JPS61204398A - 金属管内面の電解研磨加工法 - Google Patents

金属管内面の電解研磨加工法

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JPS61204398A
JPS61204398A JP4464985A JP4464985A JPS61204398A JP S61204398 A JPS61204398 A JP S61204398A JP 4464985 A JP4464985 A JP 4464985A JP 4464985 A JP4464985 A JP 4464985A JP S61204398 A JPS61204398 A JP S61204398A
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JP
Japan
Prior art keywords
metal tube
pipe
electrode
inside surface
longitudinal direction
Prior art date
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Pending
Application number
JP4464985A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Kataoka
片岡 浩三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority to JP4464985A priority Critical patent/JPS61204398A/ja
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は金属管、特に長尺の金属管内壁面を効率的にか
つ斑のない状態で高精度に電解研磨する方法を提供する
ものである。
〔従来技術〕
電解液中において、金属板と電極とを対向させて通電す
ることによって高精度に電解研磨する方法を本発明者等
は開発しているが、この方法によって金属平板を研磨す
ることによって鏡面に加工された金属平板を得ることが
可能である。
そこで、本発明者は金属管の内径が1インチ程度のもの
について電解研磨を試みたところ、この金属管が短い場
合には予期した鏡面研磨効果を得ることかできた。
しかし、前記小さな内径のものでは1〜2m程度までは
電解研磨が可能であるが、それ以上の長さの金属管の場
合には殆ど所定の精度に加工が困難であり、加工された
部分と加工されない部分とがむらとなって混在すること
が多かった。
本発明者等の知見によれば、熱交換器あるいはボイラを
構成している金属管の内面が通常の金属管の表面荒さと
比較して高精度(微細に)、すなわち鏡面に研磨されて
いる場合には、汚物や水垢の付着が著しく減少すること
を確認している。そして、その金属管内面の表面処理法
として電解研磨による鏡面加工が適しており、効率的に
目標とする表面精度が得られることも確認されている。
例えば、熱交換器を構成している金属管や各種の機器を
構成している配管あるいは伝熱管を考慮した場合には、
374インチあるいは578インチ程度の細径の金属管
で、その長さが最低でも3〜6m程度のものを処理する
必要がある。
しかし、単に電極を金属管内に挿入した状態で電解処理
を施した場合には、前記のように精々2m程度の長さの
金属管の処理が限度であり、前記用途に使用されている
長いものの電解研磨処理は実質的に困難であり、通常は
電解研磨がまだらとなる欠点があった。
このような事情から熱交換器やボイラの構成材料である
長尺の金属管内を所定の表面精度、即ち鏡面に電解研磨
することは困難であった。
〔発明の目的〕
本発明は、前記従来の電解研磨法の欠点に鑑み得られた
ものであって、その目的とするところは、長尺の金属管
の内面を効率的に電解研磨する方法を提供するものであ
る。
更に別の目的は、汚物が付着し難い金属管を有する熱交
換器等の機器を提供することにある。
〔発明の概要〕
前記目的を達成するための本発明の構成は、金属管内に
所定の間隔を保持して電極を支持し、前記金属管を回転
と共に前記電極に対して相対的に回転を与えると共に、
その長手方向にも移動させ、前記金属管内に電解液を供
給しながら通電することを特徴とする金属管内面の電解
研磨加工法である。
〔実施例〕
次に図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明にかかる電解研磨法を実施するための装
置の概略を示す説明図であって、被処理物である金属管
1は複数組のローラ2,3上に支持され、回転と長手方
向の運動ができるようになっている。
前記金属管lの両端は閉鎖体4,5で閉鎖されており、
一方の閉鎖体4の軸6の端部に設けた回転継手7を経由
して電解液りが供給され、閉鎖体4に形成されたリング
溝8を経由してノズル9より金属管l内に分散して供給
される。
金属管1の一端に設けた閉鎖体4より供給された電解液
りは他端に設けた閉鎖体5に設けた2排出口10より外
部に排出される。11は電解iLのタンクであって、こ
のタンクll内の電解液Lポンプ12.配管13を経由
して前記回転継手7より閉鎖体4に供給される。
15は電極であって、その先端には通電部16が形成さ
れ、絶縁体で構成された支持体17によって管内壁面と
一定の距離を保つように支持されている。この電極15
はローラ18によって挟持されており、管の長手方向に
移動することができる。
20は電源であって、マイナス側は電極15に供給され
、プラス側は接触子21と接触リング21aによって金
属管1辷供給される。
さて、金属管lは第1図及び第2図に示すようにローラ
3.3a  (4,4a)上に支持されてこのローラ3
