JPS61202102A - 光波干渉顕微鏡 - Google Patents
光波干渉顕微鏡Info
- Publication number
- JPS61202102A JPS61202102A JP60042800A JP4280085A JPS61202102A JP S61202102 A JPS61202102 A JP S61202102A JP 60042800 A JP60042800 A JP 60042800A JP 4280085 A JP4280085 A JP 4280085A JP S61202102 A JPS61202102 A JP S61202102A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- beam splitter
- objective lens
- plate
- reflected
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- Pending
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B9/00—Measuring instruments characterised by the use of optical techniques
- G01B9/02—Interferometers
- G01B9/02015—Interferometers characterised by the beam path configuration
- G01B9/02032—Interferometers characterised by the beam path configuration generating a spatial carrier frequency, e.g. by creating lateral or angular offset between reference and object beam
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B2290/00—Aspects of interferometers not specifically covered by any group under G01B9/02
- G01B2290/70—Using polarization in the interferometer
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は光波干渉顕微鏡に係り、特に光学部品などの測
定試料の表面形状や粗さを高精度に測定するに好適な光
波干渉顕微鏡に関するものである。
定試料の表面形状や粗さを高精度に測定するに好適な光
波干渉顕微鏡に関するものである。
まず、従来の光波干渉顕微鏡を説明する。
光波干渉顕微鏡に用いられる光学系として、たとえば、
光学の知識(山田、東京電機大学出版局。
光学の知識(山田、東京電機大学出版局。
p256.昭46−5)に記載されているような、トワ
イマン干渉計が知られている。
イマン干渉計が知られている。
これは干渉縞の明暗の変化がλ/4(λ:光の波長)に
対応することから、参照面に対する測定試料の形状を測
定するものである。しかし、この測定法だけではλ/4
を上まわる測定分解能を得ることが非常に難しいもので
ある。
対応することから、参照面に対する測定試料の形状を測
定するものである。しかし、この測定法だけではλ/4
を上まわる測定分解能を得ることが非常に難しいもので
ある。
そこで、この測定分解能を向上させる手段として、参照
光路中に楔ガラスを挿入したものが発明されている(特
開昭59−58305号公報)。
光路中に楔ガラスを挿入したものが発明されている(特
開昭59−58305号公報)。
第2図は、トワイマン干渉計を応用した、従来の光波干
渉顕微鏡の一例を示す略本図である。
渉顕微鏡の一例を示す略本図である。
この光波干渉顕微鏡は、参照光路中に挿入した楔ガラス
を光軸と直角方向に移動させることによって参照光の位
相を変化させながら、高精度測定を行なうものである。
を光軸と直角方向に移動させることによって参照光の位
相を変化させながら、高精度測定を行なうものである。
この第2図の光学系において、1はレーザ光源、2はコ
