JPH03244736A - 作業空間管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【産業上の利用分野１ 本発明は一般に作業空間管理システムに関するもので、
具体的にはこのような作業空間管理システムの入口ホー
ル（ホールウェイ）形成部分の改良に関するものである
。 【従来の技術】 本出願人バーマン　ミラー　インコーホレイテッドによ
り２０年以上も前から開発されたオープン・プラン・オ
フィス・システムは一連の剛性パネルをその向き合った
縁部で互いに接合して作業空ｒｉＪｆｆ（ワークスペー
ス）を仕事領域（ワークエリア）に分割するものである
。これらパネルは、直線部でも角度のある連結部でも、
また多重壁連結部でも、この向き合った縁部で迅速容易
に結合される。 オープン・プラン・システム及びその他のオフィス環境
用の新しいウオールシステムが本出願人の米国特許第４
，６８５，２５５号に開示されている。 この米国特許のウオールシステムは、縁部で互いに剛性
結合された剛性矩形状フレームと、このフレームの両面
に取外し可能に取付けられる交換可能なモジュール（基
本）タイルとから成っている。 すべてのパネルは、フレームの幅に実質的に等しい幅を
もつものとして開示されている。フレームから機能性家
具（事務具）を吊り下げるためタイルの位置より外側へ
出る家具吊り下げブラケットをフレーム上に支持するス
ロットの縦列が設けられる。 オフィス設備においては、入口ホールがこのようなウオ
ールシステムのレイアウトの結果として定まる。しかし
、垂直に繰り返すタイルのパターンは、機能性及び審美
的理由から入口ホールにおいては、オフィス内と違って
好ましくない。スロットの縦列は入口ホールでは必要と
されない。垂直な繰返しパターンは、人によって見た目
の感じがオフィス内と違って入口ホールでは好ましくな
いこともあろう。より一様性のある°ことが入口ホール
では望ましいものとされる。

