JPS61198261A - 当接部材着脱装置 - Google Patents

当接部材着脱装置

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JPS61198261A
JPS61198261A JP3946885A JP3946885A JPS61198261A JP S61198261 A JPS61198261 A JP S61198261A JP 3946885 A JP3946885 A JP 3946885A JP 3946885 A JP3946885 A JP 3946885A JP S61198261 A JPS61198261 A JP S61198261A
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JP
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cam
state
clutch
gear
shaft
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JP3946885A
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Inventor
Kenji Yoshinaga
憲治 吉永
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
    • G03G15/2032Retractable heating or pressure unit
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/20Details of the fixing device or porcess
    • G03G2215/2003Structural features of the fixing device

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ1発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は被当接部材に当接部材を着脱動作(vc離動作
、或は積極加圧・積極加圧解除動作)させ不8培熟甜筈
■6馳居」ご1■十ス一 具体的には1例えば電子写真装置等の画像形成装置に於
ける画像定着ローラ対の加圧強弱動作機構、画像定着ロ
ーラに対する助剤塗布或はクリーニング部材の接離動作
機構、感光体や転写ドラムに対するクリーニング部材の
接離動作機構等として利用するに有効な合理的・実用的
な装置である。
〔従来の技術〕
以下便宜上、電子写真装置を例にして具体的に説明する
電子写真装置は一般に像担持用回転体としての感光層を
備える感光ドラム(又は感光ベルト)上にトナー像を形
成し、定着用回転体としてのベルトやローラにより記録
材上に定着するように構成されている。この定着は加熱
、加熱加圧、或いは圧力のみの作用で行われる。
又、これらの回転体にはクリーニング部材やオフセット
防止液塗布用の部材等の当接部材が設けられている。特
に定着用回転体としての加熱ローラ対の場合は、互いに
加圧状態にある時に記録材を挾持搬送することで定着処
理を行うのが一般的である。
ところがこのような回転体に当接する部材を回転体に常
時圧接しておくと、回転体表面の出接部に局部的な変形
が生じ多くの不都合を招く、この不都合は1回転体(被
当接部材)に対して当接部材を着脱、即ち接離させたり
、又はその圧力に強弱をつけたりすることで解決できる
一方、装置全体の合理化が求められる中にあって、この
回転体の回転駆動と当接部材の圧調整は同一駆動源から
の回転駆動力を利用して同時に行われており、当接部材
着脱機構には1回転力の伝達を制御するクラッチ等の係
合手段と、カム等の回転力を変位へ変換する手段が用い
られている。
第5〜7図は当接部材着脱機構のカム部分の図であり、
6は回転カム軸、7は該軸と一体のカムである。該カム
7の外周カムプロフィルの略半周部7aは軸6の中心6
aを中心とする略半円弧形状(第1円弧部)であり、他
の略半周部7bは軸6の中心6aよりずれた偏心点6b
を中心とする略半円弧状(第2円弧部)のプロフィルで
ある。
軸6は駆動源からの回転駆動力をオン状態の係合手段を
