JPS61194143A - 耐食性に優れたチタン基合金 - Google Patents
耐食性に優れたチタン基合金Info
- Publication number
- JPS61194143A JPS61194143A JP3150585A JP3150585A JPS61194143A JP S61194143 A JPS61194143 A JP S61194143A JP 3150585 A JP3150585 A JP 3150585A JP 3150585 A JP3150585 A JP 3150585A JP S61194143 A JPS61194143 A JP S61194143A
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- Japan
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- titanium
- corrosion
- alloy
- corrosion resistance
- resistance
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- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
チタンは、その耐食性が優れているため、従来の耐食性
金属に替わって広く工業用材料として使われるようにな
ってきたが、特に硝酸、クロム酸、塩素酸、二酸化塩素
、又は塩素酸塩等のような酸化性腐食環境、並びに海水
その他項化物を含む腐食環境において優れている。
金属に替わって広く工業用材料として使われるようにな
ってきたが、特に硝酸、クロム酸、塩素酸、二酸化塩素
、又は塩素酸塩等のような酸化性腐食環境、並びに海水
その他項化物を含む腐食環境において優れている。
一方、塩酸、硫酸などのような非酸化性酸においては、
上記のような環境はど優れた威力を発揮しない。そのた
め、この点を改良した既存の合金として’Ｉ’１−Ｐ（
１合金、 Ｔｉ−Ｎｉ合金、 Ｔｉ−Ｎ１−Ｍ。
上記のような環境はど優れた威力を発揮しない。そのた
め、この点を改良した既存の合金として’Ｉ’１−Ｐ（
１合金、 Ｔｉ−Ｎｉ合金、 Ｔｉ−Ｎ１−Ｍ。
合金（特願昭５０−３７４３５ ）などが一部使用され
ているが、 Ｔｉ−Ｐ（１合金は、高価なパラジウム
を使用しているため値段が高いという欠点があり、
Ｔｉ−Ｎｉ合金、 Ｔｉ−Ｎｉ−Ｍｏ合金は、加工性
が悪いという欠点があるため広く利用されるＫはいたっ
ていないのが現状である。 □゛□□以上から、
チタンは優れた耐食性を有しているとはいえ過酷な腐食
環境下では、まだ多くの問題をのこしており、又同時に
これらに対し一部改善されたチタン合金も開発されては
いるが多くの欠点を有しており十分でない。
ているが、 Ｔｉ−Ｐ（１合金は、高価なパラジウム
を使用しているため値段が高いという欠点があり、
Ｔｉ−Ｎｉ合金、 Ｔｉ−Ｎｉ−Ｍｏ合金は、加工性
が悪いという欠点があるため広く利用されるＫはいたっ
ていないのが現状である。 □゛□□以上から、
チタンは優れた耐食性を有しているとはいえ過酷な腐食
環境下では、まだ多くの問題をのこしており、又同時に
これらに対し一部改善されたチタン合金も開発されては
いるが多くの欠点を有しており十分でない。
本発明は、これらの状況を踏まえ見いだされたものであ
シ、特に非酸化性の酸などの厳しい腐食環境で威力を発
揮すると同時に、塩素イオンが存在する溶液においてし
ばしば発生する隙間腐食にもおおいに威力を発揮するチ
タン基合金に関するものである。
シ、特に非酸化性の酸などの厳しい腐食環境で威力を発
揮すると同時に、塩素イオンが存在する溶液においてし
ばしば発生する隙間腐食にもおおいに威力を発揮するチ
タン基合金に関するものである。
その組成範囲は、以下のとおりである。
元 素 組成範囲 （ｗｔｄ）ルテニウム
（ＬＯ０５〜２．０ ニツケル α０１〜２．０ タングステン （１００５〜α５ ）（１種又は２種） モリブデン α０１〜１．０ チ タ ７ ｂａｌａｎｃｅ本発明の上
記チタン基合金において、ルテニウムノ下限をａ、 ｏ
ｏ ｓ ｗｔｌとするのは、この添加量未満では耐食
性の向上が小さく実用的でないためであシ、αｏ ｏ
ｓ ｗｔ−以上このましくはα０１ｗｔ＊ＪＭ上が必要
とされる。又、ルテニウムの上限を２．０ ｗｔ饅以下
としたのは、それよシ多くの添加は、耐食性の効果が飽
和し、又ルテニウムに費用がかかりすぎ経済的でないた
めである。
（ＬＯ０５〜２．０ ニツケル α０１〜２．０ タングステン （１００５〜α５ ）（１種又は２種） モリブデン α０１〜１．０ チ タ ７ ｂａｌａｎｃｅ本発明の上
記チタン基合金において、ルテニウムノ下限をａ、 ｏ
ｏ ｓ ｗｔｌとするのは、この添加量未満では耐食
性の向上が小さく実用的でないためであシ、αｏ ｏ
ｓ ｗｔ−以上このましくはα０１ｗｔ＊ＪＭ上が必要
とされる。又、ルテニウムの上限を２．０ ｗｔ饅以下
としたのは、それよシ多くの添加は、耐食性の効果が飽
和し、又ルテニウムに費用がかかりすぎ経済的でないた
めである。
ニッケルの下限をα０１ ｗｔｌとするのは、この添加
量未満では耐食性の向上が小さく実用的でないためであ
り、好ましくはα１ ｗｔ＄以上が必要とされる。又ニ
ッケルの上限を２． Ｏｗｔ’ｓ ｂ下としたのは、こ
