JPS6089514A - 冷間成形適性が大きくケイ素含量の低い鋼を得るためのカルシウムによる処理法 - Google Patents

冷間成形適性が大きくケイ素含量の低い鋼を得るためのカルシウムによる処理法

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JPS6089514A
JPS6089514A JP59194520A JP19452084A JPS6089514A JP S6089514 A JPS6089514 A JP S6089514A JP 59194520 A JP59194520 A JP 59194520A JP 19452084 A JP19452084 A JP 19452084A JP S6089514 A JPS6089514 A JP S6089514A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は適切な処理によって介在物が圧延後も球状を維
持し、そのため使用時に大きな冷間絞り加工適性又は冷
間圧印加工適性の如き特に有オリな性質を示し得る鋼の
製法に係る0 この種の鋼を製造すべく液体鋼の鋳込み前lこ該液体鋼
にカルシウムを添加することは既tと知られている。
液体鋼へのカルシウム導入には該元素の低し)密度と極
めて高い酸化性とに起因して種々の問題力づ伴う。
この導入操作を行うための極めて効果的な方法の1つに
欧州特許出願第34994号第84−ジ第13行〜35
行に記載の方法がある。
この方法はカルシウムを30%含むシリコカルシウム(
silico−calcium ) を使用するもので
あり該合金を薄い鋼の外被で包まれ且つその場で圧縮さ
れた粉末の形態で用いる。このようにして形成される複
合体は一般にスタッフト・ワイヤ(仏語でfil fo
urre )と称され、ボビンから繰り出されて処理す
べき液体鋼の浴内に導入される。
このようにすれば活性元素即ちカルシウムの酸化が一切
回避され、該元素が前記金属浴に直接作用するためより
大きい効率と再現性とが得られる。
このように処理された鋼は等方性、可延性、切削性等の
性質に優れている。また、このカルシウム添加は該液体
金属中に存在する介在物を液状にするため連続鋳造用ノ
ズルの閉塞の危険が回避される。
しかし乍らこの公知方法は、冷間成形特に深絞りに格別
に適した性質をもつ特定の鋼を製造したい場合には使用
し得ない。このような鋼はケイ素含量が極めて低くなけ
ればならず、通常は 20T丁「璽 %から器%までの範囲を越えてはならない。
実際に使用されるシリコカルシウムは約30%のCaと
60%の81と10%のFe及び種々の不純物とを含む
カルシウムの効果を十分に引き出すためには液体鋼1を
当り約0.5乃至i、 5kgの割合で前記シリコカル
シウムを導入する必要がある。
その結果液体鋼のケイ素含量は、効率をほぼ1000 %として、□ %乃至 、。。。%増加する。
000 実験の結果、カルシウム含量が30%を越えるシリコカ
ルシウムの使用は望ましくないことが判明した。実際こ
の種の合金は粉砕状態では不安定で爆発の可能性がある
。極めて酸化し易く不安定な微粉の割合が高い粉砕状カ
ルシウムの場合もこのような爆発の危険が存在するので
ある。
周知の如<、純粋カルシウムを微粉の存在しない粒子の
形状に製造することは可能である。このようなカルシウ
ムは特に国際特許出願PCT第W081101811号
に記載の方法で製造し得る。
従ってこれをケイ素含量の極めて低い鋼の製造に使用す
ることは考えられないことではない。
しかし乍ら前記の方法で得られるカルシウムは値段が高
く、そのため前述の如き鋼の精練コストもかなり高くな
る。
そこで本発明者は、特に冷間変形加工適性の如き極めて
有利な性質を得るべくケイ素含量が極度に低いカルシウ
ム鋼をより奸才しい原価条件で製造する可能性を追求し
た。
本発明の方法は先ず公知の方法でケイ素含量の極めて低
い液体鋼を製造し、次いで該液体鋼中にスタッフト・ワ
イヤを導入することからなる。該スタッフトeワイヤの
外被は殆んどの場合鋼製であり、心は少なくとも2種の
組成物からなる分割状材料(matters dlvi
sJe )で構成される。これら組成物の一方は粒状金
属カルシウムであり、150メツシユのふるいの目より
小さい粒子の割合は該組成物の2乃至3重量%以下であ
る。
もう一方の組成物は25乃至35質量%のC&と、50
