JPS6119704A - 焼結機械部品の製造方法 - Google Patents

焼結機械部品の製造方法

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JPS6119704A
JPS6119704A JP59139163A JP13916384A JPS6119704A JP S6119704 A JPS6119704 A JP S6119704A JP 59139163 A JP59139163 A JP 59139163A JP 13916384 A JP13916384 A JP 13916384A JP S6119704 A JPS6119704 A JP S6119704A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は金属粉、セラミックス粉またはこれらの複合
粉末の焼結機械部品の製造方法に係り、さらに詳しく言
えばこれらの粉末を用いて熱間等方圧プレスによって加
圧しながら焼結して密度が大きく寸法精度の高い焼結機
械部品を製造する方法の改良に係る。
(従来技術と解決すべき問題点) 従来金属粉、セラミックス粉またはこれらの複合粉末(
以下これらの粉末を原料粉という)の成形体(本明細書
では未焼結の成形体をいう)を焼結して機械部品を製造
する場合、焼結中に加圧しないのが通例であるため得ら
れた焼結体の強度や信頼性が不充分であった。
これを改善するため熱間等方圧プレスによって三次元形
状の成形体に等友釣な加圧を行いながら焼結することが
一部に実施されている。しかしながらこの方法は未だ技
術的には十分に確立されておらず、特に次のような問題
点が残されている。
即ち予め原料粉を所望の形状に成形したのち脆弱な成形
体を損傷することなく密着性の良い容器内に密封するこ
とが困難である。また成形体の所要の焼結温度において
適当な変形特性と安定性を有する密封容器の材料を得る
ことが難しい等の問題点がある。
これに対してこれら原料粉を薄肉の金属管またはガラス
管内に封入する方法、或いは予め原料粉を成形してその
上にガラス粉を塗布する方法等が提案されているが、い
ずれも一長一短があって上記の問題点を十分に解決する
に至っていない。
本出願人は公知のシェルモールド法と同様な手法で、除
去可能な材料で製作した模型に耐火物粉と珪酸塩化合物
粉とのスラリーを塗布してシェルを形成したのち、模型
を除去して雌型を製作し、これに所望の原料粉のスラリ
ーを流しこんで固化乾燥したのち、雌型シェルを焼結温
度以下の温度に加熱してシェル層内の珪酸塩化合物を溶
融させることにより気孔を封じてシェルを密封体とし、
これを熱間等方圧プレス内で加圧して溶融状態の珪酸塩
化合物層を介して等方圧を作用させながら内部の成形体
を焼結させる方法を提案した(特願昭57−16835
号)。
この方法によれば上記の密着性の良い容器に密封するこ
と、および適当な変形特性を有する容器材料で容器を製
作することが容易になって上記問題点を解決できるが、
シェルを耐火物と焼結温度以下で溶融する珪酸塩化合物
で製作する結果シェルが焼結温度以下で十分気密になら
ない場合があり、或いは焼結温度で成形体とシェルが反
応する場合がある等の問題点があることがわかった。
本発明は上記の問題点を解決する方法を提供することを
目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記の目的を達成するため原料粉を充填する雌
型のシェルを三層構造としたことを主要な構成とするも
のであって、 金属粉、セラミックス粉または金属・セラミックス複合
粉或いはこれにセラミックス繊維を混合した粉末を原料
粉として熱間等方圧プレスによって焼結機械部品を製造
する方法において、(第1工程)所望形状の焼結機械部
品の模型を溶解、溶融または気化し易い材料を用いて製
作する工程、 (第2工程)該模型上に下記の3種類の被覆層を順次形
