JPS61197670A - 画像記録方法 - Google Patents

画像記録方法

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Publication number
JPS61197670A
JPS61197670A JP3647785A JP3647785A JPS61197670A JP S61197670 A JPS61197670 A JP S61197670A JP 3647785 A JP3647785 A JP 3647785A JP 3647785 A JP3647785 A JP 3647785A JP S61197670 A JPS61197670 A JP S61197670A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
crystal element
formula
image recording
recording method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3647785A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Takenouchi
竹之内 雅典
Mitsuru Yamamoto
満 山本
Toshiaki Majima
間島 敏彰
Ichiro Nomura
一郎 野村
Hidetoshi Suzuki
英俊 鱸
Naoji Hayakawa
早川 直司
Fumitaka Kan
簡 文隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP3647785A priority Critical patent/JPS61197670A/ja
Publication of JPS61197670A publication Critical patent/JPS61197670A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Substances (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像記録方法、特に書き替え可能な媒体を使用
する簡便な画像記録方法に関するものである。
近年、画像記録において書き替え可能な媒体を用いる需
要が増加しているが、従来技術においては実用1幾つか
の問題点があった0例えば、オフィスのペーパーレスの
ために、ディスプレイ装置が多用されるようになったが
、CRT等によるディスプレイ装置では1文章のような
高精細な表示が困難であり1画像を画像のままで長期に
保存できないという問題がある。また、いわゆるプリン
ター等によるハードコピー画像は書き替えができないた
め、使用する紙の量が増大するという問題がある。一方
、キャッシュカード、クレジットカード等のカード類が
広く普及しているが、これらカードに金額等の表示を記
録しておきたいという要求もある。これらの要求に対し
て、例えばフラットディスプレイ装置を用いることも可
能であるが、装置に電源を必要としたり、その構造が複
雑である等の欠点があった。
本発明は上記した従来技術の欠点に鑑みなされたもので
、画像の書き換え可能な媒体と書き込み及び書き換える
ための画像記録方法、さらに詳しくは、画像のメモリー
状態を維持する温度範囲を広げ、記録媒体の取り扱いを
実用的なものにすることのできる画像記録方法を提供す
ることを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、熱光学効果を示す液晶を基板間に挟持した液
晶素子を、全体的に加熱する手段と、冷却する手段によ
って液晶素子面を透明状態にし、次に局部的に加熱する
手段によって画像情報の書き込みを行うもので、特に、
前記液晶素子に垂直配向処理を施し、冷却する手段にお
いて、液晶素子中の液晶が配向処理に従って垂直配向す
るのに充分な時間を持って冷却を行うものである。
本発明に用いられる液晶としては、ネマチック液晶とコ
レステリック液晶の混合液晶、あるいはネマチック相を
有するスメクチック液晶等が望ましい。より具体的には 一般式: (式中pおよびqは1−15の整数である。)から選ば
れる物質を主成分となしているものであり、さらに 一般式: (式中、R=CnH2n、+ またはCnH2n−10
;1≦n≦15゜X=ハロゲン原子またはON。
Y=ハロゲン原子またはCM、である、)から選ばれる
スメクチック液晶が添加されている混合液晶が用いられ
る。
また、後者の一般式で表わされる物質としては以下で示
されるものが適用できる。
(1) X=Y=Brの場合 p−ブロムジフェニル−4−(アルキル又はアルコキシ
)−3−ブロム安息香酸エステル、(2) X=Br、
かつY=CM(7)場合p−シアノジフェニル−4−(
