JPS61207444A - 二極性膜の製法 - Google Patents

二極性膜の製法

Info

Publication number
JPS61207444A
JPS61207444A JP61045512A JP4551286A JPS61207444A JP S61207444 A JPS61207444 A JP S61207444A JP 61045512 A JP61045512 A JP 61045512A JP 4551286 A JP4551286 A JP 4551286A JP S61207444 A JPS61207444 A JP S61207444A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
membrane
aqueous solution
electrodialysis
membranes
adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61045512A
Other languages
English (en)
Inventor
ハンス・ミユラー
ヘルマン・ピユツター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JPS61207444A publication Critical patent/JPS61207444A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J5/00Manufacture of articles or shaped materials containing macromolecular substances
    • C08J5/20Manufacture of shaped structures of ion-exchange resins
    • C08J5/22Films, membranes or diaphragms
    • C08J5/2206Films, membranes or diaphragms based on organic and/or inorganic macromolecular compounds
    • C08J5/2275Heterogeneous membranes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2339/00Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a single or double bond to nitrogen or by a heterocyclic ring containing nitrogen; Derivatives of such polymers
    • C08J2339/02Homopolymers or copolymers of vinylamine

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ポリビニルアミンからの接着剤により、カチ
オン交換膜上にアニオン交換膜を固着することによる。
二極性膜の製法に関する。
例えば電気透析により酸又は塩基をその塩から単離する
ために使用される二極性膜は、一方の側に固定されたカ
チオンをそして対応するアニオンを他方の側に有するイ
オン交換膜である。
二極性膜は1例えば中性膜の両側にカチオン性基ならび
にアニオン性基を化学処理により固着させるか(米国特
許4057481号明細書)、あるいはアニオン交換膜
をカチオン交換膜と。
これらを重ね合わせた膜を例えば加熱圧搾して強(接触
させる(英国特許1038777号明細書)ことにより
製造される。カチオン性交換膜とアニオン性交換膜とを
結合することにより得られるこの種の二極性膜の安定性
を1両膜間にイオン透過性の接着剤を施すことにより高
めることも試みられた。その場合の接着剤としては、ポ
リエチレンイミンとエピクロルヒドリン(米国特許28
29095号明細書)又はポリ塩化ビニルトポリビニル
アルコール(イスラエル−ジャーナル・オブーケミスト
リー9巻1971年485頁)からの重合可能な混合物
が推奨された。
二極性膜の製造は既知方法によっては困難である。すな
わち化学的表面処理については、電流の流れを保証する
ため、均一な厚さであるべき両層が、全表面にわたり接
触することが要求される。他方では両層は、混合しては
ならない。
なぜならばその場合には二極選択性が失われうるからで
ある。2枚の単極性膜を結合する場合は、定義されたア
ニオン層とカチオン層を有する二極性膜が得られるが、
そこでは接触面における難点が生ずる。これらの膜が不
完全に接触すると、抵抗が増加する。接着剤が充分に導
電性でないときも同様である。さらに前記種類の二極性
膜においては、操作条件下に最も望ましくない裂は目又
は気泡が接触個所に生ずることがある。
2個の単一膜と接着剤としてのポリビニルアルコールか
ら成る二極性膜は、ベリヒテ・デル・ブンゼンゲゼルシ
ャフト・フユール・フイジカーリツ、二〇ヘミー68巻
1964年536頁の記載に従い、カチオン交換膜とア
ニオン交換膜にポリビニルアルコール溶液を塗布し、こ
れらの箔を重ね合わせて60℃に1時間加熱し1次いで
