JPS61196171A - 電位保持回路 - Google Patents

電位保持回路

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JPS61196171A
JPS61196171A JP3843385A JP3843385A JPS61196171A JP S61196171 A JPS61196171 A JP S61196171A JP 3843385 A JP3843385 A JP 3843385A JP 3843385 A JP3843385 A JP 3843385A JP S61196171 A JPS61196171 A JP S61196171A
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Mitsunari Oya
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電荷比較方式、電荷平衡方式等の容量を利用
したアナログ・ディジタル変換器のサンプル拳ホールド
回路等に用いられる電位保持回路、特に増幅器または比
較器のボルテージ・フォロア回路(電圧フォロア回路)
を用いて基準電位と入力電位の電位差をコンデンサに充
電または放電する電位保持回路に関するものである。
(従来の技術) 従来、このような分野の技術としては、(1)米山寿−
rA/Dコンバータ入門」 (昭58年−9−25)オ
ーム社P、110−111 、および(2)特願昭5i
3−28841号明細書に記載されるものがあった。以
下、その構成を図を用いて説明する。
第2図は、上記文献(1)″に記載された従来の電位保
持回路の原理を示す構成図である。この電位保持回路は
、容量を利用したアナログ0デイジタル変換器における
アナログ電圧のサンプル・ホールド回路として用いられ
ている回路である。
第2図において、1は演算増幅器(以下、OPアンプと
いう)であり、このOPアンプlは第1の入力端である
非反転入力端IA、第2の入力端である反転入力端IB
、および出力端1Gを有している0反転入力端IBには
コンデンサ2が接続されると共に、該反転入力端!Bと
入力端ICの間には電圧フォロア用のスイッチ3が接続
されている。そして、スイッチ3がオン状態の時に、基
準電圧VRが非反転入力端IAに、サンプリングを行な
って一定時間保持すべきアナログ入力電位Vlがコンデ
ンサ2を介して反転入力端IBに、それぞれ与えられる
と、反転入力端IBの電位が非反転入力端IAの電位と
等しくなるように、出力端ICから電流が送出される(
電圧フォロア動作)、その後、スイッチ3をオフ状態に
すると、OPアンプlにより非反転入力端IAと反転入
力端IBの電位比較が行なわれ、出力端1Cからディジ
タル出力電位vOが送出される。
なお、図示していないが、コンデンサ2の入力電位側に
は、例えばスイッチ及びコンデンサからなる電荷再分配
回路が接続されている。
第3図は第2図中のOPアンプ1の回路構成例を示すも
のである。このOPアンプ1は、初段差動増幅回路、定
電流回路及び出力段増幅回路で構成される。初段差動増
幅回路は、ゲートが非反転入力端IAに接続されたPチ
ャネルMOSトランジスタ(以下、P MOSという)
10と、ゲートが反転入力端1Bに接続されたP MO
SII と、各P MO5IO,11のソースと電源電
位VDDの間に接続された定電流源用のP MOS12
と、各P MO8IO,11のドレインと接続電位vS
Sの間にそれぞれ接続された負荷用のNチャネルMO9
)ランジスタ(以下、N MOSという)13.14と
で構成される。定電流回路は、電源電位VDDと接地電
位VSSの間に直列接続された定電流源用P MOS2
0 、負荷用P )MOS21 、及び負荷用N N0
S22からなる。また出力段増幅回路は、電源電位VD
Dと接地電位vSSの間に直列接続された定電Kli用
P MOS30 トN MOS31 トラ備え、P )
MOS30とN MOS31の接続点に出力端lcが接
続されている。
そして、再入力端IA、111間の入力電位差を初段差
動増幅回路で増幅し、さらに出力段増幅回路で増幅して
出力端ICから出力信号vOを送出する0例えば、非反
転入力端IAに印加される基準電位VRよりも1反転入