介して受けて矢示A方向に回転される。即ちカム7が矢
示A方向に回転駆動される。保合手段がオフ状態にされ
ると軸6即ちカム7の回転が停止される。
40は上記のカム7に対するカムフォロアであり、カム
7の回転に伴なってカムプロフィルたる第1及び第2円
弧部7a・7bにより軸6から離れる方向a(第5図)
・近づく方向すに変位移動する。このカムフォロア40
の変位移動aabに連動してリンク機構等を介して当接
部材が着状態(被当接部材に対する接触状態又は積極加
圧状8)・晩秋8(被当接部材から離間させた状態又は
積極加圧解除状態)に動作制御される。
第5図は当接部材の着状態時に於けるカムの回動角姿勢
状態、第7図は脱状態時に於けるカムの回動角姿勢状態
、第6図は着状態から脱状態への移行回転の回動角姿勢
状態を示している。
当接部材の脱状態から着状態への変換は、係合手段のオ
ンにより駆動源の回転力が軸6に伝達され、カム7が当
接部材脱状態時の第7図・第5図2点鎖線示の回動角姿
勢状態から矢示A方向に回転駆動され、カムフォロア4
0に対してカム7のプロフィルが第2円弧部7bから第
1円弧部7aへ廻り込むことによりカムフォロア40が
軸6から離れる方向aへ変位移動され、この変位移動に
連動してリンク機構等を介して当接部材が着状態に変換
される。カム7が略 tso ’回動し、カムフォロア
40に対してカム7の第1円弧部7a領域の略中間部が
対応した時点(第5図)で係合手段がオフにされてカム
の回動が停止され、当接部材の着状態が維持される。こ
の状態に於てカムフォロア40のカム7への反作用力F
はカム7の回転中心6aに向いており、カム7には該反
作用力Fによる回転モーメントは生ぜず、当接部材の着
状態は力学的に安定に維持される。
又当接部材の着状態から脱状態への変換は、保合手段の
オンにより駆動源の回転力が軸6に伝達され、カム7が
第5図の回転角姿勢状態から矢示A方向に回転駆動され
、カムフォロア40に対してカム7のプロフィルが第1
円弧部7aから第2円弧部7bへ廻り込んでいくことに
よりカムフォロア40が軸6へ近づく方向すへ変位移動
され。
この変位移動に連動して当接部材が脱状態に変換されて
いく、そしてカム7が略180°回動じて、カムフォロ
ア40に対してカム7の第2円弧部7b領域の略中間部
、即ちカムプロフィルの最低位部が対応した時点(第7
図、第5図2点鎖線示)でカムフォロア40の軸6方向
への変位移動すが最大となってカムフォロア40がカム
7と非接触或は実質的に無負荷の接触状態となり、当接
部材は完全な脱状態となる。又その時点で係合部材がオ
フにされてカム7の回動が停止され、当接部材の脱状態
が維持される。
上記に於てカム7に対して駆動源の回転力をオン・オフ
する係合手段としては、具体的には、給電によりクラッ
チ−オンし、非給電によりクラッチ−オフする通常の電
磁クラッチや、ばねクラッチが使用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、当接部材の着状態中に画像形成装置の主電源
がオフになるような場合が装置の操作中に有り得る。こ
の場合に於て、上記の保合手段として通常の電磁クラッ
チが使用されている場合には、該電磁クラッチは電源−
オフによりクラッチ−オフの状態に保持され、該電磁ク
ラッチから駆動系上流側にたとえフライホイール等の回
転力の蓄積手段があっても電磁クラッチはオフ状態であ
るから該蓄積手段から当接部材を脱状態にするためのカ
ムへの回転力は伝達されない、従って当接部材は電源−
オフ以後もそのまま着状態に保持され、当接部材・被当
接部材に悪影響を及ぼす。
又、ばねクラッチが使用されている場合には、当接部材
を着状態から脱状態に移行するときに当接部材に衝撃が
加わる。
即ち着状態時は、カム7はカムフォロア40に対して軸
6の中心6aを中心とする第1円弧部7aが対向した回
転角姿勢状態(第5図)にあり、このときのカムフォロ
ア40からカム7に作用する反作用力Fは前述したよう
に円弧部7aの中心6aつまりカム7の回転軸6の中心
6aに向い。
カム7へ回転モーメントを作用させずに安定する。この
状態から脱状態への移行のためにばねクラッチがオンさ
れてカム7が所定の回転速度で回転されてもカムフォロ
ア40が第1円弧部7a領域に対向している間は上記の
反作用力Fはカム7の回転中心6aへ向ったままで、こ
