JPS61192964A - 車両の減速エネルギ−回収装置 - Google Patents
車両の減速エネルギ−回収装置Info
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- JPS61192964A JPS61192964A JP3123285A JP3123285A JPS61192964A JP S61192964 A JPS61192964 A JP S61192964A JP 3123285 A JP3123285 A JP 3123285A JP 3123285 A JP3123285 A JP 3123285A JP S61192964 A JPS61192964 A JP S61192964A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flywheel
- vehicle
- deceleration
- speed
- transmission means
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、車両の減速時にその減速エネルギーをフライ
ホイールの回転エネルギーとして回収し、その回収され
たエネルギーを次の車両の加速時にその加速エネルギー
として再生するようにした減速エネルギー回収装置に関
し、特に、減速エネルギーの回収効率を高める等の対策
に関するものである。
ホイールの回転エネルギーとして回収し、その回収され
たエネルギーを次の車両の加速時にその加速エネルギー
として再生するようにした減速エネルギー回収装置に関
し、特に、減速エネルギーの回収効率を高める等の対策
に関するものである。
(従来の技術)
従来、この種の車両の減速エネルギー回収装置として、
例えば特開昭56−150648号公報に開示されるよ
うに、車輪に車両走行のための出力を伝達する駆動軸と
、該駆動軸に対し相対的に回転自在な減速エネルギー回
収用のフライホイールと1.F2駆動軸の回転をフライ
ホイールに変速して伝達する可変速伝達機構とを備え、
車両の減速時に駆動軸の回転を増速してフライホイール
に伝達する一方、加速時には上記フライホイールの回転
を減速して駆動軸に伝達するようにすることにより、車
両の減速エネルギーの回収効率およびその回収したエネ
ルギーの使用効率を高めるようにしたものは知られてい
る。
例えば特開昭56−150648号公報に開示されるよ
うに、車輪に車両走行のための出力を伝達する駆動軸と
、該駆動軸に対し相対的に回転自在な減速エネルギー回
収用のフライホイールと1.F2駆動軸の回転をフライ
ホイールに変速して伝達する可変速伝達機構とを備え、
車両の減速時に駆動軸の回転を増速してフライホイール
に伝達する一方、加速時には上記フライホイールの回転
を減速して駆動軸に伝達するようにすることにより、車
両の減速エネルギーの回収効率およびその回収したエネ
ルギーの使用効率を高めるようにしたものは知られてい
る。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、上記従来のものでは、減速エネルギーの回収
時と再生時とで可変速伝達機構の変速比を変えているも
のの、車両の加減速度の大小変化に対しては上記変速比
は一定に保たれている。それ故、車両の減速度が大きい
ときには、短時間に大きな減速エネルギーが発生してい
るにも拘らず、フライホイールの回転上昇が相対的に不
足して、フライホイールに回収される減速エネルギーが
実際に発生した減速エネルギーに対して低く、車両の減
速エネルギーの回収効率をさらに向上させる点で改良す
る余地があった。
時と再生時とで可変速伝達機構の変速比を変えているも
のの、車両の加減速度の大小変化に対しては上記変速比
は一定に保たれている。それ故、車両の減速度が大きい
ときには、短時間に大きな減速エネルギーが発生してい
るにも拘らず、フライホイールの回転上昇が相対的に不
足して、フライホイールに回収される減速エネルギーが
実際に発生した減速エネルギーに対して低く、車両の減
速エネルギーの回収効率をさらに向上させる点で改良す
る余地があった。
また、逆に、車両加速時の加速度が大きいときには、車
両の駆動系にフライホイールから大きな減速エネルギー
を供給する必要があるが、上記の如く、変速比が一定で
あると、その供給される減速エネルギーが必要間に対し
て不足し、その結果、車両の加速応答性が不十分となる
虞れがあった。
両の駆動系にフライホイールから大きな減速エネルギー
を供給する必要があるが、上記の如く、変速比が一定で
あると、その供給される減速エネルギーが必要間に対し
て不足し、その結果、車両の加速応答性が不十分となる
虞れがあった。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、上記した駆動軸の回転を変速してフ
ライホイールに伝達する可変速伝達手段における変速比
を車両の加減速度に応じて適切に変化させることにより
、フライホイールまたは駆動軸に対する回転駆動を車両
の加減速度に対応させるようにし、よって車両の減速時
における減速エネルギー回収効率のより一層の向上およ
び加速時における車両の加速応答性の向上を図ることに
ある。
的とするところは、上記した駆動軸の回転を変速してフ
ライホイールに伝達する可変速伝達手段における変速比
を車両の加減速度に応じて適切に変化させることにより
、フライホイールまたは駆動軸に対する回転駆動を車両
の加減速度に対応させるようにし、よって車両の減速時
における減速エネルギー回収効率のより一層の向上およ
び加速時における車両の加速応答性の向上を図ることに
ある。
(問題点を解決するための手段)
上記の目的を達成するために、本発明の解決手段は、第
1図に示すように、エンジン1の出力を車輪W、Wに伝
達する駆動軸5により駆動され、該駆動軸5の回転を変
速して減速エネルギー回収用のフライホイール7に伝達
する可変速伝達手段18を備え、上記可変速伝達手段1
8により、車両の減速時に駆動軸5の回転を増速してフ
ライホイール7に伝達し、フライホイール7に車両の減
速エネルギーを回収する一方、車両の加速時には上記フ
ライホイール7の回転を減速して駆動軸5に伝達し、フ
ライホーイル7に回収された減速エネルギーを再生する
ようにした車両の減速エネルギー回収装置において、車
両が加速または減速されるときの加減速度をエンジン1
のスロットル開度速度、吸気負圧、ブレーキ油圧等に基
づいて検出し、上記可変速伝達手段18におけるフライ
ホイール回転数の駆動軸回転数に対する変速比PFを、
車両の減速度が大きいときには大きくする一方、車両の
加速度が大きいときには小さくするように車両の加減速
度に応じて変化させる変速比調整手段31を設けた構成
とする。
1図に示すように、エンジン1の出力を車輪W、Wに伝
達する駆動軸5により駆動され、該駆動軸5の回転を変
速して減速エネルギー回収用のフライホイール7に伝達
する可変速伝達手段18を備え、上記可変速伝達手段1
8により、車両の減速時に駆動軸5の回転を増速してフ
ライホイール7に伝達し、フライホイール7に車両の減
速エネルギーを回収する一方、車両の加速時には上記フ
ライホイール7の回転を減速して駆動軸5に伝達し、フ
ライホーイル7に回収された減速エネルギーを再生する
ようにした車両の減速エネルギー回収装置において、車
両が加速または減速されるときの加減速度をエンジン1
のスロットル開度速度、吸気負圧、ブレーキ油圧等に基
づいて検出し、上記可変速伝達手段18におけるフライ
ホイール回転数の駆動軸回転数に対する変速比PFを、
車両の減速度が大きいときには大きくする一方、車両の
加速度が大きいときには小さくするように車両の加減速
度に応じて変化させる変速比調整手段31を設けた構成
とする。
(作用)
上記の構成により、本発明では、11両の加減速度に応
じて可変速伝達手段18における変速比PFが調整され
、車両の減速度が大きくて短時間に大きな減速エネルギ
ーが発生しているときには、上記変速比PFが増大する
ように調整されるので、駆動軸5に対するフライホイー
ル7の回転数NFを上記発生した減速エネルギーに対応
せしめて上昇させることができ、このことによって車両
の減速エネルギーを効率良く回収できることになる。
じて可変速伝達手段18における変速比PFが調整され
、車両の減速度が大きくて短時間に大きな減速エネルギ
ーが発生しているときには、上記変速比PFが増大する
ように調整されるので、駆動軸5に対するフライホイー
ル7の回転数NFを上記発生した減速エネルギーに対応
せしめて上昇させることができ、このことによって車両
の減速エネルギーを効率良く回収できることになる。
一方、車両の加速度が大きく、車両の加速のために短時
間にフライホイール7から大きな減速エネルギーを駆動
軸5に伝達すべきときには、上記変速比PFが小さく調
整されるので、フライホイール7に対する駆動軸5の回
転数NEを車両の加速度の大きさに対応するように上昇
させることができ、このことによって車両の加速応答性
を高めることができるのである。
間にフライホイール7から大きな減速エネルギーを駆動
軸5に伝達すべきときには、上記変速比PFが小さく調
整されるので、フライホイール7に対する駆動軸5の回
転数NEを車両の加速度の大きさに対応するように上昇
させることができ、このことによって車両の加速応答性
を高めることができるのである。
(実施例)
以下、本発明の実施例を第2図以下の図面に基づいて説
明する。
明する。
第2図は本発明の減速エネルギー回収装置を自動車に適
用した実施例を示し、1は車載エンジンであって、該エ
ンジン1の出力軸1aはエンジン用フライホイール2、
クラッチペダル(図示せず)の操作によって断続される
エンジンクラッヂ3を介して前進5速型式の手動変速機
4の入力軸5に連結され、該変速機4の図示しない出ノ
〕軸は自動車の駆動車輪に連結されている。よって、本
実施例では変速機4の入力軸5はエンジン1の出力を車
輪に伝達する駆動軸を構成覆る。
用した実施例を示し、1は車載エンジンであって、該エ
ンジン1の出力軸1aはエンジン用フライホイール2、
クラッチペダル(図示せず)の操作によって断続される
エンジンクラッヂ3を介して前進5速型式の手動変速機
4の入力軸5に連結され、該変速機4の図示しない出ノ
〕軸は自動車の駆動車輪に連結されている。よって、本
実施例では変速機4の入力軸5はエンジン1の出力を車
輪に伝達する駆動軸を構成覆る。
また、上記駆動軸としての変速機入力軸5の側方には該
入力軸5と平行に延びる回転自在な回転軸6が配設され
、該回転軸6には自動車の減速エネルギーを回転エネル
ギーに変換して回収するための減速エネルギー回収用フ
ライホイール7が相対回転自在に支承されている。
入力軸5と平行に延びる回転自在な回転軸6が配設され
、該回転軸6には自動車の減速エネルギーを回転エネル
ギーに変換して回収するための減速エネルギー回収用フ
ライホイール7が相対回転自在に支承されている。
上記変速機4の入力軸5上には有効ピッチ径が可変の第
1可変プーリ8が設けられている。該第1可変プーリ8
は、入力軸5に一体形成された固定フランジ部8aと、
該固定フランジ部8aとの間にベルト溝8bを形成する
ように固定7ランジ部8aに対向配置され、入力軸5に
回転一体にかつ摺動可能に支持された可動フランジ部8
cとを備え、上記可動フランジ部8Cの背面側(ベルト
溝8bと反対側)には該可変フランジ部8Cと入力軸5
に一体形成したカバ一部材9とによって油圧シリンダ1
0が密閉形成され、該油圧シリンダ10は入力軸5内を
貫通する油圧通路11を介して油圧コントロールユニツ
1〜12に連通されており、油圧シリンダ10内に供給
する油圧を油圧コントロールユニット12によって増減
制御することにより、可動フランジ部8cを固定7ラン
ジ部8aに対し接離せしめてベルト溝8bでの有効ピッ
チ径を変化させるようになされている。
1可変プーリ8が設けられている。該第1可変プーリ8
は、入力軸5に一体形成された固定フランジ部8aと、
該固定フランジ部8aとの間にベルト溝8bを形成する
ように固定7ランジ部8aに対向配置され、入力軸5に
回転一体にかつ摺動可能に支持された可動フランジ部8
cとを備え、上記可動フランジ部8Cの背面側(ベルト
溝8bと反対側)には該可変フランジ部8Cと入力軸5
に一体形成したカバ一部材9とによって油圧シリンダ1
0が密閉形成され、該油圧シリンダ10は入力軸5内を
貫通する油圧通路11を介して油圧コントロールユニツ
