JPS61199901A - スプレッダの塗布量調節方法 - Google Patents

スプレッダの塗布量調節方法

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JPS61199901A
JPS61199901A JP4329085A JP4329085A JPS61199901A JP S61199901 A JPS61199901 A JP S61199901A JP 4329085 A JP4329085 A JP 4329085A JP 4329085 A JP4329085 A JP 4329085A JP S61199901 A JPS61199901 A JP S61199901A
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JP
Japan
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adhesive
roll
veneer
spreader
temperature
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JP4329085A
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馬場 正行
市川 輝保
大西 照二
野田 英晴
藤村 保之
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Uroko Seisakusho Co Ltd
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Uroko Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は合板生産工程の中で、原木からシート状の薄片
に切削された単板を、各々繊維方向を直交させて複数枚
、糊付けして貼合せる際のロールタイプのスプレッダの
糊付方法に関するものである。
従来の技術 ロールを用いたダル−スプレッダにはロール配列等によ
り各種型式がある、いずれもゴム等の弾性体を外周面に
被覆し、上下に対峙して接近離間可能に配摂された塗布
ロールを備え、外周面に接着剤を塗布した両ロールによ
り、単板を上下から挟持し回転駆動することにより、単
板をその接線方向に移送しながら表裏面に接着剤を塗布
するものである。
上下の塗布ロールには、軸線と平行で、かつ水平方向に
接近、離間可能に構成された、塗布ロールよりやや細径
のドクターロールが各々配備され上下に組をなしている
、常態では塗布ロールとドフタ−ロールは極接近し、接
近した両者外周面により形成された各部分に接着剤が供
給されて滞留しているのである、なおドクターロールは
、滞留する接着剤が溢流しない方向に回転駆動されてい
る。
以上の装置において上下各組の調整自在なロール間隙に
よって接着剤塗布量が設定され、また上下塗布ロール間
の隙間は、糊付けする単板厚さの80%程度に設定する
のが定法である。(渡辺治夫著、合板の製造、第185
頁〜第189頁、点化出版、参照。) 発明が解決しようとする問題点 単板は原木から切削された後裁断され、130〜200
℃程度の高温な乾燥装置へ搬入されて所定の含水率に仕
上げられる、また乾燥装置末尾には冷却装置が設けられ
ており、冷風を単板に吹きつけるなどの手段により単板
を適温に冷しながら機外へと搬出し、その後に糊付け、
貼合せ工程が待ち受けているのである。
乾燥のため熱風などを浴びて高温化した単板の冷却は、
単板の比重が高い程冷え難く、同じ条件下の乾燥装置と
冷却装置を通過した小板は、樹種、性状等が多岐にわた
るために温度差がでるのは必定である。
一方、合板製品の原価は、素材となる原木の代金と、人
件費が主流を占め、次いで単板貼合せの接着糊が大きな
ウエートを示す、従って経済的な塗布量基準に則り、む
らのない均一塗布を心懸けるのであるが、仮に僅かでも
塗布量不足を生じた場合は、接着不良により単板そのも
のも不良品化するので、どうしても多口の接着剤塗布に
ならざるを得ない。
接着剤塗布量は、前述のスプレッダによる場合、塗布ロ
ールに対するドクターロールの機械的な間隔調整によっ
て設定されるのであるが、そのような塗布装置の、設定
条件が同一であっても塗布量は変化し、接着剤の温度と
粘度、および単板の温度などがその要素として挙げられ
るのである。
例えば同一樹種の単板についてその温度が25℃と65
℃の場合を比較すると後者が25%も塗布量が減少する
のである、従ってこのような実態を踏まえ、各種変化要
素がもたらす接着剤の最低塗布量を経験的に見越して前
記塗布装置のロール間隙を設定しており、極めて不経済
といわねばならない。
本発明は、従来踏襲されていた、体験に準拠した損失の
多い塗布量設定を、塗布量変化要因を検出して合理的に
解決することを目的としている。
問題点を解決するための手段 本発明は、上下に配設された昇降自在の塗布ロールと、
上下の塗布ロールに各々接近、離間可能なドクターロー
ルを配備したロールタイプの従来型スプレッダにおいて
、単板表裏の接着剤塗布量をコントロールするためのド
クターロール移動(塗布ロールに接近、または離間する
作動。)を、電動機を設けて、任意に遠隔自動操作する
制御装置を備え、塗布ロールとドクターロールの接近し
た外周面により、大略逆三角形の谷部に形成された、接
着剤が補給されて滞留する糊液部、および下側配置の塗
布ロールとドクターロールの略下半部を浸漬させてロー
ル外周面に接着剤を供給する、昇降自在に構成された接
