JPS61207942A - 表面弾性波圧力センサ - Google Patents
表面弾性波圧力センサInfo
- Publication number
- JPS61207942A JPS61207942A JP4885785A JP4885785A JPS61207942A JP S61207942 A JPS61207942 A JP S61207942A JP 4885785 A JP4885785 A JP 4885785A JP 4885785 A JP4885785 A JP 4885785A JP S61207942 A JPS61207942 A JP S61207942A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- pressure sensor
- acoustic wave
- coefficient
- linear expansion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01L—MEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
- G01L9/00—Measuring steady of quasi-steady pressure of fluid or fluent solid material by electric or magnetic pressure-sensitive elements; Transmitting or indicating the displacement of mechanical pressure-sensitive elements, used to measure the steady or quasi-steady pressure of a fluid or fluent solid material, by electric or magnetic means
- G01L9/0001—Transmitting or indicating the displacement of elastically deformable gauges by electric, electro-mechanical, magnetic or electro-magnetic means
- G01L9/0008—Transmitting or indicating the displacement of elastically deformable gauges by electric, electro-mechanical, magnetic or electro-magnetic means using vibrations
- G01L9/0022—Transmitting or indicating the displacement of elastically deformable gauges by electric, electro-mechanical, magnetic or electro-magnetic means using vibrations of a piezoelectric element
- G01L9/0025—Transmitting or indicating the displacement of elastically deformable gauges by electric, electro-mechanical, magnetic or electro-magnetic means using vibrations of a piezoelectric element with acoustic surface waves
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（イ）産業上の利用分野
この発明は、高精度、高分解能の圧力測定が可能な表面
弾性波圧力センサに関する。
弾性波圧力センサに関する。
（ロ）従来の技術
近年、デジタル信号で直接出力が出来、また分解能が高
い等の利点があるため、表面弾性波圧力センサが開発・
検討されている。
い等の利点があるため、表面弾性波圧力センサが開発・
検討されている。
従来の表面弾性波圧力センサは、中央部分が肉薄で、周
縁部が肉厚に形成される圧電単結晶チップの表面に表面
弾性波素子（ＩＤＴ）を設け、さらにこの圧電単結晶チ
ップがガラスやセラミックで構成される基台上に取付け
られ、この基台がさらに架台に取付けられて構成されて
いる。
縁部が肉厚に形成される圧電単結晶チップの表面に表面
弾性波素子（ＩＤＴ）を設け、さらにこの圧電単結晶チ
ップがガラスやセラミックで構成される基台上に取付け
られ、この基台がさらに架台に取付けられて構成されて
いる。
（ハ）発明が解決しようとする問題点
上記従来の表面弾性波圧力センサは、圧電単結晶チップ
として水晶を用い、基台としてガラス、セラミックを使
用しているため、相互に線膨張係数が異なり、周囲温度
が変化すると、歪みが圧電単結晶チップに伝わり、温度
誤差を発生するという問題があった。ことに単結晶は、
面方位、軸方向により線膨張係数が異なるため、異なる
材料を使用する基台との間で、そのズレを一義的に補正
することは困難であった。
として水晶を用い、基台としてガラス、セラミックを使
用しているため、相互に線膨張係数が異なり、周囲温度
が変化すると、歪みが圧電単結晶チップに伝わり、温度
誤差を発生するという問題があった。ことに単結晶は、
面方位、軸方向により線膨張係数が異なるため、異なる
材料を使用する基台との間で、そのズレを一義的に補正
することは困難であった。
この発明は、上記に鑑み、圧電単結晶チップ、基台さら
に架台相互間の線膨張係数の差を小さくし、温度誤差の
小さい表面弾性波圧力センサを提供することを目的とし
ている。
に架台相互間の線膨張係数の差を小さくし、温度誤差の
小さい表面弾性波圧力センサを提供することを目的とし
ている。
（ニ）問題点を解決するための手段及び作用この発明の
表面弾性波圧力センサは、基台を圧電単結晶チップと同
一材料で形成するとともに、面方位及び軸方向も一致さ
せ、かつ架台の材料の線膨張係数を基台の架台との接合
