JPS61192962A - 車両の減速エネルギ−回収装置 - Google Patents

車両の減速エネルギ−回収装置

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JPS61192962A
JPS61192962A JP3123085A JP3123085A JPS61192962A JP S61192962 A JPS61192962 A JP S61192962A JP 3123085 A JP3123085 A JP 3123085A JP 3123085 A JP3123085 A JP 3123085A JP S61192962 A JPS61192962 A JP S61192962A
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JP
Japan
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flywheel
speed
clutch
determination
ratio
Prior art date
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Application number
JP3123085A
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English (en)
Inventor
Tadayoshi Kaide
忠良 甲斐出
Toshiharu Masuda
益田 俊治
Akio Nagao
長尾 彰士
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両の減速時にその減速エネルギーをフライ
ホイールの回転エネルギーとして回収し、その回収され
たエネルギーを次の車両の加速時にその加速エネルギー
として再生ずるようにした減速エネルギー回収装置に関
し、特に、減速エネルギーの回収効率を高める対策に関
するものである。
(従来の技術) 従来、この種の車両の減速エネルギー回収装置として、
例えば特開昭56−150648号公報に開示されるよ
うに、車輪に車両走行のための出力を伝達する駆動軸と
、該駆動軸に対し相対的に回転自在な減速エネルギー回
収用のフライホイールと、上記駆動軸の回転をフライホ
イールに変速して伝達する可変速伝達機構とを備え、車
両の減速時に駆動軸の回転を増速してフライホイールに
伝達する一方、加速時には上記フライホイールの回転を
減速して駆動軸に伝達するようにすることにより、車両
の減速エネルギーの回収効率およびその回収したエネル
ギーの使用効率を高めるようにしたものは知られている
(発明が解決しようとする問題点〉 ところで、上記従来のものでは、車両の減速エネルギー
をフライホイールに回収する際、駆動軸の回転数が可変
速伝達機構の増速作用により上昇するフライホイール回
転数よりも低下したときに、駆動軸とフライホイールと
の連結を切り離してフライホイールへのエネルギー回収
を終了するようになされている。そのため、可変速伝達
機構におけるフライホイール回転数の駆動軸回転数に対
する変速比を増大させれば、フライホイールの回転数を
さらに上昇させ得る状態でもフライホイールに対する駆
動が解除される虞れがあり、減速エネルギーの回収効率
をさらに向上させる点で改善の余地があった。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、車両の減速時に駆動軸の回転を可変速伝
達手段により増速しでフライホイールに伝達して、車両
の減速エネルギーをフライホイールに回収する場合にお
いて、フライホイールと駆動軸との連結を切り離すタイ
ミングを可変速伝達手段の最大変速比に関連させて設定
することにより、フライホイールに回収される減速エネ
ルギーが最大になった時点で駆動軸によるフライホイー
ルの駆動を終了するようにし、よって車両の減速エネル
ギーの回収効率をより一層向上させ得るようにすること
にある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明の解決手段は、第
1図に示すように、エンジン1の出力を車輪W、Wに伝
達する駆動軸5により駆動され、該駆動軸5の回転を変
速して減速エネルギー回収用のフライホイール7に伝達
する可変速伝達手段18と、該可変速伝達手段18とフ
ライホイール7もしくは駆動軸5との動力伝達を断続す
るクラッチ手段19とを備え、上記可変速伝達手段18
により、車両の減速時に駆動軸5の回転を増速しでフラ
イホイール7に伝達する一方、車両の加速時には上記フ
ライホイール7の回転を減速して駆動軸5に伝達するよ
うにした車両の減速エネルギー回収装置において、上記
駆動軸5#3よびフライホイール7の各回転数Nε、N
Fを検出し、駆動軸5の回転数Nεに、上記可変速伝達
手段18におけるフライホイール回転数の駆動軸回転数
に対する最大変速比PF、すなわち可変速伝達手段18
が駆動軸5の回転を最大に増速しでフライホイール7に
伝達するときの変速比を乗じた回転数NEXPFと、フ
ライホイール7の回転数NFとが実質的に一致したとき
に上記クラッチ手段19を切り離すように制御するクラ
ッチ制御手段31を設けた構成とする。
(作用) 上記の構成により、本発明では、車両の減速時にクラッ
チ手段19の接続により駆動軸5とフライホイール7と
が連結され、駆動軸5の回転がフライホイール7に伝達
されてフライホイール7が駆動されるとともに、可変速
伝達手段18の変速比の増大によりフライホイール7の
回転数NFが駆動軸5の回転数Nεに対して上昇し、こ
のことによってフライホイール7に車両の減速エネルギ
ーが増大しながら回収される。そして、上記可変速伝達
手段18の変速比が最大となってフライホイール7の回
転数NFが上記最大変速比PFに駆動軸回転数NEを乗
じた回転数PFXNεに実質的に一致すると、クラッチ
制御手段31により上記クラッチ手段19の接続が切り
離され、駆動軸5によるフライホイール7の駆動が終了
する。すなわち、上記可変速伝達手段18の変速比が最
大になるのは駆動軸回転数NEに対するフライホイール
7の回転数NFが最高になるときであり、可変速伝達手
段18によるフライホイール7の増速がそれ以上行われ
ないので、その時点でクラッチ手段19を切り離すこと
によってフライホイール7に最大の減速エネルギーが保
持されるようになり、よって減速エネルギーの回収効率
を顕著に高めることができるのである。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第2図以下の図面に基づいて説
明する。
第2図は本発明の減速エネルギー回収装置を自動車に適