この二極性膜を乾燥し、そして110℃で30分間−緒
に圧搾することにより製造される。
こうして得られる二極性膜は強固に接着するが。
塩水溶液中での膨潤性が不可逆的に制限され。
したがって整流器の性質を有するこの二極性膜は電気透
析には不適当である。
本発明者らは、接着剤としてポリビニルアミンの水溶液
を使用し、そして両種のイオン交換膜と薄膜状接着剤か
ら成る二極性膜を電気透析に付するとき、アニオン交換
膜、カチオン交換膜及びイオン透過性接着剤から成る電
気透析に適する二極性膜が得られることを見出した。
二極性膜を製造するためには1例えばシュピーク;y 
−著rプリンシプルズ・オプ・デサリネイション」アカ
デミ−出版社ニューヨーク、1980年、269頁に記
載されているように。
自体普通のイオン交換膜が適している。この種の膜は、
例りばスチロールとジビニルベンゼン又はブタジェンと
の、あるいはアクリルニトリルとブタジェンの共重合に
より製造され、その場合カチオンは例えばスルホクロル
化により。
アニオンはクロルメチル化及び三級アミンとの反応によ
り膜上に固着される。この膜は厚さが例えば0.1〜1
nである。
接着剤としてはポリビニルアミンの水溶液が用いられる
。例えばアミノ基が1〜4個の炭素原子を有するアルキ
ル基により置換されていてモヨ<、そして104〜10
6の分子量を有するポリビニルアミンが適する。例えば
ポリビニルアミンの0.5〜70%好ましくは5〜15
%水溶液が用いられる。この種の溶液は1例えば自体既
知の方法により、ポリビニルホルムアミド又はポリビニ
ルアセトアミドの苛性ソーダ液又は塩酸を用いる酸又は
アルカリによる加水分解により得られる。例えば1〜5
0%好ましくは5〜20%のビニルホルムアミド水溶液
を、塩酸を用いて60〜100℃で処理する。ポリビニ
ルホルムアミドの塩酸性加水分解により得られる水溶液
が特に好適である。ポリビニルアミン溶液は液状で、よ
く膜上に接着できる。
ポリビニルアミン溶液は1例えば10〜50℃の温度で
膜上に塗布又はロール塗布され、その際例えば接着剤が
両膜の一方だけの上に塗布されるだけで、充分な接着が
達成される。両膜は両側とも溶液により浸漬されてよい
。膜の外表面は、二極性膜の仕上げのときにきれいに洗
浄される。接着剤の層の厚さは1例えば0.001〜0
.05朋である。
このように二つのイオン交換膜と薄膜状の接着剤から成
る二極性膜は、電気透析処理により強固にされる。電気
透析は、例えば0.1〜10A / d m”好ましく
は0.5〜5 A / dm”の電流密度で行われる。
例えば10〜80℃好ましくは20〜40℃で、5〜5
0時間好ましくは10〜40時間の電気透析を行う。そ
の場合詳しくは、予備仕上げした一組の膜を、電気透析
槽内にカチオン交換膜を陰極に、アニオン交換膜を陽極
に向けて組みこむ。例えば二極性膜を後から装入するた
めに必要で、例えば第3図に示される一j=5=&電気
透析槽を使用できる。しかし例えば第1図に示されるよ
うな別の装置内で、膜を電気透析により後処理すること
もできる。膜の処理のための電解液としては、0.1〜
5モル/l好ましくは0.5〜2モル/lの塩含量を有
する塩水溶液を使用することができる。適当な塩溶液は
1例えば塩化ナトリウム、酢酸ナトリウム又は水酸化ナ
トリウムの溶液である。しかし他の水溶性の塩、塩基又
は酸を用いてもよい。
電気透析によって、膜が相互に強固に接着される効果が
生ずる。こうして処理された腹は、破壊せずに相互に引
き離すことはできない。
新規方法により得られる二極性膜は弾性を有する。この
膜は電気透析により、個々の膜が同一条件下で受は入れ
たと同じ形を取得する。膜はしばしば軽(波形を呈する
。アニオン−及びカチオン交換膜は5両者の一方が裂は
目を生ずることなく、その形で同質化する。二極性膜は
その個々の膜と同様に良好に貯蔵可能である。
膜は普通は食塩水中に貯蔵される。
本発明による二極性膜は、特に電気透析法に適している
。本発明の方法により相互に結合された両膜が、電気透
析後処理により均質にかつ不可逆的に相互に接着される
ことは、予想外のことであった。そのほかこうして強化
された接着剤が、二重膜の内部で電流及び水の輸送を妨
害しないことも予測されなかった。意外にもこの二極性
膜は、長い使用の後も1弾性があり。
かつ完全に実用可能であることが判明した。
これらの有利な性質のためこの二極性膜は。
例えばジャーナル命オブーメンブラン・サイエンス2巻
1977年109〜124頁に記載されているように、
塩を電気透析的に逆に酸と塩基に分割するために好適で
ある。特にこの膜は。
主として有機化合物の塩の水溶液を、その有機化合物塩
の基礎となる遊離の塩基又は酸の水溶液にするために適
している。この電気透析のための出発物質は1例えば有
機酸例えばカルボン酸、ヒドロキシカルボン酸、アミノ
酸又はフェノールの塩、又は有機塩基例えばアミン、複
素環化合物又はアミノ酸の塩ならびにベタイン及び四級
アンモニウム化合物である。この種の有機イオンに対す
る透過性はきわめてわずかであり、したがって電気透析
は高い物質収率及び選択率をもって行われる。この電気
透析に際しては1例えば塩基又は酸の00.1〜10′
モル水溶液が得られる。
実施例1 a)接着剤として、ポリビニルホルムアミドを塩酸で酸
性加水分解すること(ポリビニルホルムアミドj ky