力端IBにに印加される入力電位が低い場合、P ll
l0JIIがオン、P )10S10がオフする。
P MOSII O)オンニヨリ、各N MOS13,
14(7)ゲートが高レベル(以下、Hレベルという)
となってN N0S13がオンし、N MOS31のゲ
ート電位が低レベル(以下、Lレベルという〕となる、
Nに0831のゲート電位がLレベルとなると、該N 
Il[0931がオフし、出力端ICからHレベルの出
力信号vOが送出される。
以上のように構成される電位保持回路の動作について説
明する。
先ず、初期状態としてOPアンプ1の出力電位VDがH
レベルの場合、反転入力端IBの電圧は基準電位VRよ
り低い状態にある。そして入力電位vIのサンプリング
のためにスイッチ3をオンすると、OPアンプ1は電圧
フォロアモードとなり、非反転入力端電位と反転入力端
電位とが同電位となるように出力電位VOが決まるよう
な動作をする。すなわち、OPアンプ1の出力電位vO
がP MOS30及びスイッチ3を介して反転入力端I
Bへフィードバックされ、コンデンサ2が充電されてい
く、コンデンサ2の充電に伴なって反転入力端電位が上
昇していき、最終電位である基準電位VRに達すると、
この基準電位VRと入力電位Vlとの電位差がコンデン
サ2に蓄えられる。そこで、スイッチ3をオフにしてサ
ンプリングを終了し、ホールド状態(保持状態)に入る
ホールド期間中、OPアンプlは比較モードで動作する
。そのため、図示しない電荷再分配回路により、コンデ
ンサ2に蓄積された電荷の再分配が行なわれ、再分配さ
れた電荷量に応じた電位が反転入力端IBに与えられる
と、OPアンプ1は基準電位VRと反転入力端電位との
比較を行ないながらアナログ入力電位VIのディジタル
変換を行ない、出力端lCからディジタル出力信号vO
を送出する。
一方、初期状態としてOPアンプ1の出力電位vOがL
レベルの場合、反転入力端電位は基準電位VRより高い
状態にある。そしてサンプリングのためにスイッチ3を
オンすると、反転入力端電位がスイッチ3を介して出力
端ICへ与えられ、コンデンサ2が放電されていく、コ
ンデンサ2の放電に伴なって反転入力端電位が下降して
いき、最終電位である基準電位VRに達すると、基準電
位VRと入力電位VIの電位差がコンデンサに蓄えられ
る。そこで、スイッチ3をオフにしてサンプリングを終
了し、ホールド状態に入る。ホールド期間中は、OPア
ンプlが比較モードで動作し、アナログ入力電位vIを
ディジタル信号に変換して出力端ICから出力信号を送
出する。
ところが、上記構成の電位保持回路にあっては、OPア
ンプ1の出力インピーダンスが大きいために、コンデン
サ2を充、放電する際に時間がかかる0例えば、コンデ
ンサ2を充電する場合、0Pアンプ1中のP MOS3
0により該コンデンサ2を充電することになるが、P 
MOS30は定電流源のため、コンデンサ2を急速に充
電することができない。このように、OPアンプlを電
圧フォロアモードで動作させる時、コンデンサ2を、ア
ナログ入力電位VIに対応した電位に充、放電するには
、時間がかかり、サンプリング時間を十分にとらなけれ
ばならないという欠点があった。
そこで、この欠点を除去すべく、本発明の出願人は、上
記文献(2)に記載された発明を先に出願した。その内
容は、第2図の反転入力端IBに補助充放電回路を接続
すると共に、出力端ICに制御回路を接続し、この制御
回路により前記補助充放電回路を制御することにより、
コンデンサの充、放電の高速化を図るようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記文献(2)の電位保持回路では、サ
ンプリング等のための保持電位の取入れ時間を大幅に短
縮できるという利点を有する反面、補助充放電回路及び
制御回路の回路構成が複雑になるという問題点があった
本発明は、前記従来技術が持っていた問題点として、回
路構成の複雑化の点について解決した電位保持回路を提
供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は前記問題点を解決するために、第1と第2の入
力端及び出力端を有する増幅器(あるいは比較器)の電
圧フォロア回路を用いて基準電位と入力電位の電位差を
