JPS61195143A - 樹脂組成物 - Google Patents
樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS61195143A JPS61195143A JP3595585A JP3595585A JPS61195143A JP S61195143 A JPS61195143 A JP S61195143A JP 3595585 A JP3595585 A JP 3595585A JP 3595585 A JP3595585 A JP 3595585A JP S61195143 A JPS61195143 A JP S61195143A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chlorine
- containing resin
- fluorine
- film
- fog
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、流滴性、高周波接着性、耐候性ならびに霧防
止性及びその効果の持続性に優れたＪ！業フィルム用塩
素含有樹脂朝成物に間する。
止性及びその効果の持続性に優れたＪ！業フィルム用塩
素含有樹脂朝成物に間する。
塩化ビニル樹脂に代表される塩素含有樹脂は、保温竺、
強度、経済性等にすぐれる為、ハウス栽培やトンネル栽
培などのＪＩ業用フィルムとして多量に使用されている
。
強度、経済性等にすぐれる為、ハウス栽培やトンネル栽
培などのＪＩ業用フィルムとして多量に使用されている
。
しかしながら通常の塩素含有樹脂フィルムをそのまま！
Ｉ業用ハウスなどに用いた場合、フィルム表面に水滴が
付着し、太陽光線の透過が少なくなり、作物の育成に好
ましくなく、そこで水滴付着を防止する為にある種の流
滴剤をフィルム内に練り込み、ｉ＊フィルムあるいは防
滴フィルムとして市販使用されるに至っている。
Ｉ業用ハウスなどに用いた場合、フィルム表面に水滴が
付着し、太陽光線の透過が少なくなり、作物の育成に好
ましくなく、そこで水滴付着を防止する為にある種の流
滴剤をフィルム内に練り込み、ｉ＊フィルムあるいは防
滴フィルムとして市販使用されるに至っている。
ところがこのような流滴剤を含む農業用塩素含有樹脂フ
ィルムを使用したハウスやトンネルにおいては、流滴剤
を含まない農業用塩素含有樹脂フィルムを使用したもの
に比して、流滴性に優れ、水滴の付着現象はきわめて少
なくなるという長所を持つ反簀、朝夕などの気温の変化
が激し一１時乞こ、霧（もやと言うこともある）の発生
が著しいとＩ、Ｎう短所を併せ持つことが明らかになっ
てきた。
ィルムを使用したハウスやトンネルにおいては、流滴剤
を含まない農業用塩素含有樹脂フィルムを使用したもの
に比して、流滴性に優れ、水滴の付着現象はきわめて少
なくなるという長所を持つ反簀、朝夕などの気温の変化
が激し一１時乞こ、霧（もやと言うこともある）の発生
が著しいとＩ、Ｎう短所を併せ持つことが明らかになっ
てきた。
この霧現象はハウス栽培やトンネル栽培等にとって最も
大切な冬場に多く発生し、作業性の低下をもたらすこと
をはじめ、因果関係は定かではなも１が病害が発生しや
すいとか、落下管や落果の原因になるともいわれ、園芸
家から非常にきられれる現象である。
大切な冬場に多く発生し、作業性の低下をもたらすこと
をはじめ、因果関係は定かではなも１が病害が発生しや
すいとか、落下管や落果の原因になるともいわれ、園芸
家から非常にきられれる現象である。
これまで、この霧発生の抑制−防止の為、種々の方法が
提案されてきているが、その中でもフ・ン索系界面活性
剤等のフッ素含有化合物を樹脂中に含有させる方法が効
果が大きいといわれてもする。
提案されてきているが、その中でもフ・ン索系界面活性
剤等のフッ素含有化合物を樹脂中に含有させる方法が効
果が大きいといわれてもする。
しかしながら、これらの化合物は相当高価であり、多く
使用すると効果は大きいがかなりのコストアップとなる
ばかりか、フィルムの高周波ミシンによる接着性を悪く
したり、耐候性をそこなう等の悪影響をひき起こすこと
がわかってきた。又それらの悪影響をおそれて使用量を
少なくす墨と霧防止効果及びその持続性に劣るというジ
レンマが生じている。
使用すると効果は大きいがかなりのコストアップとなる