リメータまたは照明レンズであり、ビームスプリッタ1
3により分かれたレーザ光は参照ミラ16と、ステージ
20上の測定試料19に別々に照射し、それぞれの反射
光により生じる干渉縞像をTVカメラ23で検出する。
リメータまたは照明レンズであり、ビームスプリッタ1
3により分かれたレーザ光は参照ミラ16と、ステージ
20上の測定試料19に別々に照射し、それぞれの反射
光により生じる干渉縞像をTVカメラ23で検出する。
ここで撲ガラス6を光軸と直角方向(矢印方向)に移動
させていくと、干渉縞像のある一点の画素の明るさは楔
ガラス6の移動とともに正弦波的に変化する。そこで各
画素間の正弦波形の位相差を測定すれば、画素間の段差
が換算でき、測定試料19の試料測定面の表面形状をこ
の手順により測定することができる。
させていくと、干渉縞像のある一点の画素の明るさは楔
ガラス6の移動とともに正弦波的に変化する。そこで各
画素間の正弦波形の位相差を測定すれば、画素間の段差
が換算でき、測定試料19の試料測定面の表面形状をこ
の手順により測定することができる。
表面形状の代りに表面粗さを測定するものとして、第3
図に示す光波干渉顕微鏡がある。
図に示す光波干渉顕微鏡がある。
第3図は、トワイマン干渉計を応用した、従来の光波干
渉顕微鏡の他の例を示す略本図である。
渉顕微鏡の他の例を示す略本図である。
この光波干渉顕微鏡は、対物レンズ15.18を参照ミ
ラ16.測定試料19に対向させて置き、測定面の横方
向の分解能を向上させたものである。
ラ16.測定試料19に対向させて置き、測定面の横方
向の分解能を向上させたものである。
そして、参照ミラ側の対物レンズ15に隣接させて梗ガ
ラス6を置き、この楔ガラス6を光軸と直角方向(矢印
方向)に移動させながら参照光の位相を変化させること
により、表面粗さを測定する゛ ものである。22は結
像レンズである。しかしこの方法では、ビームスプリッ
タ13と対物レンズ15との間隔が狭いため、楔ガラス
6の支持機構や駆動機構がこれらの光学部品の支持部に
ぶつかってしまうという問題が生じる。そこで、ビーム
スプリッタ13と対物レンズ15との間隔を必要以上に
広げると、本来光波干渉顕微鏡がもっている収差等の光
学的仕様が満たされなくなり、観察像が歪んだり、ピン
トがぼけたりしてしまうという改善すべき問題点があっ
た。
ラス6を置き、この楔ガラス6を光軸と直角方向(矢印
方向)に移動させながら参照光の位相を変化させること
により、表面粗さを測定する゛ ものである。22は結
像レンズである。しかしこの方法では、ビームスプリッ
タ13と対物レンズ15との間隔が狭いため、楔ガラス
6の支持機構や駆動機構がこれらの光学部品の支持部に
ぶつかってしまうという問題が生じる。そこで、ビーム
スプリッタ13と対物レンズ15との間隔を必要以上に
広げると、本来光波干渉顕微鏡がもっている収差等の光
学的仕様が満たされなくなり、観察像が歪んだり、ピン
トがぼけたりしてしまうという改善すべき問題点があっ
た。
なお第3図において、光源はレーザ光源以外の白色光源
でもよく、その場合は照明レンズ2の後に干渉フィルタ
12を挿入する必要がある。
でもよく、その場合は照明レンズ2の後に干渉フィルタ
12を挿入する必要がある。
また、第3図に係る光波干渉顕微鏡には、もう一つの改
善すべき問題点がある。これを、第4図を用いて説明す
る。
善すべき問題点がある。これを、第4図を用いて説明す
る。
第4図は、第3図における楔ガラスの光路長変化図であ
る。一般に顕微鏡光学系において対物レンズに入射する
照明光は平行光とならず、第3図に示すように収束光と
なる。また対物レンズからの出射光も一般には収束光と
なる。したがって第4図に示すように、参照ミラ16か
らの反射光はいろいろの角度で対物レンズ15に戻って
くるため、楔ガラス6には平行光aの他に同図に示すよ
うな斜め入射光a/ (入射角−β)が戻ってくる。
る。一般に顕微鏡光学系において対物レンズに入射する
照明光は平行光とならず、第3図に示すように収束光と
なる。また対物レンズからの出射光も一般には収束光と
なる。したがって第4図に示すように、参照ミラ16か
らの反射光はいろいろの角度で対物レンズ15に戻って
くるため、楔ガラス6には平行光aの他に同図に示すよ
うな斜め入射光a/ (入射角−β)が戻ってくる。
