JPS61212256A - 低カロリ−甘味料組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発ｅｍα−Ｌ−’７スパルチルーＬ−フェニルアラニ
ンメチルエステル（以下アスパルテームと略記する。）
及び天然果実、果汁、果皮粉末及びフレーバー物質を含
む風味が良好で保存安定性が高い低カロリーヨーグルト
並びにミルク用甘味料組成物に関する。

ヨーグルト市場は消費者の健康志向と新規参入や新製品
開発による品目の増加、容器、容量の改良等により活況
金呈し伸長を続けている。

本発明の甘味料組成物が最もその効果を発揮するのがプ
レーンヨーグルトである。プレーンヨーグルトは飽きの
こない味、さまざまな用途で使用できるという点健康志
向の中で消費が増加している一方、ヨーグルトの持つ特
有な乳酸由来の酸味の為、砂糖、デザートソース、ジャ
ム、果物等によシせ味を付与して摂取されていることが
多い。

−万糖分の過剰摂取による有害論が取沙汰されるにつれ
、高カロリーの砂Ｓにかわり、低カロリー甘味料のニー
ズが高まりつつある。

ステビオサイド９や還元麦芽糖水飴などの天然せ禾料、
サッカリンをイースにした人工甘味料、砂糖、その細首
味剤をプラスした複合など各種製品が出回っている。

そういう中で新せ味料として注目されているアスパルテ
ームは自然なすつきジした甘味を有し、蔗糖に近い甘味
質を呈している。またその甘味度は蔗糖の約２００倍近
いものである。さらに天然界に存在しているアミノ酸か
ら製造しうるという点、低カロリー甘味料としての重要
性は極めて高いものである。

発明者らはヨーグルトにアスパルテームを添加すること
によりアスパルテームの甘味がヨーグルトに良く調和し
、ヨーグルトの持つ酸味を解消し、しかもカロリーが増
加しないという利点があることがわかった。

さらに天然の果実あるいは果汁、果皮粉末及び天然若し
くは人工フレーバー物質をアスパルテームと混合し、ヨ
ーグルトに添加することによυ低カロリーで豊かな天然
のフルーツの味、香を楽しめるとともにヨーグルトの酸
味が解消され風味良好な天然果実人りフルーツヨーグル
ｌ味わえることを見い出した。さらに本発明組成物はミ
ルクに対して溶かして飲んでもずつきシした甘味を有り
、Ｉｔ味良いフルーツ牛乳がカロリーの大巾な増加無し
に味わえるという利点もある。

本発明組成物は、上記の様に理想的な健康食品を提供し
うるものである。

しかしながら前記天然果実粉末、フレーバー物質及びア
スパルテーム混合物は果実粉末の持つ吸湿比の高さ故、
保存中に固化したり褐変等を起こすという欠点があった
。さらに容量４−スでボリューム感を持たせる為には、
相当量の果実粉末が必要な為、経済的な欠点もあった。

本発明では、アスパルテーム；天然果汁、果実、果皮粉
末；及び天然もしくは人工のフレーバー物質；を含む粉
末食品組成物において、２ないし２２のデキストロース
当ｆ（ＤＥ）？持つコーンシロップ固形物及び／あるい
はアミロペクチン低分解物質と固結防止剤とを含有する
ことで上記欠点を解消することに成功した。

本発明組成物に使用するアスパルテームの、ｔは望まれ
る製品特注によって異なるが、組成物重量に基き０．１
〜２０％の範囲で用いられ好ましくは、１〜１０チの量
で用いられる。

本発明に使用されるアミロペクチン低分解物質とは、ア
ミロはクチンを含有する澱粉ｔ−ＤＥが２ないし５にな
る様に加水分解し、乾燥し製造される物質である。コー
ンシロップ固型物はＤＩが５〜２２のデ中ストリンを意
味している。

本発明組成物ではコーンシロップ固を物及び／あるいは
アミロペクチン低分解物質の量は製品重量に基き５％以
上添加するのが望ましい。更に望ましくは３０〜７０チ
が良い。