に対しHcl−1,22モルを用い、70℃で6時間)
により得られた5重量%ポリビニルアミン水溶液(K値
139)を用いる。
b)接着剤を、ネオセプタCH−45Tの名で市販で得
られる5枚のカチオン交換膜とネオセプタACH−45
Tの名で市販で得られる5枚のアニオン交換膜のそれぞ
れ片側K、薄くロール塗布する。両方の膜を、接着剤を
有する側で重ね合わせ、平らにのばす。同様にして、セ
レミオンCMV及びセレミオンAMVの名で市販で入手
できる、それぞれ5枚のカチオン交換膜及びアニオン交
換膜から、5個の二極性膜を製造する。
C) (b)により得られた予備仕上げされた二極性膜
を、さらに処理することなく、セ会社基第1図に示lさ
れる電気透析装置内に設置する。この装置は2個の白金
電極(2)を有する電解液室(1)と、ナフィオンの名
で市販で得られる2個のカチオン交換膜(6)を内蔵す
る。カチオン交換膜(3)により電解液室(1)と隔離
されている他の室(4)には、本発明により製造された
10枚の二極性膜(5)が設置され、これはイオン交換
膜(6と7)の間にポリアミン溶液を含有する。二極性
膜はアニオン交換膜(6)が陽極を、そしてカチオン交
換膜(力が陰極を示す。個々の二極性膜(5)は、pv
c枠により相互に確実に隔離して配置されている。
枠と膜は、枠への入口を通って流動が行われる電解液室
を形成する。すべての内方の室(4)には同じ溶液が流
通する。希釈液と濃縮液が同一であることだけが相違す
る。
d)電極(2)の洗浄のため、5%硫酸ナトリウム塩化
す) IJウム水溶液を室(4)に導通する。両溶液は
ポンプ循環される。電気透析は、室温で0゜75 A 
/ dm”の電流密度で行われ、38時間後に中止され
る。この電気透析処理ののちも、二極性膜は相互に強固
に接着されている。膜は弾性があり、そして軽く波状に
なっている。
61) (b)により得られた2枚の膜を5%食塩水中
に38時間放置し、ただし電気透析にかけない。
この処理ののち、膜は容易に相互に分離する。
接着は起こらない。。
実施例2 セレミオン(商品名)から実施例1(b)により造られ
た二極性膜を、第2図に示す電気透析装置内に設置する
。この装置は第1図に記載の電気透析装置と、ただ1個
の二極性膜(5)と2個の互いに隔離された室(8と9
)を含む点で相違する。
電解液室(1)は実施例1(d)と同様に、5%硫酸ナ
トリウム水溶液1500部を用いて洗浄する。
室(8)と室(9)は別個に、10%酢酸ナトリウム水
溶液1500部により洗浄される。
室温及び3 A/ dm”の電流密度において、20時
間電気透析を行う。その結果、室(9)では酢酸水溶液
1395部(0,86モル/kP)(s4%の電流効率
に相当)が、そして室(8)では0゜60モルNaoa
/ ky (4s%の電流効率に相当)及び1.06モ
ル酢酸ナナトリウム塩を含有する水溶液が1694部得
られる。
実施例3 実施例2と同様に操作し、その際室(9)には、サルコ
シンナトリウム塩の1モル水溶液100部を、室(8)
には0.5モル酢酸ナトリウム及び0.5モル酢酸を含
有する水溶液1000部を装入する。電流密度は12時
間ののち、5 A/ dm”から0、7 A / dm
” K低下する。その結果、室(9)ではサルコシン水
溶液900 部(,1,04モル/辱、96%の電流効
率及び95%の物質収率に相当)が、そして室(8)で
は酢酸ナトリウム水溶液1207部(1,57モル/k
jりが得られる。
実施例4 二極性膜のNa”に対する遮断効果を試験するため、実
施例2と同様に操作する。試験時間は11時間、電流効
率は95%である。ナトリウム含量が室(9)では2.
30%から0.02%に低下し、室(8)では2.30
%から3.70%に上昇する。
したがって膜は150倍以上の濃度差まで、95%以上
の遮断効果を有する。
実施例5 実施例2と同様にして室(9)では1モルのくえん酸ナ
トリウム水溶液1000部、室(8)では0゜1モル苛
性ソーダ溶液1000部を用いて電気透析を行う。室(
9)ではくえん酸水溶液940部(1,0モル/ ky
、94%の物質収率に相当)、室(8)では、苛性ソー
ダ溶液1264部(1,72モルNaOH/ kg、6
9%の物質収率に相当)が得られる。
二極性膜を全部で約100時間使用し、その場合カチオ
ン交換体側では多くはpH価が7以下。
モしてアニオン交換体側では12以上である。
この時間の経過後も前記の収率が得られる。膜はわずか
に暗色に着色するが、そのほかは出発時の状態に比して
何も変化を示さない。
実施例6 実施例2に記載の装置において、第3図に示す変更を加
える。その場合、カチオン交換膜(3)に、ネオセプタ
CH−45Tのカチオン交換膜とネオセプタACH−4
5Tのアニオン交換膜から製造される。電解液室(1)
を、5%硫酸す) IJウム溶液1500部で洗浄する
。室(9)にはγ−アミノ酪酸塩酸塩(HCI X H
2N−(CH2)3− C0OH)の1モル水溶液10
00部を、そして室(8)には5%塩化ナトリウム水溶
液1000部を装入する。3A/ dm2の開始電流密
度及び室温において、12時間電気透析を行う。
室(9)ではγ−アミノ酪酸水溶液(0,95モル/k
t1約90%の物質収率及び約75%の電流効率に相当
)が得られる。この溶液の01°含量は0.1モル/ 
ky以下である。室(8)は、HCI含量が0.43モ
