JPS61193157A - 静電印刷装置 - Google Patents
静電印刷装置Info
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- JPS61193157A JPS61193157A JP3319185A JP3319185A JPS61193157A JP S61193157 A JPS61193157 A JP S61193157A JP 3319185 A JP3319185 A JP 3319185A JP 3319185 A JP3319185 A JP 3319185A JP S61193157 A JPS61193157 A JP S61193157A
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- JP
- Japan
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- image
- image forming
- surface layer
- oxide film
- dielectric surface
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/0202—Dielectric layers for electrography
- G03G5/0217—Inorganic components
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/0202—Dielectric layers for electrography
- G03G5/0205—Macromolecular components
- G03G5/0208—Macromolecular components obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsatured bonds
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明はアルミニウム製の導電性芯部材上に誘電体表面
層を形成した像形成体を備え、この像形成体の誘電体表
面層上に静電潜像を形成するようにした＃電印刷装置に
関し、特にＭ’Ｒ体表面層の形成手段の改良に関する。
層を形成した像形成体を備え、この像形成体の誘電体表
面層上に静電潜像を形成するようにした＃電印刷装置に
関し、特にＭ’Ｒ体表面層の形成手段の改良に関する。
〔従来技術）
静電印刷手段として、例えば特表昭５７−５０１３４８
号公報やＵＳＰ、１８０２１８号明ＩＩＩ等の刊行物に
記載されているように、導電性芯部材上に誘電体表面層
を形成した像形成体を備え、この像形成体の誘電体表面
層上に、イオン発生手段により電荷を帯電させて静電潜
像を形成し、その静電潜像をトナーによって現像し、し
かるのち受像シートに転写・定着することによって静−
出御画像を得る手段がある。
号公報やＵＳＰ、１８０２１８号明ＩＩＩ等の刊行物に
記載されているように、導電性芯部材上に誘電体表面層
を形成した像形成体を備え、この像形成体の誘電体表面
層上に、イオン発生手段により電荷を帯電させて静電潜
像を形成し、その静電潜像をトナーによって現像し、し
かるのち受像シートに転写・定着することによって静−
出御画像を得る手段がある。
上記導電性芯部材には、通常アルミニウムが用いられる
。そして、その表面を陽極酸化処理することによって硬
質陽極酸化被膜すなわち酸化アルミニウム被膜を形成し
、これを誘電体表面層としている。硬質陽極酸化被膜は
著しい硬度と十分な厚みを有しているが、その表面には
細い管状の空孔が多数存在している。この空孔の数は一
般に１Ｑ１１〜１０１Ｇ／ｃｉ個であると言われており
、かつその典型的な空孔率は１０〜３０容積％に達する
と言われている。そのため表面の潤滑性に乏しく、現像
、転写操作の繰返しによる摩耗が著しい。
。そして、その表面を陽極酸化処理することによって硬
質陽極酸化被膜すなわち酸化アルミニウム被膜を形成し
、これを誘電体表面層としている。硬質陽極酸化被膜は
著しい硬度と十分な厚みを有しているが、その表面には
細い管状の空孔が多数存在している。この空孔の数は一
般に１Ｑ１１〜１０１Ｇ／ｃｉ個であると言われており