れよシ多く添加してもその効果があまりかわらないこと
と、加工性の低下及び製造が難しくなることにより、好
ましくは１、ｏ ｗｔ＊以下である。
量未満では耐食性の向上が小さく実用的でないためであ
り、好ましくはα１ ｗｔ＄以上が必要とされる。又ニ
ッケルの上限を２． Ｏｗｔ’ｓ ｂ下としたのは、こ
れよシ多く添加してもその効果があまりかわらないこと
と、加工性の低下及び製造が難しくなることにより、好
ましくは１、ｏ ｗｔ＊以下である。
又タングステンの下限をα００５ ｗｔｄとするのは、
この添加量以上で腐食速度の減少の効果が明らかとなる
ためであシ、上限をＱ、５ ｗｔｄとするのは、これよ
シ多く添加すると加工性が著しく悪くなるためである。
この添加量以上で腐食速度の減少の効果が明らかとなる
ためであシ、上限をＱ、５ ｗｔｄとするのは、これよ
シ多く添加すると加工性が著しく悪くなるためである。
モリブデンの下限をＣＬ Ｏ１ｗｔｅｓとするのは。
この添加量以上で腐食速度の減少の効果が現われ、上限
を１． Ｏｗｔｄとしたのは、これよシ多く添加しても
腐食速度減少の効果がのびず、又加工性が著しく悪化す
るためである。
を１． Ｏｗｔｄとしたのは、これよシ多く添加しても
腐食速度減少の効果がのびず、又加工性が著しく悪化す
るためである。
次に９本発明のチタン合金を従来の耐食性チタン合金と
比較しその有効性を説明することにする。
比較しその有効性を説明することにする。
比較試験
試験した腐食環境は、全面腐食では
１．１チＨ，Ｓｏ、、沸騰状態
２．５−Ｈ（！ｌ、沸騰状態
であシ、１！Ｊｔ間腐食では
五 １０％Ｎａ０１． ｐＨ＝＆１．沸騰状態で行なっ
た。
た。
第１表Ｋ １ ％ １１．ＢＯ，の結果を示す。
純τ１及び既存の耐食性チタン合金を／ｌ＆１〜Ｉｉ６
に示し１本発明合金を４７〜Ａ１５に示す。
に示し１本発明合金を４７〜Ａ１５に示す。
１７〜ム９は２本発明合金においてＭｏの添加量を変化
させた本のである。ＭＯ添加量がα０１ｗｔ係（Ｉｉ７
）において既にその効果はみられているが、α１ ｗｔ
％以上ではとくにはっきりと腐食速度が減ってｊ？ｆｉ
、４６との比較においてＭＯ添加の効果がはっきシとう
かがえる。
させた本のである。ＭＯ添加量がα０１ｗｔ係（Ｉｉ７
）において既にその効果はみられているが、α１ ｗｔ
％以上ではとくにはっきりと腐食速度が減ってｊ？ｆｉ
、４６との比較においてＭＯ添加の効果がはっきシとう
かがえる。
次に、Ａ１０〜Ｉ＆１３は本発明合金においてＷの添加
量を変化させたものである。ｏ、 ｏ ｏ ｓ ｗｔｄ
（Ｉ＆１０）ではりきシと腐食速度が減っており、Ａ６
との比較においてＷ添加の効果がはっきりとうかがえる
。次に、属１４〜４１７は本発明合金においてＲｕの添
加量を変化させたものである。
量を変化させたものである。ｏ、 ｏ ｏ ｓ ｗｔｄ
（Ｉ＆１０）ではりきシと腐食速度が減っており、Ａ６
との比較においてＷ添加の効果がはっきりとうかがえる
。次に、属１４〜４１７は本発明合金においてＲｕの添
加量を変化させたものである。
Ｒｕ添加量がａ、 ｏ ｏ ｓ ｗｔｓ （ＪＫｌａ、
＊１６）と非常に低い場合でも耐食性は良好でｓｂ、又
Ｒｕ添加量が２． ｏ ｗｔｄ （ム１５．ム１７）の
場合は非常に低い腐食速度を示している。次にム１８〜
Ａ２１は本発明合金においてＮ１の添加量を変化させた
ものである。どの合金とも比較合金よシ低い腐食速度を
示しており、良好な耐食性を有していることがわかる。
＊１６）と非常に低い場合でも耐食性は良好でｓｂ、又
Ｒｕ添加量が２． ｏ ｗｔｄ （ム１５．ム１７）の
場合は非常に低い腐食速度を示している。次にム１８〜
Ａ２１は本発明合金においてＮ１の添加量を変化させた
ものである。どの合金とも比較合金よシ低い腐食速度を
示しており、良好な耐食性を有していることがわかる。
さらにＡ２２．ム２３はＮ１の他にＷ。
Ｍｏを添加したものであるが、いずれも良好な耐食性を
示している。
示している。
第２表は、５％ＨＯ１での腐食試験結果が示されている
。１ ’１４ Ｈ，Ｓｏ４と比較した場合、腐食環境が
きびしいため腐食速度は全体的に上昇しているが９本発
明合金が従来よりある耐食性チタン合金より優れている
ことにかわりはない。
。１ ’１４ Ｈ，Ｓｏ４と比較した場合、腐食環境が
きびしいため腐食速度は全体的に上昇しているが９本発
明合金が従来よりある耐食性チタン合金より優れている
ことにかわりはない。
以下余白
第１表 全面腐食試験結果
（１＊ Ｈ，８０４，沸とう）
第２表 全面腐食試験結果
（５チＨＯ’ｌ、沸とう）
次に、隙間腐食試験結果を第３表に示す。
純チタン、 Ｔｉ−０，１５Ｐ（１合金は、１日を経
ずして隙間腐食をおこしている。Ｔ１−α８Ｎｉ−α５
Ｍｏは。
ずして隙間腐食をおこしている。Ｔ１−α８Ｎｉ−α５
Ｍｏは。
２日間を経たのち隙間腐食をおこしている。これに比べ
１本発明合金はどれもそれ以上の耐簾間腐食注を有して
いることがわかる。
１本発明合金はどれもそれ以上の耐簾間腐食注を有して
いることがわかる。
以下余白
第３表 隙間腐食試験結果
（Ｎａ０１＝１０Ｓ、ｐＨ＝４１．沸とう）又９本発明
合金は辺上の耐食性の他耐水素吸収性にもすぐれている
。第４表にその試験結果を示す。
合金は辺上の耐食性の他耐水素吸収性にもすぐれている
。第４表にその試験結果を示す。
本データは対極に白金をもちい、極間電圧を＆ＯＶとし
