JPS61200607A - エンジンの電気配線 - Google Patents

エンジンの電気配線

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JPS61200607A
JPS61200607A JP60039444A JP3944485A JPS61200607A JP S61200607 A JPS61200607 A JP S61200607A JP 60039444 A JP60039444 A JP 60039444A JP 3944485 A JP3944485 A JP 3944485A JP S61200607 A JPS61200607 A JP S61200607A
Authority
JP
Japan
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electrical wiring
adhesive
engine
cases
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP60039444A
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English (en)
Inventor
忠雄 八代醍
多鹿 和也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エンジンの電気配線の構造に関し、具体的に
はケース類(ケースやハウジングなど)の表面(内外を
問わない)にラベルなどと同様に貼付けて設置しうるエ
ンジンの電気配線に関する。
〔従来の技術〕
エンジンには、ストップスイッチ、イグナイタ、点火コ
イル、回転計のピックアップあるいは過回転防止器など
種々の電装品が装着されることがあり、したがって、こ
れらに電流(または電圧)を供給するための電気配線カ
イ設けられる。
従来、この種の電気配線は、ケーブル方式のリード線を
接続配置する方法で行われていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記リード線を使用する電気配線においては次
のような問題があった。
i)す、−ド線を回転部分(例えばフライホイール)を
覆うケース類(例えばフライホイールカバー)の内面に
配線する場合、リード線にたるみ等が生じたときこれが
回転部分との接触が起こると被覆が破れ、漏電に至る可
能性がある。
ii)リード線にたるみが生じた場合、該リード線が振
動などでケース類に接触し、その被覆が損傷するだけで
なく、作業中に枝等に引っ掛かった場合にはリード線の
断線等トラブルが発生する場合がある。
iii )上記トラブルにより漏電が生じた場合、不用
意に燃料をその付近に近づけると、そのスパークによっ
て火災になるおそれがある。
iv)リード線はたるみ防止のためクランプで止められ
るが、クランプの方法によってはリード線を傷つけるこ
とがある。
■)リード線の配線にはクランプ等のための余裕スペー
スが必要でありまた配線部が特定場所に限定されるので
、エンジン全体が大きくなる場合が多い。
〔目的〕
本発明の目的は、このような従来技術の問題を解決でき
、コンパクトでかつ組付けが容易なエンジンの電気配線
を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、プラスチックフィルムなどの絶縁性フィルム
の内側に薄い(例えば0.1〜0.5u)電気導通部を
固着し、その下にケース類との接着剤を塗布した構造と
し、これをエンジンのケース類の配線部表面にラベルと
同様に貼付けることにより、上記目的を達成するもので
ある。
すなわち、第1の本発明によれば、ケース類の表面に沿
って装着されるエンジンの電気配線において、フィルム
状の絶縁材の下側に導電材を配置し、その下側にケース
類との接着剤の層を設け、ケース類の表面に貼付けて使
用することを特徴とする電気配線が提供される。
また、第2の本発明によれば、2枚のフィルム状の絶縁
材の間に導電材を配置し、一方の絶縁材の表面にケース
類との接着剤の層を設ける構造のエンジンの電気配線が
提供される。
さらに、第3の本発明によれば、フィルム状の絶縁材お
よびその下側に配置された導電材から成る配線層を2層
以上接着剤で固着して重層構造とし、その下側にケース
類との接着剤の層を設けるエンジンの電気配線が提供さ
れる。
以上の各構成においては、導電材は絶縁材に対し接着剤
で固着して配置することが好ましい。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第1図は本発明が実施されたエンジンを例示する図であ
り、クランクケース1にはクランクシャフト2が軸支さ
れ、該クランクケース1に固定されたシリンダ3内を往
復動するピストン4はコンロッド5を介して前記クラン
クシャフト2に連結されている。シリンダ3の頂部とピ
ストン4との間は燃焼室になっており、図示のエンジン
は2ストロークエンジンである。
クランクシャフト2の一端には冷却ファン兼用のフライ
ホイール6が装着され、該フライホイール6はクランク
ケース1の側面に固定されたファンハウジング7でカバ
ーされ、エンジン運転時シリンダ3 frど高温部の表
面に空気流を生成し冷却するよう構成されている。ファ
ンハウジング7には始動用のりコイルスターク8が装着
されている。
またシリンダ3は導風板を兼ねたシリンダカバー29で
覆われている。
クランクシャフト2の他端(第1図の右端)は出力軸に
なっており、ここに装着されたクラッチ9を介して動力
が取り出される。なお、参照番号IOは燃料タンクを示
す。
前記クランクシャフト2の左側突出部には前記フライホ
イール6に隣接して(したがってファンハウジング7内
)ブレーカ付きのマグネト11が装着され、また、該フ
ァンハウジング7内の上部空間には該マグネ目】に電気
接続されたイグニッションコイル12が取付けられてい
る。
さらに、前記ファンハウジング7の上部にはストップス
イッチ】3が取付けられている。このストップスイッチ
13はマグネト11またはイグニッションコイル12の
一次回路をアースすることによりエンジンを停止させる
ものである。
然して、本発明を実施した第1図のエンジンにおいては
、前記ストップスイッチI3の電気配線がファンハウジ
ング7の内面に沿って配線されている。
第2図は第1図のファンハウジング7の裏面を示し、第
3図および第4図はストップスイッチ13の電気配線1
4の成形時の状態を示し、第5図は電気配線14の断面
を示し、第6図は電気配線14とストップスイッチ13
との接続部を示し、第7図は電気配線14の電極固定部
を示す。
第2図の場合、ファンハウジング7はプラスチックなど
の絶縁材で作られており、その上部にナツト等の締結手
段によってストップスイッチ13が取付けられている。
また、ファンハウジング7の縁部には電極接続部15.
