JPS61202293A - 紙幣鑑別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野」 本発明は紙幣の金紳、及び真偽を鑑別する装置に係り、
特に紙幣両替機、自動取引装置、券売機等に内蔵して使
用するのに好適な紙幣鑑別装置に関するものである。

〔発明の背景〕

紙幣の鑑別は紙幣に印刷されたパターンを光学センサと
磁気センサとで検出することによりなされる。磁気セン
サは、磁気抵抗変化検出方法が一般的で、これはＣ形コ
アのギャップ表面を通過する紙幣表面に印刷された磁気
インクで、Ｃ形コアで形成される磁気回路の磁気抵抗が
変化するのを検出している。

しかしながら、紙幣を磁気センサに密Ｎさせて搬送する
と、ジャムが発生し易いため、この対策として、例えげ
に示されるように、Ｃ形コアに工形コアをギャップを持
たゼて対向配置さぜ、このギャップに紙幣を通過させる
ことにより、非接触で磁気検出を行うことが考えられる
。

この非接触方式は、密層方式に比べ検出出力が小さいた
め、ノイズも低く抑える必要かある。ノイズの大半は、
Ｃ形コアと工形コアとのギャッフ−変化による、磁気抵
抗の変動分である。この原因は紙幣を搬送させるローラ
の回転やベルトの振動が、磁気センサを取付けたセンサ
ホルダに伝達され、振動やたわみを発生さぜるためであ
る。

ノイズ低減方法として、ノイズのみ検出する磁気センサ
を設け、これとの出力差でノイズをキャンセルする方法
と、第１図に示すように、ノイズ源となる撮動伝達を極
力抑える方法とが考えられる０ 第１図において、センサフレーム１は一体成形品で構成
され、その中火部に横方向に沿って穿設されたスリット
２が形成されている。該スリット２は搬送されてくる紙
幣３を自由に通過させるだけのギャップｇを有しており
〜前記磁気センサ４゜４′のＣ形コア５．５′と工形コ
ア６．６′とが上下に対向配ｆｉ！［されている。セン
サフレームｌの上下、及び前後方向の肉厚は、発生する
振動やたわみが必要なＳ／Ｎ値を確保できるに十分な値
となるよう設計されている。そしてセンサフレーム１の
左右側面の下端には凸ｉ７．７’が設けられ、この／Ｊ
’ｓ面積の凸部７．７′で、センサフレームｌがネジ８
゜８′で側板９，９゛に取付けられている。センサフレ
ーム１と側板９，９゛との接触がこの凸部７．７′に駆
足されるため、側板９，９′で発生する振動や歪がセン
サフレームＩＫ伝達されにくい構造となっている。

しかしながら、前述の例では磁気センサが、もう−組必
要なため、やや漏価となる。また第１図の場合では、セ
ンサフレーム１の形状が大きく、かつ七のＮ−＃も重た
くなる結果、鑑別装置が大形化し、かつ唄丈な構造とす
る必要がある。

〔発明の目的〕

本発明は前記した従来技術の問題点に鑑み、細粗性とＳ
／Ｎ値の向上を図りながら、小形ｉｍｔで島性能の鑑別
装置を提供することを目的とする。

〔発明の概要〕

本発明は前記目的を達成ぜんがため、紙幣が通過するス
リットの芽設位置かセンサホルダの１心であることに注
目し、側板への取付位ｔ［ｌｌ［をセンサホルタ゛のλ
心緑士に設け、かつその坂付けは軸受を介するようにす
る。この結果、いかなる振動や＠撃に対してもセンサホ
ルダが倒れることは無く、またノイズも著しく低減する
ので、センサホルダの寸法や１′！ｌを、大幅に小さく
できるようにしたものでみる。

〔発明の実施例］〕

以下、第２図、及び第３図に従って本発明の一実施例を
詳述する。第２図は本発明を紙幣預入装部−に適用した
一実施例を示したものであって、生としてセンサ部の憬
械的禍成を表わしている。

第２図中、１０は紙幣３を預入れ箱１１がら引込む引込
みローラで、該引込みローラ１ｏにより紙幣３か搬送ロ
ーラ１２　ａ、　　１２　ｂ、　　１２　ｃを介して収
納箱１３に収納されるようになっている。

１４は紙幣３の鑑別部でるって、該鑑別部１４は士、下
カイト部１５．１５’と該カイト部の途中位置に取付け
られた光センサ１６と、前記上下カイト９１５，１５’
の後端が取付けられ、かつスリット２を有するセンサフ
レームｌと、そのスリット２の机幣遡過位置ｒｔｃ）４
ｙ、付けられた磁気センサ４゜４′とを備えている。

前記上カイト部１５は、その後端がすべり軸受１７．１
７’を介して側板９．９′の土部に取付けられ、通常は
第２図の如く下ガイド１５′に対しギャップｇ、をもつ
ようロックされ、かつ鑑別部でジャムが発生した場合な
どは、すべり軸受１７．１７’の細心を中心として回動
して下ガイド１５′に対して開口し、ジャム紙幣の除去
、及びセンサ類の清搏が可能となっている。他方の下ガ
イド１５′は、畦細に図示していないが、側板９，９′
にネジ等で取付けられている。前記光センサ１６は、上
下カイト１５，１５’の途中位置に配置された受発光素
子で構成され、紙幣３の通過を検知するものであるＣ 前記センサフレーム１は、上下、左右が対称な一体成形
品によって構成され、その中央部に横方向に沿って穿設
されたスリット２が形成されている。該スリット２は紙
幣３を通過さぜるためのものであり、そのキャップｇ、
は、上下カイト１５゜１５′のギャツ７ｇ＋に対し、略
同しかそれより広〈なっている。また該スリット２はセ
ンサフレーム１の１心線士に位置し、その延長線上に固
定したすべり軸受１８．１８’を介してセンサフレーム
１が側板９，９′に取付けられる。センサフレーム１は
、このすべり軸受１８．１８’の軸心を中心に自由に回
動できるが、下端中央部に設けたストッパ１９が、セン
サフレーム１の回動を阻止している。ストッパ１９は、
底板２０にネジ８′で取付けられ、その内面には緩衝用
のゴム２１が貼付けられ、これでセンサフレーム１を挾
持している。