、かつその典型的な空孔率は１０〜３０容積％に達する
と言われている。そのため表面の潤滑性に乏しく、現像
、転写操作の繰返しによる摩耗が著しい。
特に、像形成ローラと転写ローラとを圧接し、その間に
受像シートを通して圧着力により転写、定着を行なう方
式のものでは、像形成ローラの表面の摩耗が激しく、像
形成ローラの寿命が著しく短いものとなる。またトナー
粒子や受像シートの摩耗屑が空孔に侵入して目づまり状
態を生じ、印刷画像に「むら」や汚れを生じさせるおそ
れがある。
受像シートを通して圧着力により転写、定着を行なう方
式のものでは、像形成ローラの表面の摩耗が激しく、像
形成ローラの寿命が著しく短いものとなる。またトナー
粒子や受像シートの摩耗屑が空孔に侵入して目づまり状
態を生じ、印刷画像に「むら」や汚れを生じさせるおそ
れがある。
そこで従来は、前記刊行物にも記載されているように、
酸化アルミニウム被膜に脂肪酸金属塩（例えばステアリ
ン酸亜鉛）を含浸させることによって前記空孔を埋め、
ｍＷ！性を増加させるといった手段を講じていた。
酸化アルミニウム被膜に脂肪酸金属塩（例えばステアリ
ン酸亜鉛）を含浸させることによって前記空孔を埋め、
ｍＷ！性を増加させるといった手段を講じていた。
しかしながら、上記のような手段を講じても潤滑性はそ
れほど向上せず、像形成ローラの寿命を飛躍的に伸ばす
までには至らず、未だ問題が列されていた。また脂肪酸
金属塩自体の硬度はそれほど大きくなく、現像の際のト
ナーおよび現像器との摩擦、転写の際の受像シートとの
摩擦、転写ローラによる加圧力などにより除徐に摩耗し
ていく。
れほど向上せず、像形成ローラの寿命を飛躍的に伸ばす
までには至らず、未だ問題が列されていた。また脂肪酸
金属塩自体の硬度はそれほど大きくなく、現像の際のト
ナーおよび現像器との摩擦、転写の際の受像シートとの
摩擦、転写ローラによる加圧力などにより除徐に摩耗し
ていく。
そのため像形成ローラの表面には使用時間の経過に伴っ
て空孔が現われはじめ、潤滑性が次第に失なわれていく
。この点を補うためには、適時酸化アルミニウム被膜の
表面を再処理する必要があった。また一般に脂肪酸金属
塩は耐電圧特性が悪いため、イオン発生器によって静電
潜像部分に電荷をのせる場合、あまり高い電圧では帯電
を行なうことができない。その結果、印刷画像のコント
ラストが低いものとなる欠点があった。
て空孔が現われはじめ、潤滑性が次第に失なわれていく
。この点を補うためには、適時酸化アルミニウム被膜の
表面を再処理する必要があった。また一般に脂肪酸金属
塩は耐電圧特性が悪いため、イオン発生器によって静電
潜像部分に電荷をのせる場合、あまり高い電圧では帯電
を行なうことができない。その結果、印刷画像のコント
ラストが低いものとなる欠点があった。
本発明は上記の事情に基いてなされたものであり、その
目的は、像形成体における誘電体表面層が著しく潤滑性
に富み耐久性に優れたものとなり、しかも印刷画像に「
むら」や汚れが生じることがなく、長期に１って安定か
つ高品質な静電印刷を行なえる静電印刷装置を提供する
ことにある。
目的は、像形成体における誘電体表面層が著しく潤滑性
に富み耐久性に優れたものとなり、しかも印刷画像に「
むら」や汚れが生じることがなく、長期に１って安定か
つ高品質な静電印刷を行なえる静電印刷装置を提供する
ことにある。
本発明は上記目的を達成するために次の如く構成したこ
とを特徴としている。すなわち、本発明は、アルミニウ
ム製の導電性芯部材上に誘電体表面層を形成した像形成
体を備え、この像形成体の上記誘電体表面層上に静電潜
像を形成するようにした静電印刷装置において、前記導
電性芯部材を構成するアルミニウムの表面に硬質陽極酸
化被膜をほどこし、その上にポリテトラフロロエチレン
を含浸・コーティング処理により融着することによって
、前記誘電体表面層を形成したことを特徴としている。
とを特徴としている。すなわち、本発明は、アルミニウ
ム製の導電性芯部材上に誘電体表面層を形成した像形成
体を備え、この像形成体の上記誘電体表面層上に静電潜
像を形成するようにした静電印刷装置において、前記導
電性芯部材を構成するアルミニウムの表面に硬質陽極酸
化被膜をほどこし、その上にポリテトラフロロエチレン
を含浸・コーティング処理により融着することによって