1〜12に連通されており、油圧シリンダ10内に供給
する油圧を油圧コントロールユニット12によって増減
制御することにより、可動フランジ部8cを固定7ラン
ジ部8aに対し接離せしめてベルト溝8bでの有効ピッ
チ径を変化させるようになされている。
一方、上記回転軸6上には上記第1可変プーリ8と対応
する位置に第1可変ブー98と同様の構造の第2可変プ
ーリ13が設けられている。すなわち、該第2可変プー
リ13は回転軸6に一体形成された固定フランジ部13
aと、該固定7ランジ部13aとの間にベルト溝13b
を形成するように固定7ランジ部13aに対向配置され
、回転軸6に回転一体にかつ摺動可能に支持された可動
フランジ部13cとを備え、上記可動7ランジ部13c
の背面側にはカバ一部材14との間に油圧シリンダ15
が形成され、該油圧シリンダ15は回転軸6に貫通形成
しノc油圧通路16を介して上記油圧コントロールユニ
ット12に連通されており、油圧コントロールユニット
12によって油圧シリンダ15への供給油圧を制御する
ことにより、可動フランジ部13Cを固定フランジ部1
3aに接離せしめてベルト溝13bでの有効ピッチ径を
変化させるようになされている。
する位置に第1可変ブー98と同様の構造の第2可変プ
ーリ13が設けられている。すなわち、該第2可変プー
リ13は回転軸6に一体形成された固定フランジ部13
aと、該固定7ランジ部13aとの間にベルト溝13b
を形成するように固定7ランジ部13aに対向配置され
、回転軸6に回転一体にかつ摺動可能に支持された可動
フランジ部13cとを備え、上記可動7ランジ部13c
の背面側にはカバ一部材14との間に油圧シリンダ15
が形成され、該油圧シリンダ15は回転軸6に貫通形成
しノc油圧通路16を介して上記油圧コントロールユニ
ット12に連通されており、油圧コントロールユニット
12によって油圧シリンダ15への供給油圧を制御する
ことにより、可動フランジ部13Cを固定フランジ部1
3aに接離せしめてベルト溝13bでの有効ピッチ径を
変化させるようになされている。
そして、上記両プーリ8,13のベルト溝8b。
13b間には金属製のベルト部材17が捲き掛けられて
おり、後述するフライホイールクラッチ19により回転
軸6と上記減速エネルギー回収用フライホイール7とを
回転一体に接続した状態において、第1および第2可変
プーリ8,13の各有効ピッチ径をそれぞれ相反する方
向に増減変化させることにより、変速機入力軸5の回転
を変速して減速エネルギー回収用のフライホイール7に
伝達するようにした可変速伝達手段18が構成されてい
る。
おり、後述するフライホイールクラッチ19により回転
軸6と上記減速エネルギー回収用フライホイール7とを
回転一体に接続した状態において、第1および第2可変
プーリ8,13の各有効ピッチ径をそれぞれ相反する方
向に増減変化させることにより、変速機入力軸5の回転
を変速して減速エネルギー回収用のフライホイール7に
伝達するようにした可変速伝達手段18が構成されてい
る。
また、上記回転輪6上には上記可変速伝達手段18とフ
ライホイール7との動力伝達を断続するクラッチ手段と
しての乾式単板型フライホイールクラッチ19が設けら
れている。該フライホイールクラッチ19は、回転軸6
に回転一体にかつ摺動可能に結合されたクラッチディス
ク20と、該クラッチディスク20のフェーシング20
aをフライホイール7との間に挾むように配置せしめて
フライホイール7と一体のクラッチカバー21に支持さ
れたプレッシャプレート22と、該プレッシャプレート
22をフライホイール7側に付勢するダイヤフラムスプ
リング23とを備え、上記ダイヤフラムスプリング23
は、図示しない電動式駆動装置の駆動力を受けて回転軸
6上を摺動するレリーズカラー24に連結されており、
駆動装置によりダイヤフラムスプリング23のプレッシ
ャプレート22に対する付勢力を制御してクラッチディ
スク20とフライホイール7とを接離させることにより
、可変速伝達手段18の回転軸6とフライホイール7と
の動力伝達を断続するように構成される。
ライホイール7との動力伝達を断続するクラッチ手段と
しての乾式単板型フライホイールクラッチ19が設けら
れている。該フライホイールクラッチ19は、回転軸6
に回転一体にかつ摺動可能に結合されたクラッチディス
ク20と、該クラッチディスク20のフェーシング20
aをフライホイール7との間に挾むように配置せしめて
フライホイール7と一体のクラッチカバー21に支持さ
れたプレッシャプレート22と、該プレッシャプレート
22をフライホイール7側に付勢するダイヤフラムスプ
リング23とを備え、上記ダイヤフラムスプリング23
は、図示しない電動式駆動装置の駆動力を受けて回転軸
6上を摺動するレリーズカラー24に連結されており、
駆動装置によりダイヤフラムスプリング23のプレッシ
ャプレート22に対する付勢力を制御してクラッチディ
スク20とフライホイール7とを接離させることにより
、可変速伝達手段18の回転軸6とフライホイール7と
の動力伝達を断続するように構成される。
さらに、25は上記可変速伝達手段18の変速比、つま
りその第1および第2町変プーリ8,13間のブーり比
を変化させるべく油圧コントロールユニット12を作動
制御するとともに、フライホイールクラッチ19を断続
を制御するためのコンビl−夕を内蔵した制御装置であ
る。該制御装置25には、上記変速機入力軸5(駆動軸
)の回転数としてのエンジン回転数NEを示すエンジン
回転数信号と、変速機4のギヤ位置M(変速位置)を示
すギヤ位置信号と、減速エネルギー回収用フライホイー
ル7の回転数NFおよびその部分の雰囲気温度TEをそ
れぞれ示すフライホイール回転数信号およびフライホイ
ール部温度信号と、エンジン1のスロットル開度Tv+
を示すスロットル開度信号と、ブレーキペダル(図示せ
ず)の踏操作による自動車の11動の有無を示すブレー
キ0N−OF F信号と、その自動車の制動時のブレー
キ油圧PRを示すブレーキ油圧信号と、上記エンジンク
ラッチ3の断続状態を示すクラッチ0N−0「F信号と
がそれぞれ入力されでいる。
りその第1および第2町変プーリ8,13間のブーり比
を変化させるべく油圧コントロールユニット12を作動
制御するとともに、フライホイールクラッチ19を断続
を制御するためのコンビl−夕を内蔵した制御装置であ
る。該制御装置25には、上記変速機入力軸5(駆動軸
)の回転数としてのエンジン回転数NEを示すエンジン
回転数信号と、変速機4のギヤ位置M(変速位置)を示
すギヤ位置信号と、減速エネルギー回収用フライホイー
ル7の回転数NFおよびその部分の雰囲気温度TEをそ
れぞれ示すフライホイール回転数信号およびフライホイ
ール部温度信号と、エンジン1のスロットル開度Tv+
を示すスロットル開度信号と、ブレーキペダル(図示せ
ず)の踏操作による自動車の11動の有無を示すブレー
キ0N−OF F信号と、その自動車の制動時のブレー
キ油圧PRを示すブレーキ油圧信号と、上記エンジンク
ラッチ3の断続状態を示すクラッチ0N−0「F信号と
がそれぞれ入力されでいる。
また、上記制御装置25の電源回路はバッテリ26に対
し、エンジン1のイグニッションスイッチ27のON操
作に伴ってON動作する第1リレー28および制御装置
25内のコンピュータ出力信号を受けてON動作する第
2リレー29を介して2系統に接続されており、イグニ
ッションスイッチ27のONまたはOFF操作の後、制
御装置25のコンピュータ出力信号を受けてその電源回
路がそれぞれONまたはOFF作動するように構成され
ている。尚、30はフライホイールクラッチ19の焼付
き時、減速エネルギー回収用フライホイール7の回転信
号系の断線時またはフライホイール7部分の温度の異常
上袢時を点灯により警報するワーニングランプである。
し、エンジン1のイグニッションスイッチ27のON操
作に伴ってON動作する第1リレー28および制御装置
25内のコンピュータ出力信号を受けてON動作する第
2リレー29を介して2系統に接続されており、イグニ
ッションスイッチ27のONまたはOFF操作の後、制
御装置25のコンピュータ出力信号を受けてその電源回
路がそれぞれONまたはOFF作動するように構成され
ている。尚、30はフライホイールクラッチ19の焼付
き時、減速エネルギー回収用フライホイール7の回転信
号系の断線時またはフライホイール7部分の温度の異常
上袢時を点灯により警報するワーニングランプである。
ここで、上記制御装置25に内蔵されているコンピュー
タの機能について第3図ないし第7図に示すフローチャ
ートに基づいて詳細に説明する。
タの機能について第3図ないし第7図に示すフローチャ
ートに基づいて詳細に説明する。
先ず、イグニッションスイッチ2・7のON操作に伴っ
て第3図に示すバックグラウンドルーチンが開始される
。該バックグラウンドルーチンでは、スタート後のステ
ップS1でシステムの初期値を設定し、次のステップS
2でフライホイールクラッチ19をOFF作動させて可
変速伝達手段18の回転軸6と減速エネルギー回収用フ
ライホイール7とを切り離した後、ステップS3で制御
装置25の電源回路をON作動させる。次いで、ステッ
プS4に移って、書き込まれているスロットル開度Tv
+を前回のスロットル開度TV2として格納し、ステッ
プS5で新たな今回のスロットル開度Tv+を入力させ
た後、ステップS6でその入力された今回スロットル開
度Tv+ と前回スロットル開度TV2とをもとにスロ
ットル開度速度Tv =Tv + −TV 2を演算し
て記憶する。次いで、ステップS7でブレーキの0N−
OFF信号を入力させて、ブレーキ0N10FFフラグ
FBをブレーキ時にはFB=1に、非ブレーキ時にはF
B =Oにそれぞれセットした後、ステップS8でエン
ジンクラッチ3の0N−OFF信号を入力させて、クラ
ッチペダルの踏操作時(エンジンクラッチ3の切離し時
)にはエンジンクラッチ0N10FFフラグFECをF
EC=1に、非踏操作時(エンジンクラッチ3の接続時
)には同フラグFE c @Fe c =Oにそれぞれ
セットする。さらに、ステップS9で変速機4のギヤ位
置信号を入力させて、ギヤ位@M’Fr後退位置のとき
にはM=−1に、ニュートラル位置のときにはM=Oに
、前進第1速位置のときにはM=1に、さらに前進第2
〜第5速のときにはそれぞれM=2〜5にセットし、次
いで、ステップS+◎で減速エネルギー回収用フライホ
イール7部分の雰囲気温度Tεを入力させ、ステップS
I+でブレーキ油圧PRを入力させた後、上記ステップ
S4に戻ってそれ以降のステップSa 、 Ss 、・
・・を繰り返す。
て第3図に示すバックグラウンドルーチンが開始される
。該バックグラウンドルーチンでは、スタート後のステ
ップS1でシステムの初期値を設定し、次のステップS
2でフライホイールクラッチ19をOFF作動させて可
変速伝達手段18の回転軸6と減速エネルギー回収用フ
ライホイール7とを切り離した後、ステップS3で制御
装置25の電源回路をON作動させる。次いで、ステッ
プS4に移って、書き込まれているスロットル開度Tv
+を前回のスロットル開度TV2として格納し、ステッ
プS5で新たな今回のスロットル開度Tv+を入力させ
た後、ステップS6でその入力された今回スロットル開
度Tv+ と前回スロットル開度TV2とをもとにスロ
ットル開度速度Tv =Tv + −TV 2を演算し
て記憶する。次いで、ステップS7でブレーキの0N−
OFF信号を入力させて、ブレーキ0N10FFフラグ
FBをブレーキ時にはFB=1に、非ブレーキ時にはF
B =Oにそれぞれセットした後、ステップS8でエン
ジンクラッチ3の0N−OFF信号を入力させて、クラ
ッチペダルの踏操作時(エンジンクラッチ3の切離し時
)にはエンジンクラッチ0N10FFフラグFECをF
EC=1に、非踏操作時(エンジンクラッチ3の接続時
)には同フラグFE c @Fe c =Oにそれぞれ
セットする。さらに、ステップS9で変速機4のギヤ位
置信号を入力させて、ギヤ位@M’Fr後退位置のとき
にはM=−1に、ニュートラル位置のときにはM=Oに
、前進第1速位置のときにはM=1に、さらに前進第2
〜第5速のときにはそれぞれM=2〜5にセットし、次
いで、ステップS+◎で減速エネルギー回収用フライホ
イール7部分の雰囲気温度Tεを入力させ、ステップS
I+でブレーキ油圧PRを入力させた後、上記ステップ
S4に戻ってそれ以降のステップSa 、 Ss 、・
・・を繰り返す。
以上の如きバックグラウンドルーチンの処理動作の実行
