JPS6120540Y2 - - Google Patents

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JPS6120540Y2
JPS6120540Y2 JP11353379U JP11353379U JPS6120540Y2 JP S6120540 Y2 JPS6120540 Y2 JP S6120540Y2 JP 11353379 U JP11353379 U JP 11353379U JP 11353379 U JP11353379 U JP 11353379U JP S6120540 Y2 JPS6120540 Y2 JP S6120540Y2
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JP
Japan
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subject
detector
base
holding arm
scintillation camera
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JP11353379U
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JPS5631372U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、被検者にラジオアイソトープを投
与し、選択的に吸収されたその各部臓器、骨など
から体外に放射されるガンマ線を検出器で検出
し、撮影するシンチレーシヨンカメラ装置、とく
に被検者の所定横断面における放射線吸収率分布
の画像、すなわちRIコンピューター断層撮影
(RICT)を行ない得るとともに、全身スキヤニ
ングをも行ない得る多目的用途に使用可能なるよ
うにしたものに関する。
〔従来の技術〕
従来の、シンチレーシヨンカメラを上下駆動部
と一体的に直立スタンドに装着するようにした
RI診断装置においては、リードスクリューおよ
びレールを備えた駆動スペースに移動台を介して
前記直立スタンドを固定するようにされているの
で、病院手持のストレツチヤーを併用すれば局部
診断および全身スキヤニングによるホールボデイ
診断が可能である。
しかし、この従来のRI診断装置ではシンチレ
ーシヨンカメラはスタンドから片持ち式に張り出
した保持腕の先端部に傾動自在に保持されていな
いので、被検者のRICTによる診断を行なうこと
はできない。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このように従来の多目的用途に利用できるよう
にしたRI診断装置においても、RICTによる診断
をなし得ないということが問題点である。
この考案は、前記した現状に鑑み、全身スキヤ
ニングを行ない得るとともに、被検者にその姿勢
保持が容易な水平位をとらせて、所定横断面にお
けるRICTを行なうのに好適な検出器の保持手段
を備えたシンチレーシヨンカメラ装置を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、前記した課題を解決するための技
術的手段として、シンチレーシヨンカメラ装置を
つぎのように構成した。すなわち、直線レールに
沿つて往復動自在とされた直立基台と、この直立
基台に鉛直面内において回転自在に軸支され、そ
の回転軸線が前記レールと直角をなして立体交差
する回転架台と、この回転架台の端部に移動自在
に取り付けられ、回転架台の前方に水平に張り出
した保持腕と、この保持腕の先端部に傾動自在に
支持されたシンチレーシヨンカメラとを備えるこ
とによつて構成されている。
〔作 用〕
この考案にかかるシンチレーシヨンカメラ装置
は、以上のように構成されているので、全身スキ
ヤニング用ベツドと組合わせた場合には、被検者
をその体軸がレールと平行で、かつ検出器の中心
軸線と交わるようにセツトし、一方検出器は、そ
の保持腕を回転架台の両側において移動させるこ
とによつて被検者に接近させ、このようにしてか
ら直立基台をレールに沿つて移動させると全身ス
キヤニングを行なうことができる。また、テーブ
ル基台に対し昇降自在に係合された昇降部をも
ち、この昇降部に係合され、長手方向に水平移動
自在に支承されたテーブル上に被検者を水平位に
て載置するテーブル装置を併用した場合には、回
転架台の回転軸の中心線上に被検者の中心がくる
ようにしてテーブルを水平移動し、検出器の中心
直下に被検者を位置決めし、さらに検出器を回転
架台の回転時に被検者に接触しない程度にその回
転中心方向に接近させてから、回転架台を一定方
向に回転させると被検体に対してRICTを行なう
ことができる。
〔実施例〕
以下この考案にかかる実施例装置について図面
にもとづいて詳細に説明する。第1図はテーブル