本発明のコーンシロップ固形物及び／あるいはアミロペ
クチン低分解物質は単体としてまたは、予め食品組成物
の他の成分と混合粉末化しｔ組成物として使用できる。

例えば先行技術特公昭５７−４２９４号公報によって提
案されている様にコーンシロップ固形物とアスパルテー
ムを予め混合溶解し噴躊乾燥によって粉末化した後、果
実粉末、フレーバー物質及び固結防止剤を混合すること
ができる。この場合、粉体の流動性は極めて良好であり
、低カサ密度の組成物七得る事ができる。

本発明に使用される固結防止剤には第三リン酸カルシウ
ム、炭酸カルシウム、結晶セルロースが含まれ、使用さ
れる量はαｌチ以上が望ましい。

さらに望ましくは０．３〜３％が良い。

本発明の対象となる食品組成物に含まれる天然果実、果
汁、果皮粉末とは、スィートオレンジ、みかン、クレー
プフルーツ、レモン等のカンキツ類、リンビ、ブドウ、
モモ、ナシ、ノ破インアップル、ノセツク目ンフルーツ
、アンス、スモモ、バナナ、メロン、ベリー類、ストロ
イリー、ウメ、グアバ、プルーン、キウィ等の一種また
は二種以上のフルーツの果汁、果実、果皮の１種または
２種以上を噴霧乾燥、真空乾燥、凍結乾燥等従来の食品
の乾燥に利用されている方法で乾燥粉末化し友ものであ
る。特に果実の原形を保ったまま乾燥させるには予め凍
結状として真空下で乾燥する真空凍結乾燥が適している
。

本発明組成物に使用される天然果汁、果実、果皮粉末の
量は製品重量組成物に基き５〜５０％の量で用いられる
。

本発明組成物には必要に応じて、着色料、酸味料等を添
加することもできる。

以下実験例及び実施例によシ本発明の詳細な説明する。

実験例　Ｌ 果実粉末、アスパルテーム、コーンシロップ固形物及び
／あるいはアミロペクチン低分解物、及び固結防止剤を
含む低カロリー甘味料組成物のモデル系として下記の組
成による混合物について粉末の安定性を確認した。百分
率に重量に基〈。

上記組成物全混合ミキサーにて調製し友後ガラスビンに
充填後密封し４５℃４８時間保存後の粉体の状態変化を
観察し友。その結果を表−１に示した。

サンプル＋１　　　固化 Ｉ　　２　　　大きなランプ発生 ｌ　　３　　　固化 ・　　４　　　流動性良好、僅かに顆粒化ｌ　　５　　
　固化 ｌ　　６　　　流動性良好、僅ρ為に顆粒化ｌ　　７　
　　固化 ｌ　　８　　　　流動性良好、状態変化無しｌ　　９　
　　　顆粒化 １　１０　　　　　流動性良好、状態変化無し１　１１
　　　　　僅かに顆粒化 ｌ　１２　　　　流動性良好、状態変化無し。

上記の結果から、ストロベリー果実凍結乾燥粉末を高温
で保存する場合粉体の状態変化が起こるが、アミロイク
チン低分解物質及び第三リン酸カル７ウムの添加が粉体
の状態変化防止効果がある事が判明しｆｃ。

特に第三リン酸カルシウムが存在する時はアミロ−！ク
チン低分解物質が５％以上添加されれば光分粉体固化防
止効果がある事が確認された。

実験例　２ 本発明のコーンシロップ固形物において種々のＤＩの原
料金剛い下記組成の粉末混合物を侍、実験例１と同様に
安定性を評価し友。

合計　　　１００１００１００１００ 結果を表−２に示した。

表−２４５℃４８時間保存後の粉体状態変化サンプル≠
１　　流動性良好、状態変化無し＃　　４　　流動比悪
化、ランプ発生 上記結果より、ＤＥが２３ｔ−超えると粉体安定効果全
充分に与えない事が判明した。