これら平行光a、斜め入射光a′に対する光路長の変化
量は次のようになる。
量は次のようになる。
平行光aに対する楔ガラス6の厚さをW、斜め入射光a
′に対する撲ガラス6の厚さをW′とすると、楔ガラス
6の楔角度をα、屈折率をnとして、 の関係があり、楔ガラス6の移動による各々の光路長変
化量ΔW、ΔW/には の関係がある。したがって、αまたはβの角度が大きい
場合にはΔW′がΔWより大きい値を示すため、光路長
の変化量は総ての光線に対して等しくはならず、測定誤
差を生ずる結果となる。
′に対する撲ガラス6の厚さをW′とすると、楔ガラス
6の楔角度をα、屈折率をnとして、 の関係があり、楔ガラス6の移動による各々の光路長変
化量ΔW、ΔW/には の関係がある。したがって、αまたはβの角度が大きい
場合にはΔW′がΔWより大きい値を示すため、光路長
の変化量は総ての光線に対して等しくはならず、測定誤
差を生ずる結果となる。
すなわち、第3図の楔ガラス6において、入射光と反射
光の総てが平行光の場合には測定誤差は生じないが、そ
れ以外の斜め入射光9反射光がある場合には測定誤差を
生ずることになる。
光の総てが平行光の場合には測定誤差は生じないが、そ
れ以外の斜め入射光9反射光がある場合には測定誤差を
生ずることになる。
本発明は、上記した従来技術の問題点を改善して、観察
像が歪んだりピントがぼけたりすることなく、測定試料
の表面形状や粗さを高精度に測定することができる光波
干渉顕微鏡の提供を、その目的とするものである。
像が歪んだりピントがぼけたりすることなく、測定試料
の表面形状や粗さを高精度に測定することができる光波
干渉顕微鏡の提供を、その目的とするものである。
本発明に係る光波干渉顕微鏡の構成は、参照ミラと測定
試料とに光を入射させ、これらからの反射光を互いに干
渉させて前記測定試料の表面粗さを測定する光波干渉顕
微鏡において、平面偏光レーザをハーフミラによって2
分割し、その一方の光をλ/2板と楔ガラスとが配設さ
れた光路を通過させて、前記ハーフミラによって2分割
された他方の光とビームスプリッタによって再び同一光
路上にまとめる照明系と、この照明系からの光を偏光ビ
ームスプリッタによって透過光と反射光とに分割し、そ
の一方の光を、測定試料の前に設けた対物レンズへ、他
力の光を、参照ミラの前に設けた対物レンズへ導く顕微
鏡観察系とを有せしめるようにしたものである。
試料とに光を入射させ、これらからの反射光を互いに干
渉させて前記測定試料の表面粗さを測定する光波干渉顕
微鏡において、平面偏光レーザをハーフミラによって2
分割し、その一方の光をλ/2板と楔ガラスとが配設さ
れた光路を通過させて、前記ハーフミラによって2分割
された他方の光とビームスプリッタによって再び同一光
路上にまとめる照明系と、この照明系からの光を偏光ビ
ームスプリッタによって透過光と反射光とに分割し、そ
の一方の光を、測定試料の前に設けた対物レンズへ、他
力の光を、参照ミラの前に設けた対物レンズへ導く顕微
鏡観察系とを有せしめるようにしたものである。
さらに詳しくは、模ガラスを対物レンズ近傍に置くこと
なく、また、平行光路中に該楔ガラスを置くことを可能
にしたものである。
なく、また、平行光路中に該楔ガラスを置くことを可能
にしたものである。
以下、本発明を実施例によって説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係る光波干渉顕微鏡を示
す略示図である。
す略示図である。
この第1図において、第3図と同一番号を付したものは
同一部分である。
同一部分である。
まず、照明系を説明する。3は、レーザ光源1から出て
、照明レンズ2(またはコリメータ)を通過した平面偏
光レーザを2分割し、一方をビームスプリッタ10へ導
き、他方を反射ミラ4へ導くハーフミラ、5はλ/2板
、6は、とのλ/2板5通過後の平行光路中に配設され
た、駆動部7およびポジションセンサ8を具備した楔ガ
ラス、9は、この楔ガラス6からの光を反射させて、前
記ビームスプリッタ10へ導く反射ミラであり、このビ
ームスプリッタ10で同一光路上にまとめられた光は、
照明レンズ11へ到る。この照明レンズ11から右側、
すなわち上記した光学系が照明系である。
、照明レンズ2(またはコリメータ)を通過した平面偏