乃至70質量%の81と5乃至15質量%の鉄及び不純
物とを含むシリコカルシウムである0 該分割状材料に詔ける前記第1組成物及び第2組成物間
の質量比には0.1から3の間である。
通常は処理される鋼1を当り約125乃至600gのカ
ルシウムと301を越えない量のケイ素とを前記スタッ
フト・ワイヤの形状で液体鋼中に導入する。
液体鋼はスタッフト・ワイヤ導入前のケイ素含量が−1
−質量%未満であるよう製造するのが000 好ましい。
該液体鋼はアルミニウムによる沈静後に、例えばホタル
石を含んだ還元剤としての塩基性スラグで処理して脱硫
させてもよい。
スタッフト・ワイヤは外被内の心が圧縮された状態の分
割状材料で構成されていると有利である。
前記外被は少なくとも2つの平行な偏平部分からなり、
これら部分が互に対向して配置される。好ましくは使用
する粒状カルシウムを前記国際特許出願PCT第WO8
1101811号に開示の方法で製造するとよい。
この方法は出発カルシウムを溶融し、次にこれを精製塔
に通して分割状(五l’ etat divisシ)に
し、次いでデカンテーションにかけた後振動オリフィス
を介して噴霧し、最後に得られた液滴を凝固させて粒子
にすることからなる。
本発明の方法は通常非合金鋼又は低合金鋼に使用される
。一般的には本発明の方法は鋼へのカルシウム添加を極
めて経済的に、且つ介在物を球状にするための所望の濃
度で実施せしめ、一方ケイ素含量を限界しはルより低い
値に維持する。このしばルは通常一定の規準によって決
められている。
その結果、カルシウムで処理した鋼特有の性質、特に機
械的性質の十分な等方性と優れた切削加工適性とを有す
るに加えて冷間変形加工適性、特に絞り加工適性をも有
する鋼が得られる。
本発明の方法を用いればこの種の鋼の製造コストを大幅
に削減することもできる。そのためには先ず各タイプの
処理操作毎に、スタッフト・ワイヤの形状で鋼中に導入
すべきカルシウムの合計量を決定する。この決定に当た
っては前述の如く導入されるカルシウムの反応効率が1
5乃至20%であることを考慮する。
また、最大許容量を越えることなく鋼中に導入し得るケ
イ素の量も決定する。
この最大許容量は通常−但一乃至□% 1000 1000 程度である。ケイ素含量が例えば□%未満000 と極めて低い液体鋼を調製せしめる製法であれば、該液
体鋼中へのスタッフト・ワイヤ導入時に鋼中のケイ素含
量を該鋼に課せられた条件に応じて約15−から 三!
−%までの範囲で増加させ得i ooo 1oo。
る。即ち、ケイ素の初期含量と前記条件により決定され
る制限値とを考慮して液体鋼it当り150乃至300
gのケイ素を鋼に導入し得ることになる。このケイ素を
約60質量%のsiと約30質量%のCaと約10質景
%のFe及び不純物とを含む一般的なシリコカルシウム
の形状で導入すると液体鋼に導入すべきシリコカルシウ
ムの合計量は液体鋼1を当り250乃至500Iになる
。この場合に導入されるカルシウムの量は75乃至15
09/lに等しい。後はこのシリコカルシウムに粒状カ
ルシウムを補足して導入すべきカルシウム総量に到達さ
ぜるだけでよく、このようにすれば前述の如き鋼の製造
コストを最小限lこ抑えることができる。即ち、一方で
は導入カルシウム単位量当りの原価が極めて低いシリコ
カルシウムを最大限に使用し、他方ではシリコカルシウ
ムの代りに純粋カルシウムを補充分として使用すること
により導入すべき分割状材料の総質量と対応体積とを削
減するのである。換言すれば、断面積及び圧縮率が一定
であれば液体鋼に導入すべきスタッフト・ワイヤの長さ
はより短かくなり、その結果コストも下がる。この導入
操作は通常鋳鍋で行われるか、又は連続鋳造の場合は分
配器で行われる。
鋼はケイ素含量を一般的には不吉「5未満、通常は約η
)00 乃至了000 %程度まで低下させるような条
件下で予め脱酸処理しておく。
本発明はまた、金属外被の中にカルシウムとケイ素とを
4−スとする分割状材料を詰めた鋼浴処理用スタッフト
・ワイヤにも係る。この分割状材料は少なくとも2種の
組成物からなり、一方の組成物は150メツシユのふる
いの目より小さい粒子の含量が該組成物の2乃至3重量
%を越えないような粒状金属カルシウムであり、もう一
方の組成物は25乃至35質景%のCaと、50乃至7
0質量%のStと、5乃至15質量%の鉄及び不純物と
を含むシリコカルシウムであり、これら第1及び第2組
成物の含量の比には0.1から3の間で好ましくは0.