【発明の開示】

本発明によれば、作業空間管理システムは建物内の空間
を作業空間と入口ホールとに仕切るもので、このシステ
ムは縁部で互いに剛性結合された剛性矩形状フレームか
ら形成される剛性枠組を有している。剛性枠組は入口ホ
ールの壁部をその一例に形成する。 壁部を形成する基本（モジュール）ホール用タイルの多
数が入口ホールの壁部のフレームに取付けられる。ホー
ル用タイルは共通の高さをもち、またそれが取付けられ
るフレームの少なくとも２個分にさし渡される長さをも
つ。ホール用タイルの各々は好ましくは矩形状フレーム
の幅の整数倍単位である長さとするのがよい。 好適に、剛性枠組は仕事領域（ワークエリア）として使
われる仕事領域壁部をも形成する。多数の壁部形成基本
タイルが前記枠組の仕事領域壁部の面に取外し可能に取
付けられる。これらの基本タイルは共通な高さをもつと
共に、それらが互いに交換可能に取付けられるフレーム
の幅に実質的に等しい幅をもつ。さらに、ホール用タイ
ルの各々は、基本タイルの高さに等しい高さか、又はそ
の整数倍の高さをもつことが好適である。剛性枠組の入
口ホール側に少なくとも基部ワイヤ収納手段が設けられ
、通信用又は電力用ワイヤを収納する。 基部ワイヤ収納手段は矩形状フレームの少なくとも或る
ものの基部に固定される。好適に、基部ワイヤ収納手段
は矩形状フレームの↓つの幅より大きい整数倍に等しい
長さとし、好ましくはホール用タイルと等しい長さをも
つ。典型的な設備において、基本タイル及びホール用タ
イルの高さは等しい。 フレームを横断するホール用タイルは規定サイズの基本
タイルと同じ取付は手段を有するが、長いタイルの中間
を剛性枠組に止めるための追加取付は手段をホール用タ
イルの中間に設けてもよい。 タイルの取付は手段は前記米国特許に開示されたタイプ
のものでよい。 【実施例） 図面を参照して本発明の実施例について説明する。 第１図を参照すると、単一仕事領域１２と複数仕事領域
１４とから戊るオフィス環境が示されている。 高い自立壁１６と短い壁１８とが単一仕事領域を区画し
ている。壁１６には仕事表面２０が片持ち式に取付けら
れている。吊り下げキャビネット２２と棚２４も壁１６
に支持されている。これらの壁は基本（モジュール）タ
イル３０、弯曲タイル３２及び延長（ホール用）タイル
５０から形成されている。各々の壁の基部に基部ワイヤ
収納体２６が設けられ、選ばれた場所の壁の腰の高さに
腰高ワイヤ収納体２８が設けられる。斜めパネル２９は
防音材料製で、ｆｉ１６の１つの延長部として設けられ
る。 複数仕事領域１４も同様な性質のもので、自立する高い
壁１６と、これに接合された短い壁１８とにより形成さ
れている。仕事表面２０、吊り下げキャビネット２２、
棚２４も同じくこれら壁土に設けられる。 その上、基部及び腰高ワイヤ収納体２６．２８も選ばれ
た場所に設けられる。テーブル３４が一部壁により支持
され、その外方端の下に外端支持脚がある。 ９０’継手３５，１２０°継手３６、及びＴ字壁接合部
３７が種々のパネル（タイル）の間に所望により設けら
れる。さらに、直壁接合部３９が直線全区間と弯曲壁区
間との間に形成されている。 次に第２図を参照すると、典型的な壁区間は多数の矩形
状フレーム４０から形成されていることが認められる。 各フレーム４０は一対の同一な垂直部材４２を水平部材
４４及び４６に溶接して成る。これらフレーム部材は家
具等級の仕上げを有する必要はなく、ロール仕上げ又は
その他適当な金属形成技術により形成され得る。フレー
ム４０は好適に前記米国特許に開示されたフレームと同
一なものとするのがよい。 第３図を参照すると、多数の矩形状フレーム４０から形
成された典型的な剛性枠組の仕事領域側に、等しい高さ
寸法の基本タイル３０がフレーム４０に取外し可能に取
付けられている。ここで″タイル″という語は、フレー
ム４０の外表面に掛けられるモジュール寸法の取外し可
能なパネルをさすものである。これによりフレームの内
部は中空に保たれる。 タイル３０の各々は通常同一高さであるが、外表面は異
なるものとし、又は内部に防音処理を施してもよい。例
えばタイル３０の外表面を布又はビニル材料又は木材ベ
ニヤで被覆するか、又は塗装してもよい。タイルは、エ
ツジを内側に曲げた金属パンに所望により被覆又は塗装
を施して形成され得る。所望により防音材３１を金属パ
ンの内部に第５図に示すように設けてもよい。典型的に
、タイル３０は約１６インチの高さと、実質的にフレー
ム４０の１個の幅に等しい幅とを有する。 タイル３０を矩形状フレーム４０に取外し可能に固定す
る方法は第５図に示してあり、ここで垂直フレーム部材
４２とタイル４８は部分的に切除しである。 各タイル３０は、その底部に一対のフック状クリップ６
８を間隔を置いて固着しである。クリップ６８はタイル
３０から後方（内方）へ突起し、矩形開口６２と一致す
るように位置づけられている。タイル３０はさらに一対
の後方へ突起するバネクリップ６９を取付けており、こ
のクリップ６９は垂直フレーム部材４２の一組の角穴６
０と一致するように間隔をあけられている。バネクリッ
プ６９は垂直方向に可撓性があるから、角穴６０に押し
込むことができ、角穴の背後に第５図に示したように座
止することができる。こうして、タイルは、タイルを外
側へ傾けて矩形開口６２が見えるようにして、フック状
クリップ６８を矩形開口６２に入れることにより容易に
フレーム４０に取付けられる。ついでタイルを上方へ回
動させて、クリップ６９を角穴６０に通過させ、その背
後に座止するようにさせる。 再び第５図を参照すると、下方の水平部材４４の頂面に
Ｉ字形ブラケット７０がリベット又はボルト８０により
固着されている。細長いチエ−スフ２が水平部材４４の
頂面を横切り、側部を下って外方へ延び、その外端にヒ
ンジチューブ７４を形成している。 このヒンジチューブ７４は垂直部材４２と重なる関係で
横方向に延び、ねじでフレーム部材４０に固着される取
付はフランジ（図示せず）を有している。 ヒンジカバー８０はその底部にソケットフランジ８４を
有し、これはヒンジチューブ７４を受は入れて、ヒンジ
式カバー８４を細長いチエ−スフ２に枢着する。 内向きフランジ８６がヒンジ式カバー８２の頂部にあり
、タイル３０の下に入り込む。カバー保持具９２が垂直
部材４２に取付けられ、その頂部に保持フランジを有し
ている。内向きフランジ８６は下向き突起８６ａを有し
、これは保持具９２とスナ・ツブ嵌合してヒンジ式カバ
ー８２を細長いチエ−スフ２の前面に保持する。 ここで第３図を参照すると、典型的な全区間の仕事領域
側が図示されている。矩形状フレーム４０の各々の底部
にはワイヤ収納カバー８２がある。ワイヤ収納カバー８
２の上方には、典型的な標準基本タイル３０がある。タ
イル３０の上方にはレールタイル４８があって、これに
は多数の水平レールが第３図のように形成されている。 さらに、タイル４８の上方には、ぼかしタイル又は窓タ
イル４８Ａがあり。 これには窓が設けられている。ぼかしタイル又は窓タイ
ルは米国特許筒４，８７６．８３５号に従って製作され
得る。 前述のように、タイル３０．４８、及び４８Ａの各々は
矩形状パネル４０の幅に等しい長さのものである。 他方、本発明に従えば、枠組の入口ホール側には第４図
に例示するようにタイル５０が貼設され、これは全区間
の長さに等しい長さを有する延長タイルであって、各タ
イル５０の長さは矩形状フレーム４０の１つの幅より大
きい整数倍である。例えば。 第４図に示すように、タイル５０は矩形状フレーム４０
の３個の幅に等しい長さを有する。 タイル５０は標準タイル３０又は４８と同じ高さを有し
得る。従って典型的な標準ハイパネル区間（例えば第１
図の１６の区間）では、タイル５０は３段となり得る。 さもなければ、タイル５０の高さｔｉタイル３０の高さ
の倍数となり得る。 他方、入口ホールの壁がタイル４８Ａのように窓を有す
べき場合は、入口ホールの頂部を窓タイル４８Ａで形成
してもよい。 入口ホールの壁の基部には、普通のワイヤ収納カバー８
２が設けられる。しかし、それらを短い寸法とする代わ
りに、タイル５０と同じ寸法としてもよい。 再び第２図を参照すると、壁部を例えば４枚の矩形状フ
レーム４０から形成すべき場合は、タイル５０の長さは
矩形状フレーム４０の幅の４倍となるように延長される
。同様にして、第２図から明らかなように、頂部タイル
さえも全寸法タイルとすることができる。 加えて、ワイヤ収納カバー８２も全区間の全長寸法であ
る。同様に、頂部キャップ５２が、タイルを全区間の両
面に適用した後に、その上から嵌め込んで設けられる。 タイル５０は前述したように種々のオプションとしても
よい。具体的に、これらオプションはベニヤ被覆、又は
重被覆型であり得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の基礎である米国特許筒４，６８５゜２
５５号に係るウオールパネルシステムを本発明により修
正したオフィス環境の斜視図、 第２図は本発明に係る剛性結合した多数の矩形状フレー
ムと頂部キャップ、延長タイル、ワイヤ収納カバーの関
係を示す分解した正面図、第３図は前記米国特許に係る
典型的なオフィス内の壁部を示す正面図。 第４図は第３図の壁部の反対側の本発明に係るホール用
壁面を示す背面図、 第５図は壁タイルを矩形状フレーム部材に取り付ける好
適な方法を示す断片的断面図である。