ル/ ktの塩酸を含有する。
実施例7 実施例6と同様にして20時間電気透析を行い、その場
合次の溶液を装入する。室(9)にテトラブチルアンモ
ニウム重硫酸塩の1モル水溶液1000部、室(8)に
はNa、PO4X 12H,Oの5%水溶液1000部
。その結果、室(9)ではテトラプチルアンモニウムヒ
ドロキシドイ半赤嚢(0゜88モル/ky)及びビステ
トラプチルアンモニウムサルフエー) (0,06モル
/kt)の水溶液994部(物質収率88%及び電流効
率88%に相当)が得られる。10時間後に室(9)内
の溶液は、はとんど完全にビステトラブチルアンモニウ
ムサルフェートの溶液から成る。
実施例8 実施例6と同様にして20時間電気透析を行い、その場
合次の溶液を装入する。室(9)にトリエチルアンモニ
ウムアセテートの1モル水溶液1000部、室(8)に
酢酸す) IJウムの5%水溶液1000部。その結果
、室(9)ではトリエチルアミンと水からの2相混合物
が807部得られ、トリエチルアミンの全量は約1.1
モル/kP(物質収率89%、電流効率62%)である
。室(8)では酢酸水溶液1196部(0,70モル/
kt、物質収率84%)が得られる。
二極性膜を全部で50時間試験に供する。はずした後、
この膜は均一でかつ緊密に接着している。これに対し膜
を(電気透析することなく)造ったのち5%NaC1中
で貯蔵すると、膜の接着は起こらない。
実施例9 実施例1(a)及び(b)と同様にして、市販(アイオ
ニックス社)の61 CZL 386と呼ばれる型のカ
チオン交換膜と103 QZL 386と呼ばれる型の
アニオン交換膜を用いて、二極性膜を製造する。
こうして造られた二極性膜を、実施例2(装置は第2図
参照)と同様にして電気透析に使用する。室温及び、電
流密度2.9 A / dm”において、10時間電気
透析を行い、その場合次の溶液を装入する。室(9)に
はナフタリン−1,5−ジスルホン酸ナトリウムの0.
25モル水溶液200部、室(8)には0.5%苛性ソ
ーダ溶液100部。室(9)ではナフタリン−1,5−
ジスルホン酸モノナトリウム塩の0.24モル溶液が1
937部(0,02モル/ kiジナトリウム塩、電流
効率50%)、室(8)では2.2%苛性ソーダ溶液が
約100o部得られる。
試験終了後に膜を検査すると、平滑で気泡がなく、接着
が良好な二極性膜が形成され、これはその各単独成分に
分離されない。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第6図は、本発明の実施態様を説明
するための6種の電気透析槽の概要図であって、1は電
解液室、2は白金電極、6はカチオン交換膜、5はアニ
オン交換膜6とカチオン交換膜7から成る二極性膜であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、接着剤としてポリビニルアミンの水溶液を使用し、
    そして両種のイオン交換膜と薄膜状接着剤から成る二極
    性膜を電気透析に付することを特徴とする、イオン透過
    性接着剤によりカチオン交換膜上にアニオン交換膜を固
    着することによる、二極性膜の製法。 2、接着剤として、0.5〜70重量%のポリビニルア
    ミン水溶液を使用することを特徴とする。 特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3、接着剤として、1〜50%ポリビニルホルムアミド
    水溶液を60〜100℃の温度で塩酸により加水分解す
    ることにより得られたポリビニルアミン水溶液を使用す
    ることを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の方
    法。 4、電気透析に際して、予備仕上げされた二極性膜を、
    アニオン交換膜が陽極にそしてカチオン交換膜が陰極に
    向くように配置することを特徴とする、特許請求の範囲
    第1項に記載の方法。 5、電気透析を、0.1〜10A/dm^2の電流密度
    及び10〜80℃の温度において行うことを特徴とする
    、特許請求の範囲第1項に記載の方法。 6、接着剤としてポリビニルアミンの水溶液を使用し、
    そして両種のイオン交換膜と薄膜状接着剤から成る二極
    性膜を電気透析に付することにより得られた、イオン透
    過性接着剤によりカチオン交換膜上にアニオン交換膜を
    固着した二極性膜を、電気透析に使用する方法。 7、有機化合物の塩の水溶液を、その有機化合物塩の基
    礎となる遊離の塩基又は酸の水溶液とするための、特許
    請求の範囲第6項に記載の方法。 8、塩基又は酸の0.1〜10モルの水溶液を製造する
    ための、特許請求の範囲第7項に記載の方法。
JP61045512A 1985-03-08 1986-03-04 二極性膜の製法 Pending JPS61207444A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19853508206 DE3508206A1 (de) 1985-03-08 1985-03-08 Verfahren zur herstellung bipolarer membranen
DE3508206.2 1985-03-08