3から2の間である。
本発明のスタッフト・ワイヤの外被は有利には鋼で形成
される。
また、核外被に包囲される分割状材料は圧縮された状態
で存在すると有利である。特に有利なスタッフト・ワイ
ヤ製法では外被が互に対向する少なくとも2つの平行な
偏平部分を有するワイヤから作られる。
本発明の方法の可能性と実施法とは添付図面からより良
く理解されよう。
この図面はスタッフト・ワイヤの導入による尚該金属の
ケイ素含量の増加を使用混合物の平均カルシウム含量の
関数として縦座標に示したグラフであり、3つの曲線1
,2及び3は夫々鋼1tに付き下記の如き一定量のカル
シウムを加えた場合ζこ得られる曲線である。
曲線1・・・・・・451/を 曲線2・・・・・・300.9/を 曲線3・・・・・・150.9/l これらの混合物は微粉(直径100ミクロン未満の粒子
)を含まない粒状純粋カルシウムと下記の如き組成の粉
砕状シリコカルシウムとからなる。
S t、・・・・・・60質量% Ca・・・・・・30質量% 鉄及び不純物・・・・・・10質量% 横座標にはこれら曲線の各点毎にカルシウムとシリコカ
ルシウムとの混合物の合計Ca含量が質量%で示されて
いる。この含量は各点における前記混合物の純粋カルシ
ウム量とシリコカルシウム量との比Kから算出し得る。
曲線4はこの比にの変化を表わす。
値に=0は分割状材料がカルシウム30%のシリコカル
シウムのみからなることを示す。この値は各曲線1.2
及び3の出発点5,6及び7を規定する。
これら各点での分割状材料は純粋カルシウムを含まず夫
々1.5kf、1kp及び0.5 kgO)シIJ :
l カルシウムからなっている。この場合液体鋼に導入
されることになるケイ素量は夫々90011/ t、 
600.9/を及び3ooF/lである。このケイ素の
導入効率は実質的に100%であるため、これらのシリ
コカルシウム添加により鋼のケイ素含量は前記各点で夫
々−90−%、−仕一%及ヒー阻−100010001
000 %ずつ増加する。このような増加はケイ素の最終もしく
は1.1%未満のレベルに抑えたい場合には許容し得な
い。
添付図面の曲線から明らかなように、分割状材料の純粋
カルシウムを少し増加させるだけでケイ素含量を所望レ
イルに低減させることができる。
例えば、比Kが0.6の、即ち純粋カルシウムの質量が
シリコカルシウムの質量の60%に等しい分割状材料混
合物を用いれば他はそのままにしてケイ素増加量のみを
3分の1にすることができる。
このような混合物をシリコカルシウムのみで構成する場
合はCa含量を30%ではなく56%ζこする。この場
合液体鋼1tの処理に必要な質量は初期質量の53.6
%でしかない。
分割状材料のカルシウム含量を比較的少し増加させるだ
けで所望の結果が得られる場合はかなりある。
本発明の実施には必要に応じて0.1から3までの範囲
の比Kを有する分割状材料を使用する。実際には0.2
から2の範囲の比Kにすることが多い。
好ましくは添加コストを最小限に抑えるべく所望の目的
に応じてできるだけ小さい比Kを使用する。
次に本発明の方法を非限定的実施例を挙げて説明する。
1)ト90マイトで被覆した鋳鍋に流し込まれた後で下
記の組成(質量%)を有するような絞り加工用鋼をLD
転炉により公知の方法で製造する。
C”0.055; 5l=0.004; Mn=0.2
80;S=0.012; p=o、oi4. Cu=0
.015゜フェロシリコン(ferro−s目1ciu
m)を添加しないでアルミニウムにより鋳鍋内の沈静を
行う。アルミナ石灰とホタル石との混合物からなる塩基
性スラブを用い、鋳鍋の底に配置された多孔質栓を介し
てアルビンを吹込むことにより攪拌しながら前記鋳鍋内
の鋼を処理する。
10分間吹込み後の鋼の組成(質量%)は次の通りであ
る。
C”0.057; 5j=0.003; Mn=0.2
90;s=o、008; P=0.017; Cu=0
.016;A1=0.045゜ 次いで鋼製外被内に30質量%のCaと60質量%のS