の反作用力Fによるカムの回転モーメントは生じないが
、カム7の回転が略30″回転して第6図のように第2
円弧部7bがカムフォロア40と接触するようになると
、カムフォロア40からの反作用力Fは該第2円弧部7
bの中心6bへ向う、したがってカム7に対して、第1
円弧部7aの中心6aと第2円弧部7bの中心6bとの
偏心量Rと、作用力Fを乗じた値の、矢示A方向への回
転モーメントが駆動源による回転力に加えて作用し、カ
ム7の回転軸6はばねクラッチの入力駆動側よりも速い
速度で回転しようとするため、例えば一方向クラー、チ
が脱状態になるのと同様に、回転軸6及びカム7はその
回転方向においては駆動側の回転人力ばねクラッチ内の
コイル状ばねには拘束を受けずに自由に回転する。した
がって着状態にあった当接部材はあたかも瞬間的に拘束
を解除され瞬時に脱状態へ移行する挙動を示し、当接部
材及びその周辺部材に衝撃をもたらす、特に当接力が大
きい程、脱時の衝撃は大きく構造物材の耐久性能の劣化
も有り得る。また例えば、互いに当接するローラで構成
される画像定着装置のローラ着脱の場合、ローラを加熱
するための加熱ヒータがローラの軸の中空部に着装され
、ローラと一体的に固定されているので、−上記の衝撃
は加熱ヒータ内の発熱部に影響し、衝撃のない時と比べ
て加熱ヒータの寿命は極端に低下する。さらにまた、脱
時の衝撃音は事務機仕様の画像形成装置としては好まし
くない。
以上要するに、 りカム7に対して駆動源の回転力をオン争オフする係合
手段として、通常の′¥L磁クチクラッチ用した当接部
材着脱装置は当接部材の着状態中に画像形成装置等の本
機の主電源がオフになったとき、そのまま着状態が維持
されて具合が悪いという問題がある。
2)ばねクラッチを使用した装置は、当接部材の脱状態
変換時に当接部材及びその周辺部材に衝撃が加わる、定
着装置のローラ対の着脱においては内部加熱ヒータの寿
命が上記の衝撃によって極端に低下する。衝撃音が発生
する、等の問題がある。
本発明は従来装置の上記1)や2)のような問題点のな
い1合理的・実用的な当接部材着脱装置を提供すること
を目的とする。
口1発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、カムの回転に連動して動作して当接部材を被
当接部材に対して着状態又は脱状態にする当接部材揺動
機構と、カムを回転駆動する回転駆動源と、回転駆動源
からカムへの回転力伝達系に配設した負作動クラッチと
、カムの回動角検知手段と、回転駆動源の起動・停止、
及び負作動りラッチへの給電を制御する給電制御回路と
、を有する当接部材着脱装置を要旨とする。
〔作 用〕
即ち、当接部材揺動機構の駆動カムに対する回転駆動源
からの回転力伝達を負作動クラッチを介して制御するよ
うにすることにより、当接部材の着状態時に電源がオフ
になったとしても、その後も回転駆動源側の慣性回転力
がカム側に伝達されてカムが回転する期間が生じ、その
カムの回転期間により当接部材の脱状態への変換が実行
され、又その脱状態への変換は衝撃を伴ないゎずになさ
れるもので、これにより従来の前記りや2)のような問
題が解消される。
〔実施例〕
本例は画像形成装置の画像定着ローラ対に適用した例で
ある。
第1図に於て、28Φ29は上下一対の互いに並行な定
着ローラ、30・26はそれ等ローラの回転中心軸であ
る。下側ローラ29は両端軸部を不動部材(不図示)に
定着配設した軸受32間に回転自由に軸受させて支持さ
せである。上側ローラ28は、その両端側の不動部材に
夫々軸34を中心に上下採動自由の回動板33を配設し
、その各回動板33に軸受31を一体に取付け、その両
回動板33の軸受31間に回転自由に軸受支持させてあ
り、常時は下側ローラ29に対して自重接触した状態に
ある。
上側ローラ28は後述する駆動系により矢示方向に回転
駆動され、下側ローラ29は上側ローラ28の回転に従
動して回転する。又上側ローラ28の回転中心軸30は
パイプ軸で、その内空に棒状ヒータ27を挿入配設して
あり、上側ローラ28はこのヒータ27の発熱により加
熱され、所定の定着温度状態に温調管理される。
38は軸39を中心に揺動自由のL形回動レバーであり
、該レバー38の一方の腕38aと、上記上側ローラ2
8を支持する回動板33とをリンク36で連結しである
。35・37はリンク連結ピンである。又レバー38の
