JPS61200966A - ビス(ジチオカルバメ−ト)化合物、該化合物の製造方法および該化合物を用いたイオン選択性電極 - Google Patents

ビス(ジチオカルバメ−ト)化合物、該化合物の製造方法および該化合物を用いたイオン選択性電極

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JPS61200966A
JPS61200966A JP60041795A JP4179585A JPS61200966A JP S61200966 A JPS61200966 A JP S61200966A JP 60041795 A JP60041795 A JP 60041795A JP 4179585 A JP4179585 A JP 4179585A JP S61200966 A JPS61200966 A JP S61200966A
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ion
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Satsuo Kamata
鎌田 薩男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規なビス(ジチオカルバメート)化合物、
該化合物の製造方法および該化合物を陽イオン感応物質
として用いるイオン選択性電極に関する。
〔従来技術〕
ジアルキルジチオカルバミン酸化合物は、一般にイオウ
元素にもとづく配位能によシ、多くの金属イオンと水溶
液中で水不溶性の錯体を形成する。
この不溶性錯体は加硫促進剤として使用されるが、また
有機溶媒に抽出して水溶液中の金属イオンの定食、分離
にも利用されている。しかるにこの錯形成能における選
択性が悪く、どの金属イオンとも容易に錯体を形成する
ことが欠点とされており、かつこれを選択的な陽イオン
感応物質として用いることは従来全く考慮されていなか
った。
以下余白 〔発明の構成および効果〕 本発明者n→は上記欠点を解消し、疎水性でかつ高いイ
オン選択性を有する化合物を求めて鋭意努力した結果、
以下の知見を得て本発明を完成した。
すなわち、本発明の新規なビス(ジチオカルバメート)
化合物は、ジアルキルジチオカルバミン酸の1価陽イオ
ンの塩、あるいは類似化合物の2分子を、イオウ元素を
介して炭化水素鎖等で連結させ、分子中のイオウ元素が
互いに向いあった状態に配置するよう設計した非運状化
合物であり、イオウ元素の立体配置から取込まれる金属
イオンの選択性を向上させたものである。この化合物は
疎水性であシ、かつ陽イオンを包括して錯体を形成する
電気的に中性なニュートラルキャリヤー型配位子となる
ため、例えばポリ(塩化ビニル)中に可塑剤とともに溶
解固定した膜を作成し、たとえばCuCL2溶液に浸漬
してコンディショニングすれば、Cu2+イオンに選択
的に感応してイオンを輸送する膜あるいはm(II)イ
オン選択性電極に好ましく応用できる。また、Zn” 
、 Ni” 、 Mn”。
C,2+ 、 pb2+などそれぞれのイオンを含む溶
液に浸漬してコンディショニングを行えば、各イオンに
良好に感応する膜あるいはイオン選択性電極に利用でき
る。
本発明に係る新規なビス(ジチオカルバメート)化合物
は、次の一般式(1): (式中、RおよびR1は各々水素、置換もしくは未置換
のC1〜18アルキルを表わすか又はそれらが結合して
いる窒素と一緒になって複素環式基を形成し、Xは−(
CH2)n−(nは工ないし3の整数である)、−(R
2)CH−CH(R2)−(R2はC1〜3アルキルで
あ又は2の整数である)よシなる群から選択された基を
表わす)で表わされる。
前記式■中、アルキル基としてのRおよびRは互いに同
一でもあるいは異っていてもよく、未置換あるいは一種
又はそれ以上の適当な置換基によシ置換されていてもよ
い。このような置換基として、例えば塩素、臭素の如き
ノーロデン、アルコール、カルボン酸、フェニルの如き
芳香族基、複素環式基等が挙げられる。また、該アルキ
ル基は直鎖でも分岐鎖のいずれをも意味するものとする
直鎖アルキルの例として例えばメチル、エチル、n−プ
ロピル、n−ブチル、n−オクチル等が挙げられ、分校
アルキルの例としては例えばインプロビル、イソブチル
、2−エチルヘキシル等が挙げられる。上記RおよびR