中、所定の信号の入力により、第4図ないし第7図に示
すインタラブドルーチンが割込み処理される。すなわち
、第4図はエンジン1の出力軸1aが所定のクランク角
に達すると開始される。エンジン回転数NEを検出する
ためのインタラブドルーチンを示すものであり、スター
ト後のステツ)プS 12でフリーランニングカウンタ
(F。
中、所定の信号の入力により、第4図ないし第7図に示
すインタラブドルーチンが割込み処理される。すなわち
、第4図はエンジン1の出力軸1aが所定のクランク角
に達すると開始される。エンジン回転数NEを検出する
ためのインタラブドルーチンを示すものであり、スター
ト後のステツ)プS 12でフリーランニングカウンタ
(F。
R,C,)の値を読み込んでエンジン回転数算出用の今
回のインタラブド時間TNεを検出し、次いでステップ
S 13でその今回インタラブド時間TNεから前回イ
ンタラブド時間TBEを減じて今回と前回との時間差Δ
TE =TN E −Ta Eを算出した後、ステップ
S14において上記時間差△TEに基づいてエンジン回
転数NEを算出する。次いで、ステップS +sに移り
、上記算出されたエンジン回転数Nεの値を予め記憶さ
れている回転数の1次元Mapと照合して、フライホイ
ール7のオーバーランを防止するために設定されたエン
ジン回転数による可変速伝達手段18の上限ブーり比P
MAxrp1mを読み出した後、ステップS +sで上
記検出された今回のインタラブド時間TNεを前回イン
タラブド時間TBEとして格納し、しかる後、上記バッ
クグラウンドルーチンの割込み後のステップに復帰する
。
回のインタラブド時間TNεを検出し、次いでステップ
S 13でその今回インタラブド時間TNεから前回イ
ンタラブド時間TBEを減じて今回と前回との時間差Δ
TE =TN E −Ta Eを算出した後、ステップ
S14において上記時間差△TEに基づいてエンジン回
転数NEを算出する。次いで、ステップS +sに移り
、上記算出されたエンジン回転数Nεの値を予め記憶さ
れている回転数の1次元Mapと照合して、フライホイ
ール7のオーバーランを防止するために設定されたエン
ジン回転数による可変速伝達手段18の上限ブーり比P
MAxrp1mを読み出した後、ステップS +sで上
記検出された今回のインタラブド時間TNεを前回イン
タラブド時間TBEとして格納し、しかる後、上記バッ
クグラウンドルーチンの割込み後のステップに復帰する
。
また、第5図は減速エネルギー回収用フライホイール7
が所定の回転角に達すると開始される。
が所定の回転角に達すると開始される。
フライホイール回転数NFを検出するためのインタラブ
ドルーチンであり、スタート後のステップS 17でフ
リーランニングカウンタの値を読み込んでフライホイー
ル回転数検出用の今回のインタラブド時間TNFを検出
し、次いでステップS +aでフライホイール回転数N
FがNF≠0であるか否か、つまりフライホイール7が
回転しているか否かを判定する。この判定がNF≠0の
YESであるときにはステップS +9に移って上記検
出した今回インタラブド時間TNFから前回インタラブ
ド時間TBFを減じて今回と前回との時間差ΔT’ F
=TNF−TBFを算出した後、ステップ820におい
てその時間差ΔTpに基づいてフライホイール回転数N
t−を痺出し、次のステップS21で上記検出された今
回のインタラブド時間TNFを前回インタラブド時間T
BFとして格納し、しかる後、バックグラウンドルーチ
ンの割込み後のステップに復帰する。一方、上記ステッ
プS +sでの判定がNF =OのNoであるときには
直ちに上記ステップ821に移った後、バックグラウン
ドルーチンに復帰する。
ドルーチンであり、スタート後のステップS 17でフ
リーランニングカウンタの値を読み込んでフライホイー
ル回転数検出用の今回のインタラブド時間TNFを検出
し、次いでステップS +aでフライホイール回転数N
FがNF≠0であるか否か、つまりフライホイール7が
回転しているか否かを判定する。この判定がNF≠0の
YESであるときにはステップS +9に移って上記検
出した今回インタラブド時間TNFから前回インタラブ
ド時間TBFを減じて今回と前回との時間差ΔT’ F
=TNF−TBFを算出した後、ステップ820におい
てその時間差ΔTpに基づいてフライホイール回転数N
t−を痺出し、次のステップS21で上記検出された今
回のインタラブド時間TNFを前回インタラブド時間T
BFとして格納し、しかる後、バックグラウンドルーチ
ンの割込み後のステップに復帰する。一方、上記ステッ
プS +sでの判定がNF =OのNoであるときには
直ちに上記ステップ821に移った後、バックグラウン
ドルーチンに復帰する。
さらに、第6図はイグニッションスイッチ27がOFF
操作されるとその信号を受けて開始されるインタラブド
ルーチンを示し、スタート後のステップS22でフライ
ホイールクラッチ19をON作動させて可変速伝達手段
18の回転軸6と減速エネルギー回収用フライホイール
7とを接続し、次のステップ823で制御装置25の電
源回路をOFF状態にした後、制御プログラムの処理を
終了する。
操作されるとその信号を受けて開始されるインタラブド
ルーチンを示し、スタート後のステップS22でフライ
ホイールクラッチ19をON作動させて可変速伝達手段
18の回転軸6と減速エネルギー回収用フライホイール
7とを接続し、次のステップ823で制御装置25の電
源回路をOFF状態にした後、制御プログラムの処理を
終了する。
また、第7図は一定時間の間隔毎に開始されるインタラ
ブドルーチンを示すものである。このインタラブドルー
チンでは、スタート後の最初のステップS +o+でフ
ライホイールクラッチ19の焼付き時を「1」とする焼
付き判定フラグFYがFY−〇か否か、つまりフライホ
イールクラッチ19の焼付きの有無を判定する。この判
定がFY −0のYESのときにはステップS 102
において、フライホイール7の回転信号系の断線時を「
1」とする断線判定フラグFoがFo=Oか否か、つま
り信号系の断線の有無を判定する。この判定がF。
ブドルーチンを示すものである。このインタラブドルー
チンでは、スタート後の最初のステップS +o+でフ
ライホイールクラッチ19の焼付き時を「1」とする焼
付き判定フラグFYがFY−〇か否か、つまりフライホ
イールクラッチ19の焼付きの有無を判定する。この判
定がFY −0のYESのときにはステップS 102
において、フライホイール7の回転信号系の断線時を「
1」とする断線判定フラグFoがFo=Oか否か、つま
り信号系の断線の有無を判定する。この判定がF。
=0のYESのとぎにはステップS 103に移って、
フライホイール7部分の雰囲気温度Tεが予め設定され
たフライホイール部温度異常判定用の温度定数KTM^
×よりも低いか否かを判定し、この判定がTE<KTM
AXのYESのときにはステップS +o<に移って、
フライホイールクラッチ19の接続時を「1」とするフ
ライホイールクラッチ0N10FFフラグFFCがFF
C=1か否が、つまりフライホイールクラッチ19が接
続しているか否かを判定する。この判定がFFC≠1の
NOのときにはステップS +osに移って、フライホ
イール回転数Nr−がエンジン回転数Nεと可変速伝達
手段18の出力ブーり比Poとの積NEXPOからブー
り比の制御精度およびエンジン1とフライホイール7と
の回転変動差の影響をなくすための回転数定数ΔNを減
じた値NεXPo−ΔNよりも大きいか否かを判定し、
判定がNt: >Nε×Po−ΔNのYESであるとき
にはステップ8106において、上記フライホイール回
転数NFが今度はNp<NEXPo+ΔNか否かを判定
する。すなわち、上記ステップS roe 、 S r
oeは、フライホイールクラッチ19の焼付きによって
フライホイール回転数NFとエンジン回転数Nεに可変
速伝達手段18のブーり比Paを乗じた回転数が実質的
に一致しているか否かを判定するものであり、焼付ぎが
発生せずにステップS roeまたはS roeの判定
がNoのときにはステップS 107に移って焼付き判
定時の使用カウンタCFをCI:=Oにリセットし、次
いでステップS roeで焼付き判定フラグFYをFY
=Oにクリアした後、ステップS +o9においてブL
/−キ0N10FF’7ラグFBがFe=11’あるか
否か、すなわち自動中がブレーキペダルの踏操作により
減速状態にあるか否かを判定する。この判定がFe =
OのNoのときにはステップS noに移って、スロッ
トル開度速度Tvが減速エネルギー回収時の減速判定用
スロットル開度速度定数KDECOよりも小さいか否か
、つまり自動車がブレーキペダルの踏操作ではなくてア
クセルペダルの戻し操作により減速状態にあるか否かを
判定する。このステップS noでの判定がTv <K
o E C0のYESであるときにはステップ5111
において変速機4のギヤ位置MがM≧3以上の高速段位
置にあるか否かを判定し、この判定がM≧3のYESの
ときにはステップ5112において、エンジン回転数N
Eがフライホイール7のオーバーランを防止するために
設定された回収判定時の最大エンジン回転数定数KNε
MAXよりも低いか否か、つまりフライホイールクラッ
チ19を接続してもフライホイール7は上限回転数を越
えないか否かを判定する。この判定がNF<KNεMA
XのYESであるときにはステップ5113において、
上記エンジン回転数Nεが所定エネルギー発生状態を判
定するために設定された回収判定時の最小エンジン回転
数定数KNEM[Nよりも高いか否か、つまり一定以上
の減速エネルギーが発生している状態にあるか否かを判
定し、この判定がNF>KNEMINのYESにあると
きにはステップ$114において、さらに、フライホイ
ール回転数NFが上記読み出された上限プーリ比PMA
xrfllにエンジン回転数Nεを乗じた回転数よりも
低いか否か。
フライホイール7部分の雰囲気温度Tεが予め設定され
たフライホイール部温度異常判定用の温度定数KTM^
×よりも低いか否かを判定し、この判定がTE<KTM
AXのYESのときにはステップS +o<に移って、
フライホイールクラッチ19の接続時を「1」とするフ
ライホイールクラッチ0N10FFフラグFFCがFF
C=1か否が、つまりフライホイールクラッチ19が接
続しているか否かを判定する。この判定がFFC≠1の
NOのときにはステップS +osに移って、フライホ
イール回転数Nr−がエンジン回転数Nεと可変速伝達
手段18の出力ブーり比Poとの積NEXPOからブー
り比の制御精度およびエンジン1とフライホイール7と
の回転変動差の影響をなくすための回転数定数ΔNを減
じた値NεXPo−ΔNよりも大きいか否かを判定し、
判定がNt: >Nε×Po−ΔNのYESであるとき
にはステップ8106において、上記フライホイール回
転数NFが今度はNp<NEXPo+ΔNか否かを判定
する。すなわち、上記ステップS roe 、 S r
oeは、フライホイールクラッチ19の焼付きによって
フライホイール回転数NFとエンジン回転数Nεに可変
速伝達手段18のブーり比Paを乗じた回転数が実質的
に一致しているか否かを判定するものであり、焼付ぎが
発生せずにステップS roeまたはS roeの判定
がNoのときにはステップS 107に移って焼付き判
定時の使用カウンタCFをCI:=Oにリセットし、次
いでステップS roeで焼付き判定フラグFYをFY
=Oにクリアした後、ステップS +o9においてブL
/−キ0N10FF’7ラグFBがFe=11’あるか
否か、すなわち自動中がブレーキペダルの踏操作により
減速状態にあるか否かを判定する。この判定がFe =
OのNoのときにはステップS noに移って、スロッ
トル開度速度Tvが減速エネルギー回収時の減速判定用
スロットル開度速度定数KDECOよりも小さいか否か
、つまり自動車がブレーキペダルの踏操作ではなくてア
クセルペダルの戻し操作により減速状態にあるか否かを
判定する。このステップS noでの判定がTv <K
o E C0のYESであるときにはステップ5111
において変速機4のギヤ位置MがM≧3以上の高速段位
置にあるか否かを判定し、この判定がM≧3のYESの
ときにはステップ5112において、エンジン回転数N
Eがフライホイール7のオーバーランを防止するために
設定された回収判定時の最大エンジン回転数定数KNε
MAXよりも低いか否か、つまりフライホイールクラッ
チ19を接続してもフライホイール7は上限回転数を越
