JPS61201961A - 駆動機構 - Google Patents

駆動機構

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Publication number
JPS61201961A
JPS61201961A JP60042999A JP4299985A JPS61201961A JP S61201961 A JPS61201961 A JP S61201961A JP 60042999 A JP60042999 A JP 60042999A JP 4299985 A JP4299985 A JP 4299985A JP S61201961 A JPS61201961 A JP S61201961A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
screw
members
lamp body
mover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60042999A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Okuma
大熊 成樹
Masahiro Kusaya
雅弘 草谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP60042999A priority Critical patent/JPS61201961A/ja
Publication of JPS61201961A publication Critical patent/JPS61201961A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Gears, Cams (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明駆動IIIHiを、以下の項目により説明する。
A、産業上の利用分野 B1発明の概要 C1発明が解決しようとする問題点 り0問題点を解決するための手段 E、実施例 a、自動車用前照灯[第1図] b、傾き調整機構 b−1,ハウジング[第1図乃至第4 図、第6図、第7図] b−2,ウオームホイール[第1図。
第2図、第8図] b−3,スクリュー移動手段[第1 図、第2図、第4図、第6r54 乃至第8図] b−4,駆動部[第1図乃至第4図] b−5,アジヤスティングスクリュー 〔第1図、第2図、第4置方 至第8図〕 b−6,スクリュー回転手段[第1図 乃至第3図、第5図、第8 図1 C0初期調整 d、傾斜角の検出[第2図乃至第4図]e、その他 10発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本発明は新規な駆動機構に関する。詳しくは、互いに接
触しかつ相対的に移動する部材を備えた駆動機構におい
て、該部材の摩耗を極力防止しようとするものである。
(B、発明の概要) 本発明駆動ljI&構は、それぞれ硬度の異なる合成樹
脂によって形成した部材同士を接触させかつ相対的に移
動させるようにして、摩擦面における摩擦力を硬度の低
い部材によって弾性吸収せしめて、上記各部材の摩耗を
防止することができるようにしたものである。
(C0発明が解決しようとする問題点)互いに接触しか
つ相対的に移動する部材を備えた駆動機構においては、
これら部材間の摩擦による摩耗の問題がある。
(D、問題点を解決するための手段) そこで、本発明駆動機構は、上記した問題点を解決する
ために、互いに接触しかつ相対的に移動する部材をそれ
ぞれ硬度の異なる合成樹脂によって形成したものである
従って、本発明によれば、部材間の摩擦面における摩擦
力を硬度の低い方の合成樹脂から成る部材によって弾性
的に吸収することができ、これによって、部材の摩耗を
少なくすることができる。
(E、実施例) 以下に、本発明駆動機構の詳細を図示した実施例に従っ
て説明する。尚、図示した実施例は1本発明を自動車用
前照灯の光軸調整装置に適用したものである。