lと10質量%のF@及び不純物とを含むシリコカルシ
ウムからなる分割状材料を詰めたスタッフト・ワイヤを
前記液体鋼中に導入する。
このシリコカルシウム導入量は液体鋼1を当り1.2k
F(0,36kfのカルシウムに該当)である。
アルビンを3分間吹込んだ後該鋼をインビット状に鋳込
み、得られたインゴットをスラブ状に変形加工する。こ
れらスラブの平均組成(質量%)は次の通りである。
C=0.058; Si”0.076; Mn=0.2
90;S=0.006゜ 2)ケイ素含量が条件により0.(120%未満と定め
られている前述と同様の絞り加工用鋼を本発明の方法で
製造する。前記実施例1)と同様にLD転炉での練成後
アルミニウムによる沈静を行い且つアルビンを吹込みな
がら塩基性スラグで処理して次の如き組成の液体鋼を得
る。
C”0.053; 5i=0.002; Mn=0.2
68;S”0.007; P =Q、014; Cミニ
0.020;A l =0.042゜ この液体鋼に、1)と同じ組成のシリコカルシウムと粒
状純粋カルシウムとの混合物からなる分割状材料を鋼製
外被で包んで形成したスタッフト・ワイヤを導入する。
比には1.33に等しく、これは平均カルシウム含量が
70%の分割状材料に該当する。
添加されるカルシウムの合計量は1)の場合と同じで、
処理すべき液体鋼1を当り360Iである。但しこの場
合は分割状材料混合物が粒状純粋カルシウム294gと
、ケイ素を132gしか含まないシリコカルシウム22
19’とを含む。従って導入される混合物の質量は12
00!!/lではな(515,9/lになり、そのため
スタッフト・ワイヤの長さが大幅に短縮される〇アルゴ
ンを3分間吹込んだ後前記鋼をインゴット状に鋳込み、
得られたインゴットをスラブ状に変形加工する。これら
スラブの平均組成(質量%)は次の通りである。
C”0.055; 5i=0.016; Mn=0.2
70;S−0,005; P=0.015; Cミニ0
.019;Al”0.035; Ca=0.0040゜
このように本発明の方法で得られる鋼はケイ素含量に関
する条件に適合する。この鋼はほぼ等方性の構造をもち
、絞り加工に極めて適している。
本発明の方法は前述の実施例には限定されず本発明の範
囲内で種々の変形が可能である。
特に、最も経済的な条件下で絞り加工用鋼を得るべく使
用されるカルシウム及びシリコカルシウムの最適量は必
要に応じ任意に決定してよい。
本発明は特に前述の如き鋼の連続鋳造に適している。こ
の場合は前記処理用スタッフト・ワイヤの導入を鋳鋼レ
ベル又は分配器レベルで実施し得る0
【図面の簡単な説明】
添付図面はスタッフトーワイヤの導入による鋼のケイ素
含量増加と使用する混合物の平均カルシウム含量との関
係を示す(趣線1,2.3)と共に、分割状材料混合物
の合計カルシウム含量の変化を比に即ち該混合物中の組
成物間の含量比の関数として示す(曲線4)グラフであ
る。 出願人 ハゝ゛1しtレゾ7 代理人弁鴫士川 口 義 堆

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)冷開成形適性の大きい鋼を製造する方法であって
    、先ずケイ素含量の低い脱酸した液体鋼を製造し、次い
    でこの液体鋼に分割状材料を含むスタッフト・ワイヤを
    導入することからなり、前記分割状材料が少なくとも2
    種の組成物で構成され、第1組成物が粒状金属カルシウ
    ムであって150メツシユのふるいの目より小さい粒子
    を2乃至3重量70以下しか含まず、第2組成物が25
    から35質量%までのC11と50から70質量%まで
    のStと5から15質量%までのFe及び不純物とを含
    むシリコカルシウムであり、これら第1及び第2組成物
    間の含量比Kが0.1から3、好ましくは0.3から2
    の間であることを特徴とする方法。 (2)前記スタッフト・ワイヤの外被が鋼であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載載の方法。 (3)処理すべき鋼1を当り125から600gまでの
