JPS61200051A - ヒ−タ被覆鏡体 - Google Patents

ヒ−タ被覆鏡体

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Publication number
JPS61200051A
JPS61200051A JP60041674A JP4167485A JPS61200051A JP S61200051 A JPS61200051 A JP S61200051A JP 60041674 A JP60041674 A JP 60041674A JP 4167485 A JP4167485 A JP 4167485A JP S61200051 A JPS61200051 A JP S61200051A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror body
electrodes
power supply
electrode
auxiliary electrodes
Prior art date
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Pending
Application number
JP60041674A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniyasu Sowa
曽和 国容
Sachiosa Takeuchi
竹内 祥修
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP60041674A priority Critical patent/JPS61200051A/ja
Publication of JPS61200051A publication Critical patent/JPS61200051A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車用後写鏡等に用いられて有効な、結露
防止、霜取り用ヒータを被覆した鏡体に関し、さらに詳
細には、前記ヒータの発熱分布の改良に関する。
(従来の技術) 従来この種の鏡体としては、実開昭55−167862
に開示されているようにガラス等の基板上に反射膜を兼
用した抵抗性金属薄膜を被覆し、該薄膜に電流を流して
加熱し、結露防止や霜取りを行うものが知られている。
一般に、このような金属薄膜は、真空蒸着法や、スパッ
タリングによって形成されるために、膜厚は均一となる
。従って鏡体が例えば長方形である場合は、その両端辺
に一対の給電電極を設は通電を行うと電流密度が均一に
なり発熱分布も一様となる。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、自動車用後写鏡等においてはデザイン上あるい
はその他取付上の理由等によって、例えば第5図に示す
ような異形鏡が使用されることが多い。第5図において
2は基板1上に被覆された抵抗性金属薄膜で、3.4は
給電電極であるが、このような形状にあっては、給電電
極3から給電電極4に至る間の巾が中央部で大きくなっ
ているために、給電電極間に電圧を印加したとき、中央
部の電流密度が小さくなり発熱密度も小さくなる。
従って鏡体として最も重要な中央部の結露防止、あるい
は霜取り機能が遅れ、視界確保に時間がかかるという不
具合が生じる。
このような不具合を解消する方法として、薄膜に膜厚傾
斜分布を形成したり、給電電極を中心部と周辺部に設け
た構造等が特開昭47−37437、実開昭55−16
7862等に開示さているが、膜厚傾斜分布を形成させ
ることは真空蒸着、スパッタリング等の製法では困難が
多く、相当のコストアップが伴うと考えられる。また給
電電極を中心部と周辺部に設ける構造では、中心電極周
辺で発熱密度が大きくなるため、発熱しない中心電極を
できるだけ小さくすれば中心部の視界確保をすみやかに
行うことができるが、中心電極をあまり小さくすると中
心電極付近の発熱密度が高くなりすぎるという欠点があ
り、鏡面全体の発熱分布を制御することは不可能であっ
た。
(問題点を解決するための手段) そこで本発明は、上述のような不具合を解消し、ヒータ
被覆鏡体の使用目的、形状に応じた所望の加熱温度分布
を得るために非導電基板と、前記基板表面に被覆され、
電流を流すことによって発熱する電気抵抗性材料により
構成した反射膜と、前記基板端部の反射膜上に設けた一
対の給電電極と、前記基板の反射膜上の前記一対の給電
電極の間に配設された補助電極とを備えるという手段を
採用する。
(作 用) 上記構成による作用を説明すると、鏡体の端部に設けた
一対の給電電極間の反射膜上に、電気抵抗の非常に小さ
い補助電極を設けることによって反射膜上に電位の均一
な微小部分を発生させることができ、この補助電極では
さまれた部分の発熱密度を、補助電極の形状、配置によ
て変えることができる。
(実施例) 以下本発明を図に示す実施例について説明する。
第1図(al、 (b)は、本発明の第1の実施例の自
動車用後写鏡の正面図および断面図である。1は全体略
矩形であって、図から明らかなように中央部が広がった
形状の基板を構成するガラス板で凸面鏡形状である。2
は反射膜を兼用する抵抗性薄膜で、反射率および抵抗値