用した実施例を示し、1は車載エンジンであって、該エ
ンジン1の出力軸1aはエンジン用フライホイール2、
クラッチペダル(図示せず)の操作によって断続される
エンジンクラッチ3を介して前進5速型式の手動変速機
4の入力軸5に連結され、該変速機4の図示しない出力
軸は自動車の駆動車輪に連結されている。よって、本実
施例では変速機4の入力軸5はエンジン1の出力を車輪
に伝達する駆動軸を構成する。
また、上記駆動軸としての変速機入力軸5の側方には該
入力軸5と平行に延びる回転自在な回転軸6が配設され
、該回転軸6には自動車の減速エネルギーを回転エネル
ギーに変換して回収するための減速エネルギー回収用フ
ライホイール7が相対回転自在に支承されている。
上記変速機4の入力軸5上には有効ピッチ径が可変の第
1可変プーリ8が設けられている。該第1可変プーリ8
は、入力軸5に一体形成された固定フランジ部8aと、
該固定フランジ部8aとの間にベルト溝8bを形成する
ように固定7ランジ部8aに対向配置され、入力軸5に
回転一体にかつ摺動可能に支持された可動フランジ部8
Cとを備え、上記可動フランジ部8Cの背面側(ベルト
溝8bと反対側)には該可変フランジ部8Cと入力軸5
に一体形成したカバ一部材9とによって油圧シリンダ1
0が密閉形成され、該油圧シリンダ10は入力軸5内を
貫通する油圧通路11を介して油圧コントロールユニッ
ト12に連通されており、油圧シリンダ10内に供給す
る油圧を油圧コントロールユニット12によって増減制
御することにより、可動7ランジ部8Cを固定フランジ
部8aに対し接離せしめてベルト溝8bでの有効ピッチ
径を変化させるようになされている。
一方、上記回転輪6上には上記第1可変プーリ8と対応
する位置に第1可変プーリ8と同様の構造の第2可変プ
ーリ13が設けられている。すなわち、該第2可変プー
リ13は回転軸6に一体形成された固定7ランジ部13
aと、該固定7ランジ部13aとの間にベルト溝13b
を形成するように固定7ランジ部13aに対向配置され
、回転軸6に回転一体にかつ摺動可能に支持された可動
フランジ部13Cとを備え、上記可動7ランジ部13c
の背面側にはカバ一部材14との間に油圧シリンダ15
が形成され、該油圧シリンダ15は回転軸6に貫通形成
した油圧通路16を介して上記油圧コントロールユニッ
ト12に連通されており、油圧コントロールユニット1
2によって油圧シリンダ15への供給油圧を制御するこ
とにより、可動7ランジ部13C@固定7ランジ部13
aに接離せしめてベルト溝13bでの有効ピッチ径を変
化させるようになされている。
そして、上記両プーリ8.13のベルト溝8b。
13b間には金属製のベルト部材17が捲き掛けられて
おり、後述するフライホイールクラッチ19により回転
軸6と上記減速エネルギー回収用フライホイール7とを
回転一体に接続した状態において、第1および第2可変
プーリ8,13の各有効ピッチ径をそれぞれ相反する方
向に増減変化させることにより、変速機入力軸50回転
を変速して減速エネルギー回収用のフライホイール7に
伝達するようにした可変速伝達手段18が構成されてい
る。
また、上記回転軸6上には上記可変速伝達手段18とフ
ライホイール7との動力伝達を断続するクラッチ手段と
しての乾式単板型フライホイールクラッチ19が設けら
れている。該フライホイールクラッチ19は、回転軸6
に回転一体にかつ摺動可能に結合されたクラッチディス
ク20と、該クラッチディスク20のフェーシング20
aをフライホイール7との間に挾むように配置せしめて
フライホイール7と一体のクラッチカバー21に支持さ
れたプレッシャプレート22と、該プレッシャプレート
22をフライホイール7側に付勢するダイヤフラムスプ
リング23とを備え、上記ダイヤスラムスプリング23
は、図示しない電動式駆動装置の駆動力を受けて回転軸
6上を摺動するレリーズカラー24に連結されており、
駆動装置によりダイヤフラムスプリング23のプレッシ
ャプレート22に対する付勢力を制御してクラッチディ
スク2oとフライホイール7とを接離させることにより
、可変速伝達手段18の回転軸6とフライホイール7と
の動力伝達を断続するように構成される。
さらに、25は上記可変速伝達手段18の変速比、つま
りその第1および第2可変プーリ8,13間のプーリ比
を変化させるべく油圧コントロールユニット12を作動
制御するとともに、フライホイールクラッチ19を断続
を制御するためのコンピュータを内蔵した制御装置であ
る。該制御装置25には、上記変速機入力軸5(駆動軸
)の回転数としてのエンジン回転数NEを示すエンジン
回転数信号と、変速機4のギヤ位!M(変速位置、)を
示すギヤ位置信号と、減速エネルギー回収用フライホイ
ール7の回転数NFおよびその部分の雰囲気温a T 
Eをそれぞれ示すフライホイール回転数信号およびフラ
イホイール部温度信号と、エンジン1のスロットル開度
Tv+を示すスロットル開度信号と、ブレーキペダル(
図示せず)の踏操作による自動車の制動の有無を示すブ
レーキ0N−OFF信号と、その自動車の制動時のブレ
ーキ油圧PRを示すブレーキ油圧信号と、上記エンジン
クラッチ3の断続状態を示すクラッチ0N−OFF信号
とがそれぞれ入力されている。
また、上記制御装置25の電源回路はバッテリ26に対
し、エンジン1のイグニッションスイッチ27のON操
作に伴ってON動作する第1リレー28および制御装置
25内のコンピュータ出力信号を受けてON動作する第
2リレー29を介して2系統に接続されており、イグニ
ッションスイッチ27のONまたはOFF操作の後、制
御装置25のコンピュータ出力信号を受けてその電源回
路がそれぞれONまたはOFF作動するように構成され
ている。尚、30はフライホイールクラッチ19の焼付
き時、減速エネルギー回収用フライホイール7の回転信
号系の断線時またはフライホイール7部分の温度の異常
上昇時を点灯により警報するワーニングランプである。
ここで、上記制御装置25に内蔵されているコンピュー
タの機能について第3図ないし第7図に示すフローチャ
ートに基づいて詳細に説明する。
先ず、イグニッションスイッチ27のON操作に伴って
第3図に示すバックグラウンドルーチンが開始される。
該バックグラウンドルーチンでは、スタート後のステッ
プS1でシステムの初期値を設定し、次のステップS2
でフライホイールクラッチ19をOFF作動させて可変
速伝達手段18の回転軸6と減速エネルギー回収用フラ
イホイール7とを切り離した後、ステップS3で制御装
置25の電源回路をON作動させる。次いで、ステップ
$4に移って、書き込まれているスロットル開度Tv+
を前回のスロットル開度TV2として格納し、ステップ
Ssで新たな今回のスロットル開度Tv+を入力させた
後、ステップS6でその入力された今回スロットル開度
