JPS61211904A - 照明器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、直管型の蛍光ランプの両側方にグレアカット
用の反射板を蛍光ランプの長さ方向に沿って配設し、こ
の両側の反射板間にグレアカット用のルーバー体を配設
した照明器具に圓す゛るもの・である。

〔従来の技術〕　゛ 一般に、この種の照明器具では、蛍光ランプの交換時に
は、ルーバー体を器具本体から取外す必要があり、蛍光
ランプの交換作業が面倒であった。。

そのため、ルーバー体を器具本体から取外さずに、蛍光
ランプの交換作業が行なえる照明器具として、特公昭５
８−１６７２１号公報に示されているように、複数枚の
ルーバー片を備えたルーバー体（ルーバー）とその両側
の反射板との間にそれぞれ蛍光ランプの外径よりも大き
い間隙を設け、この間隙を介して蛍光ランプを出し入れ
するようにしたものが考えられた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら上述した構造の場合、ルーバー体〒とその
両側の反射板との間の間隙が大きすぎて、外観的に不安
定な印象を与え、しかも、反射板とルーバー体によるグ
レアカットが不完全となり、蛍光ランプの長さ方向に対
して４５°斜め下方からのグレアカットが完全に行なわ
れないことがある。

本発明は、このような点に鑑みなされたもので、ルーバ
ー体とその両側の反射板との間の間隙をあまり大きくせ
ず、しかも、ルーバー体を取外さずに、蛍光ランプの交
換が行なえるようにすることを目的とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の照明器具は、直管型の蛍光ランプ１２を装着す
る器具本体１の両側部にグレアカット用の反射板３を蛍
光ランプ１２の長さ方向に沿って配設し、この両側の反
射板３間に、蛍光ランプ１２の長さ方向と交差する方向
に向けて蛍光ランプ１２の長さ方向に沿って複数枚のグ
レアカット用のルーバー片１８を並設して成るルーバー
体１５を配設した照明器具に関するもので、上記ルーバ
ー体１５の各ルーバー片１８を蛍光ランプ１２の着脱操
作が可能なたとえば手や工具を挿入することが可能な間
隙１９を介して並設し、上記ルーバー体１５の各ルーバ
ー片１８の両端部と上記両側の反射板３との間にそれぞ
れ蛍光ランプ１２の外径の１／２よりやや大きい間隙２
７を形成し、上記ルーバー体１５を蛍光ランプ１２の長
さ方向と交差する方向に移動自在に形成したことを特徴
とするものである。

〔作用〕

本発明の照明器具は、ルーバー体１５の各ルーバー片１
８間の間隙１９から手や工具を挿入して蛍光ランプ１２
の着脱操作を行ない、ルーバー体１５を蛍光ランプ１２
の長さ方向と交差する方向に移動してルーバー体１５の
各ルーバー片１８の両端部と両側の反射板３との間の各
間隙２７の一方を蛍光ランプ１２の外径より大きく広げ
、この広げられた間隙２７を介して蛍光ランプ１２の出
し入れを行なうものである。

〔実施例〕

本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図ないし第４図において、１は金属板から成る器具
本体で、この器具本体１は、矩形状の基板２の両側部か
ら外側下方にそれぞれ反射板３を一体に折曲形成すると
ともに、基板２及び各反射板３の両端部にそれぞれ端板
４を取付けた下面間口の箱状のもので、基板２の下面中
央部には安定器５等から成る点灯回路が取付けられ、基
板２の下面両端部にはそれぞれ固定金具６がリベット７
で固着され、この各固定金具６にそれぞれ取付金具８が
ねじ９を介して上記端板４に沿って取付けられ、この各
取付金具８両側方の端部下面にそ処ぞれランプソケット
１０が取付けられ、この各ランプソケット１０と上記安
定器５等から成る点灯回路とがコード１１で接続され、
上記各反射板３に沿って各ランプソケット１０間に一対
の直管型の蛍光ランプ１２を装着して点灯するようにな
っている。

なお、上記基板２及び各端板４も、反射板３と同様に光
を反射するようになっている。

１５は金属板から成るルーバー体で、このルーバー体１
５は、山型に折曲形成したルーバー本体１６の頂部に複
数のスリット１１を形成し、この各スリット１１にそれ
ぞれルーバー片１８を嵌着したもので、各ルーバー片１
８は、上記器具本体１の両側の各反射板３間の間隔寸法
から蛍光ランプ１２の外径寸法を差引いた長さより短い
長さで、ルーバー本体１６と直交し、かつそれぞれのル
ーバー片１８の間に、上記ランプソケット１０間の蛍光
ランプ１２の着１ｇ２操作が可能なたとえば手や蛍光ラ
ンプ１２着脱用の工具を挿入することが可能な間隙１９
を介して並設されている。

なお、上記ルーバー本体１６及び各ルーバー片１８も、
上記器具本体１の反射板３と同様に光を反射するように
なっている。

そして、このルーバー体１５は上記器具本体１の下部に
、蛍光ランプ１２の長さ方向と直交する方向に移動自在
に支持されて、いる。

すなわち、第５図ないし第７図にも示すように、上記器
具本体１の基板２の下面の両端部近くにそれぞれ両側一
対のスライド用支持金具２２がその中央の支持部２２ａ
と基板２との間に両側方向に開口する空間を形成して固
着され、この８対の支持金具２２の支持部２２ａと基板
２との間にスライド金具２３の両端の水平脚部２３ａが
両側方向移動自在に支持され、この各スライド金具２３
の中央の台形状の取付部２３ｂに上記ルーバー体１５の
ルーバー本体１６が化粧ねじ２４で螺着され、これによ
って、ルーバー体１５が、上記器具本体１の両側の各反
射板３の間で、そのルーバー本体１６を蛍光ランプ１２
と平行にして蛍光ランプ１２の長さ方向と直交する方向
に移動自在に支持されている。