16が設けられ、該電極接続部15.16とストップス
イッチ13との間に前記電気配線14が設けられている
この電気配線14は、第3図〜第5図に示すごとく、フ
ィルム状の絶縁材17の下側に2本の導電材18.19
を配置し、その下側に接着材20の層を設けたラベル状
の構造を有し、各導電材18.19の一端にはそれぞれ
電極部21.22(第3図参照)が形成されている。
この電気配線14は、成形時(または使用前)には、第
3図および第4図に示すごとく、紙などの基板23に接
着剤20の層を剥ぎ取り可能に接合させかつ電気配線1
4の輪郭に沿ってフィルム(絶縁材17)カットライン
24が形成されたシールまたはラベル構造を有している
使用に際しては、カットライン24に沿って基板23か
ら電気配線14を剥ぎ取り、第2図に示すようなファン
ハウジング7内面の所定位置に貼付けて配線する。
なお、導電材】8.19はファンハウジング7との接着
剤20でフィルム17下側に固着することもできるが、
予めフィルム17に接着等で固定した後接着剤20の層
を設けることもできる。
第5図はファンハウジング7に貼付けた状態を示し、フ
ィルム状の絶縁材17の下側に導電材18.19を配置
したラベル(またはシール)状の電気配線14が接着剤
20によってファンハウジング7の内面に固着されてい
る。
前記絶縁材17としては例えばテトロンフィルムや塩化
ビニールフィルムなどを使用することができ、前記導電
材18.19としては例えば金属箔程度の薄板(銅など
)を使用することができる。
前記電気配線14の一端は、第6図に示すごとく、各導
電材18.19の端部をストップスイッチ13の各端子
25.26に接合させかつその上からフィルム状の絶縁
材17を貼付けて固定させることにより、該ストップス
イッチ13に接続される。
一方、電気配線14の他端は、第7図に示すごとく、各
導電材18.19の端部に形成した電極部21.22を
ファンハウジング7の電極接続部15.16にねし止め
または差込み等の方法で他のリード端子あるいはアース
部材等に接続される。なお、図示の例では、導電部材1
8の電極部2Iはマグ、tト11(第1図参照)へ至る
リード線の端子27に接続され、導電部材19の電極部
22はファンハウジング7をクランクケース1に取付け
る取付はボルト28で該クランクケース1の取付は面に
締付けることによりアース接続されている。
以上の電気配線14は、ストップスイッチ]3として常
開型の断続スイッチを使用し、該ストップスイッチI3
を外部から押圧して閉じたとき、マグネ[1をアースし
て点火をストップさせることによりエンジンを停止させ
るのに使用される。
以上第2図〜第7図について説明した電気配線14によ
れば、ケース類の一つであるファンハウジング7の表面
にラベルと同様に貼付けるだけで配線作業を行うことが
でき、したがって、コンパク1・でかつ組付けが容易な
エンジンの電気配線を得ることができる。
第8図は本発明による電気配線の他の構造を示し、2枚
のフィルム状の絶縁材31.32の間に導電材33.3
4を配置し、一方(下側)の絶縁材32の表面にケース
類(ファンハウジング7)との接着剤35の層を設け、
ラベルと同様にケース類に貼付けて使用するよう構成さ
れている。
2枚の絶縁材31.32の間も接着剤36で固着されて
いる。さらに、場合によっては、各導電材33.34を
絶縁材31.32のいずれかに接着等で固着した後側絶
縁材31.32を接着することもできる。
第8図のその他の構造および使用方法は第2図〜第7図
の場合と実質上同じであり、その詳細説明を省略する。
第8図の構造によれば、前述の構造と同様の作用効果が
得られる他に、導電材33.34を2枚の絶縁材31.