他方の腕38bにはカムフォロア40を植設しである。
7は上記のカムフォロア40に対する回転カムであり、
前述第5〜7図のカムと同様の構成のものである。カム
7の第1円弧部7a債域がカムフォロア40に対向して
いるときはレバー38は軸39を中心に時計方向の回動
力を受け、それに連動して上側ローラ28を支持する回
動板33がリンク36を介して軸34を中心に時計方向
への回動力を受け、これにより上側ローラ28が下側ロ
ーラ29に対して積極的に加圧接触した状態、即ち着状
態に保持される。カム7の第2円弧部7b領域の略中央
部がカムフォロア40に対向しているときはカム7がカ
ムフォロア40に対して借手な隙間α(第7V!J)を
存して非接触状態となりカムフォロア40には押圧力が
なくなり、上側ローラ28の下側ローラ29に対する積
極的な加圧接触力が完全に解除され、上側ローラ28は
下側ローラ29に対して単に自重接触(軸受31・回動
板33・リンク36等の重量も含む)した状態、即ち脱
状態に保持される。
画像定着は、上側ローラ28の下側ローラ29に対する
上記の着状態に於て該両ローラ28・29間に未定着画
像担持部材(転写材等)Pが画像面を上側ローラ28偏
にして導入されることにより、ローラ28−29の熱と
圧力で行われる。
第2図は上記の定着ローラとカムの駆動制御機構を示す
もので、8は定着装置駆動モータ、12は該モータの回
転軸11の一端側に固定したフライホイールであり、モ
ータ8が起動した後回転エネルギが蓄積される。モータ
回転軸の他端側は減速ギヤへラド8aを介して出力軸9
を回転させる。10は該出力軸に固着した駆動ギヤ、2
は入   ・刃軸、13は該軸に固着され、上記の駆動
ギヤlOに噛合う従動ギヤである。出力軸9の回転はギ
ヤlO→ギヤ13→入力軸2へ伝達され、入力軸2の回
転力が不図示の定着ローラ回転機構に伝達されて定着ロ
ーラ28・29が回転する。
3は入力軸2に固着した入力軸ギヤ、6は入力軸2と並
行に軸受支持させたカム軸で、前記のカム7はこの軸に
固着されている。4・5は該カム軸に支持させたクラッ
チギヤと負作動クラッチである。クラッチギヤ4は入力
軸ギヤ3に噛合っていて該ギヤ3から回転力を受ける。
負作動クラッチ5は非給電時はクラッチ−オン状態でク
ラッチギヤ4の回転をカム軸6へ伝達し、給電時はクラ
ッチ−オフとなってクラッチギヤ4の回転に拘らずカム
軸6への回転力伝達を断つもので、非給電時はタラツチ
ーオフで、給電時はクラッチ−オンとなる通常の電磁ク
ラッチとは逆の作動をする。
7cはカム7の第2円弧部7b領域の略中央部に対応す
るカム側面位置に植設したビン、25はマイクロスイッ
チ、25aは該スイッチの7クチユエータ(作用腕)で
ある、カム7が回動駆動されて第1図のように第1円弧
部7a領域の略中央部がカムフォロア40に対向位置し
たときビン7Cがスイッチ25の7クチユエータ25a
に当接してスイッチ25がオンする。
23は画像形成装置の電源、24はモータ8及び負作動
クラッチ5に対する給電制御回路である。該制御回路に
は上記マイクロスイッチ25のオン信号S1.及び画像
形成装置のジャム検知手段からのジャム検知信号82が
条件信号として入力される。
給電制御回路24は電源23がオン(投入)された時点
でモータ8への給電を開始し、モータ8を回転状態に保
持する。又負作動クラッチ5については常時は非給電状
態(従ってクラッチ−オン)に保持し、マイクロスイッ
チ25からオン信号SIが入力したとき給電状態(従っ
てクラッチ−オフ)に保つように給電制御する。ジャム
検知信号S2が入力されたときはモータ8及び負作動ク
ラッチ5への給電を断つように給電制御する。
電源23がオフとなったときは当然にモータ8及び負作
動クラッチ5への給電はなくなる。
次に第3図の作動タイミングチャートを参照して作動を
説明する。
(j)画像形成装置の非作動時、即ち電源23のオフ時
は、カム7は第7図示のように第2円弧部7b領域の略
中央部がカムフォロア40に対向した回動角姿勢位置に
あり、定着ローラ対28・29の上側ローラ28は下側
ローラ29に対して脱状態に保持されている。
ここで便宜上、カム7の回転角に関して第7図の回転角
姿勢位置からカム7が矢示A方向に略 180°回転し
て第5図の回転角姿勢位置になる半回動を一180°回
動とし、それから更に略180゜回転して再び第7図の
回転角姿勢位置に戻る半回動を+180°回動とし、第