    カルシウムと処理すべき鋼1を当り300gを越えない
    量のケイ素とを前記スタソフト・ワイヤの形態で前記鋼
    中に導入することを特徴とする特許請求の範囲第1項又
    は第2項に記載の方法。 (4)m記液体鋼をスタッフト・ワイヤ導入前のケイ素
    含量が177.質量%未満になるよう製造することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに
    記載の方法。 (5)スタッフトーワイヤ導入前に前記鋼をアルミニウ
    ムで沈静しておき、次いで還元用塩基性スラブにより処
    理することを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第4
    項のいずれかに記載の方法。 (6)前記スタッフト0ワイヤが外被内置圧縮された分
    割状材料からなる心を有し、前記外被が互に対向する少
    なくとも2つの平行偏平部分を有することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記載の方
    法。 (7)出発カルシウムを溶融し、該溶融カルシウムを精
    製塔に通して分割状態にし、デカンテーションにかけ、
    その後振動オリフィスを介して噴霧し、このようにして
    得られたカルシウムの液滴を凝固させて粒子にすること
    により、前記分割状材料の一方の組成物をなす粒状カル
    シウムを得ることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃
    至第6項のいずれかに記載の方法。 (8)スタッフh−ワイヤの導入を連続鋳造装置の分配
    器内又は鋳鍋内で行うことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項乃至第7項のいずれかに記載の方法。 (9)金属外被とその中に詰められたカルシウム及びケ
    イ素をば−スとする分割状材料とからなる鋼浴処理用ス
    タッフト・ワイヤであって、前記分割状材料が少なくと
    も2種の組成物で構成され、第1組成物が粒状金属カル
    シウムであって150メツシユのふるいのPより小さい
    粒子を2乃至3重量%以下しか含まず、第2組成物が2
    5から35質量%才でのCILと、50から70質量%
    までのSiと、5から15質量%までのFe及び不純物
    とを含むシリコカルシウムであり、これら第1及び第2
    組成物間の含量比Kが0.1から3、好ましくは0.3
    から2の間であることを特徴とするスタッフト・ワイヤ
    。 ufj 外被が鋼であることを特徴とする特許請求の範
    囲第9項に記載のスタッフト舎ワイヤ。 (6)外被内に詰められた分割状材料力S圧縮された状
    態にあることを特徴とする特許請求の範囲第9項又は第
    10項に記載のスタ゛ンフト・ワイヤ。 住り 外被が互に対向する少なくとも2つの平行偏平部
    分を有することを特徴とする特許言責束の範囲第9項乃
    至第11項のむ)ずIt、力1をこ記載のスタッフト・
    ワイヤ。
JP59194520A 1983-09-20 1984-09-17 冷間成形適性が大きくケイ素含量の低い鋼を得るためのカルシウムによる処理法 Granted JPS6089514A (ja)

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JPS6089514A true JPS6089514A (ja) 1985-05-20
JPH0341524B2 JPH0341524B2 (ja) 1991-06-24

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