JPS61210188A - 金属表面の被覆装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、円筒軸受ブツシュ、軸、軸部および別の回転
対称の部品並びに平らな面のような表面を、構造部品の
滑り性を改善し、信頼性および寿命を高めるために、回
転擦りつり棒によって被覆する装置に関する。

〔従来技術と問題点〕

ドイツ民主共和国特許第２１５０９５号明ＩＩＩ！にお
いで、特に円筒軸受ブツシュの金属内周面を被覆する装
置が知られている。この装置の場合、２本の擦りつけ棒
が直径的に対向して２本の軸に配置され、この両方の軸
は伝達纒構を介して電動機に接続された伝動装置によっ
て駆動され、同時に擦りつけ工程中において押圧シリン
ダによって押圧要素を介して一定した圧力が供給される
。その圧力は押圧シリンダにより無段階に調整できる。

この公知の装置は、小さな直径の構造部品特に円筒軸ブ
ツシュを被覆するために適用できないという欠点がある
。

更にドイツ民主共和国特許第１５５４３６号明ｍ書にお
いて、回転擦りつけ棒によって金属表面を被Ｎｖる装置
が知られている。この公知の装置の欠点は、金属内周面
を被覆するためには適用できす、大きな直径の構造部品
にしか採用できないという欠点がある。また圧力を発生
するために用いる圧縮ばねは、擦りつけ棒が摩耗した場
合にこれを一定して押圧できなくなる。

更にこの装置には、擦りつけ棒とソークとが点接触する
ので、作業効率が悪いという欠点がある。

またこの装置は摩擦速度が小さい。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、高合金鋼あるいはねずみ鋳鉄を特殊な
潤滑剤添加なしに均一に被覆でき、複雑なレバー機構を
使わずに実施でき、作業効率を向上できるような例えば
円筒軸受ブツシュ、軸、軸部および別の回転対称の部品
並びに平らな面のような表向を、銅あるいは銅含有合金
で被覆する被覆装置を提供することにある。

本発明の課題は、ワークと擦りつけ棒との間に線接触お
よび大きなｒｆＩＷＡ速度が得られるような、円筒軸受
ブツシュ、軸、軸部および別の回転対称の部品並びに平
らな面のような金属表面を被覆する装置を作ることにあ
る。

（発明の要点および効果） 本発明によればこの課題は、複数の擦りつけ棒が、擦り
つけヘッドに互いに鋭角を成して配置されたそれらの締
め付は装置の中に回転可能に支持され、伝達８１ｍを介
して駆動ユニットおよび抑圧ユニットに接続されている
ことによって達成される。

回転擦りつけ棒は、擦りつけ工程中に同時に押圧シリン
ダによって押圧要素を介して無段階に調整可能な一定し
た圧力が供給される。擦りつけ工程中において駆動ユニ
ットの伝導装置を介して、擦りつけ棒の回転数は変更で
きる。被覆する際に擦りつけ棒は回転運動と同時に被覆
すべき面に関しｒ並進運動を行う。

更に上述した課題は本発明に基づいて、軸、軸部Ｊ３よ
び別の回転対称の部品のような金属表面を、黄銅あるい
は別の銅含有材料から成る回転擦りつけ棒によってグリ
セリンで同時に潤滑しながら被覆し、その際にワークを
回転運動させ、ワークと擦りつけ棒とを並進運動させる
ような装置において、ワークと逆回転する・回転擦りつ
け棒が、ワークに角度αを成して配置されていることに
よって達成される。

擦りつけ棒は調整可能な角度（α）を成して配置される
。

本発明に基づく装置は、擦りつけ棒を半径方向に向けて
複数本配置することにより、迅速な被覆ができるという
利点を有している。更に本発明に基づく装置によれば、
軸の複数の箇所を同時に被覆することができる。

本発明の別の利点は、ワークと擦りつけ棒とを逆回転す
ることにより、高い摩擦速度にでき、それにより良好な
被膜層が得られるということである。擦りつけ棒とワー
クとを角度αを成して配置することにより線接触が保証
される。

（実施例〕 以下図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明す
る。

第１図は空中軸の内周面を被覆する装置を概略的に示し
ている。この装置は２本の擦りつけ棒８、擦りつけヘッ
ド７、駆動軸５、締め付は装置６、平歯車装置２、駆動
電動１１１、加圧シリンダ４および基板３から構成され
ている。漂りつけ棒８は擦りつけヘッド７の中を案内さ
れ、円筒軸受ブツシュ９の内周面に対して５０″の角度
を成している。擦りつけ某８の押圧力は加圧シリンダ４
によって発生され、この押圧力はその上に締め付は装置
６が配置されている駆動軸５を介して両方の擦りつけ棒
８に伝達される。駆動電動１１ｉ１によって、駆動軸５
およびそれに伴って締め付は装置６の中に保持された擦
りつけ棒８が回転させられる。