光レーザを2分割し、一方をビームスプリッタ10へ導
き、他方を反射ミラ4へ導くハーフミラ、5はλ/2板
、6は、とのλ/2板5通過後の平行光路中に配設され
た、駆動部7およびポジションセンサ8を具備した楔ガ
ラス、9は、この楔ガラス6からの光を反射させて、前
記ビームスプリッタ10へ導く反射ミラであり、このビ
ームスプリッタ10で同一光路上にまとめられた光は、
照明レンズ11へ到る。この照明レンズ11から右側、
すなわち上記した光学系が照明系である。
次に、顕微鏡観察系を説明する。13′は、照明レンズ
11からの照明光を、透過光と反射光とに分割する偏光
ビームスプリッタ、14は、この偏光ビームスプリッタ
13′と対物レンズ15との間に配設されたλ/4板、
17は、偏光ビームスプリッタ13′と対物レンズ18
との間に配設されたλ/4板、21は、偏光ビームスプ
リッタ13′と結像レンズ22との間に配設された偏光
板であり、前記した照明レンズ11から左側が顕微鏡観
察系である。
11からの照明光を、透過光と反射光とに分割する偏光
ビームスプリッタ、14は、この偏光ビームスプリッタ
13′と対物レンズ15との間に配設されたλ/4板、
17は、偏光ビームスプリッタ13′と対物レンズ18
との間に配設されたλ/4板、21は、偏光ビームスプ
リッタ13′と結像レンズ22との間に配設された偏光
板であり、前記した照明レンズ11から左側が顕微鏡観
察系である。
このように構成した光波干渉顕微鏡の動作を説明する。
レーザ光源1から出た平面偏光レーザは、照明レンズ2
を通過したのち、ビーム径の広い平行光となり、ハーフ
ミラ3により透過光と反射光とに分かれる。この反射光
は反射ミラ4で反射したのち、λ/2板5を通過して偏
光面が90°ずれる。そして、楔ガラス6を通過した光
は再び反射ミラ9で反射されたのち、ビームスプリッタ
10により反射される。他方ハーフミラ3を透過した光
はビームスプリッタ−0をも透過する。このようにして
ビームスプリッタ−0で再び両光線は同一光路にまとめ
られるが、偏光面が互に90゜異なるため干渉はしない
。これらの光は照明レンズ11を用いることにより、平
行光から任意の角度を有する収束光に変化させることが
できる。
を通過したのち、ビーム径の広い平行光となり、ハーフ
ミラ3により透過光と反射光とに分かれる。この反射光
は反射ミラ4で反射したのち、λ/2板5を通過して偏
光面が90°ずれる。そして、楔ガラス6を通過した光
は再び反射ミラ9で反射されたのち、ビームスプリッタ
10により反射される。他方ハーフミラ3を透過した光
はビームスプリッタ−0をも透過する。このようにして
ビームスプリッタ−0で再び両光線は同一光路にまとめ
られるが、偏光面が互に90゜異なるため干渉はしない
。これらの光は照明レンズ11を用いることにより、平
行光から任意の角度を有する収束光に変化させることが
できる。
照明系で得られた上記の側照明光線は、偏光ビームスプ
リンタ13′により透過光と反射光とに分れる。透過光
は対物レンズ15を経て参照ミラ16で反射されて再び
対物レンズ15へ戻りλ/4i4を通過するが、往と復
でλ/4板14を2回通るため戻り光の偏光面は90′
回転し、今度は偏光ビームスプリッタ13′で反射され
る。一方、上記偏光ビームスプリッタ13′により反射
された照明光は対物レンズ18に向い、ステージ20上
の測定試料19で反射される°。戻り光は対物レンズ1
8を通過後、λ/4板17を同様に2回通ることになる
ので、今度は偏光ビームスプリッタ13′を透過する。
リンタ13′により透過光と反射光とに分れる。透過光
は対物レンズ15を経て参照ミラ16で反射されて再び
対物レンズ15へ戻りλ/4i4を通過するが、往と復
でλ/4板14を2回通るため戻り光の偏光面は90′
回転し、今度は偏光ビームスプリッタ13′で反射され
る。一方、上記偏光ビームスプリッタ13′により反射
された照明光は対物レンズ18に向い、ステージ20上
の測定試料19で反射される°。戻り光は対物レンズ1
8を通過後、λ/4板17を同様に2回通ることになる
ので、今度は偏光ビームスプリッタ13′を透過する。
これら参照ミラ16と測定試料19とからの戻り光は、
このままでは互に偏光面が90°異なっているため干渉
しない。次の偏光板21は、該偏光板の偏光方向成分の
光のみを通過させる働きがあるため、上記戻り光は偏光