、前記誘電体表面層を形成したことを特徴としている。
第１図は本発明の一実施例の構成を示す要部断面図であ
る。第１図において１０は静電印刷装置における像形成
体を示している。この像形成体１０は、アルミニウム製
の導電性芯部材１１上に、２５〜１００μｍ程度の誘電
体表面！１１２を形成したものであり、この誘電体表面
層１２上に静電潜像を形成するものとなっている。前記
誘電体表面層１２は、導電性芯部材１１を構成している
アルミニウムの表面に硬質陽極酸化液Ｉｌｌ！１２ａを
ほどこし、その上にポリテトラフロロエチレン（以下テ
フロン［米国デュポン社の登録商標」と呼称する）１２
ｂを含浸およびコーティングし、いわゆるタフラム（日
本真空技術株式会社の登録商標）処理を施したものであ
る。この誘電体表面！１１２は、硬質陽極酸化被膜１２
ａとテフロン１２ｂとの複合体とみなせる。すなわち、
硬質陽極酸化液１１１２ａは多数の空孔を有する多孔質
膜であり、これにテフロン１２ｂの含浸およびコーティ
ング処理を施すと、硬質陽極酸化被膜１２ａの多数の空
孔には数１０μｍの深さに亙すテフロン１２ｂが含浸し
、さらにその上層に２〜３μｍの厚みを有するテフロン
１２ｂのコーティング磨が形成される。この誘電体表面
１１１２の表面粗さは５μｍ程度である。
る。第１図において１０は静電印刷装置における像形成
体を示している。この像形成体１０は、アルミニウム製
の導電性芯部材１１上に、２５〜１００μｍ程度の誘電
体表面！１１２を形成したものであり、この誘電体表面
層１２上に静電潜像を形成するものとなっている。前記
誘電体表面層１２は、導電性芯部材１１を構成している
アルミニウムの表面に硬質陽極酸化液Ｉｌｌ！１２ａを
ほどこし、その上にポリテトラフロロエチレン（以下テ
フロン［米国デュポン社の登録商標」と呼称する）１２
ｂを含浸およびコーティングし、いわゆるタフラム（日
本真空技術株式会社の登録商標）処理を施したものであ
る。この誘電体表面！１１２は、硬質陽極酸化被膜１２
ａとテフロン１２ｂとの複合体とみなせる。すなわち、
硬質陽極酸化液１１１２ａは多数の空孔を有する多孔質
膜であり、これにテフロン１２ｂの含浸およびコーティ
ング処理を施すと、硬質陽極酸化被膜１２ａの多数の空
孔には数１０μｍの深さに亙すテフロン１２ｂが含浸し
、さらにその上層に２〜３μｍの厚みを有するテフロン
１２ｂのコーティング磨が形成される。この誘電体表面
１１１２の表面粗さは５μｍ程度である。
かくして、誘電体表面層１２の表面は著しく潤滑性に富
んだものとなる。すなわちテフロン１２ｂは、本来０．
０４ （対磨鋼）という低ｌｉ！擦係数を有しているた
め、このテフロンで覆われた誘電体表面１１１２は、非
常に潤滑性に富んだものとなる。したがって現像や転写
を行なう際の誘電体表面層１２の表面における摩擦は著
しく軽減され、摩耗が著しく軽減される。その結果、摩
耗により空孔が露出するおそれがなく、トナーや受像シ
ートの摩耗屑が上記空孔内に侵入して目づまりを生じる
ことはない。その結果、トナー等の目づまりによる受像
シートの汚れや、帯電能率の不均一による静電潜像の「
むら」や「あれ」といったトラブルの発生を防止できる
。またタフラム処理された誘電体表面層１２は、硬質陽
極酸化被膜１２ａとテフロン１２ｂとの複合体であるた
め、テフロン層のみが剥離してしまうといったおそれも
ない。またテフロンは、適宜な弾性を有しているので、
圧接状態の像形成体１０と転写ローラ（不図示）との間
に受像シートを通し、像形成体１０上のトナーを圧着力
により転写、定着させる方式ものに適用した場合におい
て、像形成耐１０と転写ローラとの間に生じるストレス
の解消にも役立つ。またテフロン１２ｂは、負に帯電し
易い性質を有している。一方、潜像形成のためのイオン
発生器は通常は負のイオンを飛ばして使用する。
んだものとなる。すなわちテフロン１２ｂは、本来０．
０４ （対磨鋼）という低ｌｉ！擦係数を有しているた
め、このテフロンで覆われた誘電体表面１１１２は、非
常に潤滑性に富んだものとなる。したがって現像や転写
を行なう際の誘電体表面層１２の表面における摩擦は著
しく軽減され、摩耗が著しく軽減される。その結果、摩
耗により空孔が露出するおそれがなく、トナーや受像シ
ートの摩耗屑が上記空孔内に侵入して目づまりを生じる
ことはない。その結果、トナー等の目づまりによる受像