アルキル又はアルコキシ)−3−ブロム安息香酸エステ
ル。
(3) X−Y−ONの場合 P−シアノジフェニル−4−(アルキル又はアルコキシ
)−3−シアノ安息香酸エステルなどがある。
表−1及び表−2に、本発明に用いられる液晶物質の化
学式及び混合物の 結晶相−スメクチックA相転移温度(K=S^)スメク
チックA相−ネマチック相転移温度(S^−N)ネマチ
ック相−等方性液体転移温度(N−I )を列挙する。
もちろん、本発明に用いられる液晶物質は、これらの組
み合せに限られるものではない。
[作 川] 熱光学効果を示す液晶として、スメクチック液晶を用い
た場合につ・いてその動作原理を説明する。
液晶層を加熱すると、液晶分子の配向状態は等方性液相
の状態になる。その後冷却過程で液晶層は、等方性液相
の状態からネマチック相、スメクチックA相へと変化し
、スメクチックA相でその配向状態が安定化する。
液晶層を挟む基板にあらかじめ垂直配向処理を施した一
ヒで、液晶層内の状態がネマチック相を通過する際に、
充分時間をかけて冷却すると、液晶の徐冷による作用と
共に、基板壁面での配向効果によって、液晶層内の分子
配列が垂直配向状態となり、光学的に透明な状態となる
。一方、急激に冷却を行うと、液晶層内の分子配列が等
方性液相のランダムな状態のまま急冷され、光学的に白
濁の状態になる。
次に、本発明の画像記録方法に用いられる液晶に、表−
2で例示した例1〜5の液晶混合物を用いる利点を説明
する。
一般式: (式中、R=CnH2nd  またはCnH2n、+O
;1≦n≦15゜X=ハロゲン原子またはON。
Y=ハロゲン原子またはCM、である。)で表わされる
液晶、例えば表−1で例示したAからCの物質では、K
−S^、S^−N、N−Iの温度がそれぞれ100℃付
近であり、これら液晶を単体で本発明の画像記録方法に
用いた場合、液晶素子に加えられる消去温度及び書き込
み温度は百数十度となり、画像の保持温度もに−SA温
度以上、すなわち約100℃以上となる。このため、画
像記録媒体を画像記録装置から取りはずす場合には、画
像を保持するための保護ヒーターを媒体に設ける必要が
あり、実用上好ましくない。
一方、一般式 %式%)( (式中pおよびqは1〜15の整数である。)から選ば
れる物質を主成分とし、 一般式 C式中、R=CnH2n、+ または(nHzn−+O
;1≦n≦15゜X=ハロゲン原子またはON。
Y=ハロゲン原子またはON、である、)から選ばれる
物質が添加されている混合液晶である表−2で例示した
液晶混合物の場合、K−SA点が室温以下、かつ5A−
8点が約50℃以上であるため、液晶素子に加えられる
消去温度及び書き込み温度は約50℃以上となり、画像
保持も室温付近となる。このため、書き込み・消去の容
易性及び何ら −外部的な画像保持手段をほどこさずと
も画像記録媒体を取り扱えるため、極めて実用的なもの
となる。
[実施例] 以下第1図及び第2図とともに、本発明の画像記録方法
の実施例を説明する。
第1図は、本発明において使用される液晶素子の一実施
例を示す構成図である9図中1及び3はガラス板の基板
で、本実施例では基板lの厚みを50ルー、基板3の厚
みをlamとし、それぞれ内面を垂直配向処理して、上
下基板間のスペース厚を20終園とした。この2枚の基
板間に、表−2で示した例1の液晶混合物及び配向材と
してFS−150(大日本印刷■)を封入して液晶素子
4を得た。
この液晶素子4への画像記録方法を次に説明する。第2
図(a)〜(C)に液晶素子4への各記録プロセスを示
す。
第2図(a)は加熱プロセスを示す図で、ここでは液晶
素子4をベルト6で矢印の方向に送り、電源12と抵抗
線あるいは加熱ランプ5により液晶素子4゛を等方性液
相まで加熱する。
第2図(b)は冷却プロセスを示す図である。温度勾配
を持たせたヒーター7の下を、液晶素子4をベルト8で
矢印の方向に送ると、液晶層は等方性液相からネマチッ
ク相を経てスメクチック相まで徐冷される。ここでヒー
ター7は、液晶g 子(7)進行方向に伴って、液晶層
の等方性相−ネマチック相転移温度より高い温度から、
室温近傍の温度までの温度勾配を持っていることが望ま
しい。またベルト8の材料としては、断熱性のものが望
ましく、本実施例ではゴムベルトを用いた。これら2つ
のプロセスを経ることによって、液晶素子4の画像表示
面は透明状態となる。
第2図(c)は熱書き込みプロセスを示す図である。第
2 図(C)において、サーマルヘッド9に接触した液
晶素子4は、プラテンローラー10により矢印の方向に
送られる。この時、信号源11によって制御されたサー
マルヘッド9は1画像情報に対応して局部的に発熱し、
この発熱に応じて、液晶2はスメクチック相から等方性
液相まで加熱されるが、このプロセスでは、電界印加が
ないため、液晶2はサーマルヘッド9を通過した後、急
冷却され白濁状態となる。すなわち、液晶素子4の選択