Tv+ と前回スロットル開度TV2とをもとにスロッ
トル開度速度Tv =Tv + −丁V2を演算して記
憶する。次いで、ステップSyでブレーキの0N−OF
F信号を入力させて、ブレーキ0N10FFフラグFB
をブレーキ時にはFa=1に、非ブレーキ時にはF8−
0にそれぞれセットした後、ステップS8でエンジンク
ラッチ3の0N−OFF信号を入力させて、クラッチペ
ダルの踏操作時(エンジンクラッチ3の切離し時)には
エンジンクラッチ0N10FFフラグFECをFEC=
1に、非踏操作時(エンジンクラッチ3の接続時)には
同フラグFECをFec−0にそれぞれセットする。さ
らに、ステップS9で変速l114のギヤ位置信号を入
力させて、ギヤ位置Mを後退位置のときにはM−−1に
、ニュートラル位置のときにはM=Oに、前進第1速位
置のときにはM−1に、さらに前進第2〜第5速のとき
にはそれぞれM−2〜5にセットし、次いで、ステップ
S +oで減速エネルギー回収用フライホイール7部分
の雰囲気温度Tεを入力させ、ステップSIIでブレー
キ油圧PRを入力させた後、上記ステップS4に戻って
それ以降のステップ84 、8s 、・・・を繰り返す
以上の如きバックグラウンドルーチンの処理動作の実行
中、所定の信号の入力により、第4図ないし第7図に示
すインタラブドルーチンが割込み処理される。すなわち
、第4図はエンジン1の出力軸1aが所定のクランク角
に達すると開始される。エンジン回転数Nεを検出する
ためのインタラブドルーチンを示すものであり、スター
ト後のステップSI2でフリーランニングカウンタ(F
R,C,)の値を読み込んでエンジン回転数算出用の今
回のインタラブド時間TNEを検出し、次いでステップ
S +sでその今回インタラブド時間TNEから前回イ
ンタラブド時間Teeを減じて今回と前回との時間差Δ
Tε−TNE−Teεを算出した後、スーテップSHに
おいて上記時間差ΔTEに基づいてエンジン回転数Nε
を算出する。次いで、ステップSO5に移り、上記算出
されたエンジン回転数Nεの値を予め記憶されている回
転数の1次元Mapと照合して、フライホイール7のオ
ーバーランを防止するために設定されたエンジン回転数
による可変速伝達手段18の上限ブーり比PMAxrp
mを読み出した後、ステップS 16で上記検出された
今回のインタラブド時間TNεを前回インタラブド時間
TBEとして格納し、しかる後、上記バックグラウンド
ルーチンの割込み後のステップに復帰する。
また、第5図は減速エネルギー回収用フライホイール7
が所定の回転角に達すると開始される。
フライホイール回転数Nt−を検出するためのインタラ
ブドルーチンであり、スタート後のステップS+yでフ
リーランニングカウンタの値を読み込んでフライホイー
ル回転数検出用の今回のインタラブド時RTNt−を検
出し、次いでステップS +sでフライホイール回転数
NFがNF≠0であるが否か、つまりフライホイール7
が回転しているが否かを判定する。この判定がNF≠0
のYESであるときにはステップSssに移って上記検
出した今回インタラブド時間TNFから前回インタラブ
ド時間T8Fを減じて今回と前回との時間差ΔTF−T
N r−−T6t:を算出した後、ステップSににおい
てその時間差ΔTFに基づいてフライホイール回転数N
Fを算出し、次のステップ821で上記検出された今回
のインタラブド時間TNFを前回インタラブド時間TB
Fとして格納し、しかる後、バックグラウンドルーチン
の割込み後のステップに復帰する。一方、上記ステップ
sI8での判定がNF −0のNOであるときには直ち
に上記ステップ821に移った後、バックグラウンドル
ーチンに復帰する。
さらに、第6図はイグニッションスイッチ27がOFF
操作されるとその信号を受けて開始されるインタラブド
ルーチンを示し、スタート後のステップ822でフライ
ホイールクラッチ19をON作動させて可変速伝達手段
18の回転軸6と減速エネルギー回収用フライホイール
7とを接続し、次のステップ823で制御装置25の電
源回路をOFF状態にした後、制御プログラムの処理を
終了する。
また、第7図は一定時間の間隔毎に開始されるインタラ
ブドルーチンを示すものである。このインクラブドルー
チンでは、スター]・後の最初のステップS +o+で
フライホイールクラッチ19の焼付き時を「1」とする
焼付き判定フラグFYがFY−0か否か、つまりフライ
ホイールクラッチ19の焼付きの有無を判定する。この
判定がFY −0のYESのときにはステップS 10
2において、フライホイール7の回転信号系の断線時を
NJとする断線判定フラグFoがFo−0が否が、つま
り信号系の断線の有無を判定する。この判定がF。
−〇のYESのときにはステップS +ozに移って、
フライホイール7部分の雰囲気温度Tεが予め設定され
たフライホイール部温度異常判定用の温度定数KTMA
Xよりも低いか否かを判定し、この判定がTE<KTM
AXのYESのときにはステップS +o+に移って、
フライホイールクラッチ19の接続時を「1」とするフ
ライホイールクラッチ0N10FFフラグFpcがFF
C−1が否が、つまりフライホイールクラッチ19が接
続しているか否かを判定する。この判定がFpc≠1の
NOのときにはステップS +osに移って、フライボ
イ−ル回転数NFがエンジン回転数NEと可変速伝達手
段18の出力ブーり比PoとのINExP。
からプーリ比の制御精度およびエンジン1とフライホイ
ール7との回転変動差の影響をなくすための回転数定数
ΔNを減じた値NEXPO−ΔNよりも大きいか否かを
判定し、判定がNF >NE XPo−ΔNのYESで
あるときにはステップS +osにおいて、上記フライ
ホイール回転数NFが今度はNF <NE XPo+Δ
Nか否かを判定する。すなわち、上記ステップS +o
s 、 S +osは、フライホイールクラッチ19の
焼付きによってフライホイール回転数NFとエンジン回
転数NEに可変速伝達手段18のブーり比Poを乗じた
回転数が実質的に一致しているか否かを判定するもので
あり、焼付きが発生せずにステップS 105またはS
 +osの判定がNOのときにはステップS +o7に
移って焼付き判定時の使用カウンタCr−をCF=Oに
リセットし、次いでステップS +oaで焼付き判定フ
ラグFvをFY−0にクリアした後、ステップS 10
9においてブレーキ0N10FFフラグFBがFa=1
であるか否か、すなわち自動車がブレーキペダルの踏操
作により減速状態にあるか否かを判定する。この判定が
Fs =OのNOのときにはステップS ++oに移っ
て、スロットル開度速度Tvが減速エネルギー回収時の
減速判定用スロットル開度速度定数KDECOよりも小
さいか否か、つまり自動車がブレーキペダルの踏操作で