えないか否かを判定する。この判定がNF<KNεMA
XのYESであるときにはステップ5113において、
上記エンジン回転数Nεが所定エネルギー発生状態を判
定するために設定された回収判定時の最小エンジン回転
数定数KNEM[Nよりも高いか否か、つまり一定以上
の減速エネルギーが発生している状態にあるか否かを判
定し、この判定がNF>KNEMINのYESにあると
きにはステップ$114において、さらに、フライホイ
ール回転数NFが上記読み出された上限プーリ比PMA
xrfllにエンジン回転数Nεを乗じた回転数よりも
低いか否か。
つまりフライホイールクラッチ19を接続すればフライ
ホイール7に蓄えられているエネルギーが現在の暖より
も増加するか否かを判定する。この判定がNF < P
M A X rDm XNEのYESのときにはステッ
プ5115に移って、前回処理時のフライホイール回転
数NFBと同スロットル開度Tveとの8値に基づき、
予め記憶されている2次元Mapから可変速伝達手段1
8の目標プーリ比P。
ホイール7に蓄えられているエネルギーが現在の暖より
も増加するか否かを判定する。この判定がNF < P
M A X rDm XNEのYESのときにはステッ
プ5115に移って、前回処理時のフライホイール回転
数NFBと同スロットル開度Tveとの8値に基づき、
予め記憶されている2次元Mapから可変速伝達手段1
8の目標プーリ比P。
(実際には模述の如く初期ブーり比P!からの変化幅)
を読み出し、次のステップS 116で上記スロットル
開度速a T vの値(減速度)に基づき予め記憶され
ている1次元Mat)から可変速伝達手段18のブーり
比変化スピードPsを読み出した後、ステップ5117
において、フライホイール回転数NFがエンジン回転数
NEに可変速伝達手段18の最小ブーり比PMIN(第
1および第2可変プーリ8,13の有効ピッチ径がそれ
ぞれ最小および最大になるときのプーリ比)を乗じた回
転数よりも低いか否かを判定する。この判定がYESの
ときにはステップ8118で初期プーリIt、P+を上
記最小プーリ比PM I Nに、判定がNoのときには
ステップ5119で初期ブーり比P+をP[=NF/N
Eにそれぞれセットした後、ステップS 120におい
て、上記初期ブーり比PIに上記目標ブーり比POを加
えて最終目標プーリ比PF−Ps +Peを算出する。
を読み出し、次のステップS 116で上記スロットル
開度速a T vの値(減速度)に基づき予め記憶され
ている1次元Mat)から可変速伝達手段18のブーり
比変化スピードPsを読み出した後、ステップ5117
において、フライホイール回転数NFがエンジン回転数
NEに可変速伝達手段18の最小ブーり比PMIN(第
1および第2可変プーリ8,13の有効ピッチ径がそれ
ぞれ最小および最大になるときのプーリ比)を乗じた回
転数よりも低いか否かを判定する。この判定がYESの
ときにはステップ8118で初期プーリIt、P+を上
記最小プーリ比PM I Nに、判定がNoのときには
ステップ5119で初期ブーり比P+をP[=NF/N
Eにそれぞれセットした後、ステップS 120におい
て、上記初期ブーり比PIに上記目標ブーり比POを加
えて最終目標プーリ比PF−Ps +Peを算出する。
この後、ステップ5121において、上記算出した最終
目標プーリ比PFが上記上限プーリ比PMAxrpmよ
りも大きいか否かを判定し、この判定がPF>PMAx
rpIllのYESであるときにはステップS 122
でR終目標プーリ比PFをPF=PMA×rpmにセッ
トした後、また判定がP]:≦PMAxrp■のNoで
あるときにはそのままそれぞれステップ5123に移行
して、回収・再生判定フラグFKを減速エネルギーの回
収状態を示すFK=1にセットする。次いで、ステップ
5124において、上記ステップS 1lflまたは5
119でセットされた初期プーリ比P1を出力ブーり比
Poとしてセットし、ステップ5125でそのセットさ
れた出力プーリ比Poをデユーティ比に変換して油圧コ
ントロールユニット12に出力した後、ステップS12
8でフライホイールクラッチ1つをON作動させて可変
速伝達手段18とフライホイール7とを接続し、その接
続状態を示すためにステップ8127でフライホイール
クラッチ0N10FFフラグFFCをFFC−1にセッ
トする。次いで、ステップ5128において、現在のフ
ライホイール回転数NFを前回フライホイール回転数N
FBとして格納するとともに、ステップ5129におい
て、現在のスロットル開度Tv+を前回処理時のスロッ
トル開度TVBとして格納する。その後、ステップ5t
30で7リーランニングカウンタの値を読み込んでフラ
イホイール回転数検出用の一定間隔毎の時間TFFを検
出し、ステップ5131でその時間TFFから今回イン
タラブド時間TNFを減じて最新インタラブド時間から
の経過時間ΔTF F −TF F −TNFを算出し
た後、ステップ5132でその経過時間ΔTFFがフラ
イホイール7の所定回転数以下を判定するための時間定
数KTよりも長いか否かの判定を行う。この判定がΔT
p F >KTのYESのとき、すなわちある期間フラ
イホイール回転信号の入力がないときにはフライホイー
ル7は回転していない状態とみてステップ5133に移
り、フライホイール回転数NFをNF =Oにセットし
た後、また判定が△TFF≦KTのNOのときにはその
ままそれぞれ上記バックグラウンドルーチンの割込み後
のステップに復帰する。
目標プーリ比PFが上記上限プーリ比PMAxrpmよ
りも大きいか否かを判定し、この判定がPF>PMAx
rpIllのYESであるときにはステップS 122
でR終目標プーリ比PFをPF=PMA×rpmにセッ
トした後、また判定がP]:≦PMAxrp■のNoで
あるときにはそのままそれぞれステップ5123に移行
して、回収・再生判定フラグFKを減速エネルギーの回
収状態を示すFK=1にセットする。次いで、ステップ
5124において、上記ステップS 1lflまたは5
119でセットされた初期プーリ比P1を出力ブーり比
Poとしてセットし、ステップ5125でそのセットさ
れた出力プーリ比Poをデユーティ比に変換して油圧コ
ントロールユニット12に出力した後、ステップS12
8でフライホイールクラッチ1つをON作動させて可変
速伝達手段18とフライホイール7とを接続し、その接
続状態を示すためにステップ8127でフライホイール
クラッチ0N10FFフラグFFCをFFC−1にセッ
トする。次いで、ステップ5128において、現在のフ
ライホイール回転数NFを前回フライホイール回転数N
FBとして格納するとともに、ステップ5129におい
て、現在のスロットル開度Tv+を前回処理時のスロッ
トル開度TVBとして格納する。その後、ステップ5t
30で7リーランニングカウンタの値を読み込んでフラ
イホイール回転数検出用の一定間隔毎の時間TFFを検
出し、ステップ5131でその時間TFFから今回イン
タラブド時間TNFを減じて最新インタラブド時間から
の経過時間ΔTF F −TF F −TNFを算出し
た後、ステップ5132でその経過時間ΔTFFがフラ
イホイール7の所定回転数以下を判定するための時間定
数KTよりも長いか否かの判定を行う。この判定がΔT
p F >KTのYESのとき、すなわちある期間フラ
イホイール回転信号の入力がないときにはフライホイー
ル7は回転していない状態とみてステップ5133に移
り、フライホイール回転数NFをNF =Oにセットし
た後、また判定が△TFF≦KTのNOのときにはその
ままそれぞれ上記バックグラウンドルーチンの割込み後
のステップに復帰する。
また、上記ステップ8109の判定がFB=1のYES
であるとき、つまり自動車がブレーキペダルの踏操作に
より減速しているときにはステップ8150−8153
においてそれぞれ上記ステップS m〜5114と同じ
条件判定を順次行う。そして、最後のステップ5153
での判定がNF<PMAxrtlmXNEのYESであ
るときにはステップ5154に移って、ブレーキ油圧P
Rとエンジン回転数Nεとの8値に基づき、予め記憶さ
れている2次元Mapから可変速伝達手段18の目標プ
ーリ比Poを読み出し、次のステップ5155で上記ブ
レーキ油圧PRの値(減速度)に基づき、予め記憶され
ている1次元Mapから可変速伝達手段18のプーリ比
変化スピードPsを読み出し、その後、上記ステップ5
117に移行する。また、上記ステップ8111〜$1
14またはステップ8150〜5153での判定がNO
のときにはそのまま上記ステップS 1211に移る。
であるとき、つまり自動車がブレーキペダルの踏操作に
より減速しているときにはステップ8150−8153
においてそれぞれ上記ステップS m〜5114と同じ
条件判定を順次行う。そして、最後のステップ5153
での判定がNF<PMAxrtlmXNEのYESであ
るときにはステップ5154に移って、ブレーキ油圧P
Rとエンジン回転数Nεとの8値に基づき、予め記憶さ
れている2次元Mapから可変速伝達手段18の目標プ
ーリ比Poを読み出し、次のステップ5155で上記ブ
レーキ油圧PRの値(減速度)に基づき、予め記憶され
ている1次元Mapから可変速伝達手段18のプーリ比
変化スピードPsを読み出し、その後、上記ステップ5
117に移行する。また、上記ステップ8111〜$1
14またはステップ8150〜5153での判定がNO
のときにはそのまま上記ステップS 1211に移る。
上記ステップS 104での判定がFpc=1のYES
であるときにはステップ5134に移ってフライホイー
ル回転数NFがNF≠0であるか否か、つまりフライホ
イール7は回転しているか否かの判定を行い、この判定
がYESであるときにはステップ5T3Sにおいてフラ
イホイール回転信号系の断線判定時の使用カウンタCN
を0N=Oにリセットし、次いでステップSm、5t3
7でそれぞれ変速機4のギヤ位11MがMf−O(非ニ
ュートラル位置)にあるか否かの判定・およびエンジン
クラッチ0N10FFフラグFECがFe c =Oか
否か、つまりエンジン1と駆動軸とが接続状態にあるか
否かの判定を行う。これらのステップ5t36.8oz
での判定が共にYESであるときにはステップ5t38
に゛移って回収・再生判定フラグFKがFK =Oであ
るか否か、つまりフライホイール7に蓄えられた減速エ
ネルギーが再生されているか否かの判定を行い、この判
定がNoのときには、減速エネルギーの回収状態とみて
ステップ5I39に移り、スロットル開度速度Tvが減
速エネルギー回収時の加速判定用スロットル開度速度定
数KA c c +よりも小さいか否か、つまり自動車
が加速以外の状態にあるか否かを判定する。この判定が
TV<KACclのYESのときにはステップS 14
0に移って前回のフライホイール回転数NFBが現在の
フライホイール回転数Nt−よりも低いか否か、つまり
フライホイール7自身の回転数低下がないか否かを判定
し、この判定がNFB<NFのYESのときにはステッ
プ5141において、フライホイール回転数NFがエン
ジン回転数NEと上記最終目標プーリ比PF (ステッ
プ8120参照)との積NEXPFから上記回転数定数
ΔN(ステップ3 +os参照)を減じた回転数NεX
PF−ΔNよりも低いか否かを判定する。この判定がN
FくNEXPF−ΔNのYESのときにはステップ51
42に移って、ブレーキ0N10FFフラグFBがFB
−1か否か、つまりブレーキペダルの踏操作により自動
車がさらに減速力を必要としているか否かを判定し、こ
の判定がFe=1のYESのときにはステップ5143
でブレーキ油圧PRに基づき、予め記憶されている1次
元Mapからエネルギー回収時のブレーキ操作によるブ
ーり圧補正係数に8を読み出し、次のステップ5144
でこのブーり圧補正係数Keを上記最終目標ブーり比P
Fに乗じて新たに最終目標プーリ比PFをセットし直し
、ステップSI4!、、8146において上記再セット
された新たな最終目標プーリ比PFに対して上記ステッ
プS 121 、8122と同じ処理を行った後、ステ
ップ5147に移行する。また、上記ステップS 14
2での判定がFa =OのN。
であるときにはステップ5134に移ってフライホイー
ル回転数NFがNF≠0であるか否か、つまりフライホ
イール7は回転しているか否かの判定を行い、この判定
がYESであるときにはステップ5T3Sにおいてフラ
イホイール回転信号系の断線判定時の使用カウンタCN
を0N=Oにリセットし、次いでステップSm、5t3
7でそれぞれ変速機4のギヤ位11MがMf−O(非ニ