ばかりか、フィルムの高周波ミシンによる接着性を悪く
したり、耐候性をそこなう等の悪影響をひき起こすこと
がわかってきた。又それらの悪影響をおそれて使用量を
少なくす墨と霧防止効果及びその持続性に劣るというジ
レンマが生じている。
本発明者らはかかる問題にかんがみ種々検討の結果、流
滴性、高周波接着性、耐候性等の農業用フィルムとして
必要不可欠な特性をなんら阻害することなく霧防止性及
びその持続性に優れた農業フィルム用塩素含有樹脂組成
物を見出すに至った。
滴性、高周波接着性、耐候性等の農業用フィルムとして
必要不可欠な特性をなんら阻害することなく霧防止性及
びその持続性に優れた農業フィルム用塩素含有樹脂組成
物を見出すに至った。
すなわち本発明は、塩素含有樹脂１００ｉｉ量部に対し
、フッ素含有化合物の１種以上を０．００５〜Ｏ，ＩＩ
Ｉ量部と、流滴剤の１種以上と、ショ糖の脂肪酸エステ
ルの１種以上を含有させることを特徴とする１１！業フ
ィルム用塩素含有樹脂組成物を提供するものである。
、フッ素含有化合物の１種以上を０．００５〜Ｏ，ＩＩ
Ｉ量部と、流滴剤の１種以上と、ショ糖の脂肪酸エステ
ルの１種以上を含有させることを特徴とする１１！業フ
ィルム用塩素含有樹脂組成物を提供するものである。
本発明の塩素含有樹脂とは、塩化ビニル単独重合体また
は塩化ビニルを主体とした樹脂であって、例えば、塩化
ビニルと、酢酸ビニル、塩化ビニリデン、エチレン、プ
ロピレン、メタアクリル酸エステル、ウレタン樹脂との
共重合体やグラフト重合体あるいはこれら樹脂とのブレ
ンド物、等である。
は塩化ビニルを主体とした樹脂であって、例えば、塩化
ビニルと、酢酸ビニル、塩化ビニリデン、エチレン、プ
ロピレン、メタアクリル酸エステル、ウレタン樹脂との
共重合体やグラフト重合体あるいはこれら樹脂とのブレ
ンド物、等である。
次に本発明で用いるフッ素含有化合物としては例えば、
パーフルオロアルキルアミン酸塩、パーフルオロアルキ
ルカルボン酸塩、パーフルオロアルキル燐酸エステル、
パーフルオロアルキルアミン、パーフルオロアルキルア
ンモニウム塩、パーフルオロアルキルエチレンオキシド
付加物、フッ素オイル、フッ素樹脂、フッ素樹脂と他の
樹脂とのオリゴマーあるいはポリマー等の化合物が挙げ
られる。これらの化合物は単独あるいは２種以上を併用
してもよく、有効成分（溶剤・希釈剤は除く）として、
塩素含有樹脂１００重量部に対して、０．００５〜０．
１！ｉ量部用いられ、さらに好適には０．Ｏ１〜０．０
５重量部用いられる。
パーフルオロアルキルアミン酸塩、パーフルオロアルキ
ルカルボン酸塩、パーフルオロアルキル燐酸エステル、
パーフルオロアルキルアミン、パーフルオロアルキルア
ンモニウム塩、パーフルオロアルキルエチレンオキシド
付加物、フッ素オイル、フッ素樹脂、フッ素樹脂と他の
樹脂とのオリゴマーあるいはポリマー等の化合物が挙げ
られる。これらの化合物は単独あるいは２種以上を併用
してもよく、有効成分（溶剤・希釈剤は除く）として、
塩素含有樹脂１００重量部に対して、０．００５〜０．
１！ｉ量部用いられ、さらに好適には０．Ｏ１〜０．０
５重量部用いられる。
これは、上記範囲より少ないときは霧防止効果が十分で
なく、上記範囲より多いときは霧防止効果は変わらない
が、コストアップ、高周波接着性が劣る、耐候性が劣る
など好ましくない現象がおこる為である。
なく、上記範囲より多いときは霧防止効果は変わらない
が、コストアップ、高周波接着性が劣る、耐候性が劣る
など好ましくない現象がおこる為である。
次に本発明で用いられる流滴剤は、水滴付着防止効果の
あるものなら何でもよいが、好適な例としては、ソルビ
タンモノステアレート、ソルビタンモノパルミテート、
ソルビタンモノラウレート、ソルビタンセスキステアレ
ート、ソルビタンジバルミチート、ポリオキシエチレン
ソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソル
ビタンジステアレート、ポリオキシプロピレンソルビタ
ンセスキステアレート、ソルビトールモノステアレート
、グリセリンモノステアレート、等のノニオン系界面活
性剤等が挙げられる。これらは単独あるいは２種以上併
用してもよく、良好な流滴性を付与する為、塩素含有樹
脂１００重量部に対して通常１．０〜３．０重量部使用
される。