装置を付設した場合の実施例装置の側面図、第2
図はそれを矢印方向からみた正面図である。図に
おいて1は検出器(シンチレーシヨンカメラ)
で、被検者2に正対する側にコリメータ3を着脱
自在に装着するようにされ、保持腕4によつて矢
印方向に傾動自在なるように保持されている。5
は回転架台6の左右側面に固定されたレール、7
は保持腕の左右基部に回転自在に取付けられ、レ
ール5をたがいに挾持して転走するようにされた
上、下各1対のコロで、保持腕4は架台6に対し
てそれぞれのコロ7おおよびレール5を介して矢
印方向に移動自在なるように片持式に支持されて
いる。図にはその駆動機構は示されていないが、
保持腕4の基部端面に固定したナツトと、それと
螺合し、レール5に平行な一定位置で架台6に対
して回転自在に取付けられた送りねじ桿とを設
け、そのねじ桿を回転駆動するようにされてい
る。8は直立基台で、それに装着した一対のベア
リング9を介して回転架台6を回転自在に片持式
に支承している。9′,9″は歯車対で、直立基台
8内に設けられた2段変速ギヤモータによつて架
台6を回転駆動するようにされている。10は架
台6に設けた被検者2の一部を挿入収容するよう
にした円筒状の挿入穴である。11,11′は直
立基台8の底部に回転自在に取付けられた前後各
1対の駆動車輪で、床に埋込まれたレール上を転
走するようにされている。
つぎにこの装置に併用されたテーブル装置につ
いて説明すると、12は被検者2をのせるテーブ
ルで、フレーム部13によつてテーブル12の長
手方向に水平移動自在なるように支承されてお
り、フレーム部13は昇降部14に対してテーブ
ル12の幅方向に移動自在に係合されており、そ
して昇降部14はテーブル基台15に対し昇降自
在に係合されている。16はテーブル基台15の
床面移動用のキヤスタである。前記したテーブル
12、フレーム部13、昇降部14、テーブル基
台15およびキヤスタ16からテーブル装置が構
成されている。
つぎにテーブル装置と併用したこの装置におけ
る動作について説明する。被検者2のたとえば肝
臓のRICTにより画像をえようとする場合には所
定のラジオアイソトープ(たとえばTc−TcSコ
ロイド3mCi)を投与し、所定時間経過した被検
者2をテーブル12上に仰臥させ水平位をとらせ
る。そしてテーブル基台15を第1〜2図に示し
た位置に移動し、架台6の挿入穴10の中心線上
に被検者2の肝臓部の略中心が一致するようテー
ブル12を、フレーム13と昇降部14とをそれ
ぞれ幅方向および上下方向に移動させて位置調整
を行う。ついでテーブル2を右方向に水平移動し
て、検出器1のコリメータ3の中心直下に被検者
2の肝臓部の略中心がくるようにしてから、保持
腕4を介して回転架台6に保持されている検出器
1が回転架台6の回転によつて被検者2のまわり
にまわされる際に、被検者2に接触することのな
い程度まで被検者2の体格にあわせて検出器1を
回転中心方向に接近させる。このように検出器1
と被検者2との位置決めを行なつてから、回転架
台6を挿入穴10の中心を回転中心として、直立
基台8に対して、たとえば第2図の2点鎖線で示
すように時計方向に低速回転させることによつて
被検者2を通して肝臓部から放射されるガンマ線
が各回転位置における検出器1にコリーメータ3
を介して検出され、その検出信号が別に設けられ
たコンソール部によつて、収集され、高速演算の
上、影像処理がなされて、RICTがえられる。
この装置に対して、前記テーブル装置を第1図
に示す関係位置におき、テーブル基台12上に被
検者2を図示のように仰臥水平位をとらせ、テー
ブル12を左方向に水平に移動し、適当な位置に
もつてくることによつて、被検者2の腹部より下
位の部分に対して、被検者2の前面から、また回
転架台6を図示の位置から180゜回転させて2点
鎖線で示すように検出器1をテーブル12の下方
に位置させるときには被検者2の背面から、それ
ぞれラジオアイソトープ像(RI像)をえる静止
検査を行なうことができる。また被検者2の腹部
より上位の部分に対するRI像をえる静止検査を
行なうには、被検者2をその頭部が挿入穴10側
にくるようにテーブル12に仰臥させればよい。
いずれも場合においても、検査部位に対してコリ
メータ3をできるだけ近接させる必要があるが、
それに対しては検出器1を保持腕4に対して適宜
傾動させ傾斜姿勢をとらせるか、回転架台6を直
立基台8に対して適宜回動させ、第2図に示すよ
うに検出器1を傾斜させるか、必要があれば両者
を併用するようにすればよい。
第3図はこの装置を全身スキヤニング用ベツド
と組み合わせた場合の側面図である。図において
17は被検者2が水平位にて仰臥するベツドで、
キヤスタ付き基台18に対して片持式に支承され
ている。この組合わせによつて被検者2をたとえ
ばその背面から全身スキヤニングする場合には、
第1図に示した回転架台6を180゜回転させて、
ベツド17の下方に位置するようにし、ついでベ