はなくてアクセルペダルの戻し操作により減速状態にあ
るか否かを判定する。このステップS noでの判定が
Tv <Ko E COのYESであるときにはステッ
プ5111において変速機4のギヤ位置MがM≧3以上
の高速段位置にあるか否かを判定し、この判定がM≧3
のYESのときにはステップ5112において、エンジ
ン回転数NEがフライホイール7のオーバーランを防止
するために設定された回収判定時の最大エンジン回転数
定数KNEM^×よりも低いか否か、つまりフライホイ
ールクラッチ19を接続してもフライホイール7は上限
回転数を越えないか否かを判定する。この判定がNE<
KNEMAXのYESであるときにはステップ$113
において、上記エンジン回転数Nεが所定エネルギー発
生状態を判定するために設定された回収判定時の最小エ
ンジン回転数定数KNEMINよりも高いか否か、つま
り一定以上の減速エネルギーが発生している状態にある
か否かを判定し、この判定がNE >KNεMINのY
ESにあるときにはステップ5114において、さらに
、フライホイール回転数NFが上記読み出された上限プ
ーリ比PMAxrl)lにエンジン回転数NEを乗じた
回転数よりも低いか否か、つまりフライホイールクラッ
チ19を接続すればフライホイール7に蓄えられている
エネルギーが現在の量よりも増加するか否かを判定する
。この判定がNF <PMAxrDI XNEのYES
のときにはステップ5115に移って、前回処理時のフ
ライホイール回転数Nr−8と同スロットル開度Tva
との8値に基づき、予め記憶されている2次元Mapか
ら可変速伝達手段18の目標プーリ比P。
(実際には後述の如く初期ブーり比P!からの変化幅)
を読み出し、次のステップ5116で上記スロットル開
度速度Tvの値(減速度)に基づき予め記憶されている
1次元Mapから可変速伝達手段18のプーリ比変化ス
ピードPsを読み出した後、ステップ5117において
、フライホイール回転数NFがエンジン回転数NEに可
変速伝達手段18の最小プーリ比PMIN(第1および
第2可変プーリ8.13の有効ピッチ径がそれぞれ最小
および最大になるときのプーリ比)を乗じた回転数より
も低いか否かを判定する。この判定がYESのときには
ステップ5118で初期ブーり比P1を上記最小プーリ
比PM I Nに、判定がNoのときにはステップ51
19で初期プーリ比P!をPr’=Np/NEにそれぞ
れセットした後、ステップ$120において、上記初期
プーリ比Pzに上記目標プーリ比PDを加えて最終目標
プーリ比PF −P+ +Peを算出する。この後、ス
テップ5121において、上記算出した最終目標プーリ
比PFが上記上限プーリ比PMAxrpmよりも大きい
か否かを判定し、この判定がPF>PMAxrl)II
IのYESであるときにはステップ5122で最終目標
ブーり比PFを?F−PMAxrtllにセットした後
、また判定がPF≦PMAxrpmのNOであるときに
はそのままそれぞれステップ5123に移行して、回収
・再生判定フラグFKを減速エネルギーの回収状態を示
すFに−1にセットする。次いで、ステップ5124に
おいて、上記ステップ8118または$119でセット
された初期ブーり比Prを出力プーリ比Paとしてセッ
トし、ステップS 12もでそのセットされた出力ブー
り比POをデユーティ比に変換して油圧コントロールユ
ニット12に出力した後、ステップ812Bでフライホ
イールクラッチ19をON作動させて可変速伝達手段1
8とフライホイール7とを接続し、その接続状態を示す
ためにステップ5127でフライホイールクラッチ0N
10FFフラグFFCをFFC−1にセットする。次い
で、ステップ5128において、現在のフライホイール
回転数NFを前回フライホイール回転数Npeとして格
納するとともに、ステップ812gにおいて、現在のス
ロットル開度Tv+を前回処理時のスロットル開度TV
Bとして格納する。その後、ステップ5t3oでフリー
ランニングカウンタの値を読み込んでフライホイール回
転数検出用の一定間隔毎の時間TFFを検出し、ステッ
プ5131でその時間T’FFから今回インタラブド時
間TNFを減じて最新インタラブド時間からの経過時間
ΔTF F =TF F −TNFを算出した後、ステ
ップ5132でその経過時間△TFFがフライホイール
7の所定回転数以下を判定するための時間定数Kvより
も長いか否かの判定を行う。この判定が△TF t: 
>KTのYESのとき、すなわちある期間フライホイー
ル回転信号の入力がないときにはフライホイール7は回
転しでいない状態とみてステップ5133に移り、フラ
イホイール回転数NFをNF =Oにセットした後、ま
た判定がΔTFF≦KTのNoのときにはそのままそれ
ぞれ上記バックグラウンドルーチンの割込み後のステッ
プに復帰する。
また、上記ステップS +o*の判定がFe−1のYE
Sであるとき、つまり自動車がブレーキペダルの踏操作
により減速しているときにはステップ8150〜515
3においてそれぞれ上記ステップ8111〜5114と
同じ条件判定を順次行う。そして、最後のステップS 
153での判定がNp<PMAxrl)IXNEのYE
Sであるときにはステップ5154に移って、ブレーキ
油圧PRとエンジン回転数Nεとの8値に基づき、予め
記憶されている2次元Ma9から可変速伝達手段18の
目標プーリ比Poを読み出し、次のステップSsで上記
ブレーキ油圧PRの値(減速度)に基づき、予め記憶さ
れている1次元Mapから可変速伝達手段18のブーり
比変化スピードPsを読み出し、その後、上記ステップ
5117に移行する。また、上記ステップ8111〜$
114またはステップS 150−8 +53での判定
がNOのときにはそのまま上記ステップ5128に移る
上記ステップ8104での判定がFFC=1のYESで
あるときにはステップ5t34に移ってフライホイール
回転数NFがNF≠Oであるか否か、つまりフライホイ
ール7は回転しているか否かの判定を行い、この判定が
YESであるときにはステップSosにおいてフライホ
イール回転信号系の断線判定時の使用カウンタCNを0
N−0にリセットし、次いでステップ5t3B、5L3
7でそれぞれ変速機4のギヤ位[MがM≠0(非ニュー
トラル位置)にあるか否かの判定およびエンジンクラッ
チ0N10FFフラグFEcがFEC−0か否か、つま
りエンジン1と駆動軸とが接続状咀にあるか否かの判定
を行う。これらのステップSm、5t37での判定が共
にYESであるときにはステップSt3[lに移って回
収・再生判定フラグFKがFに−0であるか否か、つま
りフライホイール7に蓄えられた減速エネルギーが再生
されているか否かの判定を行い、この判定がNoのとき
には、減速エネルギーの回収状態とみてステップSwに
移り、スロットル開度速f![T vが減速エネルギー