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61207444A true JPS61207444A (ja) 1986-09-13

Family

ID=6264547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61045512A Pending JPS61207444A (ja) 1985-03-08 1986-03-04 二極性膜の製法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4670125A (ja)
EP (1) EP0193959B1 (ja)
JP (1) JPS61207444A (ja)
DE (2) DE3508206A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0397874A (ja) * 1989-09-01 1991-04-23 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 無電解銅めっきのプロセス水から連続的にエチレンジアミン四酢酸を除去しそして取得する方法
JPWO2020059627A1 (ja) * 2018-09-21 2021-09-24 旭化成株式会社 積層体、積層体の保管方法、積層体の輸送方法、保護積層体、及びその捲回体

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3603986A1 (de) * 1986-02-08 1987-08-13 Degussa Verfahren zur aufarbeitung der nach abtrennung des enzysm verbleibenden loesung aus der enzymatischen racematspaltung einer n-acetyl-dl-aminocarbonsaeure in gegenwart einer l-aminosaeureacylase
DE3642164A1 (de) * 1986-12-10 1988-06-23 Basf Ag Verfahren zum entfernen von saeure aus kathodischen elektrotauchlackier-baedern mittels elektrodialyse
US5227040A (en) * 1987-07-30 1993-07-13 Unisearch Limited High performance bipolar membranes
WO1989001059A1 (en) * 1987-07-30 1989-02-09 Unisearch Limited High performance bipolar membranes
US5051236A (en) * 1988-12-19 1991-09-24 Fmc Corporation Process for reducing the concentration of viable cells in a flowable fluid
US4938856A (en) * 1989-03-01 1990-07-03 Fmc Corporation Process for mild heat treatment of a flowable fluid
US4936962A (en) * 1989-03-01 1990-06-26 Fmc Corporation Process for adjusting the pH of an aqueous flowable fluid
US4880647A (en) * 1989-03-10 1989-11-14 Fmc Corporation Process for mild heat treatment of concentrated fluids from membranes
DE4026154C2 (de) * 1990-08-17 1994-05-19 Fraunhofer Ges Forschung Bipolare Mehrschichtmembranen
DE4041571A1 (de) * 1990-12-22 1992-06-25 Basf Ag Verfahren zur freisetzung von organischen sulfonsaeuren
EP0589133B1 (en) * 1992-09-25 2001-10-17 Dainichiseika Color & Chemicals Mfg. Co. Ltd. Processes for the production of charge mosaic membranes
EP0600470A3 (en) * 1992-12-04 1995-01-04 Asahi Glass Co Ltd Bipolar membrane.
GB2297503B (en) * 1995-02-03 1997-03-05 Air Prod & Chem Process for improving the adhesive properties of polymer surfaces
US6952603B2 (en) 2001-03-16 2005-10-04 Roche Diagnostics Operations, Inc. Subcutaneous analyte sensor
GB0901699D0 (en) 2009-02-02 2009-03-11 Ntnu Technology Transfer As gas seperation membrane
DE102009013207A1 (de) 2009-03-17 2010-09-23 Rheinisch-Westfälische Technische Hochschule Aachen Bipolare Membran

