JPS61201715A - カルシウム含有のコアドワイヤを用いた溶融金属の処理方法 - Google Patents

カルシウム含有のコアドワイヤを用いた溶融金属の処理方法

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JPS61201715A
JPS61201715A JP61011814A JP1181486A JPS61201715A JP S61201715 A JPS61201715 A JP S61201715A JP 61011814 A JP61011814 A JP 61011814A JP 1181486 A JP1181486 A JP 1181486A JP S61201715 A JPS61201715 A JP S61201715A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カルシウム含有コアをもつコアドワイヤを用
いた溶融金属の処理、特に溶鋼の処理に係る。本文中の
コアドワイヤなる用語は、長尺の管状金属ケーシングを
備え該ケーシング内部に粉砕状態即ちばら材料の状態の
物質が収容された製品を意味する。このようなコアドワ
イヤを用いると、空気又はスラグとの接触を完全に遮断
して物質を金属浴中に導入し得る。即ち、物質の導入効
率の向上と再現性とが達成さ上記の如き金属浴処理方法
は公知である。例えば欧州特許出願第34994号は、
管状ケーシングと圧縮微粉物質から成るコアとをもち特
に溶鋼処理に使用される複合製品を開示している(8に
一ジ、13−35行)。該コアドワイヤは、薄い鋼製ケ
ーシングとカルシウム含有微粉物質から成るコアとを含
む。
溶鋼処理化使用されるコアドワイヤのコアの構成成分と
してカルシウムを使用することが、ここ数年来盛んであ
る。何故なら、カルシウムは鋼の可溶酸素の濃度を低下
させ、同時に鋼の脱硫にも有利に作用するからである。
また、アルミナの如き介在物の性質及び形態を変化させ
て液体アルミン酸石灰に変えることも可能である。これ
により、連続鋳造K特に不利表現数たるトリベのノズル
の閉塞を阻止し、同時に1熱鍛中に介在物が細長い線と
して配列すること従って得られる製品の横断方向の延性
が低下するととも阻止される。最後に1これら変性され
た介在物は、高速切削バイトに対する研摩性が小さい。
コアドワイヤを用いると、溶鋼を充填したトリベの底部
にカルシウムを容易に導入し溶鋼中でカルシウムを特に
効率良く作用させることが可能である。しかし乍ら、カ
ルシウムの急激表気化によって生じる溶鋼の急激なボイ
リングを阻止する必要がある。即ち、カルシウムの蒸気
圧は1600 t:’で約1.8気圧である。このボイ
リングが過度に強いと、鋼浴内へのコアドワイヤの導入
条件が撹乱される。同時に、溶鋼の噴出が生起し、噴出
した溶鋼はスラグ層を横断し落下しないうちに空気と接
触して酸化する。この結果、製造された鋼の0.。
N、の濃度及びH8濃度までもが増加する。
実験によれば、コアドワイヤのコアとして非合金カルシ
ウム含有物質を使用する場合、溶鋼中へのカルシウムの
導入速度を毎分溶鋼1トン当り約30〜40IIに制限
する必要があることが判明した。実際には合計で溶鋼1
トン当り約125〜600gのカルシウムを導入するの
で、処理に4〜15分を要することが理解されよう。
コアドワイヤのケーシングの厚みと内側断面積とは、コ
アドワイヤが溶鋼トリペの底部に到達しないうちに早く
もケーシングが溶解することがないように上記の導入速
度の関数として調整される。
即ち、導入速度が遅い程、ケーシングの厚みを増す必要
がある。
カルシウム又はそれ以外の高度に反応性の元素もしくは
化合物によって溶融金属又は合金特に鋳鉄及び鋼鉄を処
理するための方法は数多く提案されてきた。また、かか
る方法〈使用するために、カルシウム又はその他の元素
を混合物又は合金の形態で含有する組成物も数多く提案
されてきた。
例えば欧州特許出願第34994号は、カルシウムを導
入する手段として、約30重量%のカルシウムを含有す
る5i−Ca合金を含むコアドワイヤの使用を開示して
いる。この場合溶鋼のボイリングが低減することが判明
し、またこの方法では、毎分溶鋼1トン当り約80JI
に相当する温度で5i−Caの形態のカルシウムを溶鋼
中にコアPワイヤとして導入しても過度のボイリングが
生じない。従ってカルシウムの導入速度を約2倍にする
ことができる。
5i−Ca合金の使用に伴なう重大な欠点は、カルシウ
ムの約2倍のケイ素が鋼中に導入されることである。即
ち5i−(’a金合金約60重量−のケイ素を含有して
お9、実験によれば該合金中のカルシウム含有率を顕著