図中1が本発明を適用した自動車用前照灯の光軸調整装
置である。
(a、自動車用前照灯)[第1図] 2は合成樹脂製のランプボディであり、前面が開口され
ており、該前面開口がレンズ3で覆われている。そして
、このランプボディ2とレンズ3とによって形成された
空間、即ち、灯室4内に反射鏡5が配置されている。
該反射鏡5はランプボディ2に対して傾動可能に支持さ
れている。即ち、図面においてランプボディ2と反射鏡
5はその下部のみ示しであるが、反射鏡5の上部のうち
互いに略左右方向に離間した2つの点がランプボディ2
に支持されていると共に、これら2つの点のうちの一方
の点は、例えば、球継手状に構成された回動連結手段を
介してランプボディ2に支持された回動支点部とされて
いる。また、上記2つの点のうちの他方の点は、例えば
、ランプボディ2に螺合された調整軸の先端が回動自在
に連結されており、上記調整軸の回転方向に応じてラン
プボディ2との間隔が調整される調整部とされている。
従っ−て、反射鏡5は調整軸が回転されることによって
調整部が前後方向へ移動されるため、これにより1回動
支点部を回動支点として、その傾きが調整されることに
なる。
尚、このような反射鏡5の傾き調整は、反射鏡5のうち
回動支点部から下方へ離間した点にrJgtして設けら
れたもう1つの調整部であるところの後述する調整機構
によりでも行なわれるようになっている。
尚、図示を省略しであるが1反射鏡5の焦点位置には光
源が配置されており、また、レンズ3には所定のレンズ
素子が形成されている。
6は何方から見て略クランク状に屈曲して形成されたブ
ラケットであり、該ブラケット6は前記反射鏡5にこれ
の下端部から後方へ突出するように設けられており、そ
の後端部にナツト7が取着されている。
8は前記ランプボディ2の後面の下端部から後方へ向け
て突出するように一体に形成されたハウジング連結部で
あり、このハウジング連結部8は、ランプボディ2と後
述する調整機構のハウジングとを一体的に連結するため
のものである。そして、ハウジング連結部8は軸方向に
短い略筒状に形成されており、その後端部に嵌合孔9が
形成されると共に、後面には上記嵌合孔9の周りに位置
する環状の溝10が形成されている。
(b、傾き調整機構) (b−1,ハウジング)[第1図乃至第4図、第6図、
第7図] 11は2つ割り可能に形成されたハウジングである。
即ち、12はハウジング11の前側のハウジングハーフ
であり、該前側のバウシングバー212は、後方から見
て上下方向に長い略長方形状とされ、かつ、ある程度の
深さを有する基部13と、該基部13の前面の下端部か
ら前方へ突出するように一体に形成され、かつ、その空
間が上記基部13の空間と連通ずる連結部14とから成
る。そして、連結部14は前端部に円形の開口部15が
形成された軸方向に短い略円筒状に形成されると共に、
その挿通孔16の横断面形状は、第7図に示すように、
略正六角形とされている。また、連結部14の前端部の
外周面のうち略120°間隔で離れた位置から係合突起
17.17.17が突出形成されている。18は基部1
3の前側の内面の下端部のうち連結部14と連続する部
分から該連結部14と同軸となるように後方へ向けて突
設された環状の支持突条である。そして、このようなハ
ウジングハーフ12はグラスファイバー入りのポリエチ
レンテレフタレート樹脂によって形成されている。
また、19はハウジング11の後側のハウジングハーフ
であり、該後側のハウジングハーフ19は、後方から見
て前記前側のハウジングハーフ12の基部13と略同じ
程度の大きさとされ、かつ、これもある程度の深さを有
する基部20と。
該基部20の後面の下端部から後方へ突出するよ5うに
一体に形成され、かつ、その空間が上記基部20の空間
と連続する略環状の突出部21とから成る。そして、突
出部21の内周面のうち軸方向における略中央部には閉
塞片22が一体に形成されると共に、該閉塞片22の中
央部に比較的大径な円形の開口部23が形成されている
しかして、このように形成された前側のハウジングハー
フ12と後側のハウジングハーフ19とはそれぞれの基