4として、特に02〜4アルキルが特に好ましい。また
、前記式I中RおよびR1はそれらが結合している窒素
と一緒罠なって複素環式基を形成することもできる。こ
のような基として例えばピロリジン、ピペリジン等が挙
げられこれらの基はまた所iによりアルキル、ノ・口r
ン等の置換基を有することもできる。
また、前記式■におけをXとしては2,3ベンゾテトラ
メチレン基が好ましい。
また、Xとしてのフェニレンは、o−、m−1又はp−
フェニレンのいずれでも良いが、 O−フェニレンが好
ましい。
基−(CH2)n−におけるnは2又は3であるが3お
けるnはO又は1であるがOが好ましい。更に式I中の
RはC1〜2の低級アルキルが好ましく、更にC,アル
キルが好ましい。
本発明の新規ビス(ジチオカルバメート)化合物として
は例えば、以下のものがあげられる。
本発明の式Iの化合物は、一般式(■):(式中、Rお
よびR1は式■で定義された意味であシ、Mは1価陽イ
オンを表わす) で表わされるチオカルバミン酸化合物を一般式(): %式%([) (式中、Xは式■で定義した意味であり、hatはハロ
ダンである) で表わされるジハロダン化合物と有機溶剤中で反応させ
ることによシ得ることができる。
前記反応における有機溶剤としては、例えばメタノール
、エタノール、プロパノール、インプロ/JPノールの
如き極性溶剤あるいはまたクロロホルム−エタノール、
ジエチルエーテル−エタノールの如き混合溶剤も用いる
ことができる。これらの溶剤の内エタノール、イソゾロ
パノールが好ましく使用できる。
1価の陽イオンとしてはアルカリ金属塩及びアンモニウ
ム塩が用いられる。
反応温度は常温ないし約100℃であり、特に用いる有
機溶剤の沸点温度が好ましい。
反応時間は採用する反応温度等によって異なるが、一般
に2〜5時間であり、好ましくは3〜4時間である。
本発明のジチオカルバメート化合物を得る前記方法にお
いて、式■のジチオカルバミン酸化合物と弐■のジハロ
ゲン化合物とは好ましくは化学反応量的割合で用いるこ
とができるが、弐■のジハロゲン化合物の方を小過剰用
いて反応に供することもできる。
本発明方法の好ましい態様によれば、式■のチオカルバ
ミン酸化合物を攪拌還流しながら、有機溶剤に溶解し、
次いで式■のジハロダン化合物を添加し、攪拌しながら
加熱還流する。反応液を冷却後、析出した生成物を戸別
する。生成物に含まれる不純物は純水で抽出して除去し
、有機溶剤を蒸発させて粗生成物を得る。この粗生成物
は、それ自身公知の方法によシ再結晶法又はクロマトグ
ラフィー法等を用いて精製することができる。
前記式■の出発物質が入手し難い場合は例えば次のよう
にして製造することができる。その製造方法を簡単に記
す。
水酸化ナトリウムとジアルキルアミンの各0.2モルを
含む水溶液100dに20〜40℃のもとで二硫化炭素
0.2モルをゆっくシ加えるとジアルキルジチオカルバ
ミン酸ナトリウムが生じる。これを濃縮、冷却後炉別し
、乾燥して用いる。
このように本発明方法による場合、一工程で目的物質を
高収率で得ることができる。
本発明化合物は、特にイオウ原子を含有する構造特異性
より前述の如く、一定の金属イオンに対し高い感応性を
示す。従って、本発明はまた該化合物のかかる特異的性
質を利用することKよシイオン選択性電極用感応物質を
も提供することをその目的とする。
本発明化合物が感応する金属イオンは第1族、第■族、
第V族、第V族、第■族および第1族に帰属する金属イ
オンであり、例えばCu  、Zn  。
2+ Zn  、 Cd” 、 Pb” 、 Mn  、 N
i  等の陽イオンである。
イオン選択性電極は、特定イオンに感応して参照電極と
の間にそのイオン濃度に応じた電位差を示すため、目的
イオンの定量ができ、従来よりイオン濃度モニター、水
質分析あるいは一般分析などに広く利用されている。
これは例えば陽イオン選択性電極では、測定対象陽イオ
ンの活量a+と陽イオン選択性電極が示す電位差E(m
V)との間にネルンストの式が成立し、25℃では 。  59.16 E=E  +        Aoga+      
    (1)のように電位差と活量の対数との間に比
例関係が成シ立ち、電位差の測定から目的イオンの活量
が簡単に計算できる。ここでネルンスト勾配は59.1
6/nで表わされ、2価陽イオン(n=2)では29.