シートの汚れや、帯電能率の不均一による静電潜像の「
むら」や「あれ」といったトラブルの発生を防止できる
。またタフラム処理された誘電体表面層１２は、硬質陽
極酸化被膜１２ａとテフロン１２ｂとの複合体であるた
め、テフロン層のみが剥離してしまうといったおそれも
ない。またテフロンは、適宜な弾性を有しているので、
圧接状態の像形成体１０と転写ローラ（不図示）との間
に受像シートを通し、像形成体１０上のトナーを圧着力
により転写、定着させる方式ものに適用した場合におい
て、像形成耐１０と転写ローラとの間に生じるストレス
の解消にも役立つ。またテフロン１２ｂは、負に帯電し
易い性質を有している。一方、潜像形成のためのイオン
発生器は通常は負のイオンを飛ばして使用する。
したがって誘電体表面層１２への電荷帯電能率が＾く、
優れた組合せとなる。かくして帯電速度も上がり、ひい
ては印刷速度の向上をはかれることになる。さらにテフ
ロンはその分子構造から分子間引力が極めて小さく、吸
水性および他の物質との粘着性が弱い。そのためトナー
の転写効率が高い上、クリーニング効率も高いものとな
る。さらにテフロン本来の高い電気絶縁性に加え、上記
の如（吸水性が低いことから、極めて高い絶縁性が得ら
れ、その結果、静電潜像を高電位に保持でき高いコント
ラストの印刷を行なうことができる。
優れた組合せとなる。かくして帯電速度も上がり、ひい
ては印刷速度の向上をはかれることになる。さらにテフ
ロンはその分子構造から分子間引力が極めて小さく、吸
水性および他の物質との粘着性が弱い。そのためトナー
の転写効率が高い上、クリーニング効率も高いものとな
る。さらにテフロン本来の高い電気絶縁性に加え、上記
の如（吸水性が低いことから、極めて高い絶縁性が得ら
れ、その結果、静電潜像を高電位に保持でき高いコント
ラストの印刷を行なうことができる。
第２図は第１図に示した像形成体１０に相当する像形成
ロー５２０を用いて構成した静電印刷装置の概略的構成
を示す図である。この静電印刷装置は、像形成ローラ２
０に対向して配設されているイオン発生器２１により、
像形成ローラ２０の誘電体層に電荷をのせて静電潜像を
形成し、この静電潜像を現像器２２により現像を行ない
１．転写コロナ帯電器２３を用いて受像シート（紙）２
４にトナー像を転写し、定着器２５により定着を行なう
ことによって所定の印刷を行なうものとなつている。な
お、上記静電潜像の電位は、印刷画像の暗部に対応する
部分が−１００Ｖ〜−１０００Ｖの範囲である。
ロー５２０を用いて構成した静電印刷装置の概略的構成
を示す図である。この静電印刷装置は、像形成ローラ２
０に対向して配設されているイオン発生器２１により、
像形成ローラ２０の誘電体層に電荷をのせて静電潜像を
形成し、この静電潜像を現像器２２により現像を行ない
１．転写コロナ帯電器２３を用いて受像シート（紙）２
４にトナー像を転写し、定着器２５により定着を行なう
ことによって所定の印刷を行なうものとなつている。な
お、上記静電潜像の電位は、印刷画像の暗部に対応する
部分が−１００Ｖ〜−１０００Ｖの範囲である。
上記構成の静電印刷装置により実験を行なった結果、１
００万枚の印刷を行なった後においても像形成ローラ２
０の表面には酸化アルミニウム被膜の空孔の露出はなく
、トナーや紙くずによる目づまり現象も起こらず印刷画
質はほとんど変化しないことが確認された。
００万枚の印刷を行なった後においても像形成ローラ２
０の表面には酸化アルミニウム被膜の空孔の露出はなく
、トナーや紙くずによる目づまり現象も起こらず印刷画
質はほとんど変化しないことが確認された。
第３図は第１図に示した像形成体１０に相当する像形成
ローラ３０を用いた転写ローラ付きの静電印刷装置を示
す図である。この静電印刷装置は、像形成Ω−５３０に
対向して配設されているイオン発生器３１により、像形
成ローラ３０の誘電体層に電荷をのせて静電潜像を形成
し、この静電潜像を現像器３２により現像を行ない、し
かるのち圧接状態になっている像形成ローラ３０と転写
ロー５３３との間に受像シート（紙）３４を通し、両ロ
ーラの圧力により像形成ローラ３０上のトナーを受像シ
ート３４上に転写し、かつ定着を行なうことにより所定
の印刷を行なうものとなっている。
ローラ３０を用いた転写ローラ付きの静電印刷装置を示
す図である。この静電印刷装置は、像形成Ω−５３０に