部13及び20の開口縁を互いに突き合わせた状態で、
ねじ24.24、拳・・により、一体的に結合されてい
る。これによって、所定の内部空間11aを有するハウ
ジング11が形成されると共に、前側のバウシングバー
212の連結部14が有する挿通孔16及び開口部15
、前側のハウジングハーフ12の基部13に形成された
支持突条18、そして、後側のハウジングハーフ19の
突出部21及びその開口部23がいずれも同軸上に配列
されるようになる。
そして、ハウジング11はその前側のハウジングハーフ
12の連結部14が前記したランプボディ2のハウジン
グ連結部8と連結されることにより、ランプボディ2と
一体的に連結されている。即ち、ハウジング11側の連
結部14がランプボディ2側のハウジング連結部8の嵌
合孔9に略いっばいに内嵌されると共に、ハウジング1
1側の連結部14に形成された係合突起17,17.1
7がランプボディ2側のハウジング連結部8の嵌合孔9
の開口縁にランプボディ2の内側から係合されている。
これにより、ハウジング11とランプボディ2とが一体
的に連結されると共に、ランプボディ2の灯室4とハウ
ジング11の内部空間11aとが連続されることになる
。尚、係合突起17.17.17の係合は、ランプボデ
ィ2のハウジング連結部8の嵌合孔9に形成された図示
しない切欠を通して行なわれる。
ランプボディ2のハウジング連結部8の後端面に形成さ
れた前記環状の溝10にはシール用の0リング25が配
置されており、該0リング25はランプボディ2とハウ
ジング11とが前記したように一体的に連結される際、
溝10とハウジング11の前面、即ち、前側のハウジン
グハーフ12の基部13の前面との間で前後から押圧さ
れるようになり、従って、0リング25はランプボディ
2のハウジング連結部8の後端面とハウジングllの前
面とに密着した状態で設けられている。これによって、
ランプボディ2とハウジング11とが互いに嵌合された
部分は前記したように設けられたOリング25によって
囲まれることになるので、その嵌合部の防水が図られる
ことになる。
26はハウジング11の内部の下端部のうち前記支持突
条18からある程度後方へ離間した位置に配置された後
部支持体であり、略筒状を成しており、その前端には外
方へ張り出したフランジ27が一体に形成されている。
このような後部支持体26はポリアセタール樹脂によっ
て形成されている。
そして、後部支持体26は、前後両側のバウシングバー
212及び19が一体的に結合されると共に、そのフラ
ンジ27の外周部の一部が前後両側のハウジングハーフ
12と19との接合部によって挟まれるようにしてハウ
ジング11内の所定の位置に保持されている。そして、
後部支持体26のフランジ27は、第4図に示すように
、後方から見て略り字状に形成されている。後部支持体
26の前後両端の開口28.29は、第4図に示すよう
に、前後方向から見て略正六角形状とされている。尚、
これら開口部28.29の内周面のうちの六角形の一辺
となる部分は外側へ向けて切欠かれた切欠部28a、2
9aとされている。
また、後部支持体26の外周部のうち左側に位−する略
3分の1程度の部分に切欠部30が形成されていると共
に、外周部の下端部から支持片31が左側へ向けて突出
するように一体に形成されている。尚、2ランジ27の
前面のうちL字の略屈曲部には円形の大径な凹部32が
形成されている。
(b−2、ウオームホイール)[第1図、第2図、第8
図] 33はウオームホイールである。該ウオームホイール3
3は略円筒状に形成された基部34と該基部34の後端
寄りの部分に形成された略フランジ状のギヤ部35とが
一体に形成されており、ギヤ部35の外周面にギヤ歯が
形成されている。
そして、基部34の孔36の前半部が鎖孔36aとされ
ている。そして、このウオームホイール33はポリアミ
ド樹脂によって形成されている。
しかして、ウオームホイール33は、その基部34のう
ちギヤ部35から前方へ突出した部分が前側のハウジン
グハーフ12から一体に形成された前記支持突条18に
回転自在なるように内嵌され、かつ、基部34のうちギ
ヤ部35から後方へ突出した部分が前記後部支持体26