成して雌型を形成する工程、 (イ)耐火物粉よりなる第1層、 (ロ)耐火物粉と焼結温度以下の温度で軟化性を一有す
る材料粉とよりなる第2層、 (ハ)焼結温度以下の温度で軟化、融解する材料粉より
なる第3層、 (第3工程)該シェル内の模型を溶媒に溶解させ、或い
は融解させ、または気化させて除去してシェル内に模型
と同じ形状のキャビティを持つ雌型を作る工程、 (第4工程)所望の原料粉を分散液に混合してスリップ
を調製する工程、 (第5工程)該原料粉スリップを前記雌型シェルのキャ
ビティ内に流し込み、分散液を除去して該キャビティを
原料粉で充填する工程、 (第6工程)雌型シェルのスリップ注入口を閉塞して該
シェルを乾燥させたのち、焼結温度以下の温度に加熱し
シェル第3層を軟化融解させて気孔を封じ、雌型を気密
化する工程、 (第7工程)熱間等方圧プレス装置内で該雌型を焼結温
度に加圧、加熱して雌型シェル内の成形体を焼結する工
程、 (第8工程)雌型を除去して焼結体を取出す工程よりな
ることを特徴とする焼結機械部品の製造方法に係る。
次に添付図面に示すフローシートを参照して本発明の詳
細な説明する。
(第1工程、模型の製作)目的とする機械部品の模型を
製作する。この模型は後述するように雌型シェルを形成
したのち除去する必要があるため、シェル材料を侵さな
い溶媒に容易に溶解するか、またはシェル材料が軟化変
形する温度よりも低い温度で容易に溶解して流出するか
、或いは燃焼して気化するような材料で製作することが
必要である。このような条件を満足する材料としては低
融点のワックスや、水または有機溶媒に溶解するワック
ス或いは低融点の合金が用いられる。
模型の製作は所望の材料を融解して金型に鋳造するとか
、射出成形または機械加工等公知の方法で製作したもの
でよい。模型寸法は後の熱間等方圧プレスによる成形体
の収縮をみこんで最終製品寸法よりもそれだけ大きく製
作しておく必要がある。
(第2工程、雌型シェルの形成)前記模型の上に3種類
の被覆層を順次形成させて三重構造のシェルを形成する
ことが本発明の重要な構成の一つである。
(イ)第1層の形成ニジエル第1層は成形体に直接接触
する層であって、焼結後に雌型と焼結体とを分離するさ
いに離型剤の役をするものであるから、第1層を形成す
る粉末は焼結温度で成型体を構成する原料粉と反応せず
、また第2層、第3層中にふくまれる軟化性材料とも低
融点化合物を生成したり、共融を起こしたすせず、それ
自身も安定で、かつ殆ど焼結しない耐火物であることが
必要である。
このような耐火物粉で第1層を形成すれば後の加圧焼結
の段階で第2層と成形体または焼結体とが直接接触する
ことが避けられ、焼結体表面が損傷したり変質すること
が防止されると共に、焼結体と雌型との分離も容易にな
る。
このような条件を満たす耐火物粉としては原料粉の種類
に応じて雲母、黒鉛、或いはシリカ、ムライト、アルミ
ナ、ジルコニアまたはチタニア等の耐熱性酸化物、窒化
アルミニウム、窒化硼素、窒化珪素等の耐熱性窒化物や
炭化珪素、炭化ジルコニウム等の耐熱性炭化物等の多く
の耐火物粉を使用することができる。
特に製品焼結体に高度の寸法精度が要求される場合には
本発明の焼結段階で外部からの加圧力を十分に成形体に
伝達し、かつその焼結収縮に十分に追随して変形し、か
つ焼結後には表面から容易に除去されることが必要であ
り、そのような場合には上記の耐火物のうちでも特に結
晶構造が層状構造であり、容易に剪断変形を起こす性質
を有するものが望ましい。
このような耐火物としては黒鉛、窒化硼素、雲母、パイ
ロフィライトまたはモンモリロナイト等の粘土鉱物があ
り、これらの中から所望の原料粉との反応性、焼結温度
に於ける安定性、被覆第2層材料との反応性を考慮して
選択することにより最適な耐火物粉を用いる。
上記の条件を満足する耐火物粉を水、エタノール等の分
散液と混合してスラリー状としたのち、模型上に塗布し
てシェル第1層を形成する。このスラリー中に塗布後の