58 mVとなる。なお(1)式におけるnはイオン価
、Eoは系の基準電位差(mV)である。
重金属イオンに直接感応するイオン選択性電極は、これ
まで種類が少なく、Cn” 、 Cd”、 Hg”。
Ag+などでいずれも固体膜を利用しており、本発明の
ようなニュートラルキャリヤー型配位子を感応物質とし
て用いている重金属イオン用の電極はなく、又とくにZ
n  、 Mn  、 Ni  等に感応するイオン選
択性電極は全くない。重金属イオンに対する分析は、生
体内における臨床分析、メッキ浴産業廃水などの管理又
は環境分析、あるいは一般分析において広く行なわれる
ものであシ、従ってこの種のイオン選択性電極の必要性
は高く、かつ用途も広範囲にわたるものである。
本発明のイオン選択性電極は、例えば以下の如くして製
作できる。すなわち、感応物質としての式1の化合物、
可塑剤および熱可塑性樹脂を混合し、有機溶剤に溶解後
、所定のガラス管に注入し恒温箱内に保持して薄膜を形
成する。この薄膜を例えばポリ(塩化ビニル)管の先端
に接着せしめて電極とし、これを所定の金属溶液に浸漬
してコンディショニングを行いイオン選択性電極を完成
する。
このようなイオン選択性電極の性能試験は、JIS規格
KO122Cイオン電極の通則〕によ!1l(a)電位
勾配、(b)応答時間jc)pHの影響、(a)共存イ
オンの影響(混合溶液法)などを調べる。
ここで電位勾配は、2価陽イオン(n=2)では25m
VA上、応答時間は最終指示値の90%までに達する時
間であり2分以内、共存イオンの影響は一般に測定溶液
中に含まれる測定対象イオンの電位に与える共存イオン
の影響であシ、選択係数(KPa、F)で表わされ、M
は測定対象イオン、Nは共存イオンである。
以下余白 〔実施例〕 以下、更に本発明を実施例によシ非制限的に説明する。
実施例1 4ツロフラスコにN、N−ジエチルジチオカルバミン酸
ナトリウム3水和物22.51 (0,1モル)とエタ
ノール5001d’に入れ、攪拌還流のもとで溶解した
あと、α、α′−ジブロムーO−キシレン13.2.9
 (0,05モル)全ゆっくり加え、3時間攪拌しなが
ら加熱還流して反応させた。冷却後、生成した粗結晶t
−戸別する。粗結晶中に副生成物として残存するNaB
rは、粗結晶のクロロホルム溶液を純水と分液ロートに
より振盪して抽出除去スル。クロロホルム層はエバボレ
ー1−fクロロホルムを除去し、析出した結晶はエタノ
ールから再結晶し、 次式 を有する化合物、2,3−ベンゾ−テトラメチレン−ビ
ス(N、N−ジエチルジチオカルバメート)1411t
−得る。
収率 68チ 融 点  80−81℃(白色針状結晶)実施例2〜4 出発原料として、N、N−ジエチルジチオカルバミン酸
ナトリウム3水和物及び第1表に掲げるXの2臭化物を
用い、実施例1と同様に操作して第1表に掲げる化合物
を得た。
実施例5 出発原料としてピロリジンジチオカルバミン酸アンモニ
ウムとα、α′−シフ0ムー〇−キシレンを用い、実施
例1と同様に操作して 次式 を有する化合物、2,3−ベンゾ−テトラメチレン−ビ
ス(ピロリジンジチオカルバメート)t−得た。
収率53qb 融 点 106−108℃(白色針状結晶)実施例6 イオン感応物質として、2,3−ベンゾテトラメチレン
−ビス(N、N−ジエチルジチオカルバメート)8.0
wt%、可塑剤として0−ニトロフェニルオクチルエー
テル34.5 wt96 f用い、こレラをよく混和し
たのち、ポリ(塩化ビニル) 57.5wt%、テトラ
ヒドロ7ラン511ut−加えて完全に溶解する。この
溶液は、ガラス板上の内径35■、高さ301n9の円
形ガラス管中に注ぎ入れ、30℃の恒温箱内で48時間
靜装して薄膜5を形成させる。この薄膜5は膜厚0.2
■程度が好ましく、揮発性物質を除去するため、70℃
のもとて5時間加熱処理する。
この感応膜5を直径約6mの円形状に切シと9、第1図