着剤槽の糊液部等に装填された、振動式その他による糊
液の粘度検出装置を備え、また場合によっては粘度検出
装置の温度補償などの関係から、サーミスタ温度検出装
置等も同時に糊液部に同様に浸漬させて、同検出信号を
前記ドクターロールの制御装置へ伝えるように構成して
いる。
またさらに、スプレッダに送入される状態、もしくは送
入少し前の単板群上部に配備された接触式、または非接
触式の単板検出装置を1組、ないし複数組配備し、糊付
けされる単板の温度を検出して前述のドクターロール制
御装置に伝えるように構成したことを特徴としている。
作用 本発明は、従来手動操作に依存していた、スプレッダの
塗布ロールに対するドクターロールの間隙調整を、電動
機を介在して遠隔操作可能に構成しておき、機械的に正
しく設定したにも関らず、接着剤塗布量の変動を惹き起
こす主要因子である接着剤糊液の粘度を、前記スプレッ
ダに補給されている、ロール間の糊溜り箇所やロールを
浸漬させる接着剤槽などの糊液中に挿入した粘度検出装
置により検出してドクターロールの制御装置に伝えるの
である。
また糊付けされる単板群は、糊付は前にその表面温度を
1枚ずつ、ないしは複数枚おきに温度検出装置により逐
一検出されて前記ドクターロールの制御装置に伝えられ
るのである。
従って糊液粘度、および単板温度は、時時刻刻検出信号
となってドクターロールの制御装置へ入力され、これら
塗布量変動ファクターに基づき即座に制御装置は演算し
て、例えば糊液粘度が低い時や、単板温度が高い時は塗
布量が減少するので、電動機を始動してドクターロール
を開き塗布ロールとの間隙を広げて塗布量増加の方向へ
コントロールするのである。
すなわち糊液粘度や単板温度などの塗布量変動ファクタ
ーの変遷に追従して、機械的に塗布ロール間隙を電動機
を介して自動コントロールし、絶えず規定量の接着剤塗
布を行うのである。
なお糊液粘度は、その温度と密接な関係があることから
、前記粘度検出と並行して、糊液に浸漬するサーミスタ
等により温度を検出し、塗布ロールの間隙コントロール
に資する場合もある。また合板工場の糊付現場や製糊現
場の温度環境などによっては、前述の各種ファクターの
中、単板温度検出のみをピックアンプして塗布ロール間
隙調整を実施する簡略形も採用され、実用上の成果を十
分上げることが可能である。
実施例 本発明の基礎となるスプレッダは、上下に対峙して配設
されたロールにより接着剤を塗布するもので通常、上下
方向に固定されて回転する下側のロールと、そのロール
に対し垂直方向に接近、または離間可能な昇降自在に配
設された上側のロールとにより塗布ロールが構成され、
単板は塗布ロールによって上下から挟持状態で移送され
ながら、ロール外周面の接着剤を転写されるようにして
塗布されるものである。
上下の塗布ロールには、各々その軸線と水平な前後方向
のいずれか一方に、やや細径のドクターロールが配置さ
れており、塗布ロールとドクターロールの組合せが上下
に対設されることになる。
各々のドクターロールは、ネジ、その他により、塗布ロ
ールに平行に接近、または離間可能に構成され、それら
の作動は制御装置の1旨令信号を受けた電動機により迅
速に自動操作されるのである。
塗布ロールとドクターロールは軸部を含まないロール部
分が同じ長さに作られ、そのロール部端面には、ベーク
ライトや真鍮板などの材質による糊止板が、両ロールに
またがって塗布ロール上端縁以上の高さ迄配設されてい
る。糊止板はロール左右端面に各々スプリング等を介し
て弾発的に圧接し、その糊止板と、両ロールの接近した
外周面によって形成された、断面が逆三角形の樋状部分
が接着剤の貯留槽に擬せられるのである。
接着剤は、上下ロール共に前述した塗布ロールとドクタ
ーロール間に各々供給、貯留され、単板の該スプレッダ
通過によりその表裏両面に糊付けして逐次接着剤が減少
し、また適宜補給されるのである。また前記ロール間の
貯留以外に、例えば下側ロールについては、塗布ロール
、ドクターロールの下半部が糊液部に浸漬する、鋼板製
の開放型接着剤槽に多量の接着剤を貯留する形式のもの
もある。
以上の構成は、単板の表裏両面に接着剤を塗布する形式
のものであるが、表裏いずれか一面のみの塗布の場合は
上下いずれか一側の接着剤供給を行わなければ一面塗布
が可能となる。また−面塗布を目的としたスプレッダに
ついては、上下いずれか一例の貯留槽と、ドクターロー
ルが配置されていないことになる。
スプレッダの接着剤貯留箇所に挿入配備される接着剤の
粘度検出装置は、−例として流体中の振動片を駆動して
、流体の粘性抵抗によって減衰する振動を電気信号とし
て取り出す振動式粘度計が採用され、塗布ロール長手方
向左右端附近の接着剤貯留箇所に浸漬配置されて検出信
号を所定時間毎にドクターロールの制御装置へ伝えるも
のである。
接着剤の温度検出装置はサーミスタ温度計などが用いら
れ、前述の粘度検出装置を装填した近くの接着剤部分に
浸漬配置し、所定時間間隔で検出結果をドクターロール
の制御装置へ伝えるものである。
糊付けされる単板の温度検出装置は、−例として非接触
式が用いられ、赤外線検知素子による焦電型赤外線セン
サにより単板表面温度を無接触で検出し、例えば所定時
間毎に信号をドクターロールの制御装置へ伝達するもの
である。
単板の温度検出装置は、スプレッダの単板搬送レベル(
下側に配置された塗布ロール外周面上縁になる。)の移
送中の単板表面温度を検知可能にスプレッダ入側上方に
固定設定されたり、ないしは前記スプレッダ入側手前の
テーブルリフター上に、通常、数百枚単位で堆積待機す
る単板群の最上段の単板表面に接触して温度検出可能に