に増加させて401以上に−JTることは殆んど不可能
であることが判明した。鋼に導入されたとき、カルシウ
ム照的に、ケイ素は全部固定される。従って溶鋼1トン
当、912If〜600.9の範囲でカルシウムを導入
すると鋼中のケイ素含量Fi250〜1200 p、p
−m、になる。多くの用途、特忙鋼が深絞り処理される
用途では、上記の如きケイ素濃度は極めて不利である。
深絞)処理される鋼の場合、ケイ素含量の許容限度は2
00〜300 p、p、m、のオーダである。5i−C
a合金をコアドヮイヤのコアとして鋼に導入した場合、
上記のケイ素濃度の許容限度を守ることができない。
欧州特許出願第30043号は、軟鋼ケーシングに被覆
された粉末混合物を金属浴に導入する溶融金属の処理方
法を開示している。該混合物は、マグネシウム、カルシ
ウム及び希土類金属の如き反応性金属から成る「A」成
分と、鉄、ニッケル又はマンガンから成るrBJ成分と
を含有する混合物を用いたときに最良結果が得られる。
る寓茸賽埋=金属蒸気の分散が確保される。その結果、
金属浴のボイリングの激しさを緩和し溶融金属の噴出を
少なくする。しかし乍ら、コアrワイヤのケーシングに
内蔵されたコア妙ζ実際には不活性の「B」成分を多量
に含む必要があるので、処理コストが高く処理時間が長
い。
また、2種類の成分の密度が異なるので混合物の使用中
に成分の分離が生じ混合物の効率が低下する恐れもある
ドイツ特許第974835号もまた、Aj、Ca、Ti
次脱酸後に上記の如き金属を金属浴に導入する。冶金的
要件に従って鉄鋼又は金属又はその他の合金鋼から成る
外装管によって反応性金属を保護する。溶鋼浴の温度で
はカルシウム又はマグネシウムの如き金属の蒸気圧が極
めて高いが、この高い蒸気圧に起因する問題の解決策は
示されていない。
ドイツ特許第1220617号は、微粒鉄鋼を得るため
の処理用合金を提案している。該合金は、カルシウム5
〜40%とAムMTL、 Ni、 Siから成るグルー
プの1種以上の元素5〜55g6と任意に少量の(::
e、 Li e Sr、 Ba、 Mgとを含有し、残
りが10〜80%の鉄から成る。この鉄は、1つはFe
 15.69に、 Mtcl 2.71 Ca 20.
5 チ。
5i45.7係1Mg4.5係を含有する合金、もう1
つは、Fe 33.5 s、 Ca 29.5 チ、8
i 36%を含有する合金である。これら合金では、カ
ルタウム、マグネシウムの如き反応性の強い元素の含有
率が比較的小さく、逆にケイ素の含有率が高い。ケイ素
が不要な場合にはケイ素含有率の高いことが欠点になる
米国特許第4094666号は、軟鋼外装で被覆され任
意にパストネーサイト(bastnaesite )(
Ce及びLaのフルオロ炭酸塩)を添加したカルシウム
又はマグネシウムを用いる鋳鉄及び鋼鉄の精練方法を開
示している。上記の如く、カルシウム及びマグネシウム
はいずれも極めて有効であるが、蒸気圧が極度に高いの
で金属浴に導入し喪ときの噴出が激しい。任意にパスト
ネーサイトを添加した反応性金属(Ca及びMg)の量
は、処理すべき鋼鉄又は鋳鉄浴の0.3〜0.5重量%
、即ち1トン当93〜5に9である。
従ってかなシの損失が生じる。
ワイヤとしてカルシウムを導入する方法に於いて溶融金
属の液位よシか表9上方まで噴出するような過度のボイ
リングを生ずるとと無く高速でコアドワイヤを導入し得
る方法を開発することであった。また、導入中K例えば
ケイ素の如く機械的特性又はその他の特性に好ましくな
い元素によって溶融金属が汚染されない方法を開発する
こと、更に、処理コストが最小でカルシウムの導入効率
が最大である方法を開発することであった。また、経済
性の見地から、コアドワイヤのコア形成のためにカルシ
ウムと任意ニ雄合される元素の量を最小にすること、か
かる元素が金属浴に不利な作用を与えない場合でもその
使用量を少なくしてカルシウム導入に要するコアドワイ
ヤの体積を最小にすることも本出願出願人の最終的な目
的は、上記の如き方法によって特に鋼鉄又は鋳鉄の如き
鉄金属を処理し脱酸及び/又は脱硫及び/又は介在物の
性質及び形態の修正を特に有効に行なうことである。
本発明によって提供される溶融状態の金属又は合金の処
理方法、特に鉄金属の処理方法は、上記に提示された課
題を全て解決することが可能である。本発明方法は、溶
融状態の金属又は金属合金を調製し、好ましくは予め脱
酸処理し、形成された金属浴にコアドワイヤを導入する
ステップを含んでおり、方法の特徴は、コア形成物質の
ベース成分がカルシウム導入量慢以上を含有する合金で
あること、及び、該合金が更にニッケルとアルミニウム