ュートラル位置)にあるか否かの判定・およびエンジン
クラッチ0N10FFフラグFECがFe c =Oか
否か、つまりエンジン1と駆動軸とが接続状態にあるか
否かの判定を行う。これらのステップ5t36.8oz
での判定が共にYESであるときにはステップ5t38
に゛移って回収・再生判定フラグFKがFK =Oであ
るか否か、つまりフライホイール7に蓄えられた減速エ
ネルギーが再生されているか否かの判定を行い、この判
定がNoのときには、減速エネルギーの回収状態とみて
ステップ5I39に移り、スロットル開度速度Tvが減
速エネルギー回収時の加速判定用スロットル開度速度定
数KA c c +よりも小さいか否か、つまり自動車
が加速以外の状態にあるか否かを判定する。この判定が
TV<KACclのYESのときにはステップS 14
0に移って前回のフライホイール回転数NFBが現在の
フライホイール回転数Nt−よりも低いか否か、つまり
フライホイール7自身の回転数低下がないか否かを判定
し、この判定がNFB<NFのYESのときにはステッ
プ5141において、フライホイール回転数NFがエン
ジン回転数NEと上記最終目標プーリ比PF (ステッ
プ8120参照)との積NEXPFから上記回転数定数
ΔN(ステップ3 +os参照)を減じた回転数NεX
PF−ΔNよりも低いか否かを判定する。この判定がN
FくNEXPF−ΔNのYESのときにはステップ51
42に移って、ブレーキ0N10FFフラグFBがFB
−1か否か、つまりブレーキペダルの踏操作により自動
車がさらに減速力を必要としているか否かを判定し、こ
の判定がFe=1のYESのときにはステップ5143
でブレーキ油圧PRに基づき、予め記憶されている1次
元Mapからエネルギー回収時のブレーキ操作によるブ
ーり圧補正係数に8を読み出し、次のステップ5144
でこのブーり圧補正係数Keを上記最終目標ブーり比P
Fに乗じて新たに最終目標プーリ比PFをセットし直し
、ステップSI4!、、8146において上記再セット
された新たな最終目標プーリ比PFに対して上記ステッ
プS 121 、8122と同じ処理を行った後、ステ
ップ5147に移行する。また、上記ステップS 14
2での判定がFa =OのN。
のときにはそのままステップ5147に移行する。上記
ステップ5147では上記最終目標プーリ比PFが出力
ブーり比Poと一致しているか否かを判定し、この判定
がPo+PFのNOのときにはステップS 148にお
いて出力プーリ比Poに上記プーリ比変化スピードPs
(ステップ5116または5155参照)を加えた値
Po+Psを新たな出力ブーり比P。
ステップ5147では上記最終目標プーリ比PFが出力
ブーり比Poと一致しているか否かを判定し、この判定
がPo+PFのNOのときにはステップS 148にお
いて出力プーリ比Poに上記プーリ比変化スピードPs
(ステップ5116または5155参照)を加えた値
Po+Psを新たな出力ブーり比P。
にセットした模、また判定がPo=PFのYESのとき
にはそのままそれぞれステップ5149に移る。
にはそのままそれぞれステップ5149に移る。
上記ステップ8147〜5149での処理により、可変
速伝達手段18の出力プーリ比POを最終目標プーリ比
PFに徐々に近付けるものである。そして、上記ステッ
プ5149では上記セットされた出力プーリ比Poをデ
ユーティ比に変換して油圧コントロールユニット12に
出力し、しかる後、上記ステップS酒に移る。
速伝達手段18の出力プーリ比POを最終目標プーリ比
PFに徐々に近付けるものである。そして、上記ステッ
プ5149では上記セットされた出力プーリ比Poをデ
ユーティ比に変換して油圧コントロールユニット12に
出力し、しかる後、上記ステップS酒に移る。
また、上記ステップSm、S+37での判定のいずれか
一方がNoのとき、つまり変速機4のギヤ位IfMがM
=Oのニュートラル位置になるか、あるいはエンジンク
ラッチ3が切り離されたときにはステップS+eoに移
り、フライホイールクラッチ19をOFF作動させて可
変速伝達手段18と減速エネルギー回収用フライホイー
ル7との接続を切り離すとともに、ステップS l]+
でフライホイールクラッチ0N10FFフラグFpcを
FF c −0にクリアした後、上記ステップS 12
11に移る。また、上記ステップ5t38での判定がN
oでフライホイール7に減速エネルギーを回収している
状態において、ステップSm−8141での判定がNO
のときにもト記ステップS +aoに移り、減速エネル
ギーの回収を終了する。
一方がNoのとき、つまり変速機4のギヤ位IfMがM
=Oのニュートラル位置になるか、あるいはエンジンク
ラッチ3が切り離されたときにはステップS+eoに移
り、フライホイールクラッチ19をOFF作動させて可
変速伝達手段18と減速エネルギー回収用フライホイー
ル7との接続を切り離すとともに、ステップS l]+
でフライホイールクラッチ0N10FFフラグFpcを
FF c −0にクリアした後、上記ステップS 12
11に移る。また、上記ステップ5t38での判定がN
oでフライホイール7に減速エネルギーを回収している
状態において、ステップSm−8141での判定がNO
のときにもト記ステップS +aoに移り、減速エネル
ギーの回収を終了する。
一方、上記ステップS ++oの判定がTv≧KDEC
OのNOのときにはステップ8156に移って、スロッ
トル開度速度Tvが減速エネルギー再生時の加速判定用
スロットル開度速度定数KA c c oよりも大きい
か否か、つまり自動車が加速状態にあるか否かを判定し
、この判定がNoのときには上記ステップ5128に移
る。上記ステップ8156での判定がYESのときには
ステップ5157に移って、上記フライホイール回転数
Nt−が可変速伝達手段18の最小ブーり比PMINに
エンジン回転数Nεを乗じた値PM I N XNEよ
りも高いか否か、つまりフライホイール7が自動車に加
速のためのエネルギーを与えることができる状態か否か
を判定し、この判定がNoのときには上記ステップ81
28kl−移行t ル。判定がNF >PM I N
XNE (7)YESのときにはステップS +seに
移って、前回フライホイール回転数NFBおよびスロッ
トル開度速度Tvの8値に基づき、2次元Mat)から
可変速伝達手段18の目標ブーり比Poを読み出すとと
もに、ステップ5159で上記スロットル開度速度Tv
の値(加速度)に基づき、1次元Mapから可変速伝達
手段18のプーリ比変化スピードPsを読み出し、その
後のステップS+eoでフライホイール回転数NFが可
変速伝達手段18の最大プーリ比PMAX(第1および
第2可変プーリ8,13の有効ピッチ径がそれぞれ最大
および最小になるときのプーリ比)にエンジン回転数N
Eを乗じた回転数よりも高いか否かの判定を行う。この
判定がYESのときには、ステップ5161で初期プー
リ比P!を上記最大プーリ比PMAXに、判定がNoの
ときにはステップS 162で初期ブーり比PtをP+
−NF/Nεにそれぞれセットした後、ステップS
+saにおいて、上記初期プーリ比P+から目標ブーり
比Poを減じて最終目標プーリ比PFを算出する。
OのNOのときにはステップ8156に移って、スロッ
トル開度速度Tvが減速エネルギー再生時の加速判定用
スロットル開度速度定数KA c c oよりも大きい
か否か、つまり自動車が加速状態にあるか否かを判定し
、この判定がNoのときには上記ステップ5128に移
る。上記ステップ8156での判定がYESのときには
ステップ5157に移って、上記フライホイール回転数
Nt−が可変速伝達手段18の最小ブーり比PMINに
エンジン回転数Nεを乗じた値PM I N XNEよ
りも高いか否か、つまりフライホイール7が自動車に加
速のためのエネルギーを与えることができる状態か否か
を判定し、この判定がNoのときには上記ステップ81
28kl−移行t ル。判定がNF >PM I N
XNE (7)YESのときにはステップS +seに
移って、前回フライホイール回転数NFBおよびスロッ
トル開度速度Tvの8値に基づき、2次元Mat)から
可変速伝達手段18の目標ブーり比Poを読み出すとと
もに、ステップ5159で上記スロットル開度速度Tv
の値(加速度)に基づき、1次元Mapから可変速伝達
手段18のプーリ比変化スピードPsを読み出し、その
後のステップS+eoでフライホイール回転数NFが可
変速伝達手段18の最大プーリ比PMAX(第1および
第2可変プーリ8,13の有効ピッチ径がそれぞれ最大
および最小になるときのプーリ比)にエンジン回転数N
Eを乗じた回転数よりも高いか否かの判定を行う。この
判定がYESのときには、ステップ5161で初期プー
リ比P!を上記最大プーリ比PMAXに、判定がNoの
ときにはステップS 162で初期ブーり比PtをP+
−NF/Nεにそれぞれセットした後、ステップS
+saにおいて、上記初期プーリ比P+から目標ブーり
比Poを減じて最終目標プーリ比PFを算出する。
この後、ステップS+84で上記最終目標ブーり比PF
と最小プーリ比PM I Nとの大小を判定し、判定が
P+=<PMtNのYESのときにはステップS憫で最
終目標プーリ比PFを最小ブーり比PMINにセットし
た後、PF≧PM I Nのときにはそのままそれぞれ
ステップ816に移って回収・再生判定フラグFKをF
K =Oにクリアし、しかる後上記ステップ5124に
移行する。
と最小プーリ比PM I Nとの大小を判定し、判定が
P+=<PMtNのYESのときにはステップS憫で最
終目標プーリ比PFを最小ブーり比PMINにセットし
た後、PF≧PM I Nのときにはそのままそれぞれ
ステップ816に移って回収・再生判定フラグFKをF
K =Oにクリアし、しかる後上記ステップ5124に
移行する。
また、上記ステップSmでの判定がFK =OのYES
であるとき、つまり減速エネルギーの再生状態であると
には、ステップ5167においてスロットル開度速度T
vが減速エネルギー再生時の減速判定用のスロットル開
度速度定数KDEC+よりも大きいか否か、つまり自動
車が減速以外の状態にあるか否かの判定を行い、この判
定がYESのときにはステップS +esにおいてフラ
イホイール回転数NFがエンジン回転数NEと上記最終
目標ブーり比PFとの積に上記回転数定数ΔNを加えた
回転数よりも高いか否か、つまりフライホイール7は自
動車にさらに加速エネルギーを与える状態か否かを判定
し、この判定がYESのときには上記ステップ5147
に移行する。一方、上記ステップ3167.8168で
の判定がNoのときには上記ステップS +aoに移っ
て“フライホイールクラッチ19を切り離す。
であるとき、つまり減速エネルギーの再生状態であると
には、ステップ5167においてスロットル開度速度T
vが減速エネルギー再生時の減速判定用のスロットル開
度速度定数KDEC+よりも大きいか否か、つまり自動
車が減速以外の状態にあるか否かの判定を行い、この判
定がYESのときにはステップS +esにおいてフラ
イホイール回転数NFがエンジン回転数NEと上記最終
目標ブーり比PFとの積に上記回転数定数ΔNを加えた
回転数よりも高いか否か、つまりフライホイール7は自
動車にさらに加速エネルギーを与える状態か否かを判定
し、この判定がYESのときには上記ステップ5147
に移行する。一方、上記ステップ3167.8168で
の判定がNoのときには上記ステップS +aoに移っ
て“フライホイールクラッチ19を切り離す。
また、上記ステップS IOI+での判定がNF <N
EXPo+ΔNのYESのときにはステップ8169に
移って、上記焼付き判定時の使用カウンタCFをCF
+ 1に更新した後、ステップ8170で上記使用カウ
ンタCFが焼付き判定時の時間判定用回数定数Kc+に
等しいか否かを判定する。tなわち、ステップ5169
.8170ではフライホイール回転数NFとエンジン回
転数NEに出力ブーり比POを乗じた回転数とが実質的
に同一となる状態が所定時間経過したか否かを判定し、
ステップ5170での判定がNoのときにはフライホイ
ールクラッチ19が焼き付いていない状態とみて上記ス
テップS toeに移行する。判定がYESのときには
フライホイールクラッチ19に焼付きが生じている状態
とみてステップ5171において焼付き判定フラグFY
をFy=1にセットし、ステップ5172で焼付き判定
の解除判定時に使用するカウンタCoをCo=0にリセ
ットし、次いでステップ8173で可変速伝達手段18