あるものなら何でもよいが、好適な例としては、ソルビ
タンモノステアレート、ソルビタンモノパルミテート、
ソルビタンモノラウレート、ソルビタンセスキステアレ
ート、ソルビタンジバルミチート、ポリオキシエチレン
ソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソル
ビタンジステアレート、ポリオキシプロピレンソルビタ
ンセスキステアレート、ソルビトールモノステアレート
、グリセリンモノステアレート、等のノニオン系界面活
性剤等が挙げられる。これらは単独あるいは２種以上併
用してもよく、良好な流滴性を付与する為、塩素含有樹
脂１００重量部に対して通常１．０〜３．０重量部使用
される。
次に本発明で用いられるショ糖の脂肪酸エステルとして
は、ショ糖モノステアレート、ショ糖ジステアレート、
ショ糖トリステアレート、ショ糖モノパルミテート、シ
ョ糖ジパルミテート、ショ糖モノミリステート、シｇ［
モノベヘネート、等が挙げられる。これらは単独あるい
は２種以上を併用してもよく、モノエステルの比率が４
０重量％以上のものが特に好適である。これらは塩素含
１樹脂１００重量部に対し：Ｃ０，０１〜２．０重量部
で用いられ、さらに好ましくは０．１〜１゜２重量部で
用いられる。
は、ショ糖モノステアレート、ショ糖ジステアレート、
ショ糖トリステアレート、ショ糖モノパルミテート、シ
ョ糖ジパルミテート、ショ糖モノミリステート、シｇ［
モノベヘネート、等が挙げられる。これらは単独あるい
は２種以上を併用してもよく、モノエステルの比率が４
０重量％以上のものが特に好適である。これらは塩素含
１樹脂１００重量部に対し：Ｃ０，０１〜２．０重量部
で用いられ、さらに好ましくは０．１〜１゜２重量部で
用いられる。
また本発明において、農業用フィルムとして基本的に必
要な性能を満たす為に、各種可塑剤、各種安定剤、金属
石けん、滑剤、有機亜リン酸エステル、有機リン酸エス
テル、酸性リン酸エステル又はその金属塩、顔料、ブロ
ッキング防止剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、着色防止
剤、ヒンダードアミン系等の耐光性改良剤、エポキシ化
合物等を使用してよいことはいうまでもない。
要な性能を満たす為に、各種可塑剤、各種安定剤、金属
石けん、滑剤、有機亜リン酸エステル、有機リン酸エス
テル、酸性リン酸エステル又はその金属塩、顔料、ブロ
ッキング防止剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、着色防止
剤、ヒンダードアミン系等の耐光性改良剤、エポキシ化
合物等を使用してよいことはいうまでもない。
以下実施例により具体的に説明する。
実施例１
衷ｌの配合物をカレンダーで厚さ０．１ｍｍのフィルム
とし、農地に長さ１．５ｍ、巾６０ｃｍ。
とし、農地に長さ１．５ｍ、巾６０ｃｍ。
高さ５０ｃｍのハウスを張りたく昭和５８年１２月初旬
）ｉｌｌの発生状況については、昭和５８年１２月、昭
和６９年３月、昭和５９年１２月、昭６０年１月にそれ
ぞれ５日間朝夕に観察し、それの平均を示した。又、フ
ィルム内表面の流滴性についても、霧の評価時に同時に
評価を行ない、耐候性にっていは展張の１年後に評価し
た。高周波接着性にｐいてはフィルム作成機１年問保存
し、高周波ミシンで接着後、そのはがれ具合で評価を行
った。
）ｉｌｌの発生状況については、昭和５８年１２月、昭
和６９年３月、昭和５９年１２月、昭６０年１月にそれ
ぞれ５日間朝夕に観察し、それの平均を示した。又、フ
ィルム内表面の流滴性についても、霧の評価時に同時に
評価を行ない、耐候性にっていは展張の１年後に評価し
た。高周波接着性にｐいてはフィルム作成機１年問保存
し、高周波ミシンで接着後、そのはがれ具合で評価を行
った。
※１堺化学工業（株）製Ｂａ−Ｚｎ−Ｐ系液状安定剤※
２大日本インキ化学工業（株）ＩＩ パーフルオロアルキルエチレンオキサイド付加物※３三
菱化成食品（株）製 シ９糖ステアレート争ショ糖パルミテート混合物（モノ
エステル比的５６％） 実施例２ 表２の配合物をカレンダーで厚さ０．１ｍｍのフィルム
とし、農地に長さ１．５ｍ、巾６０ｃｍ、高さ５０ｃｍ
のハウスを張った（昭和５８年１２月初旬）、霧の発生
状況、フィルム内表面の流滴性、耐候性、高周波接着性
については実施例１と同様に評価を行な７ｋ。