て供試材の表面よシ水素の泡を出し水素吸収を行なわせ
たものである。
て供試材の表面よシ水素の泡を出し水素吸収を行なわせ
たものである。
純チタンにくらべ明らかに本発明合金の方が水素吸収量
が少々いことがわかる。
が少々いことがわかる。
第４表 水素吸収試験結果
以上２本発明合金は塩酸、硫酸等の非常に腐食力が強い
非酸化性酸に対しても強い耐食性を有すると共に隙間腐
食においても優れた抵抗力をもっており、又耐水素吸収
性にも優れている。
非酸化性酸に対しても強い耐食性を有すると共に隙間腐
食においても優れた抵抗力をもっており、又耐水素吸収
性にも優れている。
これより１本発明合金は既存の耐食性チタン合金の欠点
を々くシ、シかもよりすぐれた耐食性を有している全く
新しいチタン合金であることがわかる。
を々くシ、シかもよりすぐれた耐食性を有している全く
新しいチタン合金であることがわかる。
Claims (1)
- ルテニウム０．００５重量％以上２．０重量％以下、ニ
ッケル０．０１重量％以上２．０重量％以下、及びタン
グステン０．００５重量％以上０．５重量％以下もしく
はモリブデン０．０１重量％以上１．０重量％以下の１
種又は２種を含有し、残部チタン及び不可避的不純物か
らなる耐食性に優れたチタン基合金。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3150585A JPS61194143A (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 | 耐食性に優れたチタン基合金 |
| US06/796,839 US4666666A (en) | 1984-11-22 | 1985-11-12 | Corrosion-resistant titanium-base alloy |
| GB08528183A GB2167769B (en) | 1984-11-22 | 1985-11-15 | Corrosion-resistant titanium-base alloy |
| DE19853541223 DE3541223A1 (de) | 1984-11-22 | 1985-11-21 | Korrosionsbestaendige titanbasislegierung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3150585A JPS61194143A (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 | 耐食性に優れたチタン基合金 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61194143A true JPS61194143A (ja) | 1986-08-28 |
| JPS634892B2 JPS634892B2 (ja) | 1988-02-01 |
Family
ID=12333077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3150585A Granted JPS61194143A (ja) | 1984-11-22 | 1985-02-21 | 耐食性に優れたチタン基合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61194143A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS548529A (en) * | 1977-06-21 | 1979-01-22 | Nec Corp | Production of sintered type electrophotographic photoreceptor |
| JPS5672186A (en) * | 1979-11-12 | 1981-06-16 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Crevice corrosion preventing method for titanium structure |
-
1985
- 1985-02-21 JP JP3150585A patent/JPS61194143A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS548529A (en) * | 1977-06-21 | 1979-01-22 | Nec Corp | Production of sintered type electrophotographic photoreceptor |
| JPS5672186A (en) * | 1979-11-12 | 1981-06-16 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Crevice corrosion preventing method for titanium structure |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS634892B2 (ja) | 1988-02-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |