS6121248B2 true JPS6121248B2 (ja) 1986-05-26

Family

ID=14159751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9624278A Granted JPS5523154A (en) 1978-08-09 1978-08-09 Production of solid resol-type phenolic resin

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JP (1) JPS5523154A (ja)

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JPS5523154A (en) 1980-02-19

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