円筒軸受ブツシュ９はその長子軸心を中心としてチャッ
ク装置を介して回転される。円筒軸受ブツシュ９に対す
る擦りつけ棒８の必要な並進運動は送りユニットによっ
て保証される。この被覆装置は基板３に固定されている
。

特に擦りつけ棒８を傾斜した状態でこれを回転し同時に
円筒軸受ブツシュ９に対して相対運動することにより、
小さな押圧力と純粋なグリセリンによるａＩ潤滑状態お
いて、円筒軸受ブツシュ９の内周面が一様な厚さで被覆
される。

第２図および第３図は軸１０の外周面を被ｍ　する装置
を概略的に示している。

この装置は、被覆すべぎ軸１０に半径方向に向けて付属
された複数の擦りつけ棒８から構成されている。擦りつ
け棒８は案内要素１１で支持され、回転運動ざＶる駆動
装置（図示せず）を備えている。黄胴あるいは別の胴含
右合金から成る擦りつ番ノ棒８は、軸１０に対して角度
αを成して配置ｄされている。この角度αは調整できる
。、擦りつ（プ棒８の軸１０に接する端部は円錐状に形
成されている。＠１０は回転運動および並進運動を行う
。その場合擦りつけ棒８と軸１０は逆向きに回転する。

第４図は段差付の＠１０の直径が異なった部分を同時に
被覆する装置を示している。この装置の場合、軸１０の
直径が異なった部分にそれぞれ一列の擦りつ【プ棒８が
配置されている。

この装置は次のように作用する。

擦りつけ棒８および軸１０は運動させられる。

擦りつけ棒８が傾斜し、軸１０が回転および並進運動を
同時に行っている状態において、擦りつけ棒８が回転連
動するので、小さな押圧力と純粋なグリセリンにより潤
滑状態において、軸１０の円周面が一様な厚さで被覆さ
れる。その場合塗りつけせれる材料は擦りつけ棒８の材
料である。

本発明を回転対象なワークについて説明したが、本発明
は平らな面をそれを回転させて被覆するためにも利用で
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は円筒軸受ブツシュの内周面を被覆する本発明に
基づく装置の概略構成図、第２図および第３図は軸の外
周面を被覆する本発明に基づく装置の概略断面図および
その正面図、第４図は段差付の軸を被覆する本発明に基
づく装置の概略断面図である。 １・・・駆動Ｎｅ機、２・・・平歯車装置、３・・・基
板、４・・・加圧シリンダ、５・・・駆動軸、６・・・
締め付は装置、７・・・擦りつけヘッド、８・・・擦り
つけ棒、９・・・円筒軸受ブツシュ、１０・・・軸、１
１・・・案内要素。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、金属表面特に小さな直径の円筒軸受ブッシュの金属
   表面を、回転擦りつけ棒によつてグリセリンで同時に潤
   滑しながら、銅あるいは銅含有合金で被覆する装置にお
   いて、複数の擦りつけ棒（８）が、摺りつけヘッドに互
   いに鋭角を成して配置されたそれらの締め付け装置（６
   ）の中に回転可能に支持され、伝達機構を介して駆動ユ
   ニットおよび押圧ユニットに接続されていることを特徴
   とする金属表面の被覆装置。 ２、軸、軸部および別の回転対称の部品のような金属表
   面を、黄銅あるいは別の銅含有材料から成る回転擦りつ
   け棒によつてグリセリンで同時に潤滑しながら被覆し、
   その際にワークを回転運動させ、ワークと擦りつけ棒と
   を並進運動させるような装置において、ワーク（１０）
   と逆回転する回転擦りつけ棒（８）が、ワーク（１０）
   に角度（α）を成して配置されていることを特徴とする
   金属表面の被覆装置。 ３、ワーク（１０）に対して半径方向に向けて一列の複
   数の擦りつけ棒（８）が配置されていることを特徴とす
   る特許請求の範囲第２項記載の装置。 ４、摺りつけ棒（８）が調整可能な角度（α）を成して
   配置されていることを特徴とする特許請求の範囲第２項
   記載の装置。