【符号の説明】

１２・・・作業空間（仕事領域） １６・・・自立壁 ３０．４８．４８Ａ・・・壁形成用基本タイル４０・・
・矩形状フレーム ４２・・・垂直部材 ４４．４６・・・水平部材

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、建物の空間を作業空間（１２）と入口ホールとに仕
   切るための作業空間管理システムであって、縁部で互い
   に剛性結合された剛性の矩形状フレーム（４０）多数か
   ら形成された、一側に入口ホールの壁部を形成する剛性
   枠組から成り、該剛性枠組の入口ホール側には多数の壁
   を形成するホール用タイル（５０）が取付けられ、該ホ
   ール用タイル（５０）の各々は前記矩形状フレーム（４
   ０）の１個の幅より大きい整数倍の長さをもっているこ
   とを特徴とする作業空間管理システム。 ２、前記ホール用タイルの各々は前記矩形状フレーム（
   ４０）の高さの整数分の１に実質的に等しい高さをもっ
   ている請求項１に記載の作業空間管理システム。 ３、前記枠組の入口ホール側に基部ワイヤ収納手段（８
   ２）が設けられ、前記矩形状フレーム（４０）の或るも
   のの基部に通信用及び（又は）電力用ワイヤを収納する
   ようになっている請求項１又は２に記載の作業空間管理
   システム。 ４、前記基部ワイヤ収納手段（８２）は前記矩形状フレ
   ーム（４０）の幅より大きい整数倍に等しい長さである
   請求項３に記載の作業空間管理システム。 ５、前記基部ワイヤ収納手段（８２）は、前記矩形状フ
   レームの幅より大きい整数倍に等しく且つ前記ホール用
   タイル（５０）の長さに等しい長さである請求項３に記
   載の作業空間管理システム。 ６、前記剛性枠組は仕事領域として使用される少なくと
   も１つの仕事領域壁部を形成し、多数の壁形成用基本タ
   イル（３０、４８、４８Ａ）が前記枠組の仕事領域壁部
   の面に取外し可能に取付けられ、前記基本タイル（３０
   、４８、４８Ａ）は、それらが互いに交換可能に取付け
   られるフレーム（４０）の幅に実質的に等しい幅と共通
   の高さとをもっている前記請求項のいずれかに記載の作
   業空間管理システム。 ７、前記ホール用タイル（５０）の各々が前記基本タイ
   ルの高さに等しいか又は倍数の高さである請求項６に記
   載の作業空間管理システム。 ８、前記基本タイル（３０、４８、４８Ａ）の高さとホ
   ール用タイル（５０）の高さとが等しい請求項６に記載
   の作業空間管理システム。