面の線膨張係数の平均値と略等しくなるように選定して
いる。
表面弾性波圧力センサは、基台を圧電単結晶チップと同
一材料で形成するとともに、面方位及び軸方向も一致さ
せ、かつ架台の材料の線膨張係数を基台の架台との接合
面の線膨張係数の平均値と略等しくなるように選定して
いる。
この表面弾性波圧力センサでは、圧電単結晶チップ、基
台及び架台相互間の線膨張係数に差がないので、温度変
化が生じても、そのことにより圧電単結晶チップに歪み
が伝えられることはない。
台及び架台相互間の線膨張係数に差がないので、温度変
化が生じても、そのことにより圧電単結晶チップに歪み
が伝えられることはない。
（ホ）実施例
以下、実施例により、この発明をさらに詳細に説明する
。
。
第１図は、この発明の一実施例を示す表面弾性波圧力セ
ンサの断面図、第２図は同センサの基台の平面図である
。
ンサの断面図、第２図は同センサの基台の平面図である
。
圧力センサチップ１は、中心部の肉薄部１ａと周縁部の
肉厚部１ｂとから構成され、つまりダイヤフラム加工さ
れている。肉薄部１ａの表面に圧力検出用の表面弾性波
素子２．２が設けられている。
肉厚部１ｂとから構成され、つまりダイヤフラム加工さ
れている。肉薄部１ａの表面に圧力検出用の表面弾性波
素子２．２が設けられている。
圧力センサチップ１は、中心に圧導入用の貫通穴４を有
する平板状の基台３上に肉厚部１ｂが接合固着されてい
る。また、基台３は、断面Ｕ字状に形成される架台５の
内底部に溶着・ろう着等に固着されている。また架台５
は、基台３と同様、圧導入用の貫通穴６を有し、貫通穴
４に連通されている。
する平板状の基台３上に肉厚部１ｂが接合固着されてい
る。また、基台３は、断面Ｕ字状に形成される架台５の
内底部に溶着・ろう着等に固着されている。また架台５
は、基台３と同様、圧導入用の貫通穴６を有し、貫通穴
４に連通されている。
また、架台５の上端部には、外部接続用の端子７．７が
埋設され、この端子７．７と表面弾性波素子２．２、接
続用のポンディングパッド８．８がリード線９により接
続されている。このリード線９は、例えばワイヤボンデ
ィングによって接続される。
埋設され、この端子７．７と表面弾性波素子２．２、接
続用のポンディングパッド８．８がリード線９により接
続されている。このリード線９は、例えばワイヤボンデ
ィングによって接続される。
上記圧力センサチップｌとしては、５Ｔｃｕｔの水晶が
使用される。この５Ｔｃｕｔの水晶の線膨張係数は、Ｚ
軸から４２．７５ ”回転させたもので、３０〜４６０
℃で１１．８１−１５．８５（ｘ １０−’／Ｙｌ：）
であり、平均値は１３．８３Ｘ １０−６／℃である。
使用される。この５Ｔｃｕｔの水晶の線膨張係数は、Ｚ
軸から４２．７５ ”回転させたもので、３０〜４６０
℃で１１．８１−１５．８５（ｘ １０−’／Ｙｌ：）
であり、平均値は１３．８３Ｘ １０−６／℃である。
またＺ軸から３９．０ ’回転させたもので、同温度範
囲で１１．３２〜１５．８５（Ｘ ｌ Ｏ−６／”Ｃ）
であり、平均値は１３．５９ Ｘ １０−’／’Ｃであ
る。
囲で１１．３２〜１５．８５（Ｘ ｌ Ｏ−６／”Ｃ）
であり、平均値は１３．５９ Ｘ １０−’／’Ｃであ
る。
基台３としては、上記圧力センサチップ１と同材料の水
晶、しかも面方位、軸方向とも同一のものが使用される
。
晶、しかも面方位、軸方向とも同一のものが使用される
。
基台５としては、溶接又はろう付は可能な材料である金
属またはセラミックスが使用される。例えば金属材料と
して低炭素銅、Ｎｉ、又はＣｒ−Ｎｔ−Ｆｅ合金（Ｃｒ
：２１％、Ｎ＋＝１１％、Ｆｅ：２％）が使用される。
属またはセラミックスが使用される。例えば金属材料と
して低炭素銅、Ｎｉ、又はＣｒ−Ｎｔ−Ｆｅ合金（Ｃｒ
：２１％、Ｎ＋＝１１％、Ｆｅ：２％）が使用される。
低炭素銅の線膨張係数は２０〜３００℃で１３．６ｘ
１０−ｈ／’ｃ、Ｎｉは２０〜３００℃で１４．５Ｘ
１０−ｈ／”Ｃ１Ｃｒ−Ｎｉ−Ｆｅ合金は２５〜５００
℃で１４．Ｏｘ １０−”７℃であり、水晶を用いた基
台３と接合面において線膨張係数が略等しくなるように
している。なお圧力センサチップｌと基台３、基台３と
架台５の接合面の固着に低融点ガラス、水ガラス等が使
用される。
１０−ｈ／’ｃ、Ｎｉは２０〜３００℃で１４．５Ｘ
１０−ｈ／”Ｃ１Ｃｒ−Ｎｉ−Ｆｅ合金は２５〜５００
℃で１４．Ｏｘ １０−”７℃であり、水晶を用いた基
台３と接合面において線膨張係数が略等しくなるように
している。なお圧力センサチップｌと基台３、基台３と
架台５の接合面の固着に低融点ガラス、水ガラス等が使
用される。
上記実施例センサにおいて、加えられる圧力Ｐが変化す
ると、表面弾性波素子２．２の電極間隔が変化し音速が
変化する。そして端子７．７に外部接続される図示外の
回路を含めた発振部の発振周波数の差（ビート差）をと
ることにより、圧力が検出される。
ると、表面弾性波素子２．２の電極間隔が変化し音速が
変化する。そして端子７．７に外部接続される図示外の
回路を含めた発振部の発振周波数の差（ビート差）をと
ることにより、圧力が検出される。
もっとも、この発明では、圧力センサチップ１上に設け
られる表面弾性波素子は２個に限定されるものではない
。
られる表面弾性波素子は２個に限定されるものではない
。
今、周囲温度が変化したとしても、圧力センサチップｌ
と基台３は、面方位、軸方向同一の水晶を用いており、
また架台５として基台３との接合面での線膨張係数が略
等しいものを使用しているので、線膨張係数の相違によ
る歪みが生じない。
と基台３は、面方位、軸方向同一の水晶を用いており、
また架台５として基台３との接合面での線膨張係数が略
等しいものを使用しているので、線膨張係数の相違によ
る歪みが生じない。
（へ）発明の効果
この発明によれば、圧力センサチップ、基台及び架台の
線膨張係数が略等しいので、周囲温度が変化しても、圧
力センサチップに余分の歪みが生じることがなく、温度
によるゼロ点変化、スパン変化の少ない安定な表面弾性
波圧力センサを得ることができる。
線膨張係数が略等しいので、周囲温度が変化しても、圧
力センサチップに余分の歪みが生じることがなく、温度
によるゼロ点変化、スパン変化の少ない安定な表面弾性
波圧力センサを得ることができる。