前記磁気センサ４．４′はスリット２の紙幣通過位置に
ギャップｇ２を保ったま１で対向装置されかつ磁気回路
を形成するＣ形コア５，５′と工形コア６．６′とから
なっている。これらの磁気センサ４．４′は、前記コア
５．５′と６．６′との間に紙幣３が通過した時、磁気
抵抗が変化することを検出している。なお、２２はロー
ラ１２ｂの回転検出用のエンコーダである。前記紙幣収
納箱１３は、その入口部にゲート２３を有し、かつリジ
ェクトボックス２３ａと収納ボックス２３１）とからな
っている。

預入れ箱１１の紙幣３は、引込みローラ１０により１枚
ずつｈ別９１４に送り込１れ、該鑑別部１４を進行する
と、光センサ１６が紙幣３の通過を検知し、かつ磁気セ
ンサ４，４″を通過することにより、磁気センサ４．４
′か、搬送速度に比例したエンコーダ２２からのエンコ
ーダクロックに同１期して紙幣３の磁気パターンを読取
り、これによって該当紙幣の真偽、金種が判定される。

セしてケート２３が判定結果に従って紙幣３を区分けし
、偽勢がりジエクトボックス１３ａに、真券か収納ボッ
クス１３ｂに夫々ＪＩＩ槓される。

第３図は本発明要部のセンサフレーム１と侶号処裡を示
す回路図である。磁気センサ４，４′のＣ形コア５．５
′にはコイル２４．２４’が巻装され、光振益２５から
周波数ｆの交流電圧が可変抵抗器２６．２６’を介して
印加される。コイル２４．２４’のコイル端は差動増幅
器２７．２７’の＋側に接続しである。セして差動増幅
器２７．２７’の一側には、党振栃２５〃・ら同一の交
流電圧が印加される、直列接続のコンデンサＣと抵抗Ｒ
との接続点と接続され、通常時には差動増幅器２７．２
７’の出力はＯ＃となるよう、可変抵抗器２６．２６’
を調整しである。

同図の如き本成によれば、紙幣３が磁気センサ４．４′
を通過すると、磁気抵抗、すなわちコイル２４．２４’
のインダクタンスが変化し、その変化分を差動増幅器２
７．２７’から、紙幣３の磁気出力として得ている。

コンパレータ２８は、光センサ１６の受光出力が紙幣通
過で減少したことを検知して２値化し、通過検知信号と
して、割？ｉ４Ｊ部２９に出力する。制御部２９は、通
過検知信号をもとにエンコーダ２２からのクロック信号
に同期してマルチ７レクサ３０を動作させ、磁気センサ
４．４′の出力を順次Ａ／Ｄ変換器３１に入力する。Ａ
／ＤＫ換された磁気出力は比較器３２に入力され、予め
メモリ３３に記憶された全金種の標準テータと逐次比較
照合されることにより、紙幣３の真偽、及び缶板が確足
する。

次にセンサホルダｌの耐撮性について、詳細に説明する
。側板９，９′は搬送ローラ１２ａ〜１２Ｃの回転によ
って、常時振動しており、左右の側板９．９′間に歪も
発生しているが、センサフレーム１にはすべり軸受の働
きによって、ねじれやたわみがほとんど発生しない。ま
た上下、左右方向の撮動も、はとんど伝達されない。さ
らに輸送やジャム発生時に、いかなる方向から衝撃が加
わってもセンサフレーム１の１心線上を支持しているた
め、センサフレーム１が倒れることはない。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明によれは、磁気センサを取付
けたセンナホルダが、いかなる機械的ショックにも耐え
て動作可能状態を維持して高信頼性を達成でき、またノ
イズの大幅低減で紙幣を高精度に鑑別でき、かつ小形、
軽蛍な鑑別装置を設計できる効果かめる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の紙幣鑑別装置における磁気センサ部の構
成図、第２図、第３図は本先明を紙幣預入装置に通用し
た一実施例を示し、第２図は本発明の要部の〜械的構成
を示す９４０面図、第３図は本発明要部の電気的接続構
成を示す回路図である。 １・・・センサフレーム、２・・スリット、３・・・紙
幣、４、４’　・＠気センナ、９．９’・・・側板、１
２ａ、１２ｂ１２ｃ・・・搬送ローラ、１４・・・鑑別
部、１８．１ぎ・・・すべり軸受、１９・・・ストッパ
、２４．２４’・・コイル 第　１　　図 ＄２Ｉ２］

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、紙幣の搬送路に配置され るセンサフレームと、該センサフレーム に穿設され、かつ紙幣を通過させるスリットと、該スリ
   ットの紙幣通過位置に取付けられ、磁気回路の形成によ
   つて通過紙幣の磁気を検出する磁気センサと、該磁気セ
   ンサの出力信号と予め記憶された標準データと比較照合
   し、通過紙幣を鑑別する回路手段とを備えた紙幣鑑別装
   置において、該センサフレームは該スリットのほぼ延長
   線上の側部を支持されたことを特徴とする紙幣鑑別装置
   。 ２、上記スリットは上記センサフレームのほぼ重心位置
   に配置されてなる特許請求の範囲第１項記載の紙幣鑑別
   装置。