32内に配置したので、導電材33.34の位置ずれの
可能性をなくすことができるとともに前記ファンハウジ
ング7など貼付けるケース類の材質が絶縁材の場合のみ
ならずアルミなどの導電材である場合でも同様に使用す
ることができる効果が得られる。
第9図は本発明による電気配線のさらに他の構造を示し
、フィルム状の絶縁材41および該絶縁材41の下側に
配置された導電材42から成る配線層を2つ重ね合わせ
、これら配線層を接着剤43で固着して重層構造にし、
その下側にさらにフィルム状の絶縁材44を接着剤45
で固着し、その下側にケース類との接着剤46の層を設
けた構造を有している。
第9図のような断面構造によれば、第8図の場合と同じ
作用効果が得られる他、複数の導電材42.42間の絶
縁を一層確実化しうるとともに第10図に示すような導
電材42.42が互いに交叉するような電気配線をも自
由に行うことができる。
なお、第9図の配線構造でも、貼付けるケース類がプラ
スチック等の絶縁材である場合は、下側の絶縁材44お
よび接着剤45は省略することができる。
以上本発明を、ファンハウジング7に取付けたストップ
スイッチ13の電気配線を例示して説明したが、本発明
はファンハウジング7以外の各種のケース、カバー、ハ
ウジング等のケース類、並びにストップスイッチ13以
外の各種の電装品を対象にして同様に実施することがで
きる。
また、本発明は火花点火機関および圧縮点火機関、ある
いは2サイクルおよび4サイクルなどエンジンの型式種
類に関係なく同様に適用することができる。
なお、図示の各実施例では、いずれも導電材を2本設け
たが、本発明は導電材の数に関係なく適用することがで
きる。さらに、第9図には二重構造の場合を示したが、
本発明は三重以上の重層構造に対しても同様に通用する
ことができる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、エン
ジンの電気配線をフィルム(またはシート)状の貼付は
体で構成したので、コンパクトでかつ組付けが容易であ
り、しかも信頼性にすぐれた電気配線が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が実施されたエンジンを例示する縦断面
図、第2図は第1図のファンハウジングを線、■−■か
ら見た裏面図、第3図は本発明の一実施に係る電気配線
の成形時の状態を例示する平面図、第4図は第3図中の
線IV−IVに沿った断面図、第5図は第3図の電気配
線の使用時(貼付は時)の断面図、第6図は第5図の電
気配線のストップスイッチとの接続部を第2図中の線V
l−Vlから見た部分図、第7図は第5図の電気配線の
電極部の接続部を第2図中の線■−■に沿って見た断面
図、第8図は本発明による電気配線の他の構造例を示す
断面図、第9図は本発明による電気配線のさらに他の構
造例を示す断面図、第10図は第9図の電気配線の平面
図である。 7−−−−−−−フアンハウジング(ケース類)、11
−・−・・−マグネト(電装品)、12・−−一−−−
イグニッションコイル(電装品)、13−・・・・スト
ップスイッチ(電装品)、14−−−−・−電気配線、
17・・・−・絶縁材、18.19−・−導電材、20
−−−−・・接着剤、31.32−−−−一絶縁材、3
3、34−−−一導電材、35−−−−一接着剤、41
−−−一絶縁材、42−一一−−−導電材、46−−−
−−−−接着剤。 代理人 弁理士  大 音 康 毅 第1図 7:フ了ンハウリ゛ンブ′(ケー人#)第2図 第3図 23145電、纒 20.35,46:捧1剤

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ケース類の表面に沿って装着されるエンジンの電
    気配線において、フィルム状の絶縁材の下側に導電材を
    配置し、その下側にケース類との接着剤の層を設け、ケ
    ース類の表面に貼付けて使用することを特徴とする電気
    配線。
  2. (2)ケース類の表面に沿って装着されるエンジンの電
    気配線において、2枚のフィルム状の絶縁材の間に導電
    材を配置し、一方の絶縁材の表面にケース類との接着剤
    の層を設け、ケース類に貼付けて使用することを特徴と
    する電気配線。
  3. (3)前記2枚の絶縁材の間並びに前記導電材と少なく
    とも一方の絶縁材との間を接着剤で固着することを特徴
    とする特許請求の範囲第2項記載のエンジンの電気配線
  4. (4)ケース類の表面に沿って装着されるエンジンの電
    気配線において、フィルム状の絶縁材および該絶縁材の
    下側に配置された導電材から成る配線層を2層以上接着
    剤で固着して重層構造とし、その下側にケース類との接
    着剤の層を設け、ケース類に貼付けて使用することを特
    徴とする電気配線。
  5. (5)前記重層構造の下側にさらにフィルム状の絶縁材
    を固着し、その下側にケース類との接着剤の層を設ける
    ことを特徴とする特許請求の範囲第4項記載のエンジン
    の電気配線。
JP60039444A 1985-02-28 1985-02-28 エンジンの電気配線 Pending JPS61200607A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4995481U (ja) * 1972-12-09 1974-08-17
JPS5032622A (ja) * 1973-07-26 1975-03-29
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