JPS61205470A - シガレツト製造機械のペーパ供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、シガレット製造機械およびフィルタ製造機械
等の類似の機械のペーパ供給装置、とりわけ、シガレッ
トペーパまたは類似のペーパウェブのボビン交換機に用
いる容器に係る。

（従来の技術） シガレット製造機械およびフィルタ製造機械等の類似の
機械は、一般に、自動ボビン交換機を備えている。従っ
てペーパを使い尽くしたボビンは自動的に新しいボビン
に交換され、ボビンの交換中でも運転を中断することな
く継続することができる。こうした目的に使われるあり
ふれた形式のボビン交換機は、例えば英国特許 第１０８６０６５号に記載されている。このボビン交換
機は、ペーパが作動ボビンから機械のシガレット棒体成
形部分まで走行する際に、当該ペーパが通り抜ける容器
を備えている。ボビンが済みそうになると、容器内に送
り込まれるペーパの供給速度は早くされ、ある程度のペ
ーパが容器内に蓄えられる。こうした操作により、ペー
パの供給が停止される容器より上流・側の位置で、使い
尽くされたボビン上のペーパの後端に新たなボビンのペ
ーパを継ぎ合わせる作業が行なわれている間、機械は運
転を続けることができる。

（発明が解決しようとする問題点） 容器はボビンを交換する以前に、機械の生産速度に見合
う多量のペーパを蓄えておく必要があるため、現在のシ
ガレット製造機械が作動するように設計されている（毎
分当たり８０００本のシガレットのオーダーの）高速の
下では問題が生じ易い。容器の収容量は、当該容器の内
容積を増やせば簡単に必要なだけ大きくできるが、容器
内でペーパがねじれてしまい、その結果、ペーパがもつ
れたりしわになったりし、あるいは容器から出ていく際
に破れてしまう特殊な問題が起きる。

（問題点を解決するための手段） 本発明の１つの実施形態に則ったボビン交換機に用いる
容器は、ペーパが容器に進入する入口に隣接して運動可
能なデフレクタを備え、当該デフレクタは、ペーパが容
器に進入する際（少なくともペーパが容器内に溜められ
ている間）に当該ペーパと係合してこのペーパをそらし
、またペーパを容器内に安全に蓄えることのできるルー
プへと折り曲げる作用を促進するよう構成されている。

デフレクタは運動可能に取り付けられ（好ましくは枢着
され）、溜まったペーパのループの圧力の下で且つ軽い
押え力に打ち勝ってペーパから遠去かることができる。

前記デフレクタには、好ましくはバランス重りが設けら
れている。従ってデフレクタにより、ペーパは当該デフ
レクタに隣接してループ状構造に先ずひた折れする。ペ
ーパの圧力が増加するにつれてデフレクタは入口から遠
去かり、次いでひた折りされたペーパを容器内に移すこ
とが！きる。そして復帰させようとする力によりデフレ
クタは当初の位置に復帰し、さらに前述したのと同じよ
うにして流入するペーパはデフレクタに隣接してひだ折
れする。こうして容器の充填作業は続けられる。容器内
におけるペーパのループ構造によりペーパはねじれるこ
とはない。

垂直方向に移動可能な内側補助壁を有する引張力検知装
置に関連した、本発明の第２の実施形態を添付図面に沿
い説明する。

（実施例） 第１図を詳しく参照する。ペーパウェブ１０は、ピンチ
ローラ１６の助けを得てキャプスタンローラ１４により
容器１２に送り込まれる。このため、ローラ１４と１６
の間の隙間が容器へのペーパ入口１５になっている。通
常の使用時、容器を通り抜けるペーパの経路は引張力検
知部材の廻りを通っている。前記引張力検知部材は、ペ
ーパの引張力の大きさに応じてほぼ垂直に移動し、また
キャプスタンローラ１４の速度を調節する。部材１８は
新規な構造からできており、以下に説明されている。