コンデンサに充電または放電する電位保持回路において
、電源電位あるいは接地電位という一定の電位が与えら
れこの電位をオン状態で比較器の出力端に印加するスイ
ッチ素子と、増幅器の第2の入力端に接続され、前記基
準電圧とほぼ等しい閾値電位を有しこの閾値電位と前記
第2の入力端電位の初期値との間で前記スイッチ素子を
オン状態にするための判定信号を出力する電位判定回路
と、前記電圧フォロア回路の動作と同期した制御信号に
基づき、前記スイッチ素子への前記判定信号の入力を制
御するゲート回路とを設けるようにしたものである。
(作 用) 本発明によれば1以上のように電位保持回路を構成した
ので、電位判定回路は、第2の入力端電位の初期値から
基準電位への電位推移区間を検出して判定信号を出力す
る。また、ゲート回路は、制御信号に基づいてスイッチ
素子への判定信号の入力を制御する。そのため、スイッ
チ素子は、コンデンサの充電または放電の際に、電源電
位あるいは接地電位を増幅器の出力端に加え、これによ
って出力インピーダンスの大きい比較器の出力を補助し
てコンデンサの充放電時間を加速する。さらに、制御信
号で制御されるゲート回路により、電圧フォロアモード
終了前に、スイッチ素子への判定信号の入力を停止すれ
ば、閾値電位設定誤差による過充電や過放電を最小限に
抑制しうる。このため、簡単な回路構成で的確に、サン
プリング等のための保持電位取入れ時間の短縮を行える
のである。したがって、前記問題点を除去できるのであ
る。
(実施例) 先ず、本発明の理解を容易にするために、本発明の動作
原理を第4図(1)、(2)および第5図を参照しつつ
説明する。なお、第4図(1)は従来の電位保持回路の
概略図で、前記第2図および第3図の主要部分のみを示
している。第4図(2)は本発明の原理を示す回路図で
ある。また、第5図は第4図(1)、(2)中のコンデ
ンサ2の充電曲線を示し、二点鎖線は従来の回路の充電
曲線、実線は本発明の回路の充電曲線である。
従来の第4図(1)の回路では、定電流源用のP MO
S30を介してコンデンサ2へ充電するため、該コンデ
ンサ2の上端電位VCが第5図の二点鎖線のように時間
に比例して上昇していく、そのため、上端電位VCが基
準電位VRに達する時刻はtbとなる。これに対して本
発明では、OPアンプl中のP MOS30の代りに、
他のスイッチ素子、例えばP MOS32を用い、この
P 1llOs32のゲートを接地してオン状態にする
ことにより、コンデンサ2を充電するようにしている。
そのため、コンデンサ2の上端電位VCは、第5図の実
線のように放物線状゛にに上昇していき、時刻taで基
準電位VRに達する。これにより、充電時間を(tb−
ta)だけ短縮できる。このように1本発明は、実線で
示す曲線によりコンデンサ2の充、放電を行うようにし
たものである。
以下、本発明の動作原理に基づいた第1と第2の実施例
を説明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示す電位保持回路の回
路図であって、第2図の要素と同一の要素には同一の符
号が付されている。
そしてこの電位保持回路が第2図のものと異なる点は、
比較器lの反転入力端IBと出力端ICとの間に充電加
速回路40を接続したことである。
ここで、充電加速回路40は、電位判定回路、ゲート回
路及びスイッチ素子で構成される。電位判定回路は、例
えばOPアンプ1の反転入力端IBに接続されたインバ
ータ41で構成される。インバータ41は、その閾値電
位VTが基準電位VRとほぼ同一となるように製造され
る。しかし、製造ばらつき等のために、実際の閾値電位
VTは基準電位VRよりもわずかに小さい電位Vlから
れずかに高い電位v2までの電位幅内に位置することに
なる。
ゲート回路は、例えば2人力のナンド回路(NAND回
路)42で構成され、このNAND回路42の一方の入
力端にインバータ41の出力が、他方の入力端に外部か
らの制御信号vC5が、それぞれ入力される。また、ス
イッチ素子は、例えばP MOS43で構成され、この
P MOS43のゲートはHAND回路42の出力端側
に、ソースは電源電圧VDDに、ドレインはOpアンプ
1の…刃端ICに、それぞれ接続されている。
以上のように構成される電位保持回路の動作を、第6図