被膜層の強度を増すためポリビニールアルコール、フェ
ノール、シリコン等の高分子系結合剤或いはセメント系
、燐酸アルミニウム、コロイダルシリカなどの無機系の
結合剤を混合しておく必要がある。なおこの結合剤は後
の熱間等方圧プレス内での成形体の加圧焼結の段階まで
に完全に除去されるか、またはシェル第1層中に残存し
ても成形体と反応を起こさない耐火性物質に転化するも
のであることが望ましい。
また塗布乾燥後のシェル第1層は10〜70%の気孔率
になるようにすることが必要である。これが70%を超
えるとシェルの強度が低下して破損しやすくなり、10
%以下では原料粉スリップの流し込みの際に分散用液体
の浸出が起こり難くなるので好ましくない。
(ロ)第2層の形成ニジエル第1層の外側にシェル第2
層を形成する。、゛これに使用する粉末は後に成形体を
熱間等方圧プレス内で焼結させる際に焼結温度で溶融、
軟化しない耐火物粉を第1成分とし、これに該温度で溶
融または軟化する材料の粉末を第2成分として混合し、
後者が15〜90体積%になるような配合とする。この
シェル第2Nは熱間等方圧プレス内で加圧加熱する際に
成形体上に等方圧を伝達するのに重要な役割を果たすも
のであるから、所望の焼結温度で十分に等友釣な粘弾塑
性変形を起こすことが必要で、かつ内側の第1Mを透過
して成形体中に浸透するような低IJ)粘度を持たない
ことが必要である。
このような条件を満足するように熱間等方圧プレスの加
圧加熱条件に応じて第1成分の耐火物粉と第2成分の軟
化性材料粉の種類を決定することが大切であり、特にこ
れら2成分の混合比については上記の理由から軟化性材
料を15〜90%とすることが大切である。
上記の耐火物粉としてはアルミナ、ジルコニアまたはマ
グネシア等の耐熱性酸化物、窒化アルミニウム、窒化珪
素等の耐熱性窒化物、炭化珪素、炭化硼素等の耐熱性炭
化物等の中から条件に応じて選択する。また軟化性材料
としては溶融しても粘度の高いガラス質材料が望ましく
、シリカ、アルミノ珪酸塩化合物、硼珪酸塩化合物をベ
ースとする材料の中から条件に応じて選択する。
シェル第2層の形成方法は第1層の場合と同様にスラリ
ー状分散液を塗布して行う。特に第2層を成る程度の厚
さにする場合には一度に所望の厚さにせずに数回繰り返
して塗布して所望の厚さにすることが望ましい。
シェル第2層の成形用粉末の分散液が既に形成されてい
るシェル第1層の結合剤を再び溶解させて第1層を破損
させるものでないことが必要である。またシェル第2層
は第1層の場合と同様な理由で乾燥後の気孔率を10〜
70%とする。
(ハ)シェル第3層の形成:第3層の役割は熱間等方圧
プレスで加圧加熱する前にシェルを完全に気密化するこ
とであるから成形体の焼結温度より低い温度で溶融軟化
する材料の粉を用いて第2層の上に第3層を形成する。
このようにすれば原料粉スラリーを流し込んだ3層構造
のシェルを所望の焼結温度よりも低い温度の真空中ない
し十分に低い不活性ガス雰囲気圧力下で予め加熱して第
3層を溶融ないし軟化させ気密化することにより以後の
熱間等方圧プレスの段階でシェル内部にガスが侵入する
ことなく、加圧焼結することができるようになる。  
 ゛ このような溶融軟化性の材料としては第2Nの第2成分
として用いた軟化性材料と類似のものを用いることがで
き、特に溶融状態で粘度の高いものが望ましいから珪酸
塩化合物をベースとするガラス質材料の中から選択する
とよい。
第3層の形成は第1層、第2層の場合と同様にスラリー
状分散液とし塗布して行う。第3層も第1層、第2層と
同様理由により乾燥後の気孔率を10〜70%とする。
(第3工程、模型の除去)雌型シェル内の模型を融解さ
せるか、溶媒に溶解させるが、或いは燃焼気化させるか
して除去し、雌型シェル内に模型と同じ形状のキャビテ
ィを作る。溶媒で溶かして除去した場合には十分に乾燥
する。
(第4工程、原料粉スリップの調製)所望の原料粉を準