実施例　１゜ 配合比 アユパ、ｆＡ　　　　　　　　　　　３．　ｏ　（＠ア
ミロにクチン低分解物質（ＤＥ２−５）　　　５１．５
ストロはリー果実乾燥粉末　　　　　　　３５．５赤色
着色料　　　　　　　　　　　　５．０ストロベリー香
料　　　　　　　　　４，５合計　　　　　１００．０ 上記配合工９成るストロベリー風味の低カロリーせ味料
ｅｌｌ？万能混合ミキサーにて調製し友。

上記製品５０９”を透明のガラスビンに充填、密封した
。室温で１年牛保存した後にも製品の流動性は良好であ
り顆粒ま九は団粒を生じる事なく安定であった。

また甘味レベルの減少もみられず、風味の大きな劣化も
なく、極めて保存安定性の高い低カロリー甘味料組成物
を得た。

一方上記製品７！−１，Ｏｉスティック・セウチに充填
し、従来プレーンヨーグルトにジャム等をかけている消
費者４０名によってブレーンヨーグルトに上記スティッ
ク製品１ｇｔ’添加攪拌後官能評価された結果が表−３
である。

表−３風味評価 人数 上記組成物が好き　　　　１８ ジャムが好き　　　　　　　８ どちらとも言えない　　　１４ 表−３の様に上記ストロベリー風味の低カロリー甘味料
組成物はジャムと同等以上の風味を有すると言える。尚
、本組成物は砂糖使用時に比較すると約１／６のカロリ
ーとなる。

実施例　２ コーンシロップ固形物（ＤＥＩＩ）　　　　５５．５キ
ウイ果実乾燥粉末　　　　　　　３５．０キウイフレー
バー　　　　　　　　　　５．０第三リン酸カルシウム
　　　　　　　１゜０合計　　　１００．０ 上記配合より成るキウィ風味ヨーグルト用低カロリー甘
味料１ゆ全万能混合ミキサーにて調製し几。

上記製品全実施例１と同様にガラスビンに光損し１年半
厘温に保存したが、製品の固化等の粉体の状態変化はみ
られなかった。ま九風味の変化も認められず保存安定性
の高さｔ示すものであり九。

消費者による官能評価でも良好な風体評価を得た。

対照例１゜ ア、、、／Ｊヤケ−Ａ　　　　　　　　３．０”コーン
クロッ１形物（ＤＥ２４）　　　　　６　Ｌ５ストロベ
リー果実乾燥粉末　　　　３５．５計　　　　　　　　
　　１００．０ 上記組成物を実施例１と同様に作成し、ガラスビンに充
填したが、室温で４ケ月保存後粉体の同化が認められた
。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、α−Ｌ−アスパルチル−Ｌ−フェニルアラニンメチ
   ルエステル；天然果実、果汁、及び果皮粉末の少くとも
   １種及び天然若しくは人工のフレーバー物質；を含む粉
   末食品組成物において、２ないし２２のデキストロース
   当量を持つコーンシロップ固形物及び／あるいはアミロ
   ペクチン低分解物質と固結防止剤とを含有することを特
   徴とする、風味が良好で保存安定性の高い低カロリーヨ
   ーグルト用並びにミルク用甘味料組成物。 ２、前記コーンシロップ固形物及び／あるいはアミロペ
   クチン低分解物質を全組成物重量の５重量％以上の量で
   使用することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   組成物。 ３、前記コーンシロップ固形物あるいはアミロペクチン
   低分解物質を粉末食品組成物の他の成分と予め混合する
   か共乾燥し、粉末化した食用粉末材料として使用するこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の組成物。 ４、固結防止剤として第三リン酸カルシウム、炭酸カル
   シウム、及び結晶セルロースのうちの少なくとも１種を
   使用することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   組成物。 ５、前記固結防止剤を全組成物重量の０．１重量％以上
   の量で使用することを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の組成物。