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2829095A (en) * 1955-09-03 1958-04-01 Noguchi Kenkyu Jo Process for the production of acidic and alkaline solution from salt solution by multi-compartment electrolysis
GB1038777A (en) * 1962-05-04 1966-08-10 American Mach & Foundry Improvements relating to ion-exchange materials
US3562139A (en) * 1968-08-05 1971-02-09 Ionics Cationic-anionic ion-exchange membrane
US4024043A (en) * 1975-12-31 1977-05-17 Allied Chemical Corporation Single film, high performance bipolar membrane
US4057481A (en) * 1976-05-24 1977-11-08 Allied Chemical Corporation High performance, quality controlled bipolar membrane
US4116889A (en) * 1976-08-19 1978-09-26 Allied Chemical Corporation Bipolar membranes and method of making same
US4253900A (en) * 1977-02-28 1981-03-03 Allied Chemical Corporation Method of making novel two component bipolar ion exchange membranes
US4311771A (en) * 1978-12-21 1982-01-19 Allied Chemical Corporation Process for production of electrical energy from the neutralization of acid and base in a bipolar membrane cell
DE3407719A1 (de) * 1984-03-02 1985-09-05 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Membrane aus im wesentlichen unvernetzten organischen polymeren, die ionogene gruppen gebunden enthalten

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0397874A (ja) * 1989-09-01 1991-04-23 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 無電解銅めっきのプロセス水から連続的にエチレンジアミン四酢酸を除去しそして取得する方法
JPWO2020059627A1 (ja) * 2018-09-21 2021-09-24 旭化成株式会社 積層体、積層体の保管方法、積層体の輸送方法、保護積層体、及びその捲回体

Also Published As

Publication number Publication date
US4670125A (en) 1987-06-02
EP0193959B1 (de) 1988-08-17
DE3660549D1 (en) 1988-09-22
EP0193959A2 (de) 1986-09-10
DE3508206A1 (de) 1986-09-11
EP0193959A3 (en) 1986-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61207444A (ja) 二極性膜の製法
CA1336898C (en) High performance bipolar membranes
GB2122543A (en) Bipolar membranes with separate anion and cation exchange films
US5227040A (en) High performance bipolar membranes
KR19980701493A (ko) 이극성막을 사용하는, 산, 특히 강유기산의 재생(regenerating acids, particularly strong organic acids, using bipolar membranes)
JPH10508619A (ja) 両極性膜の製造方法および電気透析による水性金属水酸化物溶液の製造方法
Bergsma et al. Ion-exchange membranes
US6569301B2 (en) Cation exchange membrane selectively permeable to monovalent cations and method for its production
US6217733B1 (en) Bipolar membrane and method for fabricating such bipolar membrane
JPH06322572A (ja) 両性膜及びアルカリ金属水酸化物水溶液の製造方法
GB2052382A (en) A process for joining fluorinated polymer cation exchange membrane
JP2687980B2 (ja) 電気透析による塩の分離方法
US5288378A (en) Guard membranes for use in electrodialysis cells
CN106268984A (zh) 一种失效的聚乙烯亚胺改性的阳离子交换膜的再生方法
JP4330829B2 (ja) 電気透析による有機酸類の除去方法及び装置
JPH04284832A (ja) 無機塩含有両性界面活性剤溶液の電気透析方法
JPS636050B2 (ja)
KR19990037079A (ko) 설폰아미드 수용액의 탈염 방법
JPH0315623B2 (ja)
WO1990014877A1 (en) Minimizing electrical resistance of bipolar membrane by limiting carbon dioxide uptake by solution
JPS62210007A (ja) アミノ酸のアルカリ塩からアミノ酸を高収率に回収する方法
Tanioka et al. Reduction of water splitting effect in bipolar membranes
JPH073051A (ja) バイポーラ膜
JPH07222915A (ja) バイポーラ膜を使用した電気透析方法
JPH0711021A (ja) バイポーラ膜