とのグループの金属の少くとも1種を合金中のニッケル
とアルミニウムとの総量が5重量係以上になる量で含有
していることである。該合金は更に、種々の不純物及び
/又は補助添加物を含有し得る。好ましくけ、合金のカ
ルシウム含有率が80重量%以上であり、との場合ニッ
ケルとアルミニウムとの合計含有率は、20重量−以下
である。
特に、合金は15重量−まイのケイ素を任意に含有して
いてもよく、また2重量肇、tl−屡のマグネシウムを
同じく任意に含有していてもよい。
合金は好ましくは、粉砕形態即ち微粉形態又はより好ま
しくは顆粒形態で使用される。後者の場合の好ましい最
大粒度は2mmのオーダである。該合金は;アトワイヤ
の内部で圧縮状態でもよく又は圧縮されていなくてもよ
い。
コアドワイヤのコア形成物質の主ベース成分たる該合金
は、コア形成物質総重量の30重量−以上を占める。ま
た、いくつかの用途では、このコア構成物質が別のカル
シウム含有合金、例えばシリコ−カルシウムを含有して
もいてもよい。更に、特に金属浴の組成を調整し得る合
金形又は非合金形の金属又は非金属の元素を含有してい
てもよい。また、特に金属浴が鋼鉄又は鋳鉄から成る場
合にこの金属浴の処理を補助する金属又は非金属の元素
又は化合物を含有していてもよい。
(以下余白) コアドワイヤのコア形成用物質のベース成分が上記組成
の合金であって混合物ではないことに留意されたい。
また好ましくは、鉄鋼の場合、溶鋼中へのカルシウム合
金含有コアドワイヤの導入速度は、毎分当シのカルシウ
ム導入量が溶鋼1トン当り約80〜120fになるよう
に決定される。カルシウムの総導入量は、溶鋼1トン当
り125〜600Fである。導入は、例えば、トリベで
行なってもよく及び/又は連続鋳造の場合は分配器で行
なってもよい。
本発明方法は、特に絞り適性のよい鋼鉄の製造に適して
いる。この場合コアドワイヤ導入以前の溶鋼のケイ素含
量を300 pPrrl、取手の値に制限する必要があ
る。従って、ケイ素含量の見地からは、コアドワイヤ導
入後の溶鋼のケイ素含量が導入以前のケイ素含量の上限
値たる300 ppmを余シ顕調整しなければならない
本発明は更K、溶融金属又は合金特に鋼鉄を処理するた
めに、好ましくは圧縮又は非圧縮の粉砕形態即ち微粉又
は顆粒の形態のコア形成用物質のベース成分が75重量
%以上のカルシウムを含有し且つニッケル及び/又はア
ルミニウムを総量5重量−以上の量で含有する合金から
成るようなコアドワイヤに係る。本発明のコアドワイヤ
のその他の重要な特徴は本発明方法を記載したときに説
明済であるからここでは繰返さない。
添付図面に示す具体例に基いて本発明を非限定的に以下
に説明する。
第1図のトリペ1は83トンの溶鋼2を収容している。
溶鋼は予め脱酸した非合金鋼であシ、C0912%とM
n0.6%とを含有している。溶鋼はスラグ層3で被覆
されている。溶鋼の表面から3003111の高さHを
隔てて16個の直径約5Qmmの鋼クーベル(coup
elle) 4が配置されている。クーベル4は、トリ
ベの上方から懸吊された直径1.2mの銅円板5の下方
に懸吊されている。
第2図はクーイル固造ロッド6の円板貫通末端7を示す
。ロッド6はできるだけ均等に分布して円板から懸吊さ
れている。第1図の右側に概略的に示したデバイス8け
、コアドワイヤ10を溶鋼内に上から下にほぼ鉛直に導
入するローラ9を含む。
予備テストによれば、コアドワイヤの導入によって生じ
る溶融金属のボイリングの強さは、半数以上のクーベル
4に金属及び/又はスラグの噴出が届く程強くてはなら
ないことが判明している。
また、予備テストによって、非合金粉砕カルシウムから
成るコアをもつコアドワイヤの場合、上記半数以上のク
ーベルに噴出が届くボイリングが、毎分溶鋼1トン当シ
カルシウム40fに対応する導入速度を用いたときに生
じることも判明している。
C0,12=J及びMn0.6%を含有する非合金A4
2型鋼を処理するアーク炉から出た溶湯に対して組織的
テストを実施した。その結果を第3図のダイヤグラムで
示す。鋼溶湯の41サンプルをテストした。各溶湯83
トンを第1図のトリベIK入れコアドワイヤ10で処理
した。このコアドワイヤは、厚さ0.4 flで16X
7.5Mの矩形断面をもつ軟鋼ケーシングを備える。コ
アドワイヤのコアは、87重量−〇〇aと11重量%の
Niとを含有する(’aNi合金から成る粉砕物質であ
る。
コアドワイヤに含まれる合金の重量は110f/mであ
シ即ちカルシウム95.7fに相当する。第3図の縦軸
はコアドワイヤの導入速度をm7分で示す。横軸は溶鋼
の温度を示す。各テストの結果を×印又は○印で示す。
X印は溶鋼のボイリングが強過ぎる場合即ち8つ以上の