に示すポリ(塩化ビニル)管4の先端に接着させ、つい
でガラス管の内外部を、例えば測定対象イオンがCu2
+イオンの場合は、10−3モル/lのCuCt2浴液
に浸漬してコンディショニングを行ない、ガラス管内に
内部基準電極2として銀−塩化銀電極を挿入して固定す
ることよシ銅(II)イオン選択性電極ができる。
この電極のネルンスト勾配Fi25℃で28mv/pa
cu2+ヲ示し、 Cu2+イオン濃度10−2〜10
−6モル/lの範囲で厘線性を示す。電位応答時間は2
0秒以内、共存イオンの影響f、表わす選は10−3で
小さく N12+ 、 Cd2+ 、 Mn2+ 、 
Co2+では10 −10  、Zn  、Pb  で
は若干大きな妨害を示す。
この電極は従来の固体膜型の銅(n)イオン選択性電極
に比べ共存イオンの影響が若干大きいか、はぼ同程度で
感応物質があれば安価でかつ簡単に作製できるので簡便
な電極として有利であり、又実施例7に示すように各種
のイオンに応用できるのか特徴である。
実施例7 実施例6で作製した感応膜からなる電極の内外部’1i
−10モル/lのMn (NOS V液、またはN1(
NO5)2溶液に浸漬してコンディショニングを行い、
銀−塩化銀電極を内部基準電極にすればMn2+または
Nl   イオン選択性電極になる。
また、実施例6の膜物質の組成比をイオン感応物17w
t%または14wt%、可塑剤28wt%残D?ポり(
塩化ビニル)の重量・臂−セントにして作製した薄膜か
らなる電極はそれぞれZn  およびPb2+イオン選
択性電極に適している。これらの電極の性能は第2表の
とおシである。
第2表 Mn”  26−28 10〜10 2ONl”  2
7−29 10”’6〜1O−220Zn”  28−
31 10〜1020Pb”  28−30 10〜1
040実施例8 イオン感応物質として2,3−ベンゾ−テトラメチレン
−ビス(ヒロリジンシチオカルパメート)14wt%、
可塑剤として0−ニトロフェニルオクチルエーテル37
 wt% 、およびポリ(塩化ビニル)49 wt%の
組成比で実施例60手法で作製した膜からなる電極は、
銅■イオン選択性電極として有効であり、この性能はネ
ルンスト勾配28〜29mV/pacu +直線濃度範
囲10−5〜10−1モル/を応答時間は20秒であり
、安定な電位応答を示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のイオン選択性電極の一実施例全示す説
明図である。 1・・・ボディ、2・・・内部電極、吐・・内部液、4
・・・ポリ塩化ビニル管、5・・・感応膜。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、RおよびR^1は各々水素、置換もしくは未置
    換のC_1_〜_1_8アルキルを表わすか又はそれら
    が結合している窒素と一緒になって複素環式基を形成し
    、Xは−(CH_2)_n−(nは1ないし3の整数で
    ある)、−(R^2)CH−CH(R^2)−(R^2
    はC_1_〜_3アルキルである)および▲数式、化学
    式、表等があります▼ (nは0、1又は2の整数である)よりなる群から選択
    された基を表わす) で表わされるビス(ジチオカルバメート)化合物。 2、ジメチレン−ビス(N,N−ジエチルジチオカルバ
    メート)である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 3、トリメチレン−ビス(N,N−ジエチルジチオカル
    バメート)である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 4、1,2−ジメチルジエチレン−ビス(N,N−ジエ
    チルジチオカルバメート)である特許請求の範囲第1項
