JPS61207559A - 溶融金属めつき付着量制御方法 - Google Patents

溶融金属めつき付着量制御方法

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JPS61207559A
JPS61207559A JP4795485A JP4795485A JPS61207559A JP S61207559 A JPS61207559 A JP S61207559A JP 4795485 A JP4795485 A JP 4795485A JP 4795485 A JP4795485 A JP 4795485A JP S61207559 A JPS61207559 A JP S61207559A
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JP
Japan
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molten metal
box
metal plating
plating bath
hot dipping
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Pending
Application number
JP4795485A
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English (en)
Inventor
Toshio Kureko
紅粉 寿雄
Koji Ando
安藤 功司
Noriyuki Kimiwada
君和田 宣之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP4795485A priority Critical patent/JPS61207559A/ja
Publication of JPS61207559A publication Critical patent/JPS61207559A/ja
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  • Coating With Molten Metal (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、熔融金属めっき何着量制御方法、特に、ガス
ワイピング法による熔融亜鉛めっきの付着量の制御方法
に関する。
(従来の技術) 近年、熔融金属めっき、例えば熔融亜鉛めっきは自動車
用、家庭電気機器用等として重要性を増してきているが
、製造コストの低減および生産性の向上という要請から
高速でかつ薄目(=Jが要望されるようになってきた。
例えば、今日ではライン速度200 m / m i 
nで、100g/mの目伺量とすることが要望されてい
る。
このように溶融金属めっきにおいてガスワイピング法で
高速かつ薄めつきを実現しようとする場合、ワイピング
ノズルと金属ストリップとの間隔を狭める、ワイピング
圧力を高める、あるいはワイピングノズルのスリットギ
ャップを大きくする等の方法が考えられる。
しかし、例えば、ワイピングノズルと金属ストリップと
の間隔を狭くする手段では、操業時の金属ストリップの
振動等が不可避であることからその間隔を小さくするに
は限界がある。またワイピング圧力を大きくしても臨界
圧力をこえれば効果が期待できなくなる。いずれも今日
要請されているような高速、薄目付の実現には適用でき
ないと考えられる。
そこで、実用上は、前述のスリットギャップを大きくす
る手段が考えられるが、その結果ガス流量が増大し、ス
トリップに当った後の流れが亜鉛浴面上にffj突し亜
鉛をハネ上げることとなる。この亜鉛のハネ上げは、周
囲に危険をもたらし作業性を著しく損なうだけでなく、
飛散した亜鉛がノズル下部、支持部等に付着し固まって
しまうということが起こる。また、ドロスの発生量を多
くするといった問題も生じる。
第1図は、溶融亜鉛が飛散する様子を模式的に示すもの
で、溶融亜鉛めっき浴10から引き上げられた金属スト
リップ11に対しワイピングノズル12からは高速で気
体が噴射され目付量の調節が行われている。図中、噴射
気体の流れを矢印で示すように、高速で気体が噴射され
ると浴面に直接高速気体流が衝突して溶融金属のハネか
Gノはさけられない。
特開昭53−52549号には、ワイピングノズルの周
囲を箱型の囲いで覆ってしまう方法が開示されているが
、これは金属ストリップと噴出ガス流との向流接触を促
進し、ワイピング効果を高めようとする方法であり、こ
の方法によれば、溶融亜鉛のハネ上げは促進されること
はあっても阻止されることはない。
(発明が解決しよ・うとする問題点) 本発明の目的は、溶融金属めっきを行うに際し、高速で
薄目付を行う場合にも溶融金属のハネ」−げなどの問題
の生しないめっき付着量制御方法を提供することである
(問題を解決するだめの手段) ′  ここに、本発明者らば、ワイピングノズルと溶融
金属めっき浴面との間に実質上閉しられた空間を内包す
るボックスを設け、熔融金属めっき浴面から引き上げら
れた金j尼スI・リップを前記ボックス頂部に設けた開
口部を貫いて通過させ、該ボックスの」一方でワイピン
グノズルにより目イ」量を調整するに際し、そのボック
ス内を正圧に1呆つことによって溶融金属のハネ上げを
防止することができることを知り、本発明を完成した。
すなわち、ワイピングノズルから噴出したガスは金属ス
1〜リップに沿って高速で流れるため、溶融金属めっき
浴の近傍をそのガス流れに抗するだけ十分に圧力を高め
ておけば、ガス流出圧は弱められるか、あるいは流出方
向を変えるため、溶融金属のハネーヒげが阻止できるの
である。
よって、本発明の要旨とするところは、溶融金属めっき
浴から引き上げられた金属ストリップにワイピングノズ
ルを介して気体を吹付けめっき付着量を制御する方法に
おいて、前記ワイピングノズルと熔融金属めっき浴面と
の間に、上部に金属ストリップ通適用の開口部を備えた
ボックスを該金属ストリップの周囲を取り囲むように設
け、前記溶融金属めっき浴面に面したその内部を正圧に
保つことを特徴とする、熔融金属めっき付着量制御方法
である。
ここに、上記ボックスの底部は開いていて、その下端が
溶融金属めっき浴中に浸漬されており、またはボッ1へ
の廻りに固定されており、その頂部の金属ストリップの
通過部分には開口部が設けられている。この開口部の大
きさは、操業条件によって異なるが、rlJ方向は、ス
トリップ最大■IJよりわずかに広くする程度でよい。
ストリップ11寸法に合わせて開口部の中長さを変え得