回収時の加速判定用スロットル開度速度定数KA c 
c +よりも小さいか否か、つまり自動車が加速以外の
状態にあるか否かを判定する。この判定がTV<KAC
clのYESのときにはステップSに0に移って前回の
フライホイール回転数NFBが現在のフライホイール回
転数NFよりも低いか否か、つまりフライホイール7自
身の回転数低下がないか否かを判定し、この判定がNF
B<NFのYESのときにはステップ5141において
、フライホイール回転数NFがエンジン回転数NEと上
記最終目標プーリ比PF (ステップS s2o参照)
との積NE XPFから上記回転数定数ΔN(ステップ
5105参照)を減じた回転数NEXPF−ΔNよりも
低いか否かを判定する。この判定がNF <NE XP
F−ΔNのYESのときにはステップS $42に移っ
て、ブレーキoN10FFフラグFBがFa−’Iか否
か、つまりブレーキペダルの踏操作により自動車がさら
に減速力を必要としているか否かを判定し、この判定が
Fa=1のYESのときにはステラ1S期でブレーキ油
圧PRに基づき、予め記憶されている1次元MaDから
エネルギー回収時のブレーキ操作によるプーリ比補正係
数Keを読み出し、次のステップSu4でこのブーり比
補正係数Keを上記最終目標ブーり比PFに乗じて新た
に最終目標プーリ比PFをセットし直し、ステップS 
$45* 51411において上記再セットされた新た
な最終目標ブーり比PFに対して上記ステップS +z
1. S 122と同じ処理を行った後、ステップ51
47に移行する。また、上記ステップS +tzでの判
定がFe −0のN。
のときにはそのままステップ5147に移行する。上記
ステップ5147では上記!&終目標ブーり比PFが出
力プーリ比Poと一致しているか否かを判定し、この判
定がPo+PFのNOのときにはステップS ueにお
いて出力プーリ比POに上記ブーり比変化スピードPs
 (ステップS+16または5155参照)を加えた値
Po+Psを新たな出力プーリ比POにセットした後、
また判定がPo=PpのYESのときにはそのままそれ
ぞれステップS ueに移る。
上記ステップ8147〜5149での処理により、可変
速伝達手段18の出力プーリ比Poを最終目標プーリ比
PFに徐々に近付けるものである。そして、上記ステッ
プS unでは上記セットされた出力プーリ比Paをデ
ユーティ比に変換して油圧コントロールユニット12に
出力し、しかる後、上記ステップ5L28に移る。
また、上記ステップ5t38.8t37での判定のいず
れか一方がNoのとき、つまり変速機4のギヤ位@Mが
M−oのニュートラル位置になるか、あるいはエンジン
クラッチ3が切り離されたときにはステップS +eo
に移り、フライホイールクラッチ19をOFF作動させ
て可変速伝達手段18と減速エネルギー回収用フライホ
イール7との接続を切り離すとともに、ステップ518
1でフライホイールクラッチ0N10FFフラグFFC
をFFC−0にクリアした後、上記ステップ81218
に移る。また、上記ステップS+xでの判定がNoでフ
ライホイール7に減速エネルギーを回収している状態に
おいて、ステップSty+〜5141での判定がNoの
ときにも上記ステップ8180に移り、減速エネルギー
の回収を終了する。
一方、上記ステップSnoの判定がTv≧KDECOの
Noのときにはステップ8156に移って、スロットル
開度速度Tvが減速エネルギー再生時の加速判定用スロ
ットル開度速度定数KA c c oよりも大きいか否
か、つまり自動車が加速状態にあるか否かを判定し、こ
の判定がNoのときには上記ステップ5128に移る。
上記ステップ8156での判定がYESのときにはステ
ップ51s7に移って、上記フライホイール回転数NF
が可変速伝達手段18の最小プーリ比PM r N−に
エンジン回転l!Nεを乗じた値PM t N XNE
よりも高いか否か、つまりフライホイール7が自動車に
加速のためのエネルギーを与えることができる状態か否
かを判定し、この判定がNoのときには上記ステップ5
128に移行する。判定がNF >PM I N XN
EのYESのときにはステップS +ssに移って、前
回フライホイール回転数NFBおよびスロットル開度速
度Tvの8値に基づき、2次元Mat)から可変速伝達
手段18の目標ブーり比Poを読み出すとともに、ステ
ップSL5gで上記スロットル開度速度Tvの値(加速
度)に基づき、1次元Mapから可変速伝達手段18の
プーリ比変化スピードPsを読み出し、その後のステッ
プ5L60でフライホイール回転数NFが可変速伝達手
段18の最大プーリ比PMAX(第1および第2可変プ
ーリ8,13の有効ピッチ径がそれぞれ最大および最小
になるときのプーリ比)にエンジン回転数NEを乗じた
回転数よりも高いか否かの判定を行う。この判定がYE
Sのときには、ステップ5161で初期プーリ比Prを
上記最大ブーり比PMAXに、判定がNoのときにはス
テップS +aで初期プーリ比P+をPr =NF/ 
N Eにそれぞれセットした後、ステップ8163にお
いて、上記初期プーリ比PIから目標ブーり比Poを減
じて最終目標ブーり比PFを算出する。
この後、ステップS +eaで上記最終目標プーリ比P
Fと最小ブーり比PM I Nとの大小を判定し、判定
がPF <PM I NのYESのときにはステップS
+ssで最終目標プーリ比PFを最小プーリ比PM!N
にセットした後、PF≧PM I Nのときにはそのま
まそれぞれステップ816111に移って回収・再生判
定フラグFKをFK−0にクリアし、しかる後上記ステ
ップ5124に移行する。
また、上記ステップ8138での判定がFK =OのY
ESであるとき、つまり減速エネルギーの再生状態であ
るとには、ステップS1[7においてスロットル開度速
度Tvが減速エネルギー再生時の減速判定用のスロット
ル開度速度定数Ko E CIよりも大きいか否か、つ
まり自動車が減速以外の状態にあるか否かの判定を行い
、この判定がYESのときにはステップS +eaにお
いてフライホイール回転数NFがエンジン回転数NEと
上記最終目標ブーり比PFとの積に上記回転数定数ΔN
を加えた回転数よりも高いか否か、つまりフライホイー
ル7は自動車にさらに加速エネルギーを与える状態か否
かを判定し、この判定がYESのときには上記ステップ
5147に移行する。一方、上記ステップS+s7.8
+saでの判定がNoのときには上記ステップS +e
oに移ってフライホイールクラッチ19を切り離す。
また、上記ステップS +osでの判定がNF <NE
XPo+ΔNのYESのときにはステップ8189に移
つて、上記焼付き判定時の使用カウンタCFをCF+1
に更新した後、ステップ5170で上記使用カウンタC
Fが焼付き判定時の時間判定用回数定数Kc+に等しい
