JPS61193563A - 画像読取り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ファクシミリ、デジタルコピア、スキャナ等
における画像読取り装置に関する。

従来技術 従来、ファクシミリ等においては、原稿に対する読取り
エリアが印刷物の規格寸法でしか指定できず、原稿画像
中不要な画像まで読取る場合があり、近年要求されてい
る画像編集処理等に供するためには不便である。又、原
稿には文字等の情報部ともに写真等の画像情報を含む場
合も多いが、その画像処理をみると、読取りデータを２
値か多値（多くは１６階調）かのいずれしか選択できな
いものである。この結果、その処理の特徴から、２値で
処理した場合には写真等の画像であればその中間調を再
現できずに白色系か黒色系となってその再現性が著しく
悪くなり、多値で処理した場合には文字の再現性が著し
く悪くなるものである。

目的 本発明は、このような点に鑑みなされたもので、原稿に
おける文字や写真等に応じた最適な画像処理を行なうこ
とができる画像読取り装置を得ることを目的とする。

構成 本発明は、上記目的を達成するため、設定された原稿の
ある読取りエリア中に複数の細分化エリアを指定自在と
し、これらの細分化エリア毎に別々のデータ処理による
画像処理を行なうようにしたことを特徴とするものであ
る。

以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。ま
ず、第１図に本発明を実施するブロック図を示す。ＣＣ
Ｄ１は原稿画像を１ライン毎に読取るもので、このＣＣ
Ｄ１からの出力データはシニーディング補正回路２によ
り補正されて６ビツトのデータとなる。ここで、このシ
ェーディング補正回路２は原稿照明光源やＣＣＤＩの各
セルのバラツキを補正するためのものである。このシェ
ーディング補正回路２を経た６ビツトの出力データは２
値処理［１３を経るライン、６４値ディザ処理回路４を
経るライン、直接ラインの３ルートによりセレクタ５に
入力されている。ここで、２値処理回路３は６ビツトの
データをあるスレッシュレベルで２値化するものである
。又、６４値ディザ処理回路４は６４階調の擬似中間調
処理（多値処理）用のもので６ビツトのデータをディザ
パターンにより２値化するものである。従って、セレク
タ５には２値、６４値デイザ、６ビツト生データが入力
され得る。このセレクタ５は操作キー６による設定に基
づくエリアコントロール部７がらの制御信号により画像
処理に応じたいずれかのデータをインターフェース８を
介してホスト９に出力するものである。

しかして１例えば第２図に示すように、文字部１０の一
部に中間調で表現された写真等の画像部１１を有する原
稿１２について読取りを行なう場合を考える。この場合
１本実施例では文字部１０については読取りデータを２
値処理して２値化データとして出力させ１画像部１１に
ついては読取′リデータを擬似中間調処理（多値処理）
して６４値デイザデータ（多値データ）として出力させ
るものである。このような処理のため、原稿１２に対し
てエリア設定がなされる。まず、原稿１２中において読
取りを必要とする任意の読取りエリアＥの設定が操作キ
ー６により行なわれる。この読取りエリアＥの設定を示
すのが第３図であり、読取りデータ出力が主走査方向の
ライン単位で制御されるので、この読取りエリアＥの指
定は読出し開始ラインＱＢ、読出し開始点Ｐのアドレス
、読出しライン数ｎ及び１ライン中の読出しデータの長
さＬを入力することにより矩形状に設定される。

このような読取りエリアＥ内で画像部１１を擬似中間調
処理エリアＢ２とするため、第４図に示すように複数の
細分化エリアを操作キー６により指定する。この指定も
読取りエリアＥの場合と同様であり、主走査方向、副走
査方向の任意アドレス位置に矩形状に指定することがで
きる。この第４図において他の細分化エリアＡ、Ｂ、、
Ｂ、、Ｃはいずれも文字部１０であり、２値処理エリア
として指定される。