るように構成すればさらに好ましい。一方、厚め方向は
20mm〜300mmが適当である。厚め方向が小さず
ぎると金属ストリップが振動等を受けたとき開口部に付
着し易くなり、また大きすぎると、ボックスを設むノで
も熔融金属めっき浴面近傍に正圧を確保できなくなって
しまう。実用上は50mm〜200mmが好ましい。 
   。
なお、」二層に云う「正圧」とはボックス内静圧が周囲
の気圧に対しプラス圧になることで、最低限必要な内圧
値は操業条件によって異なるやく実用上+5mmAq以
上あることが好ましい。
ところで、溶融金属めっき浴は大気に接しているためそ
の表面からの酸化はさけられない。qたがって、金属酸
化物を主体とするドロスの生成も不可避であって、めっ
き操業中もたえず生成する1“ロスの排出を行なわなけ
ればならない。
すでに述べたように、本発明によれば、亜鉛のハネ上げ
は防止され、めっき浴面も一部ポソクスにより覆われる
ため、上述のようなドロス発生はかなりirn制される
のであるが、長期間の連続操作を行う場合、ドロスの発
生もかなりのものとなり、それを排出除去しなければな
らなくなる。
かくして、本発明は、別の態様によれば、溶融金属めっ
き浴から引き上げられた金属ス1〜リップにワイピング
ノズルを介して気体を吹イ1げめっき(=J着量を制御
する方法において、前記ワイピングノズルと溶融金属め
っき浴面との間に、上部に金属ストリップ通適用の開口
部を備え、かつIj、ll壁にドロス除去用流通口を備
えたボックスを該金属ストリップの周囲を取り囲むよう
に設け、前記溶融金属めっき浴面に面したその内部を正
圧に保つことを特徴とする、溶融金属めっき付着量制御
方法である。
これにより、本発明の上記態様によれば、ボックス内の
ドロスを定期的に除去したりする必要がなく、當にきれ
いな溶融亜鉛めっき浴面が出ていることになる。上記流
通口の大きさは、ボックス内が正圧に保てる程度である
必要がある。また上記流通口を開閉自在の扉として、ボ
ックスの内圧を測定しその扉の開閉の大きさを変えるこ
とによりボックス内部の内圧を一定にコントロールすれ
ば[梨業Gまより安定化する。
なお、本発明に係る上述のような方法は、すてに公知の
ワイピングノズルと金属ストリップとの全体を同時にめ
っき浴近傍でおおってしまう、いわゆるシールボックス
法に通用することもでき、その場合、そのシールホック
ス内に中心部に金属ストリップの通適用の開l]部を設
りた遮へい板をワイピンクリズルと熔融金属めっき浴面
との間に設け、この遮へい扱より下の内圧を正に保持す
ることにより熔融亜鉛のハネ上げを防止することがてき
る。
(作用) 第2図は、本発明において使用するボックスをその使用
態様において略式で示す説明図であり、溶融金属めっき
浴20を出る金属ストリップ21はワイピングノズル2
2.22から吹き付けられるガスによって目付量が、調
節される。このワイピングノズルの下方には熔融金属め
っき浴20に下端を浸漬された、底部が開放端となった
ボックス23が設けられ、その頂部に設+−また開口部
であるスリン1へ部24から金属ストリップ21が引き
上げられている。なお、ボックス23の具体的形状は図
示例のものに制限されず、内部に閉じた空間を内包し十
分な正圧を確保できるものであればよい。すでに述べた
ようにボックス下端がポット側壁に固定される形式%式
% 第3図は、第2図に示す構造のときのガス流れを説明す
る模式図である。同一部材は同一符号で示す。なお、ガ
ス流れは矢印で示す。
図示例にあって、ボックス23内には十分な正圧が確保
されているためワイピングノズル22゛からの噴出ガス
の大部分はボックス23のスリット部24上部でその方
向が変えられ、減圧した流れの一部がボックス23内の
溶融金属めっき浴面に向かうにすぎない。
第4図は、同様にして、ボックス23の側壁部に一部ド
ロス除去用の流通口30を設けたときの様子をガス流れ
(図中、矢印で示す)とともに示す模式図である。流通
口30は引上げ扉31によってその開閉の程度を調整す
るようにしてもよい。ドロス排出時にこの引上げ扉31
を引き上げればよい。ボックス23内の圧力は圧力計3
2によって常に監視をつづけ十分な正圧を保つようにす
る。ボックス内の圧力が過度に低下した場合、圧力計3
2に連動した適宜制御機構33によって扉31を閉して
、内圧を所要程度まで高めるようにする。ホックス23
の内部はワイピンクリズル22からの高速ガスが絶えず
流れ込もうとしており、當に圧力が蓄稍する傾向がある
。図示態様の場合、一部のガス流れはドロス排出用の流
通口30に向けて流れるため、浴面に?$遊するドロス
にも絶えず流通口3oの方向に押し出されるような力が
作用する。
次に実施例によって本発明をさらに説明する。
夫絡例土 本例は第3図に示す装置を使い、ライン速度2゜Om/
minて100g/mの目付量を目標に熔融亜鉛めっき
を行い、そのときの溶融亜鉛のハネ上げの状況をみた。
比較のため、ボックス23を設けないときの溶融亜鉛の
ハネ上げもみた。
なお、操業はワイピングノズルのスリットギャップ1.
5mm 、ワイピングノズルと金属ストリップとの間隔
10mm、ボックスと溶融金属めっき浴面との間隔10
0mmで行った。
結果は第1表にまとめて示す。
第1表 1−族−1jL2一 本例は第4図に示す装置を使って操業条件その他むL実
施例1と同様にして熔融亜鉛めっきを行った。
なお、本例ではボックス内の内圧の自動制御は行わず、
流通1]の高さを一定に保持したままで連続操業を行っ
た。
結果を第2表にまとめて示す。
なお、実験歯5の場合には1−゛1コス除去用の流通口
が大きすぎて、つまり高さが高すぎて、実験N。
6の場合にはボックスの頂部の開口部の寸法形状が大き
すぎて、それぞれボックス内に所要の正圧を確保できな
かったため、亜鉛ハネ上げを十分防止できなかった。
第2表 an*:流通口の巾は1400mmであった。
q 以上、本発明を熔融亜鉛めっきを例にとって説明してき
たが、すでに当業者には明らかなように本発明は溶融ア
ルミめっき、溶融鉛めっき、その他についても一般的に
適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来法にあって溶融亜鉛のハネ上げの様子を
示す模式図; 第2図は、本発明の実施の態様を示す斜視図;第3図は
、第2図の場合のガス流れを示す模式第4図は、別の態
様での同様な模式図である。 20:熔融金属めっき浴 21:金属ストリップ 22:ワイピングノスル 23:ボックス 24:開口部 出願人  住友金属工業株式会社 代理人  弁理士 広 41  章 −本f 図 毛2 凹 秦3 図 孔4凹