に対する出力ブーり比Poを最小プーリ比PM s N
にセットした後、ステップ5174においてワーニング
ランプ30を点灯させ、さらにステップS 175で上
記出力プーリ比Poをデユーティ比に変換して油圧コン
トロールユニット12に出力し、しかる後、上記ステッ
プS tnに移行する。
EXPo+ΔNのYESのときにはステップ8169に
移って、上記焼付き判定時の使用カウンタCFをCF
+ 1に更新した後、ステップ8170で上記使用カウ
ンタCFが焼付き判定時の時間判定用回数定数Kc+に
等しいか否かを判定する。tなわち、ステップ5169
.8170ではフライホイール回転数NFとエンジン回
転数NEに出力ブーり比POを乗じた回転数とが実質的
に同一となる状態が所定時間経過したか否かを判定し、
ステップ5170での判定がNoのときにはフライホイ
ールクラッチ19が焼き付いていない状態とみて上記ス
テップS toeに移行する。判定がYESのときには
フライホイールクラッチ19に焼付きが生じている状態
とみてステップ5171において焼付き判定フラグFY
をFy=1にセットし、ステップ5172で焼付き判定
の解除判定時に使用するカウンタCoをCo=0にリセ
ットし、次いでステップ8173で可変速伝達手段18
に対する出力ブーり比Poを最小プーリ比PM s N
にセットした後、ステップ5174においてワーニング
ランプ30を点灯させ、さらにステップS 175で上
記出力プーリ比Poをデユーティ比に変換して油圧コン
トロールユニット12に出力し、しかる後、上記ステッ
プS tnに移行する。
また、上記ステップ5T34での判定がNF −0のN
oであるときに、つまりフライホイール7が回転してい
ないときにはステップS 1711に移って断線判定時
使用カウンタCNをCN+1に更新した後、ステップS
177においてその使用カウンタCNが断線判定時の
時間判定用回数定数KC3に等しいか否かを判定する。
oであるときに、つまりフライホイール7が回転してい
ないときにはステップS 1711に移って断線判定時
使用カウンタCNをCN+1に更新した後、ステップS
177においてその使用カウンタCNが断線判定時の
時間判定用回数定数KC3に等しいか否かを判定する。
すなわち、上記ステップS 178 。
S1ηではフライホイール7が回転していない状態が所
定時間経過したか否かを判定し、ステップS1nの判定
がNOのときには回転信号系が断線していない状態とみ
て上記ステップS+zに移行する一方、判定がYESの
ときには回転信号系に断線が生じている状態とみてステ
ップS 1711に移って断線判定フラグFoをFo−
1にセットし、ステップ5I79においてワーニングラ
ンプ30を点灯させた後、上記ステップS 180に移
ってフライホイールクラッチ19をOFF作動させる。
定時間経過したか否かを判定し、ステップS1nの判定
がNOのときには回転信号系が断線していない状態とみ
て上記ステップS+zに移行する一方、判定がYESの
ときには回転信号系に断線が生じている状態とみてステ
ップS 1711に移って断線判定フラグFoをFo−
1にセットし、ステップ5I79においてワーニングラ
ンプ30を点灯させた後、上記ステップS 180に移
ってフライホイールクラッチ19をOFF作動させる。
また、上記ステップS 103での判定がNoのとき、
つまりフライホイール7部分の雰囲気温B T Eが設
定@度以上のときにはステップ8182においてフライ
ホイールクラッチ0N10FFフラグFr−cがFFC
=1か否か、つまりフライホイールクラッチ19が接続
状態にあるか否かを判定し、この判定がYESのときに
は上記ステップS+eoに移ってフライホイールクラッ
チ19を切り離す一方、NOのときには上記ステップS
128に移行する。
つまりフライホイール7部分の雰囲気温B T Eが設
定@度以上のときにはステップ8182においてフライ
ホイールクラッチ0N10FFフラグFr−cがFFC
=1か否か、つまりフライホイールクラッチ19が接続
状態にあるか否かを判定し、この判定がYESのときに
は上記ステップS+eoに移ってフライホイールクラッ
チ19を切り離す一方、NOのときには上記ステップS
128に移行する。
また、上記ステップ81o2での判定がNOのとき、つ
まり断線判定フラグFoがFo=1となってフライホイ
ール回転信号系の断線判定を行っているときにはステッ
プ5L84に移ってフライホイール回転数Nt−がNt
: >Qか否かを判定する。この判定がYESのときに
はステップ518sにおいて断線判定フラグFoをFD
=Oにクリアし、ステップS商で断線判定時の使用カ
ウンタCNをCN−0にリセットし、さらにステップ5
187でワーニングランプ30にOFF信号を出力した
後、上記ステップ$128に移る。また、上記ステップ
8184での判定がNoのとぎには上記ステップS +
eoに移る。
まり断線判定フラグFoがFo=1となってフライホイ
ール回転信号系の断線判定を行っているときにはステッ
プ5L84に移ってフライホイール回転数Nt−がNt
: >Qか否かを判定する。この判定がYESのときに
はステップ518sにおいて断線判定フラグFoをFD
=Oにクリアし、ステップS商で断線判定時の使用カ
ウンタCNをCN−0にリセットし、さらにステップ5
187でワーニングランプ30にOFF信号を出力した
後、上記ステップ$128に移る。また、上記ステップ
8184での判定がNoのとぎには上記ステップS +
eoに移る。
さらに、上記ステップS +o+での判定がNoのとき
、つまり焼付き判定フラグFvがFv=1となってフラ
イホイールクラッチ19の焼付き判定を行っているとき
にはステップS+se、S+e9において上記ステップ
S +os 、 S +osでの判定と同じ判定、すな
わちフライホイール回転数NFとエンジン回転数NEに
ブーり比Poを乗じた回転数とが実質的に同一か否かの
判定を行い、ステップ8189での判定がYESのとき
にはステップ519oにおいて出力ブーり比Poをデユ
ーティ比に変換して油圧コントロールユニット12に出
力した後、上記ステップ5128に移る。上記ステップ
S+es+8+89での判定がNoのときにはステップ
81111において焼付き判定の解除判定時に使用する
カウンタCOをGo+1に更新した後、ステップ$19
2において上記使用カウンタCoが焼付き判定の解除判
定に使用する時間判定回数定数KC2に等しいか否かを
判定する。すなわち、ステップ5I90.8I91では
フライホイール回転数NFがエンジン回転数NEに出力
プーリ比Poを乗じた回転数と実質的に同一でない状態
が所定時間経過したか否かを判定し、ステップ5192
での判定がNoのときには上記ステップ5190に移行
する一方、YESのときにはステップS喝において焼付
き判定時の使用カウンタCFをCF=0にリセットし、
ステップS!]4で焼付き判定フラグFYをFY =O
にクリアし、さらにステップS 195でワーニングラ
ンプ30にOFF信号を出力した後、上記ステップS
1211に移行する。
、つまり焼付き判定フラグFvがFv=1となってフラ
イホイールクラッチ19の焼付き判定を行っているとき
にはステップS+se、S+e9において上記ステップ
S +os 、 S +osでの判定と同じ判定、すな
わちフライホイール回転数NFとエンジン回転数NEに
ブーり比Poを乗じた回転数とが実質的に同一か否かの
判定を行い、ステップ8189での判定がYESのとき
にはステップ519oにおいて出力ブーり比Poをデユ
ーティ比に変換して油圧コントロールユニット12に出
力した後、上記ステップ5128に移る。上記ステップ
S+es+8+89での判定がNoのときにはステップ
81111において焼付き判定の解除判定時に使用する
カウンタCOをGo+1に更新した後、ステップ$19
2において上記使用カウンタCoが焼付き判定の解除判
定に使用する時間判定回数定数KC2に等しいか否かを
判定する。すなわち、ステップ5I90.8I91では
フライホイール回転数NFがエンジン回転数NEに出力
プーリ比Poを乗じた回転数と実質的に同一でない状態
が所定時間経過したか否かを判定し、ステップ5192
での判定がNoのときには上記ステップ5190に移行
する一方、YESのときにはステップS喝において焼付
き判定時の使用カウンタCFをCF=0にリセットし、
ステップS!]4で焼付き判定フラグFYをFY =O
にクリアし、さらにステップS 195でワーニングラ
ンプ30にOFF信号を出力した後、上記ステップS
1211に移行する。
よって、以上の制御処理動作において、ステップSt+
ss Sn2.815418tss、 8120.81
43.8144゜8147 、 S us 、 S +
se 、 S 159およびS 163により・車両の
加減速時、可変速伝達手段18におけるフライホイール
回転数の入力軸回転数に対するブーり比PFおよびその
プーリ比Ppに到達するまでのブーり比変化スピードP
sを車両の加減速度に応じて変化させ、車両の減速度が
大きいときには可変速伝達手段18のプーリ比PFを大
き(し、かつブーり比変化スピードPsを速くする一方
、車両の加速度が大きいときには可変速伝達手段18の
ブーり比PFを小さくし、かつプーリ比変化スピードP
sを速くするようにしたプーリ比調整手段31が構成さ
れている。
ss Sn2.815418tss、 8120.81
43.8144゜8147 、 S us 、 S +
se 、 S 159およびS 163により・車両の
加減速時、可変速伝達手段18におけるフライホイール
回転数の入力軸回転数に対するブーり比PFおよびその
プーリ比Ppに到達するまでのブーり比変化スピードP
sを車両の加減速度に応じて変化させ、車両の減速度が
大きいときには可変速伝達手段18のプーリ比PFを大
き(し、かつブーり比変化スピードPsを速くする一方
、車両の加速度が大きいときには可変速伝達手段18の
ブーり比PFを小さくし、かつプーリ比変化スピードP
sを速くするようにしたプーリ比調整手段31が構成さ
れている。
次に、上記実施例における作動について説明する。
イグニッションスイッチ27をON操作してエンジン1
を始動すると、上記イグニッションスイッチ27のON
操作に伴って制御装置25が作動し、この制御装置25
の作動により先ずフライホイールクラッチ19がOFF
作動して可変速伝達手段18の回転軸6と減速エネルギ
ー回収用フライホイール7とが切り離される。
を始動すると、上記イグニッションスイッチ27のON
操作に伴って制御装置25が作動し、この制御装置25
の作動により先ずフライホイールクラッチ19がOFF
作動して可変速伝達手段18の回転軸6と減速エネルギ
ー回収用フライホイール7とが切り離される。
この状態から自動車が加速されて定常走行状態に達し、
その走行中、アクセルペダルの戻し操作あるいはブレー
キペダルの踏操作により自動車が減速状態になると、そ
のときの変速llI4のギヤ位置Mが検出され、ギヤ位
置Mが前進第3速以上(M≧3)の高速段位置にあると
きには上記可変速伝達手段18の最終目標ブーり比PF
が自動車の減速度に応じた値に設定されるとともに、フ
ライホイール回転数NFとエンジン回転数NE (変速
機入力軸5の回転数)との回転比N F / N Eが
算出される。そして、上記回転比N F / N Eが
可変速伝達手段18の最小ブーり比PM I N以上の
ときには可変速伝達手段18のプーリ比Poが上記回転
比NF/N巳に対応したブーり比P[=NF / N
Eに、回転比N F / N Eが最小プーリ比PMI
Nよりも低いときには可変速伝達手段18のプーリ比P
oが上記最小プーリ比PI=PMINにそれぞれセット
された後、上記フライホイールクラッチ19がON作動
して可変速伝達手段18とフライホイール7とが接続さ
れ、この接続により自動車の減速エネルギーがフライホ
イール7にその回転エネルギーとして回収される。また
、上記フライホイールクラッチ19の接続後は可変速伝
達手段18のプーリ比Poが上記設定された最終目標ブ
ーり比PFに向けてプーリ比変化スビードPsで徐々に
補正され、このプーリ比の増大変化によってフライホイ
ール7が加速される。
その走行中、アクセルペダルの戻し操作あるいはブレー
キペダルの踏操作により自動車が減速状態になると、そ
のときの変速llI4のギヤ位置Mが検出され、ギヤ位
置Mが前進第3速以上(M≧3)の高速段位置にあると
きには上記可変速伝達手段18の最終目標ブーり比PF
が自動車の減速度に応じた値に設定されるとともに、フ