対向して配設されているイオン発生器３１により、像形
成ローラ３０の誘電体層に電荷をのせて静電潜像を形成
し、この静電潜像を現像器３２により現像を行ない、し
かるのち圧接状態になっている像形成ローラ３０と転写
ロー５３３との間に受像シート（紙）３４を通し、両ロ
ーラの圧力により像形成ローラ３０上のトナーを受像シ
ート３４上に転写し、かつ定着を行なうことにより所定
の印刷を行なうものとなっている。
上記構成の静電印刷装置により実験を行なった結果、第
２図のものと同様に１００万枚の印刷を行なった後にお
いても像形成ローラ３０の表面には酸化アルミニウム被
膜の空孔の露出は認められず、トナーや紙くずによる目
ずまり現象が起こらず印刷画質はほとんど変化しないこ
とが確認された。
２図のものと同様に１００万枚の印刷を行なった後にお
いても像形成ローラ３０の表面には酸化アルミニウム被
膜の空孔の露出は認められず、トナーや紙くずによる目
ずまり現象が起こらず印刷画質はほとんど変化しないこ
とが確認された。
このように本装置によれば、像形成体１０の誘電体表面
層１２がタフラム処理されているため、酸化アルミニウ
ム被膜１２ａの多数の空孔が、テフロン１２ｂにより完
全に埋められている。その結果、空孔にトナーや紙くず
が詰まるおそれがなく、上記目すまりに起因する白地か
ぶりや画像むらを抑制できる。また誘電体表面Ｊ１１２
のｍＷ４性が極めて良好となるため、摩耗が少なく各種
の弊害を除去できる。さらにテフロン１２ｂの負帯電特
性により、イオン発生器による静電潜像の形成速度の向
上がはかれる。また、粘着性の低さからくるクリーニン
グ効率の向上、電気絶縁性の高さおよび吸水性の低さか
らくる画像コントラストの向上などの種々の利点が生じ
る。
層１２がタフラム処理されているため、酸化アルミニウ
ム被膜１２ａの多数の空孔が、テフロン１２ｂにより完
全に埋められている。その結果、空孔にトナーや紙くず
が詰まるおそれがなく、上記目すまりに起因する白地か
ぶりや画像むらを抑制できる。また誘電体表面Ｊ１１２
のｍＷ４性が極めて良好となるため、摩耗が少なく各種
の弊害を除去できる。さらにテフロン１２ｂの負帯電特
性により、イオン発生器による静電潜像の形成速度の向
上がはかれる。また、粘着性の低さからくるクリーニン
グ効率の向上、電気絶縁性の高さおよび吸水性の低さか
らくる画像コントラストの向上などの種々の利点が生じ
る。
本発明は、アルミニウム製の導電性芯部材上に誘電体表
面層を形成した像形成体を備え、この像形成体の上記誘
電体表面層上に静電潜像を形成するようにした静電印刷
装置において、前記導電性芯部材を構成するアルミニウ
ムの表面に硬質陽極酸化被膜をほどこし、その上にポリ
テトラフロロエチレンを含浸・コーティング処理により
融着することによって、前記誘電体表面層を形成したこ
とを特徴としている。
面層を形成した像形成体を備え、この像形成体の上記誘
電体表面層上に静電潜像を形成するようにした静電印刷
装置において、前記導電性芯部材を構成するアルミニウ
ムの表面に硬質陽極酸化被膜をほどこし、その上にポリ
テトラフロロエチレンを含浸・コーティング処理により
融着することによって、前記誘電体表面層を形成したこ
とを特徴としている。
したがって本発明によれば、像形成体における誘電体表
面層が著しくｍ滑性に富み耐久性に優れたものとなり、
しかも印刷画像に「むら」や汚れが生じることがなく、
長期に亙っで安定かつ九品質な静電印刷を行なえる静電
印刷装置を提供できる。
面層が著しくｍ滑性に富み耐久性に優れたものとなり、
しかも印刷画像に「むら」や汚れが生じることがなく、
長期に亙っで安定かつ九品質な静電印刷を行なえる静電
印刷装置を提供できる。
第１図は本発明の一実施例の構成を示す要部断面図、第
２図および第３図はそれぞれ第１図に示゛した像形成体
に相当する像形成ローラを用いて構成した静電印刷装置
の異なる例を示す概略的構成図である。 １０・・・像形成体、１１・・・アルミニララム製の導
電性芯部材、１２・・・誘電体表面層、１２ａ・・・硬
質陽極酸化被膜（酸化アルミニウム被膜）、１２ｂ・・
・テフロン。 出願人代理人 弁理士 坪井 淳 第１図 第２図 第３図
２図および第３図はそれぞれ第１図に示゛した像形成体
に相当する像形成ローラを用いて構成した静電印刷装置
