JPS61200682A - 遠赤外線放射体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は塗装乾燥等に用いる遠赤外線放射体に関するも
のである。

（従来の技術） 従来のこの種の放射体は金属パイプ内に又は金属プレー
トの裏面に発熱体を設け、その表面に水ガラス等のバイ
ンダーにセラミックス粉末を混合した輻射層を施こして
いた。

（発明が解決しようとする問題点） 輻射層のバインダーに用いる水ガラス（ケイ酸す）　Ｉ
Ｊウム系材料）は焼付は温度が低く２作業性が良く又得
られる輻射層は硬く１機械的強度も良い特性があるが２
反面水分と作用し容易に基板より剥離する欠点を有して
いた。

（問題点を解決するための手段） 本発明は輻射層に用いる水溶性のケイ酸す）　ＩＪウム
系バインダーに界面活性剤でコーティングしたシリコン
樹脂を混合し、焼成時に界面活性剤よりシリコン樹脂を
分離し、ケイ酸ナトリウム系バインダーを用いた輻射層
の表面及び内部に撥水性のシリコン樹脂層を設けて、耐
水性に強い輻射層としたものである。

（作　　用） セラミックス粉末は１６０μ前後を６〜２５％ｗｔ。

５０μ以下の微粉末を７５〜９６％ｗｔ含むフェライト
。

ジルコン、アルミナ等よりなる。これにケイ酸ナトリウ
ム系バインダーに界面活性剤にシリコン樹脂を混０合し
たものを混合する。ケイ酸ナトリウム／１％　バインダ
ーは水溶性材料であり、シリコン樹脂は油性であり、そ
れ自体では混合できないので一度界面活性剤でシリコン
樹脂の表面に親水性の皮膜を作り、ケイ酸ナトリウム系
バインダーに混合する。これらは均一に良く混合され、
焼成時界面活性剤の分散によりシリコン樹脂はケイ酸ナ
トリウム系バインダー内又は表面に均一な層を作る。

（実　施　例） 本発明につき図面に従って以下説明する。

図面は本発明の要部断面図を示す。１は基板で金属のア
ルミナ、ステンレス等よりなる。３は基板１に取付けら
れた発熱体である。２は輻射層でフェライト、酸化鉄、
ジルコン、アルミナ、シリカ等のセラミックス粉末より
なり、１６０部程度の粗粒子６〜２６％ｗｔ含む６０μ
以下の微粒子を７６〜９６％ｗｔからなるセラミックス
を６０〜９０％ｗｔ、ケイ酸ナトリウム系バインダーを
１０〜５０％ｗｔ混合してなる。そしてシリコンオイル
又はシリコンオイルよりなるシリコン樹脂１００部に界
面活性剤０１〜６％ｖｔ混合したものをケイ酸ナトリウ
ム系バインダ−１ｏｏ部に対Ｉ　Ｑ５〜１０％ｗｔ混合
したものよりなる輻射材である。この輻射材は基板表面
に塗布し一度１ｏｏ〜１５０℃テ乾燥し、　　２５０〜
３５０６Ｃ前後で焼付けを行う。これによって輻射層２
は耐水性に優れた硬い高輻射が得られる。

（発明の効果） 本発明の輻射層は硬度が高く、耐水性に優れ。

しかも高輻射を放射する遠赤外線放射体が得られ。

高品質の省エネルギーに優れた遠赤外線輻射体を得るこ
とができる。

る。

１は基板、２ｆ′ｉ輻射層、３は発熱体である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 発熱体（３）を有する金属パイプ又は金属プレートの基
   板（１）上にセラミックスの輻射層（２）を施こす遠赤
   外線放射体において、前記輻射層（２）にケイ酸ナトリ
   ウム系バインダーにセラミックス粉末を混合し、さらに
   界面活性剤を混合したシリコン樹脂を混合したものを用
   いることを特徴とする遠赤外線放射体。