5図の回転角姿勢位置を00位置とする。
(2)電源23がオンされると(時点to)、それと同
時的にモータ8の回転駆動が開始される。
ヒータ27への通電も開始される。負作動クラッチ5へ
の給電は開始されない、従って該クラッチ5はクラッチ
−オンの状態に保持されている。
モータ8の回転開始によりフライホイール12が回転さ
れ、又出力軸9が回転し、ギヤ10→同13−軸2を介
して定着ローラ回転機構へ回転力が伝達され、定着ロー
ラ28・29が回転状態となる。一方軸2の回転力がギ
ヤ3→クラツチギヤ4を介してカム軸6に伝達され、カ
ム7が矢示A方向に一180°回動を開始する。このカ
ム7の−180’回動により前述したように定着ローラ
対の上側ローラ28は下側ローラ29に対して積極的に
加圧接触した着状態に変換される。
(3)カム7の上記−180’回動が進んで、カム7の
第1円弧部7a領域の略中央部がカムフォロア40に対
向したθ°位置になるとカム7のビン7Cがマイクロス
イッチ25の7クチユエータ25aに十分に接触してス
イッチ25がオンとなり、そのオン信号S!が給電制御
回路24に入力する。
(4)そのオン信号S1の入力によりその時点(1+)
で負作動クラッチ5への給電が開始され、クラッチ5が
オフとなり、それによりカム7の回転が00位置で停止
され、上側ローラ28の着状態が保持される。定着ロー
ラ28・29は引続き回転状態に保持される。而して所
定のウオーミングアツプ期間が経過した後、作像機構部
からローラ対28・29間に未定着画像担持部材の導入
が開始される。
(5)画像形成装置の使用が終って電源23がオフにな
されると、或はジャム検知信号S2が給電制御回路24
に入力されるとその時点(t2)で、モータ8及び負作
動クラッチ5への給電が断たれる。負作動クラッチ5は
その給電−オフにより直ちにクラッチ−オン状態となる
(8)モータ8は給電が断たれた後もフライホイール1
2の慣性回転力やモータ8の回転軸自体の慣性回転力で
、出力軸9が引続き積極回転状態にあり、その回転力が
ギヤlO→同13→軸2→ギヤ3→クラッチギヤ4を介
してカム軸6に伝達されてカム7の÷1800回動が開
始され、上側ローラ28が脱状態に変換されてく、上記
の慣性回転力は伝達系ギヤの摩擦等によって消耗されて
、カム7が÷180回動した時点(t3)では実質的に
零となり、カム7は第7図の最初の回転角姿勢位置に略
戻った状態で回動が停止される。即ち上側ローラ28は
完全な脱状態に変換されて、その状態が維持される。
而して、カム7の上記の◆180°回動過程で前述第6
図で説明した従来装置と同様にカム7ヘカムフオロア4
0の反作用力Fによる回転モーメントが作用するけれど
も、モータ8、ギヤヘッド8a及びフライホイール12
の慣性モーメントがカム軸6へ作用し、それが上記回転
モーメントに対してブレーキの効果をもたらす。適切な
慣性モーメントを設定することで、カム軸6の速度変化
は小さく押えることができ、従来装置に於けるような定
若ローラ脱時の衝撃はなくなる。
第4図は他の作動タイミングチャートを示すものである
。このチャートに於て、t5〜七口は夫々下記の時点で
ある。
t5は電源23が投入された時点 t6はモータ8を起動すべく給電が開始された時点 t7はモータ8の起動開始後回転速度が所定の速度に達
した時点 t8は負作動クラッチ5の給電が断たれた時点t9は負
作動クラッチ5への給電が開始された時点 t、oは電源23のオフ時点 t l’lはモータ8の回転軸11及びカム7の回転が
停止する時点、 電源23の投入により、その時点t1でまず負作動クラ
ッチ5に給電がなされ、負作動クラッチ5はタラッチー
オフ状態になる。続いて時点t6にモータ8への給電が
開始されモータ8は起動するが、この時負作動クラッチ
5はクラッチ−オフ状態にあるので、モータ8はカム7
を回転させる負荷、すなわち上側定着ローラ28を加圧
するための重い負荷は加わらすモータ8自身、ギヤ系列
、ローラ等の比較的軽い負荷のみが加わり、起動トルク
を軽減できる。
続いてモータ8が所定の回転速度まで立ち上がった後時
点t8に負作動クラッチ5への給電が断たれ、負作動ク
ラッチ5はクラッチ−オン状態になってカム7を矢印A
方向へ回転させる。モータ8が所定の速度になってから
カムを回転させると、その運動エネルギによづて第3図