のフランジ27前面に形成された凹部32内に回転自在
なるように配置されると共に、ギヤ部35のうち基部3
4寄りの部分が前記支持突条18の後端面と後部支持体
26のフランジ27前面とにより前後から摺動自在な状
態で挟まれるように位置されることによって、ハウジン
グ11内の所定の位置に回転自在に支持されている。
(b−3、スクリュー移動手段)[第1図、第2図、第
4図、第6図乃至第8図1 37は後述するアジヤスティングスクリューを回転自在
に支持すると共に、前記ウオームホイール33が回転さ
れることによりアジヤスティングスクリューと一体的に
軸方向へ移動されるスクリュー移動子である。
該スクリュー移動子37は軸方向における中間部が螺軸
部38とされ、前部39が略円柱状に形成され、また、
後部40が略六角柱状に形成されると共に、螺軸部38
と前部39との間の部分に外周形状が略正六角形とされ
た回り1ヒめフランジ41が形成されている。そして、
スクリュー移動子37の軸心部にはスクリュー挿通孔4
2が形成されると共に、後部40の6つの面のうちの1
つにラック43が形成されている。そして、このような
スクリュー移動子37はポリアセタール樹脂によって形
成されている。
しかして、スクリュー移動子37はその後部40に形成
されたラック43の一部が前記後部支持体26の開口部
28.2つに形成された切欠部28a、29aに位置す
る状態−c、 !1111軸部38が前記ウオームホイ
ール33の鎖孔36aに螺合され、前部39の前端部が
ハウジング11の連結部l4の開口部15に挿通され、
また、後部40が後部支持体26の開口部28.29に
挿通されている。そして、スクリュー移動子37の回り
止めフランジ41はハウジング11の連結部14の挿通
孔16に位置されている。
従って、スクリュー移動子37はその外周形状が略六角
形とされたその回り1トめフランジ41がハウジング1
1の横断面形状が略六角形とされた挿通孔16に位置さ
れると共に、略六角柱状とされた後部40が後部支持体
26の内周面形状が略六角形とされた開口部28.29
に挿通されることによって、ハウジング11に対して、
回りIEめが為された状態で軸方向へ移動自在なるよう
に支持されている。
(b−4、駆動部)〔第1図乃至第4図〕44はハウジ
ング11の空間のうち右側へ寄った位置に設けられたモ
ータであり、その出力軸45には前記ウオームホイール
33と噛合したウオーム46が固定されている。尚、こ
のウオーム46はポリアセタール樹脂によって形成され
ている。
しかして、モータ44が回転されると、ウオームホイー
ル33が回転されることになる。そして、ウオームホイ
ール33はこれ自体前後方向へは移動することができな
いので、これの鎖孔36aと螺合する前記スクリュー移
動子37がウオームホイール33の回転方向に応じて前
方又は後方へ移動せしめられることになる。
(b−5、アジヤスティングスクリュー)[第1図、第
2図、第4図乃至第8図] 47はアジヤスティングスクリューである。該アジヤス
ティングスクリュー47は略軸状に形成されると共に、
その中間部48が丸棒状に形成され、前部が螺軸部49
とされ、また、後端部50が略六角柱状に形成されてい
る。そして、アジヤスティングスクリュー47のうち中
間部48と螺軸部49の間の部分には環状の溝51が形
成され、また、中間部48と後端部50の間の部分にフ
ランジ状のストッパー52が一体に形成されている。
しかして、アジヤスティングスクリュー47はその中間
部48が前記スクリュー移動子37のスクリュー挿通孔
42に回転自在なるように挿通されると共に、そのスト
ッパー52がスクリュー移動子37の後端面に接触する
ように位置され、その状態でスクリュー移動子37のス
クリュー挿通孔42の前側の開口部に沿うように位置さ
れる溝51に抜けIFめ用のEリング53が係着される
尚、該Eリング53とスクリュー移動子37の前端面と
の間に、波形ワッシャー54が配置される。
尚、アジヤスティングスクリュー47の螺軸部49は前
記反射鏡5に設けられたナツト7に螺合されている。