か否かを判定する。すなわち、ステップ8189131
70ではフライホイール回転数NFとエンジン回転数N
εに出力ブーり比POを乗じた回転数とが実質的に同一
となる状態が所定時間経過したか否かを判定し、ステッ
プS 170での判定がNOのときにはフライホイール
クラッチ19が焼き付いていない状態とみて上記ステッ
プS +oeに移行する。判定がYESのときにはフラ
イホイールクラッチ19に焼付きが生じている状態とみ
てステップ5171において焼付き判定フラグFYをF
v=1にセットし、ステップ5172で焼付き判定の解
除判定時に使用するカウンタCOをGo=0にリセット
し、次いでステップ5173で可変速伝達手段1日に対
する出力ブーり比POを最小プーリ比PM I Nにセ
ットした後、ステップ5174においてワーニングラン
プ30を点灯させ、さらにステップ5175で上記出力
プーリ比POをデユーティ比に変換して油圧コントロー
ルユニット12に出力し、しかる後、上記ステップ51
28に移行する。
また、上記ステップ5t34での判定がNF =OのN
oであるときに、つまりフライホイール7が回転してい
ないときにはステップ8178に移って断線判定時使用
カウンタCNをCN +1に更新した後、ステップ51
77においてその使用カウンタCNが断線判定時の時間
判定用回数定数KC3に等しいか否かを判定する。すな
わち、上記ステップS1π。
5177ではフライホイール7が回転していない状態が
所定時間経過したか否かを判定し、ステップS1nの判
定がNoのときには回転信号系が断線していない状態と
みて上記ステップSmに移行する一方、判定がYESの
ときには回転信号系に断線が生じている状態とみてステ
ップ8178に移って断線判定フラグFoをFo−1に
セットし、ステップS 179においてワーニングラン
プ30を点灯させた後、上記ステップS+eoに移って
フライホイールクラッチ19をOFF作動させる。
また、上記ステップS 103での判定がNoのとき、
つまりフライホイール7部分の雰囲気温度TEが設定温
度以上のときにはステップS+a2においてフライホイ
ールクラッチ0N10FFフラグFFCがFpc=1か
否か、つまりフライホイールクラッチ19が接続状態に
あるか否かを判定し、この判定がYESのときには上記
ステップS+eoに移ってフライホイールクラッチ19
を切り離す一方、NOのときには上記ステップ5128
に移行する。
また、上記ステップS 102での判定がNOのとき、
つまり断線判定フラグFoがFo =1となってフライ
ホイール回転信号系の断線判定を行っているときにはス
テップ5184に移ってフライホイール回転数NFがN
F >Oか否かを判定する。この判定がYESのときに
はステップ5IBSにおいて断線判定フラグFoをFo
=Oにクリアし、ステップS商で断線判定時の使用カウ
ンタCNを0N−0にリセットし、さらにステップS 
187でワーニングランプ30にOFF信号を出力した
後、上記ステップ5128に移る。また、上記ステップ
5184での判定がNOのときには上記ステップS +
eoに移る。
さらに、上記ステップS +o+での判定がNOのとき
、つまり焼付き判定フラグFYがFY−1となってフラ
イホイールクラッチ19の焼付き判定を行っているとき
にはステップSs、S+eqにおいて上記ステップS 
+os 、 S +oaでの判定と同じ判定、すなわち
フライホイール回転数NFとエンジン回転数NEにブー
り比Paを乗じた回転数とが実質的に同一か否かの判定
を行い、ステップS +eqでの判定がYESのときに
はステップ8190において出力ブーり比POをデユー
ティ比に変換して油圧コントロールユニット12に出力
した後、上記ステップ5128に移る。上記ステップS
+ee、S+e9での判定がNoのときにはステップ5
191において焼付き判定の解除判定時に使用するカウ
ンタCoをGo+1に更新した後、ステップS I92
において上記使用カウンタCoが焼付き判定の解除判定
に使用する時間判定回数定数Kczに等しいか否かを判
定する。すなわち、ステップ5t9o、8m+ではフラ
イホイール回転数NFがエンジン回転数NEに出力プー
リ比POを乗じた回転数と実質的に同一でない状態が所
定時間経過したか否かを判定し、ステップS 192で
の判定がNOのときには上記ステップS閣に移行する一
方、YESのときにはステップS鶏において焼付き判定
時の使用カウンタCpをCF−0にリセットし、ステッ
プStI+4で焼付き判定フラグFvをFY−0にクリ
アし、さらにステップS 195でワーニングランプ3
0にOFF信号を出力した後、上記ステップ5128に
移行する。
よって、以上の制御処理動作において、ステップ514
1およびS +eoにより、自動車の減速時に減速エネ
ルギーをフライホイール7の回転エネルギーに変換して
回収中、フライホイール7の回転数NFが、変速機4の
入力軸5の回転数としてのエンジン回転数NEに、可変
速伝達手段18におけるフライホイール回転数の入力軸
回転数に対する最大変速比たる最終目標プーリ比PFを
乗じた回転数NεXPpと実質的に同一になったとき、
フライホイールクラッチ19を切るようにしたクラッチ
制御手段31が構成されている。
次に、上記実施例における作動について説明する。
イグニッションスイッチ27をON操作してエンジン1
を始動すると、上記イグニッションスイッチ27のON
操作に伴って制御装置25が作動し、この制御装置25
の作動により先ずフライホイールクラッチ19がOFF
作動して可変速伝達手段18の回転軸6と減速エネルギ
ー回収用フライホイール7とが切り離される。
この状態から自動車が加速されて定常走行状態に達し、
その走行中、アクセルペダルの戻し操作あるいはブレー
キペダルの踏操作により自動車が減速状態になると、そ
のときの変速機4のギヤ位置Mが検出され、ギヤ位IM
が前進第3速以上(M≧3)の高速段位置にあるときに
は上記可変速伝達手段18の最終目標プーリ比PFが自
動車の減速度に応じた値に設定されるとともに、フライ
ホイール回転数NFとエンジン回転数NE (変速機入
力軸5の回転数)との回転比N F / NFが算出さ
れる。そして、上記回転比N F / N Eが可変速
伝達手段18の最小ブーり比PM I N以上のときに
は可変速伝達手段18のプーリ比Poが上記回転比N 
F / NFに対応したプーリ比PI−NF / N 
[−に、回転比N F / N Eが最小ブーり比PM
INよりも低いときには可変速伝達手段18のブーり比
POが上記最小プーリ比PI−PMINにそれぞれセッ
トされた後、上記フライホイールクラッチ19がON作
動して可変速伝達手段18とフライホイール7とが接続
され、この接続により自動中の減速エネルギーがフライ
ホイール7にその回転エネルギーとして回収される。ま