、テーブルリフタ上側に1組ないしは複数組直線的に配
備される。
以上の構成による本発明の実施態様を説明すると、単板
はスプレッダ入側から塗布ロールに向はテ送す込まれ、
該ロールによって上下から挟持され、ロール回転に伴い
接着剤を塗布されながら出側へと転送されるのである。
一方接着剤の貯留箇所に浸漬配備された粘度検出装置お
よび温度検出装置は、検出信号を制御装置に伝えるので
ある。
上記検出結果が、例えばスプレッダが貯留する接着剤の
粘度が高くなった場合は、単板への接着剤塗布量が増加
する傾向になるので、制御装置は電動機を作動させて、
塗布ロールへ向けてドクターロールを接近させ、演算し
た量だけ移動することにより、単板への塗布量を一定に
コントロールするのである。
なお接着剤温度が上昇したり、また単板表面温度が高か
った場合は、前述と反対に塗布量が減少傾向となるので
、ドクターロールを塗布ロールから離間する作動を行う
ことになる。
スプレッダに供給された後の接着剤は、環境にも左右さ
れるが一般にさほど温度変化はない、また温度変化があ
ったとしても室内温度領域内に止どまるのが普通で、接
着剤温度検出は特例以外省略することが多い。
単板は原木丸太から切削される、そして原木のボリュー
ムにもよるが、通常1本の原木から同質の単板が連続的
に多量に製出され、これらはグループ化して乾燥装置等
、合板製造の各工程を流れていくのである。
従って単板の温度差も、どちらかといえば、このグルー
プ単位毎に格差を生ずるのであって、同質の単板1枚毎
の差は、実質的に接着剤塗布量の変数たり得ないのであ
る。このことから単板の温度検出は、乾燥装置後の単板
積み山毎に検出すれば良いのであるが、温度検出後、直
ちに糊付けされるとは限らず、その間に単板温度が変化
するなどの問題が起きる。
本発明では、スプレッダによる接着剤塗布直前の単板温
度検出信号を受けた制御装置の演算結果によって、ドク
ターロールの移動調整を行うため、温度検出を始め一連
の作動はスピードが要求される。
また以上の手順は、温度検出からドクターロール調整迄
にどうしても若干のタイムラグを生む結果となるが、前
述したように単板の温度分布は、実質的に積み山毎など
に色分けされているので、実利を得ることができるので
ある。
発明の詳細 な説明したように本発明によれば、接着剤の効率的な費
消により、合板製造コストを低減することが可能となる
のである。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ロールを用いて単板へ接着剤を塗布するスプレッダ
    において、スプレッダの接着剤貯留箇所の接着剤粘度と
    、スプレッダに送入直前の単板表面温度を検出し、その
    検出信号に基づいて、塗布ロールとドクターロールの間
    隙調整を自動的に行うことを特徴とするスプレッダの塗
    布量調節方法。 2、ロールを用いて単板へ接着剤を塗布するスプレッダ
    において、スプレッダに送入直前の単板表面温度を検出
    し、その検出信号に基づいて塗布ロールとドクターロー
    ルの間隙調整を自動的に行うことを特徴とするスプレッ
    ダの塗布量調節方法。
JP4329085A 1985-03-04 1985-03-04 スプレッダの塗布量調節方法 Granted JPS61199901A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4329085A JPS61199901A (ja) 1985-03-04 1985-03-04 スプレッダの塗布量調節方法

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JP4329085A JPS61199901A (ja) 1985-03-04 1985-03-04 スプレッダの塗布量調節方法

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JPS61199901A true JPS61199901A (ja) 1986-09-04
JPH0458361B2 JPH0458361B2 (ja) 1992-09-17

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ID=12659665

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JP (1) JPS61199901A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01114073U (ja) * 1988-01-28 1989-08-01
JP2002325897A (ja) * 2001-04-27 2002-11-12 Heiwa Corp 遊技機製造用化粧シート貼付装置
JP2019025371A (ja) * 2017-07-25 2019-02-21 キタガワエンジニアリング株式会社 塗布装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01114073U (ja) * 1988-01-28 1989-08-01
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JP2019025371A (ja) * 2017-07-25 2019-02-21 キタガワエンジニアリング株式会社 塗布装置

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