しかして、アジヤスティングスクリュー47はそのスト
ッパー52とEリング53及び波形ワッシャー54とに
よってスクリュー移動子37からの扶は止めが為された
状態でスクリュー移動子37に保持されている。
従って、スクリュー移動子37が前記したようにして前
後方向へ移動されると、アジヤスティングスクリュー4
7もそれと一体的に前後方向へ移動せしめられることに
なる。しかして、スクリュー移動子37が前後方向へ移
動されると、反射鏡5の下端部が前後方向へ移動される
ので、これによって1反射鏡5の傾きが調整されること
になる。
尚、アジヤスティングスクリュー47の後端部50は後
側のハウジングハーフ19の突出部21に形成された開
口部23に位置されると共に、その後端が突条部21よ
り後方へ突出するように位置されている。
(b−6、スクリュー回転手段)[第1図乃至第3図、
第5図、第8図] 55はハウジング11の後面の下端部に設けられたサブ
ハウジングであり、このサブハウジング55に、前記ア
ジヤスティングスクリュー47を回転せしめる操作機構
が設けられている。
56はサブハウジング55の基部であり、該基部56は
後方へ向けて開口されていると共に、その開口縁に沿う
位置に結合用のフランジ57が一体に形成されており、
その前板部56aに円形の開口部58が形成されている
。また、59はサブハウジング55の蓋部であり、該蓋
部59の外周形状はL記基部56のフランジ57の外周
形状と略等しくされており、その中央部は後方へ向けて
略ドーム状に突出されている。しかして、蓋部59が基
部56の開口部を塞ぐように重ね合わせられた状態で、
蓋部59の外周部と蓋部56のフランジ57とがねじ6
0.60.60によって互いに固定され、これにより、
基部56と蓋部59とが一体的に結合される。
61は操作軸である。該操作軸61は略ボルト状に形成
されており、その先端部に傘歯車62が固定されている
(第5図参照)、63は傘歯車62の一端面に形成され
た嵌合突部である。そして、操作軸61はその軸方向に
おける略中間部が、前記サブハウジング55の一側面に
形成された操作軸挿通孔64に回転自在に支持されると
共に、傘歯車62の嵌合突部63がサブハウジング55
の他側面に外側へ突出するように形成された嵌合部65
に回転自在に内嵌されている。
66はスクリュー回転子である。67はスクリュー回転
子66の軸部であり、該軸部67は後端が閉塞された略
筒状に形成されており、その孔68の横断面形状は略正
六角形とされている。69は軸部67の外周面の後半部
に一体に形成された略傘歯車状の噛合部である。しかし
て、スクリュー回転子66はその軸67が前記サブハウ
ジング55の基部56の前板部56aに形成された開口
部58にサブハウジング55の内側から挿通されると共
に、噛合部69は、その前面がサブハウジング55の前
板部56aに略接触するように位置された状態で、前記
操作軸61に固定された傘歯車62と噛合されている。
尚、操作軸61及びスクリュー回転子66は操作軸61
に固定された傘歯車62とスクリュー回転子66の傘歯
車状とされた噛合部69とが互いに噛合されることによ
り、それぞれ、前記した位置に保持されている。
しかして、サブハウジング55は、これに設けられたス
クリュー回転子66の軸67の孔68に前記アジヤステ
ィングスクリュー47の後端部50が挿入されると共に
、サブハウジング55の前板部56aとハウジング11
の前記閉塞片22との間に防水用のシール部材70が配
置された状態で、図示しない固定手段により、ハウジン
グ11の後面に固定されている。
尚、上記したシール部材70はゴム弾性を有する素材に
より略リング状に形成されており、スクリュー回転子6
6の軸部67のうちサブハウジング55の開口部58か
ら突出した部分に外嵌状に設けられると共に、ハウジン
グ11の前記突出部21のうち閉塞片22から後方の部
分に内嵌されるように位置されている。そして、シール
部材70はサブハウジング55がハウジング11に取着
されるとき、サブハウジング55の前面と閉塞片22と
によって前後から押圧されるようになり、それによって
サブハウジング55の前面と閉塞片22及びスクリュー
