JPS61210699A - 電磁波シ−ルド部材の製造法 - Google Patents

電磁波シ−ルド部材の製造法

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JPS61210699A
JPS61210699A JP60050319A JP5031985A JPS61210699A JP S61210699 A JPS61210699 A JP S61210699A JP 60050319 A JP60050319 A JP 60050319A JP 5031985 A JP5031985 A JP 5031985A JP S61210699 A JPS61210699 A JP S61210699A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plastic
magnetic
electromagnetic shielding
fibers
manufacture
Prior art date
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Pending
Application number
JP60050319A
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English (en)
Inventor
縄田 悟
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子機器のケース等1本体内部の電子回路に対
して電磁波シールド効果を必要とする個所に使用される
電磁波シールド部材の製造法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、電子機器のケース等に使用し、電磁波シール
ド効果を持つと同時にプラスチックの持つ成形加工の容
易さの利点を有する部材として。
導電性素材とプラスチックの複合材がある。
例えば、第2図は射出成形するプラスチックのチップ中
にあらかじめ導電性の銅やステンレス等の金属短繊維を
混入して射出成形した成形品1でプラスチック2中にラ
ンダムに分散する金属短繊維6がお互いに接触すること
により、プラスチック2中に導電性の層を形成して電磁
波シールド効果をあげようとするものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第2図のようにプラスチック2中に金属短繊維6をラン
ダムに分散させる方法では、金属短繊維3同志が接触す
る確率は限られるため、全体としての導電性に寄与しな
い独立した(他の金属短繊維と接触しない)金属短繊維
が相当数存在することが避けられず、これがプラスチッ
ク2中の導電層の形成効率を低下させ、充分な電磁波シ
ールド効果を達成しないという難点があった。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明では、磁性を持ちかつ導電性の素材を磁場中でプ
ラスチックと共に成形固化することにより、磁場の方向
に素材がプラスチック中で配向されつつ接続されること
により、より高い導電性を持った導電層をプラスチック
中に形成出来るため。
電磁波シールド効果の高い部材を得ることが出来る。
〔作 用〕
金属短繊維などの磁性を持った素材をプラスチックと共
に射出成形する時に、磁場を作用させると、プラスチッ
ク中の磁性素材は磁路に沼って配列されるとともに第1
図の如く磁性素材4同志が接続された状態になる。この
結果、磁路方向に導電性を持った組織がプラスチック2
中に形成され。
これが電磁波シールド効果を持つ組織となる。
〔実施例〕
つぎに1図面に示した実施例によって1本発明をさらに
詳細に説明する。
第6図は本発明の原理を示すもので、磁場発生用の電磁
石5の両極の間には容器6が固定して置いである。そし
て、容器6の中には磁性を持ちかつ導電性の粉又は短繊
維等の素材7とプラスチック2を混線溶融状態で入れて
おく。この状態で電磁石501部に巻いたコイル8に電
流を流して電磁石5を作用させると、磁場中にある磁性
を持ちかつ導電性の素材7は磁路に沿って同一方向に多
数つなぎ合わさった状態となり、しかも、それが両極間
に多数側配列された状態になる。
〔第1実施例〕 第4図において、5は磁場発生用の電磁石で。
これにより磁路を作る。9は磁性でかつ導電性を持つ1
例えば、鉄の短繊維とプラスチックを混合溶融して射出
する射出成形機、10は電磁波シールド部材製造用の金
型である。
ただし、金型10は非磁性体とし、そのキャビティ11
の両端には、あらかじめ部材の接地端子取出用金属片1
2をインサートして置くとよい。
8はコイルである。
鉄の短繊維としては、径が10〜50μ、長さが2〜5
能のものを用いた。プラスチックとしては、ナイロン6
、ナイロン12.又は、ナイロン6−12共重合、ある
いは、ポリプロピレン、ポリエチレン、ABEIなどの
熱可塑性を選んだが。
勿論、エポキシ系のように熱硬化性のものでもよい。そ
して1例えば1重量比で、鉄短繊維を10〜20%、プ
ラスチックを80〜90%の割合で混合し、これをプラ
スチックの溶融温度で混練しながら射出する。そして、
キャビティ11内でプラスチックが溶融状態にある時に
、電磁石5に強い電流を流すと、プラスチック中の磁性
繊維は磁力線方向に配列接続されて接地用金属片12に
接続されながら電磁石5の両極にまたがうて配列される
。この状態でプラスチックが冷却固化すると。
この配列のまま、固定され、とシ出された成形品1乙は
第5図の如く部材の磁性繊維が金属片12と導通状態に
ある電磁波シールド効果の高い部材となる。
〔第2実施例〕 上述の実施例では、磁性を持ちかつ導電性を有する例え
ば鉄のような素材をプラスチック中に混入する方法を説
明したが、第6図の如く磁性を持つ素材と導電性の高い
素材を混合して電磁波シールド部材の性能を高めること
が出来る。第6図において、14は10〜50μの径で
、長さ2〜5謳の鉄繊維で、15は同様なサイズの銅繊
維である。この実施例の目的は、電磁波シールド効果を
高めるには、銅のような良導体を配列させるのが望まし
いが、銅は磁性が弱いだめ2本発明の方法では、磁場中
で配列接続するのが困難なため、磁性材である鉄の助け
をかりて、磁極間に配列させようとするものである。
本実施例では、鉄1に対して銅2の割合いで良く混合し
、お互いに充分からみ合った繊維素材を使用した。この
ような素材に溶融したプラスチック中で磁場をかけると
、鉄繊維14が両極間に強く配列しようとするため、銅
繊維15と一緒に両極間にからみ合いながら配列させる
ことになり。
充分な電磁波シールド効果を持った組織を部材中に形成
することが出来る。
又、銅繊維15と磁性粉16の組合せでも、第7図の如
く、同様な効果をあげることが出来る。
〔第6実施例〕 プラスチック中に混入する磁性を持ちかつ導電性を有す
る素材として、磁性を持った金属と導電性の高い金属の
複合体は両者の長所を生かした良い材料となる。例えば
、鉄と銅を張り合わせた繊維や鉄に銅メッキを行った繊
維等である。これは粉でも箔でも繊維でも同様な効果を
持つ。
〔効果〕
以上の説明から明らかなように1本発明によれば、繊維
、粉、箔などの磁性を持ちかつ導電性の素材をプラスチ
ックと溶融混練した状態で磁場をかけて配向させる事に
より、磁気回路に沿った方向の導電性の高い層をプラス
チック中に形成させる事が出来、電磁波シールド効果の
高い部材を製造することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法によって成形した成形品の1例を
示す正面図、第2図は従来の成形品の1例を示す正面図
、第ろ図は本発明の原理を示す正面図、第4図は本発明
の方法を実施するだめの装置の1実施例を示す正面図、
第5図は第4図の装置によって成形した成形品の斜視図
、第6図および第7図は本発明によって成形した成形品
のそれぞれ異なった組織の状態を示す組織図である。 1.13・・・・成形品、2・・・・プラスチック。 6・・・・金属短繊維、4・・・・磁性素材、5・・・
・電磁石、6・・・・容器、7・・・・素材、8・・・
・コイル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 磁性を持ちかつ導電性の素材をプラスチックと共に磁場
    中で成形固化することにより、電磁波シールド効果を持
    つ部材を製造する電磁波シールド部材の製造法。
JP60050319A 1985-03-15 1985-03-15 電磁波シ−ルド部材の製造法 Pending JPS61210699A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0890582A (ja) * 1994-09-21 1996-04-09 Nec Corp 射出成形方法
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