備し、分散液に混合してスリップとする。
原料粉が金属の場合は平均粒径が数十μm〜1゜0μm
で、アトマイズ法や回転電極法等にょΣ球形粒子である
ことが成形性の点から望ましい。セラミックス粉の場合
は平均粒径は大きくても10μmで、できれば1μm以
下であることが高密度かつ高強度の焼結体を得るために
は望ましく、また成形性の点から出来るだけ球形粒子で
あることが望ましい。
また窒化珪素や炭化珪素等それ自体では焼結性が不充分
であるセラミックスの場合には焼結促進剤を添加″する
と良く、焼結促進剤としては例えば窒化珪素の場合はA
 1203、A I、N、Y20s、MgO,ce02
等が、炭化珪素の場合はB1At、Cの組合せ等が適当
である。
また上記のほかにもWC−Co、 T i N−N i
等のサーメットやY2O3等のセラミックス粉をNi合
金等の金属中に分散させた分散強化合金またはC,B、
SiC等の繊維をAI、Ti等の金属中に分散させた繊
維強化合金の原料粉を使用することもできる。同様にS
i3N4等のセラミックスの中にZrO2等の他のセラ
ミックス粒子やSiC等の繊維を分散させた複合材料粉
も原料粉として使用することができる。
これらの原料粉をスリップとするための分散液としては
一般には水を用いることが望ましいが、原料粉との間に
化学反応を起こしたり、或いは凝集させたりする場合に
はエタノール、プロパツールその他の有機溶媒を使用す
ると良い。必要によってはスリップを安定させるため解
膠剤の添加或いはpHの調整などを行う。
(第5工程、原料粉スリップの流し込み)上記のように
調製した原料粉スリップを前記所要形状のキャビティを
持つ雌型シェル内に流し込む。この際薄肉の雌型シェル
の保持および雌型から浸出してくる分散液体の吸収のた
め雌型を粉末充填床の中に保持することが望ましい。こ
のようにすると雌型に流し込まれたスリップの分散液体
はシェルの気孔を通して浸出し、周囲の粉末充填床に吸
収され、浸出が促進される。
(第6工程、雌型シェルの気密化)スリップを流しこん
で暫く放置しておき、分散液体の浸出が止まったならば
シェルの注入口を第2層及び第3層の形成に使用したス
ラリーを用いて密閉し、雌型を粉末充填床から取り出し
て自然乾燥または徐々に加熱して乾燥する。必要ならば
混合した有機系結合剤を除去するため低温で加熱する。
原料粉がキャビティ内に充填された雌型シェルはその第
3ii(外層)を構成する軟化性材料の融点または軟化
点以上で成形体の焼結温度以下の温度に加熱し第3層の
気孔を封じて雌型を気密化する。この加熱は真空中で行
うことが望ましいが、シェル内に残留する気体が後の熱
間等方圧プレスによる加圧焼結の際に悪影響を及ぼさな
いかぎり該焼結圧力よりも十分に低圧の不活性ガス雰囲
気中で行っても良い。成形体や雌型シェルの材料に有機
系結合剤や水分が含まれている場合にはシェル第3層が
気密化する温度より低い温度で予め十分に加熱し、除去
しておいてから気密化温度に加熱することが大切である
(第7工程、熱間等方圧プレス加工)以上の工程に続い
て成形体を内蔵した気密な雌型を熱間等方圧プレス装置
内で所望の焼結温度及び圧力のもとに置く。シェル第2
層の第2成分の軟化性材料は溶融または軟化し、これと
耐火物粉との混合層が適切な粘弾塑性変形をして、シェ
ル内の成形体は等方圧下で加圧焼結され、密度の高い焼
結体となる。
(第8工程、雌型シェルの除去)次いで雌型シェルを冷
却する。シェルの除去には振動、サンドブラスト等機械
的方法のほか、オートクレーブ中でアルカリ溶液で処理
をするなど化学的方法によることもできる。
溶融固化したシェル第2層及び第3層と焼結体との間に
ある第1層が離型剤の役をするのでシェルの除去は容易
に行うことができ、焼結体の表面の損傷や変質の無い良
好な、高品質の製品焼結体が得られる。
次に実施例について説明する。
(実施例1) 融点約70℃のワックスを用い、射出成形によってター