(1)、(2)を参照しつつ説明する。なお、第6図(
1)は、横軸に時間(ルS)を、縦軸にOPアンプlの
反転入力端電位をとった第1の実施例と従来の電位取入
れ特性曲線を示すもので、実線が第1の実施例の電位取
入れ曲線、二点鎖線がWS2図に示す従来の電位取入れ
曲線である。また、第6図(2)は、スイッチ3のオン
、オフ動作と、制御信号vC8の波形を示す図であり、
 TIはサンプリング期間、およびT2はホールド期間
を示している。
先ず、第1図において、初期状態として、スイッチ3は
オフ状態、入力電位Vlは接地電位vSS、反転入力端
電位は−VR、インバータ41の閾値電位VTはVlに
あるとする。この状態で、サンプリングのために、スイ
ッチ3をオンすると共に制御信号VC8をHレベルにす
ると、充電加速回路40が働いて第6図のような動作を
開始する。
すなわち、第6図において、時刻toでスイッチ3がオ
ン状態になると、OPアンプ1は電圧フォロアモードと
なり、反転入力端電位(−VR)が非反転入力端電位(
VR)より低いため、Opアンプ1の出力電位vOがH
レベルとなる。また、インバータ41の閾値電位Vlが
基準電位VRより低いため、インバータ41の出力はH
レベルとなる。制御信号vC8は時刻10以後、Hレベ
ルであるため、HAND回路42の出力がLレベルとな
り、P MOS43がオン状態となる。 P MOS4
3がオン状態となると、このP MOS43を通じてコ
ンデンサ2が充電され、反転入力端電位が第6図(1)
の実線曲線のように放物線状に上昇する。
時刻t1になると、反転入力端電位がインバータ41の
閾値電位v1に達し、これによりインバータ41の出力
がHレベルからLレベルへ切換り、HANDゲート42
の出力がHレベルとなってP MOS43がオフ状態と
なる。P MOS43のオフによって電源電圧VDDが
出力端から切り離されるため、時刻t1から先は、OP
アンプ1によりコンデンサ2の充電が行なわれ、反転入
力端電位が小さい角度で直線的に上昇していく。
時刻t2になると、反転入力端電位が基準電位VR・に
達すると共に、制御信号vC8がLレベルへ切換わる。
その後、一定時間経過して時刻t3になると、(すなわ
ち、サンプリング期間TIが終了すると)、スイッチ3
がオフ状態になり、サンプリングを終了してホールド状
態になる。このホールド期間T2内に、OPアンプ1は
アナログ/ディジタル変換を行ない、ディジタル出力信
号vOを出力端ICから送出する。
なお、OPアンプ1自身がオフセット電圧Vαを持つと
、時刻t2以後、反転入力端電位が(VR+ Vα)と
なる、ところが、同一のOPアンプlを用いて1時刻t
1〜t2の間、電圧フォロアによるサンプリングを行な
うと共に、期間T2で比較モードによるディジタル変換
を行なうため、OPアンプ1自身の持つオフセット電圧
が補償される。
また、インバータ41の閾値電位VTが基準電位VRよ
りわずかに高いv2にある場合を考える。この場合、反
転入力端電位は時刻tlに達しても、第6図(1)の破
線のように電位v2へと放物線状に上昇を続けるため、
インバータ41の出力がHレベルを維持する。ところが
、時刻t2になると、制御信号VC5がHレベルからL
し′ベルへ切換わるため、HANDゲート42の出力が
HレベルとなってP MOS43が強制的にオフ状態に
なる。そのため、時刻t2において、反転入力端電位が
、電位v2より低い(VR+Vα)達したとしても、時
刻t2後、OPアンプ1による放電状態となり、第6図
(1)の破線で示すように時刻t2〜丁3間に基準電位
VRへとの復帰する。
以上より、充電加速回路40を持つ第1の実施例と、こ
の回路を持たない従来の電位保持回路との、コンデンサ
2に対する充電時間を比較してみる。従来の回路では、
OPアンプl中の定電流源用Pに0830によりコンデ
ンサ2を充電するため、第6図(1)の二点鎖線で示す
ように、時刻t4まで充電が続けられる。これに対して
、第1の実施例では、P MOS43とP l’1O5
30を用いてコンデンサ2を充電するため、時刻12時
にほぼ充電が完了する。
このため、第1の実施例によれば、はぼ時刻t2〜t3
間、サンプリング時間を大幅に短縮できる。しかも、第
1の実施例では、製造ばらつきに伴なうインバータ41