例の制御シーケンスのものに比べて円滑にカムが回転す
る。
カム7の第1円弧部7a領域の中央がカム、フォロア4
0に対向した時点t9に突起7Cはマイクロスイッチ2
5の7クチユエータ25aへ作用し、マイクロスイッチ
25はカム7が所定の回転角姿勢位置(O0位置)に来
たことを検知する。
この検知信号SIは給電制御回路25へ伝達され、これ
によって回路24は負作動クラッチ5へ通電を開始する
。すると、負作動クラッチ5はクラッチ−オフ状態とな
り、ギヤ4の回転力はカム軸6へ伝達されず、カム7の
回転が停止する。
こうして第3図例の制御シーケンスのものと同様に上側
ローラ28の下側ローラ29に対する加圧即ち着状態変
換が完了する。
この後電源23がオフされた時や、ジャム検知手段22
からジャム検、知信号S2が給電制御回路24へ伝送さ
れた時も、前記例の場合と同様に衝撃なく上側ローラ2
8の加圧が解除される。また、この例においてはフライ
ホイール12に十分な回転エネルギが蓄蹟されないモー
タ8の立ち上がり中(時点t6からt8の間)に電源2
3がオフにされても、この間は元々ローラ28は脱状態
にあるので、加圧のままになるような不都合はない。
本例の場合はモータ8の最も大きい負荷が加わる起動時
の全負荷からカムの回転負荷、すなわち上側ローラ28
を加圧するための重い負荷を取り除き、起動トルクを軽
減することができるので、モータ8の回転速度の立ち上
がり時間を短縮でき、またモータ8を小型、省電化でき
る特徴がある。
尚、第2図のジャム検知手段はその他画像形成装置の各
部の異常検知手段であってもよい。
又本発明装置は実施例の定着ローラ対に関しての他に、
画像形成装置に於ては定着ローラの助剤塗布或はクリー
ニング部材、感光体や転写ドラムに対するクリーニング
部材の接離動作機構、その他出接部材を被当接部材に対
して着脱するものすべてに有効に適用できる。
ハ、発明の効果 以北のように本発明に依れば、以上検知手段の検知信号
によって脱するような従来技術の機能を維持しつつ、い
かなる時に装置電源を落しても、着状態にある当接部材
を脱状態に変換保持させることができ、当接部材及び被
当接部材の変形を防ぐことができる。又当接部材が着状
態から脱状態へ移行する時、ばねクラッチを使用した従
来の着脱機構にみられた衝撃がなく、当接部材自身やそ
の周辺部材の耐久性能を向上できる。特に定着装置のロ
ーラ加圧に応用した場合、ローラの加熱ヒータの寿命向
上は顕著である。また、衝撃がなくなるので騒音問題も
なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従う着脱装置を適用した画像定着ロー
ラ対の側面図、第2図は駆動機構の図。 第3図は作動タイミングチャート、第4図は他の作動タ
イミングチャート例、第5図乃至第7図は夫々カムの回
動状態図である。 28・29は上下の定着ローラ対、8は駆動モータ、5
は負作動クラッチ、7はカム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カムの回転に連動して動作して当接部材を被当接
    部材に対して着状態又は脱状態にする当接部材揺動機構
    と、 カムを回転駆動する回転駆動源と、 回転駆動源からカムへの回転力伝達系に配設した負作動
    クラッチと、 カムの回動角検知手段と、 回転駆動源の起動・停止、及び負作動クラッチへの給電
    を制御する給電制御回路と、 を有する当接部材着脱装置。
JP3946885A 1985-02-28 1985-02-28 当接部材着脱装置 Pending JPS61198261A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011133809A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Kyocera Mita Corp 定着装置及び画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011133809A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Kyocera Mita Corp 定着装置及び画像形成装置

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