ボ過給機翼車の雄型模型を製作した。窒化硼素粉を水に
分散させ、結合剤としてコロイダルシリカを添加したス
リップを模型上に塗布し、乾燥固化させてシェル第1層
を形成し、次に耐火物粉として炭化珪素粉55体積%、
軟化性材料として硼珪酸ガラス粉45体積%を混合した
粉末を同様の手法でシェル第1層の上に塗布し、乾燥さ
せてシェル第2層を形成し、更にその上に軟化性材料の
硼珪酸ガラス粉のみを同様手法で塗布して乾燥し、シェ
ル第3Nを形成した。
3層構造のシェルを形成した雄型模型をオートクレーブ
中で120℃に加熱し、シェル内の模型を融解流出させ
て除去し、更に500℃まで加熱して残留しているワッ
クスを焼却して、3層とも気孔率が約50%の雌型シェ
ルとした。
原料粉として平均粒径0.7μmの窒化珪素粉に6重量
%の窒化アルミニウム粉を加え、エタノールを主成分と
する分散液体と混合、ボールミルで処理してスリップと
し、珪砂充虜床中に保持した雌型シェルに流し込み、分
散液体を浸出させ、雌型シェルのキャビティ内に原料粉
を充填させた。
次に雌型シェルの注入口にシェル各層用のスラリーを順
次塗布、乾燥させて注入口を密閉した。
これを十分乾燥し、更に乾燥気流中で500℃まで加熱
したのち、熱間等方圧プレス内に入れ、真空雰囲気中で
1500℃に加熱した。この温度でシェル第3層の硼珪
酸ガラスは溶融し、雌型は完全に気密化された。その後
プレス内をアルゴンガスで2000気圧まで加圧しなが
ら1750℃まで昇温した。シェル第2層中の硼珪酸ガ
ラスは容融し、これと固体の炭化珪素粉との混合層の粘
弾塑性的変形によって雌型シェル内部の成形体は等方圧
で加圧されながら焼結された。
焼結終了後冷却し、シェルを除去して焼結体を取り出し
た。シェル第1層の窒化硼素粉層は窒化珪素焼結体と全
く反応せず、また第1層中へ第2層の溶融硼珪酸ガラス
の侵入は僅かであり、第1層自体も焼結していなかった
ので、シェルの除去は容易であり、かつ焼結体表面の変
質や損傷も全くなかった。焼結体はほぼ理論密度に焼結
しており、寸法形状の精度も高いことが確認された。
比較のため上記実施例と同一の模型上に下記の各シェル
を形成し、その後上記と同様に模型を除去したキャビテ
ィに同一バッチの窒化珪素粉スリップを流し込み、注入
口を密閉し、等方圧プレス内で1500℃に加熱したの
ち、1750℃で2000気圧に加圧して熱間等方圧プ
レス処理を施した。(%は体積%である) 比較例1:第2層(炭化珪素粉55%、硼珪酸ガラス粉
45%)のみ形成、 比較例2:第2層(比較例1に同じ)、第3層(硼珪酸
ガラス粉)形成、第1層は形成しない、比較例3:第1
層(窒化硼素粉)、第2層(比較例1に同じ)形成、第
3層は形成しない、比較例4:第1層(比較例3に同じ
)、第3層(比較例2に同じ)形成、第2層は形成しな
い、比較例5:第1Jif(比較例3に同じ)、第2層
(炭化珪素粉90%、硼珪酸ガラス粉10%)1、第3
層(比較例2に同じ)形成、 比較例6:第1層(比較例3に同し)、第2層(炭化珪
素粉5%、硼珪酸ガラス粉95%)、第3層(比較例2
に同じ)形成。
各比較例について焼結体とシェルとの検査結果は次の通
りであった、 比較例1及び2:窒化珪素焼結体とシェルとの間に反応
が起こり、シェルが容易に除去されず、かつ焼結体表面
が変質していた。
比較例】及び3ニジエルが完全に気密化されていないた
め高圧ガスがシェル内部に侵入し、加圧がうまく行われ
ず、焼結体の密度が不充分であった。
比較例4及び6:溶融硼珪酸ガラスの粘度が低いため窒
化硼素粉層を通して焼結体表面まで達し、焼結体との反
応が多少認められ、シェルの除去も容易に行われなかっ
た。
比較例5:等方圧伝達層として第2層の軟化変形が不充
分であり、焼結体に変形が認められた。
以上の実施例及び比較例の結果から本発明の3層構造の
雌型シェルを用いる方法によれば高密度かつ高品質で寸
法形状の精度が高く、優れた表面状態の焼結体を得るこ