の閾値電位VTに一定の上下幅があっても、制御信号V
CSにより強制的にP MOS43をオフ状態にするた
め、構造簡単にして安定した、かつ高精度な動作が期待
できる。
次に、第1図において、初期状態として、OPアンプ1
の反転入力端電位が基準電位VRやインバータ41の閾
値電位1丁より高電位にあるとする。この状態で、サン
プリングのために、スイッチ3をオンすると共に制御信
号vC8をHレベルにする。
ところが、インバータ41の出力はLレベルとなるため
、HAND回路42の出力がHレベルとなり、P MO
S43がオフ状態を維持する。このため、従来と同様に
、OPアンプlは電圧フォロア動作により、OPアンプ
lの内部回路によってコンデンサ2が放電し、反転入力
端電位が基準電位VRと等しくなる。
第7図は本発明の第2の実施例を示す電位保持回路の回
路図、および第8図は第7図中のOPアンプの回w1図
である。なお、第1図および第3図中の要素と同一の要
素には同一の符号が付されている。
そしてこの第2実施例が上記第1実施例と異なる点は、
非反転入力端100A、反転入力端100B及び出力端
100C:を有するOPアンプ100の回路構成が異な
ることと、それに伴なってこのOPアンプ100の非反
転入力端100Bと出力端100Cの間に放電加速回路
140を接続したことである。
第1の実施例において、OPアンプ1における電圧フォ
ロアモード時の充電能力が不十分である場合、充電加速
回路を設けると、充電速度を速めるという利点があった
。ところが、第8図のような定電流放電形のOPアンプ
100の場合には、放電能力が不十分であるため、放電
能力を補助する放電加速回路140を設けると、放電速
度を速めるとい利点がある。
さらに説明すると、第8図のOPアンプ100は、第3
図のOPアンプlの電源電位VDDと接地電位VSSを
逆にすルト共ニ、PMOSをN MOS k:、N M
OSをPKO5にそれぞれ置き換えた回路構成をしてい
る。すなわち、初段差動増幅回路は、非反転入力端1G
OAに接続されたN MO9IIQと1反転入力端10
0Bに接続されたN MO9IIIと、定電流源用のN
 MOS112と、負荷用のP MOS113,114
とで構成され、この初段差動増幅回路により非反転入力
端電位と反転入力端電位の電位差が増幅され、出力段増
幅回路に与えられる。出力段増幅回路は。
N MOS130とP MOS131の直列回路で構成
され。
N MOS130とP MOS131の接続点に出力端
100Gが接続され、この出力端100Gから出力信号
vOが送出される。定電流回路は、定電流源用のN M
OS120と、負荷用のPに0S121及びN MOS
122との直列回路で構成されている。このOPアンプ
100は、定電流動作をするN MOS130により、
定電流の放電となる。
この放電不足を補う放電加速回路は、第7図に示される
ように、電位判定回路、ゲート回路及びスイッチ素子で
構成される。電位判定回路は、例えば反転入力端100
Bに接続されたインバータ141で構成され、このイン
バータ141のtIl値電位VTは基準電位VRとほぼ
等しくなるように作られる。ゲート回路は、例えばイン
バータ141の出力と制御信号とを入力する2人力のノ
ア回路(NOR回路)142で構成される。また、スイ
ッチ素子は、例えばN lll0S143で構成され、
そのN MOS143のゲートが、NOR回路142の
出力側に、ソースが接地電位vSSに、ドレインが出力
段100Cに、それぞれ接続されている。
第9図(1)、(2)は第7図の回路動作を説明するた
めの図である。第6図(1)、(2)と同様に、第9図
(1)は第2の実施例と従来の電位取入れ特性曲線を示
すもので、実線が第2の実施例の、二点鎖線が第2図の
従来の、電位取入れ曲線である。また、第9[1ffl
(2)は、スイッチ3のオン、オフ動作と、制御信号V
CSの波形を示す図である。
先ず、第91!4(1)において、初期状態として反転
入力端電位がvO口で、基準電位VRより高いとする。
スイッチ3をオンすると共に、制御信号VCSをLレベ
ルにすると、インバータ141の出力がLレベルとなり
、  NOR回路142の出力がHレベルとなってN 
MOS143がオンする。これによって出力端100G
が接地電位VSSに接続され、時刻tO〜t1間で放物