た、上記フライホイールクラッチ19の接続後は可変速
伝達手段18のプーリ比Poが上記設定された最終目標
ブーり比PFに向けて徐々に補正され、このブーり比の
増大変化によってフライホイール7が加速される。
その際、変速l1l14のギヤ位@MがM≧3の高速段
位置にあるとき、すなわち自動車の走行速度も比較的高
く、変速機入力軸5が高速回転している状態でフライホ
イールクラッチ1つがON作動して可変速伝達手段18
とフライホイール7とが接続されるため、この接続によ
りフライホイール7を高速度まで回転させることができ
、フライホイール7に大きな減速エネルギーを回収する
ことができるとともに、高速段位置にあるときのエンジ
ンブレーキ効力をフライホイール7の慣性抵抗によって
高めて自動車に対する制動能力を向上させることができ
る。
また、上記変速1114の高速段ギヤ位置ではその変速
比が小さく、変速機4の入出力軸間の回転数の差が小さ
いので、上記フライホイールクラッチ19の接続時のト
ルクショックを小さく抑えて車体側に伝達されるショッ
クを低減することができる。
さらに、上記フライホイールクラッチ1つの接続前に、
予め、可変速伝達手段18のブーり比POがその時点で
のフライホイール7とエンジン1(変速機入力軸5)と
の回転比N F / N Eに対応したプーリ比P!ま
たは最小プーリ比PM I Nにセットされるため、可
変速伝達手段18の回転軸6とフライホイール7との回
転数の差が極めて小さくなり、フライホイールクラッチ
19の接続時のショックをより一層低減することができ
るとともに、クラッチ19の漬りによるエネルギーロス
を低減して自動車の減速性の悪化を防止することができ
る。
加えて、上記フライホイールクラッチ1つの接続後は可
変速伝達手段18のプーリ比POが徐々に補正され、自
動車の減速度が大きくなる程、ブーり比POが大きく増
大変化するので、フライホイール7を自動車の減速度に
応じて加速回転させることができ、よって自動車の減速
エネルギーを効率良く回収することができる。
そして、このようにして減速エネルギー回収用フライホ
イール7に減速エネルギーを回収中、その回転数NFと
エンジン回転数NHに可変速伝達手段18の最大変速比
としての上記最終目標プーリ比PFを乗じた回転数NE
 XPFとが比較され、両回転数NF、NεXPFとが
誤差ΔNを考慮して実質的に一致すると、上記フライホ
イールクラッチ19がOFF作動して可変速伝達手段1
8とフライホイール7とが切り離され、この切離しによ
りフライホイール7に減速エネルギーが保持される。
その際、上記フライホイール回転数NFとエンジン回転
数Nεに可変速伝達手段18の最終目標プーリ比PFを
乗じた回転数NEXPFとが実質的に一致するのはフラ
イホイール7に回収される減速エネルギーが最大になる
ときであり、その回収エネルギーの最大時にフライホイ
ールクラッチ19が切り離されるので、フライホイール
7に効率良く最大の減速エネルギーを回収保持すること
ができる。
この後、自動車が加速状態に移行すると、そのときのフ
ライホイール回転数NFとエンジン回転数NEに可変速
伝達手段18の最小ブーり比PMINを乗じた回転数N
巳XPM t Nとの大小が判定され、フライホイール
回転数NFが回転数NεXPMINよりも大きいときに
は上記減速時と同様に、自動車の加速度に応じて可変速
伝達手段18の最終目標プーリ比PFが設定されるとと
もに、フライホイール回転数NFとエンジン回転数NE
との回転比N F / N Eが算出され、その回転比
NF / Nεが可変速伝達手段18の最大プーリ比P
MAX以下のときには可変速伝達手段18のプーリ比P
Oが回転比NF/NEに対応したブーり比PI=NF/
NEに、回転比が最大ブーり比よりも高いときにはプー
リ比Poが最大プーリ比PMA×にそれぞれセットされ
た後、上記フライホイ・−ルクラッチ19がON作動し
て可変速伝達手段18とフライホイール7とが再接続さ
れ、この接続により、フライホイール7に蓄えられてい
た減速エネルギーが変速l114の入力軸5に伝達され
て自動車の駆動車輪を駆動するために費やされ、よって
減速エネルギーが自動車の加速エネルギーとして再生さ
れる。また、上記フライホイールクラッチ19の接続後
は、上記可変速伝達手段18のプーリ比POが上記設定
された最終目標プーリ比PFに徐々に補正され、このプ
ーリ比の減少変化によってフライホイール7の回転が増
速されながら変速機4の入力軸5に伝達される。
その際、フライホイール回転数Nr−がエンジン回転数
NE (変速機入力軸5の回転数)に可変速伝達手段1
8の最小ブーり比PM I Nを乗じた回転数NE X
PM t Nよりも高いときにフライホイールクラッチ
19が接続されるので、フライホイール7に回収した減
速エネルギーを有効に変速機入力軸5に伝達して自動車
の加速のために使用することができる。
また、上記減速時と同様に、フライホイールクラッチ1
9の接続前に、予め、可変速伝達手段18のブーり比P
Oがその時点でのフライホイール7とエンジン1との回
転比N F / N Eに対応したブーり比P!または
最大プーリ比PMAXにセットされるため、可変速伝達
手段18の回転軸6とフライホイール7との回転数の差
を極めて小さくして、フライホイールクラッチ19接続
時のショックの低減およびクラッチ19の滑りによる加
速性の悪化防止を図ることができる。
さらに、フライホイールクラッチ19の接続後、可変速
伝達手段18のプーリ比POが徐々に補正され、自動車
の加速度が大きくなる程、プーリ比Paが小さくなるの
で、変速機4の入力軸5を自動車の加速度に応じて加速
回転させて自動車の加速応答性を高めることができる。
このような減速エネルギーの再生状態において、フライ
ホイール回転数NFとエンジン回転数Nεに可変速伝達
手段18の最小変速比としての最終目標プーリ比PFを
乗じた回転数NEXPFとが実質的に一致すると、フラ
イホイールクラッチ19がOFF作動して可変速伝達手
段18とフライホイール7とが切り離される。
その際、上記フライホイール回転数NFがエンジン回転
数NEと最終目標プーリ比PFとの積に一致するのは、
フライホイール7から変速機4の入力軸5に伝達すべき
有効な減速エネルギーがなくなるときであり、その時点
でクラッチ19が切り離されるために、フライホイール
7に蓄えられた減速エネルギーの再生状態を適切に判定
でき、減速エネルギーを有効に変速機4に伝達して自動
車の加速エネルギーに使用することができる。
一方、自動車の減速時や加速時にフライホイールクラッ
チ19がON作動して可変速伝達手段18の回転軸6と
フライホイール7とが接続されている状態において、変
速機4のギヤ位置MがM−0のニュートラル位置に操作