とが出来ることが明らかになった。
(実施例2) 水溶性のソルブルワックスを射出成形して小型ガスター
ビンの静翼形状の雄型模型を製作し、コロイダル黒鉛と
有機系結合剤を含むスラリーを塗布して乾燥後、窒化硼
素粉と結合剤のコロイダルシリカを分散させたスラリー
を塗布、乾燥してシェル第1Nとした。此の上に耐火物
粉として窒化硼素粉55重量%、軟化性材料としてムラ
イト粉45重量%の混合粉と結合剤としてアルミナセメ
ントを分散させたスラリーを塗布してシェル第2層とし
、その上に軟化性材料のシリカ粉と結合剤のコロイダル
シリカの分散液スラリーを塗布し、シェル第3層とした
。シェルを乾燥、固化浅水中に浸漬してシェル内部のソ
ルブルワックス製模型を溶解除去し、乾燥して第1〜第
3層とも気孔率がほぼ45%の雌型シェルを得た。
次に、原料粉として炭化珪素にそれぞれ1重量%の炭化
硼素と炭素を配合した粉を用い、水を主成分とする分散
液中に分散させてスリップとし、上記雌型シェルをジル
コンサンド中に保持しておいて流し込み、分散液体をシ
ェル壁を通して浸出させて、雌型キャビティ内に原料粉
を充填した。
次いでスリップ注入口をシェル第1層ないし第3N用の
スラリーを用いて密閉し、十分乾燥し、さらに窒素気流
中で600℃に加熱したのち熱間等方圧プレス内に入れ
、1気圧のアルゴンガス中で1800℃に加熱した。こ
の温度ではシェル第3層のシリカ粉は溶融してシェルの
気孔は封じられ、完全に気密化された。
続いてプレス内のアルゴンガスの圧力を1500気圧に
、温度を2150℃まで上げ、シェル第2層中のムライ
トを溶融させた。窒化硼素粉と溶融状態のムライトの混
合状態のシェル第2層は適度に粘弾塑性変形をするよう
になり、内部の炭化珪素成形体は等方圧を受けながら焼
結した。
焼結終了後冷却してシェルと焼結体とを分離したところ
シェル第1層の黒鉛・窒化硼素層は焼結体表面から容易
に除去でき、かつ表面の変質等も全くみられなかったし
、焼結体自体もほぼ理論密度を有し、寸法精度も高いこ
とが確認された。
(実施例3) ワックスを射出成形してジェットエンジンブレード形状
の雄型模型を製作し、この上にスピネル粉と結合剤のコ
ロイダルシリカ全分散させたスラリーを塗布してシェル
第1Nを形成し、その上にジルコン粉とパイレックスガ
ラスを当量に混合した粉末のスラリーを同様に塗布して
シェル第2層を形成し、更にその上に軟質ガラス粉のス
ラリーを塗布してシェル第3層とした。
これを乾燥、固化させたのちシェルキャビティ内の模型
ワックスをオートクレーブ中で溶融させて除去し、第1
〜第3層共はぼ気孔率45%の雌型シェルを得た。 原
料粉として平均粒径100μmのニッケル合金lN10
0 (Ni−14C。
−9Cr −5,5A I −4,77i −3M o
 )の球形粉をプロパツール溶液中に分散させたスリッ
プを上記の雌型シェルキャビティ内に流し込み、分散液
体を浸出させてキャビテ5イ内に原料粉を充填させた。
そののち雌型のスリップ注入口を第1〜第3層用のスラ
リーを用いて前記同様に順次塗布して密閉し、十分乾燥
したのち、熱間等方圧プレス内に入れ、真空中で800
℃に加熱した。この温度ではシェル第3層の軟質ガラス
が溶融し、気孔は封じられて完全に気密化された。
その後アルゴンガスで1500気圧の圧力をかけながら
1200℃まで加熱し、シェル第2層のパイレックスガ
ラスを溶融させた。ジルコン粉と溶融状態のパイレック
スガラスとの混合層の適度の粘弾塑性変形により雌型シ
ェル内の成形体は等方圧を受けながら焼結した。
焼結終了後、冷却し、シェルと焼結体とを分離して検査
したところ、シェル第1[のスピネル粉層は焼結体表面
と反応しておらず、それ自体も殆ど焼結していなかった
ので、容易に除去することができ、かつ焼結体表面にも
変質や損傷は見られなかった。また焼結体自体も密度、
表面品質、寸去精度・ともに良好であることが確認され
た。
(実施例4) ソルブルワックスを用いガスタービン翼形状の雄型模型