回転子66の軸部67とに密着せしめられることになる
従って、ハウジング11の後側の開口部23はシール部
材70によってシールされることになる。
しかして、アジヤスティングスクリュー47はその後端
部、即ち、略六角柱状に形成された部分がスクリュー回
転子66の軸部67の孔68、即ち、横断面形状が正六
角形とされた孔に摺動自在に内嵌されることにより、ス
クリュー回転子66に軸方向へ摺動自在なるように内嵌
されると共に、スクリュー回転子66と一体的に回転さ
れるように係合される。
(c、初期調整) そこで、前照灯の照射方向を変更せしめる傾動部材であ
るところの前記反射鏡5の初期の傾き調整は、操作軸6
1を回転せしめることにより行なわれる、即ち、操作軸
61を回転すると、その回転力が傘歯車62を介してス
クリュー回転子66に伝達されるので、スクリュー回転
子66が操作軸61の回転方向に応じた方向へ回転せし
められると共に、アジヤスティングスクリュー47がス
クリュー回転子66と一体的に回転されることになる。
そして、前記したように、アジヤスティングスクリュー
47はスクリュー移動子37に軸方向へは移動すること
ができないように保持されているため、アジヤスティン
グスクリュー47の回転方向が反射鏡5と一体的に設け
られた前記ナツト7に対して捩じ込まれる方向であると
Sは、ナツト7がアジヤスティングスクリュー47の螺
軸部49に沿って後方へ移動せしめられることになる。
これにより、反射鏡5の下端部が後方へ変位するので、
反射鏡5がより下向きに傾けられることになる。また、
アジヤスティングスクリュー47の回転方向がナツト7
に対して捩じ戻される方向であるときは、ナツト7がア
ジヤスティングスクリュー47の螺軸部49に沿って前
方へ移動せしめられることになる。これにより、反射鏡
5の下端部が前方へ変位するので、反射鏡5がより上向
きに傾けられることになる。
尚、反射tt15の傾きを遠隔操作にて調整するときは
、前記したように、モータ44を回転してスクリュー移
動子37をアジヤスティングスクリュー47と共に軸方
向、即ち、前後方向へ移動せしめるのであるが、アジヤ
スティングスクリュー47が前後方向べ移動されても、
これの後端部50はスクリュー回転子66に対して軸方
向へ摺接しながら移動されるだけであるから、スクリュ
ー回転子66が軸方向へ移動せしめられることはない。
従って、スクリュー回転子66は前記シール部材70に
対して回転運動のみ行なう状態で接触されている。
(d、傾斜角の検出)[第2図乃至第4図]尚、71は
ポテンショメータであり、該ポテンショメータ71はハ
ウジングll内に設けられた前記後部支持体26のフラ
ンジ27後面のうち上部に固定されており、これの本体
部72から下方へ向けて突出した検出軸73の先端部は
後部支持体26に形成された支持片31に回転自在に支
持されている。そして、上記検出軸73にはピニオンギ
ヤ74が固定されており、該ピニオンギヤ74は、グラ
スファイバー入りのポリアミド樹脂により形成され、ま
た、第2図に示すように、その一部が後部支持体26に
形成された切欠部30に位置されると共に、スクリュー
移動子37の後部40に形成された前記ラック43と噛
合されている。従って、スクリュー移動子37が前後方
向へ移動されると、そのラック43がピニオンギヤ74
を回転せしめるので、検出軸73が回転されることにな
る。これにより、ポテンショメータ71において、検出
軸73の回転量が検出され、その検出された回転量から
1図示しないデコーダが。
スクリュー移動子37の移°動量、即ち、反射鏡5の傾
動量を検知するようにされており、それによって、例え
ば、運転席からの遠隔操作により行なわれるモータ44
の回転量を制御することができるようにされている。
(e、その他) 尚、75はハウジング11の後側のハウジングハーフ1
9の基部20に形成された開口部であり、該開口部75
には図示しない防水シールを介して配線用のコネクタ7
6が固定されている。
尚、ランプボディ2の灯室4とハウジング11の内部空
間11aとは、ランプボディ2側のハウジング連結部8