されたときには、それに伴ってフライホイールクラッチ
19がOFF作動して回転軸6とフライホイール7との
接続が切り離される。そのため、フライホイール7に回
収された減速エネルギーがエンジン1や変速機4等を駆
動するために無駄に費やされることはなく、回収エネル
ギーを自動車の駆動のために有効に利用することができ
る。
また、フライホイール7部分の雰囲気温度Tεが設定温
度KTMAX以上に上昇したとき、あるいはフライホイ
ール回転数Nt−を検出する信号系が断線したときには
、直ちに上記フライホイールクラッチ19がOFF作動
してフライホイール7が可変速伝達手段18から切り離
される。そのため、フライホイール7のオーバーランや
湿度上昇によるバーストを確実に防止できるとともに、
自動車の加速時や定常走行時にエンジン1の出力がフラ
イホイール7の駆動のために費やされるのを防いでエン
ジン1の出力損失をなくすることができる。
また、上記フライホイールクラッチ19が焼き付いてフ
ライホイール7と回転軸6とが切離し不能な状態になっ
たときには、可変速伝達手段18のプーリ比POが最小
プーリ比PM I Nにロック固定される。そのため、
フライホイール7の最高回転数を抑制してそのオーバー
ランを防止することができる。
さらに、上記の如くフライホイール7が回転している状
態で自動車が停止し、その後、イグニッションスイッチ
27がOFF操作されてエンジン1が停止すると、上記
イグニッションスイッチ27のOFF操作に伴ってフラ
イホイールクラッチ1つがON作動し、減速エネルギー
回収用フライホイール7と可変速伝達手段18とが接続
される。
一方、上記エンジン1の停止時には、通常、クラッチペ
ダルが戻し操作されてエンジンクラッチ3が接続状態に
なり、エンジン1と変速機4の入力軸5とが連結される
。その結果、イグニッションスイッチ27のOFF操作
によりフライホイール7が可変速伝達手段18を介して
エンジン1に連結されることになり、フライホイール7
に蓄えられたエネルギーがエンジン1の駆動エネルギー
として消費されてフライホイール7の回転が制動され、
遂には停止する。よって、イブこツションスイッチ27
のOFF操作後にフライホイール7が慣性回転するのを
なくして騒音や違和感が生じるのを防止することができ
る。
尚、上記フライホイールクラッチ19は可変速伝達手段
18の回転軸6上に変えて変速機4の入力軸5上に設け
てもよい。また、駆動軸を変速機4の入力軸5に変えて
変速機4の出力軸で構成してもよく、いずれの場合でも
上記実施例と同様の作用効果を奏することができる。
また、上記実施例では、可変速伝達手段18として、2
つの可変プーリ8,13を備えたものを用いたが、ベル
ト部材17に対するガタ防止機構を設けた上で、プーリ
の一方を固定プーリとしたものを用いてもよく、さらに
はベルト伝動方式に変えてギヤ伝動方式を用いてもよく
、上記実施例同様の作用効果を奏することができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の車両の減速エネルギー回
収装置によれば、車両の減速時に車両駆動輪の回転を可
変速伝達手段により増速しながら、エネルギー回収用の
フライホイールに伝達して減速エネルギーを回収する場
合において、フライホイールの回転数が駆動軸の回転数
に可変速伝達手段の最大変速比を乗じた回転数に実質的
に一致したときに、駆動軸とフライホイールとの連結を
切り離すようにしたことにより、可変速伝達手段の増速
効果を有効に利用し、フライホイールへの回収エネルギ
ーが最大になったときにフライホイールの駆動が停止さ
れるので、車両の減速エネルギーの回収効率を顕著に向
上させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す図である。第2図ないし第
7図は本発明の実施例を示し、第2図は減速エネルギー
回収装置の全体概略構成図、第3図は制御装置の処理機
能におけるバックグラウンドルーチンを示すフローチャ
ート図、第4図は同エンジン回転数を検出するためのイ
ンタラブドルーチンを示すフローチャート図、第5図は
同減速エネルギー回収用フライホイールの回転数を検出
するためのインタラブドルーチンを示すフローチャート
図、第6図は同イグニッションスイッチOFF時のイン
クラブドルーチンを示すフローチャート図、第7図は同
一定時間の間隔毎に処理され 。 るインタラブドルーチンを示すフローチャート図である
。 1・・・エンジン、4・・・変速機、5・・・入力軸、
6・・・回転軸、7・・・フライホイール、8.13・
・・可変ブー!J、12・・・油圧コントロールユニッ
ト、18・・・可変速伝達手段、19・・・フライホイ
ールクラッチ、25・・・制御装置、27・・・イグニ
ッションスイッチ、第7 図(b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンジンの出力を車輪に伝達する駆動軸により駆
    動され、該駆動軸の回転を変速して減速エネルギー回収
    用のフライホイールに伝達する可変速伝達手段を設ける
    とともに、該可変速伝達手段とフライホイールもしくは
    駆動軸との動力伝達を断続するクラッチ手段を設け、車
    両の減速時に駆動軸の回転を増速してフライホイールに
    伝達し、フライホイールに減速エネルギーを回収する一
    方、車両の加速時にフライホイールの回転を減速して駆
    動軸に伝達し、フライホイールに回収された減速エネル
    ギーを再生するようにした車両の減速エネルギー回収装
    置において、上記減速エネルギーの回収時、駆動軸の回
    転数に可変速伝達手段におけるフライホイール回転数の
    駆動軸回転数に対する最大変速比を乗じた回転数と、フ
    ライホイールの回転数とが実質的に同一になったときに
    上記クラッチ手段を切るように制御するクラッチ制御手
    段を設けたことを特徴とする車両の減速エネルギー回収
    装置。
JP3123085A 1985-02-19 1985-02-19 車両の減速エネルギ−回収装置 Pending JPS61192962A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0517027U (ja) * 1991-08-19 1993-03-05 積水ハウス株式会社 雪の巻き垂れ防止用屋根構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0517027U (ja) * 1991-08-19 1993-03-05 積水ハウス株式会社 雪の巻き垂れ防止用屋根構造

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