線状に急速放電を行なう、その結果1反転入力端型位が
インバータ141の閾値電位v2〜Vtより低くなり、
時刻t1時にN )105143がオフし、時刻t1〜
t3間でOPアンプ100の出力段により放電を行なう
0時、刻t3以後は、第1実施例とほぼ同様に動作する
また、初期状態として1反転入力端型位が基準電位VR
より低い場合は、スイッチ3のオンにより、OPアンプ
100の出力段でコンデンサ2への充電が行なわれる。
而して第2の実施例によれば、従来の回路に比べ、放電
速度を大幅に短縮できるばかりか、上記第1の実施例と
同様に、製造ばらつき等によりインバータ141の閾値
電位VTが一定の電位幅v1〜v2内にあっても、安定
した動作が期待できる。
なお、本発明は、OPアンプ1,100以外に、電圧フ
ォロア回路を有する他の増幅器や比較器に適用できるこ
とはいうまでもない。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、一定の電
位を比較器の出力端に投入するスイッチ素子と、基準電
位とほぼ等しい閾値電位を有し、この閾値電位と増幅器
の第2の入力端電位とを比較して前記スイッチ素子をオ
ン状態にするための判定信号を出力する電位判定回路と
、制御信号と前記判定信号に基づき前記スイッチ素子の
オン、オフを制御するゲート回路とを設け、前記第2の
入力端電位の初期値から前記閾値電位への電位推移期間
中、前記一定の電位を増幅器の出力端へ投入するように
したので、簡単な回路構成で、的確に、サンプリング等
のための保持電位の取入れ時間を短縮できる。しかもゲ
ート回路によりスイッチ素子のオン、オフを制御するよ
うにしたので、電位判定回路の閾値電位が一定の電位幅
内でばらつきがあっても、安定した動作を期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す電位保持回路の回
路図、第2図は従来の電位保持回路の回路図、第3図は
第2図のOPアンプの回路図、第4図(1)、(2)お
よび第5図は本発明の動作原理を説明するための図、第
6図(1)、(2)は第1図の動作を説明するための図
、第7図は本発明の第2の実施例を示す電位保持回路の
回路図、第8図は第7図中のOPアンプの回路図、第9
図(1)、(2)は第5図の動作を説明するための図で
ある。 1.100・・・・・増幅器(opアンプ) 、 IA
、100A・・・・・非反転入力端(第1の入力端) 
、 IB、100B・・−・・反転入力端(第2の入力
端) 、 1G、100C・・・・・出力端、2・・・
・・コンデンサ、3・・・・・スイッチ、41.141
・・・・・電位判定回路、42,142・・・・・ゲー
ト回路、43 、143・・・・・スイッチ素子、VD
D・・・・・電源電位、 Vl・・・・・入力電位、V
O・・・・・出力電位、VR・・・・・基準電位、vS
S・・・・・接地電位、 V丁、Vl、V2・・・・閾
値電位。 出願人代理人   柿  本  恭  成鳥1図 メ 第7図 晃8図 第9図(1)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 基準電位が与えられる第1の入力端と、入力電位がコン
    デンサを介して与えられる第2の入力端と、前記第1と
    第2の入力端の電位を比較して両電位差に応じた出力電
    位を出力する出力端とを有する増幅器あるいは比較器の
    電圧フォロア回路を用いて、前記基準電位と入力電位の
    電位差を前記コンデンサに充電または放電する電位保持
    回路において、 一定の電位が与えられこの電位をオン状態で前記出力端
    に印加するスイッチ素子と、前記第2の入力端に接続さ
    れ、前記基準電位とほぼ等しい閾値電位を有しこの閾値
    電位と前記第2の入力端電位の初期値との間で前記スイ
    ッチ素子をオン状態にするための判定信号を出力する電
    位判定回路と、前記電圧フォロア回路の動作と同期した
    制御信号に基づき、前記スイッチ素子への前記判定信号
    の入力を制御するゲート回路とを設けたことを特徴とす
    る電位保持回路。
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