板21を通過後干渉して、その干渉縞の像を結像レンズ
22によりTV右カメラ3上に結像する。
このままでは互に偏光面が90°異なっているため干渉
しない。次の偏光板21は、該偏光板の偏光方向成分の
光のみを通過させる働きがあるため、上記戻り光は偏光
板21を通過後干渉して、その干渉縞の像を結像レンズ
22によりTV右カメラ3上に結像する。
この測定法において、楔ガラス6を駆動部7により光軸
と直角方向に移動させると、参照ミラ16に向かう参照
光のみの位相が変化し、測定試料19に向かう試料光の
位相は変化しない。このようにして参照光の位相変化に
伴なう干渉縞パタΔンの強度変化が検出でき、TV右カ
メラ3の後段の干渉縞パターン信号処理回路により測定
試料190表面粗さを測定できる。
と直角方向に移動させると、参照ミラ16に向かう参照
光のみの位相が変化し、測定試料19に向かう試料光の
位相は変化しない。このようにして参照光の位相変化に
伴なう干渉縞パタΔンの強度変化が検出でき、TV右カ
メラ3の後段の干渉縞パターン信号処理回路により測定
試料190表面粗さを測定できる。
以上説明した実施例によれば、楔ガラス6を対物レンズ
から遠くに配置することができ、従来のように顕微鏡の
光学系の中に無理に押し込む必要がないので、本来の顕
微鏡の光学的性能を損なうことなく光波干渉顕微鏡を構
成することができる。
から遠くに配置することができ、従来のように顕微鏡の
光学系の中に無理に押し込む必要がないので、本来の顕
微鏡の光学的性能を損なうことなく光波干渉顕微鏡を構
成することができる。
また楔ガラス6を置く光路を完全な平行光路とすること
ができるので光の位相を正確に制御するととができ、測
定試料19の表面粗さの高精度測定が可能になるという
効果がある。
ができるので光の位相を正確に制御するととができ、測
定試料19の表面粗さの高精度測定が可能になるという
効果がある。
なお、本実施例においては、偏光ビームスプリッタ13
′と対物レンズ15.18との間に、それぞれλ/4板
14,17を配設するようにしたが、これらのλ/4板
14,17はなくてもよい。
′と対物レンズ15.18との間に、それぞれλ/4板
14,17を配設するようにしたが、これらのλ/4板
14,17はなくてもよい。
その場合には、干渉縞の像は、レーザ光源1側に結像さ
れる。
れる。
また、レーザ光源を用いても完全な平行光とならない場
合があるが、そのような平行光路でない光路中に楔ガラ
ス6が配設されていても、はぼ所望の測定精度が得られ
るものであるが、喫ガラス6は、平行光路中に設けるの
が最も望ましい。
合があるが、そのような平行光路でない光路中に楔ガラ
ス6が配設されていても、はぼ所望の測定精度が得られ
るものであるが、喫ガラス6は、平行光路中に設けるの
が最も望ましい。
さらに、参照ミラ16と測定試料19との配設位置を交
換してもよい。
換してもよい。
また、僕ガラス6は、ハーフミラ3とビームスプリッタ
10との間に配設するような光学系としてもよく、楔ガ
ラス6とλ/2板5の位置の前後関係は、どちらでもよ
い。
10との間に配設するような光学系としてもよく、楔ガ
ラス6とλ/2板5の位置の前後関係は、どちらでもよ
い。
さらにまた、本実施例においては、レーザ光源1を使用
して平行光としたが、白色光源などの散乱光を用いても
、測定精度は若干劣るもののほぼ所望の測定ができるこ
とは言うまでもない。ただし、白色光源を用いた場合に
は、干渉縞のコントラストを向上させるために、光路中
に干渉フィルタを入れる必要がある。
して平行光としたが、白色光源などの散乱光を用いても
、測定精度は若干劣るもののほぼ所望の測定ができるこ
とは言うまでもない。ただし、白色光源を用いた場合に
は、干渉縞のコントラストを向上させるために、光路中
に干渉フィルタを入れる必要がある。
以上詳細に説明したように本発明によれば、観察像が歪
んだりピントがぼけたりすることなく、測定試料の表面
形状や粗さを高精度に測定することができる光波干渉顕
微鏡を提供することができる。
んだりピントがぼけたりすることなく、測定試料の表面
形状や粗さを高精度に測定することができる光波干渉顕
微鏡を提供することができる。
第1図は、本発明の一実施例に係る光波干渉顕微鏡を示
す略示図、第2図は、トワイマン干渉計を応用した、従