２大日本インキ化学工業（株）ＩＩ パーフルオロアルキルエチレンオキサイド付加物※３三
菱化成食品（株）製 シ９糖ステアレート争ショ糖パルミテート混合物（モノ
エステル比的５６％） 実施例２ 表２の配合物をカレンダーで厚さ０．１ｍｍのフィルム
とし、農地に長さ１．５ｍ、巾６０ｃｍ、高さ５０ｃｍ
のハウスを張った（昭和５８年１２月初旬）、霧の発生
状況、フィルム内表面の流滴性、耐候性、高周波接着性
については実施例１と同様に評価を行な７ｋ。
※４大日本インキ化学工業（株）製
パーフルオロアルキル基・親水性基・親油性基含有オリ
ゴマー ※５三菱化成食品（株）！！ ショ糖ステアレート・シヨ糖パルミテート混谷物（モノ
エステル比的７０％） なお表１１表２におけるそれぞれの評価は次の通りであ
る。
ゴマー ※５三菱化成食品（株）！！ ショ糖ステアレート・シヨ糖パルミテート混谷物（モノ
エステル比的７０％） なお表１１表２におけるそれぞれの評価は次の通りであ
る。
霧発生状況
Ｏ： 霧の発生が認められなＬ）
０ ： 霧の発生が少ない
Δ ： 霧がかなり発生する
× ： 霧の発生が著しい
流滴性
Ｏ： 水滴の付着が認められない
０ ： 水滴の付着が少ない
Δ ： 水滴の付着がかなり多い
× ： 水滴の付着が著しい
耐候性
０ ： 変化なし
Δ ： わずかに褐変
× ： 褐変が著しい
高波接着性
０ ： 接着部がはがれない
Claims (1)
- 塩素含有樹脂１００重量部に対し、フッ素含有化合物の
１種以上を０．００５〜０．１重量部と、流滴剤の１種
以上と、ショ糖の脂肪酸エステルの１種以上を含有させ
ることを特徴とする農業フィルム用塩素含有樹脂組成物
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3595585A JPS61195143A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | 樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3595585A JPS61195143A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | 樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61195143A true JPS61195143A (ja) | 1986-08-29 |
Family
ID=12456397
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3595585A Pending JPS61195143A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | 樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61195143A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999000250A1 (en) * | 1997-06-30 | 1999-01-07 | Cryovac, Inc. | Fog-resistant packaging film |
| US6706389B1 (en) | 1997-06-30 | 2004-03-16 | Cryovac, Inc. | Fog-resistant packaging film |
-
1985
- 1985-02-25 JP JP3595585A patent/JPS61195143A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999000250A1 (en) * | 1997-06-30 | 1999-01-07 | Cryovac, Inc. | Fog-resistant packaging film |
| US6706389B1 (en) | 1997-06-30 | 2004-03-16 | Cryovac, Inc. | Fog-resistant packaging film |
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