このようなエリア指定に基づき原稿１２の読取り動作が
行なわれる。ここで、読取りエリアＥの読取りの基本動
作は、読出し開始ラインＱＢに到達した時点で主走査方
向の読出し開始点Ｐのアドレス位置から、長さＬ分のデ
ータ出力がなされ、これが副走査方向に読出しライン数
ｎ分行なわれることになる。ここで、読取りエリアＥ内
は複数の細分化エリアＡ、Ｂ１．Ｂ、、Ｂ、、Ｃに分け
られ、細分化エリアＡ、Ｂ１．Ｂ３．Ｃが２値処理エリ
ア、細分化エリアＢ２が擬似中間調処理エリアとして異
なる画像処理を行なうように設定されている。そこで、
第４図に示すように、読出しラインがＱ＾ｙ　ＱＣのよ
うにライン全体にわたって２値処理エリアＡ、Ｃに位置
するときには、ＣＣＤ　１で読み取ったデータを２値処
理回路３で２値処理した２値化データをセレクタ５で選
択してホスト９に出力する。一方、読出しラインＱＢが
細分化エリアＢに位置して２値処理エリアＢ１．　Ｂ、
と擬似中間調処理エリアＢ２とにまたがる場合には、２
値処理エリアＢ１．　Ｂ、に属する部分の読取りデータ
は２値処理して２値化データとしてホスト９に出力し、
擬似中ｒＩｆ！ｍ処理エリアＢ２に属する部分の読取り
データは６４値ディザ処理回路４により処理した６４値
デイザデータをセレクタ５で選択してホスト９に出力す
ることになる。

第５図はこのような読取り動作の制御を示すフローチャ
ートである。

このように１本実施例によれば、原稿１２中で任意に読
取りエリアＥを設定できるので、必要部分のみの読取り
を簡単に行なうことができる。この際、この読取りエリ
アＥを更に細分化エリアＡ。

Ｂ、Ｃとして指定してその画像処理も異ならせて指定で
きるので、文字部１０であれば文字処理に適した２値処
理により２値化データとして出力でき、一方、写真等の
中間調を持つ画像部１１であればこのような画像処理に
適した擬似中間調処理（多値処理）による多値データと
して出力できる。

なお、本実施例では、読取りエリアＥ内に一つの擬似中
間調処理エリアＢ２を指定したが、これは任意数でよい
。又、エリア及びその画像処理の指定は、ホスト９側か
らのエリアコマンドにより行なうようにしてもよい。

効果 本発明は、上述したように原稿中で任意に読取りエリア
を設定できるので、必要部分のみの読取りを簡単に行な
うことができ、この際、この読取りエリアを更に細分化
エリアとして指定してその画像処理も異ならせて指定で
きるので１例えば。

原稿中文字部であればこの文字処理に適した２値処理に
より２値化データとして出力でき、写真等の中間調を持
つ画像部部分であればこのような画像処理に適した多値
処理による多値データとして出力でき、結局、原稿の内
容に応じた読取りを適正に行なうことができるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図はブロッ
ク図、第２図は原稿の平面図、第３図はその読取りエリ
ア指定を示す平面図、第４図は細分化エリアを示す平面
図、第５図はフローチャートである。 Ｅ・・・読取りエリア、Ａ−Ｃ・・・細分化エリア出　
願　人　　　株式会社　　リ　コ　−１５図 手続補正書軸発） 昭和６０年　４月１０日 １、事件の表示 特願昭６０−３３７１３号 ２、発明の名称 画像読取り装置 住所　東京都大田区中馬込１丁目３番６号４、代　理　
人 〒１０７ 特願昭６０−３３７１３号手続補正書 この出願に関し、明細書中の記載を下記のように補正す
る。 記 １、第１頁第３行目ないし第７行目の特許請求の範囲の
記載を別紙のように補正する。 ２、第１頁第１９行目ないし第２０行目の「２値か多値
」を「２値処理による２値化がディザ処理による２値化
」に補正する。 ３、第２頁第４行目の「多値で処理」を「ディザ処理」
に補正する。 ４、第２頁第１４行目ないし第１５行目の「別々のデー
タ処理による画像処理」を「別々の画像処理」に補正す
る。 ５、第５頁第１２行目の「読出しライン数ｎ分」を「読
出しライン数ｎ行分」に補正する。 ６、第７頁第３行目の「多値データ」を「２値データあ
るいは多値データ」に補正する。 ７、第７頁第１８行目の「多値データ」を「２値データ
あるいは多値データ」に補正する。 別紙 ２、特許請求の範囲 設定された原稿のある読取りエリア中に複数の細分化エ
リアを指定自在とし、これらの細分化エリア毎に訓ヱｒ
　ｏ璽＊ｉｉ工を行なうようにしたことを特徴とする画
像読取り装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 設定された原稿のある読取りエリア中に複数の細分化エ
   リアを指定自在とし、これらの細分化エリア毎に別々の
   データ処理による画像処理を行なうようにしたことを特
   徴とする画像読取り装置。