ボビン交換の準備のために、キャプスタンローラ１４の
速度は自動的に早くされペーパを容器内に蓄える。この
時期に引張力検知部材１８は機能していない。ペーパは
しわにならないよう、連続して張った状態に折り曲げる
かまたはループの状態にして容器内に蓄える必要がある
。折れ曲がり易くしてペーパがねじれるのを防止するた
めに、２ＯＡの位置で枢動するデフレクタ部材２０は、
進入してくるペーパがデフレクタ部材に衝突し、第２図
の２２Ａで示した区域内でひた折れしてデフレクタに隣
接するループ状構造を作り出すようになっている。区域
２２Ａ内に溜まった紙の憬が増えるにつれて、バランス
重り２４で加えられていた軽い押え力に逆らって紙はデ
フレクタを時計方向に動かしていく。前記バランス重り
２４は、デフレクタに固定されたねじ棒２６にねじ止め
されている。ひた折りされた紙は、デフレクタと摩擦接
触することにより最初のうちは容器内に落下するのを阻
止されているが、“ひだ”のサイズが大きくなり重員が
嵩んでいくにつれ、同時にデフレクタをほぼ垂直な位置
に向けて押していき、ひだは容器内に落下する地点に到
達する。次いでデフレクタは反時計方向に揺れ戻り、後
続のびだ折りを開始する。第２図は、ひだ２２の前の位
置に形成されたびだ２８を概略的に示している。

このようにしてペーパは、張ったループ状の連続するひ
だとして容器内に蓄えられる。前記ひだは、最終的には
容器内部のデフレクタ下部の区域でほぼ空間全体を占め
るようになる。

容器内にペーパを溜めないで機械が正常に運転している
間、容器内部のペーパウェブに作用する引張力は、デフ
レクタを第１図に示した位置に止める。バランス重り２
４が働いて、ペーパは僅かに引っ張られている。またデ
フレクタ２０の下部とのｇ擦接触により（１１２合によ
っては静電気を伴って）、ペーパの第１の束を装填する
初期の段階で、ペーパがデフレクタを離れる際にウェア
を僅かに引っ張った状態に保っている。

ウェアが容器に進入した後、固定壁５０の湾曲した上部
５０Ａにより、ウェアとキャプスタンローラ１４とは接
触することがない。壁５０の上部に位置した狭い部分５
０Ｂは、ローラ１４の円周縁に入るよう曲げてあり、ま
た枢着されたデフレクタ部材２０に向けてウェアを左方
向にそらせる形状になっている。

既に述べたように、引張力検知装＠１８は、以前から我
々が使用してきたものとは異なっている。

この引張力検知装置は、垂直方向に移動可能な内側補助
壁３０を備えている。この内側補助壁は、容器の出口３
４に向けて上向きに延びるペーパ走行部３２を容器内に
ある折り曲げられたペーパから仕切っている。壁３０を
用いないで図示のように左手の上部コーナに容器出口を
設けると、容器を通り抜けるペーパは上向きに引張られ
て折り曲げであるペーパを掻き乱してしまい、結果的に
折り曲げであるペーパがしわになったりもつれてしまう
傾向がある。

壁３０は垂直方向に移動可能であり、固定壁３６とビン
３８により傾斜しないように保持されている。また壁３
０はロッド４０の端部４０Ａに連結され、当該ロッドは
キャプスタン速度調節機４４に噛み合ったセグメントギ
ア４２に取り付けられている。ロッド４０は容器の背後
に位置し、当該ロッドの端部４０Ａは前方に折り曲げら
れ適当な弓形スロット（図示せず）を通じて容器に進入
していることが理解される。ペーパウェブの引張力は壁
３０（木製）を持ち上げようとし、その結果、ロッド４
０を時計方向に回転させる。こうしたロッドの回転によ
り、速度調節機はキャプスタンローラの速度を早める。

これとは逆に、ロッド４０の反対方向の回転はキャプス
タンローラの速度を遅くする。ペーパが容器に溜まって
いる間、０ツド４０はストッパ４６上に載っている。

引張力検知装置は有用であって、それ自体が権利となり
得る。云い換えればこの引張力検知装置は、前述したデ
フレクタ２０を備えていない容器に改良技術として組み
込むこともできる。

また容器は、同一出願人の英国特許明ｌＩ書第２０５１
７４８号のウェア吸引引っ張り部分４８をも備えている
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る容器を示しており、べ゛　−バ
は容器内に溜まることなく当該容器を通り抜けている。 第２図は、ボビン交換の準備に際し、ペーパを溜めてい
る状況の容器を示している。 １０・・・・・・ペーパウェブ、１２・・・・・・容器
、１４・・・・・・キャプスタンローラ、１５・・・・
・・ペーパ入口、１６・・・・・・ピンチローラ、１８
・・・・・・引張力検知部材（装置）、２０・・・・・
・デフレクタ（部材）、２２・・・・・・ひだ、２２Ａ
・・・・・・区域、２４・・・・・・バランス重り、２
６・・・・・・ねじ棒、２８・・・・・・ひだ、３０・
・・・・・内側補助壁、３２・・・・・・ペーパ走行部
、３４・・・・・・出口、３６・・・・・・固定壁、３
８・・・・・・ビン、４０・・・・・・ロッド、４０Ａ
・・・・・・端部、４２・・・セグメントギア、４４・
・・・・・キャプスタン速度調節機、４６・・・・・・
ストッパ、４８・・・・・・ウェブ吸引引っ張り部分、
５０・・・・・・固定壁、５０Ａ・・・・・・湾曲した
上部、５０Ｂ・・・・・・狭い部分。

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. （１）シガレツトペーパまたは類似のペーパウェブのボ
   ビン交換機に用いる容器にして、ペーパ（１０）が容器
   に進入する入口（１５）に隣接して運動可能なデフレク
   タ（２０）を備え、当該デフレクタは、ペーパが容器に
   進入する際（少なくともペーパが容器内に溜められてい
   る間）に当該ペーパと係合してこのペーパをそらし、ま
   たペーパを容器内に安全に蓄えることのできるループへ
   と折り曲げる作業を促進するよう構成されている容器。
2. （２）デフレクタ（２０）は、溜まつたペーパのループ
   （２２）の圧力の下で、ペーパ入口（１５）から漸進的
   に遠去かるように配置されている特許請求の範囲第１項
   に記載の容器。
3. （３）デフレクタ（２０）は枢動可能に取り付けられて
   いる特許請求の範囲第２項に記載の容器。
4. （４）溜まつたペーパのループ（２２）からの圧力の影
   響の下で、デフレクタ（２０）の動きは押え力により拘
   束されている特許請求の範囲第２項または第３項に記載
   の容器。
5. （５）押え力は、デフレクタに取り付けたバランス重り
   （２４）により加えられている特許請求の範囲第４項に
   記載の容器。
6. （６）容器を通るペーパの通常の経路は、ペーパ（１０
   ）がデフレクタ（２０）に係合し、ペーパの引つ張りに
   よりデフレクタを入口（１５）から遠去かるように保持
   するように位置している特許請求の範囲第１項から第５
   項のいずれか一つの項に記載の容器。
7. （７）容器内にペーパを供給するローラ（１４）の速度
   を制御するためのペーパの引張力検知装置（１８）を備
   え、しかも垂直方向に移動可能な内側補助壁を有し、当
   該内側補助壁は容器内でペーパ上に載り、壁の一部に応
   答してローラの速度を制御するように構成され、さらに
   この壁は、容器内に蓄えられたループ状のペーパをボビ
   ンの交換作業中に容器より出ていくペーパから仕切る働
   きをしている特許請求の範囲第１項から第６項のいずれ
   か一つの項に記載の容器。