された表面部分は、サーマルヘッド9によって局部的に
加熱され白濁状態となり、非加熱部との間に光学的濃度
差を生じることになり、画像情報が記録される。
本実施例では、加熱プロセスにおいて液晶2(表−29
例1)のN−I点である約58℃以上になるよう熱を加
え、次いで冷却プロセスにおいて、ヒーター7に70℃
〜25℃の温度勾配を持たせ、液晶素子4がヒーター7
の下を1分以下、望ましくは1〜3秒程度で通過する様
に、ベルト8の移動速度を調節したところ、液晶素子4
の表示面は透明化した。さらに、熱書き込みプロセスに
おいて、前述した液晶2ON−I点である約58℃以上
になるように、サーマルヘッド9によってパルス的な熱
印加を行った結果、良好な白濁画像を得ることができた
このようにして得られた白濁画像は、常温付近でも良好
なメモリー性を有し、気温の変化や、手で扱う場合の体
温によってもメモリー性は変化しなかった。
また、表−2で例示した他の液晶混合物を用いた場合に
も、上記した実施例と同様に、良好な結果を得ることが
できた。
なお、上記実施例において、サーマルヘッド9からの熱
が、液晶素子4の片側の基板1によって拡散すると画像
が惚けるため、片側の基板lの厚みは数百、cm以下と
することが望ましい。
[応用例] 液晶2に色素を混合することにより、「透明」と「白濁
」の二種類の表示だけでなく、カラーによる記録を得る
こともできた。また、他の応用例として、ガラス基板の
代りにPET  (ポリエチレンテレフタレート)等の
基板を用いて形成、したところ、可撓性のある記録媒体
を得ることができた。
[発明の効果] 本発明においては、熱光学効果を示す液晶を、画像情報
の記録媒体とし、そり熱光学効果によって画像を記録す
るようにしたものであり、従来の方式に比べ画像情報の
保存、書き換えを簡単に行うことができる。しかも、本
発明の記録媒体は画像記録時の印加する熱量が少なく、
省エネルギーの記録方式であり、かつ、記録後の媒体の
取り扱いも室温で行えるため、実用性の極めて高いもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明において使用される液晶素子の一実施例
を示す構成図、第2図(a)〜(C)は本発明による画
像記録方法の一実施例における各記録プロセスの説明図
である壷 1.3・・・基板、2・・・液晶、4・・・液晶素子、
5・・・加熱ランプ、6.8・・・ベルト、7・・・ヒ
ーター、9・・・サーマルヘッド、10・・・プラテン
ローラー、11・・・信号源、12・・・電源。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)熱光学効果を示す液晶を上下基板間に挟持して成る
    液晶素子と、該液晶素子を外部から加熱する手段、冷却
    する手段及び局部的に加熱する手段を有し、これら手段
    を該液晶素子に順次施すことによって画像情報を記録さ
    せる画像記録方法において、前記液晶素子に用いられる
    液晶が、 一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ または ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中pおよびqは1〜15の整数である。)から選ば
    れるスメクチックA液晶を主成分となしているものであ
    ることを特徴とする画像記録方法。 2)上記一般式で示した液晶に第2成分として、 一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R=C_nH_2_n_+_1またはC_nH
    _2_n_+_10;1≦n≦15、X=ハロゲン原子
    またはCN、 Y=ハロゲン原子またはCN、である。) から選ばれる物質が添加されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の画像記録方法。 3)上記局部的に加熱する手段がサーマルヘッドである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項及び第2項記載
    の画像記録方法。 4)上記液晶素子が垂直配向処理を施されており、かつ
    上記冷却する手段において、前記液晶素子中の液晶が配
    向処理に従って垂直配向するのに充分な時間を持って冷
    却を行う事を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の画
    像記録方法。
JP3647785A 1985-02-27 1985-02-27 画像記録方法 Pending JPS61197670A (ja)

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