の異なる例を示す概略的構成図である。 １０・・・像形成体、１１・・・アルミニララム製の導
電性芯部材、１２・・・誘電体表面層、１２ａ・・・硬
質陽極酸化被膜（酸化アルミニウム被膜）、１２ｂ・・
・テフロン。 出願人代理人 弁理士 坪井 淳 第１図 第２図 第３図
Claims (1)
- アルミニウム製の導電性芯部材上に誘電体表面層を形成
した像形成体を備え、この像形成体の上記誘電体表面層
上に静電潜像を形成するようにした静電印刷装置におい
て、前記誘電体表面層は導電性芯部材を構成するアルミ
ニウムの表面に硬質陽極酸化被膜をほどこし、その上に
ポリテトラフロロエチレンを含浸・コーティング処理に
より融着したものであることを特徴とする静電印刷装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3319185A JPS61193157A (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 | 静電印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3319185A JPS61193157A (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 | 静電印刷装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61193157A true JPS61193157A (ja) | 1986-08-27 |
Family
ID=12379591
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3319185A Pending JPS61193157A (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 | 静電印刷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61193157A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5165991A (en) * | 1990-12-15 | 1992-11-24 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Dielectric member for receiving an electrostatic image |
| US5422177A (en) * | 1992-01-27 | 1995-06-06 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Polysiloxane dielectric member for carrying electrostatic latent image |
| US5631087A (en) * | 1992-11-11 | 1997-05-20 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Electrostatic image-bearing dielectric member |
| US7341813B2 (en) | 2002-06-26 | 2008-03-11 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Electrophotographic photoreceptor, electrophotographic member, process cartridge and image forming apparatus |
| CN105369100A (zh) * | 2015-12-21 | 2016-03-02 | 常熟市制冷压缩机铸件厂 | 一种用于制造冰箱压缩机气缸座的铝合金材料 |
-
1985
- 1985-02-21 JP JP3319185A patent/JPS61193157A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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