第１図は、この発明の一実施例を示す表面弾性波圧力セ
ンサの断面図、第２図は、同圧力センサの基台の平面図
である。 １：圧力センサチップ、 １ａ：肉薄部 １ｂ：肉厚部、 ２：表面弾性波素子、３：基台、 ４・６：貫通穴、 ５：架台。 特許出願人 株式会社島津製作所代理人
弁理士 中 村 茂 信第１図 ２：表ｉ弾社彼東÷ ３二菖台 ４・６：ｔｉ穴 ５二賀台
ンサの断面図、第２図は、同圧力センサの基台の平面図
である。 １：圧力センサチップ、 １ａ：肉薄部 １ｂ：肉厚部、 ２：表面弾性波素子、３：基台、 ４・６：貫通穴、 ５：架台。 特許出願人 株式会社島津製作所代理人
弁理士 中 村 茂 信第１図 ２：表ｉ弾社彼東÷ ３二菖台 ４・６：ｔｉ穴 ５二賀台
Claims (1)
- （１）中央部分が肉薄で周縁部が肉厚に形成される圧電
単結晶チップと、この圧電単結晶チップ上に設けられる
表面弾性波素子と、中心部に貫通穴を持ち、周辺部表面
上に前記圧電単結晶チップが固着される基台と、この基
台の前記貫通穴に連通する貫通穴を有するとともに、基
台が固着される架台とからなる表面弾性波圧力センサに
おいて、前記基台を前記圧電単結晶チップと同一材料で
形成するとともに、面方位及び軸方向を一致させ、かつ
前記架台の材料の線膨張係数を前記基台の架台との接合
面の線膨張係数の平均値と略等しくなるように選定した
ことを特徴とする表面弾性波圧力センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4885785A JPS61207942A (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 | 表面弾性波圧力センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4885785A JPS61207942A (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 | 表面弾性波圧力センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61207942A true JPS61207942A (ja) | 1986-09-16 |
Family
ID=12814938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4885785A Pending JPS61207942A (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 | 表面弾性波圧力センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61207942A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5138885A (en) * | 1990-03-16 | 1992-08-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Piezoelectric-type pressure sensor |
| WO2006125941A1 (en) * | 2005-05-26 | 2006-11-30 | Transense Technologies Plc | Surface acoustic wave ( saw) based pressure sensor |
| JP2007232707A (ja) * | 2005-04-20 | 2007-09-13 | Nec Tokin Corp | 力学量センサ及びその製造方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55101028A (en) * | 1978-12-22 | 1980-08-01 | United Technologies Corp | Saw pressure sensor |
| JPS59224521A (ja) * | 1983-06-03 | 1984-12-17 | Yokogawa Hokushin Electric Corp | 圧力センサの製造方法 |
-
1985
- 1985-03-11 JP JP4885785A patent/JPS61207942A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55101028A (en) * | 1978-12-22 | 1980-08-01 | United Technologies Corp | Saw pressure sensor |
| JPS59224521A (ja) * | 1983-06-03 | 1984-12-17 | Yokogawa Hokushin Electric Corp | 圧力センサの製造方法 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5138885A (en) * | 1990-03-16 | 1992-08-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Piezoelectric-type pressure sensor |
| JP2007232707A (ja) * | 2005-04-20 | 2007-09-13 | Nec Tokin Corp | 力学量センサ及びその製造方法 |
| WO2006125941A1 (en) * | 2005-05-26 | 2006-11-30 | Transense Technologies Plc | Surface acoustic wave ( saw) based pressure sensor |
| US7841241B2 (en) | 2005-05-26 | 2010-11-30 | Transense Technologies Plc | Surface acoustic wave (SAW) based pressure sensor |
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