ツド17の基台18を直立基台8の脚部がベツド
17の基台18にとりこまれるようにこの装置に
接近させる。そして被検者2の体軸が、駆動車輪
11,11′の走行レールと平行になるように
し、さらにそれがコリメータ3の中心をとおるよ
うにセツトする。ついで保持腕4をレール5にそ
つて上昇させ、検出器1をできるだけベツド3に
接近させる。
このようにこの装置とベツド17との関係位置
を調整してから、直立基台8をその駆動車輪1
1,11′によつて、レールにそつて走査速度に
て走行させ、検出器1を被検者2の体軸にそつて
移動させるとによつて、その全身スキヤニングの
検査を行なうことができる。
また全身の側面スキヤニングの検査を行なうに
は、第3図において一旦ベツド17の基台18を
左方に遠ざけてから、検出器1を保持腕4に対し
て反時計方向に90゜傾動させ、コリメータ3が鉛
直になるようにし、ついで、保持腕4をレール5
にそつて上昇させ、コリメータ3の中心を被検者
2の体軸の高さにあわせてから、基台18を前記
同様にこの装置に近接させて、スキヤニングを行
えばよい。
なお、上記実施例では全身スキヤニングを行な
う場合この実施例装置に全身スキヤニング用ベツ
ドを組合わせ、この装置をベツド17上の被検者
2の体軸方向にトラバースさせるようにしてい
る。しかし直立基台8の円筒状のテーブル挿入用
穴10を貫通穴としておけば、第1図における
RICT検査と同様の状態でテーブル12および基
台15をいずれもテーブル12の長手方向にそれ
ぞれ移動することで全身スキヤニングを行なうこ
とも可能である。
〔効 果〕
この考案にかかるシンチレーシヨンカメラ装置
においては、前記テーブル装置を併用する場合に
は、被検者にその姿勢保持が容易な水平位をとら
せて所定横断面におけるRICT像を得ることがで
き、前記全身スキヤニング用ベツドを併用する場
合には全身スキヤニングを検出器の被検者の体軸
に沿つての移動により行なうことができることか
ら、局部的なRI診断、全身スキヤニングによる
ホールボデイ診断ならびに所定横断面でのRICT
による診断等多目的用途に使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の1実施例であるシンチレー
シヨンカメラ装置のテーブル装置を付設した場合
の外形側面図、第2図はその外形正面図、第3図
はこの装置を全身スキヤニング用ベツドと組合わ
せた場合の外形側面図である。 1……検出器(シンチレーシヨンカメラ)、2
……被検者、4……保持腕、6……回転架台、8
……直立基台、10……テーブル挿入用穴、12
……テーブル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直線レールに沿つて往復動自在とされた直立基
    台と、この直立基台に鉛直面内において回転自在
    に軸支され、その回転軸線が前記レールと直角を
    なして立体交差する回転架台と、この回転架台の
    端部に移動自在に取り付けられ、回転架台の前方
    に水平に張り出した保持腕と、この保持腕の先端
    部に傾動自在に支持されたシンチレーシヨンカメ
    ラとを備えてなるシンチレーシヨンカメラ装置。
JP11353379U 1979-08-18 1979-08-18 Expired JPS6120540Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11353379U JPS6120540Y2 (ja) 1979-08-18 1979-08-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11353379U JPS6120540Y2 (ja) 1979-08-18 1979-08-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5631372U JPS5631372U (ja) 1981-03-26
JPS6120540Y2 true JPS6120540Y2 (ja) 1986-06-20

Family

ID=29345821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11353379U Expired JPS6120540Y2 (ja) 1979-08-18 1979-08-18

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JP (1) JPS6120540Y2 (ja)

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JPS5631372U (ja) 1981-03-26

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