    記載の化合物。 5、2,3−ベンゾ−テトラメチレン−ビス(N,N−
    ジエチルジチオカルバメート)である特許請求の範囲第
    1項記載の化合物。 6、2,3−ベンゾ−テトラメチレン−ビス(ピロリジ
    ンジチオカルバメート)である特許請求の範囲第1項記
    載の化合物。 7、一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、RおよびR^1は各々水素、置換もしくは未置
    換のC_1_〜_1_8アルキルを表わすか又はそれが
    結合している窒素と一緒になって複数環式基を形成し、
    Xは−(CH_2)_n−(nは1ないし3の整数)、
    −(R^2)CH−CH(R^2)−(R^2はC_1
    _〜_3のアルキルである)および▲数式、化学式、表
    等があります▼(nは0、 1又は2の整数である)よりなる群から選択された基を
    表わす) で表わされるビス(ジチオカルバメート)化合物の製造
    方法であって、 一般式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、RおよびR^1は式 I で定義された意味と同
    一であり、Mは1価陽イオンを表わす) で表わされる化合物を一般式(III): hal−X−hal (III) (式中、Xは式 I で定義した意味であり、halはハ
    ロゲンを表わす) で表わされるジハロゲン化合物を有機溶剤中で反応させ
    ることを含んでなる、前記方法。 8、前記有機溶剤がアルコールである、特許請求の範囲
    第7項記載の方法。 9、一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、RおよびR^1は各々水素、置換もしくは未置
    換のC_1_〜_1_8アルキルを表わすか又はそれら
    が結合している窒素と一緒になって複素環式基を形成し
    、Xは−(CH_2)_n−(nは1ないし3の整数で
    ある)、−(R^2)CH−CH(R^2)−(R^2
    はC_1_〜_3アルキルである)および▲数式、化学
    式、表等があります▼ (nは0、1又は2の整数である)よりなる群から選択
    された基を表わす) で表わされるビス(ジチオカルバメート)化合物を第
    I 族、第II族、第IV族、第V族、第VII族および第VIII
    族に帰属する元素の陽イオン用感応物質として用いるイ
    オン選択性電極。 10、ジメチレン−ビス(N,N−ジエチルジチオカル
    バメート)を用いる特許請求の範囲第9項記載のイオン
    選択性電極。 11、トリメチレン−ビス(N,N−ジエチルジチオカ
    ルバメート)を用いる特許請求の範囲第9項記載のイオ
    ン選択性電極。 12、1,2−ジメチルジエチレン−ビス(N,N−ジ
    エチルジチオカルバメート)を用いる特許請求の範囲第
    9項記載のイオン選択性電極。 13、2,3ベンゾ−テトラメチレン−ビス(N,N−
    ジエチルジチオカルバメート)を用いる特許請求の範囲
    第9項記載のイオン選択性電極。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9914124B2 (en) 2006-05-25 2018-03-13 Sakura Finetek U.S.A., Inc. Fluid dispensing apparatus
US10295444B2 (en) 2011-09-21 2019-05-21 Sakura Finetek U.S.A., Inc. Automated staining system and reaction chamber

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