,3aが矢印のように回転することによって金属管1は
矢印のように回転させられる。この金属管1に設けた支
持体17は例えば第2図のような構造をしており、電極
15、を金属管1の中央部に電気的に絶縁状態で支持す
ると共に支持体17に設けた窓17aより電解液りを通
過させるように構成されている。
ローラ3,3a及び4,5aは第3図及び第4図に示す
ようにフレーム30上に軸31によって水平方向に回転
可能に支持され、スプロケットホイール32にタイミン
グベルト33が懸は渡され、同方向に旋回するように構
成されている。このスプロケットホイール32の上方に
はブラケット34を介してローラ3,3aが支持されて
いる。
2本を1対となって金属管1を支持するするローラ3,
3a (あるいは4.4a)は、第3図のように矢印A
で示すように同時に同方向に旋回可能になっており、こ
のようにローラ3゜3aが旋回することによって金属管
lは矢印BあるいはCの方向に移動することができる。
前記実施例で示したローラ3.3a  (4,4a)は
金属管1を支持して回転させると共にローラの軸線を旋
回させることによって金属管1の長手方向に移動する力
を与えるように構成している。
しかし、ローラ3.4は金属管1を支持しながら回転さ
せる機能を持たせ、例えばベルトコンベアやローラコン
ベアを併用して金属管1の長手方向に送り作用を与える
ように構成しても良い。
また、金属管1の外周に環状のベルトを金属管1の軸線
に斜向するように懸は渡し、このベルトを駆動すること
によって金属管lに回転を与えながらベルトの傾斜角と
その速度に応じて移動させることができる。
第5図及び第6図は閉鎖体4を示すもので、閉鎖体4の
一面は凹状に形成され、その内面にバッキング40が設
けられて金属管1の端面に接触してシールする。中央部
に設けた突起部4■にはゴム等の弾性法で構成した弁体
42が設けてあり、通常は電解液りの通路43の先端部
を閉止しているが、電極15が突入した来た際にはその
通路43内に収容できるようになっている。通路45は
リング溝8に接続され、このリング溝8の開口部に設け
たリング板44に設けたノズル9より金属管1内に噴射
される。
第6図に示すように金属管1にはリング体46が固定さ
れ、これに設けたブラケット47の穴とブラケット48
の穴とにボルト49を貫通して締付けることによって閉
鎖体4を金属管1の端部に着脱することができる。
第7図及び第8図は電極15を金属管1内に支持するた
めの支持体17を示すもので、管内面に接触するリング
部50内に腕部51によって固定部52を支持し、この
固定部52によって電極15を支持し、セントボルト5
3によって電極15に固定することができる。
支持体17には前記のように窓部17aが設けられてお
り、この窓部17aを通じて電解液りを通過させながら
電極15を金属管1の中心部に支持することができる。
さて、前記実施例においては、金属管lにローシャベル
ト等の手段によって回転を与えながらその軸線方向(矢
印B、C方向)に移動させることによって電極15との
間に相対的な運動を起しながらその内面を電解処理する
方法を説明したが、この方法の他に下記の方法を採用す
ることができる。
すなわち、金属管1を一定の場所において回転させなが
らその中心部に電極15を挿入し、この電極15を前後
に移動させることによって電解研磨加工を行うことも可
能である。
又、金属管1を一定の場所に固定し、その中心部に電極
15を挿入し、この電極15を回転させながら前後に移
動させることによって電解研磨加工を行うことも可能で
ある。
〔発明の効果〕
本発明は■被処理物である金属管に回転運動とその軸線
方向の運動とを与え、しかも電極をその金属管の中心部
に保持しながら金属管の内部に電解液を供給して電解処
理を行なうか、あるいは■金属管を回転させながら電極
をその軸線方向に移動させ、その金属管の内部に電解液
を供給しながら電解処理を行うか、あるいは■金属管を
固定し、電極を回転させながらその軸線方向に移動させ
、その金属管の内部に電解液を供給して電解処理を施す
ので、次の効果を奏することができる。
被処理物である金属管1と電極15との間の間隙を金属
管1の全長にわたってはy゛一定に保持することができ
るので、電解研磨加工の精度が著しく向上し、金属管l
内の全表面にわたって良好な研磨加工を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施するための装置の概略を示す側面
図、第2図は第1図のY−Y断面図、第3図は被処理物
を支持するローラの平面図、第4図は同正面図である。 第5図は金属管の端部を閉鎖する閉鎖体の正面図、第6
図は同閉鎖体とこれを固定するブラケットとを示す側断
面図である。 第7図は電極を支持する支持体の正面図、第8図は同側
断面図である。 1・・・金属管、2,3・・・ローラ、4,5・・・閉
鎖体、6・・・軸、7・・・回転継手、8・・・リング
溝、9・・・ノズル、11・・・電解液のタンク、15
・・・電極、16・・・通電部、17・・・支持体、1
7a・・・窓。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属管内に所定の間隔を保持して電極を支持し、前記金
    属管を回転と共に前記電極に対して相対的に回転を与え
    ると共に、その長手方向にも移動させ、前記金属管内に
    電解液を供給しながら通電することを特徴とする金属管
    内面の電解研磨加工法。
JP4464985A 1985-03-08 1985-03-08 金属管内面の電解研磨加工法 Pending JPS61204398A (ja)

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