クーベル4が鋼及びスラグの噴出を浴びた場合を示す。
○印はボイリが届かなかった場合を示す。
第3図の直線りは、19回のテストについて強過ぎるボ
イリングが1回しか生じなかった下部ゾーンと、22回
のテストについて強過ぎるボイリングが9回も生じた上
部ゾーンとを分割する。この直線りはコアドワイヤの導
入速度105m/分に相当し、溶鋼83トンに対してカ
ルシウム120 f/l/分に相当する。
次に、93重量%のCaと5重量%のAtとを含有する
CaAt合金を用いてCa Ni合金に関するテストと
同様の一連のテストを実施した。この合金は前出のCa
Ni合金と同様に粉砕状態である。
これらのテストより、Caht合金のコアを用いて、C
aNi合金のコアをもつコアドワイヤと極めて近い寸法
特性をもつコアドワイヤを製造し得ることが判明した。
上記組成のCaAt合金のコアをもつコアドワイヤをC
aNi合金の場合同様、83トン〃)宿−ズー「ワ突1
 4  A  J  つ 荊襖6關99?r   跡命
望 IL−7エにシカルシウム約120f/分の導入に
相幽する速度で導入し得ることがテストによって確認さ
れた。
上記条件下で溶鋼の顕著な噴出は観察されない。
溶鋼中へのカルシウムの導入効率、即ち溶鋼中に保持さ
れたカルシウムの重量%とコアドワイヤとして導入され
たカルシウムの重量%との比を比較するために、同じ処
理条件で各々が83トンのA42型鋼を収容した鋼浴を
上記のCaNi合金及びCaAt合金で夫々処理した。
各場合に、導入カルシウムの総量は180 f/を即ち
0.0180重量−である。分析の結果、分配器の溶鋼
中に保持されたカルシウムの量は平均すると、CaNi
 合金のときに0.0034%でありCaAt合金のと
きに0.0039チであることが判明した。従ってカル
シウムの効率はCaNi合金で19%、CaAt合金で
22%である。
同じテスト中Kまた、カルシウム導入の結果として生じ
る溶鋼のイオウの濃度変化を測定した。
この濃度は平均すると、CaN1合金導入のときには2
4%減少し、CaAt合金導入のときには26%減少す
ることが判明した。
する5iCa合金から成るコアをもつ同じ特性値のコア
ドワイヤで処理した。
第3図と同様のダイヤグラムを作成し、大局的にみて過
度のボイリングを生じない下部ゾーンとボイリングが過
度になる上部ゾーンとの境界線を引く。この境界線はコ
アrワイヤの導入速度120・、・17分に対応する。
該コアドワイヤは1mmフシ180t5iCa合金を含
有するので、この場合のカルシウムの最大導入速度は毎
分78 f/lである。
分析の結果より、5iCa合金の場合、カルシウムの導
入効率が平均15チであることが判明した。
ケイ素の導入効率は事実上10(lである。溶鋼のトン
当、918Ofのカルシウムを導入したときくケイ1g
360ppmがもはや固定される。この添加量は、鋼の
深絞多処理に不適である。即ち深絞り処理ではケイ素含
有率が300ppm未満であること、成る場合に200
 pI)m未満であることが要求されるからである。
本発明の別の実施例によれば、コア形成物質としてCa
90%とNi 8%とを含有するCa Ni合金と(’
a30%と8160%とを含有するCa11合金とを夫
々50重量%ずつ含むコアドワイヤについてもテストし
た。上記混合物けCa60重量%と5i30重量%とを
含むととになる。
Ca60%を含有する上記コアドワイヤを用いると、同
量のカルシウムを浴に導入するために必要な物質の添加
量は、Ca30%及び5i60%を含むCaSiを含む
コアrワイヤのときの%で済む。
1−A> L  )r l 書/7”1 道’IJ J
l 片LO/r 丸!本発明の範囲内で方法の多数の変
形が可能である。更に本発明はコアドワイヤに係る。特
に、本発明ワイヤのケーシングは鉄鋼から成ってもよく
又は処理すべき浴に対して適合性のいかなる金属から成
ってもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、カルシウム含有コアPワイヤの導入によって
溶鋼のボイリングの強さを変化させる装置の概略図、第
2図は矢印Fの方向に見た第1図の詳細図、第3図はコ
アPワイヤの導入速度と溶鋼のボイリングの強さとの関
係を示すグラフである。 1・・・ト リベ、   2・・・溶 鋼、3・・・ス
ラグ層、   4・・・クーベル、5・・・銅円板、 
  6・・・クーベル固定ロッド、9・・・ローラ、1
0・・・コアドワイヤ。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)長尺の管状金属ケーシングとコアとを含むコアド