なお、この状態では、器具本体１の安定器５等の点灯回
路及び各支持金具２２はルーバー本体１６によって外部
から見えなくなる。

そして、上記ルーバー体１５の移動範囲は、スライド金
具２３の水平脚部２３ａの長さやこの水平脚部２３ａの
両端に連なる垂直脚部２３ｃ及びストッパ部２３６等に
よって決定されるが、少なくとも蛍光ランプ１２の外形
よりも大きくしておき、しかも、ルーバー体１５を、第
３図に示すように、両側の各反射板３間の中央部に位置
させて、各ルーバー片１Ｂの両端部と各反射板３の間に
それぞれ゛蛍光ランプ１２の外径の１／２よりやや大き
い程度の間隙２１を等しく形成した状態で、第６図に示
すように、各支持金具２２の支持部２２ａに穿設した孔
２２ｂと各スライド金具２３の各水平脚部２３ａに膨出
形成した凸部２３ｅが係合づるようになっている。

したがって、第６図に示すように各支持金具２２の支持
部２２ａの孔２２ｂと各スライド金具２３の各水平脚部
２３ａの凸部２３ｅを係合させて、第３図に示すように
ルーバー体１５を両側の各反射板３間の中央部に位置さ
せた使用状態では、各ルーバー片１８の両端部と各反射
板３の間にはそれぞれ蛍光ランプ１２の外径の１／２よ
りやや大きい程度の間隙２７があるだけなので、外観的
に不安定な印象を与えることがなく、しかも、各反射板
３とルーバー体１５によるグレアカットが完全に行なわ
れる。

そして、蛍光ランプ１２の交換に際しては、ルーバー体
１５を右方（または左方）に押動し、第７図に示すよう
に各支持金具２２の支持部２２ａの孔２２ｂと各スライ
ド金具２３の各水平脚部２３弓の凸部２３ｅの係合を外
すとともに、第４図に示すようにルーバー体１５を両側
の各反射板３間で右方（または左方）に移動させると、
各ルーバー片１８の左端部（または右端部）と左側（ま
たは右側）の反射板３の門の間隙２７を蛍光ランプ１２
の外径より大きく広げることができるので、各ルーバー
片１８の間の間隙１９から器具本体１の内部に手や着脱
用の工具を挿入して左側（または右側）の蛍光ランプ１
２をランプソケット１０間から取外した後、この左側（
または右側）の蛍光ランプ１２を広げられた間隙２７を
介して器具本体１の内部から取出すことができ、また、
この広げられた間隙２７を介して器具本体１の内部に新
しい蛍光ランプ１２を入れた後、各ルーバー片１８の間
の間隙１９から器具本体１の内部に手や着脱用の工具を
挿入して左側（または右側）のランプソケット１０間に
新しい蛍光ランプ１２を装着することができ、さらに、
ノシーバ一体１５を左方（または右方）に押動し、第３
図に示すようにルーバー体１５を両側の各反射板３間の
中央部に移動させるととともに、第６図に示すように各
支持金具２２の支持部２２ａの孔２２ｂと各スライド金
具２３の各水平脚部２３ａの凸部２３ｅを係合させると
、元の使用状態にできる。

〔発明の効果〕

上述したように、本発明によれば、ルーバー体を移動す
ることにより、ルーバー体の各ルーバー片の一端と反射
板との間の間隙を蛍光ランプの外径より大きく広げるこ
とができるので、ルーバー体を器具本体から取外すこと
なく、蛍光ランプの交換作業を行なうことができ、しか
も、通常の使用状態では、ルーバー体を両側９反射板の
中央部に位置決めし、ルーバー体の各ルーバー片の両端
と両側の各反射板との間の間隙を蛍光ランプの外径の１
／２よりやや大ぎい程度にしておけるので、グレアカッ
トが完全に行なわれ、外観的にも良好となる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の照明器具の一実施例を示し、第１図はその
分解斜視図、第２図はそ２斜視図、第３図及び第４゛図
はそれぞれその縦断面図、第５図はその一部の斜視図、
第６図及び第７図はそれぞれそのｉ部の側面図である。 １・・器具本体、３・・反射板、１２・・蛍光ランプ、
１５・・ルーバー体、１８トル一バー片、１９・・間隙
、２７・・間隙。 昭和６０年３月１５日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）直管型の蛍光ランプを装着する器具本体の両側部
   にグレアカット用の反射板を蛍光ランプの長さ方向に沿
   って配設し、この両側の反射板間に、蛍光ランプの長さ
   方向と交差する方向に向けて蛍光ランプの長さ方向に沿
   って複数枚のグレアカット用のルーバー片を並設して成
   るルーバー体を配設した照明器具において、 上記ルーバー体の各ルーバー片を蛍光ランプの着脱操作
   が可能な間隙を介して並設し、上記ルーバー体の各ルー
   バー片の両端部と上記両側の反射板との間にそれぞれ蛍
   光ランプの外径の１／２よりやや大きい間隙を形成し、
   上記ルーバー体を蛍光ランプの長さ方向と交差する方向
   に移動自在に形成したことを特徴とする照明器具。