来の光波干渉顕微鏡の一例を示す略示図、第3図は、ト
ワイマン干渉計を広角した、従来の光波干渉顕微鏡の他
の例を示す略示図、第4図は、第3図における楔ガラス
の光路長変化図である。 C13) 1・・・レーザ光源、3・・・ハーフミラ、5・・・λ
/2板、6・・・楔ガラス、10・・・ビームスプリッ
タ、13t・・・偏光ビームスプリッタ、14・・・λ
/4板、16・・・参照ミラ、17・・・λ/4板、1
8・・・対物レンズ、19・・・測定試料。
す略示図、第2図は、トワイマン干渉計を応用した、従
来の光波干渉顕微鏡の一例を示す略示図、第3図は、ト
ワイマン干渉計を広角した、従来の光波干渉顕微鏡の他
の例を示す略示図、第4図は、第3図における楔ガラス
の光路長変化図である。 C13) 1・・・レーザ光源、3・・・ハーフミラ、5・・・λ
/2板、6・・・楔ガラス、10・・・ビームスプリッ
タ、13t・・・偏光ビームスプリッタ、14・・・λ
/4板、16・・・参照ミラ、17・・・λ/4板、1
8・・・対物レンズ、19・・・測定試料。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、参照ミラと測定試料とに光を入射させ、これらから
の反射光を互いに干渉させて前記測定試料の表面粗さを
測定する光波干渉顕微鏡において、平面偏光レーザをハ
ーフミラによつて2分割し、その一方の光をλ/2板と
楔ガラスとが配設された光路を通過させて、前記ハーフ
ミラによつて2分割された他方の光とビームスプリツタ
によつて再び同一光路上にまとめる照明系と、この照明
系からの光を偏光ビームスプリツタによつて透過光と反
射光とに分割し、その一方の光を、測定試料の前に設け
た対物レンズへ、他方の光を、参照ミラの前に設けた対
物レンズへ導く顕微鏡観察系とを有することを特徴とす
る光波干渉顕微鏡。 2、偏光ビームスプリツタにより2分割されたそれぞれ
の光路中に、λ/4板を設けるようにしたものである特
許請求の範囲第1項記載の光波干渉顕微鏡。 3、楔ガラスを平行光路中に設けるようにしたものであ
る特許請求の範囲第1項記載の光波干渉顕微鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60042800A JPS61202102A (ja) | 1985-03-06 | 1985-03-06 | 光波干渉顕微鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60042800A JPS61202102A (ja) | 1985-03-06 | 1985-03-06 | 光波干渉顕微鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61202102A true JPS61202102A (ja) | 1986-09-06 |
Family
ID=12646038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60042800A Pending JPS61202102A (ja) | 1985-03-06 | 1985-03-06 | 光波干渉顕微鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61202102A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01276007A (ja) * | 1988-04-28 | 1989-11-06 | Hitachi Ltd | 表面あらさ測定装置 |
JP2006517293A (ja) * | 2003-01-28 | 2006-07-20 | キネティック リミテッド | イメージングシステム |
-
1985
- 1985-03-06 JP JP60042800A patent/JPS61202102A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH01276007A (ja) * | 1988-04-28 | 1989-11-06 | Hitachi Ltd | 表面あらさ測定装置 |
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