    ワイヤを金属又は合金の融浴に導入することによって金
    属又は合金特に鉄金属を処理する方法に於いて、前記コ
    アドワイヤのコア形成物質のベース成分が、75重量%
    以上のカルシウムを含有し且つニッケルとアルミニウム
    とから成るグループに属する金属1種以上を、Al+N
    iの総含有率が5重量%以上になる量で含有する合金か
    ら成ることを特徴とする処理方法。
  2. (2)ベース成分が補助添加物及び/又は種々の不純物
    を含有し得ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の方法。
  3. (3)ベース成分が80重量%以上のカルシウムを含有
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項
    に記載の方法。
  4. (4)Al+Niの総含有率が5〜20重量%であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3項のいず
    れかに記載の方法。
  5. (5)ベース成分が0〜15重量%のケイ素を含有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第4項のい
    ずれかに記載の方法。
  6. (6)ベース成分が粉砕形態であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記載の方法
  7. (7)コアドワイヤのコア形成物質が圧縮固化されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第6項の
    いずれかに記載の方法。
  8. (8)コアドワイヤのコアがベース成分以外に、別のカ
    ルシウム含有合金を含むことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項乃至第7項のいずれかに記載の方法。
  9. (9)鉄鋼又は鉄合金の処理の場合に、毎分鉄金属又は
    鉄合金1トン当り約80〜120gのカルシウムが導入
    されるように金属中へのコアドワイヤの導入速度を決定
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第7項
    のいずれかに記載の方法。
  10. (10)長尺の薄い管状金属ケーシングとコアとを含む
    コアドワイヤに於いて、コア形成物質ベース成分が、7
    5重量%以上のカルシウムを含み且つニッケルとアルミ
    ニウムとから成るグループに属する金属1種以上をNi
    +Alが5重量%以上になる量で含む合金から成ること
    を特徴とするコアドワイヤ。
  11. (11)Ni+Alの総含有率が5〜20重量%である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第10項に記載のコア
    ドワイヤ。
  12. (12)ベース成分が0〜15重量%のケイ素を含有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第10項又は第11
    項に記載のコアドワイヤ。
  13. (13)ベース成分が種々の不純物及び/又は補助添加
    物を含有することを特徴とする特許請求の範囲第10項
    乃至第12項のいずれかに記載のコアドワイヤ。
  14. (14)ベース成分以外に、別のカルシウム含有合金を
    含むことを特徴とする特許請求の範囲第10項乃至第1
    3項のいずれかに記載のコアドワイヤ。
  15. (15)コア形成物質が更に、1種以上のカルシウム含
    有合金には含まれない金属又は非金属の元素又は化合物
    を含有することを特徴とする特許請求の範囲第10項乃
    至第14項のいずれかに記載のコアドワイヤ。
  16. (16)ベース成分が粉砕形態であるととを特徴とする
    特許請求の範囲第11項乃至第15項のいずれかに記載
    のコアドワイヤ。
  17. (17)コアドワイヤのコア形成物質が圧縮固化されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第11項乃至第1
    6項のいずれかに記載のコアドワイヤ。
  18. (18)特に絞り適性のよい鉄鋼を製造するための特許
    請求の範囲第1項乃至第9項のいずれかに記載の方法の
    使用。
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