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溶融金属めっき浴から引き上げられた金属ストリ
    ップにワイピングノズルを介して気体を吹付けめっき付
    着量を制御する方法において、前記ワイピングノズルと
    溶融金属めっき浴面との間に、上部に金属ストリップ通
    適用の開口部を備えたボックスを該金属ストリップの周
    囲を取り囲むように設け、前記溶融金属めっき浴面に面
    したその内部を正圧に保つことを特徴とする、熔融金属
    めっき付着量制御方法。
  2. (2)溶融金属めっき浴から引き上げられた金属ストリ
    ップにワイピングノズルを介して気体を吹付けめっき付
    着量を制御する方法において、前記ワイピングノズルと
    溶融金属めっき浴面との間に、上部に金属ストリップ通
    適用の開口部を備え、かつ側壁にドロス除去用流通口を
    備えたボックスを該金属ストリップの周囲を取り囲むよ
    うに設け、前記溶融金属めっき浴面に面したその内部を
    正圧に保つことを特徴とする、熔融金属めっき付着量制
    御方法。
JP4795485A 1985-03-11 1985-03-11 溶融金属めつき付着量制御方法 Pending JPS61207559A (ja)

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JP4795485A JPS61207559A (ja) 1985-03-11 1985-03-11 溶融金属めつき付着量制御方法

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JP4795485A JPS61207559A (ja) 1985-03-11 1985-03-11 溶融金属めつき付着量制御方法

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JPS61207559A true JPS61207559A (ja) 1986-09-13

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ID=12789744

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JP (1) JPS61207559A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021116452A (ja) * 2020-01-24 2021-08-10 日鉄日新製鋼建材株式会社 シールボックス及びそれを用いためっき金属板製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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