を適正にするためにNi80%、Cr2O%の重量比で
構成され、この薄膜は真空蒸着又はスパッタリングによ
って膜厚140nmで前記基体の一方の表面に前面にわ
たって被覆されている。3および4は、前記基体1の両
端辺部に設けられた給電電極で、その抵抗は前記抵抗性
薄膜に比べて無視できる程度に低く、銀−エポキシ系導
電ペースト(ドータイト705A、藤倉化成製)を厚さ
60μmに、印刷によって形成させており、直線部分3
aと4aは互いに平行である。5.6は、前記両電極間
に設けられた補助電極で、給電電極3.4と同じ材質、
製法にて形成されている。ここで補助電極5および6の
給電電極3.4に対向する直線部5aと6aとはそれぞ
れ3a、4aと平行に形成され、直線部5a。
6aの反対側の湾曲部5b、6bは、図に示すように中
央部が互いに接近するようになめらかに突出した形状と
なっている。なお3aと5aおよび4aと6aの距離は
40mm、5aと6aとの距離は40mm、補助電極5
および6の最大中8mmである。7は給電電極3.4に
電圧を印加するバッテリーで、8はスイッチである。
次に上記構成においてその作動を説明すると、ガラス表
面la上に結露や、着霜がおこって視界が妨げられたと
きには、スイッチ8を閉じ、バッテリー電圧を給電電極
3と4の間に印加すると、電流が、薄膜2を通って流れ
加熱され、ガラス表面la上の結露や着霜が除かれる。
ここで鏡体中央部での加熱を考えると、一般に電極のシ
ート抵抗は非常に小さいので、同一電極上の電位はほぼ
等しいと考えることができる。従って補助電極5゜6上
での電位はそれぞれ一定である。補助電極5゜6の湾曲
部5b、6bは中央部がゆるやかに突出した円弧形状を
なしているので、鏡体中央部で最も電流密度が高くなり
、従って発熱量も多くなる。
このように鏡体において視界確保の意味で最も重要とな
る中央部の結露や着霜をすみやかに除去することができ
る。これを示す実験データが第2図(al、 (b)の
サーモピュアー画像写真の模写図である。
第2図(a)は、本発明の鏡体の通電状態の温度分布を
説明し、同図(blは前記本発明の鏡体のうち補助電極
5,6を欠いた従来の構造の場合の温度分布を説明して
いる。図において、図面左側のグラフは、中央部のガラ
ス面の温度分布図のx−x断面方向の温度を示しており
、図面下側のグラフは、y−y断面方向の温度分布を示
している。本発明の鏡体では鏡体中心部において高温部
が発生するのに対して、従来のものでは、両端の給電電
極付近で温度が高い鞍形の温度分布を生じ、中央部分は
温度が低くなっている。
次に、本発明の第2の実施例について第3図(a)。
(blの正面図および断面図に基づいて説明する。ここ
で反射膜2を被覆したガラス基板1よりなる鏡体は、図
に示すように一方の端辺から他方の端辺に向かってX方
向の巾が変化する全体略矩形をなしており、前記両端辺
には一対の給電電極3.4が設けられている。給電電極
3.4の間には、図示したようなストライプ状のそれぞ
れ巾の異なる補助電極12が複数設けられている。
本構成における発熱分布を以下に説明する。給電電極3
と4の互いに平行な対向する辺3aと4aの間の領域を
n木の等間隔平行線で分割すると、補助電極12を設け
ない場合には端からm番目の領域13における発熱密度
Jmは単位面積当りの発熱量であるから、発熱量をQと
すると、Jm=Q/L−Wm で表わされる。ただし、Lは領域13の分割中であり、
Wmは領域13のX方向の平均中である。
発熱IQはすべての領域で電流が一定であることより、
Wmに反比例し、Lに比例するので定数をに、とすると
、発熱密度は、 Jm=に、  (L/Wm)/L−Wm=に、/Wm” で表わされ、Wmの2乗に反比例して低下する。
これに対して、本実施例のごとく、1本の補助電極12
を設けた場合は、補助電極上は電圧が一定であるので、
m番目の領域13の発熱に寄与する有効中は、補助電極
の巾を1mとするとL−1mで表わされる。従って発熱
密度Jmは、Jm= (k+ / ((L  1m)/
Wm)l /L−Wm= (L−1n)/Wm”  ・
Lと表わされ、各領域での発熱密度を等しくするために
は、上式でJmを一定とすればよい。すなわち (L−47m)  /L−Wm”  =cons  を
定数をCとすると、 #m=L (1−cWm” ) となる。Cの定数値を任意に定めることによって1mが
定まり、ここで求めた1mに従って複数の補助電極を設
けることによって、鏡体全体として均一な発熱状態が得
られる。ただしこの方法では、各分割領域内での発熱密
度に若干の不均一性が残るが、この不均一性は領域の巾
りを小さくする、すなわち分割の数を多くすることによ
って実用上問題とならない程度まで下げることができる
また、ここでは分割中りを一定とし、発熱密度が均一と
なる様に1mの値を決めたが、発熱密度を所望の分布を
得たいときには、このLおよび1mの値を適宜設定すれ
ばよい。
次に、本発明の第3の実施例について第4図(a)。
(blの正面図、断面図に説明する。図に示すような全
体に平行四辺形を有する鏡体に、対向する2辺に平行に
給電電極3および4が設けられており、その間にそれぞ
れ平行に補助電極12が設けられている。上記構成のう
ち補助電極を欠くものは、対向する給電電極3および4
のうち最も電極どうしが接近している3aおよび4a付