及びハウジングll側の連結部14を介して互いに連続
されるようになる。即ち、灯室4とハウジングll内の
空間11aとは、ハウジング11の連結部14の開口部
15とスクリュー移動子37の前部39との間のクリア
ランス、上記連結部14の孔16とスクリュー移動子3
7の回り止めフランジ41との間のクリアランス及び支
持突条18とウオームホイール33との間のクリアラン
スにより、互いに通気されるように連続される。従って
、例えば、灯室4に何らかの原因で湿気が入った場合、
灯室4内の湿気を含む空気は、ある程度、上記各クリア
ランスを通ってハウジング11の内部空間11aへ流れ
るので、その分、灯室4内の湿気が除去されるようにな
り、それによって1反射鏡4の反射面やレンズ3の内面
のくもりを抑えることができる。
そして、上記ウオームホイール33は前側のハウジング
ハーフ12に形成された瑠状の支持突条18と後部支持
体26とによって支持され、回転する場合にはこれら1
8.26との間で摩擦を生じる。また、ウオームホイー
ル33のギヤ部35はウオーム46と噛合され、互いの
回転により相互の間に摩擦が生じる。更には、ウオーム
ホイール33にはスクリュー移動子37が螺合されてお
り、これも、ウオームホイール33が回転されることに
よって互いの間に摩擦が生じる。
スクリュー移動子37はそのフランジ41がハウジング
11の挿通孔16内を摺動するため、この間で摩擦が生
じ、また、スクリュー移動子37の後部に形成されたラ
ック43はピニオンギヤ74と噛合されており、この間
でも摩擦が生じる。
ところが、これら各部材のうち互いに接触し。
かつ、移動するもの同士はそれぞれを硬度の異なる合成
樹脂によって形成されているため各摩擦面において摩擦
力が硬度の低い方の合成樹脂によって形成されている部
材によって弾性的に吸収されてしまい、摩耗の度合を著
しく低くすることができる。
そして、上記実施例で例示した合成樹脂の硬度は、高い
ものから順に並べると、 (1)グラスファイバー入りのポリアミド樹脂(2)グ
ラスファイバー入りのポリエチレンテレフタレート樹脂 (3)ポリアセタール樹脂 (4)ポリアミド樹脂 の順となる。
尚、ちなみに、耐熱性は高いものから順に、(1)グラ
スファイバー入りのポリエチレンテレフタレート樹脂 (2)グラスファイバー入りのポリアミド樹脂(3)ポ
リアセタール樹脂及びポリアミド樹脂となる。
(F、発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明駆動
機構は、互いに接触しかつ相対的に移動する部材をそれ
ぞれ硬度の異なる合成樹脂によって形成したことを特徴
とする。
従って1本発明によれば、互いに接触し、かつ、相対的
に移動する部材間に生じる摩擦力が硬度の低い方の合成
樹脂によって形成された部材によって弾性的に吸収され
るため、各部材の摩耗を著しく少なくすることができる
【図面の簡単な説明】
図面は本発明駆動機構を自動車用前照灯の光軸調整装置
に適用した実施の一例を示すものであり、第1図は自動
車用前照灯の光軸調整装置の縦断側面図、第2図は第1
図のII−■線に沿う断面図、第3図は自動車用前照灯
の光軸調整装置の後面図、第4図は第1図のIV−IV
線に沿う断面図、第5図は第3図のv−V線に沿う断面
図、第6図は第1図のVl−Vl線に沿う断面図、第7
図は第1図の■−■線に沿う断面図、第8図は要部の分
解斜視図である。 符号の説明 L2.26.33.37.46.74−−−互いに接触
しかつ相対的に移動する部材 出 願 人 株式会社小糸製作所 ■ 鐘面回 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 互いに接触しかつ相対的に移動する部材をそれぞれ硬度
    の異なる合成樹脂によって形成したことを特徴とする駆
    動機構
JP60042999A 1985-03-05 1985-03-05 駆動機構 Pending JPS61201961A (ja)

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