JPS61204469A - 多段式吊り足場構造体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は建造物等の側面や外壁の工事を行なうために現
場に据付けられる多段式の吊り足場構造体に関する。

［従来の技術］ この種の吊り足場構造体は、最上部に位置する天ビンと
呼ばれている吊り枠の下方に、足場板を固定した足場枠
を多段に吊下げて使用されているが、従来は、吊り枠１
足場枠等が構造的に統一性がなく、使用しないときの保
管が極めて不便であった。また、この吊り足場構造体は
、チェーン取付金具、手摺取付金具、梯子等を使用する
組合本発明は上記従来技術の欠点を解消するためになさ
れたものであって、据付が容易で不使用時にはコンパク
トに保管することができる多段式吊り足場構造体を提供
することを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ 上記の目的を達成するために、本発明にかかる多段式吊
り足場構造体は、ワイヤ等によって吊支される吊り枠に
、これと同一形状の枠体内に足場板を嵌合保持させた吊
り足場をチェーンにて平行に複数段連結する構造とし、
前記吊り枠及び吊り足場の同一面上に位置する各辺の同
一長さの枠材を各同一面毎に互いに平行状態でチェーン
により吊下げるようになした。これにより、各辺の枠材
をスダレ状に吊下げた状態で前記吊り枠及び吊り足場を
組立てることができるようになしたものである。

［実施例］ 第１図は本発明にかかる多段式吊り足場構造体’、ｘ、
。

４分・一実施例を示す斜視図である。

１．ｉ、ν “　本実施例は、現場の埋込金具ｌＯに据付けて使用さ
れるもので、最上部に角パイプを長方形に組んだ吊り枠
１２が配設され、吊り枠１２の下方には一定の間隔を置
いて複数段の吊り足場１４が平行に配設されている。

吊り足場１４は、第２図に示すように吊り枠１２と同一
形状の　枠材１６Ａ、１６Ｂを組合せた足場枠１６内に
足場板１８を嵌合させた構造となっている。枠材１６Ａ
には貫通孔２０．２２が形成されており１貫通孔２０に
は枠材１６Ｂの先端部の突棒２４が嵌合され１貫通孔２
２には足場板１８の側壁に突設された突棒２６が嵌合さ
れるようになっている。これら貫通孔と突棒の上下には
通し孔２８が穿設されており、貫通孔に突棒を嵌合させ
た状態でこの通し孔２８にボルトまたは止め棒を挿入し
てこれらを係止するようになっている。

吊り枠１２及び吊り足場１４の同一面上に位置第３図は
吊り枠１２及び吊り足場１４の短辺側の面を形成する構
成部品を示す図で、吊り枠１２の枠材１２Ａ、吊り足場
１４の枠材１６Ａは、それらの両端部近傍に固着された
チェーン取付金具３２に取付けられたチェーン３０によ
り互いに平行に一定間隔をおいてスダレ状に連結されて
いる。

第４図は吊り枠１２及び吊り足場１４の長辺側の面を形
成する構成部品を示す図で、吊り枠１２の枠材１２Ｂ、
吊り足場１４の枠材１６Ｂが第３図に示した短辺側と同
様に、チェーン３０により互いに平行に一定間隔をおい
てスダレ状に連結されている。

また、短辺側、長辺側の双方のチェーン３０には手摺取
付金具３４が取付けられ１両チェーン３０間に手摺３６
が掛は渡されている。

次に上記の通り構成した本実施例の組立方法を説明する
。

上記の短辺側、長辺側の構成部品を予め地上で形成して
おき、これら構成部品を、まずチェーンまたはワイヤ３
８によって埋込金具ｌＯに吊支し、最初に吊り枠１２を
組立てる０次に各段の枠材１６Ａ、１６Ｂを足場板１８
を嵌合させながら順次組立てる。梯子は吊り足場１４の
足場枠１６に取外し可能に装着されるが、これは予め一
面の構成部品に装着しておいてもよいし、あるいは第１
図のように組立後に装着してもよい。

解体して保管する場合にはその逆を行なえばよいＣ なお、本実施例においては、縦方向に一列に吊り足場を
配設したが、足場板枠を前後方向あるいは左右方向に連
結して床面積を大きくした吊り足場とすることもできる
。また、吊り足場を一定間隔で離間させずに、チェーン
の長さを変えて必要な箇所だけの吊り足場とすることも
できる。さらに、吊り足場構造体の剛性を確保するため
に、組立後、各吊り足場間にプレースを取付けることも
一以上説明した通り、本発明にかかる多段式吊り足場構
造体は、吊り枠及び吊り足場の同一面上に位置する各辺
の同一長さの枠材を各同一面毎に互いに平行状態でチェ
ーンにより吊下げるようになしたので、各辺の枠材をス
ダレ状に吊下げた状態で簡単に前記吊り枠及び吊り足場
を組立てることができ、不使用時には各面毎のスダレ状
にて保管することができるので保管スペースを節約する
ことができる。特に、地上で各面の構成部品を組立て１
個々にこれを吊下げることができるので、狭い場所での
組立て、解体に便利である。また、区画された小部屋間
に足場を転用する場合の運搬にも有効である。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明にかかる多段式吊り足場構造体の一実施
例を示す斜視図、第２図は同実施例の吊り足場の構造を
示す斜視図、第３図は同実施例の短辺側の構成部品を示
す図、第４図は同実施例の長、辺側の構成部品を示す図
である。 す７企　吊り枠 １２Ａ、１２Ｂ、１６Ａ、１６Ｂ・・・枠材１４・・・
吊り足場　１６・・・足場枠　１８・・・足場板３０・
・・チェーン　３６・・・手摺 ３８・・・チェーンまたはワイヤ 出願人　日立プラント建設株式会社 第１図 １４：　　吊りＬＩＡ １８：ｌ場極− ３０：　　チェーン ３１５：　１慴 ３８：　　す１−ンよｈはワイヤ 第２図 １６：　　芝土％本空 １６Ａ、１６８：　　枠材 第３図　　　　第４図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ワイヤ等によって吊支される吊り枠に、これと同
   一形状の枠体内に足場板を嵌合保持させた吊り足場をチ
   ェーンにて平行に複数段連結した多段式吊り足場構造体
   であって、前記吊り枠及び吊り足場の同一の面上に位置
   する各辺の枠材を各同一面毎に互いに平行状態でチェー
   ンにより吊下げるようになしたことを特徴とする多段式
   吊り足場構造体。
2. （２）各同一面上の前記チェーンに手摺を取外し可能に
   装着した特許請求の範囲第（１）項に記載の多段式吊り
   足場構造体。