を製作し、その上に第1Nはスピネル粉層、第2層は耐
火物としてアルミナ55体積%、軟化性物質として硼珪
酸ガラス45%との混合粉層、第3Nはソーダ石灰ガラ
ス粉層を前記同様それぞれ分散液として模型に順次塗布
してシェルを形成したのち、模型ワックスを水に溶解さ
せて除去し、乾燥して各層ともほぼ気孔率40%の雌型
シェルを得た。
原料粉として酸化物分散強化合金MA 753(Ni−
20Cr−2,3Ti−1,5AI−1,3Y203他
)の粉末を用い、エタノール溶液中に分散させたスリッ
プを上記雌型に流し込み、キャビティに原料粉を充填し
、次にスリップ注入口を第1〜第3N用のスラリーを用
いて前記同様にして密閉した。これを十分乾燥させたの
ち熱間等方圧プレス内に入れ、真空中で850℃に加熱
し、シェル第3層を溶融させ気孔を封じて気密化させた
のち、アルゴンガスで2000気圧、1250℃に加圧
加熱して、シェル第2層の硼珪酸ガラスを溶融させ、ア
ルミナ粉と溶融状態の硼珪酸ガラスの混合層の粘弾塑性
変形によって雌型シェル内の成形体に等方圧をかけなが
ら焼結させた。
冷却後シェルと焼結体を分離したが、シェルは容易に除
去することができ、高品質で高密度かつ寸法精度の高い
酸化物分散強化合金焼結体のガスタービン翼を得ること
ができた。
(実施例5) ソルブルワックスでタービンディスク模型を製作し、そ
の上に第1層イツトリア、第2層ジルコニアとパイレッ
クスガラス、第3M低融点ガラスの3Ffl構造のシェ
ルを前記同様にして形成したのち、水にワックスを溶解
させて模型形状のキャビティを持った雌型を製作した。
この型にTi−6AI−4V合金の平均粒径150μm
の球形粉末に20体積%の窒化珪素ウィスカーを混合し
た混合物をエタノールに分散させたスラリーを流し込ん
で充填し、注入口を第1〜第3N用の材料を順次塗布し
て密閉して十分乾燥したのち熱間等方圧プレス内に入れ
、真空中で800℃に加熱しシェル第3層の低融点ガラ
スを溶融させて気孔を封じて雌型を気密化し、ついでア
ルゴンガスで2000気圧に加圧しながら1200℃ま
で昇温して雌型内の成形体に等方圧をかけながら焼結さ
せた。
焼結終了後冷却し、シェルと焼結体とを分離して検査し
たが、シェル第1層のイツトリア粉は焼結体と全く反応
せず、化学研磨の必要のない良好な表面を有する複合材
料からなる焼結体を得ることができた。
以上の実施例は窒化珪素系セラミックス、炭化珪素系セ
ラミックス、ニッケル合金、ニッケル基酸化物分散強化
合金、チタン・窒化珪素ウィスカー系繊維強化金属につ
いて示したが、本発明はこれらの材料に限定されるもの
ではなく、他のセラミックス、金属及び金属・セラミッ
クス複合材料にも適用出来ることは容易に理解されよう
(発明の効果) 本発明は除去可能な模型の上に3層構造のシェルを形成
し、模型を除去して模型形状のキャビティを有する雌型
を製作し、所望の原料粉のスリップを流し込んでキャビ
ティを充填し、シェル第3層の気孔を封じて気密化して
おいて熱間等方圧プレス内で加圧しながら焼結温度に加
熱、焼結させる方法であるから、複雑かつ精密な形状の
焼結体を生産性よく製作することができ、而も脆弱な原
料粉成形体を直接取り扱う必要がない。
また雌型シェル外層に軟化性材料のみよりなる層を形成
するので、熱間等方圧プレス焼結前のシェルの気密化を
完全に行うことができる。雌型シェルを3層構造とし、
中間層を焼結温度において耐火物粉固体と軟化性材料融
体との混合層とするので所望の熱間等方圧プレス条件に
応じて適切な軟化特性、圧力伝達特性及び安定性をシェ
ル材料に与えることができる。雌型シェル第1層即ち内
側層には離型性耐火物粉の層を形成するので焼結後の焼
結体表面からシェルが分離しやすく、製品の表面の損傷
、変質がない。
或いは熱間等方圧プレスによって加圧焼結するので信頼
性の高く品質の優れた焼結体が得られる等本発明の実用