近が最も発熱密度が高くなるが、複数の補助電極12を
設けたことにより、ひとつひとつの電極間の距離が小さ
いために発熱分布の不均一性は小さくなり、均一化をは
かることができる。
なお本発明は以上の実施例に限定されることなく広く変
形可能である。
すなわち、一対の給電電極は平行である必要はなく、平
行に配置できない場合についても、補助電極の巾と、電
極間の間隙を適宜設定することにより所望の温度分布を
得ることができることは言うまでもない。また複数の補
助電極は、互いに平行なストライプ状で構成される必要
はなく、小さな円形等任意の形状として有効に所望の温
度分布を作り出せる形状等、補助電極を等電位面として
作用させ、所望の温度分布を得られるような形状が広く
使用できる。
また上記実施例においては、補助電極は導電性塗料の印
刷によって形成されたが、形成方法はこれに限らず、ア
ルミニウム、銀等の低抵抗性金属の蒸着膜のエツチング
等によってもよい。
(発明の効果) 以上述べたように本発明においては、鏡体の端部に設け
た一対の給電電極の間に、補助電極を設けたことによっ
て、ヒータ被覆鏡体の使用目的、形状に応じて所望の加
熱温度分布をきわめて容易につくり出すことができると
いうすぐれた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(al、 (blは、本発明の第1の実施例であ
る自動車後写鏡の鏡体部の形状を説明する正面図および
断面図、第2図(al、 (blは、上記第1の実施例
と、従来構造の鏡体の通電時の温度分布を示すサーモピ
ュア写真の模写図、第3図(al、 (blは、本発明
の第2の実施例の鏡体の形状を説明する正面図および断
面図、第4図(al、 (blは、本発明の第3の実施
例の鏡体の形状を説明する正面図および断面図、第5図
(a)、 (b)は、従来の鏡体の形状を説明する正面
図および断面図である。 1・・・ガラス基板、2・・・抵抗性薄膜、3,4・・
・給電電極、5,6・・・補助電極。 代理人弁理士  岡 部   隆 (b) 第2図 (=l) 第3図 (a) 第4図 a (b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 非導電基板と、前記基板表面に被覆され、電流を流すこ
    とによって発熱する電気抵抗性材料により構成した反射
    膜と、前記基板端部の反射膜上に設けた一対の給電電極
    と、前記基板の反射膜上の前記一対の給電電極の間に配
    設された補助電極とを備えたことを特徴とするヒータ被
    覆鏡体。
JP60041674A 1985-03-01 1985-03-01 ヒ−タ被覆鏡体 Pending JPS61200051A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60041674A JPS61200051A (ja) 1985-03-01 1985-03-01 ヒ−タ被覆鏡体

Applications Claiming Priority (1)

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JP60041674A JPS61200051A (ja) 1985-03-01 1985-03-01 ヒ−タ被覆鏡体

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Publication Number Publication Date
JPS61200051A true JPS61200051A (ja) 1986-09-04

Family

ID=12614953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60041674A Pending JPS61200051A (ja) 1985-03-01 1985-03-01 ヒ−タ被覆鏡体

Country Status (1)

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JP (1) JPS61200051A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5219337A (en) * 1990-08-01 1993-06-15 Hashin Kasei Kogyo K.K. Liquid chemicals injector having a liquid container and catheter
JP2007252400A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Masaaki Haga 浣腸器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5219337A (en) * 1990-08-01 1993-06-15 Hashin Kasei Kogyo K.K. Liquid chemicals injector having a liquid container and catheter
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