ライホイール回転数NFとエンジン回転数NE (変速
機入力軸5の回転数)との回転比N F / N Eが
算出される。そして、上記回転比N F / N Eが
可変速伝達手段18の最小ブーり比PM I N以上の
ときには可変速伝達手段18のプーリ比Poが上記回転
比NF/N巳に対応したブーり比P[=NF / N
Eに、回転比N F / N Eが最小プーリ比PMI
Nよりも低いときには可変速伝達手段18のプーリ比P
oが上記最小プーリ比PI=PMINにそれぞれセット
された後、上記フライホイールクラッチ19がON作動
して可変速伝達手段18とフライホイール7とが接続さ
れ、この接続により自動車の減速エネルギーがフライホ
イール7にその回転エネルギーとして回収される。また
、上記フライホイールクラッチ19の接続後は可変速伝
達手段18のプーリ比Poが上記設定された最終目標ブ
ーり比PFに向けてプーリ比変化スビードPsで徐々に
補正され、このプーリ比の増大変化によってフライホイ
ール7が加速される。
その際、変速114のギヤ位置MがM≧3の高速段位置
にあるとき、すなわち自動車の走行速度も比較的高く、
変速機入力軸5が高速回転している状態でフライホイー
ルクラッチ1つがON作動して可変速伝達手段18とフ
ライホイール7とが接続されるため、この接続によりフ
ライホイール7を高速度まで回転させることができ、フ
ライホイール7に大きな減速エネルギーを回収すること
ができるとともに、高速段位置にあるときのエンジンブ
レーキ効力をフライホイール7の慣性抵抗によって高め
て自動車に対する制動能力を向上させることができる。
にあるとき、すなわち自動車の走行速度も比較的高く、
変速機入力軸5が高速回転している状態でフライホイー
ルクラッチ1つがON作動して可変速伝達手段18とフ
ライホイール7とが接続されるため、この接続によりフ
ライホイール7を高速度まで回転させることができ、フ
ライホイール7に大きな減速エネルギーを回収すること
ができるとともに、高速段位置にあるときのエンジンブ
レーキ効力をフライホイール7の慣性抵抗によって高め
て自動車に対する制動能力を向上させることができる。
また、上記変速機4の高速段ギヤ位置ではその変速比が
小さく、変速機4の入出力軸間の回転数の差が小さいの
で、上記フライホイールクラッチ19の接続時のトルク
ショックを小さく抑えて車体側に伝達されるショックを
低減することができる。
小さく、変速機4の入出力軸間の回転数の差が小さいの
で、上記フライホイールクラッチ19の接続時のトルク
ショックを小さく抑えて車体側に伝達されるショックを
低減することができる。
さらに、上記フライホイールクラッチ1つの接続前に、
予め、可変速伝達手段18のプーリ比POがその時点で
のフライホイール7とエンジン1〈変速機入力軸5)と
の回転比NF/NEに対応したブーり比P+または最小
ブーり比PM r NにセラI〜されるため、可変速伝
達手段18の回転軸6とフライホイール7との回転数の
差が極めて小さくなり、フライホイールクラッチ19の
接続時のショックをより一層低減することができるとと
もに、クラッチ19の滑りによるエネルギーロスを低減
して自動車の減速性の悪化を防止することができる。
予め、可変速伝達手段18のプーリ比POがその時点で
のフライホイール7とエンジン1〈変速機入力軸5)と
の回転比NF/NEに対応したブーり比P+または最小
ブーり比PM r NにセラI〜されるため、可変速伝
達手段18の回転軸6とフライホイール7との回転数の
差が極めて小さくなり、フライホイールクラッチ19の
接続時のショックをより一層低減することができるとと
もに、クラッチ19の滑りによるエネルギーロスを低減
して自動車の減速性の悪化を防止することができる。
加えて、上記フライホイールクラッチ19の接続後は可
変速伝達手段18のブーり比Poがプーリ比変化スピー
ドPsでもって徐々に最終目標プーリ比PFに補正され
、自動車の減速度が大きくなる程、ブーり比Poが大き
く増大変化するとともにブーり比変化スピードPsも速
くなるので、フライホイール7を自動車の減速度に応じ
て加速回転させることができ、よって実際に発生した自
動車の減速エネルギーを効率良く回収することができる
。
変速伝達手段18のブーり比Poがプーリ比変化スピー
ドPsでもって徐々に最終目標プーリ比PFに補正され
、自動車の減速度が大きくなる程、ブーり比Poが大き
く増大変化するとともにブーり比変化スピードPsも速
くなるので、フライホイール7を自動車の減速度に応じ
て加速回転させることができ、よって実際に発生した自
動車の減速エネルギーを効率良く回収することができる
。
そして、このようにして減速エネルギー回収用フライホ
イール7に減速エネルギーを回収中、その回転数Nr−
とエンジン回転数NEに可変速伝達手段18の最大変速
比としての上記最終目標プーリ比PFを乗じた回転数N
EXPFとが比較され、両回転数NF、NεXPFとが
誤差ΔNを考慮して実質的に一致゛丈ると、上記フライ
ホイールクラッチ1つがOFF作動して可変速伝達手段
18とフライホイール7とが切り離され、この切離しに
よりフライホイール7に減速エネルギーが保持される。
イール7に減速エネルギーを回収中、その回転数Nr−
とエンジン回転数NEに可変速伝達手段18の最大変速
比としての上記最終目標プーリ比PFを乗じた回転数N
EXPFとが比較され、両回転数NF、NεXPFとが
誤差ΔNを考慮して実質的に一致゛丈ると、上記フライ
ホイールクラッチ1つがOFF作動して可変速伝達手段
18とフライホイール7とが切り離され、この切離しに
よりフライホイール7に減速エネルギーが保持される。
その際、上記フライホイール回転数NFとエンジン回転
数N巳に可変速伝達手段18の最終目標プーリ比PFを
乗じた回転数NEXPFとが実質的に一致するのはフラ
イホイール7に回収される減速エネルギーが最大になる
ときであり、その回収エネルギーの最大時にフライホイ
ールクラッチ19が切り離されるので、フライホイール
7に効率良く最大の減速エネルギーを回収保持すること
ができる。
数N巳に可変速伝達手段18の最終目標プーリ比PFを
乗じた回転数NEXPFとが実質的に一致するのはフラ
イホイール7に回収される減速エネルギーが最大になる
ときであり、その回収エネルギーの最大時にフライホイ
ールクラッチ19が切り離されるので、フライホイール
7に効率良く最大の減速エネルギーを回収保持すること
ができる。
この後、自動中が加速状態に移行すると、そのときのフ
ライホイール回転数NFとエンジン回転数NEに可変速
伝達手段18の最小プーリ比PMINを乗じた回転数N
E XPM I Nとの大小が判定され、フライホイー
ル回転数NFが回転数NEXPMINよりも大きいとき
には上記減速時と同様に、自動車の加速度に応じて可変
速伝達手段18の最終目標ブーり比Ppが設定されると
ともに、フライホイール回転数NFとエンジン回転数N
Eとの回転比N F / Nεが締出され、その回転比
NF / N Eが可変速伝達手段18の最大プーリ比
[〕MAX以下のときには可変速伝達手段18のプーリ
比Paが回転比NF /NEに対応したプーリ比Pl=
NF/Nεに、回転比が最大プーリ比よりも高いときに
はプーリ比Paが最大ブーり比PMA×にそれぞれセッ
トされた後、上記フライホイールクラッチ19がON作
動して可変速伝達手段18とフライホイール7とが再接
続され、この接続により、フライホイール7に蓄えられ
ていた減速エネルギーが変速機4の入力軸5に伝達され
て自動車の駆llI車輪を駆動するために費やされ、よ
って減速エネルギーが自動車の加速エネルギーとして再
生される。また、上記フライホイールクラッチ19の接
続後は、上記可変速伝達手段18のブーり比Poが上記
設定された最終目標ブーり比PFにブーり比変化スピー
ドPsでもって徐々に補正され、このプーリ比の減少変
化によってフライホイール7の回転が増速されながら変
速11I4の入力軸5に伝達される。
ライホイール回転数NFとエンジン回転数NEに可変速
伝達手段18の最小プーリ比PMINを乗じた回転数N
E XPM I Nとの大小が判定され、フライホイー
ル回転数NFが回転数NEXPMINよりも大きいとき
には上記減速時と同様に、自動車の加速度に応じて可変
速伝達手段18の最終目標ブーり比Ppが設定されると
ともに、フライホイール回転数NFとエンジン回転数N
Eとの回転比N F / Nεが締出され、その回転比
NF / N Eが可変速伝達手段18の最大プーリ比
[〕MAX以下のときには可変速伝達手段18のプーリ
比Paが回転比NF /NEに対応したプーリ比Pl=
NF/Nεに、回転比が最大プーリ比よりも高いときに
はプーリ比Paが最大ブーり比PMA×にそれぞれセッ
トされた後、上記フライホイールクラッチ19がON作
動して可変速伝達手段18とフライホイール7とが再接
続され、この接続により、フライホイール7に蓄えられ
ていた減速エネルギーが変速機4の入力軸5に伝達され
て自動車の駆llI車輪を駆動するために費やされ、よ
って減速エネルギーが自動車の加速エネルギーとして再
生される。また、上記フライホイールクラッチ19の接
続後は、上記可変速伝達手段18のブーり比Poが上記
設定された最終目標ブーり比PFにブーり比変化スピー
ドPsでもって徐々に補正され、このプーリ比の減少変
化によってフライホイール7の回転が増速されながら変
速11I4の入力軸5に伝達される。
その際、フライホイール回転数NFがエンジン回転数N
E (変速機入力軸5の回転数)に可変速伝達手段18
の最小ブーり比PM I Nを乗じた回転数NEXPM
INよりも高いときにフライホイールクラッチ19が接
続されるので、フライホイール7に回収した減速エネル
ギーを有効に変速機入力軸5に伝達して自動中の加速の
ために使用することができる。
E (変速機入力軸5の回転数)に可変速伝達手段18
の最小ブーり比PM I Nを乗じた回転数NEXPM
INよりも高いときにフライホイールクラッチ19が接
続されるので、フライホイール7に回収した減速エネル
ギーを有効に変速機入力軸5に伝達して自動中の加速の
ために使用することができる。
また、上記減速時と同様に、フライホイールクラッチ1
9の接続前に、予め、可変速伝達手段18のブ・−り比
Poがその時点でのフライホイール7とエンジン1との
回転比NF /NEに対応したブーり比P+または最大
プーリ比PMAXにセットされるため、可変速伝達手段
18の回転軸6とフライホイール7との回転数の差を極
めて小さくして、フライホイールクラッチ19接続時の
ショックの低減およびクラッチ19の滑りによる加速性
の悪化防止を図ることができる。
9の接続前に、予め、可変速伝達手段18のブ・−り比
Poがその時点でのフライホイール7とエンジン1との
回転比NF /NEに対応したブーり比P+または最大
プーリ比PMAXにセットされるため、可変速伝達手段
18の回転軸6とフライホイール7との回転数の差を極
めて小さくして、フライホイールクラッチ19接続時の
ショックの低減およびクラッチ19の滑りによる加速性
の悪化防止を図ることができる。
さらに、フライホイールクラッチ19の接続後、可変速
伝達手段18のプーリ比Poが最終目標プーリ比PFに
向けてプーリ比変化スピードPsで徐々に補正され、自
動車の加速度が大きくなる程、プーリ比Poが小さくな
るとともにプーリ比変化スピードPsが速くなるので、
変速va4の入力軸5を自動車の加速度に応じて加速回
転させて自動車の加速応答性を高めることができる。
伝達手段18のプーリ比Poが最終目標プーリ比PFに
向けてプーリ比変化スピードPsで徐々に補正され、自
動車の加速度が大きくなる程、プーリ比Poが小さくな
るとともにプーリ比変化スピードPsが速くなるので、
変速va4の入力軸5を自動車の加速度に応じて加速回
転させて自動車の加速応答性を高めることができる。
このような減速エネルギーの再生状態において、フライ
ホイール回転数NFとエンジン回転数NEに可変速伝達
手段18の最小変速比としての最終目標ブーり比PFを
乗じた回転数NεXPFとが実質的に一致すると、フラ
イホイールクラッチ19がOFF作動して可変速伝達手
段18とフライホイール7とが切り離される。
ホイール回転数NFとエンジン回転数NEに可変速伝達
手段18の最小変速比としての最終目標ブーり比PFを
乗じた回転数NεXPFとが実質的に一致すると、フラ
イホイールクラッチ19がOFF作動して可変速伝達手
段18とフライホイール7とが切り離される。
その際、上記フライホイール回転数NFがエンジン回転