上の効果はきわめて大きい。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明の方法を示すフローシーl−である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、金属粉、セラミックス粉または金属・セラミックス
    複合粉或いはこれにセラミックス繊維を混合した粉末を
    原料粉として熱間等方圧プレスによって焼結機械部品を
    製造する方法において、(第1工程)所望形状の焼結機
    械部品の模型を溶解、溶融または気化し易い材料を用い
    て製作する工程、 (第2工程)該模型上に下記の3種類の被覆層を順次形
    成してシェルを形成する工程、 (イ)耐火物粉よりなる第1層、 (ロ)耐火物粉と焼結温度以下の温度で軟化性を有する
    材料粉とよりなる第2層、 (ハ)焼結温度以下の温度で軟化、融解する材料粉より
    なる第3層、 (第3工程)該シェル内の模型を溶媒に溶解させ、或い
    は融解させ、または気化させて除去してシェル内に模型
    と同じ形状のキャビティを持つ雌型を作る工程、 (第4工程)所望の原料粉を分散液に混合してスリップ
    を調製する工程、 (第5工程)該原料粉スリップを前記雌型シェルのキャ
    ビティ内に流し込み、分散液を除去して該キャビティを
    原料粉で充填する工程、 (第6工程)雌型シェルのスリップ注入口を閉塞して該
    シェルを乾燥させたのち、焼結温度以下の温度に加熱し
    シェル第3層を軟化融解させて気孔を封じ、雌型を気密
    化する工程、 (第7工程)熱間等方圧プレス装置内で該雌型を焼結温
    度に加圧、加熱して雌型シェル内の成形体を焼結する工
    程、 (第8工程)雌型を除去して焼結体を取出す工程よりな
    ることを特徴とする焼結機械部品の製造方法。 2、原料粉がアルミニウム、チタン、コバルトまたは鉄
    のうちいずれか一つを主成分とする金属である特許請求
    の範囲第1項記載の焼結機械部品の製造方法。 3、原料粉が窒化珪素、炭化珪素、アルミナ、またはジ
    ルコニアのうちいずれか一つを主成分とするセラミック
    スである特許請求の範囲第1項記載の焼結機械部品の製
    造方法。 4、原料粉がアルミニウム、チタン、ニッケル、コバル
    トまたは鉄のうちいずれか一つを主成分とし、セラミッ
    クス粉またはセラミックス繊維を分散強化させた複合材
    料である特許請求の範囲第1項記載の焼結機械部品の製
    造方法。 5、雌型シェル第1層が炭素、窒化硼素、ジルコニア、
    アルミナ、マグネシア、イットリア、またはスピネルの
    いずれか一つである特許請求の範囲第1項記載の焼結機
    械部品の製造方法。 6、雌型シェル第2層の耐火物が炭化珪素、窒化珪素、
    窒化硼素、ジルコニア、アルミナ、マグネシア、スピネ
    ルまたはジルコンのいずれか一つである特許請求の範囲
    第1項記載の焼結機械部品の製造方法。 7、雌型シェル第2層の軟化性材料が珪酸塩、硼珪酸塩
    またはアルミノ珪酸塩のいずれか一つである特許請求の
    範囲第1項記載の焼結機械部品の製造方法。 8、雌型シェル第3層の軟化性材料が珪酸塩ガラスまた
    は硼素珪酸塩ガラスである特許請求の範囲第1項記載の
    焼結機械部品の製造方法。 9、雌型シェルの被覆層の成形方法が所望の粉末を液体
    に分散させてスラリーとし、模型上に順次重ねて塗布し
    、またはスプレー塗布する方法である特許請求の範囲第
    1項記載の焼結機械部品の製造方法。 10、雌型シェルの注入口閉塞方法がシェルと同じ材料
    を用いて同じ3層構造とする方法である特許請求の範囲
    第1項記載の焼結機械部品の製造方法。
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