数NEと最終目標ブーり比PFとの積に一致するのは、
フライホイール7から変速814の入力軸5に伝達すべ
き有効な減速エネルギーがなくなるときであり、その時
点でクラッチ19が切り離されるために、フライホイー
ル7に蓄えられた減速エネルギーの再生状態を適切に判
定でき、減速エネルギーを有効に変速機4に伝達して自
動車の加速エネルギーに使用することができる。
数NEと最終目標ブーり比PFとの積に一致するのは、
フライホイール7から変速814の入力軸5に伝達すべ
き有効な減速エネルギーがなくなるときであり、その時
点でクラッチ19が切り離されるために、フライホイー
ル7に蓄えられた減速エネルギーの再生状態を適切に判
定でき、減速エネルギーを有効に変速機4に伝達して自
動車の加速エネルギーに使用することができる。
一方、自動中の減速時や加速時にフライホイールクラッ
チ19がON作動して可変速伝達手段18の回転軸6と
フライホイール7とが接続されている状態において、変
速機4のギヤ位置MがM=0のニュートラル位置に操作
されたときには、それに伴ってフライホイールクラッチ
1つがOFF作動して回転軸6とフライホイール7との
接続が切り離される。そのため、フライホイール7に回
収された減速エネルギーがエンジン1や変速機4等を駆
動するために無駄に費やされることはなく、回収エネル
ギーを自動車の駆動のために有効に利用することができ
る。
チ19がON作動して可変速伝達手段18の回転軸6と
フライホイール7とが接続されている状態において、変
速機4のギヤ位置MがM=0のニュートラル位置に操作
されたときには、それに伴ってフライホイールクラッチ
1つがOFF作動して回転軸6とフライホイール7との
接続が切り離される。そのため、フライホイール7に回
収された減速エネルギーがエンジン1や変速機4等を駆
動するために無駄に費やされることはなく、回収エネル
ギーを自動車の駆動のために有効に利用することができ
る。
また、フライホイール7部分の雰囲気温度Tεが設定温
度KTMAX以上に上昇したとき、あるいはフライホイ
ール回転数NFを検出する信号系が断線したときには、
直ちに上記フライホイールクラッチ19がOFF作動し
てフライホイール7が可変速伝達手段18から切り離さ
れる。そのため、フライホイール7のオーバーランや温
度上昇によるバーストを確実に防止できるとともに、自
動車の加速時や定常走行時にエンジン1の出力がフライ
ホイール7の駆動のために費やされるのを防いでエンジ
ン1の出力損失をなくすることができる。
度KTMAX以上に上昇したとき、あるいはフライホイ
ール回転数NFを検出する信号系が断線したときには、
直ちに上記フライホイールクラッチ19がOFF作動し
てフライホイール7が可変速伝達手段18から切り離さ
れる。そのため、フライホイール7のオーバーランや温
度上昇によるバーストを確実に防止できるとともに、自
動車の加速時や定常走行時にエンジン1の出力がフライ
ホイール7の駆動のために費やされるのを防いでエンジ
ン1の出力損失をなくすることができる。
また、上記フライホイールクラッチ19が焼き付いてフ
ライホイール7と回転軸6とが切離し不能な状態になっ
たときには、可変速伝達手段18のプーリ比Paが最小
プーリ比PM I Nにロック固定される。そのため、
フライホイール7の最高回転数を抑制してそのオーバー
ランを防止することができる。
ライホイール7と回転軸6とが切離し不能な状態になっ
たときには、可変速伝達手段18のプーリ比Paが最小
プーリ比PM I Nにロック固定される。そのため、
フライホイール7の最高回転数を抑制してそのオーバー
ランを防止することができる。
さらに、1記の如くフライホイール7が回転している状
態で自動車が停止し、その後、イグニッションスイッチ
27がOFF操作されてエンジン1が停止すると、上記
イグニッションスイッチ27のOFF操作に伴ってフラ
イホイールクラッチ1つがON作動し、減速エネルギー
回収用フライホイール7と可変速伝達手段18とが接続
される。
態で自動車が停止し、その後、イグニッションスイッチ
27がOFF操作されてエンジン1が停止すると、上記
イグニッションスイッチ27のOFF操作に伴ってフラ
イホイールクラッチ1つがON作動し、減速エネルギー
回収用フライホイール7と可変速伝達手段18とが接続
される。
一方、上記エンジン1の停止時には、通常、クラッチペ
ダルが戻し操作されてエンジンクラッチ3が接続状態に
なり、エンジン1と変速機4の人力軸5とが連結される
。その結果、イグニッションスイッチ27のOFF操作
によりフライホイール7が可変速伝達手段18を介して
エンジン1に連結されることになり、フライホイール7
に蓄えられたエネルギーがエンジン1の駆動エネルギー
として消費されてフライホイール7の回転が制動され、
遂には停止する。よって、イグニッションスイッチ27
のOFF操作後にフライホイール7が慣性回転するのを
なくして騒音や違和感が生じるのを防止することができ
る。
ダルが戻し操作されてエンジンクラッチ3が接続状態に
なり、エンジン1と変速機4の人力軸5とが連結される
。その結果、イグニッションスイッチ27のOFF操作
によりフライホイール7が可変速伝達手段18を介して
エンジン1に連結されることになり、フライホイール7
に蓄えられたエネルギーがエンジン1の駆動エネルギー
として消費されてフライホイール7の回転が制動され、
遂には停止する。よって、イグニッションスイッチ27
のOFF操作後にフライホイール7が慣性回転するのを
なくして騒音や違和感が生じるのを防止することができ
る。
尚、上記フライホイールクラッチ19は可変速伝達手段
18の回転軸6上に変えて変速1114の入力軸5上に
設けてもよい。また、駆動軸を変速機4の入力軸5に変
えて変速機4の出力軸で構成してもよく、いずれの場合
でち−L記実施例と同様の作用効果を奏することができ
る。
18の回転軸6上に変えて変速1114の入力軸5上に
設けてもよい。また、駆動軸を変速機4の入力軸5に変
えて変速機4の出力軸で構成してもよく、いずれの場合
でち−L記実施例と同様の作用効果を奏することができ
る。
また、上記実施例では、可変速伝達手段18として、2
つの可変プーリ8.13を備えたものを用いたが、ベル
ト部材17に対するガタ防止機構を設けた上で、プーリ
の一方を固定プーリとしたものを用いてもよく、上記実
施例と同様の作用効果を奏することができる。
つの可変プーリ8.13を備えたものを用いたが、ベル
ト部材17に対するガタ防止機構を設けた上で、プーリ
の一方を固定プーリとしたものを用いてもよく、上記実
施例と同様の作用効果を奏することができる。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明の車両の減速エネルギー回
収装置によれば、車両の加減速時に車両駆動軸とエネル
ギー回収用のフライホイールとを連結して減速エネルギ
ーの回収および再生を行う場合において、フライホイー
ルと駆動軸との間で動力伝達を行う可変速伝達手段の変
速比を車両の加減速度に応じて変化させるようにしたこ
とにより、可変速伝達手段の変速効果を有効に利用し、
車両の減速度が大きいときの可変速伝達手段の変速比を
大きくして、車両の減速エネルギーの回収効率を顕著に
向上させることができるとともに、車両の加速度が大き
いときの可変速伝達手段の変速比を小さくして、車両の
加速応答性を向上させることができるものである。
収装置によれば、車両の加減速時に車両駆動軸とエネル
ギー回収用のフライホイールとを連結して減速エネルギ
ーの回収および再生を行う場合において、フライホイー
ルと駆動軸との間で動力伝達を行う可変速伝達手段の変
速比を車両の加減速度に応じて変化させるようにしたこ
とにより、可変速伝達手段の変速効果を有効に利用し、
車両の減速度が大きいときの可変速伝達手段の変速比を
大きくして、車両の減速エネルギーの回収効率を顕著に
向上させることができるとともに、車両の加速度が大き
いときの可変速伝達手段の変速比を小さくして、車両の
加速応答性を向上させることができるものである。
第1図は本発明の構成を示す図である。第2図ないし第
7図は本発明の実施例を示し、第2図は減速エネルギー
回収装置の全体概略構成図、第3図は制御I装置の処理
機能におけるバックグラウンドルーチンを示すフローチ
ャート図、第4図は同エンジン回転数を検出するための
インタラブドルーチンを示すフローチャート図、第5図
は同減速エネルギー回収用フライホイールの回転数を検
出するためのインタラブドルーチンを示すフローチャー
ト図、第6図は同イグニッションスイッチOFF時のイ
ンクラブドルーチンを示すフローチャート図、第7図は
同一定時間の間隔毎に処理されるインタラブドルーチン
を示すフローチャート図である。 1・・・エンジン、4・・・変速機、5・・・入力軸、
6・・・回転軸、7・・・フライホイール、8,13・
・・可変プーリ、12・・・油圧コントロールユニット
、18・・・可変速伝達手段、1つ・・・フライホイー
ルクラッチ、25・・・制御装置、27・・・イグニッ
ションスイッチ、31・・・ブーり比vA!!!手段。
7図は本発明の実施例を示し、第2図は減速エネルギー
回収装置の全体概略構成図、第3図は制御I装置の処理
機能におけるバックグラウンドルーチンを示すフローチ
ャート図、第4図は同エンジン回転数を検出するための
インタラブドルーチンを示すフローチャート図、第5図
は同減速エネルギー回収用フライホイールの回転数を検
出するためのインタラブドルーチンを示すフローチャー
ト図、第6図は同イグニッションスイッチOFF時のイ
ンクラブドルーチンを示すフローチャート図、第7図は
同一定時間の間隔毎に処理されるインタラブドルーチン
を示すフローチャート図である。 1・・・エンジン、4・・・変速機、5・・・入力軸、
6・・・回転軸、7・・・フライホイール、8,13・
・・可変プーリ、12・・・油圧コントロールユニット
、18・・・可変速伝達手段、1つ・・・フライホイー
ルクラッチ、25・・・制御装置、27・・・イグニッ
ションスイッチ、31・・・ブーり比vA!!!手段。
Claims (1)
- (1)エンジンの出力を車輪に伝達する駆動軸により駆
動され、該駆動軸の回転を変速して減速エネルギー回収
用のフライホイールに伝達する可変速伝達手段を備え、
車両の減速時に駆動軸の回転を増速してフライホイール
に伝達し、フライホイールに減速エネルギーを回収する
一方、車両の加速時にフライホイールの回転を減速して
駆動軸に伝達し、フライホイールに回収された減速エネ
ルギーを再生するようにした車両の減速エネルギー回収
装置において、車両の加減速時、上記可変速伝達手段に
おけるフライホイール回転数の駆動軸回転数に対する変
速比を、車両の減速度が大きいときには大きくする一方
、車両の加速度が大きいときには小さくするように車両
の加減速度に応じて変化させる変速比調整手段を設けた
ことを特徴とする車両の減速エネルギー回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3123285A JPS61192964A (ja) | 1985-02-19 | 1985-02-19 | 車両の減速エネルギ−回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3123285A JPS61192964A (ja) | 1985-02-19 | 1985-02-19 | 車両の減速エネルギ−回収装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61192964A true JPS61192964A (ja) | 1986-08-27 |
Family
ID=12325663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3123285A Pending JPS61192964A (ja) | 1985-02-19 | 1985-02-19 | 車両の減速エネルギ−回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61192964A (ja) |
-
1985
- 1985-02-19 JP JP3123285A patent/JPS61192964A/ja active Pending
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